PMSのつらさを見える化へ。お菓子メーカーのロッテが研究に乗り出したワケ
そのため女性たちは皆「自分のPMSレベルがどの程度なのか分からない」ですし、もちろん周りの人に「自分がどのくらいキツイのか」を伝えることも困難です。
女性の約8割は生活に支障を感じると回答
実際、PMSを感じたことがある女性はなんと全体の約9割(※)。
さらに約8割が「仕事や生活に支障が出る」と回答している(※)ほど、女性にとって非常に身近な健康課題であるにも関わらず、症状の数値化など研究が遅れている分野でもあります。
(※株式会社ロッテ調べ 引用元:PRTIMES)
なぜロッテがPMSの研究を?
ロッテといえばガーナチョコレートやクランキーなど、お菓子が有名な食品メーカー。ですが実は、長年にわたり子どもからお年寄りまでの健康課題に向き合ってきたことはあまり知られていません。
プロジェクトの中心を担う「ロッテ中央研究所」の担当者に、その背景やプロジェクトにかける想いを伺いました。
「わたしたちはお菓子メーカーですが、当社のパーパスは“独創的なアイデアとこころ動かす体験で人と人とをつなぎ、しあわせな未来をつくる”こと。
一見お菓子とPMSは離れているように思われますが、しあわせな未来をつくることを目的としているので、女性の健康を維持する、推進していくところも弊社の目標の一つと考えています」