“食の神のふるさと”と言い伝えられる京都府北部の丹後・丹波地方の魅力が詰まったムック本『海の京都』の世界を紹介する「Discover Another KYOTO~海の京都、再発見~」が、3月30日から4月4日までジェイアール京都伊勢丹10階の催物場で開催される。稲作や日本酒の発祥の地という説も残る「海の京都」エリアは、京都府北部の宮津市、京丹後市、舞鶴市、綾部市、福知山市、与謝郡与謝野町、与謝郡伊根町の7市町からなる地域。同展では、日本の食とものづくりの源流ともいえる海の京都エリアを日本の上質なヒト・コト・モノを発信する雑誌『Discover Japan』が取材・編集した3月25日発売のムック本『ディスカバー・ジャパン トラベル 海の京都』の世界を、各地を旅したクリエーターの写真や映像などを用いて紹介する。今回各地を旅したクリエーターは、宮津市をアートディレクターの北川一成、京丹後市をミュージシャンのゴンチチ、舞鶴市を芸術家の日比野克彦、福知山市を狂言師の茂山逸平、綾部市を華道家元の池坊専好、与謝野町を和紙作家の堀木えり子、伊根町を俳優の井浦新の7名。その他、綾部市で約800年続くといわれる手漉き和紙「黒谷和紙」や古代米を使った向井酒造ロゼ色の日本酒「伊根満開」、旧日本海軍時代から続くノスタルジックな街並みの舞鶴赤レンガパークのオリジナルグッズなどが販売される。3月30日の15時からは、海の京都探訪事業プロデューサーの立川直樹と『あまから手帖』編集顧問の門上武司によるトークショーが開催される。海の京都に脈々と流れる、食からプロダクトまで、素材を活かした“いいもの”との出会いを楽しめるイベントとなっている。
2016年03月27日ランコム(LANCOME)による新商品体験イベント「メゾン ランコム(MAISON LANCOME)」が、4月2日、3日に表参道ヒルズにて開催。これに合わせ3月28日より期間限定で、表参道ヒルズの人気飲食店3店でコラボレーションメニューを販売する。同イベントは、ブランドカラーであり人生を幸せに彩る色でもある“ピンク”をモチーフとした“ピンク ステート オブ マインド(PINK STATE OF MIND)”をテーマに開催されるもの。当日はランコムの世界観を感じてもらえるよう、ピンクに彩られたパリの街並みを再現した新商品の体験ブースが登場。ローズが咲き誇る朝の公園や、パリジェンヌの楽しみのひとつである昼下がりのカフェ、注目される女性有名人“it girl”が集まるバーなどがイメージされた。同イベントの開催に合わせて、表参道ヒルズの人気店舗3店とのコラボレーションによるランコムのブランドカラーであるピンクを取り入れた限定メニューを提供する。チョコレートバー・マックス ブレナーは、ランコムをイメージした限定ワッフル「ダークチョコレートローズワッフル」(1,600円)を発売。ダークチョコレートとイチゴ、ザクロを乗せ、仕上げに薔薇の花びらを散りばめることで見た目にも華やかなスイーツに仕上げられた。シアトル生まれのグルメなポップコーン専門店ククルザ ポップコーンからは、ストロベリーの甘さとさわやかなシャンパンの風味が印象的な限定ポップコーン「ストロベリーシャンパン」(S/500円、M/850円、L/1,250円)が登場。中目黒発の型破りなハンバーガー店ゴールデンブラウンでは、アボカドと自家製パプリカのピクルスを用いたヘルシーな「アボカドビーツバーガー」(1,454円)を提供する。【イベント情報】「メゾン ランコム」会場:表参道ヒルズ本館地下3階 スペース オー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10会期:4月2日、3日時間:4月2日11:00~20:00、3日14:00~19:00
2016年03月27日6人の女性の“美”を撮りおろした写真展「The Vision of the NEW WOMANヴォーグ ジャパンが選ぶ煌めきのニュー・ウーマン」が4月9日から24日まで、新宿駅新南エリアの新たなランドマークとしてオープンした商業施設ニュウマン(NEWoMan)5階のイベントスペース・ルミネゼロにて開催される。同展は『ヴォーグ ジャパン(VOGUE JAPAN)』とニュウマンとのコラボレーションによって開催されるもの。ニュウマンのコンセプトである「一生、輝く。」、「あたらしい時代を生きる、すべて のあたらしい女性のために。」にインスピレーションを受け、『ヴォーグ ジャパン』が考える“あたらしい女性”6人の“美”が撮りおろされた。撮影を手掛けたのは、多くのセレブリティから支持される女性フォトグラファーのニコール・ノドランド。今回のために拠点とするロンドンから来日、渡米し、約2週間にわたって6人の女性を撮影した。今回モデルを務めた6人は、プロフィギュアスケーターの荒川静香、作家の小川洋子、造形作家の菊地絢女、気仙沼 斉吉商店の斉藤和枝、モデルで女優のTAO、元宝塚歌劇団トップスターで女優の柚希礼音といった、現状に満足せずにさらなる成長を目指して努力を重ねる女性たち。撮影はアイススケートリンクや劇場、制作スタジオ、気仙沼の海など、それぞれの女性たちが最も輝ける場所で行われた。写真展では、それぞれの写真作品はもちろん、メイキングやインタビュー映像も上映される。また、『ヴォーグ ジャパン』とニュウマンのコラボレーションによる特設ウェブサイトもオープン。写真展の情報やニュウマンの各フロアガイド、イベント情報などが掲載される。【イベント情報】「The Vision of the NEW WOMANヴォーグ ジャパンが選ぶ煌めきのニュー・ウーマン」会場:ニュウマン5階 ルミネゼロ住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-55会期:4月9日~24日
2016年03月27日今回が5回目となったゲリラランウェイの「ハプニング(HAPPENING)」が、東京メトロ銀座線の日本橋駅から銀座駅で行われた。3月26日午後4時過ぎに今回参加した6ブランドの16-17AWコレクションを着たモデルが、3本の電車に分かれ、日本橋駅から乗車。一般の乗客に紛れて銀座駅で下車し、銀座駅構内から改札をウォーキングした。事前にメトロの許可を得ており、地下鉄スタッフが現場の混乱を回避。土曜日の夕方ということで、車内には一般の乗客も多く、構内を急ぐ人たちも多かったが、さしたる混乱もなく約15分の“ハプニング”が終了した。スタイリストの伏見京子が中心となり2014年から始まった東京のストリートシーンでゲリラ的に開催される同イベントは今回が5回目。ラフォーレ原宿、選挙用街宣車、表参道ヒルズ前など、毎回趣向を違えた“ハプニング”で開催されてきた。前回までのシーズン同様、コンテンポラリーダンサーが参加し、ダンスを行いながらイベントが進行するスタイルが定着。伏見京子の非日常を日常の場にハックするという実験的なスタイリングが継続されている。今回参加した6ブランドは29日から31日まで渋谷ROOM703(東京都渋谷区渋谷1-10-1八千代ビル)で、今回発表された「SILENCE -OCCULT-」のアートピースが展示され、展示受注会が行われる。今回参加したデザイナーとブランドは、KOSHIRO EBATA、MEGMIURA、TAKUMA、TAKESHI SATO、KUNIO KOHZAKI、MOTOHIRO TANJI、SPACE DESIGN TOWA(ROPE ARTIST)Text: 野田達哉
