女性自身がお届けする新着記事一覧 (42/893)
フジテレビの原田葵アナウンサー(23)が3月19日、フジテレビ本社屋で行われた「オダイバ恐竜博覧会2024」のオープニングセレモニーで司会を務めた。原田アナは昨年4月に入社。以前は櫻坂46に所属していた元アイドルでもある。現在、朝の看板番組『めざましテレビ』と『ぽかぽか』にレギュラー出演している。この日の開幕セレモニーでは、まさかの読み間違いをするシーンがあった。「セレモニーの終盤の博覧会のPRの際、原田アナは“何卒”を読み間違ったようで、『皆さまのお力添えを“なにそつ”よろしくお願いいたします』と読んだのです。原田アナ自身は読み間違いに気づかずにいたようですが、その後、フジテレビの港浩一社長が原田アナに近寄り、会話する様子が。すると原田アナは“しまった!”というように照れ笑いを浮かべたのです。港社長が読み間違いを指摘したのかもしれません」(スポーツ紙記者)フジテレビのアナウンサー公式HPによれば、原田アナは法政大学社会学部卒で、世界遺産検定2級を所有している。まさかのミスにSNS上では驚きの声が続出している。《さすがの私でも読めます。フジテレビの女性アナウンサーで読めないというのは相当やばそう。アイドルのときの名残か笑ってごまかすのも恥ずかしすぎる。》《なにそつ って読んでしまったとしても、すぐに言い直すよね。ちゃんとしたアナウンサーなら。》《事前に原稿読んでチェックしないのかね。誰かに間違って無いか聞いて貰うとかさ。》
2024年03月19日3月18日に東京会館で開かれた作家・伊集院静さん(享年73)のお別れ会に、フリーアナウンサー・みのもんた(79)が参加。その姿がテレビで流れると、激変ぶりに注目が集まっている――。’23年10月に肝内胆管がんと診断された伊集院さんは、治療のために執筆活動を休止し、復帰を目指して闘病を続けていたものの、11月24日に逝去。40年以上もの間、一線で活躍してきた大作家のお別れ会には、小泉進次郎元環境相(42)、近藤真彦(59)、和田アキ子(73)ら400人以上が献花に訪れていた。3月19日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)ではお別れ会の様子を伝え、親交の深かったみのもんたが取材に応じていた。伊集院さんとの思い出を「すてきな人でしたよ。僕より6歳下になるのかな。立教の後輩だしね。時々銀座で一緒に飲みました。絶対暴飲しない人でした。無理な飲み方は絶対しない。大人なんだね」と懐かしむと、「本当残念だよね。神様っていじわるだなと思うよね」と嘆いていた。’19年にパーキンソン病と診断され、’21年3月に『朝からみのもんた』(読売テレビ)が終了して以降、ほとんどテレビ出演していないみのもんた。レギュラー番組を16本抱えていた全盛期と比べると、白髪は乱れ、かなり瘦せた様子で、頬や首筋は少しこけた印象を与えた。そんなみのもんたの“近影”にSNS上では心配の声が多数あがった。《テレビに出た頃とは随分、変わりましたね。》《みのもんた、すげーお歳を召されたな》《別人みたい》《やっぱり引退すると一気に老け込むんだなあって思う》
2024年03月19日兎田ぺこら・宝鐘マリンなどの人気VTuberが所属する事務所「ホロライブプロダクション」が、3月16日から17日にかけてイベント『hololive SUPER EXPO 2024』を千葉県・幕張メッセで開催。そこで提供されたコラボメニューのお弁当の中身が物議を醸している。同イベントは音楽ライブ『hololive 5th fes. Capture the Moment』と同時開催されたもので、EXPOの会場では配信者の部屋が再現された撮影ブースや等身大パネルなどの展示が行われていた。話題となっているのは、カフェエリアで提供されていたフードメニュー。所属VTuberらが考案したお弁当やドリンクがコラボメニューとして販売され、16日にはホロライブの公式YouTubeで行ったライブ配信内でも紹介していた。配信内では《美味しそう》《食べたい》と好意的なコメントが寄せられていた。しかし、実際に購入したというファンがSNSにお弁当の写真を掲載すると、公式サイトで掲載されていたイメージ写真との出来栄えの落差から「中身がひどい」といった批判が相次ぐことに。とりわけ、大きな注目を集めたのはチャンネル登録者数87万人のVTuber・鷹嶺ルイが考案した「愛が鷹まる弁当」。卵焼き二個とポテトサラダ、ピーマンの肉詰め一個にミニトマト二つという内容で、1500円という価格設定。一連のフードメニューには複製手書きPOPカードやランチョンマットといった特典がついているため、一般的には少し高めの価格設定には「グッズが目当てだから弁当の中身は気にしていない」といった擁護する意見が。しかし、公式サイトで公開されていたビジュアルとの違いには懐疑的な声が寄せられた。《ホロ弁当、グッズのおまけで飯付いてくるだけだから多少高いのは仕方ないでしょ〜とか言ってたけど実物見たら流石に絶句もうちょいなんかないか?w》《ホロの弁当は付録がメインで弁当はオマケと割り切っても正直きつそう》《毎回思うけどホロのイベントの弁当付加価値あるとはいえバグってない?》この声を受けてか、3月17日、鷹嶺ルイが《ルイのお弁当、コンセプトがないと言われておるのですが…》とXに釈明文を投稿。ポテトサラダとピーマンの肉詰めは鷹嶺自身が考案したレシピで作ったものだといい、《実は結構配信とかでも出てるんですが…ポテトサラダは私がホロメンに振舞ってかなり好評いただいていてリピート率も多いものなんです》《ピーマンの肉詰めは某メンバーの家で作り置きとして愛されてるおかずです》とホロライブにとって思い入れがあるメニューだと告白。そして《今回食べた人ならわかるけど本当に味が格別だと思います。そのくらいこだわった!》としたうえで、《こだわったからこそのおかずの量になったのは本当申し訳ない》と量が少ないことについては謝罪した。続けて《でも少しでもルイの料理食べた気持ちを味わってもらえたら嬉しいです!》と綴り、《私のこと知らない人にはなんのこっちゃ!ですがもしよかったら料理よくやってるのでりっちしょこらとか見にきてね!!もっと知ってもらえるように活動頑張ります》と意気込みを明かしていた。
2024年03月19日ダウンタウン・松本人志(60)の活動休止を受けて、千鳥・大悟(43)が後任MCを務め、番組名を『酒のツマミになる話』に変更して継続している『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)。その3月22日放送回にアンミカ(51)の出演が発表されたのだが、SNS上で苛烈な反応が寄せられている。3月15日の放送終了後、番組公式Xが22日放送回に出演するゲストの「楽屋トーク」動画を投稿。漫画家の浅野いにお氏(43)やタレントのあのらの投稿には好意的なコメントが寄せられていたなか、アンミカの投稿には600件以上もの返信が寄せられ、その多くが否定的な内容だった。《この期に及んでアンミカをゲストに呼んだ、酒のツマミになる話は二度と見ない。千鳥にすら嫌悪感が出てきてしまった》《松ちゃんに手のひら返したアンミカ出すとか呆れるわ》《松本さんあって出来た番組なのに、松本さんを陥れる発言をした人を起用するって、どんな感性?松本さんの才能だけ頂き、似顔絵も名前もアッサリ変えて続けるのを知った時、気持ちの悪さを感じ以来観るのをやめたけど、やっぱりか…という感じ本当に大好きな番組だったので残念です》《え?番組制作側の意思表明だと受け取っていいよね? 松本ファンを敵に回したい。 宣戦布告よね?》(原文ママ)と、このように松本人志ほか浅野氏やあのの告知投稿への返信が多くて数十件であることから、アンミカだけ突出して多いことがわかるだろう。批判が押し寄せた背景には、コメント内容からもわかるように、松本の一連の報道へのアンミカのコメントが影響しているようだ。「2月放送の情報番組で、『週刊文春』が報じた松本さんの性加害報道を取り上げた際に、アンミカさんは、『10年も前の話なのに』といった意見に対して、『この人が全部否定されたことになる。それってなかなか言ってはいけないこと』とコメント。また別の情報番組でも、『飲み会をセッティングした人にしたら“楽しい飲み会のはずだった”。でも“ハラスメント”と言われるものは、見る角度からすると違うことがある』などと、発言しています。松本さんの性加害疑惑の真偽は現時点で定かになっていませんし、アンミカさんのコメントも一方的に疑惑を認定し、松本さんを断罪したものではないはず。しかし、これまでアンミカさんは松本さんとの共演も多かっただけに、“裏切り”と捉えた松本さんファンも出てきてしまったようです。そうした背景もあって松本さんがMCを務めていた番組にアンミカさんが出演するということで、激烈な反応を見せている人が相次いでいるのではないでしょうか。テレビで松本さんの報道に対して、否定的なコメントをした村重杏奈さんや指原莉乃さんに対しても同様の批判が展開されています」(Webメディア記者)松本不在の番組で、アンミカは何を語るのかーー。
2024年03月19日「ミュージシャンのNから性加害を受けた」という告白が波紋を呼んでいる元女優の若林志穂さん(52)が3月18日、再びNへの怒りをあらわにした。’09年に芸能界を引退した若林さんは昨年9月にXアカウントを開設し、同年11月に行った動画配信で「ミュージシャンのNから性加害を受けた」と告白。若林さんによるとNと映画で共演することとなり、2人きりでセリフ合わせを行ったところ、Nが違法薬物と思しきものを使用する姿を目撃。その後Nに監禁され、性的暴行を受けた上に「お前なんか芸能界にいられないようにボコボコにして海に沈めてやる」などと脅迫されたという。その結果、複雑性PTSDになった若林さんだったが、後年Nに謝罪を要求したものの「会いたくない」と言われ、断られたとも説明していた。これまで若林さんに対して気遣う声やエールが相次いできたが、いっぽう一部では若林さんを誹謗中傷する声もあるようだ。そのため若林さんは再三にわたり、心無い声に対しXで非難してきた。そんななか18日の17時ごろ、Xでライブ配信を行った若林さんは「今朝ライブ配信をやらせていただいて。その時に来たコメントが、『みんな朝忙しいのに、そういう風に勝手に人の時間も気にすることなく、ライブ配信するなんておかしい』とかあったんですよ。それで『あなたは自分が傷ついたみたいなことを言ってるけれども、Nさんのファンをあなたは傷つけているんだ』と(いうコメントがあった)」と明かした。そういった心無い声に対して、若林さんは「全然筋違いのことを言っている」「(Nの行動によって)複雑性PTSDという病気にされたので、『これは黙ってちゃいけないでしょ』ってことなんですよ」と反論。さらに「NさんがNさんのファンを裏切ったんですよ」「ファンを裏切って心を傷つけてるのは、Nさんなんですよ」と力強く語った。また若林さんはNに対して「『謝ってください』ってその時、謝ってれば、私は言わなかったですよ」といい、「だから私はチャンスをあげたのに、そのチャンスを自分のものにできなかったのはNさん、あなたですよ」と発言。「『あなたはNさんのファンを傷つけてる』って、私は傷つけてないですよ。Nさんにされたことを言っただけですよ。履き違えてますよ。Nさんは何十年ってファンになってくれている人を、Nさんがファンを傷つけているんですよ」と述べた。いっぽうNを擁護して自身を誹謗中傷する人に対して「(Nの)ファンを何十年とやってて、『これは裏切られた』って思っている人いると思うんですよ。それを自分の中で消化するっていうのは、すごく大変な作業だと思う」と若林さんは慮り、「だから、私がNさんのファンを傷つけてるんじゃなく、Nさんというミュージシャンがファンの人を裏切る行為をしてるんですよ」と念押しした。「私は嘘ついてないし、やられたことはちゃんと正直に言って、警察にも相談して弁護士さんにも相談しました。『じゃ、もういいや』と。『30分会って、謝罪してくれれば結構です』って、『それでいいです。許します』って言ったのに。『会いたくない』って(Nに言われた)」と明かした若林さんは、「謝ってくれれば’23年から’24年にかけて、(性加害の件を)言わなかったですよ。’10年に謝っとけばよかったんですよ。Nさんの選択が間違ってましたよ」と語った。そして「ファンの人を裏切って傷つけたのはNさんです。それを消化し切れてないかたが私にぶつけてくるんだと思ってますんで」「難しい作業かもしれないけども、苦しい作業かもしれないけども、私に誹謗中傷という形でぶつけてこないでください」と諭した。
