上手いことやりやがって地獄に落ちろ…「格差婚」【カレー沢薫 アクマの辞典】
と卑屈になるかの違いだという。また稼いでいるほうも「自分がこれだけ働けるのは夫のおかげ」と感謝するか「こいつは私が食わせてやっている」と見下すかでは大きな違いがある。
つまり、どっちのスペックが上だろうが下だろうが、リスペクトがなければ上手くいかないということである。
また、どこを買うかも人によって違う「こいつは無職のヒモ野郎だが、野菜にすら“さん”づけするところが推せる」ということもある。
それを、たかだか収入や社会的地位、容姿の差だけでお他人様の結婚を「格差」呼ばわりするのは良くない。
そんな言葉で自分の妬みをオブラートに包むぐらいならドストレートに「なんか気にいらねえ婚」と言ってしまったほうがいい。
【カ】
▶「格差婚」(かくさこん)
…した瞬間に「上手くいきっこない」の呪いをかけられる
【キ】
▶「聞き上手」(ききじょうず)
…聞いているフリが上手い人
【ク】
▶「黒歴史」(くろれきし)
…自分の歴史のみならず「あいつとつきあったのは黒歴史」と他人の歴史の一部になっている場合がある
【ケ】
▶「ケチ」(けち)
…そいつはケチな男じゃない、君に金を使いたくないだけだ
【コ】
▶「小室哲哉」