鳥取と聞いて、何を思い浮かべるだろうか?砂丘、二十世紀梨に松葉ガニ。それに、砂丘を舞台にした写真で知られる写真家・植田正治の名があがるかもしれない。それに、日本一人口の少ない県であり、日本で最後にスターバックスがオープンした県という事実もある。今月16日に表参道ヒルズで行われた山縣良和の16-17AWのショーに際し、彼が故郷・鳥取を訪ね、鳥取の作り手たちの技と共に『gege(ゲゲ)』と題された漫画家・水木しげるにオマージュを捧げるコレクションの制作過程に同行させてもらった。そう、忘れてはならないゲゲゲの鬼太郎の生みの親、水木しげるも鳥取の出身である。鳥取に足を運んでみると、日本海に面し多様な生物が暮らす海、砂丘に代表されるように地形のユニークさが作り出す希有な景観を有する自然に恵まれた土地だということがよくわかる。また、滞在中一度もその頂上を見せてくれなかった移り気な秀峰・大山を望み、日本の民藝運動を語る上で欠かせないプロデューサー吉田璋也の影響を色濃く残す鳥取は自然と文化に愛された土地だということが感じられた。鳥取砂丘でらくだとこんにちはFASHION HEADLINEでは、鳥取で訪ねた因州和紙、モルタル細工(砂像製造)、中井窯、延興寺窯について数回に渡りお届けしたい。この連載は、リトゥンアフターワーズデザイナーの山縣良和さんからのひょんなお誘いから、彼の故郷鳥取でのコレクション制作過程に同行するところからはじまった。仕事柄、国内の様々な土地に足を運ぶことも多い。そこで度々耳にするのが「ここには何もないから」という言葉。だが、一度たりとてそこに何もなかったことなどない。東京で日々を送る私にとっては、山からの風の冷たさや、踏みしめる土の湿気を帯びた柔らかさなど、どれをとっても新たな刺激となってくれるものであった。夏になれば地元の子供たちが海水浴をする浦富海岸3度に渡って訪ねた鳥取にも、土地が育んできた文化や歴史が染み渡っており、まだその魅力の一部に触れただけだと思っている。実際には、その土地に足を運んでもらうことが何より伝わる手法と知りながらも、今回訪ねた鳥取の作り手たちの物語を綴りたいと思う。次回は、因州和紙を手掛ける中原商店をデザイナー山縣良和さんと訪ねる。=================【鳥取の旅vol.1】因州和紙・中原商店「伝統と伝承は違う」―リトゥン山縣さんと故郷・鳥取を訪ねる(3月19日公開)【鳥取の旅vol.2】因州・中井窯ー引き算で生まれた緑・白・黒の器(3月21日公開)【鳥取の旅vol.3】鳥取・延興寺窯ーたとえ二流の土でも、一流の美を作りたい(3月21日公開)【鳥取の旅vol.4】JAXAからの資金援助を受け、月や火星の砂を固めるプロジェクトにも挑戦する「モルタルマジック」(4月12日公開)=================
2016年03月19日3月18日、銀座三越で、「銀座三越×ハーパーズ バザー スペシャルナイトパーティー」が開催された。“世界のGINZAからファッションで日本を元気にする”をテーマに、3月16日から29日の期間、銀座三越、松屋銀座、プランタン銀座、銀座・和光で開催されている「ギンザ ファッション ウィーク」イベントの一環として行われたもの。同店3階、4階、M5階の婦人フロア、5階、6階の紳士フロア、7階のリビングフロアが、午後8時から午後9時まで様々なイベントで賑わった。ドレスコードは「ピンク」。春を感じさせるファッションに身を包んだ参加者たちは、春の訪れを祝うスペシャルな一夜を楽しんだ。今年も『ハーパーズ バザー(Harper’s BAZAAR)』とコラボレーションし、同誌の塚本編集長も桜色の着物姿で登場。フラワーアーティストの垂見圭竹が手がけたフラワーアーチの下で、モデルのエリーローズと共に桜や春のファッションについてのトークを繰り広げた。ファッション・アイコンのマドモアゼル・ユリアもDJパフォーマンスを披露。オリジナルな選曲で、会場を最旬モードの雰囲気に包み込んだ。フラワーアーティストの垂見圭竹は”さくらパフォーマンス”と題し、2メートルを超える桜の木を使って生けこみ作品を完成させるダイナミックなライブショー開催。ジャズの調べに乗ってソメイヨシノや陽光桜が艶やかな作品へと生まれ変わっていく様子に多くの人が魅了された。その他、日本を代表するトロンボーン奏者の中川英二郎とギタリスト横田明紀男とのジャズライブや、セイジュによるスペシャルイリュージョン、京都発のインストルメンタルユニット、ジュンスカ・グランベールのライブ、奈良ホテルのヘッドバーテンダーによるオリジナルカクテルの提供、輪島キリモトの7代目、桐本泰一によるトークショーなど、盛りだくさんな企画が開催された。
2016年03月19日リーボッククラシック(Reebok CLASSIC)が3月21日、ディズニー映画最新作『ジャングル・ブック』実写版とのコラボレーションによる「インスタポンプフューリー」を発売する。今回発売されるのは、作品に登場するベンガルトラの“シア・カーン”をイメージした「インスタポンプフューリー JB “シア・カーン”」(2万6,000円)と、ニシキヘビの“カー”をイメージした「インスタポンプフューリー JB “カー”」(2万6,000円)の2タイプ。アッパーにはそれぞれのキャラクターにあわせトラ柄、スネーク柄がデザインされた。トラの毛を表現したハラコ素材とヘビの皮膚をイメージしたディティールが印象的なシューズとなっている。また、シア・カーンとカーをモチーフにしたキーチェーンも付属。シア・カーンモデルはキッズサイズの「バーサポンフューリー」(7,000円)も登場するため、親子お揃いで楽しむこともできる。なお、取り扱いはオンラインショップ、リーボック クラシックストア 原宿、atmos、Charlotte(※キッズモデルの展開はなし)、X-girl、X-girl Stagesにて。
2016年03月19日今も未来も、自分らしく、美しく、健康でありたいと願う全ての女性に、そのためのメソッドを提案する「WOMAN’S BEAUTY FESTIBAL」が伊勢丹新宿店のビューティアポセカリーで3月21日に行われる。同イベントで、バースコーディネーターの大葉ナナコさんが、未来のお母さんたちに向けた妊娠出産の知識と命の大切さを学ぶための講座を開講する。5児の働くママでもある大葉さんのホリスティックに暮らすためのメソッドを聞いた。■日本人が古来より口にしてきた国内産で旬な食材を選ぶ大葉さんが心がけるのは国内産の旬なもので根菜類、海草、胚芽米など、日本人が古来より口にしてきた食生活。この30年間薬剤を飲んでいないという、まさしく “ホリスティックビューティ”な生活な実践者であり、心と体のバランスを保ちながら自然な美しさを保ち続けている一人だ。19歳のときに友人の母親がガンを食事療法によって回復したのを目の当たりにして、「自然医食」という、玄米菜食を中心とした食生活によって自然治癒力を高める療法に興味を持ち始めた。「自然食レストランのオーナーに添加物や遺伝子組み換えの怖さを描いたビデオを見せてもらったりしているうちに、口から入れたものが人の細胞になるとわかって。それからすごく食べ物には配慮するようになりました。そこから3年間は完全にベジタリアン。区民農園を借りて野菜を作ったり、お正月の黒豆も自分の畑で採れたもの。特技は野菜づくり(笑)!」ベジタリアン生活というと苦労もありそうだが、大葉さんの体験談はいたって楽しそう。野菜から米までも育てる生活を20代前半から体験した。徹底したベジタリアン生活は少しずつ薄れたというが、「いま流行っているエコは30年前に欧州で知識を得て、ほぼ実験してみちゃった感じ(笑)」というとおり、ハーブを育てたり、フリーマーケットを開いたり…時代を何歩も先行く存在だった。■世界を旅することで確信した「身土不二」な考え方大葉さんのもうひとつのルーツとして、20歳の頃にヨーロッパ8ヶ国にバックパッカーの旅に出たことも大きい。