2024年03月19日「今日は楽しいお知らせがあります!実は、私は4月から、海外の色々な国で生活してみることにしました!何それー!変すぎー!でも楽しそうだよねー!」3月17日、Xで4月から海外移住することを発表したフワちゃん。公開した画像で冒頭のように綴り、「昔から夢に見ていた海外移住ですが、個人的に節目の年に差し掛かったこのタイミングで決断したよ!(年齢非公表とはいえ)」とコメント。「Q&A」が記された画像では、海外に行く目的を「白状するとメチャクチャ遊びに行ってきます」と説明。仕事については、「日本と行き来して、変わらず続けます!窓口も今まで通り、担当マネージャーか公式ホームページまでご連絡してねーYouTubeもガンガン更新します!」と継続する意向を示していた。翌18日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)では、来週をもって番組レギュラーを卒業することが発表された。MCの南原清隆(59)に行先を問われ、フワちゃんは「一番最初はアメリカに行って、その後はいろんな国。ポルトガルとかキューバとか、気になってる国がたくさんある」と期待に胸を膨らませていた。SNSではフワちゃんに、《すてき!!!!楽しんできてください!!!》《海外でも頑張って》とエールが。フワちゃんの海外移住を取り上げたネットニュースでも、4000件を超えるコメントがつくなど高い関心を集めていた。しかし寄せられていたのはエールばかりではなく、突き放すようなドライな声も……。《移住はどうぞ好きにすればと思います》《仕事も海外メインで活動されてはいかがでしょう》《いってらっしゃい。くらいしか言葉が出てこないとしか…》’19年4月放送の『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)で、指原莉乃(31)に“注目するYouTuber芸人”として紹介されたフワちゃん。奇抜な服装と超ハイテンションなタメ口キャラで大ブレイクし、次第にテレビで見ない日はないほどの人気者に。だがいっぽうで“ルーズな性格”は、しばしば物議を醸してきた。「もともと遅刻癖があったフワちゃんですが、テレビでも悪目立ちするようになりました。’21年9月放送の『有吉の夏休み2021』(フジテレビ系)では、有吉弘行さん(49)がロケに遅刻したフワちゃんを『毎日遅刻してるじゃないかよ!!』『時間だけは守れって言ってるの!』と叱る場面が放送。昨年1月放送の『行列のできる相談所3時間スペシャル』(日本テレビ系)でも、韓国ロケにパスポートを忘れて遅刻。KARAのメンバーを3時間も待たせてしまい、大炎上しました。昨年9月2日放送の『有吉の夏休み2023 密着77時間in Hawaii』(フジテレビ系)でハワイロケを行った際も、遅刻や忘れ物をしてしまったといいます」(テレビ誌ライター)さらにこうした不注意ぶりは、遅刻癖だけではなかった。「昨年10月放送の『オールスター感謝祭』(TBS系)では彼女の大あくび姿がアップで映し出され、MCの今田耕司さん(58)から『気をつけて!ダメだよ、あくびは』と注意されていました。度重なるフワちゃんの大失態は視聴者の批判を集めるだけでなく、スタッフや制作側からも不評を買っていたそうです。ギャラも安く指原さんの“親友”というポジションが重宝されていましたが、最近ではテレビ出演も減っていました。フワちゃんは帰国子女で、英語が堪能なことでも知られています。場所にもよりますが、海外の方が遅刻なども問題視されにくいかもしれません」(テレビ局関係者)日本での仕事も続ける意欲を見せているフワちゃんだが、果たして――。
2024年03月19日3月17日放送の『だれかtoなかい』(フジテレビ系)で、MCを務める中居正広(51)と嵐の二宮和也(40)が、ゲストとして出演した人気若手女優のかわいさに”タジタジ”になる場面があった。この日のゲストは人気女優の永野芽郁(24)。中居が、24歳の人は何をして遊んでいるのかと質問すると、永野は「私は車の運転とかが好きなので」と告白。中居は「運転するの!?あぶない!気を付けないと」と驚いた様子を見せた。続けて中居が「タレントさんは移動なんかマネージャーさんに運転してもらわないと!」と持論を展開し、「誰の車できたの?」と二宮に質問すると、二宮は「自分です」とコメント。中居は「自分の車で来たの?……俺も」と、永野に注意をしつつも自分たちも車を運転することを明かし、笑いを誘っていた。永野は18歳のころから車を運転していたといい、「(車を運転するのが)好きなんです」と運転愛を熱弁。17歳の時に中型バイクの免許を取り、さらに最近大型バイクの免許もとったという。一人になれる運転中は、永野にとっては”ストレス発散”の時間になるそう。とはいえ、「作品中は、極力自分で車を運転するのも控えるので。そうすると結構乗れるタイミングがないんです」と、思ったようには運転できないという現実も吐露。二宮が「だって、言ったら年中働いてはいるわけじゃない。その隙間隙間でしか乗れないわけだ?」と聞くと、永野は「はい、一応乗る時にマネージャーさんに連絡して『乗ります!』って言って乗ってます」と、電話をかけるそぶりとともに運転時の習慣を明かした。この永野の反応が二人の心を貫いたようで、二宮は「かわいっ……」とタジタジ。中居と顔を見合わせて、「乗りますって言って乗るんですって」と振ると、中居も「なんだよ~。可愛いなぁ!」と顔をほころばせ、「今の可愛くない?俺もそうしよう!」と真似することを決意。中居の興奮はなおも止まらず、「やる!可愛いもん今の!車乗る時『今日乗りますっ!』て?俺もやってみよ~」とノリノリに。しかし、「マネージャーゲロ吐いちゃうかもしんない」と自身の行動の結末については、寂しいものになることを想像していた。
2024年03月19日飛行機から追い出された2人の女性が、航空会社への怒りを1 NEWSに語った。彼女たちは「体が大きすぎる」ことが理由だったと主張している。車いすユーザーのエンジェル・ハーディングさんとその友人は、15日にニュージーランド航空のネーピア発オークランド行きの便に搭乗した。タキシング中、ハーディングさんが左腕に痛みを感じて振り返ると、客室乗務員が彼女のアームレストを押し下げながら、「あなたたちが正しい位置に座るまで離陸できないと機長が言っているんです!」と攻撃的な口調で話しかけてきたという。乗務員は「不都合な事態が発生したため、お客様は全員降機していただきます」とアナウンスし、再びハーディングさんたちのもとへやって来て、「お二人は4席予約するべきでしたよ。一人2席ずつ!」と言い放った。このとき初めて、ハーディングさんと友人は自分たちが“不都合な事態“であったことに気づいたそうだ。乗客は全員降ろされた後、再度機内へ案内された。離れた席に座っていたもう一人の車いすユーザーの友人も機内へ戻ることができたが、ハーディングさんと友人は再搭乗を許されなかった。その際、なぜ搭乗させてもらえないのか説明を受けることはなかったという。またその後の便は満席だったため、次に乗れるのは2日後。さらに、今度は一人2席予約するように言われたという。ハーディングさんたちが2席ずつ航空券を購入する経済的余裕がないことや、ネーピアに頼れる人もいないと話すと、ニュージーランド航空は二人の宿泊代と食事代、そして代替便のチケットを提供すると申し出た。しかし、その日の便に空席が出たため、ハーディングさんたちは無事オークランドへ行くことができたそうだ。「彼らが私たちを乗せなかったのは、私たちの体格に大きく関係していると思います。彼らはそうとは明言せず、“不都合だ“と言ったんです。あれは差別でした。私たちはみんな人間です。私たちが今回経験したようなトラウマを、誰にも味わってほしくありません」と、1NEWSの取材に対して語るハーディングさん。彼女と友人は、「傷つけられ、侮辱された」としてニュージーランド航空に補償を求めている。Daily Mail Australiaによると、オーストラリアとニュージーランドには、体の大きな乗客に複数の座席の予約を義務づける法律はないという。
2024年03月18日「これからは江さんと協力して、子供を育てていきたいです――」硬い表情でそう語った福原愛(35)。3月15日、元夫・江宏傑氏(35)との親権をめぐる問題が和解に至ったことを会見で明かした。福原は、台湾の卓球選手だった江氏と16年に結婚。17年に長女、19年には長男が誕生したが、21年7月に離婚を発表していた。「共同親権となりましたが、離婚翌年に福原さんが台湾を訪れた際、長男を日本に連れて帰りました。面会交流期間を過ぎても戻さずにいたため、江氏が『連れ去りだ』と主張する事態に発展しました」(スポーツ紙記者)東京家庭裁判所で引き渡しを命じる審判が下された後も福原はそれに応じず、その後、江氏が刑事告訴に踏み切った。「会見では、福原さん側の弁護士が、『裁判所の決定に従わなかったのは不適切』と断言しました。事実上、福原さんの“完敗”と言えます」(前出・スポーツ紙記者)愛息との別れに寂しさを募らせる福原を傍らで支える男性がいる。21年に“不倫疑惑”が報じられた相手のAさんだ。「その後も交際・同棲報道がありましたが、関係はいまも続いているようです」(芸能関係者)21年に都内にある推定3億円の超高級マンションを購入した福原だが、その物件は賃貸に出しており、150万円ほどの家賃収入を得ているとみられる。現在は別のマンションを購入して、Aさんと暮らしているという。「2人が暮らしているのは高級マンションのペントハウスで、広さは約150平米。価格は1億5千万円ほどです」(前出・芸能関係者)会見当日、本誌は自宅マンションから時間差で出てくる福原とAさんの姿を目撃している。節目の日も一緒に過ごしていたようだ。福原をサポートする人物がもう一人いる。中国でマーケティング事業を手掛ける企業で社長を務める男性・S氏だ。「福原さんは昨年から中国のSNSのアカウントを開設し積極的に発言するなど、中国での活動の幅を広げています。それを支援しているのがS氏のようです」今年1月にはSNSのライブ配信で商品を宣伝・販売する「ライブコマース」に登場し、流暢な中国語を披露した福原。その影響力をS氏は高く評価しているのだろうか。福原が暮らす都内のペントハウスの不動産登記をみると、S氏が福原になんと無利息で3億円の融資をしていることが確認できた。すでに2件の高級物件を所有している福原だが、潤沢な“中国マネー”を後ろ盾に“不動産女王”に突き進もうとしているのか。会見当日の午前中、S氏が社長を務める企業に対し、福原への支援について本誌が取材したところ、「昨年からサポートをしています。社長は今日もこの後福原さんと打ち合わせがあると聞いています」とスタッフが答えた。親権問題が一段落したことは、ビジネス上ではプラスにはたらくだろう。五輪で2大会連続のメダリストに輝いた福原が、悲しみを乗り越え、新たな一歩を踏み出した。
