連休中に思わぬ失敗をして赤っ恥…!となると、何年も記憶に残ってしまうでしょう。今回は、女性たちが忘れたくても忘れられないと語る“ゴールデンウィークの失敗談”を、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。有給休暇の日を間違えた「飛石連休になっていた年のゴールデンウィークに、連休になるように有給休暇をとりました。ですが、仕事が立て込んでいてぼーっとしていたせいか、休みをとった日と仕事の日を間違えてしまいました。連休には旅行に行く予定にしていたため、出勤日だったのに旅先に向かっていたところ、同僚からのLINEで休日を間違えていたことが発覚…!すでに目的地に到着する目前だったのですが、慌てて電車を次の停車駅で降り、会社に向かいました。そのまま旅先に着いていても、ホテルの予約日を間違えていたので泊まれなかったでしょうし、どちらにしても大失敗。忙しいからといってカレンダーをきちんと確認しなかった私がいけないのですが、すっかり休日だと思い込んでいたので、本気で慌てた苦い思い出です」(34歳女性/IT)思い込みをしていると、あえて確認しないだけに、こういった失敗も招きがちですよね。同僚からの連絡がきっかけで早めに気づけたのは、不幸中の幸いといえるかもしれません。気になる男性からのデートを断ってしまった「特に予定もないゴールデンウィークを過ごしていたときに、気になっていた社内の男性から“今日、暇?”って誘われたんです。本当はすごく暇だったんですけど、軽い女性だと思われたくなかったのと、暇人だと思われるのも嫌だったから、予定があることにして誘いを断ってしまいました。すると、ゴールデンウィークが明けたあとに、その男性が社内の別の女性と付き合い始めたとの情報が…。あとから聞いた話だと、私がデートを断ったから、他の女性を映画に誘って、その女性と意気投合して付き合うことになったそうです。あのとき変な意地を張らないでデートに応じていれば、付き合っていたのは私だったのかも…と思うと、悔しくて仕方ありませんでした」(32歳女性/不動産)恋愛はご縁とタイミングが大きな要素ですので、チャンスを逃すと想定外の急展開を迎えるケースもあります。気になる男性からのお誘いは素直に受け止めたほうが、良い機運に乗れるかもしれません。ストック食品の整理をしたら体調不良に「とある年のゴールデンウィークに、特に予定もなかったので、ストックしていた食品を整理したんです。そうしたら、賞味期限切れのものがわんさか出てきました。あまりにも量が多かったので、そのまま捨てるのももったいないと思い、期限切れを承知で毎食食べていたら、ゴールデンウィークの終盤になって体調を崩してしまいました。食べたときにちょっとおかしな味がしたものもあったのですが、買い物に行くのが面倒で、片っ端から片付けてしまったのがやっぱりダメだったみたいです。面倒がらずに買い物に行って、ちゃんとした食事をすればよかった…。せっかくの連休だったのに、後半はお腹の調子が悪くて、何もできずに家で寝ていました」(31歳女性/音楽関係)賞味期限が切れた食品は、あまりにも日にちが経っているものは避けたほうが賢明でしょう。「もったいないから」と魔がささないよう気を付けたいものです。ゴールデンウィークには、長期休暇の高揚感と初夏の心地良い気候もあいまって、普段はしないような行動に出たり、うっかりミスをしてしまったりすることもあるのでしょう。判断力が鈍らないように、浮かれすぎには注意したほうがいいかもしれませんね。©PR Image Factory/Adobe Stock ©PR Image Factory/Adobe Stock文・並木まき
2024年04月26日有紗さん(仮名)は4年前、当時別の女性と結婚していた夫と不倫の末、妊娠を機に結婚しました。義母が息子の略奪婚を認めないことから、義実家との関係は必要最低限の交流にとどまっていたそう。しかしある日、息子の前で不倫について糾弾された有紗さんは、義母との対立が息子に悪影響を及ぼすことを恐れ、絶縁を決意。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、略奪婚をした30代女性の悲劇的な結末をお届けします。「不倫って何?」と興味を持つ息子義母から不倫の過去に関係する暴言を吐かれた有紗さん(仮名)は、帰りの車の中で息子から「不倫って何?」と聞かれ、答えに困ってしまったそう。有紗さんに対する義母の剣幕がすさまじかっただけに、息子はそんな義母の態度に怯えている様子も見せていたそうです。「息子からの“不倫って何?”の質問には、その場では適当にはぐらかしたのですが、何度ごまかしても息子は納得していない様子でしたね。その日、家に帰ってきた夫にも同じ質問をしていて、夫もはぐらかしていました。子どものことだから、義母とのその日の出来事はそのうちに忘れてくれるだろうと、そのときはあまり気にしていなかったのですが、数日経って再びこの件で我が家に問題が発生したのです」数日後、息子の幼稚園から有紗さんに連絡が入りました。息子が先生や友だちに「不倫って何?」と聞いてまわっているという話があり、幼稚園側も困惑している様子だったとのこと……。幼稚園やママ友にも略奪婚の経緯を知られ…「担任の先生からは、息子が幼稚園で“おばあちゃんがママに、また不倫しているんじゃないの?って聞いていた”という話をみんなにして回っていると聞かされ、私は頭が真っ白になりました。園長先生まで電話口に出てきて、“他の子たちに影響が及ばないよう、家庭でしっかり指導してくださいね”と言われてしまい、その場では“はい”と返事をして、幼稚園からの電話を切りました」しかしそれからすぐに、有紗さんは先生やママ友から距離を置かれていると感じるようになり、ママ友たちも全員が、子どもづたいに事の顛末を聞いたのだろうと察するような、よそよそしい態度に変わっていったとのこと。有紗さんは幼稚園で、だんだん肩身が狭くなっていったそうです。「そんな毎日に私がうんざりして、最終的には幼稚園に通いづらくなり、別の幼稚園に移ることに決めました。事情を知らない息子は、先生や友だちと離れるのが嫌だと何日間も大泣きしていたのがツラかったです。過去の不倫について、自分が責められるならまだしも、それが息子まで苦しめてしまったことを心苦しく思っています。いまさら過去を消すことはできないからどうしようもないのですが、不倫からの略奪婚でなく普通の結婚だったら、私も息子もこんな思いをすることはなかったんだな……と思うと、自分が過去にしたことの罪の重さを、今になって痛感します。義実家と距離を置いたとしても、これから先もきっと義実家は私を認めないでしょうし、これは一生ついて回る話なのだなと、現実を受け止めているところです……」不倫をしているときには、略奪婚に成功すれば幸せな毎日が待っていると錯覚しがちです。しかし、結婚をしたからといって過去が帳消しになるわけではありません。人の道に外れる行為をすれば、その先長い期間にわたって、その罪を背負って生きていくことになるのでしょう。©yamasan/Adobe Stock文・並木まき
2024年04月19日略奪婚をした女性は、結婚してから何年経っても、義実家から認めてもらえないケースも珍しくありません。子どもが生まれて表面的には穏やかな家庭を築いているように見えても、略奪婚の過去が重くのしかかっていることも……。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、略奪婚による厳しい現実に直面した30代女性のエピソードをお届けします。義実家が認めてくれないまま何年も経過有紗さん(仮名)は4年前に、妊娠を機に結婚。夫は当時、別の女性と結婚していたために有紗さんとは不倫関係でした。有紗さんの妊娠については関係者間でドロ沼の様相で揉めたものの、最終的に夫は当時の妻と離婚して、有紗さんと再婚したそうです。「私は略奪婚をした背景があるので、最初からずっと義実家によく思われていません。現在でも、必要最低限の交流にとどまっています。でも、義父母ともに孫のことはかわいがってくれていて、息子も懐いているので、義実家には息子だけで定期的に泊まりには行っていたのです。ところが、いつものように息子だけが義実家に泊まりに行ったある日を境に、義実家と私の関係はさらに悪化し始めました」その日は、義実家に泊まりに行く息子の迎えをいつも担当していた夫が忙しく、仕方なく有紗さんが向かうことになったのだとか。有紗さんは、義母と普段からほとんど会話がなく、会えば毎回何かしら不倫や略奪婚の過去に絡めて嫌味を言う義母を、なるべく避けていたそうです。「短時間とはいえ義母と顔を合わせなくてはいけないので、“今回も何か言われるんだろうな”と憂鬱な気分で義実家へと向かいました。案の定、その日もすぐに“服装が派手すぎる、母親がする格好じゃない”“また不倫してるんじゃないの?”などと暴言を口にしてきました。いつもなら我慢をするのですが、その日は息子の前で言われたので、私も腹が立って。義母に“やめてください!”と、大きな声で言い返したんです。すると義母はヒートアップして、私に対して“不倫女!略奪しておいて図々しいのよ!”などとさらに暴言を吐いてきて、収拾がつかなくなりました」義母と絶縁する決意このまま義母と一緒にいても息子に悪い影響が出るだけだと感じた有紗さんは、怒りながらすぐに義実家を後にしたそうです。しかし帰りながら、「不倫の過去は、何年経っても消えないのだな」と深く落ち込んだと言います。「世間的に後ろ指をさされることをしたのは自分なのですが、すでに結婚をして子どもまでいるのに、まだ過去のことを背負わなくてはいけない現実に、吐き気がしました。結婚をした最初の頃は、義実家との関係も時間が解決してくれると思っていましたが、息子がある程度の年齢になっても義母は私の存在を認めないのです。その日の帰り道では、もう義実家とはこれをきっかけに決別するしかないのかなと考え始めていました。息子には悪いけれど、義実家と付き合っていたら私のほうがダメになってしまうなって思って……。しかも帰りの車の中で、息子から「不倫って何?」と聞かれてしまい、なんと言えばいいか、答えに困りました……」不倫の末に結婚に至った事実を義実家が知っていれば、新たに妻となった女性への心象は悪くなりやすいのも現実でしょう。時間が解決してくれて、いつかは穏やかな生活が送れると期待をしていても、義実家の態度によっては結婚後もずっと不倫の罪を背負い続ける生活を送るパターンは珍しくありません。©maru54/Adobe Stock ©buritora/Adobe Stock文・並木まき