イタリアでのホームステイでは、パスタもトマトソースも一から手づくりするマンマの姿を見て、「体と大地は身土不二。その土地で取れたもので体は出来てるんだ、季節に採れるものが私たちの生きるその時々をベストコンディションにしてくれているんだって確信した」という。3月21日のイベントで、大葉さんは「フューチャーマザーレッスン」(有料・事前申込み)に講師として登場する。現在も「しあわせなお産」を提唱し、バースコーディネーターの育成にも力を注ぐ大葉さんの活動のきっかけは、22歳の最初の妊娠で出産教育の学校に出会ったことだったという。そうして、18年前に「結婚前でもライフデザインとして妊娠出産を学べるスクールを」とフューチャーマザーレッスンの構想を形にした。「いつか生むかもしれないと思っている人には事前に学べる機会がもっとあればと思います。“知っていたら防げた”は勿体ない。知識がないことで赤ちゃんを不健康にしてしまったり、母になることを怖れてしまったり。パートナーも一緒に参加できて、もっと素敵なイクメンになってくれたらいいですよね」■まずは大人が、自分のリズムを大切にして欲しい今回のセミナーで伝えたい一つとして、「自分のリズムを大切にする」ことを挙げてくれた。親たちのイベントやスケジュールにあわせて子供は生まれてきてくれるものではない。大葉さんいわく、「ベストタイミングでジャストサイズの出来事は起こる」とのこと。「最短時間で最大効果を求めるのはビジネスパーソンとしては優秀だけれど、命はプラモデルをつくるようにはできないんです。子供は自分たちらしく暮らしている夫婦に合流しに来てくれる新しいチーム、メンバー。今の自分たちが“幸せな大人チーム”であることが大前提なんです」。体と心の仕組みを知っていることはストレスマネジメントにもつながるとのこと。「女性としての命を思いっきり楽しんで生きて、人生という美しい時間をしっかり愛でて人生を美しくしていきましょう。大切なのは命を喜ぶこと。病気でさえも今の私に最大の学びをくれるレッスンだと思って愛でましょう。“緩む”が今回のテーマでもあります。たった1度の人生を、美しい命の本来の力を輝かせていきましょう」話を聞いているだけで心が緩み、日々の緊張がほどける大葉さんのトークマジック。元気が出る体験をぜひ。【イベント詳細】■大葉ナナコ「フューチャーマザーレッスン」開催日:3月21日(月・振替休日)開催時間:3時30分~4時30分会場:伊勢丹新宿店本館7階=バンケットルーム定員:定員30名様参加費:3,240円※ビューティアポセカリー店頭または電話で要事前予約電話:03(3352)1111大代表■大葉ナナコ スペシャルトークイベント「I LADY.キャンペーン」開催日:3月21日(月・振替休日)開催時間:7時30分~(約30分)会場:伊勢丹新宿店本館地下2階=パーク/プロモーション参加費無料、事前予約不要【Profile】大葉 ナナコ(おおば ななこ)東京都生まれ。下は中学2年生男子から上は社会人まで5人の子供をもつパワフルママ。15歳のときにファッション誌の取材記者に応募。抜擢され初海外を体験。その後外務省の着物親善大使としてモデル活動もこなす。自身の出産経験から出産準備教育の分野や産後のライフデザインなどに興味をもち、妊娠・出産のサポートなどの活動を始める。1997年より妊娠前でもカップルでも学べる講座を開講。2003年有限会社バースセンス研究所を設立。世代別の優しい出産の学習プログラムを生み出し「誕生学」(R)と名づける。大学院で妊婦のストレスマネジメントとオキシトシンを研究中。2016年には環境省の「つなごう 支えよう 森里川海 」プロジェクトのアンバサダーに就任。「自分が地球に存在させてもらえる間は地球と共存するという考えをひとりひとりが持たないと」と語る。
2016年03月19日ワイスリー(Y-3)が3月18日、国内最大店を表参道ヒルズ本館地下1階にオープンした。ブランドアイデンティティである近未来的な空間を演出した同ショップ。約220平方メートルの店内で、ウィメンズ、メンズのアパレルをはじめ、フットウエア、バッグなどを国内一の品ぞろえで展開する。店内にはポップアップスペースも常設し、アディダス(adidas)によるコラボレーションアイテムも販売する予定だ。オープンを記念して、毎シーズン人気を博している「QASA HIGH」のトリプルブラックカラーや、同店限定Tシャツなどを数量限定発売。また、税込2万1,600円以上購入すると先着で同店のオープンを記念して製作されたトートバッグをプレゼントするサービスも実施している。(※無くなり次第終了)
2016年03月19日ラルフ・ローレンの甥としても知られるデザイナー、グレッグ・ローレン(GREG LAUREN)が自身の名を冠したブランド、グレッグ ローレンの日本初リミテッドブティックが3月19日、東京・表参道の「スーパー ドット マーケット(SUPER dot MARKET)」(東京都港区南青山3-17-2)にオープンした。18日にレセプションパーティーが行われ、グレッグ本人が初来日。その“贅沢なシャビー”とも言えるリメイクパーツを使ったラグジュアリーなコレクションの全貌と、今回のショップオープンのために米国から運ばれた什器や家具が公開され、グレッグを囲んだ一夜をファンは楽しんだ。スーパー ドット マーケット店内のフルアイテム、什器、家具が同ブランドの世界観に一変し、店内にはグレッグがニューヨークコレクションのショーで使用したアーミーのテントを設置。1階は16SSコレクションが展開され、2階では16-17AWコレクションが展示され、先行受注を受け付ける。2011年にバーニーズニューヨークでデビューし、2014年にニューヨークコレクションでデビューして以来、日本のセレクトショップや百貨店で一部展開されてきたが、メンズ、ウイメンズのフルコレクションが同時に展開されるのは初めてのこと。グレッグ本人も「日本でこのような店が持てたということに本当に驚いているし、今回短時間で自分がリクエストした空間を完璧に実現してくれたトゥモローランドのスタッフに心から感謝している」と満身の笑みで話す。米国から持ち込まれたテント内でファンの要望に応じてコレクションにドローイングも行い、ヴィンテージのミリタリー素材やそのパッチワークのポイントなど、顧客の質問に穏やかに応じ、丁寧に説明する姿は米国でスターデザイナーとしての人気のほどをうかがわせた。同店の限定オープン期間の詳細は未定だが、5月頃までは展開される予定。Text: 野田達哉
2016年03月19日伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店、及び三越伊勢丹の公式オンラインストアにて、音楽と同期して歌詞が表示される次世代型スピーカー「リリック・スピーカー(Lyric Speaker)」(32万4,000 円)が世界に先駆けて先行発売される。「リリック・スピーカー」は、映像、広告、インタラクティブ、CM、ブランディングなど多岐に渡る活動で知られるSIXより発売される次世代型スピーカー。モバイル端末から好きな音楽を選曲して再生すると、スピーカーが自動で楽曲の雰囲気や構成を分析。歌詞をデータベースから取得し、その歌詞のモーショングラフィックを内蔵された透過型スクリーンに浮かび上がらせる。優しい曲であれば優しいフォントや動きに、エネルギッシュな曲であれば力強いイメージで歌詞をビジュアライズする。なお、同スピーカーは14年9月に日本で開催されたデジタル時代のミュージックフェスティバル「THE BIG PARADE」で世界公開されたもの。昨年にはアメリカ・テキサス州のオースティンで開催された世界的なアートイベント「サウス・バイ・サウスウエスト・インタラクティブ・フェスティバル」にも登場し、第7回SXSWアクセラレーター・コンペティションのエンターテインメント・コンテンツテクノロジー部門にて日本企業として初めてファイナリストに選出され、アジア初となる「Best Bootstrap Company」を受賞した。なお、同スピーカーは6月のプレオーダー後、9月以降に随時配送される。