2024年03月18日3月13日に結婚を発表したNEWSの小山慶一郎(39)とAAAの宇野実彩子(37)。発表から5日が経ったが、小山のInstagramにある異変が起きている。結婚を発表した翌日の14日、小山はレギュラー出演している情報バラエティ『よんチャンTV』(MBS)の生放送に登場した。「番組冒頭、共演者から祝福され、『ありがとうございます』と小山さんが頭を下げる場面が。その後は金屏風や花が置かれた“記者会見風”のセットが用意され、小山さんが結婚後の思いなどを語りました」(スポーツ紙記者)ファンの間で物議を醸したのは、生放送の際の小山の左手薬指。小山の左手薬指に指輪が光っているのが見えたのだ。「結婚発表に加えて指輪まで見せられるとなるとファンのショックは大きかったようで、小山さんのInstagramには“アイドルやめたの?”“結婚指輪はドン引き”といった声が寄せられていました。あまりに心ない声が多かったようで、小山さんはInstagramのコメント欄を閉鎖。『よんチャンTV』の生放送後に《番組の皆さんがお祝いしてくれました!》として“HAPPY WEDDING”と飾り付けられた楽屋の写真を投稿していましたが、その投稿以降はコメントできない状態になっています」(前出・スポーツ紙記者)NEWSは昨年、デビュー20周年を迎えたばかり。まだまだNEWSが尽きることはなさそうだ。
2024年03月18日3月16日、関西ジュニア・Aぇ! groupが京セラドーム大阪でファンミーティングを開催。5月に念願のCDデビューすることが発表された。ジュニアとしては異例の単独ドーム公演を行ったAぇ! group。この日のファンミーティングは、グループ結成5周年を記念してのものだった。「関西ジュニアのなかでもAぇ! groupは年長グループとして後輩たちを牽引する存在。満を持してCDデビューとなりました」(スポーツ紙記者)この日の公演終了後、Aぇ! groupはデビューを記念した記者会見に出席。そこでは、デビュー発表までの経緯が語られた。「メンバーたちがデビューを知らされたのは昨夏のことで、ファンに発表するまでは水面下で準備を進めてきたといいます。今回の公演でデビューを発表すると、メンバーたちは『やっと言えた!』と何度も口にしていました」(前出・スポーツ紙記者)デビューを知らされたのは昨夏――。会見で語られたこの事実が、ファンの間で波紋を呼んでいる。昨年12月30日、メンバーだった福本大晴(24)がSMILE-UP.社とのマネジメント契約を解除されている。「福本さんには“コンプライアンス違反”があったと発表されていますが、その詳細は明かされていません。結成時からの人気メンバーだった福本さんの突然の退所には、ファンに大きな衝撃を与えました。ただ、Aぇ! groupがデビューを告げられたという昨夏の時点では福本さんもメンバーとして活動していた時期。福本さんはデビューを控えている自身の立場をわかっていながら、なんらかのコンプライアンス違反をし、退所に至ったということです」(前出・スポーツ紙記者)Aぇ! groupのリーダー・小島健(24)も会見で、次のように語り悔しさを滲ませた。「半年前にデビューすることを聞いてるって時点で、皆さんもお察しの通り……うん。あと一歩だったんです。6人のときに聞いてたわけですから。……赤裸々に言いますけど」念願のデビューを目前に控えていた福本。コンプライアンス違反とはなんだったのか――。SNS上では、福本の退所の真相に謎が深まっている。《ちょ待って?てことは大晴くんはデビューするのわかってたのに何かしらのコンプラ違反でクビになったの?え、色々やばいんだが笑笑闇深まるだけやんか。もうこうなってくるとデビューするのをどっかに漏らしたとかそんな感じなんかな。》《え?半年前からデビュー知ってたの?決まってたの?そしたら大晴は後少しでデビューするってわかってる時に辞めちゃったの?そんな苦しいことある?泣いてるんだが》《デビュー決定聞かされてるのに違反なんてするような人だとは考えられないよやっぱり。》
2024年03月18日3月17日放送の『だれかtoなかい』(フジテレビ系)で、MCの中居正広(51)が、同じくMCを務める嵐の二宮和也(40)の発言に衝撃を受ける場面があった。この日、俳優の永野芽郁(24)がゲスト出演した同番組。フリートークのコーナーで永野が「料理しないです」「(ご飯は)Uber Eatsです」と話したことから、中居は二宮に「料理するの?」と尋ねた。すると、二宮は「僕、両親とも調理師なんで」と告白。中居と永野は思わず「え?!」と驚き、中居が「店をやってるの?」と聞くと、二宮は「服部(栄養専門学校)で先生やってたんです」と明かした。そこで中居は高い声で「えー!?」とビックリし、思わず「有名な話?」とスタッフらに声をかけることに。続けて二宮が「うちのお父さんが日本料理の先生をやってて、それの助手で付いてたのがお母さんなんです」と述べた。中居が「ビストロとか……」と伺うと二宮は「やってますやってます」とうなずいて見せたことから、中居は「まさにじゃん……!」と驚きを隠せない様子。この「ビストロ」とは、SMAP時代に中居が出演していたバラエティ番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の料理企画「BISTRO SMAP」のことだ。「BISTRO SMAP」は中居が司会を務め、他のSMAPメンバーが料理を披露するという人気料理コーナー。そして「BISTRO SMAP」の料理指導に20年間、携わっていたのが服部栄養専門学校だ。自身とも縁が深い同校の名前が二宮の口から出たため、中居は「あっ、そう!」と大きな声で感嘆。続けて二宮は同校の服部幸應校長(78)に会うたび「お坊ちゃん、どうも」と言われると話し、幼い頃から両親が料理をする様子を見ていたと語った。しかし、二宮は「(両親が料理する姿を)見てたんですけど、(子供が近くにいると)逆に邪魔だから」「お姉ちゃんは教えてもらってましたけど。時間がかかっちゃうから、(両親は)パパパッとやりたいから、むしろやらなかったんです、僕は」と料理一家で育ったからこそのエピソードを披露。すると、中居は思わず「へぇー!」と感心していた。二宮とは共にジャニーズ事務所出身という縁を持っている中居。二宮の両親とも、奇縁があるようだ。
2024年03月18日お台場のヴィーナスフォート跡地に、完全屋内型テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」がオープン。約3万平方メートルの広大なパークでイマーシブ(完全没入)体験ができる最先端のエンターテインメント施設をご紹介!■マフィアとスパイの銃撃戦に巻き込まれる「スパイ・アクション!」施設内を歩いていると突然の銃声と怒号が! マフィアとスパイエージェントの戦闘が始まったよう。目の前で激しい銃撃戦が起きたと思ったら、近くにいたゲストが人質にとられてしまうなど、ドキドキハラハラの展開に。この緊迫感が没入型の醍醐味。アクションにも注目!■絵本で見た憧れの“お菓子の家”が目の前に「イマーシブ・ストーリーズ~誰も知らなかった本当のヘンゼルとグレーテル~」1つの物語を2つの視点で体験するウォークスルー型イマーシブアトラクション。『ヘンゼルとグレーテル』に登場するお菓子の家などが圧倒的な映像美で再現されている。終盤に近づくと物語は急展開を見せ、真実のストーリーが明らかに。大人も子供も楽しめそう■ホームズと一緒に広大な敷地を歩いて犯人捜し「ザ・シャーロック─ベイカー街連続殺人事件─」イマーシブ・フォート東京の看板アトラクションで、没入体験はなんと約90分! 名探偵シャーロック・ホームズのもとに舞い込んできた不可解な事件を、当事者として体感するウォークスルー型イマーシブシアター。約3000平方メートルの敷地に再現した19世紀のロンドンをホームズやワトソンらと一緒に歩き回り事件を解決していくというもの■情熱的なライブショーでイマーシブ体験を!「ザ・キャバレー」カジュアルなフレンチ料理とともにイマーシブ体験ができるライブパフォーマンスレストラン。ゴージャスで妖艶なパフォーマンスを目の前で堪能でき、見ているあなた自身も一緒に踊れるかも!?また、フレンチ、イタリアン、カフェ、デザートブティックと施設内にあるレストランは多様な4店。たくさん歩いたあとは腹ごしらえをして。【INFORMATION】イマーシブ・フォート東京住所:東京都江東区青海1-3-15時間:11:00〜20:00 ※日により異なる・不定休料金:大人(18歳以上)6,800円~ほか
2024年03月18日「週刊文春」が報じた性加害疑惑を受けて裁判に注力するため、芸能活動を休止しているダウンタウンの松本人志(60)。休止前は7本のレギュラー番組を持っていが、休止後は徐々に姿を消し、2月19日放送の『クレイジージャーニー』(TBS系)をもって全てのレギュラー番組への出演を終えることに。『ダウンタウンDX』(読売・日本テレビ系)や『水曜日のダウンタウン』(TBS系)のように、そのまま不在になる番組もあれば、『まつもtoなかい』(フジテレビ系)のように『だれかtoなかい』に番組名を変更した上で代理MCを立てて継続するなど、番組に応じて対応がわかれている。数十年にわたってお笑い界のトップを独走し続けてきた松本だけに、不在は番組に甚大な影響をもたらすことが懸念されていた。いっぽうで、1人で番組を守る相方・浜田雅功や代理MCの奮闘によって「あまり影響がない」と指摘する一部視聴者の声も聞こえてくる。果たして、松本が抱えていたレギュラー7番組の中から、もっとも「不在の影響がない」と視聴者が感じている番組はどれなのか。本誌は、男女500人対象にアンケートを調査を行い、その結果をランキング形式で発表する。まず、3位に選ばれたのは『水曜日のダウンタウン』。これまで数々の企画が大きな反響を呼び、ネット上でも大人気のバラエティ番組だが、出演者が提唱する”説”を検証するVTRがメインの番組なだけに、「企画が面白いから」「説の検証がメインだから」「VTRを見る番組なのでいなくても変わらない」という意見が寄せられていた。また、ダウンタウン二人で出演しており、メインの司会は浜田雅功(60)が務めていることもあって「浜ちゃんが仕切って頑張ってるから」「浜田さんがいるから」と、番組進行面の影響が少ないことを指摘する声も。ゲスト出演する芸人らも実力派のベテランが多いため、「影響がないことは全然ないですが、他にも芸人さんがたくさんいるのでなんとかなっているかもしれないです」という意見もあった。