2024年04月19日お笑いタレントのなかやまきんに君(45)が16日、都内で行われたライフネット生命保険主催のイベント『認知症とともに生きる2024』に参加した。日本は2025年に約800万人いる団塊の世代が後期高齢者(75歳)となり、国民の4人に1人が後期高齢者という超高齢化社会を迎える。これを受け、ライフネット生命保険は1日、エーザイとの共同開発によって、認知症や軽度認知障害の早期発見・早期治療をサポートする認知症保険「be」の発売を開始した。イベントでは、エーザイの内藤景介常務や認知症専門医の岩田淳氏が、認知症エコシステムや認知症治療の現状について解説。その後きんに君が登壇し、認知症やその予防方法に関するクイズやエクササイズに挑戦した。きんに君は認知症について「介護が必要なイメージ。高齢者の方…60歳くらいから患う病気なのかなと思っていました」と伝えると、岩田氏から「症状が出始めるのはそのくらいの年代の方が多いですが、脳の中で起こる変化としては40歳くらいから始まっている可能性がある」と解説され、現在45歳のきんに君は「僕自身もそうですし、周りにも40代の方が多いので、もしかしたら…ということですね」と真剣な表情で耳を傾けていた。「認知症」と診断される以前から徐々に進行していく脳の変化。きんに君は「僕の親の世代は80代前ですけど、ちょっと物忘れが激しくなっていても『歳のせいだから』と言うことが多いですし、日常生活で物忘れっていうのはよくあることなので、『これだ』というのはつかみにくい」と、日々の生活の中で自覚することの難しさを伝えた。クイズコーナーでは「認知症予防に適した食材」を問われ、「1.赤みのお肉」と「2.白身のお魚」の2択から魚を選択。「魚の脂には必須脂肪酸などが豊富に含まれていて、抗酸化作用などもあるのできっと効果があるんじゃないか…」と予想し、見事に正解。見立てもおおよそ正しいと絶賛され、「僕、お笑い以外では褒められることがあるんです」と誇った。続いて、「認知症予防として毎日やるべきことは?」という問いに対して、「1.毎日パワーと叫ぶ」「2.30分の運動」という“わかりやすい”選択肢が用意されると、「ありがとうございます。これはもう…30分の運動です!」と答え、「目先のお笑いに手を出すよりも、マジメに答えさせていただきました」と再び胸を張る。しかし、岩田氏から「『パワー』が効かないというデータはないので、完全に否定することはできませんが…(笑)」と水を向けられた結果、登壇者全員を巻き込んだパワー合戦が繰り広げられた。この状況を受け、ともに登壇したライフネット生命保険の森社長は、「正しい知識のもとで盛り上がってうれしい反面、これでいいのだろうかという気持ちもあります(笑)」と主催者として複雑な胸中を吐露する中、きんに君は「僕はお笑いでスベってしまうことも予防したい。きょうの自己採点は…厳しく言わせてもらって98点」とにっこり。「お笑いをやっている以上、スベってしまうことがある。ライフネットさんには、ぜひスベり保険を作ってほしい。そうすれば安心して舞台に立てる」と期待した。
2024年04月16日お笑い芸人のなかやまきんに君(45)が10日、都内で行われた『DMM英会話 新価格戦略発表会』に出席。2006年から4年半に及ぶ「アメリカ筋肉留学」の経緯を語った。「DMM 英会話」の新プラン提供とプラン価格刷新に合わせて、アンバサダーに就任したきんに君。その理由について、DMM英会話CMO・増田淳氏が「肉体の強化のみならず、英語力も大変ストイックに強化されていて。英会話についても筋トレ同様継続することが大切なので、そこを目指すDMM英会話の魅力を一緒に広めていってほしい」と説明した。きんに君は英語学習のきっかけとして、06年から4年半に及ぶ「アメリカ筋肉留学」を挙げ、留学に行った理由について説明。「1つは、ロスの西海岸で通称“マッスルビーチ”といわれている、野外にジムがあったり、バスケットコートがあったり、ボクシングのサンドバックがあったりするところがあるんです。僕はトレーニングを始めた17歳のころに『筋肉雑誌』で見て、その時に『こんな世界があるのか、住んでみたい』と思いました。もうひとつは、ハリウッドもあるので、テレビや映画のオーディションも受けに行くということでした。マッチョの人とコミュニケーションもとりたいし、オーディションも受けたいということで英語勉強のきっかけになりました」とその理由を明かした。憧れではあったものの、高校卒業後10年間英語から離れていたといい、「イチから勉強しないといけない状況だったんですが、まだ20代でしたし、いろんな経験をしたいな」と熱い気持ちを持って渡米。現地では、英語の勉強とともに、「自分で英語のみのコメディショーを開いたり、映画を作って上映したり、テレビ、映画、CMのオーディションを受けました」とさまざまなことに挑戦。「もちろん全部英語なので、自分のネタを全部英語にして覚えなおしたり、オーディション用の英語を勉強したりしていました。筋肉留学は学生ビザで5年間だったので、カレッジを卒業したタイミングだったんですけど、僕の中では、『まだ、アメリカへの挑戦は終わっていない』という感じですね」と、自身の挑戦がまだ続いていること語った。MCから「(ここまでの話を聞いて)あらためてすごい人なんだなと思いました」とコメントされると、「ありがとうございます。お笑いの方では褒められたことないんですけどね」と自虐的に返し、会場からも笑い声が起こった。
2024年04月10日お笑い芸人のなかやまきんに君(45)が10日、都内で行われた『DMM英会話 新価格戦略発表会』に出席。4年半に及ぶアメリカ筋肉留学の経験から英語学習の極意を語った。「DMM 英会話」の新プラン提供とプラン価格刷新に合わせて、アンバサダーに就任したきんに君。今回、アメリカ筋肉留学を経て身につけた英語力を生かし、特別講師として英語のレッスンを披露。スクリーンに表示された英文を流ちょうに読み上げ、レクチャーした。その後、「きんに君に聞く!英語学習の極意」と題し、DMM英会話CMO・増田淳氏、同事業責任者・坂根健太郎氏とトークライブを実施。増田氏が、「肉体の強化のみならず、英語力も大変ストイックに強化されていて。英会話についても筋トレ同様継続することが大切なので、そこを目指すDMM英会話の魅力を一緒に広めていってほしい」と、アンバサダー就任の経緯を語ると、きんに君も「大変うれしく思います。英語、筋トレだけでなく、『パワー』『ヤー』のみで24年継続しています。そういうところも評価していただきうれしく思います」とコメントした。また、英語学習のコツについて聞かれると、筋肉留学初期のエピソードとして「仲間たちと会話をしているなかで、帰り際に(次会うとき)『スニーカー』を持ってきてと言われたんですが、お菓子の『スニッカーズ』を人数分持って行ったんです。周りからは『オーノー、勘弁してくれよ』と言われました(笑)」と失敗した話を披露。一方で、「自信なく引きこもっている方がよくない。伝えようと思って入っていくことが大事」とし、「長い目で見て、失敗を恐れずに、最初は失敗するのが前提でスタートすると、途中でやる気がなくなることもない。ハードルを下げて挑戦してほしい」と語った。
2024年04月10日新年度が始まり、職場に新人が入ってきたという人も多いでしょう。しかしそれが、困った言動を繰り返すモンスター新人の場合もあるようです。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、みんなが扱いに困ったという「モンスター新人のエピソード」をピックアップしてお届けします。すぐに親を出す「親が同業の中小企業を経営している、という新人が入ってきたことがあったんです。彼は先輩や上司から受けた指示に納得がいかないと、すぐに『親に聞いてから判断します』と言うので、扱いにはかなり困りました。その新人は将来的には実家の家業を継ぐ予定で、何年かは修行のためにとうちの会社に新卒で入ってきたらしいのですが…。コネクションで入社をしたのか、平然と“親”を出してくる機会があまりにも多すぎて、職場ではかなり嫌われていました。仕事ができればまだマシでしたけど、まったく機転も効かない人で、入社後すぐに職場の“お荷物”になっていましたね。本当は5年くらい勤めるつもりだったらしいのですが、1年と持たずに退社をして、親の会社に入ったと聞きました」(36歳女性/製造)修行という名目で入社してくる新人のなかには、こういった勘違いタイプもいるのでしょう。周囲が困惑していることにすら気が付かず、勘違い路線を突っ走るケースも少なくないようです。結果主義すぎる「とある新人が私の直属の部下になったときの話です。その新人は、やけに“結果主義”を掲げている人で、仕事は結果さえ出していれば、あとは何をしてもいいという価値観の持ち主。ところが、まだ新人だから結果なんて話にはならず、まだまだ仕事を覚えなくてはいけない時期なのに、デスクではSNSをやりまくり、平然とネットサーフィンまでしているというトンデモない勤務態度でした。見るに見かねて私が注意をしたところ『早く仕事で結果を出したいのに、指導ばかりで現場に出してもらえていない』と逆ギレされ、収拾のつかない事態に…。もちろん職場では『困った新人が入ってきた』という雰囲気が強く、私は同僚からも同情されましたが、何度指導をしても態度は変わりませんでした。そのうちに別の会社に転職をしていきましたけど、うちの職場にいるあいだ、その新人が“結果”を出したことは一度もなかったです」(35歳女性/サービス)結果を出さないのに結果主義者な人は、さぞ厄介な存在でしょう。口が達者な新人がこのタイプだと、指導する側は苦労しても無理はありません。スーパーポジティブ「私の後輩に、スーパーポジティブな新人がいました。仕事に関する指導や注意をすると『勉強になります!』と返事だけはいいのですが、注意された内容を改善してもらえなくて、とても苦労しましたね。どんな話をしても返事だけはよく、思考もスーパーポジティブで、自己啓発に沼っている雰囲気の人でした。口答え等は一切ないものの、むしろそのせいでその人が何を考えているのかまったくわかりませんでした。失敗をしても落ち込むことなくポジティブな姿勢は評価に値したのかもしれません…。まったく改善を伴わない表面だけのポジティブさだったので、仕事に良い影響が出ているようには見えなかったです」(38歳女性/メーカー)ポジティブなことが、必ずしもプラスに働くとは限りません。注意されている内容を聞き流し、ポジティブでいることだけを重視する態度では、返事だけがよくて中身が伴わない仕事ぶりになってしまいがちでしょう。モンスター新人が身近にいると、頭を悩ませるタネにもなりやすいですよね。相手がモンスターであるほど、指導をしても“糠に釘”といった状況になりやすいだけでなく、強い被害者意識から「パワハラ」と騒ぎ出すパターンもあるため、扱いに困る事例は決して少なくないようです。©健二 中村/Adobe Stock ©japolia/Adobe Stock文・並木まき
