不倫相手に気持ち悪いLINEを送っていました… 40代夫の裏切りに気付いた「妻の絶望」【前編】
すると、赤い文字だかマークだかが目に入ったんです。どうやら絵文字を使っているようでした。私に対しては短い1文しか送ってこないのに、ほかの人には絵文字を使うのかと、ちょっとイラッとしましたね。
そこで、もしかして相手は女性では…という考えが浮かんだんです。確かそのころ、浩平は部屋のなかでスマホを持ち歩く機会が増えたなと、感じ始めた時期でもありました」
おぼえていたパスワードでロック解除
「浩平がお風呂に入ったときです。さすがに風呂にはスマホを持って行かず、テーブルに置きっ放しになっていました。私は、なかを覗いてみたくなりましたが、ロックがかかっています。でも以前に浩平がノートパソコンを開いた際に入力していたパスワードをおぼえていました。
もしかしたら…と思いそれを入力すると、見事に開くことができたのです。LINEのトーク履歴の一番上に女性らしき名前が。メッセージには絵文字がたくさんあり、さらに会話の内容を見て唖然としました。“君の手の温もりが忘れられない”とか、“艶めいた唇にそそられる”とか、気持ち悪い表現が並んでいたのです。
そこで、浩平が風呂から上がってきてしまい、慌ててスマホをもとの位置に戻しました」