取り繕ってるわたし、偽善をしてるわたし、建前を話してるわたし、全部ほんとのわたしです。嘘をついても、ひとを騙してもいいとは思いませんが、万が一そうしてしまったとき、必要以上に自分を責めてはいけません。
一方的に、相手を欺く気だったのか。そこに至るまでに相手は誠実だったか。起こってしまったことは仕方がないですから、悪行を行ってしまった経緯を自分自身と話し、相手と話し、ひとつひとつ解決していくことが大事です。解決するたびに自分のことを少しずつ好きになれます。
■5.『こんなダメなわたしを好きだといってくれるのはこの男だけ』
この見解は全く間違っています。世の中でダメな男といい男は圧倒的にダメな男の数のほうが多いですし、ダメな女といい女は圧倒的にダメな女の数が多いんです。
よって、この男がダメならば、別れて寄ってくるダメな女はゴマンといます。『このひと、わたしが別れたらつきあってくれる女なんていない』という見解もまちがいです。
■おわりに
いかがだったでしょうか。
1~5のセリフを言う女性は、根本的に自分のことを好きじゃないので、『ダメなわたし』に釣り合うのは『ダメな男』という思考回路のもと、ダメな男との恋愛を繰り返します。