女性自身がお届けする新着記事一覧 (120/919)
放送中のドラマ『君が死ぬまであと100日』(日本テレビほか・月曜24時59分~)で、HiHi Jetsの髙橋優斗(23)と井上瑞稀(22)が共演中。髙橋は100日限定で余命が見える主人公・津田林太郎を、井上は謎の転校生・小野寺いつきを演じている。そんな役柄や演技について話を聞きました!髙橋:僕と林太郎は、一途でたまに空回っちゃうところ以外は真逆かも。受け身の演技が多いぶん、撮影の合間には、いつも以上にふざけまくって、うまくバランスを取っています!井上:周りは迷惑ですけどね(笑)。僕も役柄との共通点はあまりないです。僕自身は、いつきと違って人見知りなので。ミステリアスな部分が多いキャラですが、今後の展開をお楽しみに!これまでも、俳優として多方面で活躍してきた2人。お互いの演技で魅力的だと思うのは?髙橋:瑞稀くんは、作品も役柄も幅が広い!どれもちゃんと演じきっていてすごいと思います。井上:リアルな人間味を出せるのが髙橋の魅力。今回も、生まれ持った無邪気さを発揮していますね。また、ヒロインの神崎うみを演じる豊嶋花(16)によると、現場での2人は「魅力的なお兄さん」なのだとか。豊嶋:髙橋さんは、誰とでも気さくにコミュニケーションを取ってらっしゃるし、井上さんは常に周りに気を配ってる方だと思います。笑って泣いてキュンとして、感情の忙しいドラマですが、見ている方に楽しんでいただけるようにみんなで頑張ります!
2023年10月28日嵐の活動休止から、丸3年が経とうとしているなか、所属する旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)はかつてない岐路に立たされている。「故・ジャニー喜多川氏の性加害問題で、事務所は対応に追われています。10月2日に開いた会見では社名をSMILE-UP.に改めるほか、同社はマネジメント・育成業務から撤退し、被害者の補償に専念する方針が明らかになりました。タレントのマネジメントはタレントと個別に契約するエージェント会社を設立し、今はタレントとの話し合いが進んでいます。大野さんも、嵐の活動休止以後は宮古島で過ごすことが増えていましたが、ここ最近は旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)がエージェント制に移行するための話し合いがあったため、東京に滞在しているそうですよ」(芸能関係者)10月中旬、本誌は都内で愛犬と散歩する大野の姿をキャッチ。日焼けをしてひげを蓄えていた大野に対しては、SNS上では《ワイルドやん》《雰囲気代わった?》とその変化に驚く声が続出した。いったい大野の“ワイルド化”の背景に何があったのだろうか――。本誌が目撃してきた、活動休止以降から今日までの大野の歩みを振り返りたい。■京都で目撃した恋人との思い出巡り‘20年の年末に行われた活動休止前のラストライブで「僕は明日から自分のことをちょっと考えて、自分の時間を大切に生きてみようと思います。何するかは決まっていませんが。またいつか、人のためになれるように」とあいさつしていた大野。しかし、世間はコロナ禍。すぐには思い通りの日々は送れなかったという。「大野さんは活動休止に入ったらすぐに東京を出て、自然に囲まれた田舎で伸び伸びと暮らしたいと考えていたそうです。しかし、’21年になってすぐに新型コロナの感染状況が悪化し緊急事態宣言が発令されました。そのため、地方にいくことはままならず、東京でも出かけるのは犬の散歩だけといった日々だったそうです」(芸能関係者)’21年の3月、緊急事態宣言がすべて解除されてやっと、羽を伸ばすことができたようだ。本誌は、春に色づく京都の街中を、Gジャン姿で悠然と歩く大野の姿を目撃。その隣には、30歳前後とおぼしき小柄の女性がぴったりと寄り添っている。二人はそのまま通りに面した旅館へと入っていった。「大野さんは嵐としてデビューする前のジャニーズJr.時代、舞台出演のために2年ほど京都で生活していました。二人が泊まったのは、少年だった大野さんが数カ月寝泊まりした宿なのです。大切な恋人に、自分の思い出の地を案内したかったのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)同年4月中旬にも本誌は、東京都内で大野の姿をキャッチ。愛犬の散歩中だった大野のあごには、マスクからはみ出るほどの髭が生えていた。■南の島でのんびりと釣り生活「コロナによる自粛期間にはだいぶ参っていたそうですが、コロナ禍が落ち着いてきたところで、自動車の運転免許を取得するため教習所に通う決心をしたそう。また、都内に新たなアトリエを開くことを計画するなど、本格的にリフレッシュモードには入れてきたようです」(前出・芸能関係者)ようやく本格的な休養モードに入った大野。11月に嵐のライブ映画の舞台挨拶があった際には櫻井翔(41)、松本潤(40)、二宮和也(40)、相葉雅紀(40)の4人が壇上に現れたが、大野は”手紙”での出演にとどまった。しかし、大切な後輩との付き合いは怠らなかったようだ。「‘22年の3月にNEWSの加藤シゲアキ(36)さんがラジオで、大野さんから楽屋暖簾を贈られたことを明かしたのです。通常、楽屋暖簾はファンや関係者から贈られることが多いのですが、ジャニーズ事務所では親しい先輩に後輩が”作って下さい”とお願いする文化があります。加藤さんは、いちばんお世話になってる先輩がいいということで、大野さんに頼んだそう。大野さんは快く受け入れたそうです」(前出・芸能関係者)先輩ぶりを発揮するなか、南の島で新たなビジネスも始めたという。「無類の釣り好きとしても知られている大野さんは、宮古島をとても気に入っており、活動休止後は東京と島をいったりきたり。時折、釣り糸を垂らしている姿も目撃されています。そんななか、’22年の夏頃、島内で大野さんが知人と共同出資をしたイタリア料理店がオープンすると話題になったのです。大野さんは’20年4月に個人事務所を設立しているのですが、登記の事業内容には『飲食店経営』『不動産の賃貸、管理、保有及び運用』といった記載があるので、真剣に飲食店事業に取り組みたかったのでしょう。お店は結果的にイタリア料理店ではなくバーとしてオープンしましたが、評判が良く好調だといいます。大野さんも時折客として飲みに来るそう。店内には大野さんの描いた絵画も飾られていて、いい雰囲気みたいですよ」(前出・芸能関係者)南の島の太陽のもとで気ままに過ごす休暇が、大野の“野生”を目覚めさせたのかも?
2023年10月28日新橋演舞場で上演中の『少年たち 闇を突き抜けて』に単独初主演の美 少年。今年はSnow Manの岩本照(30)が初めて構成と演出を手掛け、伝統を踏襲しつつも革新的な作品に。岩本が指揮をとっているだけあって、アクションやダンスのキレがすごい!実は、本読み後に行った美 少年へのインタビューでもこんな話が。藤井直樹(23):岩本くんが「体力づくりはしといて」って言ってたよね。なんかドキドキする(笑)。岩﨑大昇(21):オレ、自信ないかも(笑)。佐藤龍我(20):岩本くん、ふだんは優しいけど、パフォーマンスに関しては厳しそう。浮所飛貴(21):そういえば「本当の看守長(※作中で少年たちを苦しめる存在)はオレだよ」って言ってた!那須雄登(21):それは怖いな(笑)。でも、筋トレは直接教えてもらいたいよね。金指一世(19):千秋楽後には、みんな筋肉バキバキになってるかも!さらに意気込みを聞くと、6人の仲のよさを感じられるやりとりも。岩﨑:全員でつなげて言おう!金指:じゃあオレからね。今年は美 少年に主演を任せていただいて。那須:僕らもすごく楽しみですし。藤井:新鮮な雰囲気でお届けできると思いますし。浮所:ダンスやアクションも見どころですので。岩﨑:どうぞ、よろしくお願いします!佐藤:オレの前で終わらせないでよ!とにかく、誰一人欠けることなく頑張っていきましょう。全員:おー!
2023年10月28日「刑事ドラマはたくさんありますが、1円玉がどこに落ちているかというような、“お金”を糸口に事件を解決するところが面白いと思います」そう話すのは、新ドラマ『トクメイ!警視庁特別会計係』(カンテレ、フジテレビ系・月曜22時~)で主人公の特別会計係の警察官・一円(はじめまどか)を演じる橋本環奈(24)。所轄署の経費削減に奔走する役との共通点は節約志向なところだという。「スーパーの卵が1パック300円だとためらったり、ガスと電気をまとめると安くなるというようなお得な話は調べたりします」また、運が悪すぎるゆえに疫病神と呼ばれる円だが、橋本本人は自他ともに認める強運の持ち主。「おみくじも大抵は大吉で、運は強いほうだと思っています。なので地震や台風のときも『私がいるから大丈夫』って言っちゃうんです(笑)」来年のNHKの連続テレビ小説『おむすび』のヒロインにも選ばれ、まさに女優として旬を迎えている。「オファーをいただいたときは、朝ドラ? ってビックリしました。浜辺美波さんなど朝ドラを経験している親しい友人がたくさんいて、自分もそのなかに入るのが不思議な気がしています。(上白石)萌歌からは『とにかく体力』ってアドバイスされたので、頑張って体力をつけなきゃなあと思っています」そんな多忙を極める彼女のプライベートは?「サウナが大好きで、時間があると通っています。最近は山梨県にあるプライベートサウナに行きました。私、時間の使い方がうまくて、半日休みがあるとすぐに旅行の計画を立てちゃうんです。ゴルフも好きなので、ドラマで共演中の沢村一樹さんともゴルフの話で盛り上がりました」
2023年10月28日10月23日にスタートしたばかりの『ジョンソン』(TBS系)が、期待外れの“大爆死”となっている。かまいたちにモグライダー、見取り図にニューヨークといった今をときめく売れっ子芸人4組が出演する『ジョンソン』。しかし、初回2時間スペシャルの平均世帯視聴率は4.6%、平均個人視聴率は2.8%と、散々な結果だった(ともに関東地区速報値・ビデオリサーチ調べ)。実際に視聴した人々からも《ジョンソン期待外れもいいとこだろ》《途中で見るの辞めた。全く面白くない。リンカーンの方がましだった》《途中まで見たけど驚くほどに面白くない》などの酷評ぶり。さらに、《リンカーンより面白くない理由は、ダウンタウンが居ないから芸人に緊張感が無い》《ダウンタウンと全世代芸人の凄さが浮き彫りになったなぁー。新世代も応援したいけど…同じ企画は、どうしても比較しちゃうよね?》《15分しか見てないけどジョンソンがびっくりするほど微妙だったたすけてダウンタウン》とダウンタウンの不在を嘆く声も相次いでいた。というのもこの番組、’05年から’13年に放送されていた『リンカーン』(TBS系)の“後継者”という位置づけにおかれているのだ。『リンカーン』はダウンタウンやさまぁ~ず、雨上がり決死隊、キャイ~ンなどがレギュラー出演するお笑いバラエティ番組。8年にわたって放送されたうえ、番組終了の理由はメンバーが豪華すぎて”スケジュールがあわない”というものだった。「『ジョンソン』の初回では大量の芸人が登場する大運動会が開かれましたが、これはもともと『リンカーン』の人気企画です。後継番組ですから視聴者が『ジョンソン』と『リンカーン』を比較してしまうのは当然。出演者たちにも、その自覚があります。ニューヨークの屋敷さんがラジオで『ダウンタウンさんの役は、かまいたちさんなのかなっていう、暗黙の了解みたいなのはあるかもしれないですけど』と語っていたように、番組の核となる“ダウンタウン役”は最年長のかまいたちさんです。しかし、かまいたちさんの仕切りは浜田さんの鍛え抜かれた緊張感のある仕切りに比べれば当然弱く、内輪ノリがだらだらと続いてしまう感じが否めませんでした」(テレビ局関係者)“リンカーンの後継アピール”が仇となり、酷評を受ける事態になってしまったジョンソン。しかし、前出のテレビ局関係者は比べられてしまうのは当然だが、そもそも比べる土俵にはあがっていないと複雑だ。「この2つの番組では、出演芸人たちのキャリアが違いすぎます。『リンカーン』のレギュラーメンバーは、番組開始当初からすでに“スター”で、別のレギュラー番組も持つベテランばかりでした。いっぽう『ジョンソン』のレギュラー出演者は、まだ“中堅”といったところ。もちろんみんな人気はあるし面白いのですが、リンカーンのレギュラー出演者と比べると差を感じてしまうのは仕方ないこと。ダウンタウンさんは、あの当時でお笑い界のトップ中のトップの存在ですからね。かまいたちさんがダメということは全くないのですが、ダウンタウンさんはまだまだ現役ですし、当時とは”笑いの質”も違っている。どうしたって比較する声が出てくるのは想像できたはず。『リンカーン』の後継番組という肩書を背負わせたのはちょっと酷に感じます」リンカーンの後継という看板に引っ張られすぎず、今の時代にあった笑いを見せてくれることを期待したい――。