2016年03月26日3月30日より三越伊勢丹では、瀬戸内をテーマにした「JAPAN SENSES」というキャンペーンが行われる。それに伴い伊勢丹新宿店のショーウィンドウを舞台に、瀬戸内国際芸術祭のディレクターを務める北川フラム氏が「海の曼荼羅」をテーマに、11人の作家をディレクションする。「アートは歴史、観光、文化の良さを引き出し、そこに生活する人々や訪れる人々の、未来につながる記憶を呼び起こす」と語る北川氏は、伊勢丹に足を運ぶ人々と、瀬戸内国際芸術祭への来訪者のセンスや感性には共通点があるという。時代の底流を流れる、人々の感覚の奥にあるものとは?■圧倒的な自然、宇宙と人間が感応する瞬間ーー「海の曼荼羅」をテーマに、11人の作家をディレクションされるそうですが、どのようなコンセプトをお持ちですか?平安時代の僧侶である空海は、瀬戸内国際芸術祭の舞台のある讃岐国、現在の香川県の善通寺出身です。苦労して唐に渡り、中国でナンバーワンの位置まで上り詰め、日本に戻って真言宗の開祖となりました。彼は19歳から山林での修行に入り、優婆塞(うばそく)、つまり乞食坊主のように、阿波を巡って土佐まで歩きます。室戸岬の洞窟で修行をしているとき、明星が口に飛び込んできて悟りを開きました。そのとき目にした「空」と「海」から「空海」と名乗るようになったといいます。刻一刻と表情を変える自然の姿。修行を通して自己を研ぎ澄ませていく感覚。宇宙と自分が出会う瞬間、それこそが、彼にとって祈りであり、信仰そのものだったのです。圧倒的な自然界の力、色彩、そういったものの総体と、人間が感応し合う一瞬。その全体像を表現しようと、空海は曼荼羅(まんだら)をつくり出しました。瀬戸内国際芸術祭に参加するアーティストたちも、圧倒的な海の力や土地の文化を体感し、作品をつくります。「海の曼荼羅」に集う11人も、できるだけ違うタイプのアーティストを選びました。宇宙と人間が感応する瞬間。その総体を「海の曼荼羅」と呼びたい。その祈りの形を新宿という都会に届けつつ、同時に瀬戸内とつながりたいという願いを込めて、この企画を考えました。田島 征三「森からの海曼荼羅」■五感全体で楽しむ、ここでしかできない「旅」の体験ーー芸術祭の舞台となる島々は、どのような場所ですか?もともと瀬戸内海というのは、豊かな自然の恵みをたたえた海であり、日本列島のコブクロ、物資輸送の日本の最大の動線でした。人々は海を縦横無尽に行き来し、止まり木としての島々は、独自の文化を育んでいました。それが近代になって、閉鎖空間として隔絶され、島は活力を失い、元来の文化は輪郭を失いつつあります。島で暮らす人々を元気にしたいと、アーティストが風土、歴史に焦点をあて、島の魅力を再発見し、そこで生活してきた人々の時間を寿ぐ。アートをつくり育てることで、多くの人々がつながる。瀬戸内国際芸術祭はこのように、島が誇りを取り戻すためのお手伝いをしてきたわけです。ーー前回の芸術祭には、世界中から107万人もの人々が訪れたと聞きます。近年、人々は美術館を出て、なぜ瀬戸内の島々で美術を見たいと思うのでしょうか。瀬戸内国際芸術祭の人気の源として一つには、多種多様な入射角を設け、さまざまな感覚や興味を刺激していることが挙げられるでしょう。まずは現代美術の面白さ。そして海や島の広がり。農業や漁業に携わる生産者と、その人たちがもたらす旬の食。参加性が高く、心身の開放感につながる祭りやパフォーマンスなど。人間の生理に直結し、五感全開で楽しめる内容の充実を目指してきたことにもよるのかもしれません。ーー島々へは船で渡り、作品を見に行くまでに時間を要しますね。それが逆に人気の理由なんです。目的地を往復する観光や、あらかじめ旅程が組まれたパック旅行では、本当の「旅」は成立しません。瀬戸内海の島々を巡る旅は、自分で工夫して考えて歩かないと、船にも乗れないし、お昼ごはんも食べられない。努力を要する。でもそれが、「旅」の実感を深めます。大巻伸嗣「Liminal Air - core -」■一回きりの人生を楽しんで生きるーー三越伊勢丹に足を運ぶ人々と、瀬戸内国際芸術祭への来訪者には、どのような共通点がありますか?全体を包み込むファッショナブルな空気。これが瀬戸内国際芸術祭と三越伊勢丹との接点だと思います。個人の生理的な欲求を細かくひろい、それが時代の最先端を行く伊勢丹のイメージをつくり上げている。瀬戸内国際芸術祭に来られる方々は、20代、30代の女性が多く、とってもファッショナブル。その人たちは伊勢丹の購買層とも重なります。概してみな、お洒落している自分が好き。瀬戸内海を旅している自分が好き。芸術祭をサポートしたり、手伝っている自分が大好き。よくよく聞けば、それが本音だそうで、ああ、なるほどと、とても合点がいったんです。ーーそれはどのような動機に支えられているのでしょう。お洒落をするために、人々は高いお金をかけて服飾品を買う。それは「一回きりの生。されど人生」と思う人が割り切ってやっている。「人生は一回こっきり。でもその一回きりの人生を、せめて楽しもう」という人生観が、人をお洒落に走らせる。そして伊勢丹で服を買い、アートを巡る旅にも出かけるわけです。それは時代的な背景が大きいと思います。いまの日本には、全く展望が感じられない。器用で賢い一部の人間だけが政府とともにこの国を動かそうとしている。そこに何の興味もシンパシーも感じられない。そういった人は、国家のもとで何かしようとするのではなく、自分自身のライフスタイルを確立しようとする。いまの40代の優秀な人たちは、あくまでこの時代を生き抜くために、例えばIT企業の社長をやっている。その人たちが、豪雪、過疎高齢化の地域で開催されている大地の芸術祭の応援団になってくれている。瀬戸内国際芸術祭のことも面白いと思ってくれる。それが現代の感度の良い、優秀な人たちのセンスなのではないかと思うわけです。後編に続く。012
2016年03月26日メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)が4月2日、春のビッグパーティー「KITSUNE CLUB NIGHT - Sakura Party -」を今年も東京・渋谷のSoound Museum Visionで開催する。今回は、ベルギーよりトロピカルハウス黎明期から一世を風靡した音楽グループ・エアロプレーン(Aeroplane)の元メンバーであるザ・マジシャン(The Magician)が来日する。The Magicianは、14年に発表されたシングル「Sunlight」でベルギーやロンドンのチャートで7位となる実績をあげ、一躍その名前を広めた。シンガーソングライターのリッキ・リー(Lykke Li)の「I Follow Rivers」などのremixでも知られており、現在では「Magic Tape」と名付けたMIXを月に1回リリースしている。また、スペシャル特典として来場者には先着でメゾン キツネ オリジナルグッズをプレゼントする。【イベント情報】「KITSUNE CLUB NIGHT - Sakura Party -」会場:Soound Museum Vision住所:東京都渋谷区道玄坂2-10-7会期:4月2日時間:23:00~料金:前売3,000円、当日3,500円
2016年03月26日シーバイクロエ(See By Chloe)がサマーコレクションの新作バッグ「サマートート(SUMMER TOTE)」を4月に発売する。今回発売されるのは、ジュートキャンバスを使用し、印象的な縦縞模様のデザインを施したモデル(3万9,000円)と、スエードを使用し、サンドカラーでデザインされたモデル(5万円)の2種類。どちらにもロゴ入り3連チャーム、ゴールドメタルパーツが施された。ハンドル部分にはカウハイドレザーを使用。カバンの中にはちょっとした小物が入る内ポケットも施された。
