不倫をしている女性はその関係に溺れるあまり、冷静さを失っていることが多いです。そのため、周囲の友人が心配する声にも耳を貸そうとしません。しかしずっと後になって自分のしたことに気づき、後悔するケースがあるのだとか。今回は、既婚男性を略奪したという麻理さん(32歳)に、経験談を語ってもらいました。
妻子持ちの上司と、勢いで…
「もともと私には、遠距離恋愛の婚約者がいました。関西支社に転勤中でしたが、東京本社に戻ってくるタイミングで入籍しようと約束していたんです。ところがコロナの影響を受けて、いつ本社に戻れるかがわからなくなり、遠距離でなかなか会えずに心細い毎日を過ごしていました。
会社の上司だった悠人との関係が始まったのは、そんな矢先のこと。
二人で飲んだ帰りに、お酒の勢いもあってホテルに行ってしまいました。その頃、彼氏に会えなくて寂しかったせいもあったと思います」
ところが悠人さんは、最近入籍したばかりの既婚者。しかもできちゃった結婚で、妻は現在妊娠中。麻理さんもその時点では深入りする気はなく、「一晩だけなら…」と割り切っていました。
「いけないことをしている」という背徳感がクセに
「でも一回だけのつもりが、その日をきっかけにズルズルと会うようになりました。