“夜の営みが気持ち悪い”… 妻をだまし続けた不倫夫の「卑劣なやり口」【前編】
だって、性的な関わりを気持ち悪いと言っている人が不倫をするなんて信じられませんでしたから。
だけど、いろいろ調べていくうちに、不倫相手とはもう3年以上続いていることがわかりました。ちょうど夫が『夜の営みが気持ち悪い』と言い出した頃から、その女性と不倫をしていたと悟ったのです」
夫が裏では不倫相手との関係を進めていたと知り、怒りと同時にショックが大きかったと瞳さんは振り返ります。
「裏切られたショックというか、夫が嘘をついてまで不倫がバレないように画策していたとわかって怒り心頭でしたね。よくもまぁ私を騙したなと思うと夫を許す気持ちにはなれず、これは制裁を下すしかないと思いました。
子どもがいるので、不倫の証拠を集めた先の離婚を考えると不安が大きくて悩みましたが、何年もの間私を騙していた夫を許す気持ちにはなれなくて。シングルマザーになるのは怖かったけれど、苦渋の決断をしました」
不倫を隠すために、妻に対して嘘をついたり工作をしたりする夫もいます。瞳さんの夫のように、夫婦の生活に対して悪い印象をもっているかのように伝え、その裏で不倫をしているのはかなり悪質でしょう。
夜の営みにまつわる話題はデリケートでもあるだけに、妻も親身にならざるを得ず、その裏をかくような卑劣なやり方と言わざるをえません。
©Kilito Chan/skaman306/gettyimages
文・並木まき
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