2016年03月26日三越伊勢丹のプライベートブランドであるナンバートゥエンティワン(NUMBER TWENTY-ONE)は、4月6日、図案家で陶芸家の鹿児島睦(かごしま まこと)とコラボレーションしたハンドバッグを伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店各1階ハンドバッグ売場で発売する。同コラボレーションのために、鹿児島は3柄のオリジナル柄を製作。「セブンシスターズ」、「鳥と花」(マルチ柄)、「ファイブフラワーズ」、「鳥と花」(イエロー柄)の4種類が用意された。コラボレーション第1弾となる今回は、日本でも有数のプリント技術を有するセーレン社のヴィスコテックス技術が使用され、筆のタッチまで繊細に出るプリントで同氏の世界観がバッグに表現された。
2016年03月26日東京ミッドタウンが開業9周年を迎えるにあたり、3月25日に新たに8店舗がオープンする。ファッションブランドでは、スニーカーを中心に取り扱うヴェネツィア発のライフスタイルブランド・ゴールデン グース デラックス ブランド(GOLDEN GOOSE DELUXE BRAND)や、パリ・マレ地区に旗艦店を構えるパドカレ(pas de calais)、イタリア発のシューズブランド・ペリーコ(PELLICO)、オーストラリアの帽子ブランド・ヘレンカミンスキー(HELEN KAMINSKI)などが出店。また、刃物専門店のコンセプトショップ日本橋 木屋や、南青山の人気フレンチレストランL'ASの新業態レシピ アンド マーケット(RECIPE & MARKET)、青山の和食店雨後晴による蕎麦を扱う新業態・雨後晴 錦繍などといった“食”にフォーカスしたショップも展開される。その他、期間限定でオープンする店舗も登場。表参道オープン時に500人以上が行列した最も注目のかき氷ショップ、アイスモンスター(ICE MONSTER)や、マットレスやピローを展開するエアウィーヴなどのポップアップストアが開催される。
2016年03月26日ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)が5月6日、初夏を感じさせるフレグランスコレクション「ナシ ブロッサム(NASHI BLOSSOM)」を数量限定で発売する。「ナシ ブロッサム」はトップノートにレモン、ハートノートに梨の花、ベースノートにホワイトムクスを用いて製作されたフレグランス。「ネクタリン ブロッサム&ハニー」を重ねることでフローラルな印象を、「ダーク アンバー&ジンジャー リリー コロン インテンス」を重ねづけることでウッディな印象を与えることができる。ボトルは梨の花からインスピレーションを受けてデザインされた。価格は30mlが8,200円、100mlが1万6,500円となっている。
2016年03月25日富士箱根伊豆国立公園内の富士山麓・朝霧高原に昨年春、オープンしたばかりのヘルスリゾート日月倶楽部(ひつきくらぶ)。約2万坪という広大な敷地、富士山頂から駿河湾までの稜線を一望するロケーションで自然体験ができる滞在・体験型施設である。同施設のオーナー山本竜隆さんは、統合医療を専門とする医師で朝霧高原診療所の院長でもある。統合医療とは西、東洋医学だけでなく、代替医療に括られる食事療法や、ハーブ、アロマ、鍼灸、ヨガなど様々ものを融合させた療法で、推奨される疾病は様々。その中でも山本さんが提唱するのは、自然から遠ざかった生活を送り続けることにより心身のバランスが乱れ病に近づく「自然欠乏症」という一種の疾病で、解消させるための健康増進活動を行っている。山本さん曰く、ここ朝霧は標高約500~1,400メートルに広がる高原、豊富な自然林と富士の湧水にも恵まれ、ヘルスケアには最適な環境であり、イタリアなどの欧州ならば取り合うほどのリゾート地だそう。処方箋としてこの施設には、1日6組限定の宿泊プランをはじめ、フリーキッチン、日の出ヨガ、ハーブウォーター作りのワークショップ、中医アロマというオイルマッサージ、トレッキング、夏には富士を背景にした薪能を鑑賞したりと様々なプログラムが用意されている。施設滞在者または予約のみで利用可能なレストランスペース「The SUN and Moon」では、本州最大の畜産エリアと言われる朝霧高原の食材を使ったヘルシーかつ美味しい美食を堪能することによって、身体の内側から身体のバランスを整えることができると密かな人気を集めている。日月倶楽部内にあるレストランスペース「The SUN and Moon」薪ストーブのある店内「The SUN and Moon」の特徴の一つに、東洋医学に基づいた薬膳があり、常時80~100種ストックした生薬から個々の体質や季節に応じてコーディネートをしてもらえるという。食事の前には簡単な体質チェックシートが配布され、その結果をもとに個々に合ったオーダーメイドの食膳薬膳茶を出してもらえるというなんともユニークなシステムも。当帰(とうき)、柴胡(さいこ)、茯苓(ぶくりょう)といった生薬が並ぶオーダーメイドの食膳薬膳茶。色もそれぞれ全く違う朝霧高原には、気候を活かした高原野菜、野草、茶木、山葵、鱒など特産品が多く、朝昼夕食ではその恵みをふんだんに使った“ここでしか味わえない美食”をいただくことができる。例えば、最も美味しさの重要要素が鮮度にある鱒は、富士の湧水で育てる土田養鱒場からその日朝取りし、新鮮さを存分に生かしたシンプルな味付け、それだけで美味しい。葉脈が見えるほどしっかり育ったベビーリーフ、静岡の方言で「あめーら(=甘い)」という由来通りの静岡産の高糖度「アメーラトマト」、無農薬抹茶、オーガニックココアを使った無添加手作りチョコレートなど、食材一つ一つと向き合って食事する、日常的すぎてつい忘れがちになってしまっていたことに気がついた。「黒豆入り玄米」「朝霧高原のアメーラトマトwithブロッコリーの山葵ごまソース」「静岡産葵牛を杵塚さんの山葵と醤油で」「富士山湧水で育てた、今朝取った土田さんの鱒 豆腐ココナッツオイルで作った自家製タルタルソースと共に」「有機豆乳クロテッドクリーム、金柑を添えて」「ドライフルーツとくるみのパウンドケーキ(ヘンプシード)入り」「手作りチョコ2品 無農薬抹茶チョコ&オーガニックココアチョコ」温暖で温和な静岡。富士の裾に広がる自然の蓄え。旅の終わりは穏やかな気持ちで満たされた。「The SUN and Moon」は7、8月の土日限定でお昼の間一般開放も行っている日月倶楽部静岡県富士宮市猪之頭22710544-52-2611info@hitsuki-club.com
2016年03月25日春といえば、新生活を始めるシーズン。これまでの環境に別れを告げ、新天地で生活をスタートさせる人も多いのでは。伊勢丹新宿店が春におすすめするアクセサリーの中には、そんな今の季節にぴったりの“ギフトアイテム”が目白押し。FASHION HEADLINEがお届けする連載では、贈る側や渡す相手の立場に合わせたアイテムを紹介していきたい。社会人は異動、学生は卒業などがあり、女性が身近な女性へ向けて贈り物をする機会も多いのがこの季節。毎日使うハンカチや筆記具といったありきたりなギフトでは物足りないと感じる人には、お洒落な“シングルピアス”をおすすめしたい。程よく控えめなデザインなら毎日に取り入れやすく、1万円台という価格帯も贈るのにちょうど良い。エナソルーナ(Enasoluna)からは、ドロップのようなカラフルなジュエリーを使ったシングルピアスが登場。K18イエローゴールドの台座に、スクエアカットのブルートパーズをのせたものやティアドロップ型のオパールをのせたもの(各1万5,000円)など、みずみずしいデザインがそろう。ロイヤルオーダー(ROYAL ORDER)では、愛らしい動物たちがクラウンを被った、キュートなデザインがお目見え。