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1月14日、横浜アリーナで「男・出川哲朗 還暦祭り in 横浜アリーナ」が開催された。その名の通り、来月還暦を迎える出川哲朗(59)を祝うイベントで、集まった観客は約1万2千人。ゲストにも有吉弘行(49)、ウッチャンナンチャン、さまぁ~ず、ナインティナイン等、豪華な顔ぶれがそろった。ウッチャンナンチャンがデビュー当時のコントを披露したり、ヤクルトスワローズの村上宗隆選手(23)がVTRでサプライズ登場したりと盛り上がったあと、出川がフィナーレとして憧れの矢沢永吉(74)の楽曲を熱唱。「これからもまだまだリアクション芸人を続けるつもりですが、60~70歳も近くなるとおじいちゃんっぽくなってしまいます。そんな時もかわいそうと思わず、笑ってくれると嬉しいです!」と“おじいちゃん”になっていく自分への応援を呼び掛け、幕を閉じた。そんな出川だが、実は“三大NG”があるという。以前、その事実をラジオで明かしたのは東野幸治(56)。ロケで共演した際、出川自らNGを出す姿を目撃したという。一つ目が“メガネ”姿。「出川さんのメガネNGって知ってる?」とアシスタントに問いかけたあと、「要はおじいちゃんみたいに見えるから。『これもうダメだよ、もうこれ映したらダメだよ』つって。普段コンタクトやけど、メガネ、それもレンズが分厚いから。ちょっと俺らからしたら面白いし、ギャップあっておもろいと思うんだけど、本人的には『カワイく見えないからダメ』って言って」(『東野幸治のホンモノラジオ』、1月5日深夜放送)と語った。残る二つは“ひげ”、そして“白髪”姿だ。「出川さんはもう、そのひげも必ずT字で剃る。ひげ剃ってるところもダメ、無精ひげもダメ。なんかあのマスカラみたいな黒いやつでなんか白髪隠しで、全部自分で生え際の白いところも、全部黒くすんのよ。で、おもろいから撮ってたら『ダメだよ。これ本当にやめてね』って」(同上)イベント後の取材では「仕事を頂けるかぎりはリアクション芸人でいたい」と語っていた出川。まだまだ“おじいちゃん”な姿は見せずに、現役で進み続けるのだろう――。
2024年01月17日「納豆を朝食の定番としている人が多いと思いますが、腸の働きは就寝中にもっとも活発になるため、夕食時に納豆を食べたほうが、健康効果をすべて取り入れられます。インフルエンザや風邪にかかりにくい体を作ることが期待できます」そう語るのは、栄養士であり料理研究家の若宮寿子さん。納豆の健康効果に注目し「酢納豆」などアレンジ料理を生み出してきた若宮さんに、免疫力を高める納豆の効果について聞いてみた。■腸内環境を整えることが免疫力アップにつながる「インフルエンザウイルスなど体内に入ってきた病原体は、白血球などの免疫細胞が撃退します。免疫細胞の7〜8割は腸に存在し、そこから血液に乗って全身をパトロールして、ウイルスや病原菌を見つけては攻撃します。つまり体の“防衛基地”である腸内環境のよしあしが免疫力アップのカギを握っているのです。納豆には腸内細菌のエサとなったりお通じをよくしたりして腸内環境を整える食物繊維が豊富。さらに納豆菌は腸内環境を改善する善玉菌の強力な応援団でもあります。腸内には善玉菌と悪玉菌がいてそれぞれ勢力拡大を狙っています。大豆から納豆に発酵する過程で『ジピコリン酸』という、抗菌作用が強い物質が作られ、それが悪玉菌を弱らせて善玉菌を元気にさせます。その結果、腸内環境が整い、免疫細胞を活発にするのです」免疫力をアップさせインフルエンザや風邪を予防する効果がある納豆菌だが、腸にずっとすみ着くわけではなく、すぐに便で排出されてしまうという。「納豆菌は腸を通過するときに強力な“応援団”として、善玉菌をサポートします。そこで毎日、腸のぜん動運動が活発になる就寝時に合わせ、夕食に納豆を食べることが重要です。納豆をシンプルに食べるよりも、多様な栄養素と組み合わせることで免疫効果もさらにアップ。納豆をほかの食材と組み合わせることで毎晩でも飽きずに食べつづけることができるでしょう」(若宮先生、以下同)そこで、この冬の晩ごはんの定番にしてもらいたいインフルエンザに克つ「レインボー納豆」を紹介してもらった。「納豆には良質な植物性タンパク質が多く含まれています。タンパク質は免疫細胞が病原体を攻撃するときの目印となる『抗体』の材料になる栄養素でもあります。免疫細胞がより力を発揮しやすいように動物性タンパク質が豊富な『しらす』(じゃこでも可)を加えるのがコツ。しらすには免疫細胞の働きをよくするビタミンDもたくさん入っています。また『メカブ』は善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維が豊富。善玉菌が活発になることで腸内環境が整いはじめるのです」体内に取り込まれた酸素の一部は、体をサビつかせる有害物質“活性酸素”になる。年齢を重ねると活性酸素を除去する力が衰え、血管を傷つけたり、免疫力の低下を招いたりするという。「活性酸素を抑える『抗酸化栄養素』をしっかり取ることが重要です。黒ごまには、強い抗酸化作用があるゴマリグナンやビタミンEが豊富です。梅干しの梅酢ポリフェノールは抗酸化パワーが強く、ウイルスの増殖や感染を抑える効果が知られています。また紫玉ねぎの色素には活性酸素を除去するアントシアニンがたっぷり含まれています。さらに酢漬けしょうがには、しょうがと酢のダブルの抗酸化作用が期待できるのです」■オリーブオイルが納豆特有の匂いを軽減納豆に添付している「タレ」を使っている人も多いが、レインボー納豆では、オリーブオイルを使用しているのが大切なポイント。「しらすや梅干しはほどよく塩味があるのでタレやしょうゆを使うと塩分過多になってしまいます。納豆にオリーブオイルを混ぜるとコクが出るので余分な塩分を加えずに食べられます。オリーブオイルは腸を活発にするオレイン酸が入っているだけでなく、腸で便のすべりをよくするので、腸内環境を悪化させる便秘の解消にもつながります」実際にレインボー納豆を作ってみたが、紫玉ねぎやメカブが入ることで、納豆だけで食べるより、アクセントのある一品に。梅干しや酢漬けしょうが、しらすのほどよい味わいが加わってまろやかになり、さらにオリーブオイルを混ぜることで納豆特有の匂いも軽減。これなら納豆が苦手な人でも食べられそうだ。「納豆を“あえ衣”という発想で、いろいろな食材を加えることが大切なポイントです。たとえば納豆にはナットウキナーゼという血液をサラサラにする酵素が含まれていて血流改善の効果もあります。免疫細胞が体のすみずみまですばやく行きわたるだけでなく、血栓や動脈硬化を予防します。抗酸化栄養素は、活性酸素でサビついた血管を修復して、血流をスムーズにする働きもあるので、納豆と一緒に取ることがおすすめです」血液サラサラのレインボー納豆、ほかにはどんな食材が適しているのだろうか?「にんじんのベータカロテン、トマトのリコピン、きゅうりのビタミンCなど抗酸化栄養素は色の濃い野菜に豊富です。また、玉ねぎは体の酸化を防ぐケルセチンが多いだけでなく、善玉菌の大好物であるオリゴ糖が豊富に含まれています。血管年齢の若さを保つ葉酸が多いのりや動脈硬化を防ぐ効果があるごま油と組み合わせることで血液の質を改善します」難しいことを考えず、自分の好みの食材を納豆に加えるだけでもいい。レインボー納豆を夕食に加える習慣で、インフルエンザに負けない体を作ろう。
2024年01月17日1月14日からスタートした日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)。初回の平均世帯視聴率は11.4パーセントを記録した。主演・西島秀俊(52)が演じるのは世界的な指揮者。あるときから音楽と距離を置いていたが、日本の楽団の指揮をするため数十年ぶりに帰国することに。そこで、芦田愛菜(19)演じる娘と同居生活を送ることとなった。「芦田さんが日曜劇場に出演するのは、11年の『南極大陸』以来13年ぶり。親子の物語であるだけに、芦田さんの演技にも注目が集まっています」(テレビ誌ライター)女優業のかたわら、現在は都内の名門大学に通っていることでも知られる芦田。ところが親子役を演じる西島は、8日の制作会見で芦田の意外な素顔をこう暴露している。「結構ポンコツですよ。(かみ気味だった)さっきの挨拶の感じとかもそうですし、現場でも、コケたり、体をしょっちゅうぶつけたりしている」これに対し芦田は「否めないです」と笑っていたが、実は芦田の“ポンコツぶり”はこれだけではなかった。「昨年12月に芦田さんが『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』(テレビ朝日系)に出演した際のこと。野球に詳しい鈴木福さん(19)が大谷翔平選手の凄さを解説した際、芦田さんが『大谷選手翔平』と言い間違えたのです。芦田さんは『めっちゃ恥ずかしい!』と赤面していましたが、共演のサンドウィッチマンは大爆笑。視聴者にも大ウケだったようで、『大谷選手翔平』がXでトレンド入りしていました」(スポーツ紙記者)さらに、22年6月に『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)に出演した際にも意外な姿が。「司会の櫻井翔さん(41)が名店の料理を再現する『名店レシピ』というコーナーでは、料理が苦手な櫻井さんの悪戦苦闘する様子が恒例となっています。この日の放送では芦田さんも料理に挑戦したのですが、水気の切れていないキャベツをフライパンに入れて大慌てしたり、菜箸を落として『ああ!』と叫んだりと、終始ドタバタ。芦田さん自身も『鈍臭いんです』と話していました」(前出・スポーツ紙記者)子役時代から読書家で非の打ち所がないようにも思える芦田だが、時折見られるポンコツな素顔が好感度の秘訣なのかもしれない。SNS上でも親近感を覚える人が続出している。《博士ちゃん見てても愛菜ちゃんは知的なのにちょっと天然というか多少ドジったりするところが親しみ持ててまた可愛い。》《まなさんは小さい頃から活躍されているのにも関わらず高飛車にならず、むしろ大人になってからも良い人柄が出ていて好感を持てます。》《愛菜ちゃんって、小さい時もしょっちゅう転んでたよ。それで福くんがインタビューで、愛菜ちゃんすぐコケるから心配してるって話してたのを覚えてます。2人とも可愛いかった。》《博士ちゃん観ててもよくわかるwww こないだも『大谷選手翔平』ってゆうてたしww》
2024年01月17日「SMILE-UP.社の事務所開きの1月5日、東山社長は改めて補償業務に専念する意思表明のため社内で挨拶して、苦闘する社員たちをねぎらったと聞きました。最後には彼らの緊張をほぐそうと“引退しましたが、一曲歌いましょうか?”と冗談を言う一幕もあったとか。もちろん歌わなかったそうですが……」(芸能関係者)昨年をもって芸能活動を引退した東山紀之(57)。昨年12月26日のディナーショー最終日は東山の“表舞台最後の日”だった。会場のホテルには、妻・木村佳乃(47)と娘2人、岡本健一(54)、松岡昌宏(47)、生田斗真(39)と清野菜名(29)夫妻、山田涼介(30)が駆け付けた。そして、松本潤(40)の姿も――。音楽関係者は言う。「ディナーショーは旧ジャニーズにとって一つの文化なんです。これまで近藤真彦さんや滝沢秀明さんが長年開催してきました。しかし、近藤さんは’21年に退所。滝沢さんは’18年に引退。トニセンが引き継ぐも、V6は’21年に解散。存続が危ぶまれていました。そんななか、東山さんは昨年、21年ぶりにディナーショーを開催しました。これからの“ライフワーク”にしようと意気込んでいた矢先に、創業者の性加害問題で補償会社の社長に転身する決断をしたのです」東山の引退によって宙に浮いてしまったディナーショー。その“継承者”となるのが松本だという。彼の知人はこう語る。「1年半にわたる『どうする家康』の撮影が心身とも予想以上にハードだったようで“少し休んで充電する”と話していました。今回のディナーショー体験はそんな彼にとって新鮮で、ディナーショーの魅力に開眼したそうです。自らの引出しを広げられると感じたのでしょう」前出の音楽関係者も言う。「松本さんは“ディナーショーの文化を途絶えさせたくない”という気持ちがあるようで、何らかの形で継続させたいと思っていると聞いています。実は今回の東山さんのディナーショーの演出を担当した振付師は元ジャニーズJr.で、松本さんの右腕として嵐のライブにも深く関わっているそうです。今回のディナーショーの演出についても、意見交換していたといいます。ディナーショーに自ら出演するのは消極的なようですが、松本さんが得意とする演出で貢献して、人脈を生かしたビッグなゲストも登場する新たな超VIPディナーショーが誕生するかもしれません」(前出・音楽関係者)東山の“最後の勇姿”は松本のさらなる飛躍に一役買ったかも!?