2023年10月28日9月に大麻取締法違反の疑いで逮捕されたレゲエ歌手でありラッパーのCHEHONが、10月28日に行われるラップバトル「KING OF KINGS」の神奈川県予選に出場することが発表された。CHEHONこと米田洪二被告(39)は、9月24日、愛知県警薬物銃器対策課と岡崎署により、9月11日に東京都内の集合住宅で乾燥大麻を所持した疑いで逮捕。10月12日には、液体状に加工した「大麻リキッド」などを所持していた疑いで再逮捕されており、20日に名古屋地検岡崎支部によって大麻取締法違反(所持)で起訴されたばかり。そんななか10月26日、同イベントを運営するラッパーのBALA SBKNが、X(旧Twitter)にてCHEHONがエントリーしたことを発表。《今週土曜のKOK神奈川予選CHEHONがエントリーしました。自らエントリーして戻って来てくれた。本人も楽しみにしてくれてて凄い嬉しい》KOKこと「KING OF KINGS」はラッパーの漢a.k.a.GAMIが主催するMCバトルの大会。各地で開催されている予選を勝ち抜くと、来年1月に開催される本戦大会に出場できる。BALA SBKNは、Xでこう続けている。《CHEHON君が出所後初マイクを握る場所になった事誇りに思うよ。ライター要らないから、この曲に1度耳を通して、後は楽しんで下さい。皆でお帰りしましょう。HIPHOP、Reggaeという音楽はクラブという場所はそうあるべきだと思います》
2023年10月27日10月25日、『おはよう朝日です』(朝日放送)の月曜コメンテーターを務める弁護士の山岸久朗氏がX(旧Twitter)に投稿した、コインパーキングでの出来事が話題を呼んでいる。24日の9時から15時まで、大阪市内のコインパーキングを利用したという山岸氏。同氏が投稿した写真によると、看板には、10:00から16:00間の最大料金が1200円、16:00から10:00間の最大料金が900円、とそれぞれ大きく記載されている。山岸氏は《まだ9時やから、1時間分プラスかな、と思って停めました》と思い、15時に出庫しようと精算をすると、なんと4800円を請求されたという。疑問に思った山岸氏が看板に記載されている緊急連絡先に連絡すると、《「金額間違えておりません。払ってください」て言われた》といい、看板を改めて確認すると、「最大料金は1回限りの適用となります。以降は、通常料金が加算されます」と黒文字で小さくかかれており、時間毎の料金は精算機の足元に書かれていたという。これに怒りを覚えた山岸氏は、《これ、どうですか?いち消費者として、自動車から見えない位置に値段を書いたり、肝心のことを小さい字で書いたり、責任の所在する会社名を秘したり、いち消費者として許すことできないのですが。無料で裁判できる立場なので世に問おうかなと考えてます。もし僕が間違っていたら教えて下さい笑》と法的措置を示唆するなど、怒りをにじませていた。この山岸氏の投稿には、《そもそも看板に通常料金が書いてないんですね………こりゃひどい》《こんなんが横行してると思うと怖くてコイパ使えない……》と、共感の声が寄せられていた。さらに、同じような経験をもつユーザーも多く、改善を要望する意見が相次いでいた。《駐車場あるある。小さくとか見えにくいとか。そういう所に重要な事書いてる事多いですよね。大阪市内の駐車場は特別高いですもんね。改善出来ればしてほしいです》《似たようなことになって払って泣き寝入りしました。看板以外のところに書くのはひどいですよね。ぱっと見で通常料金すら書いてないのもだいぶ悪質かと》《これお願いしたいな~最近増えてるんですよ。都内駐車場3時間最大2800円の文字の下や端に小さく繰り返し適用と記載。9時間止めた際に8400円の請求が来てびっくりしました。最近非常に多く目にします》翌日26日、山岸氏は駐車場のコールセンターより折り返しの連絡があったことを明かした上で、《昨日はご迷惑おかけしました。料金表示を改善しますと言っています》と伝えられたと投稿。また27日には、「25分/300円」の表記が追加された看板の写真を投稿し、《ふと見てびっくりした! 時間料金書いた! しかも最大料金適用条件の文字も大きくなった! これが「駐車場」が言うてた「料金表示の改善」か 正直だいぶ気ぃ済んだとこある》としていた。
2023年10月27日タレントの坂上忍(56)が10月27日、かねて交際してきたAさんとの再婚を発表した。同日放送の『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)内で改めて再婚について報告するという坂上。番組が事前に行ったインタビューで「きょう(※9月下旬)籍を入れてきました。入籍日が何の日かも知らないです(笑)。調べてもないし。たまたまスケジュールが空いてたので」と明かしている。坂上は’01年に元キャビンアテンダントの女性と結婚するも、’03年に離婚。その後、’14年2月に14歳下となるAさんとの交際が発覚した。Aさんは坂上が飼っている何十匹もの犬や猫の世話をしたり、坂上の体調が悪いときは懸命に支えていたという。交際14年目でのゴールインとなるが、坂上は当初、籍を入れるつもりはなかったようだ。’18年10月、本誌が坂上の母・淳子さんに取材した際、淳子さんは「彼女にも会ったことはありませんよ。結婚する気なら会いますけどねえ」と語っていた。「坂上さんは、自身の経験で『離婚は相手方の家族をも巻き込むこと』だと感じていて、それについて『本当に申し訳ないことをした』と後悔していました。『自分は結婚に向いていない。相手が自分と一緒になるのはかわいそう』と考えていたため、Aさんとは事実婚を望んでいたといいます」(テレビ関係者)とはいえ、長い付き合いの中で入籍しようとしたことはあったようだ。’18年の10月に放送された『ホンマでっか!?TVスペシャル』(フジテレビ系)で、収録の前日に「もういい加減、籍入れる?」とプロポーズしたことを明かしていた。しかし、その際には「なんで~」と返されて失敗してしまったという。入籍の必然性を感じていなかったのはAさんも同じだったのかもしれない。’21年7月、自身のYouTubeチャンネルで「その必要性を感じてないから、してない」、「“夫婦別姓”だったら、もうちょっと積極的になっていたかもね」と結婚への後ろ向きな考えを明かしていた坂上。“けじめ”の必要性は感じていないながらも、Aさんとの関係を続けるにあたり手続き関係は着々と進めていたようだ。「坂上さんは終活に積極的で、50歳を前にして遺言書を作成しました。その遺言書にもAさんは登場し、遺産を遺すと明言。また大の犬好きである坂上さんは当時飼っていた愛犬12匹の処遇について、Aさんに“ペット信託”という形で金銭面を含めて託したそうです。日本では法律上、遺言でペットに財産を贈ることができません。そのため自分の死後のペットを想い、信頼できるひとにお金を託すことをペット信託といいます。そこでパートナーであるAさんにお願いすることにしたそうです。愛犬の未来をAさんに託したことで、坂上さんの心に余裕が生まれたのかもしれませんね」(坂上の知人)再婚に際し、坂上は『坂上どうぶつ王国』によるインタビューで「これだけ長い期間付き合っているから夫婦同然の内縁関係で、籍を入れるっていうハードルがそんなに高くなかったというか。ある種夫婦同然というか、籍が入っているか入っていないかだけだったので」と明かしている。必要性も高くはなかったが、ハードルも低かった“入籍”。これから2人は、愛犬たちとともに絆をさらに強めることとなりそうだ。
2023年10月27日「地域交通の担い手不足を解消するために方向性を示すーー」岸田文雄首相(65)は23日の所信表明で、“ライドシェア”解禁に向けて、そう意欲を見せた。ライドシェアとは、客を乗せて運ぶために必要な“第二種運転免許”を持たない一般のドライバーが、自家用車で営利目的のために客を運ぶこと。日本では“白タク”と呼ばれ、原則禁じられてきた。アメリカでは、一部の州で米配車サービス大手のUber社などが参入し、ライドシェアが進んでいる。しかし、ドイツやフランス、イギリスなど欧州では、どこも禁止。安易に導入すると、性犯罪等が多発しかねないと懸念されているからのだ。なぜ岸田首相は、ここに来てにわかに導入に舵を切ったのかーー。政治ジャーナリストの鮫島浩さんは、「この背景には、大物政治家やアメリカの影がチラついている」として、こう分析する。「以前からライドシェア導入を強く押していたのは、菅義偉前首相です。本来、岸田派(宏池会)は、規制緩和を積極的に行うような政治姿勢ではないのですが、ポリシーがない岸田首相は、ライドシェアを進めることで菅氏を味方に付けて、来年の総裁選で再選を狙いたいという思惑があるのでしょう」さらに、「バイデン大統領のご機嫌取り」という目的もあるという。「岸田首相はこれまで、防衛政策でも経済政策にしても、バイデン政権の言いなりに動いてきました。この間、アメリカからはずっと規制緩和しろという圧力をかけられていますから、ライドシェアを解禁することで外資に参入の道を開き、バイデン政権のご機嫌を取りたいという思惑もあるのでは」つまり、ライドシェア解禁は、すべて“岸田政権延命のため”なのだ。■ライドシェア解禁の影にちらつく竹中平蔵氏さらに気がかりなのは、菅氏の背後には、前パソナグループの取締役会長、竹中平蔵氏の影もチラついていることだ。鮫島さんは、ふたりの関係性を、こう解説する。「小泉政権下では、郵政民営化や派遣法の改正などが行われましたが、こうした規制緩和を主導したのが当時大臣だった竹中平蔵氏。菅氏も、同じく小泉内閣で頭角を現し、竹中氏の後任で総務大臣になっています。つまり菅氏は、“小泉・竹中”が進めてきた規制緩和政策の継承者なんです。今回のライドシェアも、タクシー業界が担ってきた運輸部分の規制を緩和して、民間に参入させようということですから、小泉・竹中改革の流れを汲んでいます。竹中氏はいわば規制緩和派のドンです。ライドシェアが導入されれば、Uber社など米国資本に加え、規制緩和で急成長したパソナなど国内の人材派遣業界が参入する可能性は十分にあります」実際に竹中氏は、2019年に開かれた政府の「未来投資会議」に出席。「ライドシェア産業は近年最も成長した産業。日本では既得権益者の猛烈な反対で、この成長機会を逃してきた」などと発言し、ライドシェアを強力に後押ししているのだ。竹中氏のほかにも、菅氏と近い河野太郎デジタル行財政改革担当相や、小泉進次郎元環境相も追随。さらに大阪維新の吉村文洋大阪府知事も、今や開催が危ぶまれている大阪万博での導入を目指していた。「管氏と維新は蜜月関係にあります。というのも、菅氏は長年、麻生太郎氏と犬猿の仲で、麻生氏はこうした規制緩和の流れに反対してきました。管・竹中だけでは自民党の中で勝ち抜けないので、規制緩和路線の補完部隊として起ち上げたのが維新なんです」■タクシーが庶民には手の届かない高級な乗り物に郵政民営化や派遣法の改正など、これまで行われた規制緩和を見る限り、とても国民生活が豊かになったとは思えない。実際に、“ライドシェア”が導入されたら、どうなるのか……。心配なのは、治安の悪化だ。Uber社が22年6月に発表した安全報告書によると、アメリカ国内でコロナ禍の利用控えがあった2020年において、レイプ被害が141件、性的暴行被害が998件と報告されている。利用者数全体から見れば、わずかな割合だとしても看過はできない。「価格競争が激化し、既存のタクシー会社が淘汰されるようなことになれば、タクシー自体が庶民には手の届かない高級な乗り物になってしまいます。そうなると、庶民はリスク覚悟でライドシェアを利用せねばならない、というおそろしい事態になりかねません」岸田首相には、自分の延命のためではなく、真に国民の安全を考えて検討してもらいたい。
