「目に見えるだけが障害じゃない」ADHDのパートナーをもつ妻が“今のまま仲良し夫婦で”と言う理由
ーー解決に向けてどんな工夫を?
Bさん:その都度伝えて、パートナー自身に気づかせてました。
ーーパートナーとは、どんな関係性を築いていきたいですか?
Bさん:今のまま仲がいい夫婦のままがいいです。
ーー今後、社会に対して「もっとこうなったら良いのにな」と思うことは?
Bさん:まだADHDの認知度も低いので目に見えるだけが障害じゃないことを知って欲しいです。
仲良し夫婦のままでいたい
片付けが苦手なところや、コミュニケーションが苦手なところを見て、「パートナーがADHDなのでは」と気が付いたBさん。
普段から相手をよく見ているからこそ、気が付けたのかもしれません。またADHDの症状は「怠慢、サボりだと勘違いされやすい」とも言われています。
愛するパートナーの特性を上手に乗り越えてきたBさんだからこそ、世間の人にもっと知ってほしいと強く願っているようですね。
カップルセラピストは2人の関係をどう見る?
パートナー間の関係改善を目的としたカウンセリングを行う、“カップルセラピスト”はお二人の関係をどう見るのでしょうか?
これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポートしてきたカップルセラピストの坂崎さんに話を聞きました。