続いて、2位に選ばれたのは『まつもtoなかい』。松本と中居がマッチングさせたいと思う二人をゲストに呼び、クロストークを行う番組。松本の休止後は前述の通り二宮が代理MCを務めている。旧ジャニーズの先輩後輩の関係である中居と二宮だけに、絶妙な掛け合いを見せており「ニノと面白いゲストが続き、楽しめている」「中居くんとニノのコンビも面白いから」「中居くんと二宮くんのやりとりが面白い」と新コンビの化学反応も好評のようだ。また、二宮が今後もずっと代理MCを務めるかは不確定だが、中居が圧倒的なMC力を持っていることから「松本さんの他のもう一人の中居さんがMCとしての力量があるので、中居さんと誰かという形での番組にした方が松本さんが出続けるよりも出演者の幅や内容に広がりが出てより面白くなりそうに感じられたので」という人もいた。そして、1位に選ばれたのは 『探偵!ナイトスクープ』(ABC・テレビ朝日系)。視聴者から公募した依頼を、”探偵”扮する芸人らが調査する番組。『水ダウ』同様ロケVTRを視聴するのがメインとなるだけに、「探偵(レポーター)主体の番組だと思ったから」「探偵と依頼者が主役なので、コメントも少なく、やり取りも普通だから」といった認識の視聴者が多いようだ。また、松本は上岡龍太郎さん(享年81)、西田敏行(76)に次ぐ三代目の局長となり、松本以前も局長不在時にはほかの芸人が臨時局長を務めていたことも。それだけに、「大御所感があれば誰でも良いと思う」「松本でなくとも続いていた長寿番組だから」「松本さんのトーク力がかならずしも番組に必要というわけではないと思ったから」という意見も寄せられていた。今回の調査では、上位にあがっていた『水曜日のダウンタウン』『探偵!ナイトスクープ』は、ともにVTRの面白さに定評がある番組では、「影響がない」とされる傾向に。果たして、松本が帰還するタイミングは――。
2024年03月17日東京都北区・JR田端駅から徒歩5分。商店街のなかに、わずか20席の、小さいけれど温かな映画館がある。そこは日本初にして唯一のユニバーサルシアターだ。ユニバーサルとは、身体能力の違いや年齢、性別、国籍にかかわらず、すべての人が普遍的に、という意味をもつ。障害者と健常者の区別も、子連れや盲導犬同行への無理解もない、誰もが幸せなシアター・オブ・ドリームス。夢を実現させた女性とは──。8日の第47回日本アカデミー賞授賞式に続き、10日には第96回米アカデミー賞授賞式が開催され、双方でノミネートされた『PERFECT DAYS』や『ゴジラ-1.0』『君たちはどう生きるか』など邦画の秀作も目白押しで、映画の話題で大いに盛り上がる3月。そんななか、レッドカーペットの華やかさこそないが、東京下町の片隅で、唯一無二の存在感を放ちながら、今日も上映を続けるミニシアターがある。その名を「シネマ・チュプキ・タバタ」という。場所はJR田端駅から徒歩5分の、小さな商店街の真ん中辺り。「寒いなかすみませんが、監督のサイン会は劇場の外になります」2月最後の木曜日の正午過ぎ。上映後のトークショーやサイン会を仕切っていたかと思えば、受付に立ってモギリをやり、さらには映写室に駆け込んで次回の準備をするなど忙しく立ち働いていたのが平塚千穂子さん(51)。このシネマ・チュプキの代表で、創設者でもある。「特にコロナ後は、うちのようなミニシアターこそ作り手と映画ファンをつなぐ橋渡しができるのではと、舞台挨拶やサイン会などのイベントを増やしています」ふと、館内を出入りする観客のなかに、一般客に交じって、盲導犬を連れていたり白杖を持った視覚障害者が多いことに気付く。ここの特徴は、すべての上映作品に音声ガイドや字幕などのバリアフリー環境を整えていること。目や耳の不自由な人も、車いすの人も、赤ちゃん連れのママも、お疲れ気味のOLやサラリーマンも、誰もが一緒に映画を楽しめる、日本初にして唯一の「ユニバーサルシアター」だ。平塚さんが、文字どおり、紆余曲折を経てシネマ・チュプキをオープンさせたのが8年前。「小さいながら常設館のよさで、単に観たい映画があって来たお客さんが、盲導犬が館内に一緒にいる光景に驚く場面があったりもします。その出会いで何かを感じてもらえたら、素直にうれしい」このユニークな映画館が、人々の心に温かな変化を起こしている。身近なところでは、「街が優しくなった」という地元の声も。「けっして障害者のためだけの映画館ではありません」何度もそう口にした平塚さんが実現させようとしている「夢の映画館」の物語を紐解こう。■両親の猛反対を押し切り就職・結婚・離婚。深く傷ついた心を癒したのが映画だった1972年(昭和47年)9月19日、東京都荒川区で生まれ、3歳からは北区で育った平塚さん。「父は自宅の工房で歯科技工士をしており、母もその仕事を手伝っていました。近所のいじめっ子とクラスが離れる小3のころまで、私は泣き虫の女の子でした」小中と地元の公立校を出て、都立小石川高校へ。「高校では硬式テニス部で部長もやり、練習メニューも考案するなど、かなり熱中していました。当時、5つ年上の姉が私立の短大へ通っていました。音楽好きで、才能も認められ音楽大学への推薦も決まっていたのですが、親から『音大を出てメシが食えるのか』という猛反対があって断念させられ、それがきっかけで姉は心を病むんです」そのことが、平塚さんの生活にも多大な影響を及ぼしていく。「いつしか私は、家族に心配をさせない“いい子の妹”という役割を演じるようになっていました。実は心の中では常に学校になじめない自分がいたし、姉への罪悪感も抱き続けていて、しまいには何のために生きているのかと考えるようになり、高校から心理学などの本を読んでカウンセラーに興味を持ったり。『3年B組金八先生』もずっと観ていて、生徒に寄り添う先生になりたいと思って、早稲田大学教育学部に進みました」意外だが、大学時代には体育会の女子レスリング部の創設メンバーになったこともあった。「何を血迷ったのかと思うんですが(笑)、体育の授業を指導してくれたのがオリンピック銀メダリストの太田章先生で、誘っていただいたんです。最後は網膜?離になって、1年半でやめるんですが。ふり返れば、高校のテニス部もでしたが、そうやって何かに没頭して、家庭のストレスを発散していたのだと思います」やがて、就職の時期を迎える。「ずっと、いい子の仮面をかぶってきた私でしたが、どうしても親の言うとおりに大企業のOLになって楽しく仕事している自分を想像できずに、就職活動中はスーツ姿で家を出ても就職セミナー会場には行かずに、落ち着ける喫茶店に入り浸っていました。徐々に、自分の癒しの場となっていた喫茶店やカフェで働けないかと考えるようになるんです」両親の猛反対を押し切って飲食業界に就職したが、結局、人間関係に疲弊して挫折する。同じころ、最初の結婚をして東京を離れたがうまくいかず、1年にも満たないで離婚して戻る体験もしていた。つらい出来事が立て続けに起きたとき、深く傷ついた心を癒してくれたのが映画だった。「もう生きていてもしょうがないとまで思っていたのが、在学中から大好きだった『バグダッド・カフェ』など、いくつもの映画作品にふれて、そうした悩みもちっぽけなものに思えるようになっていたんです」そんな折、学生時代から通っていた高田馬場の名画座・早稲田松竹で、アルバイトを募集していることを知る。■バリアフリー上映会のスタッフを経て映画祭の主催が人生の転機に――「早稲田松竹のバイトを続けながら、自主映画監督が主宰していた異業種交流会に加わりました。そのなかで立ち上がった企画が、目の見えない人に向けてのバリアフリー上映会でした」チャップリンのサイレント映画の名作『街の灯』の活弁付き映画会の実現に向け、平塚さんもスタッフのひとりとして参加。「私はそれまで目の不自由な方とはお会いしたことがなく、正直、当初は、視覚障害者に映画の話なんてしたら怒られるんじゃないかという偏見もありました」当事者の生の声を聞こうと、聞き取り調査を始めたところ、「お会いするみなさんが、『ぜひ映画館で観たい』と強くおっしゃって。それまでの偏見や意識を180度転換させられるんです」この上映会の企画は諸事情で流れたが、平塚さんは独自にさらなる調査を進める。「すると、アメリカでは100館ほどのバリアフリーの映画館があって、公開初日から副音声と字幕付きで、『タイタニック』や『スター・ウォーズ』のような超大作を上映していました。レビュー投稿までするブラインド(視覚障害者)の人もいると知ることは、すごい追い風となりました」’01年春、バリアフリー映画鑑賞推進団体「City Lights」を設立。シティ・ライツの名称は、もちろん敬愛するチャップリンの作品から。同時に、音声ガイド研究会をスタートさせた。音声ガイドとは、目の見えない人が映画を楽しむときに、耳から情報を補足するもの。たとえば誰もが知る『ローマの休日』で、オードリー・ヘプバーン演じるアン王女が登場するシーン。スクリーンでは王女が移動するだけでセリフがないときも、音声ガイドでは〈側近を従えたアン王女が大使のエスコートで入場する〉といった解説が入る。この研究会をスタートしてすぐに、あるリクエストが届いた。「私たち視覚障害者も、1年とか2年遅れじゃなく、今公開されている映画が観たい。ぜひ『千と千尋の神隠し』を観てみたい」話題作を早く観たいと願うのは誰もが同じと思った平塚さんは、まず映画館と交渉し、続いて6人の晴眼者を集めて視覚障害者とマンツーマンで、耳元で解説する“こそこそガイド”による同行鑑賞会を実現させた。この方式ではまわりの客の迷惑になることや鑑賞人数が限られるという課題もあったが、「歌舞伎のイヤホンガイドのような仕組みはどうだろう。FMラジオの電波を使い、イヤホンで解説を聴くようにすればいいんだ!」と思いついた。このラジオを使った同行鑑賞会の評判が口コミでも広がり、やがて200人規模の鑑賞会となる。「多くの映画館にお世話になりましたし、映画を観たいけれど観られない人がこんなに大勢いることを社会に知ってもらう大切な時期だったと思います」やがて、作品を送り出す側にも変化が生じる。’06年公開の山田洋次監督作品で、木村拓哉が盲目の武士を演じた『武士の一分』。「製作委員会がバリアフリー版を作り、音声ガイド付きで上映されたんです。メジャーの松竹のお正月映画に音声ガイドが付いたのは、私たちにとって映画史に残るセンセーショナルな出来事でした」さらに’08年からは、シティ・ライツ映画祭を主催していく。これが人生の転機となったのが、当時は石川県で点字図書館に勤務していた全盲の田中正子さん(51)。「’10年春に第3回シティ・ライツ映画祭のことを知りました。『雨に唄えば』と『虹をつかむ男』の2本立てで、どちらにも音声ガイドが付くと知り、どうしても体験してみたくて、小松空港から飛行機に飛び乗っていました」映画を観終わったあと、田中さんは心地よい衝撃に浸っていた。「こんな夢みたいな体験ができるんだ、って。それまでもテレビで『タイタニック』を観て感動したつもりでいましたが、実は何もわかっていなかったんですね」こうした声に後押しされ、平塚さんは、いよいよ常設のバリアフリー映画館づくりに動き出す――。【後編】目や耳が不自由な人でも誰でも一緒に楽しめる「日本で唯一のユニバーサルシアター」を誕生させた女性へ続く(取材・構成:堀ノ内雅一)