ネコ(1万8,500円)とチワワ(1万9,000円)があり、贈る相手がネコ好きでも犬好きでもOKだ。父親が娘の入学祝い・入社祝いのギフトを選ぶなら、これからの生活の中で長く大切に使ってもらえるものをチョイスしたいところ。エレガントなネックレスなら飽きが来ず、様々なシーンで活用してもらえるはず。フェスタリア サンクチュアリ(festaria SANCTUARY)では、二つの星を映し出す“Wish upon a star”バーネックレスをラインアップ。K18イエローゴールドの繊細なチェーンを使い、バーには煌くダイヤモンドをのせている。短めのバー(8万5,000円)と長めのバー(13万円)があり、上品な輝きはいつまでも色褪せず大人の装いにしっくりと馴染んでいく。ダイヤモンドのネックレスは非常に実用性が高く、子どもの学校行事が増える妻へのギフトとしてもおすすめだ。お世話になった目上の女性や、引越してしまうママ友のギフトにおすすめなのが、華やかなビーズブレスレット。程よくデコラティブなデザインなら、幅広い年代の人に喜んでもらえるはず。トロールビーズ(TROLLBEADS)では、フラワーモチーフのシルバービーズを中心に、フラワー柄のガラスビーズを組み合わせた躍動感のあるデザインが並ぶ。シルバーチェーンに淡水パールやキュービックジルコニアのチャームをコーディネートした(5万5,000円)や、ガラスビーズにキュービックジルコニアをあしらったシルバーバングル(4万円)などがある。春の装いに華やぎを添えるデザインなら、贈ってすぐに使ってもらえるのも嬉しい。――次回の最終回では、とっておきのご褒美アクセサリーを紹介
2016年03月25日ジョニー・ジョンソン(Jonny Johansson)によるアクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)は、3月5日、パリの旧ポトキ伯爵邸で現在は商工会議所として使用される19世紀建立の歴史的建造物内で16-17AWコレクションのショーを行った。前シーズンに引き続き、コレクションテーマは「Music」。しかし、今シーズンは特に70年代のガレージロックバンド、ザ・クランプス、中でもメンバーであるラックス・インテリアとポイズン・アイヴィ夫妻にスポットを当てた。彼らの刺激的なコスチュームをイメージソースとするが、そのまま引用するのではなく、様々なフィルターを通してアクネ ストゥディオズらしい洗練された内容となっている。多くのルックで見られたのが、セカンドスキントップス。ストライプとアニマルモチーフプリントの2種があり、その上からビニール素材やスパンコール刺繍のボディスを重ねる、あるいはモヘアのバギーパンツを合わせたり、ストールのようなスナップ付きのボレロをコーディネートするなどして、ポイズン・アイヴィのコスチュームをアクネ ストゥディオズ風に再構築。メンズファブリック製ドロップショルダーのコートには、ウエストと片方の胸をマークするメタルアクセサリーをあしらい、ビニール素材のコートには、決して通すことのできないベルトをコーディネート。そんなアクネらしいアーティスティックでユーモア溢れる遊び心も強い印象を残した。
2016年03月25日ヘアスタイリングブランド・ミスタースミス(MR.SMITH)が日本初上陸。3月29日まで、伊勢丹新宿店メンズ館1階コスメティックにてオープンしているポップアップショップにて、全国に先駆けて先行販売を行っている。ミスタースミスはオーストラリアにて14年に創設された、ヴィーガン処方のヘアケアアイテムを展開するブランド。今回オープンしているポップアップショップでは日本上陸を記念して3月26日、27日の2日間限定でコンサルティングイベントを開催する。ブランド創設者であるDavid Justinと、デヴィッドの母であり世界的なヘアスタイリストのFreda Rossidisが来日し、商品の紹介やスタイリング提案などを行う。先行販売される商品は、髪質に合わせた4種類のシャンプーコンディショナー(すべての髪質用、乾燥等のダメージが気になる人用、カラーヘア・ウェービーヘアの人用、スカルプケア用)に加え、トリートメント(オイルタイプとミルクタイプ)、スタイリングアイテム(スプレータイプ2種類とクリームタイプ2種類)となっている。【イベント情報】「David JustinとFreda Rossidisによるコンサルティングイベント」会場:伊勢丹新宿店メンズ館1階コスメティック会期:3月26日、27日(各日午後2時から午後6時まで)
2016年03月25日イギリスのデザインチームTomatoのサイモン・テイラー(Simon Taylor)と、スペシャリティーコーヒーの父として有名なジョージ・ハウエル(George Howell)の下で働いていた経験もあるトレイ・ショアーズ(Trey Shores)とのコラボレーションによるコーヒーブランド、I Love You So Coffee(ILYS)がデビューする。同ブランドでは、サイモン・テイラーがデザイン、及びブランディングを担当。「I Love You So Coffee」のロゴマークも手掛けている。今回はTomatoの結成25周年を記念した限定出店で、渋谷パルコ パート1の3階にて4月3日までの週末限定で開催されている企画展「O」の一環として会場に期間限定のキオスクをオープン。アジアのトップロースターのひとりである小島賢治がケニア原産の特別な豆を使用した「Kick-ass Kenya」のコーヒーを提供する。淹れたてのハンドドリップコーヒー(450円)、ドリップコーヒー(300円)に加えて、コーヒービーンズ(1,850円)も販売される。ユニフォームであるエプロンは、グラフィックデザイナーの長嶋りかこが着物をモチーフにデザインした。また、日本橋にあるコーヒースタンド・マイティ ステップ コーヒー ストップ(Mighty Steps Coffee Stop)がコーヒーの淹れ手として応援に入る予定だ。なお、5月には、I Love You So Coffeeの初となる店舗が香港のポテトヘッド内にオープン。デザインは建築家の藤本壮介が担当する。【展覧会情報】「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」会場:パルコミュージアム(PART1・3F)、ギャラリーX(PART1・B1F)会期:16年3月12日~4月3日入場料:一般500円/学生400円/小学生以下無料時間:10:00~21:00【キオスク情報】「PUBLIC THREE」会場:パルコミュージアム前(PART1・3F)会期:3月29日~4月10日までの期間の土日時間:11:00~18:00予定
