あなたの夢に恋人や好きな人が頻繁に現われる状況は、基本的に良い傾向ではありません。古くから夢に思いを寄せる人が現われる場合、自分の魂が夜ごとさまよい、蝶々のように相手のところに行っていたと考えていました。日本の古典文学にはそのような話がたくさんあり、「魂結び」というおまじないで自分の魂が抜け出るのを防いでいたことが語られています。
想う相手が頻繁に夢に現われるのはやはり吉兆とは言えないようです。夢の状況によっては大きなトラブルの予兆になっているものがあります。では恋人が現われる夢の中で、注意が必要なシンボルのいくつかをご紹介します。
■恋人と食事をする夢
恋人とテーブルで向かい合わせ、または離れて座るならコミュニケーションの隔たりをあらわします。テーブルの位置は人間関係のポジションを象徴します。
向かい合わせの位置であれば対立の要素を抱えていることをあらわし、離れて座っていれば互いに隔たりのある関係をあらわします。もちろん夢の中でも相手が横にすわっていれば関係の良好をあらわすのですが、それ以外のポジションでは何らかの警告性があると思ってください。
■恋人と喧嘩する夢
罵倒、怒声を伴う口喧嘩なら相手との確執、トラブルを暗示します。