2016年03月19日エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 Maison Margiela)が3月18日、日本初となる旗艦店「エムエム6 メゾンマルジェラ オモテサンドウ(MM6 Maison Margiela Omotesando)」を表参道ヒルズ1階にオープンした。同ショップでは、今季のフルコレクションに加え、シューズ、アクセサリー、バッグコレクションをフルラインアップで展開。エントランスにはマットシルバーのコンクリートタイルが敷き詰められ、フローリングはメタリックシルバーのブラッシュペイントからオークウッドへとグラデーションを描きながら変化していくデザインに仕上げられた。壁に施されたダマスク柄のフロッキープリントや、ブラックのココヤシマット、バーチウッドパネルがユニークなアクセントを与えている。また、ランダムに積み重ねられた白いキューブボックスの什器や、フィッティングスペースに配したフリンジ状のレザーカーテンがコンテンポラリーな空間を演出している。3月18日から26日までは、オープンを記念して表参道ヒルズ館内吹き抜け大階段スペースにてプロジェクションを用いたデジタルインスタレーションを実施。ロンドンで開催された16SSコレクションショーをベースに、アーカイブビジュアルを交えながら変革と進化を遂げるブランドのアイデンティティとフィロソフィーを発信する。
2016年03月19日山縣良和によるリトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)とリトゥン バイ(written by)の16-17AWのファッションショーが16日表参道ヒルズで行われた。同コレクションは妖怪をテーマに、山縣の故郷である鳥取で育った漫画家・水木しげるへのオマージュとして捧げられた。このコレクションで山縣が試みたのは、クチュール、ストリートスタイル、妖怪が共存する世界をファッションで表現すること。80年代後半にアナ・ウィンターが米誌『VOGUE』の編集長になった際に、クチュールとストリートを共存させて新しい時代の到来を感じさせたように、そこに妖怪という日本古来より人間の暮らしと共にあったはずの存在を加えることで、我々にルーツを辿り、翻って未来に向かうことをショーを通じて想像させてくれた。ショーを終えた直後、山縣は「このショーでは様々なキャラクターがランウエイに登場した。それぞれ物語を持っているキャラクター達が共存する世界を表現したかった」とコメントしている。その言葉の通り、ファーストルックは弾むビートに合わせて、獣らしきものを肩から下げた男が登場した。彼だけでも、踊り、狩りといった人類のルーツとも言える行いと、現代を象徴するアイテムとしてイヤホンを身につけている。ランウエイを歩くルックそれぞれに、山縣からのメッセージと人類の物語が込められているように思えてくる。その後、ランウエイには一つ目小僧やネコ娘に扮したモデル、妖怪に扮したモデル達が続くと思えば、極太ニットで編まれたロングガウンを纏ったモデルや山縣の故郷鳥取の因州和紙で作られたハットを被ったルックも登場。足元には時折、砂丘の砂を散りばめた下駄も見られる。すべてのモデルはあの世とこの世の結界のようなフラワーアーチからやってきては、ランウエイを歩き再びそのアーチから去って行くという趣き。カラス女のような出で立ちのルックでは、ニードルパンチ特有の黒と柄が混ざり合う感じと、人間の世界と妖怪の世界、闇と光のように相反する世界を往古する揺らぎのようなものが込められているようだ。ラストルックには、鳥取砂丘の砂を一面に敷き詰めたテキスタイルで作られた優美なシルエットのドレスを纏ったルックが登場。モデルは小松菜奈。水木しげるへのオマージュ。今回、妖怪とファッションを掛け合わせることで、世界を舞台にした時のオリジナリティに繋がるのではと考えたという山縣は、昨年から定期的にパリで行う展示会に続き、「パリで勝負してみたい」と言う。ファッションがボーダー(境界)を越えられることを信じる彼だからこそ、あらゆる境界を越えた多様性のあるファッションをみせてくれたのだろう。
2016年03月18日今も未来も、自分らしく、美しく、健康でありたいと願う全ての女性に、そのためのメソッドを提案する「WOMAN’S BEAUTY FESTIBAL」が伊勢丹新宿店のビューティアポセカリーで3月21日に行われる。当イベントを共催するNPO法人日本ホリスティックビューティ協会代表理事の岸紅子さんに、内からも外からも、凛として美しい女性であるためのメソッドを聞いた。■ホリスティックビューティとは、心と身体のセルフマネジメント「ホリスティック」とは、全体の・包括的なという意味を持つ。大学時代に祖父母の闘病生活から、ホリスティック医療と出合った岸さん。ホリスティック医療は、体と精神は一体であり、体のどこか一部ではなく全体を見るという考えからきている。その治療の多くは自然治癒力を高める自然療法で、アロマやリフレ、生薬や漢方、ハーブなどその土地にある自然にあるものを生かしながら、体の免疫力や自然治癒力を高めましょうという治療法だ。当時、女性誌の読者モデルをやっていた岸さん。「美しさは外側だけじゃなく、中から生み出されるもの」という思いがホリスティックと結びつき「心と体のバランスを保ち、体が本来持つ自然治癒力を機能させながら内側から美しさをつくりだそう」というホリスティックビューティにたどり着いたという。大学の卒論のテーマもずばり「ホリスティックビューティ」だったというから驚きだ。現在も早寝早起き、食べるものにも気を使い、薬にはなるべく頼らないという“ホリスティックな生活”を実践する岸さんだが、2006年にNPO法人日本ホリスティックビューティ協会を立ち上げるまでには一つの転機があった。■多忙で倒れた20代。一度リセットして身体や心と向き合うことに大学卒業後、美容関連のマーケティング会社を起業した岸さんは仕事にのめりこんでいったという。「すごく忙しくて、会社の経営をやりながらメディアで連載を持ったり、化粧品の開発コンセプトに携わったり、本当に頑張ったんですよ。でも倒れたんです。20代後半から30代前半まで、ストレス性の喘息と子宮内膜症に相次いでかかってしまいました。ステロイドの吸入剤やホルモン剤など薬漬けになって、結婚はしたけれど子供は無理っていわれてしまいました。目指していたホリスティックからは程遠い生活。あの卒論は何だったの!?って(笑)。このままでは死んでしまうと思い、いったんリセットして体や心を見直すところから元に戻そう、素になろうって」。そこから朝型の生活をし、きちんとした食事をとることで心にも体にも健康が戻り、無理だといわれた妊娠・出産もできた。「心や体の声を無視しないことが大切。ちょっと呼吸が浅いな、苦しいなと感じたら大きく深呼吸してみるとか、ちょこちょこしたメンテナンスをして大きな歪みにしないこと。私が経験したストレス性、女性ホルモン系の病気って普通に暮らしていても、どの女性にも起こりうることなんです」■実は、おばあちゃんからもらっている私たちの体「実は私たちの体って半分はおばあちゃんからもらっているんですよ。母親が胎児の時に、すでに私たちの元となる“原始卵胞”が作られているのです。だから、おばあちゃんのプログラムで作られた体は、現代の生活にびっくりしている。添加物だらけのものを食べたり、電磁波にさらされたり、仕事でイライラしたり、子供を生まないから卵巣がお休みする期間もなかったりするということに体がついていけてないんですね。そういう、自分の体のことをよく知らないで過ごしてしまい、後で後悔する女性がいるのはとても不幸なことで、プライベートのためにも、長く仕事を続けるためにもメンテナンスは大事だよ、と早く教えてあげたいんです」■健康的な美しさを保つ秘訣とは健康な美しさを保つ岸さんの美の秘訣を聞いたところ、毎日の生活は普通の人と同じだという。