「もう別れるしかないか…」彼氏がドン引きした「彼女の理解しがたいNG行動」
恋愛映画に憧れるんだもん、しょうがないじゃないか。
「龍、ごめん、今日体調悪くて…デートは今度にしない?」
ふたりが休みの貴重な休日。か弱いアピールの嘘をLINEで送った。
「えっ、ダイジョブ? お見舞い行く」
嘘とは知らず素直に心配した龍は、一人暮らしの真琴の家へ。
ベッドでぐったりしているよう見せかける真琴。龍はテーブルに、ポカリスウェットやゼリー飲料、アイスなどが入った袋を置く。
「ポカリとか買ってきたけど、飲む?」
「うん、ありがと」
真琴は龍からポカリ受け取り飲み干すと、アイスやゼリーにも手を伸ばす。買ってきたものが次々に消えていく。
「元気そうじゃん、おなかすいてたんだね」
「え、あ、うん…」
食べている時は元気なように見えたけど、真琴はまたぐったりのていで横たわる。目もうつろにしとこう。
「何かできることがあったら言って」
「じゃあ、来て」
真琴が龍の方に手を伸ばす。横になっているせいで、むちむちのTシャツの首元から胸の谷間が見え、色っぽい。
誘われるがままベッドイン。上目遣いで見つめてくる真琴に、タツは思わず股間反応。彼女の体はそこまで熱くない。