2024年03月17日「『デパート!夏物語』は、百恵ちゃんの『赤いシリーズ』や『スクール☆ウォーズ』(すべてTBS系)を手がけた、あの大映テレビが制作した作品。“主婦が家事をしていてテレビ画面を見られなくても、音声だけ聞けば内容がわかる”という大映テレビの方針をプロデューサーの野添和子さんが受け継いでいたから、セリフはやたら説明くさいし、走って急に止まるときは“キーッ”という効果音が入ったりして、まるで漫画みたいな演出」こう語るのは、モト冬樹さんだ。新人デパートマンを演じる髙嶋政宏と、受付嬢役の西田ひかるを軸に、デパートで巻き起こる人間模様が描かれている。「自分の役どころは、髙嶋兄が起こす問題を処理するお客様相談室の担当者。いつもストレスで胃薬を飲んでいるときにトラブルが持ち込まれたりして、薬をプーッって吹き出すんです。これも大映テレビらしいわかりやすい演出(笑)。キレイに薬が舞うように、太田胃酸を使っていました」“わかりやすさ”は、セリフの発声にも求められたという。「ベテラン俳優が情感たっぷりの渋い演技をしても、音声さんから『もっと大きな声ではっきり言ってください!』って何回かダメ出しされて……。聞いているこっちがハラハラしていました(笑)」撮影ではいつも、お客様相談室課長役を務めた小林稔侍と一緒だったという。「怖そうな顔をしているけど、すごく親しみやすい人。走ってドアにぶつかるシーンでは、思わず『あ?ん』と声が出ていました。あの顔で『あ?ん』ですからね(笑)」ドラマの舞台となったのは、実在した伊勢丹相模原店。「現場に入るのは朝早く、よく渋滞する時間帯。いつも時間ギリギリになるものだから、稔侍さんからは『遅刻になるから、オレより早く来るなよ』って念押しされていました」そんな小林も、撮影中に機嫌を損ねることがあったという。「『オレは絶対にそんなセリフ言えない』とか、譲れないところもあったようです。長く撮影していると“これはイライラしているな”とわかるんです。そんなときは、案の定『帰る!』と言い出して、スタジオから出ていっちゃう。しばらくしてプロデューサーになだめられ、バツが悪そうに戻ってくるのも、稔侍さんらしさがあってね。すごく大好きで、お世話になった先輩。久しぶりにお会いしたいですね」■『デパート!夏物語』(TBS系・1991年)実在した伊勢丹相模原店を舞台に、入社3カ月の高山大介(髙嶋政宏)と受付嬢の鈴木小百合(西田ひかる)が織りなすラブコメドラマ。 前向きすぎる性格の大介は小百合の父・哲男(小林稔侍)から「バカ まっしぐら」とあだ名をつけられた。
2024年03月17日映画館がある。そこは日本初にして唯一のユニバーサルシアターだ。ユニバーサルとは、身体能力の違いや年齢、性別、国籍にかかわらず、すべての人が普遍的に、という意味をもつ。障害者と健常者の区別も、子連れや盲導犬同行への無理解もない、誰もが幸せなシアター・オブ・ドリームス。夢を実現させた女性とは──。■一度は廃業の危機に陥るも、音声ガイド付きの映画館づくりに奔走’14年11月、シネマ・チュプキの前身となる「アートスペース・チュプキ」が、北区のJR上中里駅前にオープン。「この活動のそもそものきっかけが『街の灯』でしたが、自分たちでつくる映画館の名前には“光”にちなんだもの、それも暗闇を照らす“月”にまつわる言葉を探しました。そして、ふとアイヌ語を調べていて“チュプキ”と出合ったんです。これだ、と」ところが平塚さんは、映画館開業のための手続きがさまざま必要なことを知らずに、オープン翌日から廃業の危機に陥るのだった。「お恥ずかしい話ですが、シティ・ライツ以来、目の前の困っている人のために何とかしたいとの思いだけで走り続けてきて、このときも事前に消防署や保健所への届け出が必要という興行場法のことすら知らなかったんです」結局、月4回しか営業できないという変則的な上映スタイルを受け入れるしかなかった。「でも、厳しい制限のあるなか、北区の地域文化振興の助成金交付の審査会場で、子育て支援のNPOグループのママさんたちと知り合い、それがのちの親子鑑賞室につながるんです」この前向きさ、ひたむきさが、再び新たな道を開いていく。「’16年の年明けでした。アートスペースの場所を大家さんの事情で立ちのかなくてはならなくなり、すぐに物件探しを始めました」そして見つけたのが、現在の場所。まだ工事中だったが、2階には15畳の防音室もあるという。「よし、ここで音声ガイドの録音もできるなと。さらにスケルトン状態だった1階に足を踏み入れた途端、ドンツキの正面にスクリーンのある光景がパーッと浮かんだんです。さあ、動き出せるぞと張り切っていた矢先、また難題が」設計会社の見積金額は1階の防音工事だけで1,500万円。愕然としてしまう。これまでずっと支えてきてくれた夫も、「どうやって、そんな大金を作るの。借金したとしても、責任は取れるのかい」と、今回ばかりは諸手を挙げての賛成とはならなかった。「その後、義父が説得してくれたようで、夫も『応援するから頑張れよ』と言ってくれました。シティ・ライツの仲間も『勝負するなら今でしょ、協力するから』と。わが家の貯金から補償金と敷金を払うことで賃貸契約を結び、防音工事の費用はクラウドファンディングで集めることにしました」5月にクラファンが始まると、8月には目標金額を超える1,800万円以上が集まった。平塚さんの15年越しの思いが、館内の設備一つひとつに込められていく。全座席に、音声ガイドを聴くためのイヤホンジャックを付けた。FM電波ではなく有線でつないでいるため、ノイズの混入もない。スピーカーにもこだわった。「音が目の代わりを果たすようにと、大ヒットアニメ『ガールズ&パンツァー』を手がけた音響監督、岩浪美和さんが協力してくださり。椅子も、渋谷のシアター・イメージフォーラムが同時期に座席の入れ替えをしていて、運よく譲り受けることができました」最後部の車いすスペースの背後には完全防音の親子鑑賞室もある。「赤ちゃんや子供連れの人はもちろん、暗闇や大音量が苦手な感覚過敏の人もいます。マスコミに取り上げられたこともあって、チュプキを“障害者のための映画館”と思われている人も多いようです。しかし、シティ・ライツは目の不自由な人が対象でしたが、ここでは、誰もが一緒に映画を楽しめるユニバーサルシアターを目指しました」オリジナルの音声ガイドは、2階の制作室で作られている。また興味深いのは、“障害者料金”がないことだ。「ここチュプキは社会的、環境的な障害者は存在しない映画館にしたい、と思っていたから。その代わり、介助者は無料にしました」’16年9月1日、いよいよシネマ・チュプキ・タバタがオープン。こけら落としはチャップリン特集と、アメリカの砂漠に立つモーテルでの人間模様を描いた『バグダッド・カフェ』だった。「この映画を最初に観たのは、大学2年のころ。姉のことでも深い悩みのなかにいて、登場人物に自分たちを重ねながら癒されていることに気付いたり。いつか私も、訪れた人を優しく迎え入れる砂漠のオアシスのような場所を作りたいと、初めて思いました」夜7時30分からの上映を、平塚さんは映写室で作業しながら観ていた。気付けば、流れてきた主題歌『コーリング・ユー』を聴きながら、涙が頬を伝っていた。「映写室からは、スクリーンがちょっと明るくなる場面だと、観客の表情が見えるんです。実は私、映画を観てるお客さんの顔を見るのが大好きで、その様子を見てたら、もうダメでしたね」映画を通じて、すべての人に寄り添っていくという平塚さんの夢が大きく動き始めた。まっすぐな思いは、周囲をも変えていく。商店街入口にある横山商店店主の横山政明さんは、「最初にバリアフリーの映画館ができると聞いて、商店街のみんなもちょっと心配してた。だって見たことのない世界だから。でも、そのうち盲導犬を連れた人が道に迷っていると、店先の誰かが『映画館ですか』『案内しようか』と、ときに肩に手をかけて声をかけるようになってた。平塚さんの映画館ができて、この街そのものが優しくなったように思うんだよ」■「人生を変える映画と出合ってほしい」。小さな映画館だからこそできることを「営業的には赤字の幅が少し狭まったくらいで、いまだに私は無給で働いています。でも、それができるのも、夫が常勤の仕事で支えてくれるからです。20歳のときの交通事故で失明した夫とは、シティ・ライツの活動を通じて知り合い、’03年秋に結婚しました。ものすごい努力家で、障害者雇用の先駆けともなった人なんです」上映の合間の午後2時過ぎ、隣の安売りスーパーで買ってきたというパックの野菜ジュースと菓子パンを頬張りながら、平塚さんは言う。取材に訪れた日、上映していたのは、ダウン症の弟とその兄が登場する『弟は僕のヒーロー』。観終わったばかりの観客のなかに、盲導犬を連れた、全盲の声楽家の天野亨さんがいた。「年間50回は通っています。この映画館は、私たち目の不自由な者を本当に映画を観た気にさせてくれる、楽園のような、なくてはならない場所です。できれば、日本中の都道府県に1館ずつ普及してほしい」現実に平塚さんのもとには、地元でユニバーサルシアターを開きたいという熱意ある視察者などが、全国から、さらには世界中からも訪れているそうだ。前出の田中さんは、現在では音声ガイドモニターを務めながら、ふだんも盲導犬と一緒に鑑賞するチュプキの大ファンのひとり。「洋画が好きで、毎年のアカデミー賞の話題作も、いつも観たいと思っています。ただ洋画に関しては、邦画に比べて、ほとんど音声ガイドが付いていないのが非常に残念です」現状では、音声ガイド付きの映画は、まだ公開作品全体の1割程度で、特に洋画は権利の問題などがあって困難という。しかし、それを嘆く前に、平塚さんの、できることから自分たちで果敢にチャレンジしていくという姿勢は変わらない。今週から上映される『「生きる」大川小学校津波裁判を闘った人たち』では、スクリーン下に手話通訳者の映像が入る“字幕・手話合成版”での上映となる。「小さな映画館だからこそ、できることもあるし、お客さんとの距離も近い。なかには、『ここで観た映画で転職を決意しました』という人もいます。あきらめてばかりの人生って、つまらないじゃないですか。かつての私のように、映画を観て一歩を踏み出してほしい。私には子供がいませんから、最近、特に若い人たちに、そんな人生を変えるほどの映画と出合ってほしいと思うんです」暗転した館内にともるスクリーンの光が、今日も、障害のあるなしにかかわらず、すべての人を温かく包み込んでいく。(取材・構成:堀ノ内雅一)