2024年01月17日今年20周年を迎える子ども向け人気アニメシリーズ『プリキュア』。しかし、年明け早々その記念企画に波紋が広がっている。‘04年にスタートした『プリキュア』シリーズは、主に普通の女の子が伝説の戦士“プリキュア”に変身し、悪の組織と戦うというストーリーで、テレビ朝日系列で日曜日の朝8時台後半に放送されている。1年ごとにシリーズが新しくなって登場人物や世界観が変わり、これまでに全20作品が放送された。毎年、映画も公開されていて、歴代のプリキュアたちが全員登場する“オールスターズ”というシリーズもある。そのため、現在放送中の作品のみならず、過去のプリキュア作品まで含めてファンだという子どもも多い。そんな中、東映アニメーションは20周年記念の一環として、1月10日からオリジナルカスタマイズグッズ作成サービス「プリキュアユニマイズ」を公式通販サイト「プリキュアプリティストアオンライン」にて開始。歴代78人のプリキュアを自由に配置し、色やデザインも選べるオリジナルTシャツなどのグッズが作れるとあってファンにとっては夢のような企画だ。しかし、そのTシャツのサイズ展開が“大人向け”のS〜XXXLのみであることが、波紋を広げている。X上では、子どものために購入しようとした親たちから悲鳴が上がった。《こ、子供サイズは無いんでしょうか?》《プリキュアユニマイズ、子供に選ばせて買おうと思ったらサイズ展開が大人のみだと?なぜだー!プリキュア子供向けだろー!子供サイズ対応してくれー!》《プリキュアユニマイズ、Tシャツのサイズ展開がSサイズからXXXLサイズって、まさかの大人向けなの?幼児には大き過ぎるじゃん。プリキュアなのに…》《ウキウキで一緒にデザイン選んだのに、サイズ選ぶ段階で子供用がないことに気がついて、そっと画面を閉じた。上はXXXLまであるのに。もう誰向けなの?》本来子ども向けのアニメであるプリキュア。そのカスタムTシャツのサイズに子ども用がないのはなぜなのか?東映アニメーションに問い合わせたところ、次のような回答があった。《頂戴いたしました取材の件に関しまして、社内確認をいたしました。数件お問い合わせもいただいておりますが現時点では貴重なご意見として承らせていただき、今後のサイズ展開については様々な方面での調整事項もあり、現在検討中(実現できない場合もございます)というかたちでお答えさせていただいております。はっきりとしたご回答が出来ず恐縮ではございますが、何卒ご理解いただけますと幸いです》サイズ展開が大人向けに限られた理由については、《サイズ展開に関しましては弊社の営業秘密にあたる事項となります》として、それ以上の回答は得られなかった。
2024年01月17日「神田さんは都内の大学病院に入院しているそうです。『旅サラダ』は欠席中ですが、番組には視聴者から神田さんへの励ましの声が多数届いています」(制作関係者)唯一の出演番組『朝だ!生です旅サラダ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)を’23年11月18日から8週連続で欠席している神田正輝(73)。12月2日の放送では、「体のメンテナンスのためしばらくお休み」と説明があった。テレビから姿を消してから2カ月がたとうとするなか、神田の近況が聞こえてきた。「『旅サラダ』の週1回の放送のたびに激ヤセが心配されていましたが、やはり筋肉の衰えで日常生活も難しく、現在は入院中。体力の低下も著しく、感染症の恐れから“面会謝絶”の状態だそうです。精神的にも沈みきっているようで、“老衰状態”だといいます」(テレビ局関係者)ライフサポートクリニックの山下悠毅院長はこう解説する。「70代で老衰と聞くと『まだ若いのに』と感じるかもしれません。一方で、若いころからハードトレーニングを積んでいるアスリートは『中高年で心不全を起こしやすい』との報告は多数あります。つまり、過労や睡眠不足、アルコールなど長年心筋にダメージを及ぶ生活を送った方は、老衰のリスクが高いということです」神田は’70年代後半の多忙だった時期について、こう語っている。 《毎日2時間寝てなかったから。10カ月半で家に2回しか帰れなかった》(「デイリースポーツオンライン」’16年6月1日配信)前出のテレビ局関係者も言う。「神田さんは俳優デビュー以降の7年間は多忙でほとんど休みがなかったそう。少しでも空き時間があれば寝ずに遊びに行き、一晩でウイスキーのボトルを1本空けることも珍しくありませんでした」さらに、神田はスポーツにも親しんできた。「もともとスキーの腕前はプロ級で、世界中のスキー場を回っていました。神田さん自身の名前が冠されたスキー大会もありました。スキー以外にも、ダイビングやテニス、ゴルフなども趣味として楽しんできました」(前出・テレビ局関係者)神田の高い運動能力が、現在の老衰状態を招いたのかーー。愛娘・沙也加さん(享年35)亡き後も気丈に『旅サラダ』への出演を続けてきた神田だったが、いまやその気力さえも失われているという。「悲しみに蓋をして“天国で沙也加が見てくれている”と頑張っていたようですが、それも限界に達してしまったようです。最近の神田さんは“もう仕事はしなくていい”と漏らしているそうです。昨年12月に沙也加さんの三回忌を済ませ、“もう生きる意味がわからない”と消沈しているといいます」(前出・制作関係者)若かりしころの壮健な姿からは想像できない入院生活。爽やかな笑顔をまた見せてほしいーー。
2024年01月17日昨年12月25日の夜、東京・墨田区にあるわずか49席しかないミニシアターの前に小泉今日子(57)の姿があった。寒空の下、詰めかけたファンたちのサイン攻めに快く応じていた小泉。東京の下町に突如現れた元トップアイドルに、通りがかりの地元民たちも驚き、足を止めていた。小泉はこの夜、ミニシアター「Stranger(ストレンジャー)」で上映された映画『風花』の一日限りのトークイベントに登壇していた。「映画は『セーラー服と機関銃』などの代表作で知られる故・相米慎二監督による’01年公開のロードムービー。小泉さんは三十過ぎの風俗嬢役を演じています。’15年に会社を設立して今でこそプロデューサー業にまい進する小泉さんですが、この作品ではあくまで出演者の一人でした。20年以上も前の出演作の再上映のために、本人がミニシアターに駆けつけるのはかなり稀なことでしょうね」(映画関係者)クリスマスの夜に小泉がわざわざミニシアターを訪れた理由はなんだったのだろうか。本誌はStrangerの代表を務める岡村忠征さんに話を聞いた。「当館で相米慎二監督の特集をすることになり、遺作となった『風花』に出演していた小泉さんにぜひご登壇いただきたいと思い、個人事務所の問い合わせフォームから依頼のメールを送ったんです。すると、『相米さんの特集ということでしたら是非お願いします』というメールの返信が小泉さんからあり、驚きました。その後の日程や当日の駐車場の位置までご本人と直接やり取りさせていただきました」イベントでは上映後に小泉が登壇して客席に向かって話をするアフタートークが行われ、通常のチケット代のみで誰でも参加できたという。「チケットは発売開始から10分で予約が埋まってしまう最速記録。当館が始まって以来のビッグゲストでした。それまで小泉さんというとタレントやアイドルというイメージが強かったのですが、当日は相米監督の演出方法などをご自身の言葉で丁寧に説明されていて、『相米監督について語り継いでいきたい』という使命感みたいなものを感じましたね。映画を見慣れているお客さんたちからも『今や映画人なんだな』という声が上がっていました」動画配信サービス全盛の昨今、全国のミニシアターはコロナ禍の影響から立ち直れず経営難にあえいでいる。東京の東エリア唯一のミニシアターとして、’22年に岡村さんがオープンさせたStrangerも黒字化できない状況が続いており、2月1日より新会社に経営が引き継がれることが決まっているという。街の小さな映画館を絶やしたくないと願う“映画人”小泉の想いはどう紡がれてゆくのだろうか――。
2024年01月17日1月2日17時47分ごろに羽田空港で起きたJAL機と海上保安庁航空機の衝突・炎上事故は、海保機の乗員5人が亡くなる大惨事に誰もが胸を痛め、冥福を祈った。同時に、JAL機の乗客乗員379人の全員が脱出できたことには、14人の負傷者が出たとはいえ、日本中が胸をなでおろしたことだろう。その後、国土交通省・運輸安全委員会、JALが聞き取りを始め、警視庁は業務上過失致死傷容疑で現場検証や調査に入った。現在までの国交省やJALへの取材報告をまとめれば、まず海保機が、管制からの《「ナンバーワン。C5上の滑走路(手前の)停止位置まで地上走行してください」》(1月9日、TBS NEWS DIG)という指示に対し《「滑走路への進入許可」だと誤って認識》(同)して滑走路に進入した可能性が指摘されている。そのまま《約40秒にわたって滑走路上で停止していた》(1月5日、読売新聞オンライン)ことが、当時の映像やデータで判明している。一方で管制は、滑走路への海保機の進入を検知した監視システムの画面が赤色に切り替わったことを《管制官は見落とした可能性がある》(1月8日、産経新聞)他方、JAL機のコクピットにいたパイロット3人は、約40秒の間、進路である滑走路上に停止していた海保機を《「視認できなかった」と話していることがわかったほか、「衝突直前に一瞬、何か横切ったような違和感をおぼえた」と話すパイロットもいた》(1月4日、ANN NEWS)という。しかしその後のJALの聞き取りには《「他の航空機への離陸許可の通信はなく、着陸に集中できる状態だった……滑走路に異常はなかった」とも話した》(1月12日、日テレNEWS)とされる。さらに《JAL機パイロットに同社が聞き取った内容をまとめた文書》を入手したという毎日新聞は1月14日、パイロットが《「着陸まで滑走路上に異常は感じなかった」と証言》《「通常通りに着陸した直後に一瞬何かが見え、強い衝撃があった」と説明》と報じている。ところで、事故の原因究明に欠かせないボイスレコーダーとフライトレコーダーは、海保機からは1月3日に回収されたが、JAL機は《フライトレコーダーを3日に回収》(1月5日、ロイター)、ボイスレコーダーは《6日行われた機体の撤去作業の際》(1月6日、TBS NEWS DIG)になってようやく回収されている。なぜこのように痛ましい事故が起きたのかは、海保機、管制、JAL機のやり取りやボイスレコーダーなどの調査・解析から原因究明されるのを待つしかないが、私たちにとって、この3者で最も近い存在は、乗客として利用することがあるJAL機だろう。JAL機のパイロットは約40秒の間、滑走路上で停止していた、進路上の障害物となる海保機を「視認できなかった」と話している。日本経済新聞1月9日ウェブ公開「検証・羽田空港衝突事故」によれば、海保機が滑走路上に停止した衝突40秒前、JAL機は2.3キロの距離まで迫っていたことが、航跡データやライブカメラの記録でわかる。高度は約84メートル、速度は毎時224キロだった。つまり衝突地点から2キロ以上も離れた上空を飛行していたJAL機が、それから40秒近く、進行方向に停止している障害物を発見できなかった可能性があるのだ。事故発生は18時前と夜間の出来事だった。本誌は緊急に、2人のパイロット(現役、OB)にコンタクトを取り、話を聞いた。■JAL機パイロットはなぜ海保機を「視認できなかった」のか?「今回の事故では、海保機が滑走路に進入した時点で、JAL機が滑走路からどれくらい離れていたのかが、焦点になると思います。報道では、衝突までの約40秒間、滑走路上で海保機が停止していたとありますが、航空機が着陸前に滑走路上の物体に気づくとすれば、かなり低高度になってからが現実的です」こう話すのは、現役パイロットだ。前述の通り、衝突40秒前の時点でJAL機の位置は高度約84メートルで、衝突地点まで2.3キロの距離だったとされているが、現役パイロットの言う「低高度」とはどれくらいの位置のことなのだろうか?