「ちょっとしたことに気をつけることかな。今日は食べ過ぎたなと思ったら、座って話している時も腹筋を締めておく。電車に乗っても爪先立ちとか、椅子やソファに座っても背もたれに身を預けないで背筋を伸ばして座るとか。小さいことでいい、無理はしないことです」。それから、口に入れるものや肌につけるものには気を使っており、「オーガニックから自然を感じることは都会の生活でとても大切なこと」だという。「オーガニックなもの、ナチュラルなものを常に生活の傍らに置いておくことを意識してほしいですね。人間も動物だから、自然と切り離された状態は大きなストレスになってしまうんです。植物でも、アロマ精油でもいいし、オーガニックシャンプーを使うとかドライフルーツを食べるのでも、何でもいいから植物や自然の恵みを身近にしておくことが大事なんです」21日のイベントではMCを務める岸さん。オーガニックを取り入れたナチュラルな生活についてのヒントや提案を、ゲストとのトークの中で行っていければと抱負を語る。「自分自身をケアしたり、自分を磨くための知識を得たり。いつもは忙しい女性の皆さんがこの日は自分のために時間を使う、そんなイベントになればと思います」【イベント詳細】「ビューティアポセカリー WOMAN'S BEAUTY FESTIVAL」開催日:2016年3月21日(月・振替休日)開催時間:11時30分~20時会場:伊勢丹新宿店本館地下2階=ビューティアポセカリー・パーク/プロモーション・7階=バンケットルーム【Profile】岸 紅子(きし べにこ)NPO法人日本ホリスティックビューティ協会代表理事。大学時代にホリスティック医療と出合い多くの代替療法を研究。起業を経て自身の闘病経験からホリスティック生活に立ち返る。2006年NPO法人日本ホリスティックビューティ協会を設立。2010年「ホリスティックビューティ検定」開始。国内外で検定やセミナーを通じて自然治癒力の高め方やセルフケアを伝えるほか、雑誌やWEB・新聞・テレビ・ラジオなど多彩なメディアで活躍中。ここ数年、腸内環境を整える発酵食を「菌活」として推進しブームとなる。自らも麹菌、乳酸菌、酵母菌などを培養し様々な発酵食品を手作りしている。
2016年03月18日静岡県東部に来て二日目の早朝、車で富士宮の朝霧高原に向かった。温暖な気候に恵まれているという静岡でも、雪化粧をした富士の麓ともなれば、きーんと冷たい空気が澄み渡り、地面にもうっすらと雪が積もっている。どこへ行っても背景に富士山が写る富士宮そこで訪ねたのが、キャンプ場や牧場などがあるハートランド朝霧という広大な施設に併設される乗馬クラブ エクインホリック(EQUINE-HOLIC)。なんでも朝霧高原は、通年冷涼な気候で、かつ放牧ができるほど広い平地や富士山の湧水、澄んだ空気など大自然に囲まれた環境は、馬にとって最適なのだとか。この乗馬クラブにいる馬は全て引退した競走馬。短い競馬人生を終え、引退した馬のほとんどは、実は家畜飼料や加工用として処分されてしまっている現実があるそう。「そんなサラブレッドに一頭でも多く、新たな活躍の場を与えたい」というオーナーの本多列央さんから開場した理由を聞く。マイシンザンや、オスカーリッチなどかつてJRAで活躍したサラブレッドも、豊な自然に囲まれて静かな余生を送っている。美しい毛並み、さすがはサラブレッド騎乗メニューは、馬のまたがり方や手綱の持ち方、曲がるときや止まるときの合図の出し方を教えてもらい、歩いたり少し走ったりして乗馬を体験するビジタープランから、上級者まで楽しめるよう騎乗者のレベルに合わせたプランまであり、全国乗馬倶楽部振興協会公認インストラクターのマンツーマン指導の下学ぶ事ができる。乗せてもらったのはリネンミサイルという名前の馬凍った馬場が溶けるのを待って、怖々しながらもいざ騎乗。歩くペースは馬のほうから人に合わせてくれているよう。壮大な富士山を仰ぎこの高原を颯爽と駆け抜ける先の光景を目に浮かべ、それだけで旅情が満たされた。乗馬クラブ EQUINE-HOLIC静岡県富士宮市根原230 ハートランド朝霧内080-6906-0171月曜日は休場要予約
2016年03月18日ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)が新ライン「MYne」の2016春夏コレクションを取り扱うポップアップショップを、3月18日から21日まで東京・原宿のGビル1階(東京都渋谷区神宮前3-30-12 Gビル神宮前03)で開催する。同ポップアップショップでは、2016春夏コレクションの新作アイテムを販売。また、ジャージ素材の「刺繍ハーフジッププルオーバー」(4万2,000円)や、フェイクレザーで作られた「レザーサンダル」(2万円)など人気完売アイテムも再販売される。
2016年03月18日今月1日パリで披露した16-17AWのコレクション『NOISE』も記憶に新しいアンリアレイジ(ANREALAGE)が16日の伊勢丹新宿店本館2階=TOKYO解放区を皮切りに期間限定のFLOWER SHOPをオープンし、バーチャルな花見を開催する。このFLOWER SHOPのコンセプトは“見えない花”。同ショップには、バーチャルなお花見が出来る桜の樹が出現。肉眼では見えない真っ白な桜が、スマートフォンでフラッシュ撮影することで、画面上に鮮やかな花を咲かせるという。このFLOWER SHOPでは、“花を贈るように、花を着る”というメッセージで展開され、店頭に並ぶ花々は全てファッションアイテムとして見につけることが出来るという。展開アイテムは、フラッシュで花が咲くTシャツやリバティーと協業した再帰性反射の花柄アイテムの他、フラッシュにより色づくコサージュや、花をアクリル樹脂で固めたアイテムなどを予定している。ファッションに積極的にテクノロジーを掛け合わせ続けているアンリアレイジが咲かせるバーチャルな桜に期待したい。なお、3月16日から29日まで伊勢丹新宿店本館2階=TOKYO解放区での開催に続き、3月30日から4月5日まで三越銀座店3階=ル・プレイス、4月6日から12日までジェイアール京都伊勢丹5階=特設会場でもアンリアレイジによるFLOWER SHOPが展開される。
2016年03月18日開業10周年を迎えた表参道ヒルズが、全体約4割の店舗入れ替えを行う過去最大規模のリニューアルを実施。新店33店舗、移転・改装8店舗、合計41店舗のオープンを計画し、3月18日にこの内の最多23店舗がオープンした。今回のリニューアルでは、表参道・原宿エリアが他に類を見ないファッションエリアとして進化していくことを目指し、世界的発信力のあるファッションブランドを中心に店舗を集積。“自由な発想でファッションを楽しみ、自分のスタイルを貫き通す人”をターゲットに、ファッションのカテゴリーでは、世界のラグジュアリーブランドや話題のジャパンブランドが集まった。半数以上の新店舗が旗艦店となり、シーズンアイテムの提案だけでなく、限定アイテムの販売やイベント等も行う、他にはないオンリーワンショップをそろえた。表参道の通りに面した1階には、エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 Maison Margiela)の旗艦店が登場。ホワイトカラーの引き立つ空間では、マルジェラらしい独創性のあるアイテムをフルラインアップで展開する。同階にはこの他、バルマン(BALMAIN)、ジュゼッペ・ザノッティ・デザイン(GIUSEPPE ZANOTTI DESIGN)、セルジオ ロッシ(Sergio Rossi)等がオープン。バルマンはメンズ・ウィメンズが同一にそろうインショップ形式は国内初となり、ジュゼッペ・ザノッティ・デザインは、ラグジュアリーなシューズの他にもアクセサリーやレザーウエアも展開し、国内最大級の品ぞろえを見せる。