「結婚相手として致命的…?」我慢できない「彼氏の問題点」と対処法
「おっ、いいね〜」
乗り気な一輝の声。よかった。
「一輝も一人暮らしだし、長距離配送の時は家、空けてるから家賃もったいないよね」
「確かに。それって彩ちゃんの料理毎日食べられるってこと? 幸せすぎ」
「いつからにする? 私、今のアパートの更新9月だから、それまでに引っ越せるとありがたいんだ。一輝は8月、繁忙期だっけ? ちなみに家賃の更新がいつか調べて。ガス電気水道は引き落とし?Wi-Fiは部屋に付いてた?」
矢継ぎ早に尋問。
「ん、確認しとく」
一輝はそそくさと場を離れる。
早く具体的な話をしたかったけど、わからないならしょうがない。
その日の話し合いは終了。
1週間後のショッピングモールデート。洋服を見つつ、彩花はこの間の話を切り出す。
「えと、まず8月は繁忙期で…あ、 彩ちゃんその服めっちゃ似合いそう!」
彩花が肩にあてている服を見て、話が変わってしまった。
そのまた1週間後のおうちデート。イチャイチャ距離近め。エッチ突入するとマジメな話はできない。おっぱい触られる前に切り出してみたら…。
「ねえ彩ちゃん、おれもう我慢できない」
レロっと深いキスをされて、ブラウスのボタンをはずしにかかってくる。