「たとえば、高度でいえば約60メートルで、滑走路から約1.2キロの距離です。この着陸まで約20秒の位置でしたら、物体に気づくかもしれません」JAL機は着陸後、数秒間、地上走行しているうちに衝突したことがビデオ映像で確認できるため、現役パイロットが示す「着陸まで約20秒」に数秒を足すと、衝突までの猶予は20数秒ということになる。しかし前述した毎日新聞の14日の報道では《パイロットは「通常通りに着陸した直後に一瞬何かが見え、強い衝撃があった」と説明》とある。現役パイロットが話を続ける。「パイロットは、訓練でもそうですが、スルスルと滑走路に入ってくる航空機や動いている物体には気づきやすい。しかし、動かないものにはかなり気づきにくいのは事実です」つまり、現役パイロットの言う「衝突20数秒前」の「JAL機が海保機に気づくチャンス」時点では、海保機は「40秒間停止」していた最中であり、「動かないものにはかなり気づきにくい」というのが現場経験による実感のようなのだ。パイロットに昇格するには数年単位の訓練期間と厳しい試験の突破が必須だが、昇格後も半年に一度の集中訓練や審査がある。「滑走路上にほかの航空機などがないかどうかの確認は、初歩の訓練時から強調されているものです。半年に一度の訓練や審査では、毎回、『ゴーアラウンド』(=着陸を中断し再び上昇すること)の訓練も行っています」そのような厳しい訓練によって、パイロットはゴーアラウンドの技術を身につけている。加えて、航空機には両翼や尾翼にビーコンライト、ストロボライトなどというライトを日没以降、日の出までは点灯させることが法律で義務づけられている。これが滑走路上で光っていれば、今回の事故時のように夜間でも、気づくことは可能なのではないか?「ところが、夜間は機体のライト以外に、種々の滑走路のライトが点灯しています。そのライトの中に当該機のライトが溶け込んでしまうような状況では、なかなか見えづらいと思います」さらには、「3人のパイロットがいるのだから、誰かが気づくはずでは?」という疑問に対しては……。「パイロットには役割分担があり、PF(パイロットフライング)はおもに操作を担当し、PM(パイロットモニタリング)は管制との通信やコンピュータ入力など、おもにモニタリングを担当します。この役割分担によっても、外部監視を行う頻度が変わってくるんです」今回、いくつかの報道では、当該のJAL516便の機体である「エアバスA350」がコクピットで採用している「ヘッドアップディスプレイ」(=HUD)という装備が、海保機を視認しにくくさせていたのではないかという指摘もある。「HUDは、半透過ガラスのようなものに飛行計器上の情報を映し出し、視線を外に向けたまま操縦できる装置です。便利な装置のようですが、情報越しに外を見るため、外が見えにくいという状況ができるかもしれません。私は使用したことがないのですが……」では、今回の事故で「衝突20数秒前の段階で海保機に気づいた」場合、JAL機はゴーアラウンドできたのだろうか?「もしも衝突20数秒前の段階で滑走路上のライトに気づき、それが航空機のものであると認識できていれば、ゴーアラウンドは可能だったと思います」そして現役パイロットは、「日中の天気がいい状態であれば、滑走路上の物体に気づきやすい」と話しつつも「今回のように夜間の場合は、気づくのはかなり難しいと思います」と話す。一方「たとえ管制から『着陸OK』が出たとしても、パイロットは自分の目で滑走路上の最終確認をしなければいけない」と語るのは、元パイロットだ。「着陸する滑走路に異常がないかの最終点検(=ラストクリアチャンス)は必須であり、パイロット自らの目視によって、滑走路上の侵入機に用心しなければいけません。特に超過密で、管制ミスが発生するような要注意空港では、管制官の許可だけでなく、自らの目で確認が必要なのです」やはり、半年に一度の訓練や審査では、夜間を想定して、滑走路内の侵入物への瞬時の対処が試されるという。「夜間を想定したシミュレーターチェックでは、『着陸許可』が出た後に、突然、滑走路内に工事車両が侵入するなどの動きに対して、パイロット、あるいは被試験者は瞬時に対応して『ゴーアラウンド(=着陸を中断して上昇)』します」ただし、訓練や審査の場合には、「この試験官は(トリックを)やりそうだな」などと、ある程度、予測して構えることができるそうで、「実際のフライトでは、夜間は非常に見えにくい状況にあるとは言えます」と元パイロット。今回の事故のような、夜間で「見えにくい」状況でも侵入機を確実に視認するために、機が点灯させているライトを確認するのだという。「夜間には、機体は必ず左翼端の赤色、右翼端の青色、および尾灯の白色を点灯させています。しかし、これらはタッチダウンゾーンライトの高輝度に紛れてしまって見えにくいことがある。ですから最も頼りになるのは、機の胴体の上下に設置された赤色回転灯であるビーコンライト、あるいは両翼端の白色の閃光灯であるストロボライトです。これは着陸するコクピットから認知できるはずです」ストロボライトは通常、滑走路内に進入する際「衝突防止」のために点灯するものだが、「今回の事故時に海保機のストロボライトが点灯していたかどうかは不明です」と元パイロット。しかしそれでも「夜は滑走路が暗くて見えないから、海保機を視認できなかったのではないか」と結論するのは「極端です」と元パイロットはハッキリ言う。「視認できなかった理由を『暗くて見えなかったから』とするのは言いすぎです。もちろん、『発見しにくかっただろう』とは思います。しかし、パイロットの視力、もしくは夜間視力によっても、発見タイミングの差が出てくると思います」すると、今回、JAL機が「視認できなかった」(JAL機パイロット証言、1月4日、ANN NEWS)のは、なぜなのだろうか?「『なんでだろう?』と私も思います。たしかに夜間は、滑走路周辺のライトに溶け込んでしまって、発見できないことがあるかもしれない。しかし赤色回転灯であるビーコンライト、白色閃光灯であるストロボライトで多くのパイロットは気づけると思います。そして気づいたのであれば、パイロットの誰もがゴーアラウンドしたはず。しかし、JAL機のパイロット3人とも『視認できなかった』というのであれば、『危険を感知していなかった状況』となってしまいます」このように、自身の体験に基づく貴重な証言をしてくれたパイロット2人(現役、OB)の洞察をもってしても、事故当時のJAL機のコクピットがどのような状態であったかを完全に把握するまでは難しいようだ。元パイロットは「海保機のライトが正常に点灯していたのであれば、JAL機のパイロットが海保機のビーコンライト、ストロボライトに気づいたか否かが、事故原因の究明の重要なポイントになると思います」と話す。その「事故原因の究明」に不可欠なボイスレコーダーに関しては、乗員5人が亡くなった海保機からは事故翌日の1月3日に見つかっていた。しかし1人の犠牲者も出さなかったJAL機からボイスレコーダーが回収されるまでには、その後3日間を要している。運輸安全委員会などによる「正確な記録の保存・調査・分析」の報告が待たれる。
2024年01月17日《世帯総収入が年収890万~920万円を超えるまでは『受益超過』となります。所得がそれ以下の世帯はいわば『社会のお荷物』という内閣府の試算があります》1月14日、Xでこう主張したのは実業家でインフルエンサーの田端信太郎氏(49)。一般ユーザーから寄せられたコメントに異論を呈した形だが、極端な物言いが顰蹙を買っているようだ。きっかけは、立憲民主党の米山隆一衆院議員(56)の投稿だった。米山氏は同日に地方の人口減少について、《「地方を見捨てるのか!」と言う人は、あと僅か25年で3~4割人口が減るのが確実な状況で、どうやって従前のインフラを維持するのか、その具体的手段を示して頂きたいと思います》と私見を綴っていた。田端氏は米山氏の投稿を引用し、《ロクに税金を払ってなさそうな人ほど、感情論でコレ言ってる印象> 「地方を見捨てるのか!」》と反応。すると地方在住だという一般ユーザーが、田端氏に“税金をキチンと払っているが、見捨てても見捨てられてもいい”とコメントを寄せた。田端氏は《「キチン」と、おっしゃいますが、貴殿は実際にいくら払ってるんですか?サラリーマンなら税込年収を教えてください》と問いかけ、冒頭のように持論を展開したのだった。「さらに田端氏は、’17年8月に配信された『プレジデント・オンライン』の記事のURLを添えていました。“年収890万~920万円以下は社会のお荷物”という主張は、記事の内容を引用したようです。しかしその主張は、“内閣府の試算をもとに計算した”という有名ブロガーのコメントで、内閣府がそう主張しているわけではありません。なお厚労省の調査によれば、’22年における日本全体の平均世帯年収は1世帯あたり545万7000円。児童のいる世帯は785万円、中央値は423万円で、平均所得金額を下回る割合は 61.6%にも上りました。能登半島地震をうけて、被害が甚大な被災地について、米山さんは住民の集団移住を提案していました。SNSで議論が巻き起こるなか、田端さんは米山さんの主張に賛同する投稿を続けていました。とはいえ『社会のお荷物』という強い言葉は、反感を招きかねないでしょう」(WEBメディア記者)冒頭の一般ユーザーには、最終的に《頑張りましょう!そしてたくさん納税しましょう!》と励ましていた田端氏。しかし“年収890万~920万円以下は社会のお荷物”との主張に、批判の声が上がっている。《酷いミスリードだな》《一定以下の世帯年収の人は「キチンと税金を払ってない」という考えなんだ… すっご》《社会的インフラに携わる社会人の多くがそこに当たると思うんですが、その人達をお荷物というんでしょうか?》《そういう言い方は良くないよ。政府も別にお荷物だとは言ってないし、悪意を感じる》《所得がそれ以下の方でも生産性が高い方もいます。税金払ってても生産性のない方もいます。断定的に社会のお荷物という表現はいかかでしょうか》
2024年01月16日《このような世の中が大変な時期に私事で大変恐縮ではございますが、この度、かねてよりお付き合いをさせて頂いていた黒島結菜さんとの間に新しい命を授かったことをご報告させていただきます》1月16日、公式サイトに発表した文書でこう綴ったのは俳優の宮沢氷魚(29)。かねて交際していた女優の黒島結菜(26)の妊娠を発表したのだ。宮沢は文書の中で、黒島について《出会った時から自然と彼女に惹かれ、共に過ごす時間に豊かさを感じるようになりました》と綴ったうえで、《そして、昨年の春頃から一緒に生活を始め、次第に二人の間に子供がいる未来を想像するようになり、この度、このようなご報告が出来ることを嬉しく思っております》と喜びを溢れさせた。また、《お互いに入籍という形にはこだわっておらず、現時点では籍を入れる予定はありません。今後に関して、必要に応じて話し合って決めていきたいと思います》とした上で、《生涯のパートナーとして、家族として、共に支え合って歩んで参ります》と決意を見せた。‘22年放送のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で夫婦役を演じていた宮沢と黒島が、現実でも“家族”に。ネット上では祝福の声が相次いだ。そんな2人の“絆”を本誌はいち早く目撃している。昨年2月に、本誌は2人の交際をスクープ。『ちむどんどん』現場で「氷魚くん」「結菜ちゃん」と呼び合うほどの仲だった2人は、クランクアップ後に距離を縮め交際をスタートさせることに。昨年3月には、ともに親交の深い杏(37)のホームパーティに2人で訪れる姿を目撃。パーティが終わると、2人で黒島の自宅へ帰り、翌朝には黒島の2匹の愛犬を連れて2人で散歩もしていた。散歩中には、宮沢が黒島の後ろから抱きつくように密着するなど、かなり“ラブラブ”であることが伺えた。『ちむどんどん』を超える絆を築いていってほしい!
