未婚アメリカ人の「結婚願望あり」が53%まで激減している理由
「結婚したいけど、イイ人がいない~!出会いがない~!」とは、日本の若い男女からよく耳にする話ですね。
しかし、結婚願望のある人自体が少なくなり問題となっているのはアメリカです。『Pew Research Center(Pew研究所)』の未婚アメリカ人調査では、「結婚願望あり」が2010年は61%だったのに対し、2014年には53%まで減少。
これには根深い理由があるようです。今回はその理由をお伝えしたいと思います。
■未婚アメリカ人女性が落胆している訳
未婚のアメリカ人女性の希望する結婚最低条件として上げられるのが、“男性が定職に就いている”ということ。つまり、「夫は外で働くべき」という価値観もまだまだ根強く残っているようです。
実際、同調査では未婚アメリカ人男性のうち、仕事をしている人は65%しかいないとの結果が。
結婚したい女性が落胆してしまうのも無理はありません。
結婚願望が薄れてしまう事態もありえるでしょう。これは雇用問題などがかかわってくることで、国で改善しなくてはならない大きな課題といえそうです。
■アメリカの未婚女性と未婚男性の割合
また、アメリカの25歳~34歳の未婚男女の人数の割合を見てみると、現在女性100人に対して男性126人。