勝手に出て行った嫁と子供…婚姻費用や養育費の支払いは義務?弁護士に聞いてみた。
もちろん、だからと言って、親権を持つ側がいくら請求していいというわけではありません。両者の収入や、子供の人数、年齢などを考慮し養育費の目安を算出した算定表があり、それを参考として養育費を決めるのが一般的です。
参考:算定表(裁判所HP)
もし、養育費のことでもめてしまったら調停を申し立てるのが通常でしょう。それでもまとまらない場合は弁護士に相談してみてください。どうしてもまとまらないのであれば、家庭裁判所の調停ではなく、審判という、裁判に似た手続きを用いることもありえます。
養育費は、自身の子供に支払うものであり、元配偶者に支払うものではありません。
どんなに元配偶者が憎くても、子供のためだと思って支払うのが賢明でしょう。
*弁護士監修/ 虎ノ門法律経済事務所池袋支店齋藤健博弁護士(弁護士登録以降、某大手弁護士検索サイトで1位を獲得。
LINEでも連絡がとれる、超迅速弁護士としてさまざまな相談に対応。特に離婚・男女問題には解決に定評。今日も多くの依頼者の相談に多く乗っている。弁護士業務とは別の顔として、慶應義塾大学において助教も勤める。)