2024年01月16日1月16日、落語家の立川志らく(60)が自身のYouTubeチャンネルを更新。お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(60)を巡る報道について私見を示した。松本をめぐっては、12月27日発売の「週刊文春」で“性加害疑惑”が報じられている。記事では、被害を受けたという女性が、’15年に東京・六本木の高級ホテルで行われた飲み会で、松本が訪れた女性に対して性的な行為を迫ったと告発した。この報道について、吉本興業は“当該事実は一切ない”と完全否定している。また松本については、報道をめぐる裁判に注力するとして、1月8日に芸能活動を休止することが発表された。志らくは「この間ね、ワイドナショーを見ていたらば、オズワルドの伊藤くんか。松本人志さんのことが大好きだと。だけど今、松本さんのことを思いやるだけでもNGのような、そういう空気だって、こう、絞り出すような感じでコメントしてました」と切り出すと、松本に関する報道についての扱いに疑問を呈した。「ほんとにそういう雰囲気ですよね。私なんかは、Xで、“なんでそんな週刊誌の書いてることを、どうしてそんなみんな信用するんだ?”と。“いつまでも松本人志さんを信じて待ってます”という風につぶやいた。そしたら、セカンドレイプだってね。ま、言われてみりゃ、そうなるのかな?セカンドレイプ。だけどね。ちょっと落ち着いて考えてみてくださいよ。じゃあ、世間の松本人志への集団リンチ、これはどうなんだと」と、現時点での松本批判に対して否定的な考えを示した。志らくとしては、昨年注目を集めた故・ジャニー喜多川氏の性加害疑惑については、旧ジャニーズ事務所の社長が被害の事実を認め謝罪をしたため、“世間から攻撃を受けるのは、これは仕方がない”とコメント。一方、今回の松本の疑惑については、吉本興業も松本本人も認めてないと指摘。この場合は「5分5分、フィフティフィフティじゃないとおかしくないですかね。疑惑の段階で、えー、加害者とされてる方は、ほぼ黒だという感じで叩かれるべきなの?」と述べた。仮に松本が“黒”だった場合は「前にも私つぶやきましたけど、それは、軽蔑するしね。当然のことです。 えー、芸能界から抹殺される。それは仕方がないでしょう」としたものの、もし白だった場合に、「誰が責任取るの?」とも指摘した。■「応援してあげたって悪くないんじゃないのかな?」そのうえで志らくとしては、松本を応援するコメントをしない芸人たちに思うところがあるようだ。「お笑い芸人たち。 それは、自分に火の粉がかかると怖い。そりゃ、ミートゥー運動。前回のジャニーズの件もある。セカンドレイプだと言われてしまう。だけどさ、どれだけまっちゃんにお世話になってきたの。みんな。ダウンタウンに憧れてこの世界入ってきた人、ものすごいたくさんいるじゃない。そりゃ、炎上するのは嫌かもしれないけど。被害者女性たちのことを考えると、こう、食いとどまる。それが正しい人間なのかもしれないけど、でも、応援してあげたって悪くないんじゃないのかな?」さらに、「信じてます。あなたがテレビの世界にいないと困るんです。そりゃいずれ引退はするだろうけど、こんな辞め方は嫌だ。待ってますよって。みんなで声かけてあげりゃいいのに。芸人たち」と持論を展開。「公に言えなくても、メールだとかLINEだとか手紙でもいいや。松本人志を信じてますって。彼に送ってあげてほしいな」とした。最後に「まあ、とにかく、女性たち、これが真実だったら本当に申し訳ない。うん、 本当に申し訳ない。だけど、あなたたちを、女性たちを否定しているのでない。非難してるわけじゃない」と、告白した女性を批判するつもりはないとフォロー。そのうえで、「 松本人志というのは、我々芸人にとって宝なわけです。ダウンタウンっていうのはね。だから、思いやってあげる、エールを送る、信じてるよ、待ってるよっていうのは、いい悪いで言うと悪いのかもしれない……。だけど、私はどうしても黙ってられない。だから、ご勘弁ください。でも、私は待ちます。はい。ごめんね」と、自身が松本サイドに立った発言をする意図を明かした。
2024年01月16日1月15日放送のバラエティ番組『10万円でできるかな』(テレビ朝日系)に、ミュージシャンでタレントのDAIGO(45)が出演。そこで本名について語り、ネットで話題となっている。この日の同番組では、DAIGOの思い出のひとや場所を訪ねていた。そこに小学5年と6年の2年間、DAIGOのクラスメイトだった女性が登場し、出演者であるKis-My-Ft2の玉森裕太(33)や千賀健永(32)、サンドウィッチマンは当時の卒業アルバムを見せてもらうことに。子供時代のDAIGOの写真を見て、伊達みきお(49)は「ヤンチャな感じだね」「かわいいね」と言い、富澤たけし(49)も「やっぱり、ちょっと面影あるなぁ」と述べた。そんななか注目を集めたのが、DAIGOの本名だ。写真の下には「内藤大湖」と書かれており、伊達は「え、ダイゴって大っきい湖って書くの?」と質問。すると、DAIGOは「そうなんですよ!」といい、こう明かした。「大きい湖のように、広い心を持った人間になれって」さらに伊達が「ご両親がつけたんですか?」と聞くと、DAIGOは「はい」と返答。思わず、伊達は感嘆していた。伊達が驚いたように、確かに大湖と書いてダイゴと読む名前は珍しい名前のように思われる。そこで両親のネーミングセンスが話題となり、ネットではこんな声が上がっている。《確かに珍しいとは思いますが、漢字で親の願いがわかる良い名前だと思います》《由来も含めてすごく素敵な名前だと思いました》《大きな湖のように広い心を持った人になるように、とのご両親の想いが込められたお名前のとおりの人になられましたね》
2024年01月16日1月15日、X JAPANのYOSHIKIがXに昨年末に出演した『第74回 NHK紅白歌合戦』のオフショット動画をアップした。そこに収められていた、同じくX JAPAN のメンバーであるPATA(58)の様子がSNSで注目を集めている。動画内でYOSHIKIがステージから別室へ移動すると、そこには車いすに乗ったPATAの姿が。PATAと談笑したYOSHIKIは、DJ KOO(62)に挨拶した後、「なんでゼッケンつけてるの?」と質問。DJ KOOが「けん玉で出るんですよ」と返答すると、YOSHIKIは「おー……」と呟いたものの、車いす姿のPATAは「けん玉って、意味わかってる?」と笑顔で指摘していた。その後、YOSHIKIは「結構うまいの、実は」といい、けん玉にチャレンジすることに。実際、一発で成功したため、PATAは驚いた様子だった。このように舞台裏では車いす姿のPATAだが、『紅白』の本番では黒いギターを抱え、立ちながら演奏していた。そのため、この“車いす姿”はファンにとってはかなり衝撃を与えたようだ。PATAは’16年に大腸憩室炎及び門脈血栓症によって緊急入院したこともあり、ファンの間では体調を心配する声がこう上がっている。《いや、あの、PATAちゃん何で車イスなの?ラスロクの時に足を引きずってるような感じに見えてずっと気になってたんだけど…大丈夫なのかな》《確か足を悪くしてるんだよね、PATAさん LIVEの時、調子良い時はスタスタ歩いてるんだけどたまに心配になる時あるんよね》《PATAがトレンドに入っててまた心配と思ったら車椅子か…相当悪いんだろうなぁ》《PATAさんが車椅子なのがすごい心配》《PATAちゃん元気そうには見えるけどなぜ車椅子…元々細いけど…病気もしたし心配だな》
2024年01月16日メキシコで結婚式の最中、花嫁と花婿が揃って逮捕された。ウェディングドレスのまま手錠をかけられたマグショットがメキシコの検察当局により公表され、話題となっている。ナンシー・Nと名乗る花嫁は、花婿のクレメンテ・N、その他6人の仲間と共に集団で恐喝や誘拐を行っていたという。8人からなるこのグループは、地元メキシコシティ近郊のトルーカにおける鶏肉や卵の流通を恐喝により支配し、鶏肉店の従業員を誘拐した容疑がかけられているとCBSは報じている。8人は麻薬カルテル「ラ・ファミリア・ミチョアカーナ」との繋がりもあるとされ、ギャング同士の抗争にも関わっていると検察当局は見ているそうだ。
2024年01月16日1月7日から新章「エッグヘッド編」がスタートした、人気アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)。ところがSNSでは、“麦わらの一味”の船大工「フランキー」の声を務める声優・矢尾一樹(64)の“異変”が指摘されている。14日に放送された「第1090話 新しい島!未来島エッグヘッド」の回でも、波紋を呼んでいた。新しい冒険に出たルフィたちだったが、海上で巨大なサメに遭遇するというストーリー。仲間のジンベエから船の舵取りを頼まれたフランキーだったが……。「荒海での操縦にためらいつつも、『やるっきゃねぇか』と仲間を助けにいく見せ場のシーンがありました。しかしアニメの動きに反して、呂律が回っていない印象だったというのです。セリフが聞き取りにくく感じた視聴者もいたようでした」(アニメ誌ライター)実際にSNSでは、矢尾を心配する声が相次いでいる。《やっぱ矢尾さん(フランキー)の声違和感ある》《フランキー役の矢尾さんもう限界なのかなぁ…明らかに呂律が回ってないし…》《矢尾一樹さん声大丈夫か?? 口に何か挟まってるような喋り方だったけど》《フランキー、というか矢尾一樹さんの演技がだいぶふがふがしてて大丈夫か?って気持ちになる》同アニメでは「フランキー」以外にも、個性的なキャラクター「ジャンゴ」「Mr.2・ボン・クレー」も兼任する矢尾。代表作に『超獣機神ダンクーガ』(藤原忍役)や『機動戦士ガンダムZZ』(ジュドー・アーシタ役)、『頭文字D』(池谷浩一郎役)などがあり、アニメ黄金期を牽引してきたレジェンド声優だ。だが矢尾をめぐっては、少し前からファンの間で体調不安を懸念する声が囁かれていたようだ。「これまでフランキー役の声優交代はなく、矢尾さんが20年近く務めてきました。矢尾さんはジャンゴを演じて以来、作者の尾田栄一郎さんと親交を深めてきたそうです。『栄一郎』と下の名前で呼ぶ仲だといい、フランキーは矢尾さんをイメージして作られたキャラクターだと言われています。しかし矢尾さんの声の衰えは、’22年公開の劇場版『ONE PIECE FILM RED』でもすでに指摘されていました。今月14日にはニコニコチャンネルで、声優の平野綾さんをゲストに迎えた動画が配信されました。矢尾さんは元気そうに振舞っていましたが、数年前と比べて確かに滑舌が悪くなっている印象でした。また3年くらい前から、“激ヤセ”を心配する声も増えています。昨年12月にSNSで野沢雅子さんとの2ショットを投稿していましたが、矢尾さんについて《こんなに瘦せてた?》《大丈夫かなぁ》といった声が寄せられていました」(WEBメディア記者)声優界のレジェンドとして第一線を走り続ける矢尾だが、健康であることを願うばかりだ。
