不倫を密告すべき…?「密会現場を目撃してしまった人」の苦悩
不倫現場を目撃してしまった人たちは、その事実をどうすべきなのか苦悩を抱えるケースもあります。メンタル心理カウンセラーの並木まきが、想定外に不倫現場に居合わせてしまった人たちの知られざる苦悩をご紹介します。
密告すべきか3か月悩み続けた
「深夜、会社に忘れ物を取りに行ったときに、上司と同僚上司が不倫をしている現場に居合わせてしまいました。あちらは私がその場にいることに全く気づいていなくて、ふたりきりの世界に没頭…。私も面倒になるのが嫌だったので、そそくさと忘れ物をとって静かにその場を後にしました。
しかしそれからというもの、不倫現場を見てしまったことをしばらくは誰にも言えず、悶々とした感情を抱えることに…。うちの会社は不倫がバレれば左遷されるのは確実な風土だったので、私が密告をするとふたりの将来が大きく変わると思ったら、悪いことをしているのはあちらなのに、密告をすることが悪いことのように思えてしまったんですよね。結局、3か月悩んだ後に同僚に打ち明け、社内の窓口に通報しました」(35歳女性/IT)
不倫をする人たちが悪いのは間違いないながらも、当人たちの将来を思うと、軽々しく密告をするのも…とためらってしまう人もいる模様です。