“不倫相手との駆け落ち”なんて夢物語でした…すべてを失った「W不倫の代償」【後編】
事態が動いたのは、息子を寝かしつけたあと。夫が書類を出してきたのです。実は、夫は将太さんの妻と連絡を取り合っており、弁護士を紹介してもらっていたようで、今回の一件について書面を作成していました。
私たちの悪質な行為に対する慰謝料、離婚に向けて親権の問題などが書面に書かれていました。離婚は確定で、あとは慰謝料と親権などについて決めるだけの状況となっていたのです。もう、問答無用という感じでした。
そして、私たち夫婦は離婚。親権については今も争っているところですが、今は息子は夫の実家に預けられていて、会えていません。
将太さん夫婦は、ひとまず離婚は避けたようでした。ただ、将太さんの妻から私に、慰謝料が請求されました。本当に、駆け落ちなんて夢物語でした。なんであんなことをしてしまったのかと、今は後悔しかありません」
“不倫相手と駆け落ちをした女性の告白”をご紹介しました。
不倫をした時点で何かしらの罰を受けるのは確実ですが、駆け落ちまでしなければ、ここまで悲劇的な結末は迎えなかったかもしれませんね。
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文・塚田牧夫
夫とはできないことをしました… 女性たちが「不倫相手に夢中になったきっかけ」