姫君たちに贈る10月のメッセージ「月」…急がば休め!【ムンロ王子の愛のパワータロット】
10月のカード:【月】急がば休め!
今月ご紹介するカードは『月』、大アルカナの「18番」です。
【月:MOON】
『月』は、正位置で出ると霧がかかったように視界が悪く「見通しの立たない不安な気持ち」、逆位置で出ると霧が晴れて視界が良くなり「見通しが立つ」、もしくは「見通しが立ってから動き出せ」という意味になります。
月は正位置でも逆位置でも黄信号
『月』は『太陽』と対のカードで、テーマは「進むべき道」が見えるかどうかということ。道が開ければ「進む」、道が見えなければ「立ち止まる」という自然界での当たり前の摂理を「太陽」と「月」により示唆するのです。
これは陰陽道などにも通じるもので、このテーマだけで本を一冊書けてしまうほど奥深い話です。タロット占いの話に戻しますと、『太陽』の正位置が青信号、『月』の逆位置と正位置が黄信号、『太陽』の逆位置が赤信号と言ったところでしょうか。
10月のシャンソン
『蘇州夜曲』
李香蘭(山口淑子)が長谷川一夫と共演した『支那の夜』という映画の劇中歌。服部良一作曲のステキなメロディに乗せて「おぼろの月」の夜に舟歌を聴きながら男性の胸に抱かれて眠る幸せなひと時を歌っています。