2022年4月23日 20:15
多額の慰謝料を請求されたのに…「不倫を繰り返した29歳女性」の驚愕の心理とは【前編】
続けて、“然るべき対応を取らせていただきます”と言われたのち、一方的に電話を切られました。
すると1週間ほどして、私の家に手紙が届いたんです。開けてみると、それは不倫の慰謝料請求の通知書でした。それを見て初めて、自分がしたことの罪の重さを理解し、言いようのない恐怖に襲われたんです。しかも、そこには“80万円”という金額が提示されており、大して貯金をしていなかった私は愕然としてしまいました。
何人かの友人にそのことを相談したんですが、“弁護士に相談したほうがいい”と言われるばかりで誰も助けてくれず…。そうなるともう、頼れるのは母親だけでした」
慰謝料を立て替えてもらう代わりに
「厳しい母親のことです。相当怒られるのではないかと思い、会いに行くのがとても怖かったですね。
なので、あらかじめ大まかな内容だけメールで送り、実家に戻りました。
すると、母親が特にそのことに関して何も言わないんです。てっきり感情をむき出しにして怒られると思っていたんですが、怒鳴られることもなく、ただ少し悲しい顔で“こっちで対処しておくから”とだけ言われました。
結局、母親が弁護士に相談をして交渉した結果、慰謝料は減額されることに。