2024年01月16日1月16日に結婚発表をしたKAT-TUNの中丸雄一(40)。11日の堂本剛(44)と百田夏菜子(29)の電撃発表に続き、旧ジャニーズ事務所では今年に入りすでに2人目の結婚という、明るい話題だ。今回の発表では、中丸のお相手は“一般女性”となっているが……。「実はお相手は元日本テレビのアナウンサーの笹崎里菜さん(31)です。彼女は’15年に入社し、1年目で『シューイチ』(日本テレビ系)のレギュラーに抜擢されました。中丸さんとは同番組で共演していて、出会いは約9年前。すぐに交際に発展したわけではない、と聞いています。笹崎さんは昨年12月末をもって退社しています」(テレビ局関係者)笹崎さんは退社にあたり、自身のSNSで特にコメントすることはなく、昨年11月12日のInstagramの更新が最後だった。そして結婚発表前日の15日午後、笹崎さんはこれまでの投稿をすべて削除していた。現在、新たな投稿はないものの《元日本テレビアナウンサー》《ゆるっとのんびりやってます》と紹介文を更新するに留めている。昨年11月13日、笹崎さんは日本テレビを通じて「日本テレビで得た経験や愛情を胸に次のステップに進みたい」とコメントしていた。「“次のステップ”の1つが結婚だったことは間違いないでしょう。中丸さんの所属事務所・SMILE-UP.社が“一般女性”と発表しているので、今後はフリーアナウンサーなど表舞台に立つ仕事はしないと思われます」(芸能関係者)一方の中丸は、1月20日にYouTubeチャンネル『中丸銀河ちゃんねる』を始動することを発表している。「13日に開設された#0の予告動画では、4月から本格始動する旧ジャニーズ事務所の新事務所・STARTO ENTERTAINMENT社の福田淳新社長と対談する場面も流すなどSTARTO社との契約は決定的です」(前出・芸能関係者)今年は2人にとって、新たなスタートといえそうだ。
2024年01月16日自民党の杉田水脈衆院議員は1月15日、昨年秋に法務局から「人権侵犯」と認定されて以来初となる記者会見を山口市で行った。会見での杉田議員の発言に注目が集まると同時に、7日に山口市が開催した「二十歳のつどい」に杉田議員が来賓として呼ばれ祝辞を述べたことにも批判の声が上がっている。杉田議員は2016年2月に自身のブログやSNS上で、国連の女性差別撤廃委員会に参加したときのことについて《チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場》《同じ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる》《存在だけで日本国の恥さらし》などと投稿。その後撤回したが、去年、札幌法務局と大阪法務局からそれぞれ人権侵犯と認定された。15日の会見では、法務局が人権侵犯との認定に至るまでに自身の言い分を説明する機会が設けられなかったことについて「誠に遺憾で、少し理不尽だ」と主張。「アイヌ民族の方々を差別するつもりは一切ない」などと述べた一方、自身の投稿で傷ついた人がいるかどうかは「わからない」とし、「もしもブログを読んでどなたも傷ついていないのであれば、謝罪をする必要はないと思う」などと語った。そんな杉田議員が、来賓として登壇したのが山口市で開催された式典「二十歳のつどい」だ。今年、20歳を迎える若者約1500人に祝辞を述べ、その発言を自身のXにも投稿した。《今、みなさんがこうして晴れ着を着て友達とお食事したりお喋りしたりできるのは、皆さんのご両親がいたから。そのご両親がいたのはお祖父さんお祖母さんがいたから。そして約80年前、この日本を命懸けで守った、皆さんと同じくらいの年齢の若者がいたから。是非、県内の回天記念館や広島県の江田島に行って、英霊の遺書を読んでもらいたい。日本は縦の糸で繋がっている国。今を生きる私達だけのものではありません》しかし、差別発言を繰り返す杉田議員を祝典に呼ぶことを問題視する声がSNS上で多く上がった。《山口市は差別を容認ということなん?》《山口市が呼んだとしたら、すごいな。英霊の遺書を読む前に、杉田水脈がどういう人物か、過去の記事を読んだほうがいい》山口市の担当者に、杉田議員を呼ぶことになった経緯とこうした批判についての見解を聞いた。「そういったご意見は、メールやお電話でもいただいております。現時点でお答えできるのは、まず式典にお呼びしたのは、党派に関わらず山口が選挙区に含まれている方、本市と関わりのある方全員にご案内をして、出席された国会議員の全ての方に祝辞をいただいたというような次第でございます」実際に、杉田議員以外にも、自民党の高村正大議員と江島潔議員、公明党の平林晃議員が祝辞を述べたといい、案内の時点で杉田議員1人だけを外すという選択肢はなかったとの認識を示した。また、杉田議員を呼ぶことについて事前に疑問は上がらなかったかについては、「言える範囲が限られていて申し訳ない」と回答できないとした。一方、「今、私がお答えしたような形で、電話の問い合わせ等に関しても同じようにお話をさせていただいているような次第でございます」と話し、取材時点でメールでの問い合わせが56件、電話での問い合わせが10件あったと明かした。また、山口市として差別を肯定すると受け取られかねないのではないかとの指摘に対しては、「あくまで山口に関係のある国会議員の方々に、20歳の節目を迎えられた輝かしい前途を祝福していただきたいという思いでご案内をいたしたもので、差別を助長するつもりは全くございません。そういったご批判は当然あるかと思いますが、公的な機関ですので、そういったつもりは当然全くございません」と、差別を肯定する意図はないことを強調した。その上で、来年同じ式典が開催される際、また杉田議員含む関係議員全員に声をかけるかについては、「当然、山口としてご案内するかどうかという判断になりますので、その辺の判断というのは、こういったご意見があった中で、どちらになるかというのは今の時点では私からはお答えはできないというところですが、私もこういう問い合わせがあった部分は全部記録に取るようにしております」と、事態を真摯に受け止めている様子が伺えた。
2024年01月16日昨年12月30日、歌手の八代亜紀さんが急速進行性間質性肺炎のため73歳で亡くなった。八代さんは昨年9月に膠原病を患っていることを公表、治療に専念するため活動を休止していた。八代さんが行きつけにしていた都内の韓国料理店の関係者は次のように話す。「9月に来店されたときはとても元気そうで、毎回召し上がるスンドゥブチゲをオーダーされましたね。その後もテイクアウトの注文はいただいていて、事務所の方から『11月には退院できそうです』と聞き、安心していたのですが」しかし年末になって容体が急変。突然の訃報に悲しみが広がった。八代さんは中学卒業後、歌手としての第一歩を「ニュー白馬」のステージで踏み出した。その後上京し、’71年にデビューを果たすと、’73年にリリースした『なみだ恋』がセールス120万枚の大ヒット、一躍人気歌手に。『舟唄』『雨の慕情』など数多くの曲で演歌界をけん引してきた。歌手活動の傍らで八代さんが情熱を注いでいたのが絵画だった。二科展で入選を重ねるほどの腕前で、各地で絵画展も開催した。そして、八代さんのもう一つのライフワークがチャリティ活動だ。『なみだ恋』が人気を集めた当時、八代さんは「ヒットしたのは多くの人が聴いてくれたから。世の中にその“恩返し”をしたい」と考えていたという。ちょうどそのころ、女子刑務所から「八代亜紀さんの歌が聴きたい」と要望が寄せられたこともあり、慰問に訪れた。それを皮切りに、全国の刑務所や福祉施設、また災害に見舞われた被災地への慰問を50年にわたり続けてきたのだ。慰問先で歌声を届け、つらい思いを抱える人たちの手を取り、一緒に涙を流した。「療養中も『元気になったら、歌って、絵を描いて、福祉施設の慰問も再開したい』と意欲を見せていたそうです」(芸能関係者)八代さんと交流のあった児童養護施設・八代ナザレ園(八代市)の富田美智子園長はこう語る。「37年前に後援会関係者の方とのご縁で来ていただいて以来、熊本にいらっしゃるたびに、スケジュールの合間を縫って当園に立ち寄ってくださったんです。裏門からこっそり入って子供たちを驚かせるのがお約束で。一人ひとりのことをよく覚えていて、『大きくなったね』と声をかけてくださるんです。子供をひざにのせて絵本の読み聞かせをしてくれたり、上手に絵を描くアドバイスをして喜ばせてくれました」子供たちを思う気持ちは、闘病中も途切れることはなかった。「年2回、夏と冬にお菓子や本、洋服などを贈ってくださっていて、この前のクリスマスにもたくさんのお菓子や絵本をいただきました」亡くなる数日前にも、八代さんのプレゼントが子供たちに笑顔をもたらしていたのだ。お礼を伝えるため、富田園長は事務所へ連絡を入れ、八代さんの近況を尋ねたという。「事務所の方から『まだ入院しているけど、体は動かしていて、病院でも歩いたりしています』と聞いて、近く復帰されるものとばかり思っていました。まだ、心の整理がつかない状態で……」訃報が流れた後、大人になった卒園生が泣きながら電話をかけてきたという。ナザレ園には、八代さんが描いた「マリア様」の絵が飾られている。園の創立100周年にあたって寄贈されたものだ。「八代さんがくださった思いは、私たちの中で生き続けます。誰にでも親身に接して、励ましの手を差し伸べてくれたことに、ただ感謝しかありません」人気歌手であると同時に、子供たちにとってはサンタクロースであり、聖母のような存在でもあった八代さん。やさしい笑顔とハスキーな歌声は、たくさんの人々の記憶の中でいまも輝いている――。
2024年01月16日1月14日、上沼恵美子(68)が『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)に出演。過去の性加害疑惑をめぐり活動休止したダウンタウンの松本人志(60)について言及した。昨年12月、2015年に行われた飲み会で参加した女性に性的な行為を迫ったと「週刊文春」によって報じられていた松本。松本側は事実無根であるとして当初から全否定し、1月8日には「週刊文春」との裁判に注力するため芸能活動を休止すると発表した。一連の報道について上沼は、番組の中で「あなた30年トップやねん。だからちょっと気緩みすぎてたかな、と。周りも悪かったんやろな、と思う。やっぱり脇が甘かったなってちょっと思います。記事が事実だったらですよ」「あなた偉いのに、超一流の人間やのに、なんや遊びは三流以下やったね。そんな気がすんの」と厳しい目線でバッサリ。いっぽうで、「休業ってことは引退に繋がりますよね。そんなことでいなくならんといてよ。もうイメージダウンはしてるけども、あなたがこの世界からいなくなるのはかなわん」「堂々としとってください。辞める必要もないし、休業もする必要ない」とも発言。かつて「M-1グランプリ」でともに審査員を務め、松本を芸人としてリスペクトしているだけに、休業には悔しさをにじまる場面もあった。厳しく批判しながらも先輩として愛をこめた上沼の発言には、インターネット上で《上沼恵美子、ええ事言うな。ホンマにそう》などと称賛が続出。実は、こうした上沼の発言には5年前からの“布石”があった。「19年11月、自身がMCを務める『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ)に上沼さんが出演を直々にオファーし、松本さんのゲスト出演が実現。芸能界のさまざまなスキャンダルについて話題が及ぶと、松本さんは『僕は犯罪は一切犯してない』と潔白を強調した上で、もしも自身にまつわるスキャンダルが報じられた際には、『上沼さんも扱ってくださいね』と話していました」(スポーツ紙記者)これに対し上沼は、「もちろんですよ!」と返答。「スタッフが“これ(扱うの)やめときましょう”って言っても扱います」「5人殺しても擁護します」と宣言したのだ。「上沼さんは松本さんの熱烈なファンであるだけに過激な言葉が飛び出たのだと思いますが、万が一松本さんに関する報道があったときには全力でサポートするという意思表示だったのでしょう。14日の『クギズケ』では『私一応なんぼ年いってても女やってるんで、吐きそうになったの。この行為がね』と本音を語りつつも、“休業する必要はない”とフォローするなど、5年前の宣言通りのスタンスをとりました」(前出・スポーツ紙記者)テレビ越しに愛のムチを送った上沼。その思いは松本に届いているはずだ。