地下1階には、メゾン ミハラヤスヒロ(Maison MIHARA YASUHIRO)、ワイスリー(Y-3)が、いずれも旗艦店として登場。メゾン ミハラヤスヒロは、デザイナー・三原康裕のこだわりを詰め込んだというウッド調の店内に、メンズ・ウィメンズをフルラインアップで展開。シューズ類も豊富にそろえ見応えのある店舗に仕上げている。ワイスリーは国内最大店舗となり、オールブラックで仕上げたクールな空間には、個性の光るウエア類の他、雑貨、シューズも多数ラインアップ。同店ではオープンを記念し、限定でプリントTシャツ(1万6,000円)を販売する。また購入金額に応じたノベルティも用意している。2階にオープンしたカラー ビーコン(kolor BEACON)、ファセッタズム(FACETASM)は、いずれも初出店となる。ガラス使いで圧巻の空間に仕上げたカラービーコンは、旗艦店として登場。ブランドのフルラインがそろい、限定アイテムも展開される。ファセッタズムは、商業施設初出店。ガラス窓から外光が入る、ウッド調の心地良い空間で、メンズ・ウィメンズをフルラインアップで展開する。また見逃せないのが、ギャラリー&カルチャースポット。本館地下3階には、食事も読書も楽しめる「森の図書室」がオープンしている。“本を手に取るきっかけを作る。本で人がつながる”をコンセプトとしており、図書スペースとイートインスペースを併設。本を読みながら食事ができ、本の無料貸出しも行う。イートインでは、絵本『ぐりとぐら』に登場するカステラ等、様々な本に出てくる憧れのメニューを提供。ドリンクを頼むと付いてくるコースターは、印象的なイラストとともに、あらゆる本の感想文が書かれている。このコースターは店頭で買うことも可能(1枚100円/6枚500円/24枚2,000円)。リニューアルは6月に掛けて行われ、カフェ&レストランも4月以降のオープンを予定している。
2016年03月18日伊勢丹新宿店が春におすすめするアクセサリーを、テーマに沿って紹介するFASHION HEADLINEの連載企画。3月も中旬を過ぎ、卒業式や謝恩会、4月の入学式などを控えた人も多いことだろう。そこで今回は、オケージョンシーンに映える華やぎアクセサリーを紹介したい。まず最初に押さえておきたいのが、ネックラインを女性らしく引き立てる華奢なネックレスだ。控えめながらも上品な輝きを放つデザインなら、フォーマルシーンを彩る華やぎドレスから、式典に相応しい落ち着きのあるセットアップスタイルまで幅広くマッチする。マダマ(MADAMA)のK18ホワイトゴールドを使ったネックレス(5万8,000円)は、ドロップ型のグレイッシュカラーダイヤモンドとパールを組み合わせたデザインで、シックなラグジュアリー感を演出してくれる。繊細さの中に洗練されたデザイン美が宿るシエナ(SIENA)のコレクションからは、K18イエローゴールドを使ったネックレス(4万9,600円)をピックアップ。トップに小さなダイヤモンドを並べた一品で、表情をぐっとエレガントにみせてくれる。オケージョンシーンの耳元を飾るのに、絶対的に欠かせないのが清楚なパールピアスだろう。ベーシックな一粒タイプでは物足りないという人には、クミキョク(KUMIKYOKU)の2WAYピアス(3万4,000円)がおすすめ。K18イエローゴールドを使った菱形のパーツには小粒のダイヤモンドを埋め込み、取り外し可能なチェーンの先にアコヤパールをあしらっている。動くたびにスウィングするデザインは、すっきりとまとめたヘアスタイルによく似合う。特別感のあるとっておきのアクセサリーを纏いたいのが、華やかムードに包まれる謝恩会。スタージュエリー プレシャス(STAR JEWELRY PRECIOUS)では、ブランド創設70周年の記念に7つのアコヤパールとスターモチーフが優美に輝くプラチナネックレス(10万7,000円)を用意。スターモチーフにはダイヤモンドがはめ込まれており、ドレスアップスタイルにポップできらびやかなアクセントを加える。透かし加工を施した存在感たっぷりのコレクションをラインアップするグロッセ(Grosse)からは、モデルのアンミカとのコラボレーションで生まれたネックレス(10万円)とピアス(3万9,000円)が登場。いずれも艶やかな輝きをみせるクリスタルガラスをふんだんに使い、春らしく華やかなパーティースタイルを盛り上げてくれる。――次回は、遊び心を添えたギフトの好適品をチョイス
2016年03月18日ミントデザインズ(mintdesigns)が3月14日、ラフォーレミュージアム六本木で16年AWコレクションを発表した。テーマは「プラスティック シティ」。アナログの懐かしさを残しながらも、デジタルな要素で構築された近未来も想像させた。イタリアのプロダクトデザイナー、エットレ・ソットサスの遊び心あるポストモダンに着想を得た今シーズン。幾何学模様や、ボーダー、丸型といった玩具のようなモチーフを散りばめたルックが繰り広げられた。ファーストルックを飾ったのは、レゴや積み木のようなスクエアで構成された幾何学模様のフェイクファーコート。ファーのカラーによって毛を切り取る長さを変え、段差を出し凹凸ある仕上がりに見せた。また、コルセットのようにも見える、存在感あるフェイクレザーのベルトでウエストをマーク。本コレクションでは、ベルトがキーアイテムの一つとなっており、ボリュームのあるコート、軽やかな素材のワンピースなどにスタイリングされ、立体感あるユーモラスなシルエットを表現した。またシンプルなコートやスカートの随所に装飾されていたのが、バッヂのようなビニール素材の丸いモチーフ。ランダムに配置されたバッヂには花や四角、MDのイニシャルが描かれており、ミントデザインズらしさ溢れる遊び心と瑞々しさが映しだされた。終盤では、カラーブロックを積み重ねたようなコートやジャケットが登場。肉厚なウール素材に、バストやウェスト、袖にかけて大胆にトーンが配置され、淡いパントーン色に黒や赤をポイントにしたカラーパレットが、印象強く残った。
2016年03月18日バルマン(BALMAIN)が3月18日、表参道ヒルズ本館1階にショップインショップ形態では国内初となるメンズ、ウィメンズを一同に取りそろえたショップをオープンした。同ショップでは、店内にアンティークの面材を採用しており、ホワイトを基調に、ゴールドをアクセントにしたラックやアンティークを思わせるファーニチャーなどを配置。パリの貴賓あるホテルのようなイメージの空間に仕上げられた。床はベージュの石にブラックのポイントが入れられ、そこから始まる格子状のフローリングが店内を温かく包み込むラグジュアリーな雰囲気を醸し出している。また、オープン限定アイテムとしてウィメンズのロゴタンクトップ(3万5,000円)が発売される。
2016年03月18日ナイキ(NIKE)の最新シューズを自分にぴったりのデザインにカスタマイズできる「ナイキアイディー(NIKE iD)」にて、音楽プロデューサーの藤原ヒロシらによる実験的プロジェクト「HTM」の限定カラーパレットが展開される。「HTM」は、藤原ヒロシとナイキのCEOであるマーク・パーカー、デザイナーのティンカー・ハットフィールドからなる実験的プロジェクト。今回は3月26日に29周年を迎えるシューズ「エア マックス」の誕生を記念して、ナイキのパーソナライズサービス「NIKE iD」にて特別なカラーパレットを採用した3つの「エア マックス」が発表された。そのうち「ナイキ エア マックス 95 H iD(AIR MAX 95 H iD)」は、銀のメタリックな美しさを表現したカラーの「エア マックス」。ティンカー・ハットフィールドによる「ナイキ エア マックス 1 T iD(AIR MAX 1 T iD)」では、ナイキの衝撃吸収システム「ビジブルエア(Visible Air)」発案のきっかけとなったフランスのポンピドゥー・センターに着想を得たカラーパレットが採用された。また、「ナイキ エア マックス 2014 フライニットM iD(AIR MAX 2014 FLYKNIT M iD)」では、マーク・パーカーが愛する自然と自然が持つ無限の可能性からインスピレーションを得たカラーパレットが用いられている。「NIKE iD」では、それぞれのデザイナーの世界観から生まれたこれらのシューズを、好みの素材を用いてカスタマイズすることができる。価格は税込2万1,600円から2万9,160円で素材によって変動する。現在公式サイト(NIKE.COM/AIRMAX)にて販売中。