2023年10月27日《今日(※9月下旬)籍を入れてきました。入籍日が何の日かも知らないです(笑)。調べてもないし。たまたまスケジュールが空いてたので》10月27日、同日放送の『坂上どうぶつ王国2時間SP』(フジテレビ系)で、結婚を報告するに際し、フジテレビを通じて各メディアに14歳年下の女性との結婚を発表した坂上忍(56)。同番組では、市役所に婚姻届を提出しにいく坂上に密着し、結婚を決意したきっかけなどを明かしている。’01年に元キャビンアテンダント女性と一度目の結婚をするも、’03年に離婚している坂上。このときの離婚理由を’17年3月8日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で「僕のいたらなさで離婚になったんで」と語っていた。そんな“失敗”から坂上は学んでいるようだ。’17年3月16日に放送された『バイキング』で、「気づいたことは、かかあ天下のほうが良かったんだなと思いました……。やっぱり従うべきだった」と告白。さらに’19年5月20日に『ゲーム・オブ・スローンズ 最終章』最終回特別上映「GOTファイナルナイト」のイベントに出演した際にも「次結婚することがあれば、奥さんに玉座に座っていただいて……。僕は横で控える。奥さんの尻に敷かれるっていうのが、僕の失敗した経験から得たこと」と話していた。冒頭の発表に際して、結婚相手の好きなところを聞かれ、《顔!僕にとってですけどね。本当性格は後からつついてきたらいいから、顔です!もう特に鼻。鼻が好きです》とコメントしていた坂上。14年間交際した末の結婚は“尻に敷かれる”準備ができたということだろうか――。
2023年10月27日国民的人気を誇ったグループ・SPEEDのメンバーだった上原多香子(40)。今年7月にまたも不倫疑惑が報じられ、世間をにぎわすことに。さらに、10月26日配信の『FRIDAY DIGITAL』では、上原が移住地の沖縄で不倫相手の男性と新生活を送っている様子が報じられた。報道によると、不倫相手の男性が高級車に乗って保育園にお迎えに来ることもあるという。そんななか、悲しすぎるのが“真の夫”Aさんの現状だ。「上原さんは、’12年8月にET-KINGのTENNさんと結婚。しかし、’14年9月に35歳の若さでTENNさんが亡くなったのです。その後、’17年8月に遺族がTENNさんの遺書を週刊誌上で公開し、TENNさんが命を絶ったのは上原さんの不倫がきっかけだと主張しました。上原さんは猛烈な批判に遭い芸能活動を休止。収入が亡くなった上原さんを、金銭面でも精神面でも支えていたのが、当時は舞台演出家を務めていたAさんなのです」(芸能関係者)A氏が手掛けた舞台に出演したことをきっかけに、交際に発展した二人。’17年6月に上原との交際が報じられ、’18年の9月に結婚。同年12月には第一子が誕生した。しかし’19年の母の日に、上原がX(旧Twitter)で《母の日。母と呼ばれた日。感謝》とツイートしたところ、“亡くなったTENNさんの母の気持ちを考えないのか”と大炎上する事態に。上原との結婚当初、自身のXに《誰が何と言おうと、僕は妻と産まれてくる子供を守りたいと思っております!》と投稿していたAさんは、殺到する上原と自身への誹謗中傷に猛反論をはじめた。《不倫の概念はなんでしょう?旦那より好きな人ができてしまったのなら、それはしょうがないと私は思っております。私の主観ですが。私は嫁が別の男性を好きになってしまったら自分の責任だと諦めるタイプなので。ぷー》《いやいや、自殺するような子供になったら親の責任なんで、その時はそんな子供にしてしまった自分を責めますよ。ぷー》《うちの嫁の前の旦那さんは、ツライことがあって生きるよりも死ぬことを選んだ。それ以上でもそれ以下でもないです。ぷー》(これらの投稿の一部は削除されている)「Aさんのこれらの投稿に対し、非難が殺到。《私のTwitter上での投稿で、多くの方々に不快な思いをさせてしまったことを、心よりおわび申し上げます》と謝罪しました。さらに当時、所属していた劇団を退団処分に。Aさんはその後ソーラーパネルの販売員として働くことになったそうです。Aさんの発言は上原さんを“守りたい”という思いからきたものでしょう。その結果仕事を失ったとしても、家族で幸せに暮らせるなら、それで満足だったのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)しかしそんなAさんの思いは見事に踏みにじられることになる。今年1月ごろ、一家は上原の故郷・沖縄に移住。上原は美容家として化粧品販売店のスタッフとして毎日のように店頭に立ち、広告等を務めるなどしていたのだが――。「そこで上原さんは新たな男性に出会ってしまいます。6月になって不倫がAさんにバレると、上原さんは、事実を認めながらも警察に『夫から手をあげられた』と駆け込んだそうです。実際に暴力があったのか真偽は定かではありませんが、7月頭にこのことが報じられると、Aさんは”DV夫”のレッテルを貼られることになってしまいました」(前出・芸能関係者)妻を守るために大炎上し仕事を追われ、離島に移住した結果、浮気されDV疑惑までもたれ……。一方の上原は、不倫報道など意に関せず、白昼堂々リッチな新パートナーとの新生活を歩んでいる様子。《妻の不倫は自分の責任》と語っていたA氏だが、果たして今も同じ想いでいるのだろうか――。
2023年10月27日10月4日に当て逃げ事故を起こし、現在謹慎中のお笑いコンビ・FUJIWARAの“フジモン”こと藤本敏史(52)。吉本興業が11日に芸能活動の自粛を発表して2週間経つなか、元妻である木下優樹菜(35)が“気遣い”を見せた。これまで藤本の不祥事について沈黙を守ってきた木下だが、10月26日までにInstagramのストーリーズを更新。長女と次女の後ろ姿を収めた写真を添えて《私に心配のメッセージが結構来てるのでひとつだけ》と切り出し、こう綴った。《りぃまかのパパゴリラにはちゃんと食べてもらいたいから帰りに551のシュウマイと肉まんと点々の餃子買って帰りました》数日前から娘たちと親子水入らずで、大阪の通天閣やUSJを訪れる様子をInstagramに投稿していた木下。藤本は同行していなかったようだが、27日の投稿では《自分達のたまごっちをぱぱんちから持ってきて久しぶりに育てている娘達》とも綴っている。「これまで、木下さんが事故を起こした藤本さんに言及することはありませんでした。いっぽう藤本さんは昨年3月に『子供たちの学費を払っている』とテレビ番組で明かしていたので、活動自粛による経済面でのダメージも懸念されていました。そうしたこともあって、木下さんのもとに心配の声が寄せられていたのではないでしょうか。木下さんはJリーガーの三幸秀稔選手(30)との交際を公にしていますが、藤本さんと育児を協力し合うために同じマンションの階違いに住んでいるそうです。不祥事を起こしたとしても、育児は変わらずサポートし合っているのでしょう」(芸能関係者)元妻による地元・大阪名物の差し入れは、苦境に立たされている藤本にとって心に染みたことだろう。
2023年10月27日国際政治学者・三浦瑠麗(43)が不倫についての持論を展開し、注目を集めている。10月27日に三浦はXを更新し、こう綴った。《きのう友人と例の辞任の話になり、これまでの報道を見る限り、決して彼一人ではないはずだが、公人の「お金と不倫」はどこにアウトの線が引かれるのかギモンを覚えざるをえないと言ったら、要は支援した額の多寡も含め、相手との信頼関係が築けていない、浅い関係が増えたのではという結論になった》“例の辞任の話”が何かは明らかにされていないが、10月26日発売の『週刊文春』で“ラブホ不倫”を報じられてた自民党・山田太郎参議院議員(56)についてのことであろう。山田議員は不倫は認めつつも、相手との金銭の授受は否定した上で、文部科学大臣政務官を辞任している。三浦は、10月26日にもXで、山田議員の不倫を報じた記事を引用した上で《二人で話したりセックスする関係で、一方的な経済的持ち出しがあるかどうかということで整理すれば、世の中の婚姻以外の多くの関係が売春になってしまう》と綴っている。また冒頭の投稿に続ける形で、こう持論を続けた。《不倫は恋愛の第二市場であり、愛の代替物。そもそも不倫とは片足を安穏な家庭においたままする逃避行動だからだと以前書きましたが、いわゆる純愛でなかったとしても人間同士の信頼関係って大事だし、相手の立場を想像して思いやりを持ち、信義を守ることが結果的に刺されないことに繋がるのですよね》独自の恋愛観を披露した三浦に対して、SNS上では、《お互いの信頼と思いやりですね。心が大事だと思います》《とても勉強になります》などと肯定的な意見が。一方で、《石田純一みたいになってきたな》《信頼関係 貴方が言うwww》など、否定的な意見も多数みられた。
