彼氏がいるのになんとなく淋しい…その感情の正体は?【ひとみしょうの男子学入門】
つまり、彼氏がいてもなぜか漠然とした淋しさを抱いているという事実を彼氏に隠すから、あなたは漠然と淋しいのだ、と言います。
あるいは、いわゆる自分(の適職や生き方)を探している人の中には、そういうものを探しているという事実を他人に知られるのが恥ずかしくて、ひそかに探している人がいますね。彼氏が家に来たら、自己啓発の本を押し入れに隠しちゃうような人。
そういう人は、本当は、自分探しをしていること自体が恥ずかしいのではなく、自分探しをしている自分を隠してしまう自分のことを恥ずかしいと思っているのです。で、恥ずかしいからそういう自分を隠す――これこそが、漠然とした淋しさの正体なのです。
■漠然とした淋しさを消す方法とは?
隠すという行為そのものが、漠然とした淋しさの原因なのだとすれば、漠然とした淋しさを消す方法は簡単ですよね?
隠さなければいいのです。
たとえば彼氏に「わたしさぁ、あなたがいてもなぜか漠然と淋しいんだよね」と伝えたとします。そうすれば、彼は「なにがそんなに淋しいの?パッと焼肉でも食べに行って寝よ!」と言ってくれるかもしれないでしょう?そしたら「まあまあ」救われた気分になるでしょう?
それでも救われた気分にならない人は、わりと重症だと思います。