神秘と官能…12月22日「冬至」はイザナギラインと太古の恋に想いを馳せて
今日は冬至ですね。明日から徐々に日照時間が長くなっていく、と思うとなんとなく気分も上がるもの。
古くから冬至を「一陽来復」と言いますが、まさに太陽が力を取り戻す、希望を感じられる日でもあるんですよね。
■「イザナギライン」って知ってた?
ところで、みなさんは「レイライン」、あるいは「太陽の道」という言葉をご存知でしょうか。冬至や春分・秋分など、太陽の運行と密接に関係した一直線上に、霊験あらたかな神社やパワースポットが並んでいる、という現象で、多くのミステリー愛好家に親しまれているのだとか。
我が国におけるレイラインの中には「イザナギライン」と呼ばれるものがあるそうです。
『失われた日本の超古代文明FILEムーSPECIAL』(学研パブリッシング)によると、こちらは、現在の淡路島にある伊弉諾(いざなぎ)神宮を中心として、
・春分、秋分の日に太陽が昇り没する東西のライン
・夏至の日の出と冬至の日没のライン
・冬至の日の出と夏至の日没のライン
の3つの線上に、出雲大社や伊勢神宮内宮をはじめとした神社が多数並んでいるんですって。
びっくり!
■『古事記』に見る最古のロマンス
イザナギと言えば、イザナミと共に『古事記』に最初に登場する夫婦であり、いわば日本のアダムとイブ。