2024年04月08日新学期や新年度が始まる4月は、環境の変化によって思いもよらなかった出来事にも遭遇しがちかもしれません。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、恥ずかしすぎて記憶に残っている!という「新年度の失敗談」をご紹介します。おかしな敬語で評価がダダ下がり「私は学生時代から上下関係のない環境を好んでいたので、敬語を含めて目上の人と接する機会がとても少なかったんです。だから、社会に出てから敬語の使い方や目上の人に対する態度がわからなくて苦労しました。新卒で入った会社では『マナーのない人だと思われたくない!』と思い、マナー関係の本を読み漁って完璧な状態で臨んだはずだったのですが…。誰に対しても『さようでございますか』『おっしゃるとおりでございます』などときちんとした敬語を使っていたところ、『あの子はよそよそしくて扱いにくい』『言葉に心がこもっていなくて、話していて疲れる』などと、影で評価がダダ下がりになっていたことを知りました。敬語についてよくわかっていなかった当時の私は、最上級の言い回しと思われる言葉を使っておけば間違いない!と信じていたのですが、敬語にもニュアンスや種類があり、TPOに応じて使い分けるべきなのだと後になって理解しました。今思い返しても、あの頃の私の敬語は不自然だったし、笑われても仕方ないなって思います(笑)。思い出すだけで恥ずかしいです」(30歳女性/メーカー)敬語の使い方は、慣れないと不自然になってしまいがち。敬語の種類は多いので、自分では丁寧に完璧な敬語を話しているつもりでも、周囲が違和感を覚えてしまう言い回しを使っていると、かえって評価が悪くなる場合もあるのでしょう。付け焼き刃ではない、最低限のマナーはなるべく早めに習得しておきたいですね。慣れないスーツに経血のシミが…「社会人になるまではスーツなんてほとんど着たことがなくて、いつもスウェットなどゆるめのファッションでした。だからスーツのときに気をつけるべき点もわかっていなくて、月経中に白いスーツを着て出勤し、お尻に血のシミがついてしまったことがあります(泣)。ダークカラーのルーズなズボンなら血が目立つことはほとんどなかったのに、淡い色のピタッとしたボトムスだと、ちょっと漏れているだけですぐにシミが目立つんだな…とびっくり。長時間トイレに行けない仕事だったので、月経用品を替えるのに時間がかかってしまっていたのも原因かもしれませんが、まさか自分が血のシミをつけて歩いているなんて思ってもいなかったから、ものすごく恥ずかしい思い出です。それ以来、月経の日には淡い色のボトムスは一切穿かなくなりました」(29歳女性/サービス)月経のときに着慣れない服を着ていると、予想外のアクシデントに見舞われることも。仕事によっては座りっぱなしだったり、頻繁にトイレに行けなかったりと、より注意しなければならないのでしょう。みんなと仲良くしようとしたら男好きの噂が…「新卒で新しい会社に入ったばかりの頃、誰からも好かれたくてみんなと仲良くしようと張り切っていた私は、男女関係なく誰にでもニコニコして軽いスキンシップもしていました。すると、しばらくしてから『あの人は男好き』『既婚者にもスキンシップをするから危険』などと、変な噂が流れ始めてしまったんです…。その会社はどちらかというと真面目な社風で、社員同士のコミュニケーションは仕事の話題のみという感じの人が多かったから、積極的に周囲と関わろうとする言動が浮いてしまったのかもしれません。まさか自分が男好きのレッテルを貼られるなんて思ってもいなかったので、すごくショックでしたね。それから10年以上経った今は、もう別の会社に転職しましたが、その会社にいるあいだは白い目で見られ続けたので、今思い出しても私にとっては嫌な思い出です」(35歳女性/IT)親近感を持ってもらいたくてフレンドリーに接していても、シチュエーションによっては違和感を招く場合があります。独りよがりにならないように、周囲との距離感をはかることが大事なのでしょう。環境が変わる人も多い4月は、期待に胸を膨らませる人も多いタイミングです。しかし張り切りすぎて空回りをしてしまうと、失敗につながりがちなのも確かでしょう。後から振り返っても笑い話にならないような思い出は、なるべく避けられるように気をつけたいですね。©ponta1414/Adobe Stock ©taka/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月28日中顔面を短縮すると美人に見えやすいとされています。難しいテクニックを使わなくても、普段のメイクに「ちょい足し」をするだけで、ポイントを押さえた中顔面短縮メイクができますよ。時短美容家の並木まきが、大人世代の小顔メイクに使えるテクニックを3つお話します。1:鼻の下に濃い色でシェーディングを入れる並木まき鼻の下に濃いブラウンカラーでシェーディングを入れると、鼻の先が引き締まり、鼻から上が持ち上がったような視覚効果が期待できます。顔の中央にあたる鼻まわりのなかでも、鼻下部分が短く見えると、顔のパーツが全体的に上がったような印象が狙えますよ。時間をかけずに中顔面短縮を叶えたいなら、小さめのブラシの先にブラウン系カラーをとり、鼻の下に軽く馴染ませるだけでOK。たったこれだけでも雰囲気はガラリと変わるはずです。2:上唇のサイドに口角を上げる隠しライン並木まき中顔面短縮メイクではオーバーリップが定番です。しかし大人世代の場合、いきなり口紅をオーバー気味に塗ると、アンバランスな仕上がりになることもありますよね。そこで使いたいテクニックが、リップライナーを使った隠しライン。上唇のサイド部分、ちょうど「口角」のあたりに、唇がふっくらとした見た目になるようにラインを描きます。こうすることで、人中と呼ばれる鼻の下の余白が狭くなり、顔の重心がキュッと中央に寄っているように見えて、中顔面の短縮効果が期待できます。また、大人世代は唇が貧相だと老け見えを招きやすいですが、口角をふっくらと仕上げると若見えにもつながりますよ。3:唇の下にもシェーディング並木まき唇の下にもシェーディングを入れて唇を立体的に仕上げるのも、中顔面を短く見せるテクニックの一つ。大人世代にとっては、若々しい印象を演出しやすいのも嬉しいポイントです。やり方は、鼻の下にシェーディングを入れたときと同じサイズのブラシを使って、下唇の下の中央あたりに軽く影を入れるだけでOK。唇の印象に厚みが出て、下がり気味だった重心が中央に寄っているように見えやすくなります。オーバーリップが苦手な人も、このテクニックなら自然なふっくら感をプラスできますよ。さいごにアラフォー以上の大人世代は、わざとらしい中顔面短縮メイクをすると痛々しく見えないか心配ですよね。自然に見えるちょい足しテクニックなら、普段のメイクを簡単に格上げできて習慣にもしやすいはず。よろしければ試してみてくださいね。©japolia/Adobe Stock文/並木まき
2024年03月25日学生時代から異性関係に悪癖をもっている友人・優菜さん(仮名)を警戒しながらも、完全に距離を置かずにいた佳奈さん(仮名)。結婚した際、披露宴に優菜さん(仮名)を呼ぶことになったそうですが、「絶対に夫に近寄らせたくない」と思ったそうです。古い友人によって亀裂が入った夫婦関係に頭を悩ませる20代女性のエピソードを、メンタル心理カウンセラーの並木まきがお届けします。夫の密会現場を目撃佳奈さんが結婚をして1年ほど経ったころ、どことなく夫の様子がおかしいと感じ始めたとのこと。表面上は穏やかな生活が続いていたそうですが、「夫は不倫をしているのではないか」と疑うような行動もどんどん増え、内心では落ち着かない毎日になっていたと佳奈さんは当時を振り返ります。「まだ結婚して1年くらいでしたし、まさか不倫ではないよね?と思いながらも、やっぱり夫の様子がおかしくて…。不安を感じていたある日、夫が『残業で遅くなる』と連絡をしてきたので、私は衝動的に夫の身辺調査をすることにしました。会社の前で待ち伏せをしていると、夫は会社を出てからレストランへ向かったんです。ガラス張りのおしゃれなお店だったので、外から見ることができてラッキーだったのですが…。そのレストランで夫を待っていたのは、披露宴のとき以来、しばらく連絡を取っていなかった優菜でした」優菜さんはかつて婚約中の男友だちを寝取った経験があり、それを悪びれもなく話してくるようなタイプ。披露宴でも、夫に近寄らせないようにと思っていたそう。そのため二人の姿を見つけたときには、「なんで夫と優菜が!?」と軽いパニックになったと語ります。関係修復が難しいほど亀裂の入った夫婦関係「思わず密会現場に乗り込むと、夫は慌てて平謝りして、『優菜ちゃんと二人きりで会ったのは今日が初めてだから!』と叫びました。優菜は落ち着いた様子で、『なに慌ててるの?別に食事くらい良くない?』という態度。私が二人を責めても埒が明かない状態でした。自宅に帰ってから夫を問い詰めてみると、優菜が私の結婚式で夫を見てから、SNSのDMを通して徐々に夫に対してアプローチし、接触をはかったことを知ったんです。もちろん、夫にはその場で優菜のSNSアカウントをブロックしてもらって、二度と連絡をとらないと約束させました」その後、佳奈さんは優菜さんと一切の関係を絶ったとのこと。それとなく共通の友人に優菜さんの近況を聞いてみると、いろんな人とトラブルを起こしていることもわかったそうです。「今はとりあえず、夫との関係修復を目指しています。でも、あの場で安易に乗り込まずに、不倫の証拠を掴んでから離婚しても良かったのではないか…と思う日々を送っています。このときの一件以来、私は夫への愛情が急激に冷めてしまい、経済的な理由だけで一緒にいるような感じなので、子づくりをする意欲も湧きません。こんな関係になるなら、不倫の証拠を掴んで、二人にしっかり慰謝料を請求して、そのお金で新生活を始めたほうがよかったんじゃないか…とすら考えてしまいます」夫婦間の信頼関係は一度壊れてしまうと、修復するのは並大抵のことではありません。言葉では「やり直したい」と伝えていても、気持ちがついてこないケースも多いのでしょう。©peach100/Adobe Stock ©kei907/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月24日男癖が悪い友人がいると、自分の生活が脅かされることもあります。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、異性関係がだらしない友人のせいで不穏な人生を歩むことになった20代女性のエピソードをお届けします。古い友人を家に泊めコロナ禍が明けた後、久しぶりに会った学生時代の友だちと飲んでいたという佳奈さん(仮名)。遠くに住む友人の終電がなくなってしまい、二人の友人を家に泊めることにしたそうです。そのとき自宅に来た女友だちの優菜さん(仮名)と男友だちのエイジさん(仮名)がまだ飲み足りないと盛り上がっているなか、佳奈さんは途中で寝落ちしてしまったとのこと。実はこの日こそ、将来の佳奈さんを不安に陥れる前兆だったと振り返ります。「翌朝起きたときには、二人ともいつも通りだったので気にしていなかったのですが、それからしばらく経って、優菜とエイジが付き合いだしたことを知りました。でも、エイジは他の女性と婚約していたはず。つまり優菜が婚約者からエイジを寝取った形で交際したということなんです。実際に優菜から話を聞いてみると、私の家に泊めたときに関係を持ってしまったと言われて、気持ちが悪くなりました」優菜さんに対して呆れた感情を強く抱いたという佳奈さんは、それから優菜さんとは距離を置き始めたとのこと。しかし、それからすぐに佳奈さんの結婚が決まり、優菜さんを渋々披露宴に呼ぶことに決めたそうです。