■山にまつわる夢
筆者の体験では、ある時期から「山」の夢、それも地元の山や見知らぬ山が登場する夢を頻繁に見るようになりました。それから家族や身内、親戚が相次いで他界し、いろいろな状況が変わってしまいました。山のイメージは文字通り「山あり谷あり」の人生そのもの、自分自身の人生の行路を象徴します。
基本的に地元の山はご先祖様や年輩の家族を象徴します。山火事は家族、または身内に変化が起こる凶兆。反対に火柱が出るような噴火は吉兆となります。
■故人が現われる夢
数多くの不思議な夢を鑑定してきた筆者には、今でも理解できない奇妙な体験があります。ある大事故で重体になっていた話題の人「○○氏」のニュースが大々的にテレビで伝えられた日の夜のことです。
寝ていると誰かの気配がしています。泥棒かと思って飛び起きたところ、白いシャツを着た男がこちらを見て立っていました。恐怖と対峙しながら、ようやく私は「あっ!○○氏」と気づくと、それは無言のまま煙のように消えてしまいました。時刻は深夜3時過ぎ、体は立ち上がっていて意識もはっきりしています。しかも私は彼には縁も関心もありません。とりあえず落ち着こうとテレビをつけた直後、ニュース速報が入って「○○氏が○○病院で死去」