2016年03月18日フェンディ(FENDI)が日本で公式デジタルブティック(fendi.com)をオープンした。昨年オープンしたヨーロッパとアメリカに続き日本でも、デザインを一新した公式サイト内にデジタルブティックがオープン。ウィメンズからは、バッグ、レザー小物、シューズ、ファッションジュエリー、テキスタイル、バックチャームなどのアイテムを展開。16SSコレクションで登場したバッグストラップ「ストラップ ユー(STRAP YOU)」も登場する。メンズからは、バッグ、レザー小物、ジューズ、アクセサリーに加え、音楽プロデューサーのドクター・ドレー(Dr. Dre)が手掛けるオーディオブランド、ビーツ・バイ・ドクター・ドレ(Beats by Dr. Dre)とコラボレーションしたヘッドフォンも販売される予定だ。また、デジタルブティックのオープンを記念した特別なビデオ「フラワーランド(FLOWERLAND)」も公開された。動画引用元: (FENDIオフィシャル:
2016年03月17日東京から東海道新幹線で約1時間、三島由紀夫のペンネーム由来の一つとも言われる三島駅に到着した。都心からも程近い静岡県の東部にあたるこの町は、過ごしやすい温暖な気候と、昭和の面影が残る町並み、一駅足を伸ばせば温泉街のある熱海と、パノラマの富士山を望める新富士がある味わい深い町。そんな静岡県東部をもっとよく知るために出かけた旅の一部を今回から全3回にわたって綴りたい。まずは静岡県長泉町にある「クレマチスの丘」へ。クレマチスの丘は、美術館、文学館、レストラン、ショップ、季節ごとのクレマチスが咲く庭園が点在する複合文化施設。広大な敷地内は、フランスの画家ベルナール・ビュッフェの作品を所蔵する「ルナール・ビュッフェ美術館」、作家・井上靖の「井上靖文学館」とそれらに隣接する「駿河平自然公園」があるビュッフェ・エリアと、杉本博司が設計を手掛けた「IZU PHOTO MUSEUM」、クレマチスの庭園に併設された「リストランテ プリマヴェーラ」などのレストランがあるクレマチスガーデン・エリアと大きくふたつのエリアに分かれている。中でもとりわけ印象に残る場所は、クレマチスガーデン・エリア側にある「ヴァンジ彫刻美術館」。芝生の上に寝転んだり、椅子に腰掛けてパノラマに広がる伊豆や箱根の山々を眺めていれば優に丸一日が過ぎてしまうようなのんびりした時間が流れ、その心地良さを思わず誰かに共有したくなる魅力的な場所である。「ヴァンジ彫刻美術館」エントランスを抜けてすぐの作品《レリーフ 風景の中の人物》2002年イタリアを代表する具象彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの世界唯一の個人美術館であるこの施設には、現在、屋内と屋外を合わせて47点の彫刻と、デッサン・版画11点のデッサン・版画が展示されている。ヴァンジは、人間の多面的な心の在りようを形にした表情豊かな彫刻が特徴だそうで、一方から見た時と、そのまた反対側から見た時では全く別の表情や輪郭をしているという。また、屋外に佇むこれらの彫刻には触れることも出来る。《竹林の中の男》1994年反対側から見ると違った表情を見ることができる館内にも、たっぷりと余白を使い作品が点在する。《紫の服の男》1989年《コートを着た女》2006年館内は自由に撮影可だそうこれら常設の展示のほか企画展も行っており、4月2日からはキギ(KIGI)の個展「KIGI キギ in Clematis no Oka」がスタートする。そして初夏になれば、美術館の庭園内にあるクレマチスガーデンに、這沢(はいざわ)やヘメロカリスなど一年で最も多くのクレマチスの品種が咲き誇るといい、また再び訪れたくなる話を聞いてしまった。2月の足元にはクロッカスがクレマチスの丘静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1055-989-8787開館時間:1月 10:00~16:30 2月、3月 10:00~17:00 4月、5月、6月、7月、8月 10:00~18:00 9月、10月 10:00~17:00 11月、12月 10:00~16:30 ※入館は閉館30分前まで休館日:水曜日、年末年始入館料はHP参照
2016年03月17日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週木曜日は、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店がオススメする1冊をご紹介。今回は東京・恵比寿の本店・ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4NADiff A/P/A/R/T1階)です。■『Landscapes』レレ・サヴェリ(Lele Saveri)ローマで生まれ、現在はニューヨークを拠点に活動している写真家・アーティストのレレ・サヴェリ。アーティストとしてだけではなく「8 Ball Zine」というNYで行われるZINEフェアのキュレーターとしても精力的に活動していて、ブルックリンの地下鉄の駅の中に「ニューススタンド」という期間限定ショップを作り、多くのアーテイストのジンやアーティストブックなどを販売して話題を呼んだ。本書は、ニューヨークの写真集専門店ダッシュウッドブックス(Dashwood Books)から出版された彼自身の写真集。DIY精神に満ちた彼の作品に相応しく、リソグラフ印刷という簡易印刷機を使って一色ずつ刷ったものに、ページによっては版や色を重ねる実験を何度も繰り返し、完成したものをさらにオフセット印刷し、製本している。荒い表面の粒子や色の雰囲気によって、メインとなるヌード写真と、一緒に配置されている植物の写真もまた、曲線の美しさをたのしむことができる。限定500部と国内では珍しい1冊。【書籍情報】『Landscapes』著者:Lele Saveri出版社:Dashwood Books限定500部/185×120mm発刊:2014年7月価格:3500円
2016年03月17日アートディレクターの千原徹也率いるれもんらいふのデザイン塾「れもんらいふ塾」が、4月2日より京都で開講する。CDジャケットや雑誌、映画、広告等多くのデザインを手掛けてきた千原徹也が代表を務めるれもんらいふ。今回開講する「れもんらいふ塾」では、“超実践型”、“京都と東京のクリエイティブの融合”をコンセプトに、第一線で活躍するクリエイター14人をゲスト講師に迎え、実在する社会課題をデザインで解決する力を養っていく。塾生は、社会人、学生と年齢職業関係なく、誰でも参加が可能だ。講座は1時間目の「れもんセッション」と、2時間目の「らいふセッション」の2部構成となっており、全15回開催される。「れもんセッション」は、実在する西陣織のPR課題をデザインで解決する少数精鋭の実践プログラムとなっており、実際に西陣織のデザインから展示会まで半年間かけて実践作業を行う。「らいふセッション」では、豪華ゲストによるオープン講義を実施。女優でフォトグラファーの松田美由紀やレスリー・キー、イラストレーターのエドツワキ、『Numero TOKYO』編集長の田中杏子、スマイルズ代表の遠山正道、アートディレクターの伊藤弘、デザイナーの館鼻則孝、DJでシンガーのマドモアゼルユリアなどが登壇する。日程は4月2日、9日、23日、5月14日、21日、28日、6月4日、11日、25日、7月2日、9日、30日、8月6日、20日、27日。公式サイト()から申し込みを受け付けている。