2016年03月25日伊勢丹新宿店では3月23日から28日まで、京都の老舗グルメや雑貨が一同に集まるイベント「京都歴代のれん市」を同店本館6階催物場で開催中。テーマは「お花見」。会場ではお花見をしながらの絶品スイーツや贅沢弁当をはじめ、お花見に持参したい優美なアイテム等が紹介されている。1856年創業の歴史と伝統に彩られた京料理の老舗、下鴨茶寮からは「離宮御前」(伊勢丹新宿店限定 各日50食限定 2,000円)が登場。筍ごはんの横には春を思わせる野菜がふんだんに盛り付けられ、海老や帆立なども入った贅沢弁当だ。随所に桜の花びらの演出もあり、京の風情を感じさせる逸品に仕上げられている。家傳京飴 祇園小石(かでんきょうあめ ぎおんこいし)からは、宇治抹茶たっぷりの爽やかレアチーズの贅沢なパフェ「舞妓はんのお気に入りパフェ お濃茶仕立て」(伊勢丹新宿店限定 各日100食限定 1,250円)が目玉メニューとしてエントリー。このほかにも、初登場の五建外良屋(ごけんういろや)の「花見ういろ」(161円)は、桜、白、抹茶の3種類の味が楽しめる生ういろは、同店の「大玉みたらし団子」(5本入り 800円)と合わせて、お花見弁当を食べた後に味わいたいお花見スイーツだ。また、会場には“茶屋”を思わせるイートインコーナー「京洛茶屋」も特設され、いづうの「鯖姿寿司」(4貫 1,500円)や、とり松の「網野名物 ばらちらし」(吸物付き 850円)、文の助茶屋の「花いかだ」(伊勢丹新宿店限定 各日30食限定 800円)、豆乳をベースとした松葉の「若菜そば」(900円)などを堪能することができる。また、三嶋亭の「牛肉しぐれ弁当」(1,800円)、いづ萬の「桜小町かまぼこ」(各日各15点限定 500円)も実演販売されている。お花見に持参したい“雑貨アイテム”も豊富にラインアップ。市原平兵衞商店の「みやこはし すす竹」(4,400円)は、丈夫なすす竹を使用した手作りの箸。お花見時に「竹箸箱」(3,800円)とセットで持参すれば、京を感じる優美なお花見時間を演出できるかもしれない。布小物を取り扱う一布や(いっぷうや)の「保冷バッグ」(伊勢丹新宿店限定、30点限定、2,779円)は保冷巾着付きのバッグで、お花見弁当を入れるのにもぴったりだ。竹製品を扱う御池は、青竹色に塗装された竹製の「若竹酒器」(2,800円)や「ぐい飲み」(1,200円)を発売。日本酒で花見酒を嗜むのも一興だろう。このほか、会場担当者が推奨する珍しいアイテムも満載。桜の香りを楽しむことができる緑茶ティーバッグ(3g×10パック 50点限定 600円)や山田製油の「ごまドレッシング」(50点限定 800円)、桜の花びら柄の清水焼陶器に入った七味家本舗の「焼きしめさくら」(七味15g 1,650円)、茶葉が出なくて注ぎやすいという清雅堂陶苑のペリカン急須(10点限定 1万2,000円)なども展開されている。
2016年03月25日新宿新南口に新たな商業施設・ニュウマン(NEWoMan)が、3月25日オープン。同施設は、なんといっても全体の約8割を占める新宿初出店となる店舗ラインアップが注目所。これまで新宿にはなかったモノや経験を通じて、メインターゲットである“上質で本物を求める大人の女性”に向けて新しい生き方を提供する。新宿駅と室内通路で繋がるJR新宿ミライタワーの1階から4階までのファッションフロアを一挙にご紹介。■NEWoMan 1階 / 食、ビューティー、ファッションを路面店感覚で楽しめるエントランスマーケットビューティーエリアでは、サボン(SABON)の新業態となるサボン グルメ(SABON GOURMET)が世界初出店。ボディケアアイテムをスイーツやワインのようなパッケージで展開する。また、エリア初出店となるイザベル・マラン・エトワール(ISABEL MARANT ETOILE)や葉山のビーチラウンジから生まれたキャバン(CABaN)、ゴールデン グース デラックス ブランド(GOLDEN GOOSE DELUXE BRAND)などのアパレル店舗が登場。また、食のエリアでは、国内からセレクトしたお米や食品雑貨などを扱い、玄米の量り売りと好みの分づきで精米が可能なアコメヤ トウキョウ(AKOMEYA TOKYO)、開放的なスペースでコーヒーを楽しめるブルーボトルコーヒー(Blue Bottle Coffee)などが出店する。■NEWoMan M2階 / ライフシーンを彩る次世代セレクトショップが集結1階と2階の間にあるM2階のフロアでは、セレクトショップに慣れ親しんだ人に向けて新たなライフシーンを提案。メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)の他、ファッション雑貨を取り扱うエイチ・ピー・エフ 98 クリストファー(H・P. F,98 CRISTOPHER)、ブリーフィング(BRIEFING)といった日本初出店店舗が続々登場。また、コスメキッチン アンド ナチュロパシー(Cosme Kitchen & Naturopathy)では、新カテゴリーとなる内側のメンタルケアまで提案する新業態がオープン。■NEWoMan 2階 / 「都会的」「上質」をキーワードにしたグローバルスタンダードを提案国内外の注目ショップが揃う2階のフロアでは、シャネル(CHANEL)がコスメとフレグランスを自由に体験できる新しいスタイルのビューティーバーを展開。また、アッシュ・ぺー・フランス(H.P.FRANCE)の新業態や、コンバース トウキョウ(CONVERSE TOKYO)、スイーツでは、エリア初となるラ・メゾン・デュ・ショコラ(La Maison du Chocolat)の新店が登場。■NEWoMan 3階 / 「ニューベーシック、ニュースタンダード」シンプルなスタイルにトレンド感をプラスしたファッションフロア男性に向けてレザーグッズを販売するファーロ(FARO)による大人の女性に向けた新店がオープンする。また、施設内で最大の売り場面積を占め、高級感溢れる空間で迎えるエストネーション(ESTNATION)、ホテルの部屋をイメージしたラヴァンチュール マルティニーク(L’AVENTURE martinique)、食のあるライフスタイルを提案する、エス サロン アダム エ ロペ(S SALON adam et rope)がオープン。更に、同店の中階段を上がると、ベイクやデザートをビュッフェスタイルで楽しめるサロン ベイクアンドティー(SALON BAKE&TEA)が登場。■NEWoMan 4階 / 都会の生活からより豊かに、リラックスを体感できるフロアエリア初出店となる、鎌倉のカフェ&レストラン・ガーデンハウス(GARDEN HOUSE)や、ライフスタイル雑貨とファッションを展開するブルームアンドブランチ トウキョウ(BLOOM & BRANCH TOKYO)が登場。更に、ヘアサロン、ピーク・ア・ブー(PEEK-A-BOO)が出店する。また、5階から7階には、新宿駅を利用する人々の生活に寄り添った、婦人科や小児科を含むクリニック、薬局、認可保育園、イベントホールを含む文化交流施設などが入居。更に施設屋上では、新宿の街並みを眼下に見ながら新鮮な野菜を育てることができる会員制の貸菜園、ソラドファーム(soradofarm)が登場。早朝、出社前にも立ち寄ることが可能となっている。なお、4月15日にはエキナカ・エキソトエリアの飲食店などが続いてオープンする。
2016年03月25日ジョン・ガリアーノ(John Galliano)によるメゾン マルジェラ(Maison Margiela)16-17AWコレクションは、ガリアーノの機知に富んだアイデアが見事に反映される内容となった。オーセンティック、ローコア(row core)、ヒューマン・グリッジ(不協和音・不和)の3つのキーワードを掲げて、トレンチやポロシャツなど、オーセンティックでノームコアなアイテムにひねりを加え、相反するものを1つのアイテムに同居させるという、遊び心を感じさせるアイテムで構成。ローコアはノームコアに連なる言葉として捉え、誰しもが心の中に抱えるエキセントリックな側面を表に出す、という意味合いを持たせたという。新キャラクター、マルジェレット・マウスのプリントをパッチワークしたトレンチや、チュールのラフルが飛び出したミリタリージャケット、ファーとレースを袖に配したカーキのジャケットなど、内面に抱える強さを表面化させたエキセントリックなアイテムばかり。リュレックス素材のポロシャツには、先述のマルジェレット・マウスプリントのファブリックをバイアスにパッチワーク。至極普通のアイテムを普通ではないものに仕上げる。そうして見る者を圧倒し、自らの世界に迷い込ませる手練手管はガリアーノならではだ。