男癖の悪い女友だちへの不安は杞憂に終わったように見えたが…「学生時代に仲の良かったグループの人たちを招いたので、優菜だけ呼ばないのも不自然だと思って招待状を出しました。でも、もともと優菜は男好きで、彼女持ちの男性にもガンガンアピールするタイプ。披露宴には呼びましたが、絶対に夫に近寄らせたくありませんでした…。友人としては悪い子ではない、と思っていたのですが、エイジとの件があったのでもう関わりたくないと強く感じましたね」トラブルを招く人物とは適切な距離を置きたいものですが、相手が自分の周囲に関心を向けている場合には、逃げきれないことも。少しでも危険を感じる人には、最初から深入りしないほうが賢明でしょう。©buritora/Adobe Stock ©maru54/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月24日3年以上の不倫を清算し、婚活をスタートさせたところ、トントン拍子に結婚へと至ったという32歳の美優さん(仮名)。入籍までは順調に進むも、結婚式の準備を始めたところで過去の不倫が義母にバレてしまい、状況が激変します。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、過去に不倫歴がある32歳新婚妻の悲劇的な末路をお届けします。義母の友人が元不倫相手の知り合いで波乱の展開に着々と結婚式の準備を進めていた美優さんですが、あるとき義母に呼び出され、“あなた、不倫していたの?”と言われます。実は義母の友人が、美優さんの元不倫相手と知り合いだったことから、義母に美優さんの過去の不倫歴がバレてしまったのだとか…。「義母は会社を経営していて、交友関係がとても広い人。若者をターゲットにした商売をしているので、息子と変わらない年齢の友人も多いんですよ。結婚が決まってから、義母は息子の結婚式の準備について親しい友人たちに相談していたそう。私たちの写真も見せながら話をしたところ、なんと義母の友人の一人が、私の元不倫相手の男性と繋がっている人だったみたいで…。その人が義母に対して、私が過去に不倫をしていたことをバラしてしまったのです」その後、美優さんは義母から呼び出しを受けて向かうと、鬼の形相で「不倫をするような人だとは思わなかったわ。息子を騙したのね!」「あなたを息子の妻とは一切認めません」と一方的に告げられました。そして目の前でLINEをブロック、電話も着信拒否に設定されてしまったとのこと。美優さんが必死に謝っても、義母は聞く耳を持たなかったそうです。妻の不倫歴を知った夫から「離婚してくれ」と…美優さんの不倫歴はすぐに夫の耳にも入ったそう。義母と会った日の夜、夫は「式を挙げる前でよかった。今ならまだ間に合うから、申し訳ないけれど離婚をしてほしい」と、美優さんに土下座をして頼んできたそうです。あまりにも急な展開に、美優さんはどうしていいかわからず、夫との話し合いでもひたすら謝り続けることしかできなかったと振り返ります。「夫は将来的に義母の会社を継ぎたがっていたので、義母が認めない女性とは結婚生活を続けることはできないと判断したようでした。どんなに謝っても離婚の意思を変えてはもらえず、『過去のことだから、母さんの知り合いが繋がっていなければまだよかったけれど、母さんが知ってしまった以上は続けられない』と、夫は極めて冷静に頭を下げてきました。そんな夫の姿を見ているうちに、私もだんだん『あぁ、これは本当にダメなんだ。もう今からどんなに謝っても、過去は消えないし許してはもらえないんだ』と悟りました。夫の希望通り、その翌週には離婚届を提出して夫婦関係は終了しました」二人で借りた新居には夫が住み続けることが決まり、「新生活の準備で必要だろうから」と、結婚式のために貯めていた二人の貯金はすべて美優さんに渡してくれたそう。そのおかげで、離婚後はすぐにアパートを借りて新生活を始められたと美優さんは言います。「悪いのは私なのに、離婚後の生活の心配までしてくれるような優しい男性との結婚を、自分の過去のせいでダメにしてしまったのが情けなくて仕方ありません。不倫さえしていなければ、今ごろは夫とも義実家ともいい関係をキープできていたんだろうなと思うと、過去の自分の行動は本当に愚かでした…。今もまだ結婚生活が終わってしまった事実を受け止めきれない毎日ですが、もう二度と不倫なんてしないし、いつかはまた優しい男性とご縁があって再婚できればいいなと思います」過去の不倫歴は別れてしまえば関係ないと思いがちですが、美優さんのケースのように「世間は狭い」としか言えないような展開で、とんでもない事態を引き起こすことも。将来の自分を苦しめないためにも、不倫には絶対に足を踏み入れるべきではないでしょう。©buritora / PIXTA(ピクスタ) ©naka/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月17日過去に不倫をしていても、適齢期を迎え、まっとうな恋愛や婚活へと舵を切る女性もいます。しかし晴れて婚活が実って結婚したのちに、過去の不倫が影響して、予想もしなかった展開へと見舞われるケースも…。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、新婚早々に過去の不倫が影響してとんでもない事態に陥った30代前半女性のエピソードをお届けします。3年間の不倫の末に婚活を決意美優さん(仮名)は、7歳年上の男性と3年半もの間にわたって不倫をしていたそう。31歳のときに「このままでは結婚できないかも」と考え、不倫から足を洗って婚活を開始したところ、努力の甲斐もあり半年でゴールインが決まったそうです。「不倫をやめて婚活を始めてからは、いろいろなことがトントン拍子で進みました。私が不倫をしていたことは、ごく親しい友人の数名しか知らなかったので、『結婚したいから誰か紹介してほしい!』と周囲に頼みまくり、そのなかで出会った一人の男性とお付き合いを始めたんです。彼も結婚を意識していたので、交際4か月目でプロポーズを受け、半年後には入籍を済ませました」もともと年上好きな美優さんは、夫となる男性が8歳年上であることも気に入った理由だったとのこと。結婚が決まった当時は「こんなに早く結婚が決まるなら、もうちょっと不倫を楽しんでから婚活をしても遅くなかったかも」と、調子に乗ったことまで考えていたと振り返ります。入籍までは極めて順調に進むも… 結婚式の話が出てくると事態は急変結婚が決まったのが早かったこともあって、美優さんと夫には十分な結婚資金がなかったそう。まずは入籍を先行させて、結婚式は1年後にしようと話し合い、新生活準備に重点を置いて新婚生活をスタートしました。新居を借りて家具や家電を買い揃えると、あっという間に二人の貯金は底をついたそうですが、お金がないことが苦にならないくらい、毎日が新鮮で楽しかったそうです。「安定した愛情を注いでくれる夫にはとても感謝をしていましたし、贅沢はできなくても、人並みに結婚をできたことがとても嬉しかったです。貯金が底をついてからは、前よりも貯金のペースを上げて節約生活を楽しみながら、1年後の結婚式に向けて二人でせっせとお金を貯めました。ある程度、貯金が貯まってきたところで、『そろそろ結婚式場の下見やドレス選びもゆるっと始めたいね』という話に。彼のご両親や私の両親も巻き込んで、式の準備を始めました」結婚式や披露宴、新婚旅行の準備を進めるのは、幸せに溢れた時間だったと当時を語る美優さん。しかし祝福に溢れた時間はそう長くは続かなったそう。「ある日から、義母の態度がよそよそしくなったんです。何かしてしまったのかな?と不安に思いながら過ごしていると、義母に呼び出されました。そして開口一番に、“あなた、不倫していたの?”と。誰かから聞いたのか、私の不倫歴が義母にバレていたんです。義母の言葉を聞いて、目の前が真っ暗になりました。絶対にバレないと思っていましたが、悪いことはできないものですね。このときにようやく、不倫なんかするんじゃなかったと強く後悔しました…」不倫の過去を清算したつもりでいても、あとになってから過去が影響して災いが降りかかるケースもあります。自業自得な結果を招いてしまえば、後悔してもしきれません。せっかく掴んだ幸せも、過去の不倫のせいで台無しになるリスクがあると言えるでしょう。©maroke/Adobe Stock ©yamasan/Adobe Stock文・並木まき
2024年03月17日不倫経験のある人は、何度でも繰り返すパターンが少なくありません。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、何度も不倫をしている女性たちにありがちな理由に迫ります。経済力と自由な時間が魅力的で抜け出せない「私は20代の頃から、ずっと不倫を重ねています。独身の男性と付き合ったこともあるけれど、なかなかうまくいきませんでした。既婚者の彼氏は、経済的に余裕がある人が多いのでチープなデートはしないし、家庭があるからベタベタと一緒にいる必要もなく、恋愛のいいところだけを味わえるので、どうしても抜け出せなくなってしまうんです。恋愛や結婚のためにキャリアを犠牲にしたくない私にとっては、不倫のほうが合っているのかもしれないなって…。もう30代後半なので、そろそろ独身男性と結婚を見据えたお付き合いをしないとダメなのかなと焦りも出てきましたが、そこまでの魅力を感じず、結局は不倫を続けてしまっています」(39歳女性/自営業)自分の時間を大切にしたいポリシーが強く、恋愛では豪華なお付き合いを望む女性ほど、不倫にハマりがちな傾向も。男性に都合のいい関係を求めると、既婚者のほうがしっくりきてしまうという人もいるのでしょう。自分のモチベーション維持のために「結婚3年目から夫以外の男性と関係をもつようになり、今の不倫相手で10人目くらいです。深入りする付き合いはせず、あくまでも都合の良い関係というスタイルを貫いています。夫とレスなわけではありませんが、いわゆる主婦的な普通の生活にどうしても満足できず、刺激がないとダメなんです。不倫をしていないときは化粧もせずにお菓子ばかり食べて、ブクブクと太ってしまい、鏡を見るのも嫌になります。不倫をしているときには急な呼び出しにも応えられるよう朝からメイクもするし、ファッションにも気を使います。食べすぎて太ることもありません。私にとって不倫は、自分のモチベーション維持のために欠かせないものになってしまいました」(44歳女性/パート)夫との穏やかな日常を単調に感じてしまう人は、不倫による刺激を求めがちです。常に女性扱いされていたい願望や、自分自身が夫以外の男性からも求められていると思うことによって、簡単には抜け出せないほどの満足感を得てしまっているのでしょう。仕事でのメリットが大きい「自分でも悪い癖だとわかっているのですが、営業の仕事のために不倫関係に走ってしまうことがあります。周囲にもバレていると思いますが、それよりも仕事の成果が大事なので……気にしていません。立場ある男性はだいたいが既婚者だし、そういう人と恋愛関係になることで仕事に好影響が出るなら、不倫もやむを得ないって割り切っています。相手の男性をすごく好きになることもあったけれど、基本的には私も“仕事のため”と割り切っているので、どハマりすることもありません。でも振り返ってみると、ここ10年くらいはほとんど既婚者とばかり付き合ってきましたね。仕事のチャンスを優先しようと思うと、自分でも止められないので、どうしてもそうなってしまうみたいです」(36歳女性/金融関係)仕事のためとはいえ不倫は不倫なので、非難されてしかるべき行為。しかし不倫がメリットになると思い込んでいると、「仕事のために」と正当化して不倫を繰り返しがちかもしれません。どんな理由があっても、不倫は絶対にすべきことではありません。「やめたい」と思いながらも繰り返してしまう人もいれば、割り切った関係だと開き直って不倫を繰り返すパターンもあるでしょう。ですが、いかなる事情があるとしても、周囲を傷つけ自分たちの信用を落とす行為でもあることは肝に銘じておくべきでしょう。©oka/Adobe Stock ©rrice/Adobe Stock文・並木まき
