不倫相手の主張は嘘だらけ… 予想外のW不倫に至った30代女性の「悲惨な末路」【後編】
突然のことに動揺した綾さんもうまく反論ができず、夫も裕太さんの妻も、綾さんの意見をまったく聞き入れなかったそうです。
慰謝料請求と離婚を突きつけられて…
「その謝罪の日から数日経って、夫から離婚を言い渡されました。もちろん慰謝料の請求もされました。もともと夫婦関係はうまくいっていませんでしたから、そこで結婚生活に固執する必要もないと判断した私は、自分がしたことの責任をとることにして、夫の要求通りの額を支払って離婚しました」
独身時代からの貯金は全て慰謝料に消え、今はワンルームでの暮らしから再スタートを切った綾さん。当時の自分の行いについて、こう話します。
「もともとはマザコンである夫を見抜けなかったところから始まった一連の出来事でしたが、当時の私は不倫を甘く捉えていたのだと思います。相手がまさか既婚者で、さらに私をあんな形で裏切るなんて想像もしていませんでした。今となってみればまずは夫と離婚をするのが先だったのに、目の前の問題から逃げるように不倫をした結果として、離婚の際に慰謝料も支払うことになって……自分の甘さや弱さを痛感しました。
おそらく不倫じゃなければ裕太さんのような男性とは深い仲になっていなかったと思います。