2024年03月17日3月12日、NHKは‘26年放送の大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主演に仲野太賀(31)を起用することを発表した。豊臣秀吉の弟、秀長を演じるという。例年の大河ドラマの発表のタイミングとの違いについて、NHK関係者が指摘する。「大河の主演俳優は通常4月に発表されるケースが多いのですが、今回は異例の“前倒し発表”となりました。これは、仲野さんに対する期待の表れと言えます」仲野はすでに複数の大河ドラマに出演を重ねてきた。「13歳で俳優としてデビューしましたが、その翌年には『風林火山』(’07年)で大河ドラマに初出演。そのときの演技が評価されて、4年後には上野樹里さん主演の『江』(’11年)に出演し、この作品では秀吉の子である秀頼を演じています。今回、仲野さんが31歳で大河の主役に抜擢された背景には、こういった実績への評価もありました」(前出・NHK関係者)第65作の大河で描かれるのは、戦国時代のど真ん中の物語だ。「織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の“三英傑”と呼ばれる戦国武将を描く物語は大河ドラマの“鉄板”ですし、局としても外すわけにはいきません。それを任せるほど、NHKは仲野さんの演技力を評価しています。また、『江』や『八重の桜』(’13年)などは大河の中であまり視聴率がふるわなかったのですが、そういった作品もしっかり支えてくれたことも、NHKの仲野さんへの信頼につながっているのです」(前出・NHK関係者)仲野がNHKからの信愛を得た理由はほかにもあるという。「‘19年に放送された『人体II遺伝子第一章あなたの中の宝物“トレジャーDNA”』をはじめ、仲野さんは複数回にわたってNHKスペシャルの語り(ナレーション)を担当していますが、それを任された俳優さんは数えるほどしかいません。このときの貢献度も大河主抜擢への大きなポイントになったと思います」(前出・NHK関係者)いっぽう、仲野の父親とえいば、『愛という名のもとに』(’92年、フジテレビ系)の「チョロ」役で知られる中野英雄(59)だ。「中野さんはトレンディドラマで一躍人気者になりましたが、実際の彼は『劇団一世風靡』出身で、柳葉敏郎さんの付き人からスタートしたバリバリの硬派。トレンディドラマ出演後にはVシネマに舞台を移したほどの“コワモテ”でしたが、太賀さんがデビューしてからは『アイツの迷惑になるようなことはできない』と、それまで以上に“グレーな付き合い”に神経質になりました。『太賀は俺の人生を変えてくれた』とも言っていましたね」そう語るのは、中野を古くから知る俳優仲間だ。「中野さんはお酒をいっさい飲めないのですが、そういった席でも、昔から息子さんのことを嬉しそうに話していました。『太賀の感性は素晴らしい。演技力はおれにはないものを持っている』といつもベタ褒めしていたのを覚えています」NHKも実父も太鼓判をおす、仲野太賀の演技力。それが大河ドラマでどのように発揮されるか、いまから楽しみだ――。
2024年03月16日《映画『FLY!/フライ!』本日公開です!!!観てね!》3月12日、Instagramを更新し、声優初挑戦作をPRしていたのは俳優・黒川想矢(14)。カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した映画『怪物』で、主演・安藤サクラ(38)が演じるシングルマザーの息子役を好演。3月8日におこなわれた日本アカデミー賞授賞式で、新人俳優賞を受賞するなど、将来が期待されている。そんな黒川が所属しているのは、『あぶない刑事』シリーズでおなじみの名優・舘ひろし(73)が`21年に立ち上げた芸能事務所・舘プロ。「黒川さんは’21年放送のドラマで舘さんと共演しました。その際、舘さんの現場での立ち振る舞いなどに憧れ、『入れてください!』と舘さん本人に直談判し、事務所入りしたという経緯があります。舘プロは基本的には石原プロモーション時代の後輩たちで構成されているため、黒川さんは異色です。黒川さんがカンヌ国際映画祭へ出席が決まったときには、舘さんが“一張羅”のタキシードをプレゼントしていました。黒川さんはそれを“舘シード”と呼び、大切に保管しているといいます」(芸能関係者)’22年8月に、黒川の舘プロ加入発表に際して、舘は「僕は子がいないけど、子育てってこんな感じかな。責任を感じる。石原裕次郎さんや渡哲也さんのように、人としてのあり方を背中で語りたい」と語り、さらに「(作品で)いずれ2人でバディを組みたいね」と夢を語っていた。しかし、そんな舘からすると複雑な心情であろう出来事がーー。「複数の大手芸能事務所が、将来有望な黒川さんの“引き抜き”を画策しているという話をよく耳にします。これから“争奪戦”になるかもしれません」(前出・芸能関係者)未来の“怪物”俳優・黒川の所属が“あぶない”!?百戦錬磨の舘なら「関係ないね!」と言いそうだが…。
2024年03月16日Xで人気沸騰中の人間まおがミドルエイジのモヤモヤを描く連載コミック!【あらすじ】幼いころから“長男教”の母に、兄と比較され、虐げられてきたようこ。結婚後は実家と距離を置いて過ごしてきた。しかしあるとき、母から唐突に「私たちの世話をしなさい」と連絡が来て……。《つづく》> 前回:「それに比べてあんたはグズだねぇ」兄ばかり大事にする母(1)【PROFILE】人間まお’18年に『くず系女子。』(KADOKAWA)でデビュー。現在はサルのあげおと共存の日々を送りながら、日常のあるあるをゆる~く描いた漫画ブログが大人気。4月から『おはスタ』(テレビ東京系)で「あげおとティム」のアニメ放送がスタート!
2024年03月16日「よろしくお願いいたします」ビジネスメールでは常套句ともいえる一文に注目が集まっている。きっかけはX上のあるユーザーの投稿。そのユーザーは「よろしくお願いいたします」の「いたします」部分について、ひらがなで「いたします」と書く人の方が“仕事ができる”と感じるという。確かに「よろしくお願いいたします」や「よろしくお願い致します」、両方とも漢字の「宜しくお願い致します」など、メールの送り主によって表記が違うことを目にしたことのある人も少なくないだろう。これには共感する人が相次ぐ一方で、毎回わざわざ漢字にしていたという人など、さまざまなコメントが寄せられていた。《めっちゃわかるー》《漢字で書いていた…》《致しますから社会人経験を経ていたしますに変わったァタイは仕事出来る人になった可能性が微レ存…?》《ただ単に「よろしくお願い致します」より「よろしくお願いいたします」のが柔らかいからそっちにしてたわ笑》では、“よろしくお願い致します”と書くのは良くないのだろうか?一般社団法人日本ビジネスメール協会で講師を務める直井章子氏に解説してもらった。「まず前提として、“正しいか否か”という見解は、私どもから申し上げるのが難しいものがあります。例えば、ある辞書を引くと『いたす』という言葉自体は漢字表記で記載されています。『いたす』という言葉は、動詞の場合は漢字表記で『致す』、『する』の丁重な言い方では仮名書きにしてもよい、と載っています。『不徳の致すところ』や『私がいたします』などです。補助動詞の場合、名詞に『いたします』をつけて『する』の丁重な言い方をするときは『帰宅いたします』など、ひらがなで例が載っています。通常の表記に関しては、補助動詞はひらがな書きが望ましいと、文化庁の報告や、共同通信社の“記者ハンドブック”、講談社の校閲局が発表している用語の辞典などに記載があると思います。それらを踏まえて見ていくと、『お願いいたします』の場合の『いたす』は補助動詞であるため、ひらがな表記にするといった使い分けが1つ基準として存在はしているかと考えています」また、「よろしく」なのか「宜しく」なのかについては次のように解説する。「『よろしく』というのは副詞で、常用漢字表にない音訓です。こちらも仮名書きにしてもよい、とされています」だが、直井氏は漢字で書いたからといって“間違いである”とは言えないと話す。「例文として伺いました『よろしくお願いいたします』に関しては、お話したような解説が可能だと思います。ただ、“正解、不正解”、“いい、悪い”では言葉を語れません。今回のテーマについては、言葉をお使いの方の仕事内容や置かれている状況であったりなども影響があると思います。なので、一概に”いい、悪い”で語りきれない部分もあって、だからこそ注目を集めたテーマなのかなと推測します」
2024年03月16日《『10th Anniversary LIVE VIEWING TOUR 2023 -Nissy Meets You-』の会場に設置していた「令和6年能登半島地震 緊急支援募金」募金箱に、皆さんが届けてくれた、たくさんの温かいお気持ちを3月9日、10日に現地に届けてきました》3月12日、Instagramにこう綴り、石川県でボランティア活動を行ったことを報告したのはNissyこと西島隆弘(37)。全国30会場を巡るライブツアーの最終公演が3月8日に福井で行われ、そのまま石川に移動して支援を行っていた。能登半島地震の発生直後の1月5日に、西島は個人で1000万円を寄付している。その際、「長期的な支援が必要となることも予想し今は一旦、僕の立場で最短でできることを考えた」とコメントしていたが、今回は“長期的な支援”の一環だったようだ。石川での様子を芸能関係者が明かす。「炊き出しに加え、西島さんのツアーに帯同していたトレーナーによる被災者へのマッサージもあったそうです。心身の疲れをとり、リラックスできる時間になれば、という心遣いだったそうですよ。また、下水設備が復旧していないなかで洗濯・お風呂などの排水が生じるため、環境に配慮した無添加の石鹸を配布するなど、物資の提供にも気を配っていたようです」(芸能関係者)西島はこれまでも災害に対して多数の支援をおこなっている。’20年はコロナ禍に際し医療従事者支援に1000万円、オーストラリアでの森林火災支援に10万ドル。’23年にも、集中豪雨に見舞われた秋田県や福岡県にそれぞれ1000万円と、トルコ・シリア地震に1000万円を寄付していた。この4年間で寄付総額は6000万円を超える。「3月12日のInstagramのライブ配信では実際に被災地・石川県を訪れた経験から、今後、ボランティア活動を考えている人に向けて具体的なアドバイスもしていました。金銭面での支援はもちろんのこと、西島さんのアーティストとしての影響力は被災地のさらなる支援に繋がるのではないでしょうか」(音楽関係者)1月29日に本誌は同ツアーの新潟公演から新幹線で帰京する姿を目撃していた。10人近いスタッフを従え、圧倒的なオーラを放っていた西島。やはりスターは格が違うようだーー。
2024年03月16日今から50年以上も前、大阪で開催された万国博覧会。月の石や“未来”の家電に心を躍らせたあの時代が、ドラマでよみがえる!昨今ブームの昭和のなかでももっとも“ワクワク”に満ちていた高度成長時代、橋本環奈が見せてくれる女性像って?「私が演じる今日子は、猪突猛進で、いろんなことを自分で切り開いていく力があって、とても魅力的な女のコです。自分自身の夢をかなえるために突き進んでいくところがカッコいいなあと思いました」3月24日放送のスペシャルドラマ『万博の太陽』で主演を務める橋本環奈(25)。彼女が演じるヒロインの朝野今日子は、’70年に大阪で開催された日本万国博覧会でコンパニオンとして働き、世界中の人々と交流するという夢を持っていた。居候先の大阪の親戚に励まされながら大きく成長していく姿が描かれるが、伯父役の唐沢寿明と激しく口論する場面も。「私自身、自分が思ったことを素直に口に出すほうなので、今日子のそういうところは似ていると思いました。唐沢さんとは初共演でしたが、本当に裏表のない性格の方で、とてもやりやすかったです。私と唐沢さんの驚くようなシーンがあるのですが、私への気遣いで『気にしなくていいから』と言っているというよりも、本当に心から思っているんだろうなあという印象で、言葉に真実味がありました」昭和ファッションは、「とても新鮮だった」と橋本。万博で働く女性の制服に身を包み、人間洗濯機など当時の最新技術にも初めて触れた。「コンパニオンや私が着た衣装は、当時の写真で見たデザインがそのまま再現されていて、とてもかわいかったです。大阪万博で人間洗濯機がとても注目されたことも初めて知りましたが、リアリティを出すために相当、スタッフのみなさんがこだわったと聞きました。日本の高度成長期は、いろいろなことが大きく変わって、古いものと新しいものが混在していた時代だったんだなあと改めて感じました」テレビ朝日開局65周年記念番組の主演という大役を担ったことについてはどのように思っているのだろうか。「中園ミホさん脚本の素敵な作品に巡り合えたことはとてもうれしかったです。でも、主演だからと言ってあまり気負わず、ふだんどおりやれることをやることだけを考えて、今日子という人間味があふれるキャラクターを丁寧に、繊細に演じたいと思いました」とにかく大忙しの橋本だが、エネルギーの源は「食べることと寝ること」。「どんなに忙しくても、ちゃんとご飯を食べることはいつも意識しています。基本は食べたいものを食べるようにしていますが、そのとき食べたいものというのは体が欲しているものだと思うので、それでいいのかなあって(笑)。時間がなくて睡眠が取れないときは、3時間とか1時間半刻みで、ちゃんと計算して寝るようにしています。しっかり食べて、よく寝て、心も体も健康を保つことを心がけたいですね」【INFORMATION】テレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム『万博の太陽』テレビ朝日系、3月24日21時~’70年にアジアで初めて開催された日本万国博覧会を舞台に、万博で働くことを夢見るヒロイン・朝野今日子(橋本環奈)の青春と、その家族の物語を心温まるタッチで描き上げる(ヘアメーク:森本淳子・GON./スタイリング:鈴江英夫・H)
