2022年2月11日 21:15
付き合う前に“男女の仲”… 曖昧な関係を終わらせた「彼女の大胆な行動」【後編】
でも、家に帰ると落ち込むんです。一度、確実にフラれていますから、“付き合っていない”という現実が襲い掛かってくるんです。
彼との関係には、本当に悩みました。“会いたいけれど、このままでは2人の関係はいい方向には向かわない”、“大事な人だからこそ、ちゃんとお別れしなければいけないのかも”と思っていました」
2人で思い出の場所へ
「ある休日、珍しく優馬と昼間に会う機会があったんですね。ふと、優馬と同級生だった中学校生活が懐かしくなり、“中学に行ってみない?”と彼を誘いました。
駅を降りて校舎が近づくにつれ、懐かしい景色、懐かしいニオイがしてきて、不思議な感覚になりましたね。
入口のところに人がいて、卒業生であることを告げると、中に入れてくれました。さらに、教師の方がわざわざ校舎内を案内してくれたんです。
教室を見たり、体育館を見たりしているうちに、当時を思い出して切ない気持ちになりましたね」
当時の感情が蘇り…
「学校を出て、そのあと食事をしました。すると、優馬の様子がいつもと違うんです。俯き加減で、口数も少なくなっていました。
そこで、“ごめん”とボソッと言いました。“俺は歪んじゃったんだな”と。