結局、都合のいい女を求めてる?「重い女」がウザがられる理由【カレー沢薫 アクマの辞典】
漫画家として活躍するカレー沢薫さんの連載コラム「アクマの辞典」
このコラムは、ア行からワ行まで、女や恋愛に関する様々なワードをカレー沢さん独自の視点で解釈していきます。女の本性をあぶりだす新しい言葉の定義をとくとご覧あれ!
■第61回アクマの辞典ア行
【オ】
➤「重い」(おもい)
今回のテーマはあ行から「重い」である。
体重の話ではない。
確かに世の中には、物理的に重く、体積的に広い人が好み、といった人もいる。
そういう方のために体重100キロ以上の淑女を揃えた、婚活パーティが秘密裏に開催されたりもしているようだが、エレベーターに1回3人ぐらいしかの乗せられないため、なかなか会場入りが終わらないという。
ちなみに気合の入ったデブ専男性でも100キロあたりの女がボーダーでそれ以上だとキツと感じるらしい。
このキツいとは、好みから外れるとかいう意味ではなく、むしろイイネなのだが、100キロ以上を超えると移動に支障が出てくる場合が多く、デートも満足にできなくなるといった意味でキツイのだそうだ。
つまり「下半身(性的じゃない意味で)が強い動けるデブ」になれば、一部の層から熱烈にモテるかもしれないということだ。