もう関わりたくない… 職場で“嫌われている同僚”が言いふらす「不倫の真相」【後編】
私は夫とちゃんと話すべきだと思い、家に帰ってから、南川さんとの会話を夫に包み隠さず伝えました。すると夫は、“ごめん”と謝りました。なんと、不倫を認めたのです。
南川さんの言ったとおり、相手は営業部の女性社員でした。しかし夫が言うには、関係を持ったのは“一年前に一度だけ”とのこと。職場の飲み会でかなり酔ってしまい、ホテルに行ってしまったとのことでした。それ以来お互いに距離を取っていて、一切何もないと…。確かに、それならばLINEの履歴に残っていないのも頷けました」
「もう関わらないで欲しい」と断言
「南川さんになぜ伝わってしまったのかというと、その女性社員が彼女に口をすべらせてしまったからだそう。
情報を仕入れた南川さんが、夫に対して、“不倫したんでしょ?”とちょっかいをかけるように。冗談半分ではあるものの、“璃子さんに言っちゃうよ?”と脅されていたそうです。
そして私は、別の友人を通じて不倫相手の女性社員にも連絡を取り、事実を確認。彼女の謝罪を受け入れ、それ以上追及することはしませんでした。
不倫疑惑の全貌が明らかになったところで、今度は私のほうから南川さんを誘い、食事に行きました。