周りに気づかれぬよう機内で不倫相手にアイコンタクト…34歳客室乗務員が辿った「虚しすぎる結末」【前編】
そんな私を見るに見兼ねた男性のお客さまが『もうそれくらいにしておいたらどうですか』と声をかけてくれたのです。彼のおかげでどうにかその場が収まったのでとても助かりました」
綾香さんは先ほどのお礼を言いにその男性の元へ足を運んだのだとか。
「私が感謝の気持ちを伝えると、相手は目くばせしながら名刺を手渡してきました。その瞬間胸が高鳴って…彼の優しさに触れ、心奪われていたことにようやく気づいたのです。少しでも相手のことを知りたい気持ちから、その日のうちに弘さんに電話したのですが、早々に妻子持ちであることが発覚。
でも、彼を諦めることができなくて…駄目でもともととアプローチを試みることに。すると向こうも気があったようで、割と早い段階で不倫関係になりました」
一体、二人はどのように密会を重ねたのでしょうか。
「弘さんは商社マンということもあり、主に国内出張をしていました。
私も、国内線を担当していたので自然と顔を合わせる機会が多くて…同じ飛行機に乗りこむことも。機内でお客さまをお出迎えする時に彼とアイコンタクトを取って、周りに気づかれないよう不倫関係を楽しんでいたのです。私がそのまま現地に泊る日は、彼の宿泊先まで出向き逢瀬を重ねていました」