2016年03月25日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「ナディッフ(NADiff)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・清澄白河の支店、ナディッフ コンテンポラリィ(東京都江東区三好4-1-1 東京都現代美術館内)です。■『アートの入り口 美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]』河内タカ絵画や写真や音楽などの“私のお気に入り”を、数多くの著名なアーティストとの交友録を交えて語るのは、高校卒業後に渡米し、その後ニューヨークを拠点に現代アートや写真のキュレーション、写真集の編纂を多く手掛け、現在は東京でそれらの仕事を続けている河内タカ。アンディ・ウォーホル、パティ・スミス、ウィリアム・クライン、ジャクソン・ポロック、リチャード・プリンスなど、一度は名前を耳にしたことがあるであろうアーティストについて、著者の膨大な知識と記憶を通して語られるエピソードは、とてもリアリティーにあふれ、まるで当時のアメリカにタイムスリップしたような錯覚を覚える。ナン・ゴールディンの写真集制作に携わった際に、彼女が自身の写真作品への思い入れが強いために、突然泣き始めたり、怒ったりと、編集作業に大変骨を折ったと話せるのは著者ならでは。もともとはFacebook上の投稿だということもあり一編が短く読みやすい。また、登場する作品にはそれぞれカラー写真が添えられ、作品を知らない方にも理解しやすく美術解説書というよりは、ひとつのエッセイとして、多くの方に手に取ってもらえるだろう。現在、東京都現代美術館にて開催中「MOTコレクション コレクション・オンゴーイング」展(5月29日まで開催)では、本書に登場するウォーホルをはじめ、ロイ・リキテンスタイン、デヴィッド・ホックニーなど1960年代のポップ・アートと呼ばれる作品を鑑賞することが出来る。展覧会も合わせてご覧頂くことでいっそう理解が深まること間違いなし。【書籍情報】『アートの入り口 美しいもの、世界の歩き方[アメリカ編]』著者:河内タカ発行:太田出版368ページ/四六判言語: 日本語発刊:2016年2月25日価格:1,800円【展覧会情報】「コレクション・オンゴーイング」会場:東京都現代美術館 常設展示室住所:東京都江東区三好4-1-1会期:3月5日~5月29日時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜日(3月21日、5月2日、5月23日は開館)、3月22日料金:一般500円、大学・専門学校生400円、65歳以上・高校生250円、小学生以下無料
2016年03月24日2016春夏コレクションまでアーティスティック・ディレクターを務めたアルベール・エルバスが去り、初のコレクションとなるランバン(LANVIN)が3月3日、パリ・カルノー高校の体育館を会場に2016-17秋冬シーズンのショーを開催した。デザインはスタジオチームによる。80年代的なシルエットに、ジャンヌ・ランバンのアーカイブから引用した様々なモチーフ、そして19世紀のヴィクトリアン期のシルエットを加えてモダンに仕上げている。ドレーピングが美しいワンショルダーのワンピースや、2トーンのタフタをあしらったラッフルのミニドレスなど、エルバスの影響を色濃く残したアイテムも散見されたが、80年代というキーワードに沿って思い切った変化を遂げているのが特徴だ。大きなラッフルが揺れるスカートを合わせたキルティングのスーツや、ジャカード素材のジャケットとベルベットのハイウエストパンツのセットアップなどは、時代感を存分に味わうことのできるアイテムだが、ドロップショルダーにしたり、ややオーバーサイズにするなど、バージョンアップさせる工夫がなされている。ラッフルを飾ったレースのパッチワークドレスや、メタリックレースのパッチワークブラウスなど、このブランドらしい贅沢な素材使いのアイテムが目を引く。襟に極彩色のペイズリーを刺繍したジャケットとプリーツスカートがラストルックとなり、最後までブレることなく80年代を貫いた。
2016年03月24日韓国人アーティストのディラン・リュー(Dylan Ryu)が3月30日から4月24日まで、日本国内における第3回目のエキシビション「Collage Generation」をパスザバトン京都祇園店にて開催する。同展のタイトルである「Collage Generation」は、“経験したことのない過去の美意識へ思いを馳せながら現代に生きる世代の精神性”の意。今回の展示会では、ディラン・リューが1960年から70年代年代までのシャネル(CHANEL)の広告をメタルバッジやクロコダイルレザー、イニシャルアクセサリーでコラージュした10点のアートワーク作品が展示される。また、様々なデコレーションを施したヴィンテージバッグも展示販売。1930年代のアールデコスタイルのカメオなどでデコレーションしたシャネルのヴィンテージバッグや、1960年代のメダルや1910年代のアールデコデザインのジェムストーンアクセサリーなどを配したクロコダイルのヴィンテージバッグなどが展開される。会期初日の30日15時から18時には、ディラン・リュー本人が来日し、京都祇園店内にてアートワークも行う。【イベント情報】「Collage Generation」会場:パスザバトン京都祇園店住所:京都市東山区末吉町77-6会期:3月30日~4月24日営業時間:月~土 11:00~20:00、日祝 11:00~19:00
2016年03月24日銀座三越5階紳士靴コーナー「ギンザ シューズアトリエ(GINZA SHOES ATELIER)」では、3月30日から4月12日まで、“金”をテーマにしたシューズ企画を実施する。同企画は、日本の技術を用いた様々なアイテムを展開する「ジャパンセンスィズ(JAPAN SENSES)」キャンペーンの一環となるもので、“うつろい・へんげ”というテーマをもと、日本が古来から大切にしてきた“金”を通じてシューズを紹介する。会期中は、各シューズメーカーのカラーアーティストたちが各々の感性で生み出した特別なカラーのシューズを発売。手染め・手作業だからこそできる新しい金の表現と、履きこむことによってうつろい見出される美しさを紹介する。展開ブランドは、ユハク(11万円)、オーツカ シンス 1872(5万2,500円)、チェントフェリーナ(4万4,000円)、フレジーノ(4万4,000円)、マドラス(3万9,000円)の5ブランド。納期はオーダーから約1ヶ月後となっている。ギンザ シューズアトリエは、2015年10月に誕生した紳士靴コーナーに設けられ、ブランドの垣根を越えたデザインとカラーの組み合わせを可能にした新しいカラーオーダーシステムとして注目を集めている。具体的には、上述5ブランドの靴をベースに30色、合計150通りの組み合わせからオーダーをすることが可能。各ブランドのカラーアーティストは、それぞれ異なる手法で染色を行うため、同じ色系統でも各ブランドの異なる表現を楽しむことができる。
2016年03月24日フレデリック・カッセルが月替りのテーマをもとにスイーツを展開している「Inspiration」から、4月は「チョコレート」をテーマにした3種類のスイーツが登場する。今回展開されるスイーツのうち「ミルフイユ・フィンガー ショコラ ユズ」(税込756円)は、キャラメリゼしたミルフイユのパイ生地にダークショコラのビスキュイ、マダガスカル産カカオのショコラと柚子を合わせたガナッシュクリームを重ね、カカオ風味のマスカルポーネクリームを合せたもの。トッピングにダークショコラが添えられた。「タルト オ・レ キャラメリア」(税込756円)は、香ばしいタルト生地にミルクショコラガナッシュとキャラメルチョコレートのガナッシュクリームを合わせ、アクセントにピーカンナッツを加えたスイーツ。「マカロン ドゥルセ」(税込260円)では、ビスケットのような香ばしい風味が特徴のブロンズチョコレート「ドゥルセ」が用いられた。様々なショコラの味わいの奥行きを感じられるコレクションとなっている。