2023年10月27日春のWBCから、夏のバスケットボールやラグビーのワールドカップ、世界陸上など、スポーツが例年以上に盛り上がった今年。WBCでは3大会ぶりの優勝に湧き、グランドに選手の妻たちが集合しての“豪華すぎる集合写真”が話題に。見事ワールドカップ出場権を獲得したバスケワールドカップで日本代表として活躍した渡邊雄太選手の妻で、フリーアナウンサーの久慈暁子(29)は、NBAで活躍する渡邊選手とともに過ごすアメリカでの生活をSNSでアップし、注目を集めている。そこで本誌は、「令和版 好感度が高いスポーツ選手の有名妻」についてアンケートを実施した(~10月25日)。本記事では、そのTOP3を発表する。3位に選ばれたのは、ラグビー日本代表・稲垣啓太選手の妻でモデルの稲垣貴子(32)。9月のラグビーワールドカップでは、“笑わない男”こと稲垣選手と稲垣貴子の「試合後の涙の抱擁」に感動の声が寄せられた。コメントでも《特殊なスポーツをされる方を支えている》(50代女性・専業主婦)《夫婦の愛情を感じるから》(70代女性・専業主婦)《一緒に闘っている感じがする》(40代女性・会社員)と、試合観戦の様子やSNSを通じて、夫との絆を感じた人が多かったようだ。2位に選ばれたのは東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大選手の妻でタレントの里田まい。カントリー娘。としてアイドル活動後は、バラエティー番組で頭角を現しブレイクした里田。結婚後はジュニア・アスリートフードマイスターの資格を取得し、料理面で田中将大を献身的にサポートする様子をブログに綴っている。《以前はおバカタレントというイメージが強かったけど、結婚して真面目に家庭のことをやられてるから》(40代女性・無職)《おバカキャラからご主人に尽くす妻となった。旦那をネタにしていない》(50代女性・自営業)と、おバカキャラ時代とのギャップが好印象のようだ。その他、《表に出すぎず、SNSでの主張も少ないから》(30代女性・専業主婦)《頑張っているし出しゃばらないから》(50代女性・無職)という声も。1位に選ばれたのはJリーグFC東京に所属するサッカー・長友佑都選手の妻で女優の平愛梨。’16年には、記者会見での「(平愛梨は)僕のアモーレですね」という発言が話題となり、「アモーレ」がその年の流行語トップ10に選ばれた。現在は女優活動を休止し、長友選手との海外生活を経て、日本に戻り4人の子どもの育児に精を出している。《試合観戦のとき取材を受けても、嫌な顔をしないでいるから》(50代女性・専業主婦)《メディアでよく見る姿がいつも笑顔なので、満たされているんだなと思うと好感度がいいです》(30代女性・パート)と、平の明るい印象が人気の秘訣のようだ。また、《かわいい夫婦なのが伝わる》(50代女性・会社員)《両者共に着飾ってない所がとても好感がもてる》(50代女性・会社員)と夫婦ともに好感度が高いことがわかった。最終結果は以下の通り。【令和版 好感度が高いスポーツ選手の有名人妻】1位:平愛梨(夫:サッカー・長友佑都)104票2位:里田まい(夫:野球・田中将大)79票3位:稲垣貴子(夫:ラグビー・稲垣啓太)16票4位:真野恵里菜(夫:サッカー・柴崎岳)13票5位:板野友美(夫:野球・高橋奎二)、森カンナ(夫:バスケットボール・馬場雄大)ともに11票7位:久慈暁子(夫:バスケットボール・渡邊雄太)10票8位:佐藤ありさ(夫:サッカー・長谷部誠)9票9位:石橋杏奈(夫:野球・松井祐樹)3票10位:衛藤美彩(夫:野球・源田壮亮)1票※調査方法と実施期間:『WEB女性自身』調べ10月26日(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』)※調査対象:年齢不問の女性300人
2023年10月27日《台詞と戦ってる》10月16日、公式SNSでベッドに横になり台本を指さす動画を投稿した山下智久(38)。連日、ドラマ『正直不動産2』(NHK総合)の撮影中だ。本誌は9月下旬、神奈川県内の高層マンション近くで、同作のロケにのぞむ笑顔の山下を目撃していた。テレビ局関係者はこう語る。「現役の、いわゆるジャニーズタレントたちへのオファーが明らかに減少するなか、3年前に退所していた山下さんの存在感は日に日に増しています。1年半前に放送された『正直不動産』が好評だったため、続編とスペシャルドラマの撮影が並行して行われています。来年1月から放送予定です」そんな山下に届くオファーは、日本のテレビドラマだけではなかったようだ。「山下さんはジャニーズを退所した3年前から海外志向を強めています。実際、ハリウッド映画『マン・フロム・トロント』や日米共同制作ドラマ『TOKYO VICE』に出演しています。また、現在は動画配信サービス『Hulu』のオリジナルドキュメンタリー作品『挑戦者・山下智久』に出演中です。同社の親会社はディズニーで山下さんの映像作品を将来撮影する布石なのではないかともいわれています」(映像関係者)また、外資系のファッションブランドからのイベント出演オファーも相次いでいるという。「山下さんのインスタフォロワー数は現在、約525万人で絶大な影響力があります。そのため、海外の高級ブランドが実施する日本でのイベントに山下さんが呼ばれることが多いそうです。1回の出演料は、トップクラスの500万円だと聞いています」(広告代理店関係者)さらに歌手としても、海外で注目を浴びているという。「今夏に行われた5年ぶりとなるソロツアーのチケットは即日完売でした。中国やアメリカなど、世界各地からライブへの出演依頼が届いているといいます。退所後、山下さんの事務所はしばらく家族経営だったのですが、最近敏腕マネージャーが復帰したそうです。コロナ禍で休止していた海外進出をいよいよ本格的に再始動させるのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)古巣が混迷を極めるなか、俳優に歌手、タレントとして、いまや辞めジャニ最強の座についた山下。自分に“正直”になった結果なのだろうかーー。
2023年10月27日月24日から福島原発の処理水の海洋放出が始まったことで、中国は日本産水産物の輸入を全面的に停止しました。今も輸入停止が続いています。農林水産省によると、’22年の水産物の輸出先は中国が1位。輸出額は871億円で、水産物輸出全体の22.5%にのぼります。品目別ではホタテが467億円、ナマコが79億円、カツオ・マグロ類が40億円。水産業は大きな販路を絶たれ、大打撃を受けています。そんななか、国内での販路を広げようといち早く動いたのは、北海道函館市でホタテ加工業を行う「きゅういち」。9月4日に消費者向けのネット通販サイトをオープンすると10日間で1千700件以上の注文があり、1千500万円を超える売り上げがあったそう。今も、ホタテ貝柱3kgが1万2千円(送料込み)など、割引価格で販売中です(セール価格は10月20日現在、税込み、以下同)。ホタテ輸出額の8割を占める北海道も、9月15日に「食べて応援!北海道」キャンペーンを発表。北海道庁の地下食堂で行うホタテフェアが好評のほか、国内外に18店舗を展開するアンテナショップ「北海道どさんこプラザ」でもキャンペーンを開催中です。■東京電力は禁輸措置被害も賠償する予定また、東京都も「食べて応援!海の幸キャンペーン」を10月27日~12月8日に実施します。都内の対象店で水産物を食べ、auPAY、d払い、PayPay、楽天ペイで払うと、最大30%のポイント還元が、決済サービスごとに1千ポイントまで受けられます(1㌽は1円相当)。お得においしく食べることで、水産業者を応援できるなんてうれしいですね。ほかにもJA全農が運営するネット通販サイト「JAタウン」では、送料が無料になる「水産物キャンペーン」を11月末まで実施中。北海道産いくら醤油漬け1キロgが1千円引きなどセール品も多数並んでいます。打撃を受けた地域をふるさと納税で応援しようという動きも。北海道別海町は10月から引き上げる予定だった寄付額を一部据え置き、返礼品に「ほたてを食べて応援緊急支援の品」をそろえて、支援を呼び掛けています。さらに、くら寿司では9月22日から「日本の漁業を応援キャンペーン」として「国産肉厚ほたて」(1貫280円)を全国展開。セブン-イレブンでも10月17日から「北海道産帆立使用 ほたてめしおむすび」(237円)や「北海道産ほたてのクリームグラタン」(572円)を全国で販売するなど、さまざまな店舗でおいしい水産物を目にする機会が増えるでしょう。東京電力は中国の禁輸措置による被害も賠償するといい、国は9月2日漁業関係者などに200億円規模の追加支援を決めました。ですが、水産業の被害は日本全国に及ぶため、支援が行き届くかは不透明です。私たちはおいしい水産物をお得にたくさん食べて、水産業を応援しましょう。
2023年10月27日海外の女性TikTokerが「9時~17時の労働は酷」と訴えた動画が、日本でも注目を集めている。大学を卒業して新社会人として働き始めたという女性は、10月19日に《9時から17時まで仕事をして、どうやって自分の時間を確保したらいい?》との文字を添えて動画を投稿。職場が自宅から離れているため、朝は7時半の電車で出勤。帰宅は夜18時すぎになり、金銭的余裕もないため引っ越しもできないという。そのため女性は「帰宅後に入浴や食事、運動をする時間もないし気力も沸かない」と、ワークライフバランスが保てない状況を嘆いた。ただ仕事内容には不満はないといい、「通勤時間がかからないリモートワークなら良いのに」とも述べていた。「9時から17時まで働くなんて頭がおかしくなりそう」と声を詰まらせて訴えた女性の動画は、日本のX(旧Twitter)でも拡散され議論が巻き起こる事態に。日本での労働時間は、原則として1日8時間、1週間に40時間までと定められている。いっぽうで厚生労働省が今年5月に公表した昨年度の「毎月勤労統計調査」では、所定外労働時間は10.2時間で前年を3.9%上回る結果となっていた。実際に8時間以上の労働を強いられている人も少なくないようで、“定時”で帰宅している女性の訴えに批判的な声が。《8時間キッチリで終われるなら天国だよ》《何くっそ甘ったれたこと言ってんだと思う自分は社畜なのか?定時退社できるなんて最高じゃないか》《18時15分に帰宅って、夏ならまだ明るい時間じゃん・・・。 とんでもなくホワイト企業なんじゃないの・・・》またフルタイム勤務でも、帰宅してから家事や育児に追われているという人も。《大変自慢になるだけだからとわかりつつも、、 めっちゃいいやーーーん!17時に帰れるんでしょ?!羨ましい泣!! 主婦は、そのまま買い物行って、座れるのはご飯、お風呂の時くらいじゃない? 記憶にもないくらいのスピードで過ぎ去るよ》《弱い。弱過ぎる。そしてタイムマネジメントが下手すぎる。こちとら父子家庭で副業込みの7?22時で働きながらジムにも週5で通い家事もすべてこなしているが自分で選択した道で文句はない。変われるもんなら是非変わってあげたいわ》だがいっぽうで、女性を“甘い”“自己責任だ”と批判する声に対して“そもそも日本は労働時間が長すぎる”と諫める声も上がっている。《日本人は長時間拘束されることに慣れすぎてる》《働き過ぎ。これがあたりまえと思わされている》《分かる!長い!業務の効率化は早く帰るためであって、仕事量を増やすためではない!4~5時間で集中出来るうちに仕事して帰るのが良い!》
