痛いLINEを送ってくるおじさんにありがち…「好きのサイン」の勘違い【カレー沢薫 アクマの辞典】
相手が「痛いLINEを送ってくる知らないおじさん」だったら無視できる、それ以前に貴様は誰だ、という話だ。
しかし、その「おじさん」というのは、客だったり、上司だったり取引先だったり「立場上無視はできないおじさん」というケースがあるのだ。
よって、たとえ嫌でも返事だけは返すため、おじさんはそれを「好きのサイン」と勘違いし、「ちゃんづけしてくる」「下ネタを入れてくる」からの「なんちゃって」とエスカレートしていってしまう。
つまり、おじさんに限らず「返事が必ず返ってくる」だけで「イケる」と思うのは事故のもとだ。
せめて相手のほうから業務連絡以外の「無意味なLINE」が来るようになってから、登る準備を始めたほうがよい。
ネットで自分の出したLINEが晒されているのを発見したくはないだろう。
■サ行
【サ】
➤「サプライズ」(さぷらいず)
…フラッシュモブプロポーズを断られてびっくりすること
【シ】
➤「塩顔」(しおがお)
…さっぱり系の美形、それ以外は「モブ」と呼ばれる
【ス】
➤「好きのサイン」(すきのさいん)
…「気づいてくれない」ではなく「無視されている」可能性も考えよう
【セ】
➤「整形美人」