2016年03月24日六本木ヒルズのウェストウォーク4階が大規模リニューアル。大人の男性が楽しめる空間として3月25日、11の新店舗を含む13店舗がオープンする。今回のリニューアルで同フロアは、これまでとはガラリと雰囲気を一変。トーンをおさえた上質で洗練された雰囲気の中にも温かみを感じる、都会的な大人の男性をイメージした空間に仕上げられた。空間デザインは数多くの商業施設やホテルなどの環境デザインなどを手掛ける小坂竜が務めている。新店のラインアップは、商業施設初出店となるアタッチメント(ATTACHMENT)、国内最大のアイテム数をラインアップするN.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)、それに加え最大面積を誇るソフ(SOPH.)を始め、アンダーカバー(UNDERCOVER)、ファクトタム(FACTOTUM)、ファセッタズム(FACETASM)、ミノトール(MINOTAUR)、wjk(ダヴルジェイケイ)、ビーセカンド 六本木など。また、新業態となる男性専用美容室&ケア商品を扱うショップのメンズグルーミングサロン&ストア バイ カキモトアームズ(MEN'S GROOMING SALON&STORE by kakimoto arms)も新たにオープンする。なお、リニューアルを記念して、今回ニューオープンする各店舗より六本木ヒルズ限定・先行アイテムを約30点販売。ビジネスシーンで活用できるスーチングラインから、休日のオフスタイルに最適なアイテムまで豊富なラインアップがそろう。ラインアップは、アンダーカバーのライダース、ファクトタムのカスタマイズデニムなど。さらに、オープンを記念し4月17日まで“ジャパンクオリティ”と“東京クオリティ”をテーマに、世界的に注目を集める日本酒と世界的に認知されている日本料理とのコラボレーションを展開。13店舗のいずれかで5万円以上購入した人には、購入店舗のロゴ入りオリジナルお猪口をひとつずつプレゼント。対象店舗で合計税込30万円以上の購入者の中から抽選で5名には、桐箱に入った今プレートボックスをプレゼントする。13の新店舗での購入者にはそれぞれ各店先着で、伝統と革新の煎餅作りが人気の煎餅ブラザーズとのコラボレーションによるオリジナル煎餅を提供する。
2016年03月24日パリのギャラリー・ペロタン(Galerie Perrotin)を会場に、プレゼンテーション形式で16-17AWコレクションを発表したオランピア ル タン(OLYMPIA LE-TAN)。エマニュエル・ペロタンはヨーロッパで初めて村上隆を紹介したギャラリストで、招待状にはオランピアの父親ピエール・ル・タンによるマネ作の『オランピア』に村上隆のキャラクターを添えたイラストが描かれていた。シャツドレスやペインター風のオーバーオール、ヴィンテージ風のツイードのコートやコーデュロイのスーツなど、ベーシックでオーセンティックなアイテムに、絵の具のチューブモチーフの刺繍やデイヴィッド・ホックニー、パブロ・ピカソなどのアーティスト作品のプリントアイテムが合わせられる。そして、ジョルジョ・デ・キリコやサンドロ・ボッティチェッリの作品を刺繍したクラッチバッグや、飛び散った絵の具を刺繍したハンドバッグ、両足色違いのソックス、クリスチャン・ルブタンとコラボレーションした服と共布のレースアップハイヒールが華やかさとエッジーさを演出。可愛いだけでは終わらない、インスピレーションの深さと強さも感じさせた。また、今回ジュエリーデザイナーでソーシャライツのサビーヌ・ゲッティが、オランピアの実妹クレオと共にモデル出演したことも話題となった。
2016年03月24日デザイナーの三宅一生のものづくりに迫った書籍『Creativity is born 三宅一生 | 再生・再創造』が、3月25日に発売される。三宅一生とリアリティ・ラボ(REALITY LAB)チームによる132 5. ISSEY MIYAKEでは、身頃やスカート部分などのパターンを用いず、谷折り山折りの線が規則的に並ぶ1枚の型紙から衣服を製作している。三宅一生によるこのような衣服構造はどのようにして生み出されたのだろうか。同書では、三宅一生によるものづくりを、荒木経惟の撮りおろしをはじめとするビジュアルとともに紐解いていく。なお、同書の関連イベントとなる展覧会「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」が、6月13日まで東京・六本木の国立新美術館にて開催されている。【イベント情報】「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」会場:国立新美術館住所:東京都港区六本木7-22-2会期:3月16日~6月13日時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)【書籍情報】『Creativity is born 三宅一生 | 再生・再創造』編著:清水早苗発刊:パイ インターナショナルソフトカバー/112ページ/A4判変型発売:2016年3月25日価格:2,315円
2016年03月24日デンマーク発インテリアプロダクトブランド・ヘイ(HAY)が3月29日まで、福岡エリア初のポップアップストア「HAY MINI MARKET」を岩田屋本店新館6階=ステージ #6にオープンしている。同ポップアップストアの注目は、軽量で持ち手が付いた持ち運びしやすいコーヒーテーブル「DLM」シリーズ。コーヒーカップとともに気軽に移動させることができる同テーブルのミニサイズを全色展開する。名前の「DLM」は、「Don’t Leave Me!(私を置いてかないで!)」から頭文字をとって名付けられた。その他、同ポップアップショップでしか見ることのできないブランドアイテムの中から、“Stationary”、“Decoration”、“Kitchen”、“Bathroom”、“Textiles”の5カテゴリーのアイテムも取りそろえられる。
2016年03月24日東京・馬喰町の問屋街にある、荒物問屋「松野屋」店主の松野弘さん。人好き・街好き・おもしろいこと好きな松野さんが、旧知のスタイリスト伊藤まさこさんとともに、お馴染みの浅草や馬喰町へ。イーストトーキョーをめぐる後編。■開放的な空間で美人店主とおしゃべり。ギャラリー&ショップ「組む 東京」松野さんホームタウンの馬喰町めぐりは続く。日常を豊かにする暮らしまわりのモノや道具を扱うギャラリー&ショップ「組む 東京」へ。祖父が経営していた会社の古い倉庫ビルをみずからリノベーションし、2015年に店をはじめた店主の小沼のりこさん。大学で美術史を学び、イギリスに留学してキュレーションを学んだ小沼さん。そんな経歴もあって、周囲には自然とモノ作りをする仲間が集まり、そんな彼らと“組み”作り上げたのがギャラリー&ショップ「組む 東京」だ。大きなガラス窓の開放的な空間は、松野さんでなくてもちょっとのぞいてみたくなる。松野弘さん(以下、M):「組む東京」は、いつも興味深い個展や企画展をやっているんだけど、去年秋に展示していた多肉植物のインスタレーションがまだ飾ってあるから屋上に行きましょう。伊藤まさこさん(以下、I):うわあ、すごい!