2024年03月16日平安時代に実在した“最強の呪術師”とされている安倍晴明。彼の若き日を描いた映画『陰陽師0』が4月19日より全国で公開される。本作の見どころのひとつが、壮大なアクションだ。今回、アクション監督・園村健介さん(43)に、主演の山﨑賢人さん(29)と作り上げたアクションや、参考にしたという羽生結弦さん(29)について語っていただいた。――今回、“安倍晴明生誕1100年”を記念した作品で、山﨑賢人さん主演で若き安倍晴明を描く、それを聞いただけですごくワクワクしますね。「そうですね。自分はアクションシーンしか関わっていないですが、セットも豪華で、すごいなと思いながら見ていました」――本作のキックオフイベントで、山﨑賢人さんが「晴明の人間離れした動きを表現するために、重力を感じさせないアクションに挑戦しました。アクション監督である園村健介さんが、羽生結弦さんの演技を見て着想を得たとおっしゃっていました」と話していたことについてお聞きしたいです。園村監督が羽生さんを参考にしようと思ったきっかけを教えてください。「羽生さんが『SEIMEI』というプログラムで、昔の映画『陰陽師』の安倍晴明役・野村萬斎さんの動きを取り入れていたのが頭の片隅にあって。暴力的にならずに追撃をかわしていくというアクションを構成するうえで、色々なイメージを想像したんです。マタドール(闘牛士)的なものとか。でも縦横無尽に動き回っていて、最も日本らしさ・晴明らしさがあるのは、フィギュアスケートだなと。滑りのニュアンスをアクションに取り入れたら、より面白くなるかなと思いつきました」――羽生さんの『SEIMEI』は何度もご覧になったのでしょうか?「はい。基本的には、動きをトレースするというよりは、華麗な雰囲気のヒントとして見せていただきました。強いて言えば、羽生さんは、くるくる回って助走をつけてから、ジャンプを跳ばれますよね。そのやり方は、予告にもある、高い靴を履いた山﨑さんが回転しつつ追手から逃げるシーンの参考にしました」――術に入るとき、山﨑賢人さんは左手で印を結びますが、あれも羽生さんを参考にしているのですか?「そこは呪術の専門の先生がやってくださいましたね」――他に監督が担当されたアクションは?「竜の幻と戦うところなど、大きい動きのある場面は立ち会わせていただきました。あとは僕らの仕事として、役者の方々が怪我をしないよう安全管理もしました」――撮影で苦労されたところはありますか?「やっぱり、さきほどもお話しした山﨑さんが回るシーンですかね。呪術っぽい、CGを使うアクションが多い中でも、ここは肉体的な躍動感で魅せるシーンなので、一番大変でした。撮影本番は3日間ぐらいでしたが、リハーサルは約2カ月前から重ねていました」――稽古はどういう風に進められたのでしょうか?「まず、僕らやスタントマンが実際に動いてビデオコンテを作ります。佐藤嗣麻子監督からOKがでたら、今度は役者さんに見せて教えます。ワイヤーなど、特殊な技術が必要なものもあるので、山﨑さんに練習していただきました」――山﨑さんが「重力を感じさせないアクション」とおっしゃっていたシーンですね。ちなみに、監督が“羽生さんから着想を得た”という話を山﨑さんにされたときは、どんな状況でしたか?「さっき話したビデオコンテを山﨑さんに見ていただいたときに、実は山﨑さんのほうから質問されたんですよ。僕が言う前に、映像を見て『これ、羽生さん意識してますか?』って」――山﨑さんが気づかれたんですか!「そうなんです。山﨑さんも『SEIMEI』は覚えていたんだと思います。『よくわかりましたね』と話しました」――どこをご覧になってそういう風におっしゃったんですか?「全体的にだと思いますね(ビデオコンテを見せながら)」――たしかに、本当にアイスリンクの上で動いているみたいですね。フィギュアのスピンやイナバウアーに似た動作もあります。山﨑さんは他になにかおっしゃっていましたか?「こんなに大変とは思っていなかったみたいで、『台本よりもアクション多いんですね』って驚いていました(笑)」――こういうのは1日どのくらい稽古をするものなんですか?「休憩を挟みつつ、3~4時間やっていました。撮影と並行して、その合間を縫って2カ月間練習しましたね。2年前のことなので正確には覚えていませんが……。その日、ビデオコンテを見て、お互いの共通認識はもう固まったんですよね。山﨑さんは、『キングダム』や『ゴールデンカムイ』など、どちらかというと感情を表に出すようなアクションが多かったんですけど」――感情を爆発させるような感じですね。「はい。今回はミステリアスなアクションで、質が違ったので、『ちょっとギアを変えないとな』と言っていました」――すごいですね。やっぱりそういう風にお考えになるんですね。なにか、園村監督から注文されたことはありますか?「『あまり感情が出ていないように見える動きで』とは常に言っていました」――難しそうですね。「そうなんですよ。身体は躍動感が必要ですが、感情は抑えなきゃいけないという、すごく難しいことを。それに多分、呪術は指の形まで結構細かいので、指先まで気遣いながらやっていたと思います」――そこもフュギュアスケートのようですね。「はい。似てる感じがすごいしましたね」――撮影のためにやっぱり体を鍛えたりとか?「していると思います。陰陽師にはない動きなんですけれども、うちのスタントマンを捕まえて、自分でミットとグローブを持ってきて、休憩時間にミット打ちとかやっていました。遊びの延長ではあるんですけど、『ちょっとパンチ教えてください』って」――練習でもあり遊びでもあるんですね。「体を動かして、身体操作のスキルを上げたいのだろうと思います」――山﨑さんが一番苦労されたと思うところは?「ワイヤーアクションですかね。一般の方が想像するよりすごく難しい技術なので、1個の技をずっと練習していることもありました。今回の場合、空中フォームの美しさが必要だったり、着地もあまりぶれちゃいけなかったりとか、さらに難しかったと思います」――着地もぶれないって、本当にフュギュアスケートみたいですね。「はい(笑)」――監督としては、山﨑さんのアクションの出来映え点は?「想像以上でした。100点以上ですかね(笑)」――すごいですね。山﨑さん自身も満足されていましたか?「比較的みんな満足して、“次のカット撮ろう”と進んでいきました。ただ納得がいかなくてやり直すシーンも多少はありましたね。人を蹴って空中で回転して、そのまま着地するみたいなカットがあったんです。着地と回転が両方ともうまくいくまで繰り返していました」――映画、楽しみですね。そういえば今回、山﨑さんが羽生さんのお名前を出したことで、羽生さん側から反応はありましたか?「自分のほうには特にないですが、SNSで触れてくれた羽生さんのファンは結構いらっしゃいました。羽生さんが直接この作品に関わったわけではないですが、羽生さんのファンの方々も見に来てくれたらうれしいです」――撮影をしていて、羽生さんと山﨑さんの間になにか共通点は感じましたか?「シルエットがシャープで、安倍晴明のイメージに適しているところですかね。山﨑さんは役に合わせて体型を調整していて、『陰陽師0』が終わって、『ゴールデンカムイ』の撮影ではかなり筋肉をつけていました」――なるほど。素の山﨑さんってどういう方ですか?「すごく面白いですね、ジョークも結構言いますし、僕らアクション部の人間に対しても、すごくフレンドリーに接してくれます。一緒にいる時間が長かったので、会話もたくさんしました。現場全体の雰囲気が和やかで、楽しく撮影していた記憶があります」――陰陽師という題材でこだわったところは?「江戸時代などに比べて、平安時代を描いた映画は少ないのもあって、衣装が普段の時代劇とは違いましたね。(山﨑さんが履いていた高い)靴もそうで、やっぱりアクションにも影響しちゃうんで」――動きづらいですよね。それに慣れるのも大変だったんじゃないですかね。「袖がとても長くて、アクションで絡んじゃうこともあるので、『これ用の動き方を考えないといけない』みたいなことは山﨑さんも言っていましたね。他の作品だとジャージでリハーサルをするんですけど、今回は袖のさばき方なども考えて、仮の衣装を着用してアクションを練習していました。大きく手を振ると顔にかぶっちゃったり、烏帽子が思ったより高くてぶつかっちゃったり」――皆さんのご苦労が詰まった作品ですね。これは是非、羽生さんにも……。「羽生さんにも観ていただきたいですね、おこがましいんですけど(笑)」
2024年03月16日米フロリダ州パラトゥカで、自分の娘を500ドルで売り渡そうとしていた女が児童虐待の罪で逮捕された。パラトゥカ警察の発表によると今月初旬、ジェシカ・ウッズ容疑者(33)は数日にわたり1歳半になる娘を連れて地元の商店街をうろついていた。ウッズ容疑者を頻繁に見かけていた店の従業員が「何か助けが必要ですか?」と尋ねると、容疑者は「何もいらない」と答え、娘を500ドル(約74000円)で売りたいと持ちかけてきたという。従業員が断ると、ウッズ容疑者は娘を残したまま、1人で立ち去ってしまった。その後赤ちゃんは警察に届けられ、児童家庭局によって保護された。ウッズ容疑者は7日、児童虐待と育児放棄の容疑で逮捕、拘留された。赤ちゃんは里親に引き取られ、安全に過ごしているという。