2024年01月16日ひろゆきこと西村博之氏(47)が1月13日、『ABEMA Prime』(ABEMA)で元新潟県知事の米山隆一衆議院議員(56)と対談。能登半島地震を受け、限界集落の“集団移住”について話した。1月8日、Xに《非常に言いづらい事ですが、今回の復興では、人口が減り、地震前から維持が困難になっていた集落では、復興ではなく移住を選択する事をきちんと組織的に行うべきだと思います。地震は、今後も起ります。現在の日本の人口動態で、その全てを旧に復する事は出来ません。現実を見据えた対応をと思います》と投稿していた米山氏。高齢化した集落はインフラを整備するより、住民を住みやすい地域に移住させるべきだとの考えを示した。この日の『ABEMA Prime』で米山氏は、平時にこの議論を持ち出したとしても“いま大丈夫だから(移住はしなくて)大丈夫じゃない?”と言われてしまうと指摘。新潟県知事を務めた経験から、人口が減少するなかでインフラ維持のために現在と同じように費用を割き続けることは難しいと指摘。「住みやすいところに住んでいただこうってごく普通のことだと、僕は当然の提案だと思うんです」と主張した。しかしひろゆき氏は「人が死んでて埋まってるときにやるべきじゃないよねっていう普通の話を僕してるんですよ」と反論。さらに、「結局平時の場合だと注目浴びないから、じゃあ炎上したほうがわりと注目浴びるよねっていう、なんか“炎上芸人”的な動きの結果がいま(この議論をすること)なのか」とも続けた。“炎上芸人”のようだと言われた米山氏は、「そういう悪意はやめようよ、本当に。意味ないから」と呆れたような笑みを見せた。ひろゆき氏はなおも「1ヵ月後じゃなぜ意味ないんすか。僕わかんないです。1ヵ月後だとなぜこの議論が意味がないんですか」と食い下がったが、米山氏は「ほとんど本質的じゃない」と、細部を指摘するひろゆきに不快感をあらわにした。さらにひろゆき氏は「人が(今後)住まないんだからインフラ投資しなくていいよねっていうふうに考えてしまうっていう実害があるんですよ」と語り、いまの時点で移住の議論を持ち出すことによって義援金が減る可能性を指摘した。しかし米山氏は「“義援金が減ったら”というのはあなたの一懸念でしかないわけですよ。べつに本当に義援金減るかどうかわかんないですよ。むしろ新しい取り組みとして“移住にこれから支援します”“町場に行っていただくことに公的に支援します”“だからお金足りないから義援金お願いします”って言ったらむしろもっと(義援金は)増えるかもしれない」「自分の勝手な懸念をまるで絶対かのように言って、しかも“議論すんな”みたいな話ってちょっと独善が過ぎると思うよ」と指摘。それでもひろゆき氏は、未だ被害の全容が明らかではないことから「移住させられる人たちがどういう状況かって把握もしてなくて、東京に住んでる人たちが“こうすべきだ”“移住すべきだ”とか今の時点で判断すべきだっていうのは違うでしょ」と主張。しかし米山氏はあくまで“集落ごと移住する選択肢を震災を機に考えるべき”というスタンスであり、ひろゆき氏に対して「そんな話誰もしてないから。常にそうやって話変えるけど、まずね、大きな方針として移住も考えなきゃいけませんよねって議論をしてるだけじゃないですか。個別の話なんてできっこないし、しようともしてないわけですよ。それを“いや個別のことはできないだろ”“今するな”みたいな話に極論に変えるのはやめてください」と言い返した。また、ひろゆき氏は集団移住は「移住する本人が決めるべき」と主張し、「能登の人たちが議論に参加しないところで、大方針として“移住にするんだ”とかいうのを決めるのは東京の無意味なことをやってる感じがする」と苦言を呈したが、司会進行を務めた平石直之アナウンサー(49)が「強制移住させるっていう話はしてない」とたしなめる場面もあった。集団移住の概略について話したい米山氏だったが、細部を指摘し続けるひろゆき氏によって議論が深まらない結果に。コメント欄には、ひろゆき氏に対して批判的な声が相次いでいる。《ひろゆきはマウント取りに躍起になるんじゃなくて、本筋のところで議論を深めて欲しい。こんな大事なトピックだからこそ、小競り合いに終始するのではなく誠実な態度で対峙しなくてはいけないんじゃないかなぁ。》《ひろゆきさんの言ってることは感情論と屁理屈だけ。言葉尻をとらえて人を貶めることしか考えてないように感じてしまう。米山さん言ってることが圧倒的に正しいと思うのだが。》《ひろゆきってこんなんだっけ?行政が出来ることって視点では米山の言ってることは十分理解出来るものなのに、ディベートで勝つことしか考えてないから議論を深めることの邪魔にしかなってない。》
2024年01月15日「目標を90歳ぐらいまで頑張ろうなんて、そういう気持ちでいるので。我々73になると、色んなものがどんどん忘れがちになるんでね。それをカバーしてもらうには一番大切な人」1月10日、一般人女性と昨年6月に入籍していたことを発表した演歌歌手の細川たかし(73)。12日に行われた「細川一門!新春コンサート」の取材会では結婚した心境を問われ、冒頭のように語ったという。新たな伴侶を得て公私ともに順風満帆な細川だが、一部SNSでは“ワイルドな私服”が話題を呼んでいる。発端は、11日に配信された「FRIDAY DIGITAL」の記事。細川は「FRIDAY」の直撃を受けたことで再婚を発表したと報じられ、《1月中旬、奈良県でコンサートを終えて会場を後にする細川》とのキャプションを添えて新婚夫妻の2ショットが掲載されていた。コンサートや音楽番組でも和服姿のイメージがある細川。だが掲載された写真では、スポーティーなセットアップを着用していたのだ。黒と白を基調とした暖かそうな素材で、ジップアップのトップス中央にはドクロがあしらわれているというド派手なデザイン。足元は白のスニーカーを合わせており、実年齢よりも若々しく見えた。「このブランドは、木村拓哉さん(51)がアンバサダーを務めるゴルフアパレル『MARK&LONA』。目を引く大きなドクロ柄はブランドロゴで、昨年の秋冬コレクションで発表されたボア素材の商品です。価格はトップスとボトムス合わせて、13万円以上すると言われています。細川さんはゴルフ好きでも知られており、YouTubeチャンネル『TEAM細川』ではその腕前を披露しています。とはいえ和装のイメージが強いだけに、私服とのギャップに驚いた人も少なくなかったようです」(ファッション誌ライター)一部SNSでは、「FRIDAY DIGITAL」に掲載された細川の写真をコラージュする人まで出現する事態に。話題沸騰のなか、“完コピ”した人物が。それは、お笑い芸人・レイザーラモンRG(49)。15日に更新したXで《細川たかし師匠とお揃いゲット♪》と綴り、細川と同じセットアップに身を包んだ写真を添えた。足元も白いスニーカーで揃えており、「FRIDAY DIGITAL」に掲載された細川と同じ表情でポーズまで真似ていた。さらに前髪も大胆に剃っており、細川の独特なヘアスタイルに寄せたことが伺える。さらに一般ユーザーから“合成写真ではないことを証明して”と求められると、細川たかしと同じセットアップ姿で階段を下りる動画も公開したのだった。RGといえば細川のモノマネが反響を呼び、細川から授かった芸名「こぶたかし」で’17年5月にリリースされた「縁結び祝い唄」のMVに出演したことも。本家も認めるRGのポストは瞬く間に拡散し、モノマネの速さに感嘆する声が相次いでいる。《仕事が早いw》《流石のスピード感》《これが一番優勝www》《動画まで出してもらってありがとうございます 最高です!》《似すぎて鳥肌が!》
2024年01月15日レゲエグループ「湘南乃風」のSHOCK EYE(47)が、1月13日放送の『日立 世界ふしぎ発見!』(TBS系)にミステリーハンターとして登場。「新春開運スペシャル!大江戸パワースポット巡り!」と題し関東近郊の神社を巡るという内容だったが、放送内で明かした“本名”が話題となっている。徳川家とゆかりがあるという東京・赤坂にある日枝神社を訪れると「よく来ます」と答えたSHOCK EYE。宝物殿にて徳川家ゆかりの宝物を紹介されると、実は徳川家の譜代である植村家の生まれで、本名は「植村家浩(うえむらいえひろ)」であることを明かしたのだ。植村家は徳川家康の祖父の時代から仕えた古参中の古参の家臣で、家康から唯一「家」という字を名乗ることが許された家系であるという。放送後の14日、SHOCK EYEはInstagramを更新。本名や生まれを明かした理由について《個人的には今日の放送で、今までほとんど公に言うことのなかったご先祖の話、、大好きな世界ふしぎ発見のお願いならば良いかなと、告白させてもらいました》と綴った。さらに、《武士の家に産まれて、家柄ゆえに厳しいしつけなど、幼少期はもちろん理解はできず、他の家と違うことで、正直嫌な想いはあったけど、大人になり、今こうして日本の文化や社寺のことを発信する役目をしていることも、そんな出生だったからなのかな?と思ったりもします》と半生を振り返った。一部で“歩くパワースポット”として知られ、写真を待ち受けにすると幸運になるとも言われているSHOCK EYEの明かされた本名や家系に、SNS上では驚きの声が寄せられていた。《本名がずっしりと重い名前でビックリ!歩くパワースポット的な方ですけれど、受け継がれたなにかがあるんですかね。遡ってもごく平民の自分としては先祖の記録が残っているというのも面白いし凄いな?と》《植村家といえば、名門ですね。しかし、現代でも厳しいしつけがあるとは驚きです。《しかも、今も家康に許された家の文字を継承してるとはさらに驚きです》素敵ですね。こういう事は公表してくれて嬉しい。歴史的に興味ありますし、何よりも神秘的。歩くパワースポット的にな存在かも。もっと知りたくなりますね》《SHOCK EYEさん、待ち受けにしたらいい事あるよ~て前から知ってたからちょくちょく待ち受けにさせてもらってたんだけど、お名前と家柄すごすぎてそりゃあいい事起きるよなって存在の方だった》
2024年01月15日YouTuberがあるいたずらを繰り返して逮捕された。TMZなどが報じている。昨年11月、ベルギーの電車内で1人の男がバケツ一杯の汚物を乗客にかけるという悪質ないたずらが発生した。やったのは、フォロワー数480人ほどのYouTuberで自称アーティストの、YaNike被告(22)だった。YaNike被告が最初に動画を投稿したのは昨年4月、Instagramのスクリーンショットを繋げただけの稚拙なもので、再生回数は2000回強だったという。7月に、今回逮捕のきっかけとなったいたずらシリーズ「Surprise du chef 2(シェフのサプライズ)」を投稿している(1は削除済み)。「シェフのサプライズ」はペンキや油、ビールなどを混ぜ合わせたものを入れたバケツを電車に持ち込み、乗客の頭上でひっくり返すという非常に悪質なドッキリだそうだ。バケツの中身をかけられた乗客が呆然としている間にYaNike被告は電車を後にする。11月に投稿されたシリーズ6作目では犬の糞を内容物に加えているという。乗客と鉄道会社が苦情を申し立て、当局は1月3日にYaNike被告を暴行、傷害、器物損壊の罪で逮捕、起訴した。ちなみにチャンネル登録者数は1月15日現在、735人に微増している。
