冬は保湿!化粧品を選ぶ時に参考にしたい、保湿成分のタイプ3つ
しかし、化粧品は角質層までしか届かないため、ヒアルロン酸やコラーゲンが配合された化粧品を肌に塗っても真皮まで吸収されることはありません。その代わり、湿度が下がっても水分を抱え込む性質を活かし、肌表面の角質層を保湿する役割を果たします。乾燥が気になるこれからの季節にぴったりの保湿成分といえるでしょう。
■アミノ酸
アミノ酸は肌のうるおいを高める成分の一つで、肌の表面にある角質層の天然保湿因子の4割がアミノ酸で構成されています。天然保湿因子が不足すると肌は乾燥し、新陳代謝が乱れ、肌トラブルを起こすこともあるのです。
アミノ酸が配合された化粧品を使用することで肌の水分量と皮脂量が2倍に増えたというデータがあるほど。水分量が上がれば肌の新陳代謝が活発になり、ハリや弾力がアップします。みずみずしい素肌を目指すなら、アミノ酸配合の化粧品を試してみると良いでしょう。
■化粧水は保湿ではない!
よく「化粧水で保湿ケアしている」という声を聞きますが、化粧水はほとんどが水でできており、その中に配合できる保湿成分の量も限られています。お風呂にずっと浸かっていても肌が保湿されないように、化粧水では肌を潤わすことはできないのです。