2024年02月26日アラフォー世代のベースメイクは、仕込みがとても大事。美肌見せは仕込みによって生まれる!と言っても過言ではありません。そこで時短美容家の並木まきが、ベースメイクの格上げを叶える最新プチプラコスメを3品ご紹介します。セザンヌ「ナチュラルバランシングクリーム」並木まきアラフォー世代は、メイクをしたあとに乾燥やベタつきを感じることも少なくないですよね。まずはメイク前の肌に必要な水分と油分を与えるケアが、ベースメイクの格上げにつながります。ジェルクリームタイプの「ナチュラルバランシングクリーム」は、肌がしっとりとうるおいながらもベタつきを感じにくい仕上がりが特徴。使ってみると、プチプラとは思えない使用感に驚きました。化粧水で肌を整えたあとに顔全体になじませるだけで、メイク前の肌が整いやすくなりますよ。美容保湿成分(ドクダミエキス、ツボクサ葉/茎エキス)が配合されているそうで、季節の変わり目に揺らぎがちなアラフォー世代の肌にもおすすめです。しかもこちらは「スリーピングパック」として、寝ている間のスキンケアにも使える優れもの。翌日のベースメイクに備える仕込みとしても役立ちます!並木まき実際に肌に塗ってみると、しっとりとしたなめらかな仕上がり。ジェルがベタベタするのが苦手な人でも使いやすい爽やかさだと感じました。伸ばしやすくムラにもなりにくいため、ツヤッとしたベースメイクを叶える助っ人として大活躍です。【商品情報】セザンヌ「ナチュラルバランシングクリーム」価格:¥715エクセル「デイスキンコンフォート」並木まきアラフォー世代のベースメイクは、仕込みの時点で崩れにくさを意識することも大切。そこでこだわりたいのは、ファンデーションを塗る前の下地です。『エクセル』の「デイスキンコンフォート」は朝用スキンケアUVクリームで、美容液・クリーム・UVカット(SPF32 PA++)・化粧下地がひとつで完了。時短でつややかな仕込みが完成しますよ。メイク前の肌にツヤ感が足りないと、アラフォー肌のベースメイクはくすみがち。こちらのクリームを使うと、うるおい膜が形成されて日中の化粧崩れを防止しやすくなるので、透明感のあるベースメイクの仕込みに大重宝します。並木まき実際に塗ってみるとよくわかるのが、見た目以上に軽いクリームの塗り心地。日焼け止め効果もしっかり入っている実力派のプチプラアイテムで、つるんとした薄い膜を被ったかのような使用感です。メイクのりも上がりますし、ごわつきやカサつきが出やすいアラフォー肌のベースメイクにも使い勝手のいいクリームです。【商品情報】エクセル「デイスキンコンフォート」価格:¥2,310ミルフィー「シークレットコンシーラーパレット」01 カバーグリーン並木まき『ミルフィー』の「シークレットコンシーラーパレット」は、いくつもの肌悩みに対応できる優秀パレット。プチプラながらも上質な使い心地のコスメです。今回ピックアップする01 カバーグリーンは、クマ消しや赤み消し、肌の色むらをカバーする色がセットされています。「目のまわりがクマでくすむ」「鼻の周りが赤くて、顔全体も色が安定しにくい」といった悩みを、ひとつでカバーできる優れものです。アラフォーになると、肌色が安定せずに日によってばらつきを感じる人も増えますよね。こちらはパレットの色を自由に混ぜて使うこともできるので、自分の肌にしっくりくる仕込み術が簡単に叶います。並木まきテクスチャーはやや硬めなので、つけすぎる心配が少ないですよ。パフが付属しているため、わざわざ別のツールを揃える必要もありません。ファンデーションを塗る前だけでなく、ベースメイクを仕上げたあと部分的に少し補正したいというシーンでもお役立ち。重ね塗りをしてもヨレにくいテクスチャーが優秀です。【商品情報】ミルフィー「シークレットコンシーラーパレット」01 カバーグリーン価格:¥2,200アラフォー世代のメイクは、仕込みの手間が仕上がりを左右すると言ってもいいほど、ファンデーションを塗る前の手間が美肌感にもつながります。プチプラかつ簡単に使えるコスメのパワーで、お手軽に美肌感を上げられたら嬉しいですよね。【参考】『セザンヌ』『エクセル』『ミルフィー』公式サイト文/並木まき
2024年02月25日男性が女性を恋愛対象として見始める瞬間は、ふとした出来事がきっかけとなる場合も少なくありません。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、男性たちが「思わず惹かれた」と話す、愛され女性の特徴を解説します。愚痴を一切言わないことに気づいた「今の彼女とは長いあいだ同僚だったんですけど、あるときに、みんなが仕事の文句を言っていても彼女だけは絶対に愚痴を言わないってことに気づいて、急に気になり始めました。同僚だと、どうしても仕事や上司の愚痴を話す場面があるんですけど、みんなが愚痴っていてもその女性はうまい具合に話を合わせてその場の空気は壊さず、でも自分は絶対にマイナス発言をしないんですよ。人間力が高い女性なんだな~って感心しましたし、そういう女性が彼女とか妻だったら心強いなって。それからしばらくして僕から告白をして、OKをもらって付き合っています」(36歳男性/サービス)みんなが愚痴を口にしているときに、ネガティブなことを言いすぎない態度は、見ている人はちゃんと見ているもの。性格の良さを感じるエピソードですし、こういった女性に惹かれる人も多いでしょう。弱みをちゃんと見せる「好きになった同僚は、仕事でミスしたときやお客様の前で失敗したときに、きちんと反省してしょぼんとしていたのが印象的でした。失敗しても振り返らない、プライドが高いタイプの人が多い職場だったので、余計に気になって。さらにはどうしたら二度と同じミスを繰り返さないで済むのかを周りに相談していて、そんな姿に惹かれました。年齢を重ねるほど、人って弱みを見せなくなる気がするのですが、自然体なほうが安心できるなと思います」(41歳男性/不動産)強がる姿は凛々しく見えますが、そればかりだと心の距離は近づきにくいのも確かです。人間らしい一面を隠さずに見せることは、キュンとするきっかけにもなるのでしょう。同性の年下に慕われている「しばらく恋愛にご無沙汰だった僕が、久しぶりに好きになった女性は、取引先の管理職。普段は強気な発言が多く、最初はキツい性格の人だと思っていました。しかし、その女性が仕事で関わる同性の後輩からとても慕われていることに気づいたんです。男性もそうですけど、同性から好かれる人って、性格のいい人が多いイメージがあるじゃないですか。それで僕は急にその女性に興味を持ち始めて、その女性を気にするようになりました。キツいことを言うけれど後輩の面倒見もよくて、面倒な仕事も自分から進んで引き受けるタイプ。そんなところに感心して、本気で好きになってしまいました。まだ告白はしていないんですが、そろそろ気持ちを打ち明けたいなと思っているところです」(39歳男性/IT)仮にそれまでの印象が悪かったとしても、人望が厚いことを知れば、どんな人なのか興味が湧くことも。それが結果的に恋愛対象として好きになるケースもあるようです。急に恋愛対象として見るようになるきっかけは、意外と些細なことかもしれません。最初は恋愛感情抜きで「人として素敵だな」と感じた瞬間から恋心が生まれる例も多いので、日頃から振る舞いや態度には気を配っておきたいものですね。©BullRun/Adobe Stock ©peopleimages.com/Adobe Stock文・並木まき
2024年02月13日「鬼は外、福は内」の掛け声とともに、豆をまいて厄払いをする節分。一般的に豆まきは、乾燥大豆を使いますが、一部の地域では落花生を使うこともあるといいます。豆まきは、家庭でも簡単にできるので、子供と一緒に楽しめる年中行事でしょう。『あるもの』で鬼退治する息子子育てをする母親の田口ナツミ(@NatsuTagu)さんは、鬼退治に張り切る息子さんの写真をX(Twitter)に投稿。節分に「鬼が来る」と聞いた息子さんは、棚から『あるもの』を持ってきました…。黒豆の水煮…!確かに豆ではあるものの、想像とは違うものに思わずツッコミを入れたくなりますね!触るとベタベタになる豆に、鬼も退散していくことでしょう。息子さんのピュアでかわいらしい発想に、多くの人が癒されたようです。投稿を見た人からは「当たっても痛くないから鬼に優しい」「潔癖症の鬼に効果てきめん」「掃除が大変そうだから、撒いてほしくないヤツ」などのコメントが寄せられています。かわいいパジャマ姿で、鬼退治に挑む息子さん。黒豆の水煮を投げつけられてベタベタになる鬼を想像すると、笑いが込み上げてきますね![文・構成/grape編集部]
2024年02月05日タレントの北斗晶が3日に自身のアメブロを更新。寺での豆まきで申し訳なく思ったことを明かした。この日、北斗は「總持寺に来てくださった皆様そして、取材に来てくださった皆様、有難うございました」と切り出し「袴を履かせていただき。山口もえちゃん 熊切あさ美ちゃん アントキの猪木さん アントニオ小猪木さん まだまだ沢山の方とご一緒に節分会に参加させていただきました」(原文ママ)と集合ショットとともに報告。「全員で、豆まきの説明を受けたら御本堂に大移動」したといい「物凄い人が集まってくださいました」と説明した。続けて「豆まきの前にご祈祷していただき豆まき開始」と節分会の様子を公開し「遠くの方の方に豆が届かなかったので本当にもうしわけなく」とコメント。「ガッカリさせてしまってごめんね」と謝罪しつつ「【北斗さん~】と大きな声で呼んでくださった皆さま有難う御座いました」と感謝をつづった。また「最後のご挨拶をさせていただき猪木さんの1、2、3ダーで豆まきに参加された皆さまと心一つに今年の豆まきは終了させていただきました」と報告。最後に「皆さまの元に沢山の幸運が訪れますように」と述べ「福は内 有難うございました」と夫でタレントの佐々木健介との2ショットを複数枚公開し、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「お疲れ様でした」「袴似合ってますよ」「楽しそうですね」「たくさんの方がいらっしゃってたんですね」などのコメントが寄せられている。
