「実は五股だった」たくさんの愛を育む男と、彼に恋した女心の春夏秋冬
とのこと。
他の四人とは体の関係もあり、みんなと満遍なく会っていて、転勤先まで会いにくる子もいたという彼。みんなを同じくらい好きなのですが、ここにきて自分はいったい何がしたいのかわからなくなったそうです。
そんなのわたしにわかるわけがありません。「大好きだった」想いは決して言わないでおこうと固く誓いました。
■優しいけど危険すぎる男
どうやらこういったタイプの男性には、女性たちがその性格を理解して、他に女がいてもいいからつながっていたいと思わせる何かがあるのでしょう。
もしかしたら、ものすごい床上手マンなのかもしれません。
あるいは「人たらし」なのかもしれないけれど、どうやらあまり女性には恨まれないようです。
実際わたしも、初々しいトキメキをもらったので、立腹はしませんでした。
でも、ズルズル関係を続けるには危険な相手です。優しすぎるのか何も考えていないのか、結婚はせずにきっとこのまま満遍なく女性たちを愛し、関係を続けるでしょう。
わたしは彼の問いに「全員と関係を断つべきだ」と伝えました。
「おまえならそう言ってくれると思ったよ。ありがとう」
そう言って彼は満足そうに電話を切りました。