です。だから、淋しさをわりとうまく扱えるようになります。
2つ目の理由は、淋しさに「時間がない」という気持ちが勝るのが30歳前後だ、ということです。とくに女子の場合はそう。
今の時代、「いつまでに結婚したいですか?」というアンケートをとったら、「29~30歳くらい」と答える女子が多いですよね。もちろん人によっては25歳までに結婚したいと言っている人もいれば、35歳と答える人もいるけれど、おおむね30歳前後と答える人が多い。
淋しさに足をとられていても、淋しさとは別のベクトルを人生が用意してくれて、そのベクトルにはもれなくタイムリミットがある――こう意識できた時、人は淋しさから解放されます。タイムリミットとは、女子の場合、具体的には結婚であり出産でしょう。
子供をもうけるかもうけないかはその人の自由ですが、それでも出産を人生の1つの節目として自分の人生を考える。一般的に男女差を考えた時、これも女子の特徴でしょう。
■■消えてくれる淋しさ・消えてくれない淋しさ
淋しさって不思議なもので、何らかタイムリミットを伴う目標が見えてきたら、自然と消えてくれるようになっています。
それでも消えてくれない淋しさも、もちろんあります。