彼氏を理想の男性に変える秘訣は?「おだてる」と「育てる」の違いを解説
さらに尊大な態度へと発展し、「この女性は自分が何しても受け入れてくれる」といった子どもじみた勘違いを抱くようになるのです。
「おだてる」のは、そういう意味で一定の効果は認められるものの「制御が難しい」という一面があります。
■所属の要求を満たし、信頼関係を築く
アドラー心理学において教育とは「おだてる」ではありません。具体的に言えば以下の2点になります。
・能力を相互的に理解する
・仲間意識を育てる
自立した大人として、その人の個性やライフスタイルをお互いに認め合うこと。そして、自分の心の中に相手の居場所を作って相手を迎え入れ、相手の「所属欲求」を満たす。それが「教育」だとしています。
このような「教育」であれば、2人が快適に過ごすための「すり合わせ」ができるようになるし、2人にとっての「最善」を見つけていこうと相互に協力する関係性を築けるようになるのです。
相手を「育てる」だけでなく、自分自身も「一緒に育つ」つもりで向き合っていくほうが、お互いに「納得」が多い付き合いとなるでしょう。
■まとめ
「おだてる」と「育てる」の違い、ご理解いただけましたでしょうか。
なお、世の中には、所属の要求を満たした途端、「この女性は自分から逃げない」