2024年01月15日青年革命家・ゆたぼん(15)が高校進学に悩む陰で、父で心理カウンセラーの中村幸也氏がXで怒りをぶちまけている。小学3年生のときに不登校になり、中学校には一度も通学していなかったゆたぼん。これまではオンラインのフリースクールで勉強を続けてきたと公言していたが、昨年9月に自らのYouTubeチャンネルで初めて登校したと明かしていた。ゆたぼんは現在中学3年生で、1月1日に公開された動画で「高校について、今すごく迷っていて。行くか行かないかで。すごく迷ってるんですけど、みんなどう思いますか?」と意見を求めていた。14日に公開した動画では、視聴者から寄せられた様々なアドバイスを紹介。その上で「自分でもすごく考えたんですけど、このことについてはまた次回の動画でちゃんと報告しようと思っているんで」と、考えをまとめる意向を示している。そんななか幸也氏が、とあるユーザーとXで応酬を繰り広げているのだ。そのユーザーとは、昨年の春頃にゆたぼんのアカウントを乗っ取ったとされる人物。13日に自らのアカウントで乗っ取りを告白し、ゆたぼんと幸也氏に謝罪の言葉を綴っていた。ゆたぼんも同日に更新したXで、《僕はこの人から学べる事が沢山あったので、許す事にしました。僕も知らなかった言葉とか四字熟語などを沢山知る事ができて本当に勉強になったし、言葉の使い方も教えてもらえました》と寛大な対応を見せていた。しかし幸也氏は、いまだ許せなかったようだ。“自称ニセゆたぼん”の四字熟語を用いた丁重な言葉使いが癇に障ったのか、こう怒りをあらわに。《普通に謝罪すればいいだけなのにこんな時まで四字熟語を使用してふざけとんか?まったく反省の色が見られない。ゆたぼんが許してあげてほしいって言うからゆたぼんの意見を尊重したが、オレはお前許してないから。さっさとアカウント削除して、消えろ、カス!》幸也氏は“自称ニセゆたぼん”のコメントに反論を重ねていたが、次第に“自称ニセゆたぼん”も《お父様の暴言につきましては容認できかねます》と反発するように。応酬が繰り広げられるなか、幸也氏は15日に我が子の高校受験について次のように説いていた。《高校なんて行っても行かなくてもどっちでもいい。行きたいなら行ったらいいし、行きたくなければ行かなきゃいいだけ。そもそも高卒の資格なんて高卒認定に合格したら手に入るし、そのあと大学に行く道もある。通信制だってあるし、従来の高校に進学することだけが道じゃない》すると“自称ニセゆたぼん”は、《高校受験を控えたお子様をお持ちであるお父様がそのような発信をされては本末転倒、茫然自失する次第であります。高校受験は人生において最も大切な分岐点であり、今後の人生を左右する一大イベントです》と反論。幸也氏はスルーすることなく、《高校受験ごときで人生が決まるわけねぇだろ》と一蹴したのだった。さらに“自称ニセゆたぼん”が《お父様は最大限のサポートをすべきではありませぬか?》と投げかけると、幸也氏は《お前には関係ないから黙っとけや!カス そもそも高卒の資格なんて高校行かなくてもいつでも取ろうと思ったら取れんだよ》と反論。続くポストでは、横槍を入れてくる人に対する不快感を表していた。《高校行く行かないなんて本人が決めることなのにゴチャゴチャ言ってる奴マジでキモいな。そもそもネットでも勉強できる今の時代に高校行く意味なんて大してないだろ》進路に悩むゆたぼんだが、父の振る舞いはどのように映っているのだろうか。
2024年01月15日1月15日、関西ローカルの情報番組『おはよう朝日です』(ABCテレビ)で、月曜コメンテーターを務めていた元Aぇ! groupの福本大晴(24)が降板することが発表された。福本は23年12月30日、コンプライアンス違反のためSMILE-UP.とのマネージメント契約を解除されていた。関西ジュニアを牽引するAぇ! groupの一員だった福本。“ジャニーズ初の国公立大学に現役合格”という肩書を活かし、クイズ番組などにも出演していたが、年の瀬に“電撃解雇”となった。SMILE-UP.はコンプライアンス違反の詳細については、《当該関係者の方々のプライバシーならびにご意向を尊重し、公表を控えさせていただきます》とされていた。「Aぇ! groupはデビュー間近とも目されていただけに、福本さんの突然の契約解除には衝撃が広がっていました。1月6日に放送予定だったグループのレギュラー番組『THE GREATEST SHOW-NEN』(ABCテレビ)は急遽放送を中止。福本さんが出演していた『池上彰の関西人が知らないKANSAI』(関西テレビ)は、福本さんの出演部分をカットして9日に放送されました。グループで出演していたYouTubeも、福本さんが出演していた分は配信できなくなりました」(スポーツ紙記者)各局が対応に追われるなか、意外な動きを見せた番組が。Aぇ! groupがレギュラー出演するバラエティー番組『Aぇ!!!!!!ゐこ』(MBS)だ。MBSは同番組について12日、「収録済みの番組については放送します」とし、SMILE-UP.社はコンプライアンス違反の内容について関係者のプライバシー・意向を尊重し公表を控えるとしており、MBSとしては「状況の把握につとめておりますが十分な情報は得られず、現時点では、すでに収録済みの番組を休止する判断には至りませんでした」と説明。福本の出演部分のカットなどもしないという。さらに13日にはAぇ! groupのメンバー・佐野晶哉(21)が情報バラエティ番組『あさパラS』(読売テレビ)に生出演。福本の契約解除について、「僕らも発表したのとほぼ同時に聞いて、発表したこと以上の深いこと、情報を知らない状態なので」と言及した。「15日の『おは朝』では福本さんのコメンテーター降板について、番組MCの岩本計介アナウンサー(47)が『私も含めて“おは朝”のスタッフもそうなんですが、実際何があったかということは本当に知らないんです。わからないままなんです』と発言しました。福本さんは3年ほど同番組に出演していたため、突然の降板に共演者も『喪失感が拭えない』と困惑しているようでした」(前出・スポーツ紙記者)ともに切磋琢磨してきたグループのメンバーさえも福本の“コンプライアンス違反”の詳細を知らず、共演者も福本の不在を嘆く事態。SNS上では、ファンを中心に困惑する声が上がっている。《メンバーも大晴の退所理由知らないの?ほんとだとしたらみんなモヤモヤした気持ち抱えながら無理やり納得して5人で活動して行くってこと?え~~~~~…………》《ますます大晴何したかわからんの草怖すぎまじで》《大晴がなにやったかごく一部の限られた人間にしか知らない説あるよね。メンバーにさえ教えてないんだもん。レギュラーやってた番組のスタッフさんも知らないって。ほんとなにやったんだろーな。》《ほんと大晴くんなにしたの、。なんでメンバーまで知らないの、。》
2024年01月15日記録的な暖冬とはいえ、ここのところ寒さも一層強まり、ようやく温かい鍋料理が恋しくなる季節に。「野菜がふんだんに摂取できて健康的だし、家族や友人などで鍋を囲む時間は楽しいものです。しかし、薬を飲んでいる人は、食べ合わせの相性の悪い鍋もあるので注意が必要です」こう注意を促したのは、国際感食協会理事長で薬剤師の宇多川久美子さんだ。なかには一般的に市販されている風邪薬などでも中毒を起こしかねない“NG鍋”の組み合わせも存在するという。この冬、注意すべき“やってはいけない、薬と鍋の食べ合わせ”を解説してもらった。【1】消炎鎮痛剤×キムチ鍋「頭痛のときによく服用する鎮痛剤や、風邪のときに服用する風邪薬など、NSAIDs(抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用を有する薬剤の総称)として販売されている非ステロイド性消炎鎮痛剤は、痛みを抑えてくれる代わりに、胃の粘液を減らす作用があります」通常、胃は粘液によってガードされている。しかし胃が無防備になると、刺激物によって胃壁を荒らしてしまうのだという。「唐辛子やにんにくなどが含まれたキムチ鍋や、刺激のあるスパイスが調合されたカレー鍋は要注意といえます。胃痛、胃のむかつきなどの症状が出やすくなってしまいます」ドラッグストアに売っている代表的な鎮痛剤にも、キムチ鍋と一緒のタイミングで摂取する場合は注意が必要な成分が。イブプロフェンが含まれている頭痛薬などは身近だが、刺激が強い食事と一緒に取るときは気をつけよう。【2】葛根湯×ブリしゃぶスーパーなどでも、冬場は脂が乗ったブリしゃぶセットが販売されているように、なじみ深い鍋料理だ。野菜と魚の組み合わせなので健康的なイメージだが、相性の悪い薬があるという。「風邪のひきはじめによく服用される葛根湯は要注意です。葛根湯は副作用が少ないと思われていますが、じつは、かゆみを作るヒスタミンという物質をため込みやすい性格を持っています。葛根湯に限らず、同様の性質は多くの生薬が持っています。一方、ブリにはヒスタミンのもととなるヒスチジンが含まれており、体内でヒスタミンに変わります」つまり、同時に摂取することでヒスタミンの濃度が高くなってしまうのだという。「すると、アレルギー症状の一つであるヒスタミン中毒が引き起こされ、顔面紅潮や発汗、嘔吐などに見舞われる可能性があるのです。ブリの照り焼きを食べたらヒスタミン中毒を起こし、救急搬送されたというニュースもあります。葛根湯と合わせることで、そのリスクが高まってしまうおそれがあると考えられます」ヒスチジンはブリのほかにもサンマやイワシ、マグロなどの赤身魚に含まれているため、マグロとねぎをメインとしたねぎま鍋なども、葛根湯とは合わせないほうが無難だろう。■ポトフやチーズフォンデュなどの洋風鍋も要注意【3】胃薬×シチューコロナ流行後、はじめての行動制限のない今年の年末年始。例年以上に忘年会や新年会の予定を入れているとなると、ますます胃薬が手放せない。ところが、市販の胃薬などに含まれる水酸化アルミニウムゲルは、カルシウムやカルシウムが豊富な牛乳との相性が悪いともいわれ、疲労や吐き気、呼吸困難や錯乱などの症状が出る高カルシウム血症などを引き起こす可能性が指摘されているのだ。「牛乳をたっぷり使用したクリームシチューなどは、アルミニウム製剤を飲んでいる人は避けた方がいいでしょう」【4】血糖値降下剤×きのこ鍋きのこは物価高のご時世でも、比較的価格が安定していて、しかも低カロリーで食物繊維が豊富なヘルシー食材。お財布的にも健康的にもやさしいきのこをふんだんに使った鍋を食べたいところだが、血糖値を下げる薬を飲んでいる人は要注意だという。「きのこ全般にいえることですが、なかでもまいたけに含まれるβグルカンという物質が血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあります」そのため、糖尿病などで血糖値降下剤を服用している人が大量のきのこを食べると相乗効果で低血糖を起こしかねないのだ。「低血糖の症状としては、最初は冷や汗や手の震え、発汗、頻脈、不安な気持ちが出てきたりします。さらに進むとめまいや頭痛、集中力の低下、場合によっては意識を失うなど救急搬送されてしまうケースもあります。こうした低血糖を避けるためにも、きのこ鍋の中に、高血糖の大根やにんじんなどの根菜、ごはんなども入れて、バランスが偏らないように食べることが望まれます」【5】抗血栓薬×ポトフ「血液をサラサラにするワルファリンなどの抗血栓薬を服用している人は、ビタミンKを含む食材はNGです。ビタミンKが、抗血栓薬の吸収を妨げ、効果を少なくしてしまうためです。ビタミンKが含まれる食材といえば納豆や緑黄色野菜です。ブロッコリーやにんじんをふんだんに入れたポトフなども避けたほうがいいかもしれません」さらにほうれん草を使った常夜鍋、納豆が入った鍋なども要注意といえそうだ。【6】抗結核剤×チーズフォンデュ「イソニアジドなど抗結核剤は、チラミンという物質の代謝を阻害する働きがあります。そのため、チラミンが含まれるチーズとの同時摂取は避けるべきでしょう」チーズの鍋といえば、チーズフォンデュ。ワインと一緒に楽しみたいところだが……。「ワインもチーズ同様に、このチラミンが豊富に含まれています。抗結核剤を服用していれば、体内のチラミン濃度が高くなり、顔面紅潮、頭痛、血圧上昇といった中毒症状が起こってしまう危険性があります。飲むときは気をつけましょう」野菜もたくさん食べられるため、鍋=健康的と考えがちだが、服用している薬によっては不健康になりかねないことを留意しておこう。楽しく家族と鍋を囲んで団らんするひと時は、薬との組み合わせに注意してみて。