2023年10月27日10月25日、YouTuberのヒカルが、ラファエルのYouTubeチャンネルにアップされた「稼げてない芸人○○がYouTuberおもんないと言った発言について」と題された動画に出演。YouTuberに否定的な霜降り明星・粗品(30)に対して苦言を呈した。動画は、カジサックことキングコング・梶原雄太(43)とヒカルが共同で行っている「泥酔はしご酒」という企画に、ゲストとしてラファエルが出演するという内容だった。冒頭、粗品の「YouTuber全員おもんない」「スカイピースなんか一番おもんない奴ら」といった発言について触れたラファエル。「結局芸人さんって、未だにそういう壁、隔たりあるんやな。心の底で、そういう風に思ってるんやな」と言及すると、カジサックは「粗品ごめんな」と前置きし、「YouTuberをいじって笑いを取るのはダサイと思ってる」と批判した。これに対し、ヒカルは「千鳥さんのように、YouTube全く出てこない人が『YouTuberなんて』いうのは俺かっこいいと思ってるし、プライドあるじゃないすか」とした上で粗品について「めっちゃプライド捨てて金儲けのためにYouTubeきてるのに、自分もYouTuberやん僕らは思っちゃいますよ」と発言。以前ラジオ番組で粗品から「紳助さんになりたいと言ってたけど、じゃあトークバラエティー出てみてくださいって話」と名指しでディスられるなど、“因縁”があるヒカル。さらに「芸人のトップに喧嘩売らんのに、YouTuberに喧嘩売るのださいっすよね」と批判を続けた。カジサックがこの「泥酔はしご酒」への粗品の出演を希望すると、ヒカルは「びびってたら来ないっすよね。来れないってことはびびってるって受け取るからこっちも。それはあんだけ俺の名前出すんやったら来てくれって思う」と挑発。最終的に「だって僕らユーチューバーなんて別に素人なんて、みんなわかってることなんで、わかってること今更言ったところでっていうのは思っちゃいます」とした上で、「よくある劣等感なんじゃないかなと思っちゃいますよね」と私見を述べ、動画を締めた。動画内では粗品に対し煽り返すような発言を繰り返していたヒカル。動画のコメント欄には、《ヒカルさんの言葉、説得力ありすぎて何も言い返せないと思う。 大人やわぁ。。》《ヒカルくんの頭の良さ、冷静且つ客観的な判断能力の高さが際立つ回でしたね》といった称賛の声が。いっぽうで、このヒカルの発言を取り上げたネットニュースのコメント欄やSNS上ではこんな冷ややかな反応も。《M1R1の2冠をとり、数々の芸人から「天才」と評され、Youtubeで芸人界最高の成功を収めているのが粗品。それが客観的な評価》《私らのような無関係の一般人には、どうあがいたって引っくり返らない格差があるように見えます。土俵が違うとかのレベルではなく、見たい人が見たい時間にいつでも見れる媒体と違って、TVは不特定多数の人間を相手に商売してるのでどうしてもそれなりの実力や知名度が伴わないと話にならない。ヒカルだって少し前までTVに出たい出たい言ってちょっとだけ出てたような気がするけど、今は全く出ないのは求められてないからなのでは?》《面白いかどうかで勝負したがってるのが粗品。登録者数とか再生回数で勝負したがってるのがヒカル。面白さで勝負したいならヒカルの方から乗り込めばいい。人気で勝負したいなら来てもらえば?来ないならビビってるって思うのは自分に都合良すぎと思うけど》《売れるまでのプロセスを考えたら芸人の方が難しい。しかも粗品は芸人で売れてユウチュウバーでも売れてるわけだから粗品に分があるのはいなめない。俺はどっちも面白いとは思わなし興味無いけどそんな俺から見ても粗品の方が上という印象しない。所詮ユウチュウバーはテレビに出てる人には認知度で圧倒的に負けてる》コンビで「M-1グランプリ」、ピン芸人で「R-1グランプリ」をそれぞれ優勝するという偉業を成し遂げている粗品の実績をあげた上で、“レベルが違う”とする声も多かった。果たして、この2人の直接対決が見られる日はーー。
2023年10月27日旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の性加害問題を受けて、出場メンバーが様変わりしそうな今年の紅白歌合戦。NHKの稲葉延雄会長は10月18日の定例会見で、旧ジャニーズ事務所に所属するタレントの紅白出場について「これまでの方針に変わりはない」と述べ、現状出演者はゼロと明らかにした。「紅白歌合戦といえば、ここ最近は視聴率の低下に悩まされてきました。一昨年は過去最低の34.3%、昨年も歴代ワースト2の35.3%となっています。固定ファンの多い旧ジャニーズのタレントは、出演させれば視聴率への貢献が大きく期待できる存在。そんな鉄板タレントが出演しないことで視聴率がどう変化するのか、業界全体から注目が集まっています」(テレビ誌ライター)一部では、ジャニタレ不在によって視聴率が、がた落ちするのではないかとの報道も。果たして今年旧ジャニーズのファンたちは、”ジャニタレ不在”の紅白歌合戦を見るのだろうか?ファン500人を対象に、今年の紅白を見る予定かどうかを調査した。■今年の紅白を見る人は「63.8%」まず500人のうち、昨年の紅白を見た人は361人で72.2%を占めた。一方、今年の紅白を見ると答えた人は、500人中319人で63.8%に減少した。見る派の理由としては、大みそかの恒例行事となっているため、旧ジャニーズとは関係なく見るという意見が多くを占めた。また、”旧ジャニーズが出ない”紅白が気になるという人も多かった。《毎年、楽しみに見ているので、今年も間違いなく見ます》《大晦日のイベントだから、毎年見ている》《大晦日の恒例番組なので、毎年楽しみにしている》《ジャニーズの出ない紅白がどんなものか見る》《ジャニーズが出演しないぶん初出場の歌手に期待したいから。じっくりと曲を聴きたいから》《ジャニーズが出ないとしても、他に魅力的なミュージシャンが出演しそうだから》《毎年恒例だからということと、今年は特に元ジャニーズが出ない分どうなるのか興味があるから》さらに、年末のテレビ番組のラインナップが弱いことも影響していそうだ。10月24日には、日本テレビが年末恒例の特番だった『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』を今年も放送しないことを明かしている。そうなると”紅白しか見るものが無い”という人も一定数いるようだ。《ガキ使今年もなさげなんで、見るつもりです》《ガキ使がなくなってから、大晦日の楽しみなんて紅白くらいしかないから。》《他に見るものがないから》■見ない派には「NHKが許せない」という人も一方、今年の紅白を見ないと答えたのは181人で36.2%だった。昨年紅白を見た、と答えた人のうち約16%が「今年は見ない」という決断をしている。その理由としては、”旧ジャニーズのタレントが出ないなら見ない”というものが圧倒的。旧ジャニーズ所属のタレントというのはそれほどのファンを動かす力を持っているようだ。また、性加害問題に対する一連のNHKの対応に不信感を抱いたというファンもおり、もうNHKは見ないと断言する意見もみられた。《ジャニーズのタレントが出ないのなら見たくないから》《ジャニーズが出演しないので》《面白くなさそうジャニーズ関係ひと組もでないし》《NHKの対応に違和感を覚えたから》《ジャニーズが出ないなら興味がない。偏向報道のNHKが嫌い》《残ったジャニーズ事務所のタレントを使わないのは、差別以外の何ものでもない。どうする家康が終わったら、二度とみません》今年の変化が気になる人と、旧ジャニーズのタレントが出ないなら見ない人、いったいどちらの数が多くなるのだろうかーー。
2023年10月27日「検察は、再審公判で巖の有罪を求める立証を行うと言っておりますが、“お好きにどうぞ”という気持ちです。57年も闘ってきたんですから、いまさら1年くらいどうってことない。巖は無実なんですから」10月27日の再審初公判を目前に、そう力強く答えるのは静岡県浜松市在住の袴田ひで子さんだ(90)。今から57年前、静岡県清水市の味噌製造会社の専務一家4人を殺害したとして、放火・強盗殺人などの罪に問われた“無実”の死刑囚、袴田巖さん(87)の姉である。2014年3月、静岡地方裁判所は、巖さんの裁判で〈重要な証拠が捜査機関によってねつ造された疑いがある〉として、裁判のやり直しである再審の開始を決定。〈これ以上、拘置を続けることは耐え難いほど正義に反する〉という村山浩昭裁判長の裁量により、再審での無罪判決を待たずに巖さんを釈放した。以来9年間、2人は浜松市のマンションで暮らしている。「巖が出かける前に、こうしてヒゲを剃ってやるのが私の日課」そう言って電気シェーバー片手に手際よく巖さんのヒゲを剃るひで子さん。さらにマッサージも。目を閉じる巖さんの表情は、実に気持ちよさそうだ。「巖はね、今でも時々トンチンカンなことを言います。出所して6年間は、『バイ菌がはびこらないようにパトロールする』と言って、休まず毎日、何時間も街を歩き回ってね。だけど、数年前に石段から落ちてケガをしてからは、支援者の方々が“見守り隊”を結成して、毎日交代でクルマを出してくれているの」巖さんには、長期収監による“拘禁反応”がある。ひで子さんや支援者の手厚いケアによって症状は和らいでいるものの、今もなお妄想と現実の世界を行き来しているのだ。そんな巖さんは、裁判の行方を、どう感じているのか。「巖には、裁判のことは一切、話しません。巖は“もう裁判は終わった”と思っていますから」ひで子さんは、そう言って巖さんを気づかう。ヒゲを剃り終えた巖さんは、次にティッシュペーパーを一枚一枚ていねいに広げ、それを再び重ねていく。これが、ドライブに行く前の準備なのだ。その様子を、急かすことなくそばで黙って見守るひで子さん。「巖は、48年間の収監で大変な苦労をしてきたわけだから、思うようにさせてやろうと思ってね。巖がローマに行きたいと言えば、『よし、ローマに行こうね』と言って、京都や東京まで足を延ばして、それらしいところに連れていくんです」2人は、半世紀かけて取り戻した穏やかな時間を愛おしんでいた。■「夢は巖と一緒に世界旅行に行くこと」記者が自宅を訪ねた日、ひで子さんは鮮やかなピンクのシャツをまとっていた。聞くと、巖さんからの誕生日プレゼントだという。「私の誕生日に巖が黙ってくれたの。物は言えんからね。それでも私は、すごくうれしかった。巖が出てくるまでは、誕生日も盆も正月もない。そういう生活でした。世間とは離れてひとりで生活していたから」出所してしばらくは、ひで子さんのことを「この人は姉じゃない」などと言っていた巖さんだが、最近はひで子さんの姿が見えないと心配して探すようになったという。2人が心から笑顔になれる日は、いつ訪れるのか。再審の結審は来年3月、判決は6月ごろの見込みだ。ひで子さんは、闘い続けた57年間を、改めてこう振り返る。「とにかく裁判に時間がかかりすぎた。検察から重要な証拠も開示されないし、再審が決定しても、なかなか開始されない。今の制度にはおかしな点がいくつもあります。巖のほかにも、えん罪犠牲者はたくさんいる。だから巖の事件をきっかけに、再審法や死刑制度を見直してほしい。そうすれば、48年間の巖の獄中生活もムダにならんでしょう」晴れて無罪になったら、ひで子さんにはかなえたい夢がある。「できることなら世界旅行をしたい。巖と一緒にね」巖さんは釈放されてからも、“死刑囚”であるために国外には出られなかったからだ。ひで子さん90歳、巖さん87歳。“無罪”を勝ち取るための半世紀に及ぶ闘いのゴールは、もう目の前に見えている。【中編】袴田巖さん姉・ひで子さん明かす苦難「『巖はもうダメかいね』そう繰り返しながら母は死んだ」へ続く