2024年02月04日節分の日は、無病息災を祈って恵方巻きを食べたり、邪気を払って福を呼び込む豆まきをしたりします。特に豆まきは、子供と手軽に楽しめるイベントとあり、自宅はもちろん、幼稚園や保育園などでも行われるでしょう。豆まきの日、4歳娘がリクエストしたのは…6歳の息子さんと4歳の娘さんを育てる、父親の青かんぱち(@tasorito)さんがX(Twitter)に投稿したエピソードをご紹介します。投稿者さんの娘さんが通う保育園では、例に漏れず、豆まきのイベントが予定されていました。豆まきイベントの朝、娘さんは投稿者さんに「今日鬼が来るの」と伝えた上で、あるお願いをしてきたそうです。「かわいいウサちゃんの髪ゴムにしたい」豆まきがある日に、ウサギの髪ゴムを着けていきたいという娘さん。投稿者さんは、豆まきはおろか、節分になんら関係のないウサギの髪ゴムをチョイスした理由がまったく分からなかったのでしょう。「なんで?」と娘さんに聞くと、意外な答えが返ってきたのです…。「鬼から逃げる時、後ろを向くじゃん!」どうやら娘さんは、逃げる時の自分の後ろ姿で、鬼に「かわいい」と思われたかった様子!豆まきイベントを頭の中でシミュレーションし、鬼の目に映る自分の姿を想像したのでしょうか。どんな相手にもかわいく見られたいという純粋な発想に、キュンとさせられます!【ネットの声】・理由がかわいすぎる。愛おしい~!・鬼も「かわいい」って思ったら、見逃してくれるかもしれない…!・意識が高くて笑っちゃいました。後ろ姿にまで気が回るなんて、すごすぎる!・後ろ姿にも気を抜かない娘さんの姿勢、見習わなければ!ウサギの髪ゴムを着け、豆まきを『かわいく』楽しんだ娘さんの姿を想像すると、思わず笑みがこぼれますね![文・構成/grape編集部]
2024年02月03日LINEのやりとりを冷静に見返すと、破局の予兆があらわれているケースも少なくありません。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、カップルが別れを覚悟したLINEにまつわるエピソードをご紹介します。1:一方通行の連絡が増えた「元カレは、もともとLINEを頻繁に送らない人でしたが、破局前の2か月くらいはほとんど返信がなくなり、返ってきてもスタンプのみのときが多かったです。別れてからLINEを見返したら、私が一方的に連絡をしているようなやりとりになっていましたね(苦笑)。ひどいときには『お疲れ!』とか『おはよう!』とかの挨拶も、私から何日も一方的に送っているような状態。その当時はあまり深く考えていなかったので、やりとりの不自然さに気が付きませんでした。ですが、相互コミュニケーションが成り立たなくなっていたので、それからすぐに破局を迎えても無理はなかったな…と思います。今思えば、それが別れのサインだったのかもしれません」(32歳女性/保育士)LINEを送るのが自分ばかりになってきたら要注意。すれ違い始めたカップルは、コミュニケーションが一方通行になる傾向があります。2:相手からの要求が多すぎる「少し前に別れた元カレは、付き合って半年くらい経ってから要求が増えて、連絡がくるたびにウンザリしていました。例えば、『今週末は必ず会おうね!』『今夜は必ず電話してね!』とか、こちらの予定を無視して“必ず”と念押ししてくるんです。破局が近づくにつれて、彼の要求はどんどんエスカレートしていました。最終的に私が彼のことを嫌になってしまって別れたのですが、別れてからLINEを見返したとき、『こんなにしつこくされたら、そりゃあ気持ちは冷めるよね』と、自分でも改めて納得しちゃいました」(30歳女性/地方公務員)相手に夢中になっているときほど、自分のしていることを冷静に見るのは難しいもの。さらに、相手の気持ちが離れているかもしれないと不安になると空回りしがちです。カップル間で要求のバランスが崩れてしまうと不協和音となり、やがて気持ちが離れることは少なくありません。3:結婚の話題をあからさまに無視「最近、結婚前提で付き合っていた彼と別れました。別れ話が出る半年くらい前から、私が結婚の話題を出すとあからさまに無視するというか、その話題にノってこなかったので、なんかおかしいなとは思っていたんですよね…。当時の私は、“彼はマリッジブルーなのかな?”と無理やり自分で納得してたんですけど、どうやら違ったみたいです。別れる直前に、私が思い切って『式場の下見に行かない?』とLINEをしたら、しばらく返信がなくて…。数日経ってから『ごめん、忙しくて無理』という返事がきました。そのときに、この彼との結婚はないし、もう少ししたら別れそうだなという予感があったんですが、それから1か月後に振られました」(32歳女性/ネイリスト)結婚前提の交際でも、付き合っていくうちに気持ちが変わってしまう場合もあります。明らかに結婚の話題を避けている様子があれば、残念ですが破局間近のサインなのかもしれません。破局の秒読み段階になっているカップルは、LINEにもその兆候があらわれる傾向があります。悲しいですが、「これはもしかしたら破局が近いかも」という予感は的中することが多いのかもしれません。©buritora/Adobe Stock©s_fukumura/Adobe Stock文・並木まき
2024年02月02日不倫をしているときには、彼の離婚を願い、あわよくば自分と再婚できたら…と願う女性も少なくありません。しかしそれが現実になったあとで後悔する女性もまた多いのです。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、不倫相手を奪い取った女性たちが「心の底から後悔した瞬間」をお届けします。1:あっという間にまた不倫「2年間の不倫を経て、彼が離婚しました。離婚成立後すぐに私と結婚をしましたが、入籍から半年ほどで、夫が不倫をしている事実が発覚…。以前の離婚では元妻とかなり揉めて、多額の慰謝料を支払ったのに、まったく懲りていなかったようです。不倫がバレたあと反省はしているようでしたが、『別れたければ、別れてもいいよ』と開き直るような発言までされて、ドン引きでした。不倫をする男性は結局、いつまでも不倫をし続けるんだと悟りましたし、結婚するなら誠実な男性を選んだほうがいいと世間で言われている理由を身をもって痛感しました」(39歳女性/専業主婦)不倫をする人は、環境が変わっても本質は変わらないことが多いもの。略奪の末に再婚をしても、また不倫をするリスクは高いと思ったほうがよいでしょう。2:夫から「不倫をする人間のくせに」と言われる「不倫の末に夫と結婚をしましたが、喧嘩をして夫を責めると『不倫をする人間のくせに!』と感情的に言われるのが辛いです。事実ですしお互い様なはずなのに、そんなふうに言われてばかりいると、言い返したいことがあっても言いにくくなってしまいます。普通の恋愛をして結婚をしていれば、喧嘩をしてもそんなふうに罵られることはなかったんだろうなと。でも、夫にまで“不倫をする人間”というレッテルを貼られていると、なんとも言えない悔しさがあって…。略奪婚なんてするもんじゃないなと深く後悔をしています」(40歳女性/メーカー広報)自分も不倫していたことを棚に上げて、不倫相手を見下すような発言をする男性もいるようです。モラハラの気質がある男性に多い傾向があり、妻の過去を引き合いに出して自分に従わせようとする厄介なパターンでしょう。3:前妻と比べられる「彼の離婚が成立したときには、元妻に勝った!という気持ちでしたけど、私が妻になってからは、元妻に対する劣等感を抱かされています。というのも、掃除の仕方や料理の味付けなど家事全般において、夫は元妻と私を比較してばかり。確かに私は家事が得意ではないので、元妻の家事と比べたら、足元にも及ばないのだろうなと思うのですが…。夫は『君が望むから離婚して結婚したのに、もうちょっと家事をちゃんとしてくれよ』と呆れたような顔で言い続けるので、毎日ストレスです。略奪をしたことを心底後悔しています」(39歳女性/ショップ店員)離婚を経て再婚をした男性のなかには、「君が望むから元妻と離婚してあげた」というスタンスを取りたがる人も。過去の結婚生活と比べて文句を言われるのは、なかなかに辛いシチュエーションです。略奪婚をしても幸せになりにくいのは、ある意味で真実と言えるしょう。彼がよほどの“いい男性”ならば、妻は手放そうとはしないはずですし、そもそも不倫をしません。略奪婚に成功した時点で、危うい一面を持つ男性であるリスクも決して低くはないのです。それだけに、結婚後に後悔をする瞬間も訪れやすいのではないでしょうか。©KMPZZZ/Adobe Stock ©pitipat/Adobe Stock文・並木まき
2024年01月19日秩父鉄道株式会社(本社:埼玉県熊谷市、代表取締役社長:牧野 英伸)は、節分のイベント列車として「節分豆まきトレイン」を2024年2月3日(土)に運行いたします。当イベント列車は、イベント専用の臨時列車に乗車して途中駅のホームにシークレットで登場する鬼に豆まきを行うという、鉄道ならではの節分イベントです。終点秩父駅下車後は、秩父神社「鬼やらい」もお楽しみいただけます。詳細は下記のとおりです。【節分豆まきトレインについて】過去の節分豆まきトレインの様子(途中駅) 01過去の節分豆まきトレインの様子(途中駅) 02過去の節分豆まきトレインの様子(終点秩父駅) 01(1) 開催日 2024年2月3日(土)(2) 開催区間 秩父鉄道 くだり熊谷-秩父間(3) ご乗車方法 当日受付 熊谷駅10:50~11:20に受付。事前のご予約は不要です。※乗車区間の運賃は、各自ご負担ください。(4) 運行時間 ※途中停車駅からのご参加もできます。停車駅:くだり 秩父行熊谷駅:11:35発寄居駅:12:20着/12:24発長瀞駅:12:41着/12:57発秩父駅:13:24着(5) イベント内容 ・熊谷~秩父間の途中3カ所の駅で登場する鬼に豆まきをします。終点秩父駅ホームには秩父神社「鬼やらい」の鬼も登場します。・ご乗車の方へ特別乗車記念証と福豆をプレゼントします。・特別ヘッドマークを掲出します。(6) その他 熊谷駅改札前にて「特製恵方巻」を販売します。節分豆まきトレインにご参加のお客様も、ご参加されないお客様もお買い求めいただけます。(1本750円(税込)※なくなり次第終了)節分豆まきトレイン ヘッドマーク特製恵方巻イメージ 01特製恵方巻イメージ 02※イベント内容は、急遽変更または中止となる場合がございます。※各種数に限りがあります。なくなり次第終了です。※混雑状況により、臨時列車内で着席できない場合があります。<秩父神社「鬼やらい」について>赤鬼と青鬼が境内に登場し、平成殿より年男と年女による鬼やらい豆まきが行われます。また、神楽殿では福神舞が舞われ、福引も開催されます。秩父神社「鬼やらい」イメージ(1) 開催日 2024年2月3日(土)(2) 開催場所 秩父神社(秩父鉄道秩父駅から徒歩5分)◆節分豆まきトレインに関するお問合せ秩父鉄道株式会社 グループ観光統括部TEL:048-523-3313(平日9:00~17:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月16日タレントの相沢まきが12日に自身のアメブロを更新。幼稚園の集まりで先生に呼び止められ言われたことを明かした。この日、相沢は「幼稚園の集まりに行ったら、先生に呼び止められ」と明かし「娘が、ドア前に手をかけていて、お友達が閉めたドアに指を挟んでしまって」と伝えられたことを説明。さらに「指の爪が内出血しているものの、本人は大丈夫との事なので、そのまま過ごさせていました」と言われたそうで「本当やりそう 家でも前にやって注意していたやつ」とつづった。続けて「帰るタイミングで、荷物を取りに行ったと思ったら、転んで顎を机の角にぶつけるっていう」と娘が転倒し怪我をしたことを明かし「ねぇ、今日どした?」と心配そうにコメント。「顎は骨や歯はぶつけなかったのか」と推察し「多少出血していたものの、無事で、ホッ」と安堵した様子でつづった。また「ねぇ、、本当気をつけよう」と述べ「少し内出血」と内出血した娘の指の爪の写真を公開。「今日は習い事だったので振り替えようとした」というも「絶対いく!!との事で、着替えて行って来ました」と報告した。最後に「2度ある事は3度ある、、みたいになったら嫌だなと冷や冷やでした」と述べつつ「3度目の正直のパターンで無事でした」とお茶目にコメント。「冷や冷やな金曜日」だったそうで「一瞬、、13日の金曜日!?とか頭をよぎらせてしまった私です」とつづった。この投稿に読者からは「大事に至らなくてよかったですね」「それは心配でしたね」「大変ですね」などのコメントが寄せられている。