2016年03月17日ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)が3月20日から5月8日まで、パック(イースター)に向けた期間限定コレクションを発売する。フランスではクリスマスに継ぐ大きなイベントとされるパック。今回はこれに合わせ、タマゴやニワトリといった伝統的なモチーフを子どもから大人まで楽しめる遊び心いっぱいのスイーツに昇華したコレクションを発売する。「ブトン ドゥフ」(3,680円)は、いくつものカラフルなボタンがあしらわれたタマゴ型チョコレート。タマゴを割ると、中には3つの動物形ショコラが隠されている。「プール ココ」(3,200円)は、カラフルなボタンでオシャレをしたニワトリ型のチョコレート。ニワトリを割ると中からタマゴ形のチョコレートが2つ出てくる。その他、中に海の生き物の形のショコラが詰まった“幸運の使者”と呼ばれるフクロウをモチーフにした「シュウェット デトワール」(3,680円)や、三日月の上にニワトリが座った「プール ダン ラ リューヌ」(3,680円)、教会の鐘をイメージした「フィッシュ キ クロッシュ」(5,075円)、本物そっくりのタマゴ形ショコラ「ウフ ココ」(800円)などのチョコレートや各種詰め合わせなどを販売。また、3月26日、27日にはジャン=ポール・エヴァン全ブティック(※催事店を除く)にて、パックに行われる隠されたタマゴ形ショコラを見つける伝統的なイベント「エッグ ハント」も行われる予定で、数量限定で見つけた人にはプレゼントがもらえる。
2016年03月17日伊勢丹新宿店が創業130周年を記念して、サマンサタバサ(Samantha Thavasa)とコラボレーションを行った。同店では現在、「Isetan×Samantha Thavasa“DREAM”~サマンサタバサからの夢の贈り物~」と題し、3月22日まで各階で様々なコラボアイテムを展開してる。会期初日の3月16日には、伊勢丹新宿店閉店後にサマンサタバサの新作バッグコレクションを披露するファッションショーが開催された。特別ゲストとして、来日中のミランダ・カーが登場。「Miranda Kerr for Samantha Thavasa」のハンドバッグ、ボストン型バッグを身に着けてウォーキングし、会場を沸かせた。この企画の総合プロデューサーを務めるのは、日本人クリエーターの三浦大知(Daichi Miura)。同店本館1階のショーウィンドウから本館6階まで“夢”をテーマとした空間を演出する。同店1階ザ・ステージでは、同ブランドのミューズであるミランダ・カー(Miranda Kerr)をはじめ、国内外で活躍する注目デザイナーやスタイリスト、タレントとコラボレートした“DREAM(夢)”のアイテムが一堂に集結。「Miranda Kerr for Samantha Thavasa」の人気シリーズの限定カラーや、今春からミューズに就任したタレントの中村アンとのコラボレーションバッグのほか、EXILEのTAKAHIRO や、DRESSCAMPのデザイナー岩谷俊和らとのコラボレーションアイテムも発売される。尚、会期中、同店1階ザ・ステージで税込3万2,400円以上購入の各日先着100名には、同ブランドの人気シリーズ「エムシュシュ」のミニミニバッグチャームがプレゼントされる。同店2階イーストパークには、16AWシーズンより本格ローンチされる、サマンサタバサの新アパレルブランドとなる、トゥ レスト(TU L’EST)が先行発売されるほか、同店6階ウエストパーク/ザ・ステージにはサマンサタバサ初のキッズラインとなる、ドリームサマンサキッズ(Dream Samantha Kids)のアイテムも紹介。同店5階センターパーク/ザ・ステージではスタイリスト山脇道子がプロデュースする「Dream Samantha Room」が発売される。このほか、同店地下1階のカフェ エ シュクレ/マ・パティスリーには、サマンサタバサの人気キャラクター「アイミーベア」をパティスリー エチエンヌが立体ショコラに仕上げた特別なスイーツも発売される。
2016年03月17日ナイキ(NIKE)が「AIR MAX」が生まれた日である“AIR MAX DAY(3月26日)”を記念して3月23日から26日までの4日間、東京・原宿に「AIR MAX」の全てが体験できるエキシビションスペース「AIR MAX CON」をオープンする。同エキシビションは、ニューヨーク、香港、東京の世界3都市にて開催されるもの。会場では様々な企画が行われ、そのうち「VOTE BACK」では過去29年間に渡って登場した「VOTE BACK」のトップ100足が展示され、自分のお気に入りの1足を選んで投票することができる。その他、多様なアーティスト達が「AIR MAX」をテーマに制作した作品を展示する「ARTIST OF AIR」や、デザインコンサルタントと一緒に自分だけの「AIR MAX」がカスタマイズできる「NIKEiD STUDIO」、様々なワークショップを行う「AIR MAX STUDIO」などの企画が行われる。また、「AIR MAX」の誕生日である3月26日の19時から21時には、フィナーレイベントを開催。「AIR MAXアワード」や「VOTE BACK」の投票結果を発表する他、スペシャルライブなども行われ、盛りだくさんの内容で会場を盛り上げる。なお、「AIR MAX CON」への入場予約は3月1日よりNIKE.COM/AIRMAX にて受け付けている。【イベント情報】「AIR MAX CON」会場:AIR MAX CON住所:東京都渋谷区神宮前6-4-1 1階・地下1階会期:3月23日~26日時間:11:30~21:00(3月26日のみ10:00~22:00)
2016年03月17日3月16日から国立新美術館で「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」が始まった。会期前日にはプレス内覧及び記者発表会が行われ、三宅一生を始めとする関係者が出席した。「21_21 DESIGN SITEを2007年に開館してからすぐに近所である国立新美術館へ挨拶に伺った際に、いつかここで展覧会が出来たらと私が呟いたことから始まった10年掛かりのプロジェクト」と三宅氏が語る本展は、デザイナーの三宅一生が活動を始めた1970年から現在に至るまでの約45年間“企業秘密”にしてきた仕事を紹介するこれまでにない大規模な展覧会である。まず同展を構想するにあたり、三宅一生の45年間のアーカイブを整理するところから始めたのは数年前。三宅氏は「数万点に及ぶ膨大なコレクションの中から、一着一着当時を振り返りながら今回のための展示品を厳選することは思っていた以上に時間の掛かる作業で、実は当初の計画から会期が先延ばしになってしまっていたのだが、やっと今年実現が叶った」と明かし、45年という長い歴史を実感させる。そんな歴史を凝縮させた展示内容は、A、B、Cと大きく3つのセクションで構成されている。ルームAでは、三宅デザイン事務所を立ち上げた70年代に制作された原点ともいえる「タトゥ」「麻のジャンプスーツ」「水着とキャップストール」「ヌバ」といった服を展示。ルームBでは、80年秋冬コレクションで発表された「プラスティック・ボディ」に始まり、その後85年まで様々な形で展開された「ボディ」シリーズを展示する。このA、Bの空間デザインは、三宅氏と20年来の付き合いであるという吉岡徳仁が手掛け、服の展示に用いられているマネキン「グリッド・ボディ」も本展のために制作された。三宅氏の「衣服の原点は一枚の布」という概念に基づき、一枚の紙、または一枚のアクリル板からレーザーカッターでくり抜いた365パーツをグリッド状に組み立てて形成されているという。