「お泊まりデート、最悪でした…」28歳女性が“友達以上恋人未満の彼”と過ごした「忘れられない初夜」
おしゃれスタイルで出向いたプールサイドで気づいた。
「あっ、水着や小物に夢中で日焼け止め忘れたじゃん」
まあ、いいか。女優帽あるし、上着あるし。
しかし、真夏の太陽は甘くなかった。写真撮りに夢中で時間忘れてポーズ取ったり、上着脱いでプールの中で水をピチャピチャかけあったりと恋愛ドラマ気分で遊んでるうちに。
ジリジリヒリヒリ。
ヒリヒリしながらもディナーをすませ、いよいよ丈二との初夜タイム。超絶ぬるいシャワーを浴びて、決めブラをつけようとするとストラップが日焼け背中に当たり、
「いったーい」。
丈二が抱き寄せたときに爪が肩に当たり
「ぎょえーーーー痛いーーー」
もともと色白で肌が弱い陽歌。ほてりまくったボディは、ちょっとこするだけでジリジリヒリヒリ。
シーツに横たわるだけで痛い。
「ジョーくん、ミニバーから氷取ってきてーー」
氷で冷やしながら、なんとか遂行しようと奮闘する二人。
「ごめん、陽歌が痛い痛いゆうから気が散って無理だわ」
丈二が拗ね顔で言い放つ。
ムチャクチャ気まずい空気が流れ、丈二が一言。
「今日は僕たちの大事な日にしたかったのに、こんな情けない姿みせることになって、落ち込んだよ。