2024年01月13日秋冬シーズンは手荒れをしても仕方ない……と諦めていませんか?実は日常生活のなにげない動作が原因で、手荒れしやすくなっているのかもしれません。今回は時短美容家の並木まきが、手荒れする人が日常生活でやりがちなNG習慣を3つお話します。NG習慣1:ダンボールを素手で開封する宅配便が届いた際に、ダンボールの開封や片付けを素手でおこなってしまうと、肌の脂や水分が奪われやすく、乾燥を招きがちです。「少しだし、このくらいなら大丈夫なはず」と作業をしているうちに、ダンボールそのものの摩擦だけでなく、貼られていたテープに触れることで皮脂を奪われすぎてしまい、カサカサな状態になりやすいでしょう。ダンボール類を開封するときには軍手を使うのがベター。ハンドケア用の手袋をつけて作業をするのもおすすめです。作業後にハンドケアをするよりも、作業中に素手でダンボールやテープに直接触れないようにするほうが手荒れを防ぎやすくなるので、面倒でも毎回きちんと手袋を使うようにしてみてください。NG習慣2:洗濯物を畳んだあとにハンドケアをしない洗濯物を畳んだあと、手のカサつきを感じやすくなりませんか?布を触っていると手の油分や水分が奪われやすく、乾燥した状態をそのままにしておくことで手荒れを招きやすくなってしまうのです。洗濯物に触れる家事をする際に手袋をするのもいいですが、ごわごわしてしまって細かい作業が難しくなることも。そのため、洗濯物を畳んだあとのハンドケアを意識するのがおすすめです。また、乾いている手にハンドクリームを塗ると、ぬるぬるした感覚やベタつきを強く感じて不快になることもあるかもしれません。そんなときは、ハンドクリームの前に化粧水を塗ってから保湿ケアをすると、しっとりしやすいですよ。NG習慣3:セルフネイルの仕上げにオイルを使わないセルフネイルをする方は、仕上げにネイルオイルを使わないと、爪まわりのケアやネイルをしたことによる摩擦・刺激によって、乾燥を招きがちです。また、爪の甘皮処理やカットをする際は、爪まわりに強い刺激や摩擦が加わっています。セルフネイルの良さは手軽にできて、時短で完了するところにもありますよね。しかし時短を意識していたとしても、仕上げのネイルオイルは使ったほうが無難です。オイルを丁寧に塗り込んでいくことで、乾燥しやすくなっている爪の保湿ケアと、オイルによるバリアケアが叶います。オイルの仕上がりが苦手な場合には、爪用のクリームを使ってみてください。日常生活で手荒れを招く原因としては「水仕事」が気になりがちですが、実はそれ以外にも手荒れを招きやすいNG習慣が潜んでいます。秋冬に手もとが乾燥するのは仕方ない……と諦める必要はありません!今回ご紹介した3つのNG習慣に注意して、手荒れしにくい手もとを目指しましょう。©aijiro/Adobe Stock ©polkadot/Adobe Stock文/並木まき
2023年12月11日きちんと乾燥肌対策をしているはずなのに、あまり潤っていない気がする…という場合には、日々のお手入れが原因かもしれません。そこで今回は、乾燥肌を招く原因になりやすい「意外な3つのポイント」を、時短美容家の並木まきが解説します。1:洗顔料を使わずゴシゴシ肌が乾燥気味だと、洗顔料を使って洗うことで洗顔後の「つっぱり」が増す気がして、あえて洗顔料の使用を避ける場合もあると思います。しかし洗顔料を使わずに顔を洗うと、水やお湯だけでしっかりと汚れを落とそうという気持ちから、自分で思っている以上にゴシゴシと摩擦をかけてしまいがち。そうなると、洗顔料を使って洗ったときよりも肌への負担が大きくなり、乾燥肌を招く原因になりやすいのです。十分に泡立てた洗顔料は、洗顔時の摩擦を軽減する役割もあります。乾燥肌用の洗顔料であれば、うるおいを奪うことなくしっとりと洗い上げることができるでしょう。肌状態に合わせて適切な洗顔料を選んで顔を洗ったほうが、乾燥しにくいスキンケアを目指せますよ。2:剥がすパックや擦るケアに頼りすぎる乾燥している肌は、ごわつきやくすみを感じやすくなりますよね。そのため、つい剥がすパックや擦るケアで古い角質を落とすケアに手が伸びがちかもしれません。剥がす系や擦る系のお手入れは、そのときには不要なものをオフして「つるつる」かつ「しっとり」とした肌になったように感じるでしょう。ただしその一方で、乾燥を招く刺激となってしまう場合も少なくありません。ピーリングに関しても同様で、つるつるタマゴ肌を目指してお手入れをしても、乾燥しやすい肌を招く結果になりやすいでしょう。もちろん剥がすパックや擦るケアも、適切に取り入れれば美肌を目指せるはず。とは言え、あまりに頼りすぎてしまうと、かえって肌が乾燥しやすくなるのでご注意を。自分の肌状態や気候の影響を考慮して、乾燥とは無縁な肌状態のときに取り入れるのがおすすめです。3:日焼け止めの塗り忘れ秋や冬には、夏ほど熱心に日焼け止めを塗らなくなりがち。ところが紫外線は1年を通じて降り注いでいるので、日焼け止めを塗り忘れてしまうと、夏ほどではないにしろ紫外線のダメージを受けることに…。紫外線の影響を受けた肌は乾燥しやすくなるので、日焼け止めの塗り忘れは秋冬の乾燥肌を招く要素になりやすいのです。また、秋冬の乾燥気味な肌に紫外線を浴びせてしまうと、さらに乾燥を加速させる可能性も。夏が終わったからと油断せずに、しっかりと日焼け止めを塗るのはもちろん、こまめな塗り直しも大切です。今回ご紹介した乾燥肌を招く3つの盲点は、日常生活でうっかりやってしまいがちなものばかり。秋冬はただでさえ肌が乾燥しやすいので、普段のスキンケアでも十分な保湿を心がけたいところです。そのうえで、肌に摩擦や刺激を与えすぎないよう気をつけていきましょう。©K-Angle/Adobe Stock©ponta1414/Adobe Stock文/並木まき
2023年12月08日ひょんなことから職場で不倫をはじめてしまい、人生を激動させる事態になることもあるようです。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、身近な仕事関係者との不倫に堕ちた20代女性の転落劇をご紹介します。新しい店長がやってきて夏美さん(仮名)は、20代のアパレル店員。仕事はきついけれど、大好きなファッションに携わることができて、やりがいを感じていたそう。いつか本社で広報として働くのが目標で、「この先も一人で生きていけるように」と、人一倍仕事を頑張っていたそうです。しかし、そんな夏美さんの人生を一変させる出来事が…。「ある日、定例の人事異動があって、私の店舗に新しい男性の店長が配属されました。顔立ちやスタイルもタイプだったのですが、既婚者だと知ったので、その時点では恋愛対象からは外していました。でも、とにかく服のセンスがよく好印象で…。そのうえ仕事もデキて人望も厚いタイプだったために、その店長に変わってからは店舗全体が団結できるようになり、私の仕事へのやりがいも以前以上に増していました」仕事の悩みを打ち明けるうちに不倫関係へところが、しばらくすると自身の個人売り上げがあがらなくなってきてしまったことに悩み始めたという夏美さん。どうしたものかと自分なりに試行錯誤をしても成績は上がらず、ついに店長に相談するようになったとのこと。「相談は、みんなに聞かれたくない内容も多かったので、仕事が終わってから店長と頻繁に食事へ行くようになりました。そのうちに、店長と私はお酒も飲む仲になって、自然と不倫関係へ発展してしまったのです…。でも、店長と付き合うようになってからは仕事のアドバイスもたくさんもらえるようになって、私の売り上げも順調に回復。当時は恋愛も仕事も絶好調だと浮かれていて、毎日が楽しかったですね」不倫を始めたばかりの頃は、不安感よりも恋愛感情による高揚感が強い人も多いようです。しかし人の道から外れたことをしてしまえば、その後に転落劇が待っていても不思議ではありません。順調に思えるような不倫でも、決して万事が順調ということはないのです。©kapinon/Adobe Stock ©polkadot/Adobe Stock文・並木まき