2024年03月15日ネット上で、焼肉食べ放題への苦言が波紋を呼んでいる。3月14日、4千円の食べ放題に訪れたとする人物がXに、牛タンの画像とともに“上タンをたった50人前食べたら、店長に激怒された”と投稿した。これほどの量を頼む人は過去にいないと、店長に主張されたという。この人物は好きなだけ食べることが許されないのであれば、食べ放題を辞めるべきではないかと意見を示していた。さらに同店で提供されていた上タンは、食べ放題としてではなく注文した場合、一人前が1408円することから、“仕入れ値は300円を超える”と予想し、50人前だと15000円かかるため、食べ放題で提供すること自体がリスクとなるのではないかと持論を展開。“店長の悲痛な訴えだったのでは”と推測したうえで、私には関係がないと綴っていた。これがネット上で物議を醸すと、A氏は冷麺やカルビ、サンチュなどほかのメニューを頼んでいたことや、食べ残しをしなかったこと、店員には文句を言わずに“マジギレ”されてからは、普通のタンを頼んだことを補足していた。この苦言に対して、SNS上では賛否が真っ二つに。投稿者の主張を支持する側の意見としては《例外規定がないなら食べ「放題」なんだから100人前食べようが問題はありません》《これは店が悪い、既に判例で食べ放題である以上はどんだけ食べてもいいってなってる。同じのばっかり食べられるのが嫌ならタンは三人前までとか制限しとけって事やしね。》などの声が多数あがっていた。一方で、モラルが欠けているのではないかとの指摘も。《ルール上悪くはないが、配慮したら良かったんじゃないか?下手したらその店食べ放題やめるかもしれんぞ?》《食べ放題にも多少のモラルって必要やと思うの》《モラルの問題よね》
2024年03月15日現在、海洋調査船「TARA号」に乗りながら航海をしている落合陽一氏(36)。レギュラー出演している『news zero』(日本テレビ系)にも海上からオンラインで出演している。斬新な挑戦をし続けている落合氏だが、手がけるプロジェクトだけでなく見た目も大胆にチェンジするときがあるようだ。Xにて、とあるユーザーが昨年6月6日に落合氏が『news zero』に出演した際の画像を引用し《この髪型の落合陽一からしか得られないや栄養がある》と投稿。そこに映る落合氏は、頭の高い位置で二つのお団子結びという髪型をしており、普段とは違ったかわいらしい姿だった。この投稿には《フワちゃんかと思いました》《アンミカと仲良さそう》《かわいい(困惑)》《ギャルかわいい》《素敵な髪型や》などのコメントがつけられ、過去の髪型が再度注目を浴びることとなった。3月14日には、落合氏自身もこの投稿を引用し《わかる》と反応。続けて《ちなこれヴィジョンプロニキ発表の回なのジワル》と、AppleのVRゴーグル「Apple Vision Pro」について取り扱った回だったと言及した。お団子スタイルは落合氏もお気に入りのようで、《自己紹介スライド左のミャクミャク写真が多いんだけど,右のがいいんかな.(昨日ちょうど海外研究者に話すのに左だったが,明日は右で行くか)》と投稿。今回の盛り上がりを受けて、プロフィール写真にすることを検討していた。
2024年03月15日「“太賀が大河”ということで、三段オチみたいですが」2026年から放送されるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主演に決まった仲野太賀(31)、3月12日の会見では、自分の名前をイジる余裕を見せた。この会見で、制作統括の松川博敬氏が、抜擢の理由について語った。「まず豊臣兄弟をやろうという企画があがり、秀長を主人公にと決めた時に名前があがったわけですが、満場一致というか、仲野太賀しかいないなと。これは理屈というより、直感で決まりました。(私は)大賀さんとは本木雅弘さん主演の『流行感冒』という単発ドラマでご一緒したことがありましたので、人柄はそこでよく知っておりました」2006年に俳優デビューしてから、仲野は多くのNHK作品に出演している。「2007年の『風林火山』以来、『豊臣兄弟!』で6作目の大河出演となります。連続テレビ小説も『あまちゃん』のほか、4月スタートの『虎に翼』にも出演します。二世色を払拭したいと、かつては『太賀』という芸名で活動をしていました。ドラマや映画にも数多く出演し、確かな演技力で“父超え”を果たしたとの声も少なくありません。勢いに乗っている実力派俳優の一人です」(テレビ局関係者)父は俳優・中野英雄(59)で、仲野は次男。「2021年に出演したバラエティ番組で仲野は父の“激甘”エピソードを明かしています。苗字を隠して活動しようと決めていたにも関わらず、父の中野はSNSで『ウチの二男、太賀がでます!』などと、宣伝に励んでいたそうです。仲野は番組で『毎作品、毎話感想を送ってくれる。親バカがひどくて……』とも苦笑しながら語っていました」(前出・テレビ局関係者)だが実は中野はかつて、雑誌のインタビューに“体育会系”の教育について明かしていたこともある。《2人とも男の子だからだろうけど、いろんなことを体で覚えてほしいと思っています。たとえば、人にぶたれたときの痛みとか、親父に殴られたときの痛みとかも、殴られて初めて『ほら、こんだけ痛いだろ』と。人に対してそういうことしたら、人はこんだけ痛いんだよって覚えてもらいたい。ウチは体育会系だね。もう僕の声だけでびびっちゃってますから(笑)》(『Como』2001年6月号、以下同)体罰も辞さないと語っていた中野。仲野は当時8歳、23年前という時代背景もあり、いま読むとやや“不適切”にも思える教育論は続く。《僕自身、かなり悪ガキだったんで、タバコとか不良性があるものには、あまり怒りませんね。タバコなんて、小さい頃『ほら、吸えよ』ってわざと言ってる。そうすると、吸わないんだよね》《コイツ(太賀くん)が母親に『オメーよ』なんて、冗談で言っても怒る。素っ裸にして表にブン投げたこともあります》“声だけで子供をびびらせる父”はいつから“激アマ父”になったのか。その時期は定かではないが、仲野太賀の大河主演成功を、いちばん望んでいるのは父・中野英雄であることは間違いなさそうだ。
2024年03月15日チャンネル登録者数64.3万人越えの人気YouTuberグループ・EvisJapが公開した動画が、ファンの間で波紋を広げている。3月13日に『たくが会社員に戻ります』というタイトルの動画を投稿。‘22年4月からEvisJapのメンバーとして活動しているたく(30)が、リーダーのふじ(31)とサシ飲みをしながら、EvisJapで活動しながらも保険会社で働き始めると報告。その理由を「EvisJapの経営状況ってすごい悪かった」といい、’23年8月に、翌月子供が生まれる予定だったたくは「このままだと子供ができてから俺家賃が払えないくらいやばい」と感じたと語っていた。そこで個人のYouTubeチャンネルなどを利用し、インフルエンサーとしての収入を増やそうと努力するも、子供を養っていくに十分な収入は得ることができず、3月から週に1〜2日、保険代理店で働き始めたというのだ。続いて話は、EvisJapのYouTubeチャンネル運営などを行う株式会社EvisJapの経営状況に。今は改善傾向にあると、断ったうえで、ふじは「月に20万とか30万とかしか渡せないって状況やったもんね。もう赤字なんよずっと。だからマイナスよ。本当はもう給料みんな0みたいな状況なんよ」と告白。さらにこの余波で「12月末で僕ら裏方いなくなったんですよね。みんな。ひろとと、ともきと、さなぎが裏方としていたんですけど、一旦みんな退職っていう形です。本当にまあ、会社の状況が本当にやばかったってのもあるし、それぞれの理由もあるんだけどね」と裏方が全員辞めたと公表したのだ。窮地にあるEvisJap。今後についてはたくが「ここ一個でかい山だよね。いま」と大きな挑戦が控えていることを仄めかすと、ふじは「そうだね。いっちゃうと、いまね借金は1億2000万あります。正確に言うとまだ7000万なんだけど、さらに5000万借りるっていう交渉をね。今している途中で。まあでも攻め。攻めの借金」と希望もあると話していた。内情を包み隠さずに明かしたEvisJap。YouTube動画のコメント欄にはファンの心配する声が多数あがっていた。《これが現実かぁ。悲しいな、また盛り返してくれ。》《学生ノリでやるのはいよいよ痛い年齢なのかもなぁぁ。。悲しいけど》《ひろと、さなぎ、ともき退職してたんだ、、》《最近のえびじゃは夢の終わりを見ているようで辛いです。ここで終わるはずはないと思いつつ、皆んなが幸せになることを願ってます》
2024年03月15日真木よう子(41)を真似た“不適切動画”が非公開となったハリウッドザコシショウ(50)。だがネットスラングで言われる「消すと増えます」のように、皮肉にもバズり続けてしまっているようで……。遡ること2月18日放送の『だれかtoなかい』(フジテレビ系)に出演した真木。番組放送中にInstagramでライブ配信を行ったが、不安定な言動にファンから心配の声が上がっていた。「番組について視聴者から“Xでトレンドになっている”とのメッセージが届くと、突如として真木さんは『見るなよ!』と半泣きで絶叫。手に持っていた警視庁のマスコット『ピーポー君』を叩きつけながら、『見てほしいものは見てくれなくて、見てほしくないものだけ見る……』と憤っていました。さらに同日には元プラス・マイナスの岩橋良昌さん(45)が、Xで“真木さんにエアガンで撃たれた”と投稿。真木さんは同月22日までに行ったTikTokのライブ配信で『やってねぇってんだよ』と全否定しましたが、双方の言い分は真っ向から対立することに。これらライブ配信の内容はそれぞれ異なりますが、ほぼ同じタイミングだったためSNSでは真木さんの話題に関心が高まっていました」(WEBメディア記者)SNSがザワつくなか2月25日深夜に、「誇張しすぎた真木よう子」と題するネタ動画を自らのYouTubeチャンネルに投稿したザコシ。しかしこの“イジり”が、さらに真木を追い詰めてしまったようだ。「ザコシさんがネタにしたのは、真木さんが『見るなよ!』と興奮していたインスタライブの方でした。あっという間に再生回数が伸び、SNSでも大バズり。ザコシさんは“誇張しすぎた”シリーズで、福山雅治さん(55)など数々の著名人をモノマネしてきました。これまでそのことによって大きなトラブルに発展することはなかったのですが、今回は異なりました。真木さんは3月7日深夜に、病院で治療していることをInstagramで告白。さらにザコシさんのモノマネ動画が原因で、《吐くほどの拒食症になり》と綴っていたのです。翌日に更新された投稿では、真木さんのパートナーと思われる人物が《真木よう子をこうしたのは、ザコシと岩橋》と記載。真木さんが病院のベッドに横たわる写真が添えられていました。ただ、どちらの投稿もすぐに削除され、真木さんを心配する声が広がっています」(前出・WEBメディア記者)ザコシの動画が視聴できなくなったのは、この直後だった。ザコシが所属するソニー・ミュージックアーティスツは3月8日、公式サイトでザコシの当該動画を“不適切な表現”があったとして非公開にしたと報告。真木の名前は出していなかったが、《不愉快な思いをされた皆さまには、心よりお詫び申し上げます》と謝罪した。この対応によって、一件落着のようにも思えたが……。「ザコシさんは違法アップロードされたコンテンツにも、YouTube側に著作権侵害の申し立てを行って削除しているようです。ですが動画の非公開をきっかけに、かえってSNSで話題が盛り上がってしまっているのです。現在も切り抜き動画が拡散していますし、ザコシさんが動画内で発していた『ティンコンカン』のワードを使うユーザーも続出。いっぽう真木さんの状況は、明らかになっていません。SNSでの盛り上がりを目にしてしまえば、またショックを受けてしまうかもしれません」(前出・WEBメディア記者)ザコシの“不適切モノマネ”騒動は、思わぬかたちで余波が広がってしまったようだ。
2024年03月15日