2023年10月27日映画上映会の最中に、『火事だ!』と叫ぶ声が聞こえて、ひょっと見たらウチの方角から火の手が出ていたの。“こりゃいかん、ウチに燃え移る”と思って、急いで巖の手を引いてウチに戻り、タンスの引出しを1つずつ引っ張り出して、私ひとりで近所の畑まで運び出しました」おかげで家財道具は焼失を免れた。「そのとき巖が運んだのは、飼っていた小鳥と、母親が煎ってくれた落花生が入った鍋だけ(笑)。巖は、そんなのんびりした優しい子だったのよ」終戦後、ひで子さんは15歳で地元の税務署に就職。女性はお茶くみ係で、結婚までの腰掛けという時代。「私は、そんな仕事じゃ満足できんし、一生、夫に扶養されるような人生はイヤでね。だから手に職をつけようと、仕事終わりにそろばんやタイプライターを習いに行ったの」しかし、スキルを磨いても、任される仕事は帳簿整理だけだった。「これではいかん」と思ったひで子さんは、13年間務めた税務署を退職。28歳で税理士事務所に転職し、本格的に経理を身につけていった。仕事をバリバリこなす一方で、恋多き女性でもあった。「職場に女性が少なかったからか、モテたわね(笑)。私は男とか女とか気にしない性格だから、紅一点の社員旅行でも平気で参加したし、休みの日には役所の独身寮に集まって、男性社員に交じってマージャンするのも楽しみだったの」21歳で結婚するも、1年で離婚したひで子さん。キャリアを重ねつつ青春も謳歌していた。■「巖はもうダメかいね」そう繰り返しながら母は亡くなった順風満帆に見えたひで子さんの人生が暗転したのは1966年6月30日。ひで子さん33歳のとき。巖さんが住み込みで働いていた味噌製造会社の専務宅が全焼。メッタ刺しにされた専務一家4人の遺体が見つかったのだ。警察は、元プロボクサーだった当時30歳の巖さんを犯人に仕立て上げた。巖さんの寮の部屋にあったパジャマに、血液かどうかも不明な小さな茶色のシミが付着していたのを理由に犯人と断定。放火・強盗殺人などの容疑で逮捕に踏み切った。そのうえ、苛烈を極める取調べで自白を強要。巖さんは20日間の取調べの末、たまりかねて自白したのだ。新聞やテレビは、巖さんを“ボクサー崩れ”と揶揄し、犯人と決めつける報道を繰り返した。「だから、巖が逮捕されてから3年は一切ニュースを見なんだ。私ら家族は巖の無実を信じていたけど、黙っているしかなかったんです」静岡地方裁判所で開かれた第一審公判で、巖さんは起訴事実を全面否認する。巖さんは、“裁判で本当のことを話せば、必ず無実だとわかってくれる”と信じていたという。ひで子さんは、頻繁に拘置所へ足を運んだ。「ほかのきょうだいには家庭があるけど、私は独身。だから、私が巖を支えにゃいかんと思ってね。私が面会に行くと、巖はいつも『母ちゃんは元気か?』と母を心配して。毎日のように母宛ての手紙を書いていました」第一審が進む中、事態が急変したのは事件から1年半後のこと。現在は捜査機関の“ねつ造”が強く疑われている“5点の衣類”が、味噌タンクの中から突如発見されたのだ。これを受けて検察は、第一審の途中で〈犯行着衣はパジャマではなく5点の衣類〉〈犯行後に(巖さんが)味噌タンクに隠した〉と、あっさり当初の主張を覆す。「逮捕時には〈パジャマで犯行に及んだ〉と言って自白を強要されたのに、こんなおかしなことがあるもんかと思ってね。巖も『5点の衣類は“ねつ造”だ。必ず真犯人が見つかる』と、当初から言っていたんです」ところが1968年9月11日、静岡地裁が巖さんに下した判決は“死刑”。巖さんは即控訴するも、翌年、母は失意の中で息を引き取った。68歳だった。「そんな若くして逝くような人じゃないのに、ストレスで体調を崩して。『巖はもうダメかいね、ダメかいね』とうわごとのように繰り返しながら死んでいきました」母の後を追うように翌年、父も他界。獄中で両親の死を知った巖さんは、“この事実が何かのまちがいであってほしい”と手紙にしたため、悲しみに打ちひしがれた。ひで子さんは、経理の仕事を続けながら巖さんを支えた。死刑が執行されたと聞けば、「巖じゃないか……」と気が気でなかった。仕事仲間はひで子さんによくしてくれたが、“殺人犯の姉”などという心ない声を耳にすることもあった。「あの時代は、誰もが“警察がすることは間違いない”“えん罪なんてない”と思っていたわけ。だから仕方ないと思って大きな顔をして生きていましたよ。今でこそ、“気丈に闘う女”のように思われている私だけど、“巖は無実なのに”と思ったら寝付けなくなった時期もありました」眠るためにウイスキーを何杯もあおる日々が3年半ほど続き、ひで子さんは体調を崩してしまう。その状況から抜け出すきっかけになったのが、各地で広がり始めた“支援の輪”だった。「“えん罪だ”と気づいた人たちが署名活動を始めてくれて。なのに、巖の姉である私が飲んだくれていたらどうしようもない。そう思って37歳ごろに一切のアルコールを断ったんです」必ず、巖を助ける。ひで子さんが、そう腹をくくった瞬間だった。【後編】「袴田事件」姉弟愛が拓いた再審の道!姉・ひで子さん「48年ぶりに確かめた弟の手の温もり」へ続く
2023年10月27日旧ジャニーズ事務所の問題もあり、例年以上に“誰が出るのか”注目されている『NHK紅白歌合戦』。昨年は、日本デビュー前の「LE SSERAFIM(ル セラフィム)」と、“天性のアイドル”と称され、日本でも人気のウォニョンが属する「IVE(アイヴ)」のK-POPグループ2組が紅組から出場し、話題を呼んだ。そこで本誌は、「’23年紅白に出場してほしい第3&4世代K-POPアイドル」についてアンケートを実施した(~10月25日)。本記事では、そのTOP3を発表する。3位に選ばれたのは、『BLACKPINK(ブラックピンク)』。’16年にデビューした4人組ガールズグループ。’20年には米ブルームバーグ誌の「世界で最も影響力のあるポップスター」に選出された。4人全員がCHANELやDIORなど名だたるハイブランドのアンバサダーを務めており、ファッションアイコンとしても世界中で絶大な人気を誇っている。《圧倒的な人気と曲がかっこいいから》(30代女性・会社員)《圧倒的なダンス力を紅白のステージでも見たい》(15歳以上男性・学生)《ジェニがかっこよすぎる》(30代女性・パート)と、“かっこいい”女性グループとして、特に30代以下の知名度は抜群だった。《名前は見聞きするがよく知らないので見てみたいから》(20代女性・無職)という声も。2位に選ばれたのは『SEVENTEEN(セブンティーン)』。’15年に韓国、’18年に日本でデビュー。韓国・中国・アメリカ出身メンバーで構成された13人組多国籍ボーイズグループ。’22年11月に発売されたEPアルバム『DREAM』は翌年1月基準で累積出荷数100万枚を超え、日本レコード協会の「ミリオン」認証を受けた。ボーカルチーム、ヒップホップチーム、パフォーマンスチームの3チーム構成で、楽曲制作から振り付け、アレンジ、プロモーションなどすべて自主制作するアイドル。高いパフォーマンス力が魅力だ。《歌と踊りが魅力的で見ていても楽しいので》(40代男性・会社員)《元気になる曲が多い 掛け声がやりやすい》(50代女性・会社員)《歌はもちろんのこと、13人で披露するダンスは迫力があってとても素敵です。芸歴も長いのでトークも上手です》(40代女性・パート)と、歌唱力とダンスへの評価が高く、幅広い世代から人気を獲得した。2位に圧倒的な差をつけて、1位に選ばれたのは『TWICE(トゥワイス)』。韓国のサバイバルオーディション番組にて選抜された韓国人5人、日本人3人、台湾人1人の9人組の多国籍ガールズグループ。’15年にJYPエンターテインメントより韓国デビューし、日本では2017年にデビューした。《日本の歴史ある国民的番組紅白に出るんだから日本人メンバーが所属しているグループが相応しいと思うんです。なのでその観点からTWICEを選びました》(30代女性・パート)《日本語で聴きやすいからHare Hareが聴きたい》(30代男性・無職)と、日本人メンバーに親近感が湧くという意見が多かった。また、《あまり詳しくないが友人のお薦め》(70代男性・無職)と、名前は知っているから見てみたいという声も挙がった。最終結果は下記の通り。【’23年紅白に出場してほしい第3&4世代K-POPアイドルランキング】1位:『TWICE』129票2位:『SEVENTEEN』33票3位:『BLACKPINK』21票4位:『NewJeans』16票5位:『ATEEZ』『NCT』『LE SSERAFIM』すべて14票8位:『Stray Kids』13票9位:『TOMORROW X TOGETHER』12票10位:『ENHYPEN』8票11位:『TREASURE』7票12位:『IVE』5票13位:『aespa』『Kep1er』ともに4票15位:『(G)I-DLE』『ITZY』ともに3票※調査方法と実施期間:『WEB女性自身』調べ2023年10月23~25日(Googleフォーム)10月24~25日(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』)※調査対象:年齢不問の男女335人(※複数選択可能)
2023年10月27日お金を貸してくれたから(笑)、巖と一緒に住むためのマンションを建てることにしたの」ローンは約20年かけて79歳で完済。この間、ひで子さんは経理の仕事を続け、自身は無料の社宅に住んで、マンションの賃料をローン返済に充てた。「よくそんな年で、と言われたけど、60だって100だって、やるときゃやるのよ(笑)」そう言って、豪快に笑うひで子さん。この人並みはずれたバイタリティが弁護団や支援者を巻き込んで、事態を好転させていく。第一次再審請求の特別抗告が続いていたころ、第一審で巖さんの死刑判決文を書いた元裁判官の熊本典道さんが、〈私は無罪を確信していた〉と公表したのだ。一審当時、裁判官3人のうち熊本さんは唯一無罪を主張した。しかし、最終合議では2対1で敗れて、信念に反して有罪の判決文を書き、長年、自責の念を抱えていたという。「“今さら”と怒る人もいたけど、黙っている役人が多い中で告白してくれたことがうれしかった」この熊本さんの告白が、巖さんの“無罪”を世に強く印象づけることになる。続いて、支援者の一人で「袴田巖さんを救援する清水・静岡市民の会」の山崎俊樹さんが、“5点の衣類”に付着していた血痕の色の不自然さに着目。「味噌タンクに1年以上もつけられていたのに、こんなに赤みや濃淡が残っているのはおかしいと思ったんです。それで実験してみよう、と」(山崎さん)山崎さんは、弁護団や専門家らを巻き込み、味噌づけ実験を数年かけて行った。「すると、味噌につけてから、わずか1カ月程度で布に付着した血液は黒くなり、濃淡の見分けすらつかなくなることが判明したんです」(山崎さん)つまり、赤みや濃淡が残る“5点の衣類”は、発見される直前に捜査機関が味噌タンクに入れた“ねつ造”の疑いが強まったのだ。弁護団は2008年、これらを新証拠として静岡地裁に第二次再審請求を行う。その審理の中では、“5点の衣類”に付着した血液が〈被害者のものでも巖さんのものでもない〉ことがDNA鑑定によって結論づけられた。そして迎えた2014年3月27日。冒頭のように静岡地方裁判所の村山浩昭裁判長は、再審開始とともに異例の“拘置停止(巖さんの釈放)”という英断を下す。再審決定の知らせを受け、すぐ東京拘置所に飛んだひで子さん。この時点では、釈放が決まったことは知らされていなかった。「巖に面会して再審開始決定を伝えたら、『もう裁判は終わってる。帰ってくれ』と、いつもの調子でトンチンカンなことを言うから、明日もう一度来ようと思って帰ろうとしていたの。すると係の人が、『荷物をお返ししますからお待ちください』と。待っていたら巖が出てきて、私の隣にストンと座って。ぼそっと『釈放された』と言ったのよ」まさか釈放されると思っていなかったひで子さんは、「本物の巖だ!」と叫んで、巖さんの手を握りしめた。「そりゃうれしかったよ! 村山元裁判長には本当に感謝しています。当時、巖は体調が悪くて、あと1年釈放が遅れたら獄中死していたかもしれんから」ひで子さん81歳、巖さん78歳。実に48年ぶりに確かめ合った姉弟の温もりだった。以来2人は、ひで子さんが「いつか巖と住もう」と建てたマンションで暮らしている。
