かわいくても俺はムリ! 2回目デートに誘われない「残念な女性の特徴」
ゆりあは「そろそろ彼氏、作ろう」と思いたち、審査制のマッチングアプリに登録。選んだアプリは顔写真の審査があったけど、もっちろんばっちり通過した。
男性は年収審査もあるようで、どんな男性とマッチするのかドキドキだ。
最初に会ったのは、大手食品メーカーに勤める、実家が太い男性。でも彼、自分の話しかしない。しかも、ずーっと自慢話。バルのおいしい料理をつつきながら約3時間、睡魔との戦い…。つまんねえ男。
低評価、つけとこう。
お次にマッチしたのは、医療系のアプリを開発するベンチャー企業のさわやか男性、晴臣さん。
「ゆりあさん、声もかわいいですね。昔なにかやってました?放送部とか、バンドのボーカルとか」と、褒め上手かつ聞き上手。
だから、つい語っちゃった。
「晴臣さんの前に会った人、ほんっとに自慢話ばかりで」
「やっぱり、なんでも『うんうん』って聞いてくれるおおらかな男性しか勝たん、ですよ」
「しかも、割り勘だったの。最初のデートくらい奢ってくれなきゃ、男性として見られなくないですか?」
晴臣さんはずっと「うんうん」「え〜大変だったね」とやさしく笑いながら相槌を打ってくれた。
(こ、これって私の好きなタイプに寄せてきてるよね!?)