突然ですが、「アフリカに靴を売りに行った営業マン」の話を知っていますか?
ここに二人の営業マンがいます。二人とも自社の靴をアフリカのとある国で売ろうと、現地の視察に来ました。その国は国民のほとんどがまだ靴らしい靴を履かずに生活をしていたのです。
A社の営業マンは本社に次のように報告しました。「この国はダメですね。誰も靴を履いていません。需要がないので売れないでしょう。明日の便で帰ります。」
B社の営業は本社に次のように報告しました。
「ビッグチャンスです!この国は誰も靴を履いていません!我が社で独占できますよ!至急、営業マンを増員してください!」
全く同じ状況を見て、「売れる」と思う人と「売れない」と思う人がいる。この二人の違いは「視点」にあります。
恋愛においても同じようなことが起こります。起こっている事象は同じなのに、それを「苦しい」と感じる人がいる一方で、「楽しい」と感じる人がいるのです。恋愛を苦しいと思うか、楽しいと思うのかはこの「視点」の問題なのです。
いくつか具体例をあげながら考えてみましょう。(以下、苦しい恋愛をする人の思考性を「苦」、楽しい恋愛をする人の思考性を「楽」