2023年10月27日定番の年越し番組としてファンの多かった、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』(日本テレビ系)シリーズが、3年連続で放送を見送ることが発表された。そこで本誌は、「年末年始に見たいテレビ番組」についてアンケートを実施した(~10月25日)。本記事では、そのTOP3を発表する。3位に選ばれたのは、『箱根駅伝』(日本テレビ系)。1987年から生中継がスタートして以降、日本の正月の風物詩ともいえる。選手の人間模様や涙を誘う解説、感動の監督の胴上げシーンなど見ごたえのある番組だ。《両親が見ていたのでその流れで見ています》(30代女性・専業主婦)《母校が出ているから》(20代男性・自営業)《筋書きのないドラマがいい》(50代男性・会社員)《家族と食事中に見ると楽しいから》(60代女性・専業主婦)と、老若男女問わず人気だった。2位に選ばれたのは『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)。出演者が「高級物」と「安物」を見分ける問題に挑戦し、正解数に応じたランク付けを行うバラエティー番組。 ’23年の元旦には同番組で“伝説”となっているGACKTが2年ぶりに登場し話題になった。《うんちく語ってハズレた時の反応が好き笑笑。あとさすが芸能人!と思える瞬間がたくさんあるので夢がある》(50代女性・パート)《毎回観てるわけじゃないけどもしかしたら推しが今回出るかもしれないからそうなったら絶対観る》(40代女性・自営業)という声が挙がった。1位に選ばれたのは『NHK紅白歌合戦』(NHK)。毎年、出演者はもちろん、司会の発表も注目される、言わずと知れた国民的大晦日番組。《子供時代からの定番》(40代女性・医療関係者)など、「毎年欠かさず見ている」というコメントが目立った。《好きな人の所だけ見てる》(50代女性・専業主婦)《紅白歌合戦を観ないと新年を迎えられないから》(30代女性・会社員)《『年忘れにっぽんの歌』(テレビ東京系)と被る時間は録画して見ている》(50代女性・会社員)と、定番としての地位を確立していた。また、「復活してほしい年末年始番組は?」という問いには、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』(日本テレビ系)シリーズという回答が多く、圧倒的だったが、他にも『新春かくし芸大会』(フジテレビ系)という声も。《ガキの使いの笑ってはいけないを復活させてほしいです。毎年楽しみにしてました。》(50代女性・専業主婦)《ガキ使は最高でした!!!!!》(50代女性・パート)《かくし芸大会、堺正章さんの芸をもう一度みたいです》(40代男性・会社員)最終結果は以下の通り。【年末年始に見たいテレビ番組ランキング】1位:『NHK紅白歌合戦』134票2位:『芸能人格付けチェック!』79票3位:『箱根駅伝』73票4位:『相棒』56票5位:『CDTVライブ!ライブ!年越しスペシャル!』51票6位:『爆笑ヒットパレード』42票7位:『ジャニーズカウントダウン』39票8位:『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』35票9位:『ぐるナイ「おもしろ荘」』『ゆく年くる年』ともに32票11位:『輝く!日本レコード大賞』31票12位:『さんまのまんま新春SP』『SASUKE』ともに23票13位:『ドリーム東西ネタ合戦』15票14位:『さんタク』12票15位:『年忘れにっぽんの歌』9票16位:『発表!今年イチバン聴いた曲』5票※調査方法と実施期間:『WEB女性自身』調べ2023年10月23~25日(Googleフォーム)10月24~25日(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』)※調査対象:年齢不問の男女348人(※複数選択可能)
2023年10月27日一向にとどまる気配のない物価の高騰。以前と同じように貯蓄できないと感じている人は多いだろう。じつはあなたの貯蓄は、日に日に“失われて”いるというーー。《スーパーに行っても野菜が高くて買えない。最近、もやしばかり》 《食費も光熱費もガソリン代も値上げ。もう生きていけないレベル》終わりの見えない物価高騰に、ネット上ではそんな悲鳴がーー。毎日新聞が10月に実施した世論調査によると、岸田内閣が発足してから2年間で〈暮らし向きが悪くなった〉と答えたのが60%。〈良くなった〉と答えた3%を大幅に上回った。「欧米諸国では、日本以上に物価が高騰していますが、賃金もそれに伴って上がっています。しかし日本では、ここ30年ほとんど給与所得が上がっていない一方、税金や社会保険料は増えているので、手取りである可処分所得は減っています。そんな中で進行する超物価高。貯蓄を取り崩している人も少なくないため、生活苦や不安を感じる要因になっているのでしょう」そう分析するのは、ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さん。実際に、総務省の統計では、コロナ禍の巣ごもりで一時的に増えた2020年を除き、国民の預貯金はほぼ右肩下がりになってきた。「今後、インフレもまだまだ続くと予測されています。一方、それを補うほど給与や年金が増える見込みはありません」(丸山さん)はたして、物価はどれほど、上昇していくのだろうか。7月31日に日本銀行が発表した「経済・物価情勢の展望」によると、変動の激しい生鮮食品を除いた消費者物価指数は、2023年度は2022年度と比べ2.5%上昇すると予想されている。2024年度はさらに1.9%、2025年度は1.6%上昇すると予想されている。経済紙記者はこう指摘する。「日銀は、今月末に行われる金融政策決定会合で、この予想をさらに上方修正するとみられています。物価上昇の一因である円安の背景には、日本経済の競争力の落ち込みがあります。一朝一夕で改善できるものではありませんから、円安の状態と、それに伴う物価上昇は今後も続いていくでしょう」物価上昇は私たちの生活に多大なダメージを与える。仮に、7月時点の日銀の予想のとおりに物価上昇が進行し、それ以降の2026年からは毎年1.5%ずつ物価が上がると仮定しよう。2022年の50代の平均的な生活費(消費支出)は、月36万2648円。同じような生活を続けた場合、2027年には生活費は39万6469円、2032年には42万7110円に上昇する。物価が上がらなかった場合と比べ、2023年から2032年の10年で累計443万円もの出費増となる。物価の上昇と同じように給与が上がらなかった場合、生活の見直しをしなければ、貯蓄に回すお金を大きく減らさざるをえなくなる。さらに深刻なのは、貯蓄をしていっても、価値が目減りしていくことだ。物価が上がると、同じ額面でも買えるものが減っていく。前述のように物価が上がると、2032年の100円は、2022年の85円ほどの価値になってしまうのだ。2032年に貯蓄2千万円を達成したとしても、2022年と比べて、価値は300万円ぶんも消えることになる。物価上昇で出費が増えて、お金が貯めづらくなっているうえに、貯めたお金の価値は年々減少していくという危機的な状況に、私たちは置かれているのだ。
2023年10月27日定番の年越し番組だった日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』(日本テレビ系)シリーズが、3年連続で放送を見送ることが発表された。悲しむファンも多い反面、「マンネリ化していた」との声も。そこで本誌は、「年末年始に見飽きたテレビ番組」についてアンケートを実施した(~10月25日)。本記事では、そのTOP3を発表する。3位に選ばれたのは、『ジャニーズカウントダウン』(フジテレビ系)。今回の放送は未定で、待ち望む声もあるが、厳しい意見も多数挙がった。《毎回同じ複数のグループが毎回同じ曲ばかりしか歌っていない》(30代女性・会社員)《問題で、一部ファンの素行が悪いので盛り上がっているところを見たくない》(女性30代・会社員)というコメントが。また、20代を中心に《YouTubeの方が面白いものが多いため》(20代男性・会社員)など、テレビ離れを感じる意見も見受けられた。2位に選ばれたのは『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)。1959年から続く長寿番組で、’70~’80年代の歌番組の流行とともに最盛期を迎えたが、’90年代からは受賞を辞退するアーティストも出てきたりと、じょじょに低迷しているようだ。《ベテランが多すぎ》(30代男性・パートアルバイト)《予定調和な香りが鼻について見る気が失せる》(50代男性・会社員)《なぜこのアーティストが選ばれるのかわからないような実力派ではないアーティストばかり選ばれる》(30代女性・会社員)《今や賞の権威は失墜している》(40代男性・会社員)と、時代遅れを指摘する声が相次いだ。1位に選ばれたのは『NHK紅白歌合戦』(NHK)。言わずと知れた国民的大晦日番組。「年末年始に見たい番組」ランキングでも1位だったが、定番な分、見飽きたと感じる人も多いようだ。《紅白に分ける意味がわからないですし、時代にそぐわないのではないかと思う》(20代女性・パートアルバイト)《性別で分けて何かをすること自体がナンセンス》(20代女性・会社員)と時代錯誤を問題視する声が挙がった。《SDGsやロケVTRなど余計なことをし始めたから》(30代男性・会社員)《あまり聞いたことのない演歌歌手が登場したりして、実際の人気曲と離れていると思う》(40代女性・自営業)という意見もあった。バラエティー番組の放送も多い年末年始だが、1位~3位を歌番組が独占した結果になった。最終結果は以下の通り。【年末年始「もう見飽きた」テレビ番組ランキング】1位:『NHK紅白歌合戦』150票2位:『輝く!日本レコード大賞』103票3位:『ジャニーズカウントダウン』78票4位:『SASUKE』48票5位:『とんねるずのスポーツ王は俺だ!!』40票6位:『芸能人格付けチェック!』39票7位:『さんタク』『爆笑ヒットパレード』ともに29票9位:『ゆく年くる年』『年忘れにっぽんの歌』ともに27票10位:『相棒』『さんまのまんま新春SP』ともに22票11位:『ぐるナイ「おもしろ荘」』21票12位:『箱根駅伝』19票13位:『ドリーム東西ネタ合戦』16票14位:『CDTVライブ!ライブ!年越しスペシャル!』15票15位:『発表!今年イチバン聴いた曲』10票※調査方法と実施期間:『WEB女性自身』調べ2023年10月23~25日(Googleフォーム)10月24~25日(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』)※調査対象:年齢不問の男女348人(※複数選択可能)
2023年10月27日ゆめこにはまだ難しい言葉をうっかり私が説明に使ってしまいその言葉をゆめこが聞き間違えて覚えたことで大葉に新しい呼び名ができ、ゆめこは大葉を食べられるようになった。彼女にとって今のお弁当箱は量的にベストらしく大葉を使ってでもこのお弁当箱で行きたいのだそうです。