佐藤卓が空間デザインを手掛けたルームCでは、「プリーツ」「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」「132 5. ISSEY MIYAKE/陰影 IN-EI ISSEY MIYAKE」など5つのテーマに分けて三宅氏の原動力となるチーム、メーカー、デザイナーとの協働を紹介する。中でも注目される「製品プリーツ」の制作過程を初公開するコーナーでは実際にスタッフがプリーツマシーンを動かし、制作実演も行われる。「本展に訪れた人が“何か自分も創りたい”と、子供から大人まで創造意欲を掻き立てられるような展覧会に仕上がったと思っている。デザインとは完成までのプロセスも含めて、こんなにもわくわくする可能性に満ちた仕事なんだと伝えたい」と三宅氏。記者発表会で「これから先40年に活躍する未来のクリエーターの課題は?」と問われると「資源不足や人口増加など問題は様々にあるが、男女や家族でシェアできること、温かみの感じられるプロダクト、洗濯のし易さなどより暮らしや生き方そのものに密接したデザインが必要になってくると思っている。生活の身近な事柄も含めてチームで日々ディスカッションしながら創造していく、だからデザインは面白い」と話した。会見終了後には本展の開会式が行われ、その場でなんと三宅氏にはフランス政府から芸術文化勲章のレジオン・ドヌール勲章コマンドゥールが授与された。会期中には佐藤卓と深澤直人による「三宅一生の感覚」(4月23日)、写真家・高木由利子と建築家・田根 剛の「Nobody Knows」(5月8日)、テキスタイルデザイナーで株式会社 イッセイ ミヤケ 取締役の皆川魔鬼子による「小さな驚きを与え続けること ―三宅一生のテキスタイル創り―」(6月4日)といったトークイベントや、造形作家・関口光太郎による「新聞紙とガムテープのアートを体験しよう!」(4月17日)や、リアリティ・ラボ(Reality Lab.)スタッフによる「折りオーリ ラボ開講!」(4月29日)といったワークショップなど、様々な関連イベントも予定されている。イベントの詳細や予約方法については国立新美術館公式サイト()にて掲載中。【イベント情報】「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」会場:国立新美術館 企画展示室2E住所:東京都港区六本木7-22-2会期:16年3月16日~6月13日時間:10:00~18:00(金曜は20:00まで、入場は閉館の30分前まで)休館日:火曜日(5月3日は開館)料金:一般1,300円、大学生800円(5月18日は国際博物館の日につき入場無料)
2016年03月17日リーバイス(LEVI'S)が3月16日から29日まで、伊勢丹新宿店本館2階のグローバルクローゼット/シーズン/リーバイスにポップアップショップをオープンする。同ポップアップショップは、伊勢丹130周年記念企画「定番品の進化」を受けて、“We are 501”と“Genderless”をテーマに開催されるもの。ブランドを代表するジーンズ「501」の進化、またカスタマイズの新たな提案を体感できる空間となっている。「501」はその時代の最良の定番ストレートとして進化してきたジーンズで、昨年2月には、カスタマイズからインスピレーションを得た「501 CT(カスタマイズド & テーパード)」が発売された。16年春には、春らしいホワイトデニムやトレンドのダメージデニムを中心とする新色4カラーが新たに登場する。会場には、「501」のメンズモデルである「リーバイス ビンテージ クロージング 1966年モデル」をジェンダーレスだけど女性らしいシルエットにカスタマイズした2モデルが登場。スリムストレートの「スージー(Susie)」、テーパードシルエットの「マクイーン(McQueen)」の2型を、それぞれS・Mの2サイズで展開する。ポケットのスレーキにはリーバイス テーラーショップと伊勢丹新宿店の限定スタンプが押印される。また、3月20日、23日の11時から19時30分には、リーバイス新宿店テーラーショップの熟練のマスターテイラーが来店し、「501」のオリジナルカスタマイズを行うサービスも実施される予定だ。対象商品は、「501」1966年モデル1色と、「501 CT」新色4色の計5色。3月16日より受付を開始した同サービスの予約は、伊勢丹新宿店(大代表 03-3352-1111)まで。
2016年03月17日ジェット ニューヨーク(JET NEW YORK)が今春、日本のクリエイティブチームにジョンリンクス(jonnlynx)を手がける林真理子をディレクターとして迎え、新たなスタートに先駆けたウェブサイト(www.jet-newyork.com)をオープンした。ジェット ニューヨークは、2015春夏にスタートしたワールドが手掛けるカジュアルウエアブランド・ジェット(JET)の新ライン。今回オープンするウェブサイトでは、多様な情報が行き交う現代において、メディアから自分が得るべきエッセンスを抽出し、自立した毎日であろうというマインドを持つ女性たちにヒト・モノ・コトを発信していく。また、ウェブサイトのオープンにあたり、ネットショッピングでもアイテムの展開をスタートする。
2016年03月17日ジャパンメイドのセレクトショップ・クープスタンド(COOPSTAND)が3月31日、東急プラザ銀座(東京都中央区銀座5-2-1)の6階にオープンする。クープスタンドは、「Creative」「Organic」「Object」「Present」をキーワードに、日本各地の作り手やブランドのものづくりを紹介するセレクトショップ。今回オープンされる新店舗では、セレクトアイテムをはじめ、オリジナルアイテムやパーソナルオーダーアイテムなども展開。ブランドや季節のテーマに沿ったポップアップイベントも開催する。3月31日から4月27日までは、日本各地の作り手やブランドとともに暮らしの道具を提案するオリジナルライン「クープツールズ(COOP TOOLS)」によるイベント「京都の食卓」を開催。京都の職人たちと今の暮らしを考えて作ったテーブルウエアアイテムを中心に、京都の地に根付いた老舗の料理道具や、新しい感性で作られた器、無添加グラノーラや宇治茶、京都舞鶴市のパン工房コムギ屋の「しおパン」、「京漬け物パン」などを販売する。
2016年03月17日ステラ マッカートニー(Stella McCartney)が16年夏に向けて、新作フレグランス「POP」を発表した。自分自身に忠実で自分らしく生きる新世代の女性や、今にも弾け出しそうなほどポップな女性に向けた、大胆かつストレートな印象を与える同フレグランス。チューベローズのダイナミックな香りにサンダルウッドでアクセントを添えることで個性的な香りに仕上げられた。ボトルは、大胆でありながら調和の取れた香りからインスピレーションを受け、キャップと一体化したミニマルな形状にデザインされた。ステラ マッカートニーの象徴的なメダリオンからインスピレーションを受けたキャップは、弾けるようなメタリックピンクに彩られている。広告キャンペーンでは、モデルにミュージシャンのGrimes、女優で活動家のアマンドラ・ステンバーグ、動物愛護活動家のケニア・キンスキー・ジョーンズ、パフォーミングアーティストのローラ・レオンという4人の女性を起用。ドラマティックな写真を撮影することで知られるフォトグラファーのグレン・ルックフォードによってカリフォルニアの砂漠を舞台に撮影された。4人のポップなミューズたちが自由奔放なマインドでドライブをしながら冒険の旅に出発する様子が描かれている。商品ラインアップは、フレグランス(50ml 1万400円、100ml 1万3,700円)の他、ボディローション(5,200円) 、シャワージェル(5,200円)。3月24日よりステラ マッカートニー公式オンラインストア、6月1日より全国で発売予定。(※一部ステラ マッカートニー直営店では先行販売の可能性あり)
2016年03月16日