部下に不倫を告げ口されて… 妻が絶句した「束縛夫の真の姿」【後編】
そして、この状況がいつまでも続くと精神的にもたないだろうと、良い解決方法はないか一緒に考えてくれたんです。
それで、拓郎くんと話をするうちに、あるアイデアが浮かびました。上手くいくかどうかはわかりませんでしたが、とりあえず実行してみることに…」
部下の密告で衝撃の事実が発覚
「私は拓朗くんと会う約束をしました。やはりその日も、私が家を出たときから背後に人の気配を感じました。でも、その日は家に引き返さず、まっすぐにゆっくりと待ち合わせ場所に向かいました。
待ち合わせには、人通りの少ない場所を選びました。そして、拓朗くんと落ち合った瞬間にパッと振り返り、急ぎ足で来た道を戻ります。案の定、中島くんの姿が見えました。
彼は一瞬逃げる素振りをしましたが、無駄だと思ったのかそのまま立ち止まったので、彼をつかまえました。中島くんと話をするために、私たちは近くのカフェに移動。そして、中島くんは席につくなり『すみません…本当はこんなことはしたくなかったんです』と話し始めたんです」
夫に証拠を突きつけると…
「私が想像した通り、中島くんは夫の命令でずっと私の見張りをしていました。毎日マンションのすぐ傍にあるパーキングに車を駐車して、私のことを見張っていたそうです。