2023年10月27日NEWSの増田貴久(37)がコンサート中に「セクハラ大歓迎」などと発言したことについて、10月26日、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)が朝日新聞の取材に対しコメントを発表した。朝日新聞の記事によると、14日と15日に広島市で行われたNEWSのコンサートで、メンバーがコントを披露する場面が。その際、会社社長という設定だった増田から、「セクハラ大歓迎」という趣旨の発言があったという。故ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題に揺れるなか、波紋を広げた増田の発言。SMILE-UP.は朝日新聞の取材に対し、「特定の人物を念頭に置いたものでも、セクハラを容認する意図でもないと承知している」としつつも、「かような発言を行ったことは承知している」と回答。NEWSメンバーや所属タレントに注意喚起もしたという。しかしこの公演中、増田はほかにも気になる発言をしていた。「15日の夜公演で、増田さんは『ジャニーズ魂は永久に不滅です!ネットニュースになれ!』と挨拶したというのです。さらに『ジャニーズ生まれ、ジャニーズ育ち』とも発言したといいます」(スポーツ紙記者)旧社名には増田も愛着があるのだろう。しかし、10月17日にジャニーズ事務所から社名を変更し、SMILE-UP.は被害者救済とともに再建の道を模索する真っ只中だ。そんな転換期を迎えるなか、NEWSのほかのメンバーからも“大胆な発言”が相次いでいるのだ。「嵐の櫻井翔さん(41)は10月2日に行われた会見に先立ってエージェント契約に関する説明を受けていたと『news zero』(日本テレビ系)で明かしていましたが、小山慶一郎さん(39)は14日の公演で、『エージェント契約についての説明会がない』と発言しました。この発言にはファンからも驚きの声が上がっていました」(前出・スポーツ紙記者)20日に放送された『NEWSの全力!メイキング』(TBS系)では、かつてNEWSを脱退したメンバーに話題が及んだ。「ゲストとしてSexy Zoneの中島健人さん(29)が登場。22年末にマリウス葉さんがSexy Zoneを脱退し芸能界を引退したことに触れ、加藤シゲアキさん(36)は『円満だったじゃない』と言いました。NEWSも過去にメンバーの脱退を経験していることから、小山さんが『俺らが円満じゃなかったみたいになるよ』と突っ込むと、加藤さんは『円満じゃねえだろ、どう考えても!』と発言したのです」(前出・スポーツ紙記者)また、加藤は10月2日の会見で問題視された“NGリスト”の存在にも触れている。「10月9日に行われたNEWSのコンサートにKAT-TUNの中丸雄一さん(40)が見学に訪れていました。公演中にNEWSのメンバーが中丸さんを紹介した際、加藤さんが『中丸くんの名前出していいの?』『NGリストに入ってない?』と、いじるような発言もしていたそうです」(前出・スポーツ紙記者)タレントの広告起用を見送る企業が続出するなど、タレントたちの活動にも性加害問題の余波は続いている。そんななか、“ぶっちゃけ発言”が相次ぐNEWSのメンバーに、SNS上では心配の声が上がっている。《どういう流れからの発言かはわからないけど、今の時期だと慎重になるべきだったね…揚げ足鳥たちもいるからさ…なんかNEWSのメンバーも今回の件で苛立ってる感じは受けて取れるけど、今は抑えるとこは抑えないとね。ドンマイです》《NEWSのなかでは増田さんに好感を持っていたので、ちょっと前から大変残念な気持ちになっている。やはり少し休んでケアしてあげて欲しい。わざわざ言わなくていいことを敢えて言うのはやはり心配だよ》《まっすー大丈夫かな?直接会場でその話を聞いたわけではないけど、まっすーがどういう信念をもって、アイドルを続けているのかは知ってるよ。 とにかく笑顔になって欲しいな。 今は難しい時期だから色々気をつけなくちゃいけないだろうけど、チームNEWSみんなが笑顔になれるといいな!》9月にCDデビュー20周年を迎えたNEWS。記念すべき1年に性加害問題の影響で思うような活動ができず、忸怩たる思いを抱えているのかもしれない――。
2023年10月27日10月18日ごろから、SNS上で泥沼バトルを繰り広げていた人気YouTubeグループ「東海オンエア」のリーダー・てつやと、YouTuberのあやなん。東海オンエアのメンバーであり、あやなんの夫という形で板挟み状態となっていたしばゆーが突如、SNS上でてつや、あやなん双方を猛烈に批判するなど、収集がつかない事態に。そんななか、25日午後9時ごろ、東海オンエアが「東海オンエアの今後について」という動画を自身のYouTubeチャンネルにアップ。しばゆーを除くメンバー5人で出演し、冒頭で今回の騒動について謝罪したあと、当面の活動を休止することを発表した。メンバー全員としばゆーが話す機会があったといい、「現在のしばゆーの状態としましては、病院に行って診察を受けた結果、精神的な病気があるということで、現在は薬を飲みながら治療をしているという段階でございます」と近況についての説明がなされた。続けて「やるなら絶対6人でやりたい」と、12月に予定されていた10周年記念のイベントも中止することを発表。しばゆーの脱退に対しては、メンバーの虫眼鏡が「あのしばゆーは基本クビにしたくないよ、ってかクビにならないよっていう前提で考えてる」と答えた。またてつやは一連の騒動に対し、「まず東海オンエアはどうかとかっていうのを一旦置いといて、そもそもこの6人友達だっていうところをすごくしばゆーが言ってくれて、僕たちとしてはもうそれがあるだけで一旦もう十分かなというふうに思ってます」とし、しばゆーとの絆を今後も大切にしていくことを明かした上で、「今は結構未来に対しての明るい気持ちというか、希望みたいなものもしっかりと持った状態で今いますので、あまり心配しないでください」と語っていた。最後にも今回の動画はしばゆーの許可を取った上で公開していることを明かしており、連絡を密に取っていることが伺えた。この動画のコメント欄には、《ずっと大好きで見てます!これからも応援し続けます頑張ってください!!!》《メンバーのため、友達のためにも頭を下げたてつやとても素敵。6人がまた楽しく仲良くやっていけますように。6人に幸あれ!》など、東海オンエアを応援する声が数多く寄せられていた。謝罪し、しばゆーも含めて6人での再起を誓った東海オンエアの面々。しかし、あやなんはというと……。動画が公開される少し前の同日午後2時ごろ、Xにて《てつやから、これまでしばゆーとあやなんにしてきた全ての無礼行為に対する真剣な誠心誠意の土下座の謝罪を、やっと、やっと、この目で、目の前で見る事が出来ました》と投稿。続けて《謝罪内容は主に、てつやの動画上やブログ記事の中で妊娠中、産後のあやなんを追い詰めるような投稿をした事、そしてしばゆーとの関係が悪化してしまうような必要以上の拒絶に対するもの》と告白し、投稿した理由について《自覚はあったものの、意地になっていてこれまで謝罪出来なかったとの事でした。てつや本人からは言いづらいと思うので私から報告します。まぁもう本当に今更遅すぎるけど許しました》と説明した。《第一子の妊娠からずっと、今まで長い間、この事で苦しんだし、二度とこんな理不尽には屈したくないと思ったんです。私史上最大出力の制裁です。「産後の恨みは一生の恨み。」この言葉を忘れないで欲しい》と自身の思いを綴り、《残すは、うーくんとの話し合いです。今だにどこにいるかも教えて貰えない状況です》と、夫のしばゆーとはまだ会えていないことを明かした。また、しばゆーが病院に向かっていることが明かされた20日以降も、あやなんはSNS上でてつやに対する非難を続け、23日にはこの騒動のことを”盛大な喧嘩”と表現していた。てつやへの批判を続け、25日の投稿でも“許す”“制裁”などと上から一方的に断罪したあやなんに対して、SNS上では批判の声が相次いだ。《しばゆーに会えた東海オンエア5人といまだにどこにいるのか教えてもらえないあやなんさん》《あやなん「てつや本人からは言いづらいと思うので私から報告します」東海オンエア「この動画は、投稿する前にしばゆーに見せて了承を得てから投稿しています」こういうところのネットリテラシーというか、相手を思いやることができる気持ちの差よ》《この話が解決したら二度と東海オンエアには関わらないでほしい》
2023年10月27日10月20日に“期限付き”の所得税の減税を検討するように指示を出した岸田文雄首相(66)。収入にかかる所得税を減税することで、自由に使えるお金を増やす狙いだ。しかし、元経済産業省官僚で政治経済評論家の古賀茂明さんは、こう指摘する。「短期的に、国民生活を改善する効果はあるかもしれませんが、長期的に見れば、税収を減らすことで国の借金を増やし、将来にツケを回す結果になります」所得税を減税するなら、歳出の削減や大企業に負担を求める政策も行うべきという。「国民の支持を得られない大阪万博は中止にすべきです。また、円安でボロ儲けの輸出大企業に臨時増税して、円安で苦しむ庶民の支援策の財源に充てれば、財政負担を軽減できます」さらに、特定の目的のためにお金をプールしておく“基金”の膨張も問題だという。研究開発などを名目に、国が補助金をつぎ込んで作られる“基金”だが、岸田政権下でその額は急激に増え、2022年度末の段階で、残高は16兆円にも膨らんでいたという。なぜ、ここまで膨張したのか。「一つには、政府が予算規模を大きく見せたいからです。何十兆円予算を組みました、ということが国民へのアピールになる。つまり“やってる感”の演出です。とくに基金の場合、国民に配る給付金と違ってすぐに使わなくてもかまわない。だから“見せ金”としての効果があるんです」そのうえ、大企業などに恩を売ることもできるという。「基金の受け皿は、大企業や大学、研究所などですから、基金を積んでおけば選挙の際の票集めにもなる。いわば賄賂みたいなものです」百歩譲って、こうした基金が、将来的に国民のために使われるならいいが……。「予算規模を膨らませるためなので、中身は二の次。予算“ありき”で作られた基金ですから、大部分が無駄になる可能性が高い。しかし予算を余らせると、官僚は『失敗した』と責められるので、無理にでも使おうとします。結局、国民の役に立つことはなく、特定企業の“補助金”のように使われるのではないでしょうか」このような無駄な歳出を放置したまま、行われようとしている所得税の減税。「現状でも、GDPの約2.6倍もの借金がありますが、その額はますます増えていくことになります。物価の上昇を止めるには、欧米諸国のように、金利を上げる必要があります。しかし、巨額の借金を抱えた日本は、金利を上げると、国債の“利払い費”が急増してしまう。有効な物価高の対策が打てない状態なのです。一方、諸外国との金利差は円安を進行させる。今後も、輸入品の価格が上がり、物価高は進行していくでしょう」ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんは「残念ながら、“自己責任”で何とかするしかない時代にきている」と語る。「物価高が進行するなか、資産を銀行に預けているだけでは、“もはやリスク”。お金の価値が目減りしていくだけです。貯蓄を目減りさせないために、iDeCoやNISA口座を使い、リスクを抑えた積立投信で、資産運用していくしかありません。とはいえ、50代前半は、まだまだ働き盛り。子育ても終えて貯蓄に回せるお金が増えるので、希望はあります。厳しいのはすでに定年退職をした世代。ふたたび働き始めるか、抜本的な支出の見直しが急務です」
2023年10月27日