「痴漢冤罪」で逮捕…その後の流れや私生活への影響はどんなもの?
また冤罪で釈放されたとしても周囲から疑わしい目で見られるおそれは残り、失った信用を取り戻すのも大変です。
冤罪による私生活上の悪影響は甚大ですから、仮に故意の冤罪のでっち上げであれば、被害者と称した者に対し、不法行為の損害賠償請求をすることも可能です。
痴漢冤罪事件では、私生活上の影響を最小に抑えるため、早期の釈放を目指すことが肝要です。
逮捕されると、留置施設の警察官に弁護士との接見を依頼することができます。
とにかく早いタイミングで弁護士を呼ぶことを覚えておきましょう。
*著者:弁護士 星野宏明(星野法律事務所。不貞による慰謝料請求、外国人の離婚事件、国際案件、中国法務、中小企業の法律相談、ペット訴訟等が専門。)
【画像】イメージです
*FotograFFF / PIXTA(ピクスタ)