2023年12月06日妊娠中や産後に心ない言葉を浴びせられると、一生忘れられないと思うほどの心の傷になることも少なくありません。そんな体験をした女性たちのエピソードを、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきがご紹介します。1:義母から「あなたに似ないといいわね~」「義母はとにかく口が悪い人です。私のことを実の娘のように可愛がってくれてはいるのですが…。夫がイケメンなのに私の容姿は自他ともに認める普通レベルだからか、私が妊娠したことを義母に報告したときに『あなたに似ないといいわね~』と笑顔で言われたのが、今でも忘れられません。確かにイケメンな夫に似たほうがいいのは間違いない、と私自身も思うのですが、そんなにあっけらかんと言われても…って感じで、唖然としました。今でもそのときの義母の言葉は許していませんし、多分一生許しません!」(33歳女性/育休中)どんなに親しくても、言っていいことと悪いことがありますよね。義母は親しさゆえの軽口のつもりでも、言われた側は根に持ってしまってもしかたのない言葉でしょう。2:女友だちから「見た目よりもしたたかなんだね」「付き合っていた彼との間に子どもができ、授かり婚をしました。妊娠をきっかけにすんなりと入籍に進みましたが、色々な事情があって出産するまでは周りの人には伏せていたんです。出産後、友人に結婚の報告をしたときに、いきなり『あなたって、見た目よりもしたたかなんだね!』と言われて、びっくり。その子とは『私たちも、そろそろ結婚したいね~』と話していた仲だったので、私が計画的に授かり婚をしたと誤解したみたいでした。妊娠はまったくの想定外だったし、親しい女友だちだからこそ祝福してくれると思って報告をしたので、開口一番に『したたかなんだね』という言葉が飛び出したのには、かなり驚きましたし、ショックでした…。その出来事をきっかけに、なんとなくその子を信用できなくなり、いつの間にか疎遠になってしまいました」(35歳女性/IT)婚活仲間が先に結婚をしたことに対して、女友だちは焦りを抱いたのかもしれません。しかし、祝福をすべき場で皮肉のような言葉を口にするような人とは、今までのように親しくできなくなっても無理はないでしょう。3:夫から「早く仕事を辞めなよ」「第二子を妊娠したときに、夫から『早く仕事を辞めなよ』としつこく言われたのが、本当にストレスでした。第一子のときに、仕事と私生活のバランスが取れなくて、妊娠中にも慌ただしくしていたから、第二子のときはゆったりと過ごしてもらいたいという気遣いからの言葉だったみたいですが…。そのころの私は、仕事でも責任あるポジションについていたし、出産ギリギリまで働いてから育休をとって復職するつもりだったので、仕事の事情を何もわかっていない夫の言葉にはイライラしっぱなしでしたね。結局、私は自分の意志を通して出産ギリギリまで仕事をしたのですが、夫からはずっと『早く仕事を辞めなよ』と言われ続けていました。私が仕事を辞めたら夫の収入だけで二人の子どもを育てることになります。そんな余裕のある暮らしでもないのに、無責任なこと言わないで…と思ってしまいました」(36歳女性/金融関係)妻の体を気遣っての言葉でも、経済的事情やキャリア形成などの現実的な部分を考えると、理想どおりにいかない場合もあるはず。思いやりからの言葉であっても、夫婦間で気持ちがすれ違ってしまうこともあるのでしょう。妊娠中や産後には、メンタルも不安定になりやすいものです。そんなときに心ない言葉をかけられてしまえば、ずっと心に引っかかり続けてしまうこともあるでしょう。「許せない!」という気持ちが強くなるとストレスにもなりますから、相手と話し合ったり、ときには距離を取ったりして、自分の心を安定させられるといいですね。©takasu/Adobe Stock©sakura/Adobe Stock文・並木まき
2023年11月25日平穏だった生活が、夫の不倫によって一変することもあるでしょう。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、予想もしないきっかけで夫の裏切りを知った30代妻のエピソードをお届けします。気づかないうちにじわじわと平和な日常が崩れていた…里香さん(仮名)は結婚4年目の30代女性。シフト制で夜勤のある仕事をしている関係で、夫と過ごす時間が少ないときもあったものの、夫婦の関係は良好で特に不満のない毎日を過ごしていました。ところが、ある出来事をきっかけに、突如として平穏な日々が壊れていったそう…。「職場でよく会話をする後輩の女性から、食事に誘われてOKしたんです。ちょうど私も、その後輩ともっと仲良くなりたかったので、いい機会だなと思いました。食事での話題は、後輩の恋愛相談がメイン。最近好きな人ができたらしく、どう進展させればいいか相談を受けました。私は結婚してから、なかなか他人の恋愛相談を受ける機会がなかったこともあり、後輩から恋愛相談をされたのが嬉しくて。自分のことのように親身になってアドバイスをして、うまくいくように願っていました」その日から後輩の恋愛事情について話す機会が増え、二人は急速に仲良くなったそう。里香さんは後輩と好きな人とのあいだに良いことがあれば一緒に喜び、後輩の恋愛を応援し続けました。それからしばらくしたある日、後輩から「好きな人と付き合えることになった!」と報告があり、自分のことのように嬉しくなったそうです。後輩の「恋人」は自分の夫だった…「そのときの私は、後輩の片想いが実ったと知り、本当に嬉しかったですね。幸せになってほしいなと心から思いました。それで『彼の写真はないの?』とたずねると、その後輩が恥ずかしそうにスマホを見せてくれたのですが…。その写真に写っていたのは、なんと私の夫だったのです」これには里香さんも驚くとともに、後輩がなぜ自分の夫を堂々と「彼氏」と言っているのか、理解ができなかったそう。しかも、これまでの話ぶりを思い返すと、後輩は既婚者に恋をしている雰囲気がなかったことから、強烈な違和感を抱いたそうです。その瞬間、「ひょっとして、夫が独身だと嘘をついているのでは?」とピンときたと言います。里香さんは思いもよらない形で、夫の裏切りを知ってしまったのでした…。既婚者であるにもかかわらず、妻以外の女性と平然と関係をもつ男性もいます。自分の夫と知人が偶然に関係をもつのは数奇な巡り合わせではありますが、夫婦の行動範囲が近い場合などは、こういった事例も起こりかねないのでしょう。©japolia/Adobe Stock ©smile/Adobe Stock文・並木まき
2023年11月10日村上春樹の傑作長編をかつてない形で舞台化し、20年の初演時に大きな話題を呼んだ『ねじまき鳥クロニクル』。その待望の再演が、11月7日(火)、東京芸術劇場プレイハウスで幕を開けた。それに先駆け行われた公開ゲネプロ、およびキャスト取材会の模様をレポートする。突如飼い猫が姿を消し、謎の女からの電話ののち、妻のクミコも姿を消した。岡田トオルは、クミコの兄・綿谷ノボルが彼女の失踪に関わっていると確信。隣家の涸れ井戸の底へと降りて行くのだが……。演出・振付・美術を手がけるのは、世界的に活躍するインバル・ピント。脚本・演出のアミール・クリガーと共に、膨大な文字で編み上げられた『ねじまき鳥クロニクル』という小説を、総合芸術という形で見事舞台上に現出させている。役者の身体はもちろん、歌、美術、照明、そして大友良英による音楽(しかも生演奏である)のすべてが観る者の五感に直接訴えかけ、言葉以上に雄弁に語り出す。主人公の岡田トオルを演じるのは、初演と同じく成河と渡辺大知。ふたりでひとりを演じるという難役に再び挑むことになったわけだが、成河は「複雑なものを複雑なまま見せるってことですよね。ただそれを言語化してしまうと非常に説教臭くなるけれども、インバルの視覚的なイメージで、複雑性を体験出来るようになっている。だから僕はただただ複雑なものなんだと思いながらやっています」と語る。また渡辺は「演劇というものの固定概念を壊してくれるような、すごくワクワク出来る舞台だという自信があります。なにか刺激が欲しい人にはぜひ観て欲しいです」とアピールした。トオルと不思議な縁で結ばれる高校生の笠原メイ役には、こちらも続投となる門脇麦。彼女が「ねじまき鳥さん」と呼ぶトオル宛の手紙を読むシーンは、本作の中でも異色のかわいらしさがあり、強い印象を残す。そんな門脇にとって唯一残念なことが、「自分が出ているシーンは見られないこと」だと明かし、「いろいろ考えずに楽しんでください。もし話がわからなくても、見たことのないシーン、びっくりするくらい美しいシーンがたくさんあるので、それだけでいいと思います」と自信に満ちた表情で言い切った。門脇の言葉は決して過大ではなく、目の前に広がるシーンはどれも美しい。前出したようにそれを形作る要素はさまざまだが、中でも最大の賛辞を、“特に踊る”にキャスティングされた8人の素晴らしいダンサー陣に贈りたい。取材・文:野上瑠美子
2023年11月08日「価値観の違い」は、離婚の原因としてよく聞くものの一つ。離婚の決定打となったという夫婦間の「違い」について、女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、3つご紹介します。1:住宅ローンに関する考え方の違い「元夫とは、結婚5年目で破局しました。1番の理由は、お金や貯金に関する考え方の違いです。元夫は『住宅ローンは借金のうちに入らない』という考え方で、身の丈以上のローンを組んで家を買いたがりました。しかし私はその考え方には反対で、そもそも住宅ローンを組みたくないし、組むとしても返済に余裕をもった額しか借りたくありませんでした。この違いが原因で、結婚しているときも何度も大喧嘩になりましたね。すぐにでも家を買いたい夫と、お金を貯めてから家を買うのでも遅くないと考える私で、正面衝突でした。住宅ローンへの考え方だけでなく、お金全般への価値観も違うところが多く、結局はそれが原因で不協和音が大きくなり、離婚に至りました」(35歳女性/専門職)住宅ローンを組んで家を買う場合には、長期にわたって責任と負担が継続します。ここの価値観が異なると、住まい選びでも意見が衝突しやすくなるので、夫婦仲に亀裂が入りやすいでしょう。2:子づくりへの考え方の違い「元夫とは結婚2年でスピード離婚しました。理由は、子づくりへの価値観の違いです。結婚したら若いうちに最低でも二人は産んでおきたいと考える私と、結婚してもしばらく子どもはいらないと考える夫との間で、新婚当初から喧嘩ばかり。そのうちにレスにもなってしまいました。夫婦として同じ方向を向かなくなっただけでなく、ただの同居人のような感じになって…。そうしているうちにも私は歳をとってどんどん出産リミットが近づくと焦りだし、私から夫に離婚を切り出して別れることになりました。夫婦間で子づくりへの意見が合わないと、致命傷だなと痛感しました。結婚前にもっとちゃんと相手の意見を確認しておけばよかったです」(33歳女性/サービス)出産や育児に対する考え方が大きく異なると、夫婦でぶつかる場面も多くなるでしょう。話し合いをして歩み寄りができればベターですが、どちらも譲れないほど価値観が相反してしまうと、一緒に暮らしていくのが難しくなっても無理はありません。3:「浮気」の定義の違い「元夫とは“浮気”の定義が違うせいで、結婚しているあいだはずっと喧嘩ばかりでした。私は夫が女友だちと二人きりでお酒の入る食事をしたら、浮気をしているのと同じだと思うタイプ。しかし夫は『肉体関係がなければ浮気ではない』と言い張り、結婚後も私以外の女性と二人きりで食事に行くのをやめませんでした。もちろん法律的な不貞の話となれば肉体関係の有無が重要なのでしょうが、私は、妻が嫌がるのをわかっていて女性と会うのをやめない夫の態度が疑問で…。『パートナーが嫌がることはしない』というのは円満な関係を続けていくためには絶対に必要だと思うので、そこを理解してくれない夫に対してどんどん気持ちが冷めましたし、腹が立って仕方なくて、大げんかの末に離婚することになりました」(32歳女性/ネイリスト)異性との関係も、夫婦が崩壊するきっかけになりやすいもの。不倫をしているわけではなくても、パートナーの交友関係がどうしても受け入れられない場合は、別れる選択をするしかないのかもしれませんね。ひとくちに「価値観の違い」と言っても、その内容はさまざまです。「どうしても許せない」と感じることには個人差があります。夫婦間で致命的となる価値観の違いが発覚すれば、家庭崩壊へと突き進んでしまっても仕方ないのでしょう。そうならないために、結婚前に相手の価値観をよくチェックしておくに越したことはありません。©siro46/Adobe Stock ©ponta1414/Adobe Stock文・並木まき
2023年11月05日