本命にも浮気相手にもいい顔をする男性の心理…欲望の裏側にあるものとは?
そういう「ケジメ」をつけられない時点で、「その程度の相手」でしかないわけで。最初から、浮気相手ではなく本命を選んでいるのです。
それにも関わらず、浮気相手に対して「お前こそ本命だ」というフリをするのは「嘘」をついているのと同じ。自覚がなくとも「本命」にも「浮気」にもいい顔して、「その程度の相手」と「期間限定の恋愛ごっこ」を興じているにすぎません。
「大事にしている」どころか、「残酷な勘違いをさせている」のです。
■忘れられない相手であってほしい願望
「男は最初の男になりたがり、女は最後の女になりたがる」という言葉をご存知でしょうか。劇作家オスカー・ワイルドの名言です。
多くの男性には、自分と関係を持った女性にとって自分が「忘れられない存在」であってほしい、という願望があります。
「最初の男」になれば、一生記憶に残る「特別な存在」でいられる。だからこそ憧れるんでしょうね。
ただ、この「いつまでも大事な人と思ってもらいたい願望」がいろいろと厄介なのです。この願望があるから、ついつい浮気相手にも「いい顔」をします。
そうすると、女性としては少なからず気持ちがあるはずだ…と期待してしまうもの。