ビルの屋上にいきなりあるのがいいですね。この建物、とてもすてきですね。作家の個展をはじめ、さまざまな企画展を手掛ける「組む東京」。昨年の秋に開催したATELIER TOKIIROの多肉植物をテーマにした企画展も大好評だったそう。ビル屋上に残る「無人島」という名のインスタレーションは、春のご陽気にあわせぐんぐんと成長中M:店主のお祖父さんが経営していた会社の倉庫だったそうで、ひいお爺さんの時代には、大八車を作っていたとか。だからすごく天井が高い。よく行くお店の途中なので、毎日のように店主やスタッフとおしゃべり、ではなく、情報交換をしています(笑)。大治将典さんがデザインを手掛けているFUTAGAMIの真鍮シリーズは人気だとか。店主の夫、小沼智靖さんが作った木の器もいいよ。I:私は、このレースや布をつかった山崎淳子さん(JEUJYEI)のアクセサリーが気になります。独特なお店の雰囲気もいいですね。馬喰町に、こんなギャラリー&ショップがあったんですね。M:「組む 東京」にように外に開かれた場ができることで、新しい人がまた街にきてくれる。そうやって人が人をよび、結果的に街が盛り上がることが大事だと思う。大治将典さんがデザインをした真鍮や器、山崎淳子さん(JEUJYEI)のアクセサリー、トートバックやストール、ポルトガルのモビール、お米農家やまざきの米まで、“組む”とつながっている作り手たちが手掛けた品々が並ぶ【お店情報】組む東京東京都千代田区東神田1-13-1603(5825)4233営業時間や休日は企画展などによって異なるため確認を。■ランチからライブまで!?馬喰町のブルックリン「北出食堂」さらに馬喰町を東へと進むと、センスのある看板がかかった「北出食堂」へ。長くブルックリンに暮らした北出茂雄さん2013年に開いたダイナー。ブルックリンのロフトをイメージしたというコンクリート打ちっぱなしの店内には、手作りのテーブルや棚、アンティークの椅子が置かれ、温かみのある雰囲気を醸し出している。自家製生地のタコスをはじめ、岩手産短角牛のハンバーグステーキ、牛すじ煮込み黒カレー、そばサラダなど和洋問わず多彩な料理を展開。ランチや一杯飲みにとちょくちょく「北出食堂」に顔を出す松野さん、ご自身のブルーグラスのバンドライブも開催したとか!M:いいでしょう、北出食堂!店主の北出君は、知人を介した知り合いで開店の際に、松野屋にまで挨拶にきてくれた。NYのブルックリン帰りってどんな奴だ(笑)と思っていたけど、会うといい青年でさ。これは応援しなきゃと通っていたら、いい店だからどんどんお客さんが増えてきて、夜はなかなか予約がとれないらしい。I:ブルックリンにこんな店ありますね。大きな窓や天井が高いので気持ちがいい。このあたりはあまり来ることがないんだけど、そういえば事務所の壁に塗るペンキを買いに来ましたね。吹き抜けの高い天井が心地よい1階フロアはテーブル席メイン。奥にはカウンターがあるので、ひとり飲みが楽しめるM:ペンキを買いに?確かに、この近辺には色々な資材を扱う店が多いからね。材料はもちろん、サンプルを作る職人はいるし、小単位から生産を引き受けてくれる工場だってある。I:モノ作りするには、色々と便利な街ですね。M:そこに気がついたモノ作り系の若者が集まってきた。そして彼らが根づいたことで、次は個性的なカフェやバーができはじめる。すると街に暮らす人だけではなく、そんな店を目指して遠方から人がやってくるように。それが無意識のうちに“まちおこし”になっている。街は、ハコではなくヒトありきですよ。I:本当にそうですね。浅草から馬喰町まで、街の歴史や店のなりたちを教えていただいたことで、なんだかこのエリアが違ってみえてきました。今日は、ありがとうございました。ところで、私は赤ワインにしますけど?M:早くいってよ~、もちろん飲むよ。ハイボール貰おうっと!「パルマ産生ハム」、アボガドと豆腐のサラダ「坊主豆腐」は、お酒のおつまみにぴったり【お店情報】北出食堂東京都千代田区岩本町1丁目13-503(6240)9920営業時間:月~金曜/11:30~15:00(L.O.14:30) 、17:00~23:00(L.O.22:00) 土曜/11:30~23:00(L.O.22:00)、日曜・祝日/11:30~22:00(L.O.21:00)休日毎週木曜【街案内人】松野弘さん荒物雑貨・松野屋の店主。著書に「あらもの図鑑」(新潮社)がある。現在、六本木の21_21DESIGN SIGHTでの企画展「雑貨展」(~6/5まで)に作品を出展中。明治期の荒物雑貨売りの写真をもとにして、「松野屋」の籠や笊や箒や鞄などを大八車に積みこんだインスタレーションは一見の価値あり。伊藤まさこさん文化服装学院でデザインと洋装を学んだ後、料理や雑貨など暮らしまわりのスタイリストに。洋服や料理はもちろん旅や街歩きまで、さまざまなジャンルの本を出版。近著に、お弁当を作る楽しさ、食べる嬉しさを1冊にまとめた『おべんと帖 百』(マガジンハウス)、いろんなパターンの白いシャツをハンドメイドする『白いシャツを一枚、縫ってみませんか』(筑摩書房)がある。江戸文化香る浅草から、問屋街・馬喰町の珈琲専門店へ。松野弘×伊藤まさこ ぶらりゆるりな街めぐり--前編【東東京タイムトラベルvol.2はこちらから。78
2016年03月23日ビューティフルピープル(beautiful people)が3月30日から4月12日まで、伊勢丹新宿店本館2階のセンターパークにてポップアップショップをオープンする。16SSコレクションのテーマである、常套手段や使い古された手法という意味をもつ“OLD TRICK”にフォーカスした同ポップアップ。期間中は、“大人のための子ども服”として通常120から150サイズで展開しているキッズライダースジャケットの“リアルキッズサイズ”(100、110サイズ)を数量限定で発売する。また、ザ・ビートルズ(The Beatles)との限定コラボレーションTシャツやライダースジャケットのデニムバージョンなども用意。その他、春夏コレクションの新作や、定番のトレンチコート、ライダースジャケットをフルサイズで展開する。
2016年03月23日インテリアやデザインを楽しむ様々なイベントを企画するBATOMAと、食とアートを中心にアートディレクションやケータリングを行うクリエイティブユニットholidayによる「BATOMA & holiday“ HOLIDAY MARKET”」が、3月24日から4月17日まで東京・表参道のパスザバトン(PASS THE BATON)にて開催される。同展では、硝子や陶器など、様々なメーカーの倉庫に眠る“デッドストック”や“訳あり品”にフォーカス。老舗ガラスメーカーの今では作られなくなったグラスやお皿から好きなものを選んでオリジナルトートバッグに袋詰めするという企画を実施する他、少しの傷や歪みで日の目を見ることができなくなった訳あり品や在庫品にアートワークを施すことで生まれ変わった陶器のテーブルウエアなどを販売する。3月24日、26日、4月9日の11時から14時、15時から18時、19時から21時まで、4月10日の13時から15時、17時から20時までには、ワークショップ「在庫品に目をつけよう」(2,500円)を開催。倉庫の奥に眠っていた陶磁器の在庫品の中から好きなものを選び、顔のパーツやイラスト、アルファベットなどが描かれたシートを貼り付ける等オリジナルマグカップやプレートを作ることができる。【イベント情報】「BATOMA & holiday“ HOLIDAY MARKET”」会場:パスザバトン表参道店住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10会期:3月24日~4月17日
2016年03月23日