2024年01月15日「双方の所属事務所は結婚どころか交際していることも知らなかったといいます。剛さんは相方である堂本光一さん(45)やSMILE-UP.社の東山紀之社長(57)にも、結婚を発表する直前に報告したそうです」(芸能関係者)1月11日、KinKi Kidsの堂本剛(44)が、ももいろクローバーZの百田夏菜子(29)と結婚したことが発表された。交際期間は1年未満だといい、日本中を驚かせた人気アイドル同士の電撃結婚。発表まで極秘に進められたというが、その背景には剛のこんな思いがあったという。「交際・結婚がスクープによって公になるよりも前に自ら正式に発表したいと剛さんは考えていたそうです。お互いアイドルであることから、“ファンに誠実でいたい”との思いがあったといいます」(前出・芸能関係者)2人の出会いは12年前に遡る。「初共演は’12年。キンキが司会を務める音楽バラエティ番組『新堂本兄弟』(フジテレビ系)にももクロがゲスト出演しました。百田さんは、この番組に出ることが憧れだったとか。その後も交流は続き、16年には剛さんがももクロに楽曲提供。剛さんはレコーディングに立ち会うほど気にかけていました。しかし15歳の年の差もあり、あくまでも“仲のよい友人”だったようです」(制作関係者)長い友人関係から晴れてゴールイン――。12年の間には、剛の結婚願望に変化があったようだ。■「指輪は面倒」結婚願望は弱かった17年7月、出演したバラエティ番組『しゃべくり007』(日本テレビ系)で剛は結婚について、顔をしかめながらこう語っていた。「本当は『結婚しました』『指輪です』みたいな時間は面倒くさいなって思う。だから、この人と一緒にいたいなって思ったらそのまま日々が流れていくぐらいが本当は理想」前出の制作関係者は言う。「かつては理想の結婚相手を雑誌などに語っていたこともありました。しかし年を重ねるごとに“結婚”という形式に縛られたくないと考えるようになり、“結婚は絶望”というほどネガティブなイメージを持っていたようです。キンキとしての仕事に加えてソロでの音楽活動が充実していたこともあり、結婚への焦りはなかったのでしょう」しかし23年には旧ジャニーズ問題が噴出した。「タレントの仕事にも影響が出るなど不安定な時間を過ごしたからこそ、剛さんも心の支えや光を欲したのかもしれません。もともと剛さんは恋愛では“自ら追いかけるタイプ”。長年の友人だけに、“付き合うなら結婚を前提に”という真摯な姿勢に百田さんもすぐに惹かれたそうです」(前出・制作関係者)前出の芸能関係者は、“お似合いの2人”だと太鼓判を押す。「剛さんは『結婚するなら“陰”の自分とは正反対の人がいい』と話していましたが、百田さんはファンやスタッフから『太陽のようだ』と言われるほど天真爛漫な性格です。さらに百田さんは明るく爽やかな声の持ち主。突発性難聴を患い、内省的な剛さんにとって“話していて安心する人”だといいます。百田さんもかねて“年上が好き”と公言していますから、剛さんはぴったりですね」12年前から剛の心に“潜伏”していた百田の愛。これからの人生を明るく照らしてくれるに違いない。
2024年01月15日《小沢本人より、一連の報道において現在も関係者及びファンの皆様に混乱やご迷惑をお掛けしていることに強く責任を感じ、芸能活動を自粛したい旨の申し出がありました》1月13日、お笑いコンビ・スピードワゴンの小沢一敬(50)が芸能活動を自粛すると発表された。所属するホリプロコムの公式サイトを通じて冒頭のようにコメントがあり、《出演を予定していた番組・イベント等の関係各位に多大なるご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げます》と謝罪も綴られた。「23年12月末に『週刊文春』が、ダウンタウン・松本人志さん(60)が15年に都内高級ホテルで行われた飲み会で、参加した女性に性的な行為を迫ったと報道。小沢さんは飲み会に女性を集める“アテンド役”を務めたとして名前が挙げられていました。松本さんが所属する吉本興業は報道を『当該事実は一切ない』と全否定。1月8日には、松本さんが芸能活動を休止して『週刊文春』との裁判に注力すると表明しました」(スポーツ紙記者)いっぽうの小沢も、1月9日に所属するホリプロコムが《小沢一敬はこれまで通り活動を続けてまいります》とコメントを発表。《なぜならば、小沢の行動には何ら恥じる点がないからであります。一部週刊誌の報道にあるような、特に性行為を目的として飲み会をセッティングした事実は一切ありません》と疑惑を否定した。ところが事態は急変し、わずか4日後に芸能活動の自粛を発表したのだ。「13日にはスピードワゴンとして静岡県でのお笑いライブに出演する予定でした。しかし前日の12日に、小沢さんの体調不良を理由に急遽欠席すると発表されていました」(前出・スポーツ紙記者)《小沢の行動には何ら恥じる点はない》と一連の報道を強く否定をしたにも関わらず、わずか4日で一転して芸能活動を自粛することに。さらに疑惑の渦中にあるなか、お笑いライブを突如欠席したことで、SNS上では小沢への不信感が高まっている。《都合が悪くなったら体調不良になるのは政治家と似てるな。恥ずかしくないんか》《小沢まで結局活動自粛してるじゃん。何ら恥じる点はないとか言っててこれはクソダサい》《行動に恥じるところないっていってたのになんで》《この件よく知らないし誰が悪いとか悪くないとかよく把握してないんだけど、ただひとつ、足並み揃わず言うことがコロコロ変わる人は信用されなくなるのは確かだと思うよ》
2024年01月14日清水ミチコ(63)。デビューしてすぐに人気番組への出演をつかんで以来、ずっとスター街道をひた走ってきた。たったひとりで約1万人を爆笑の渦に巻き込む、前代未聞の武道館ライブももう10周年。そんな彼女の変わらぬ原点は、家族だ。普通が一番、と頑なだった父。最後に贈ってくれた言葉がミチコを今日も奮い立たせる。これまで語られなかった、清水家の愛の歴史がここに―─。(全2回・後編)■父の教え“お客さん第一”を守り、訃報を聞いた直後もラジオに出演数々のスターの特徴を絶妙なバランスで誇張したモノマネは、ファンばかりでなく、モノマネされた当事者たちも魅了した。「あなたはほかの人のモノマネはうまいけど、私のマネだけは下手ね」こう言われることが多かったのも、本人すら気づかないほどの特徴を見抜いていたからだろう。桃井かおりとの共演を果たした映画『木村家の人びと』では、初顔合わせで台本の読み合わせをする際、桃井が遅刻。「監督が面白がって、桃井さんのセリフを私がモノマネで代読することに。現場に来た桃井さんは『いい味出してくれちゃって、ありがとう』って笑ってくれました」顔マネをしたことがある長渕剛の事務所からは、ある日、突然「長渕からお話があるそうです。東京でライブがあるので、来てください」と連絡があった。「当時は『ふざけた芸など許さん』というイメージを勝手に持っていたんですが、ライブが終わると長渕さんは『新しい俺を見てくれましたか。またマネしてください』と、グッズやカレンダーなどをプレゼントしてくれたんです」クレームらしいクレームが来たことがないのは、根底に、モノマネ対象者への愛情と興味があるためだろう。だから瀬戸内寂聴さんからは逆に《私のようなものを、モノマネしてくれてありがとうございます》とお礼のはがきまでもらった。黒柳徹子に至っては、ライブで使用するVTRに、ノーギャラで出演してくれたという。「お礼に、自宅での食事会にお誘いしたのですが、昼の11時にいらっしゃって、お帰りになったのは夜の11時。その間、ずっとおしゃべりしっぱなしで感激しました」モノマネ相手への愛情とともに、常に大切にしてきたのはファンだ。「両親は地元で商売をしていたので、お客さん第一。おばあちゃんに不幸があっても、お客さんが来るから店は閉めないし、明るく対応するんです。そんな姿にはかなり影響を受けましたね」その父も、15年ほど前にがん闘病の末、亡くなっている。忘れられないのは、父の晩年に地元・飛驒高山で行ったコンサートだ。「たまたま私の誕生日が近かったものだから、サプライズでお祝いをしてくれたんですね。『ハッピーバースデー』を歌いながら、ロウソクを立てたケーキを持った父がステージにやってきて……」それだけでも満足だったが、父は娘のために、スピーチまでしてくれた。「『私は娘を人に笑われないように育てたつもりですが、すっかり笑われる人間に成長してしまいました』って。会場はウケたし、私も『コメント、すごく面白かった。ありがとう』と伝えると、父も喜んでくれたんです」幼いころ、普通に育ってほしいと人を笑わせることに反対していた父だが、娘の晴れ舞台で、直接応援の気持ちを伝えてくれたのだ。それから間もなくして、父は亡くなったーー。「ラジオの仕事の直前に、訃報が来ました。このまま本番に臨んで大丈夫なのか心配だったんですが……。実際に始まると、落ち込まず、泣かずに楽しくトークができたんですね」ミチコにとって次の転機は、恒例の武道館ライブを始めたこと。毎年行うツアーのなかでも、核となる武道館ライブには、8年ほど前からは弟・イチロウさんが参加している。「『赤いスイートピー』をすごくゆっくり歌うネタがあるんですね。歌とずれたピアノ伴奏ができる、強いハートを持っているのが弟だったんです」スタッフに好かれているイチロウさんがいることで、現場の雰囲気がよくなった。もちろん、ミチコにとっても、不可欠な存在だ。「今でも武道館公演の前日は“観客席は埋まっているけど、全然怖くない”って思い込むように、イメージトレーニングをします。人の気にのまれると、お客さんが10人でも気負けして“今、何していたんだっけ”って、混乱してしまうから。でも、武道館はひとりで立ち向かうのはプレッシャーだけど、隣に気心の知れた弟がいることで、すごく支えられているのがわかるんです」だからこそ、観客を爆笑させたミチコは興奮気味に語るのだ。「武道館はプレッシャーもすごいけど、やり終えたときの快感は、何ものにも代えられませんーー」■引退は考えない。「いい意味でいいかげん。だから今が人生でいちばん、楽しい」「“隣人は芸の肥やし”って、面白がろうと思えば、なんでも面白くネタに利用できます。人間に興味と関心を持って、これからも頑張っていきたいですね」今月27日で64歳となるミチコ。あと1年もすれば年金受給開始年齢となるが、引退は考えない。「仕事が来なくなったら、辞めるしかないわけじゃないですか。だからオファーがあるうちは、ありがたくお受けします」そんな考えだから、終活も「すぐにやめてしまった」という。「森山良子さんも『形見のリストを作って、次の日の朝に読み返すと“私ってケチだな”って思えて、嫌になって』と言っていたんですが、すごく共感できたんです。もういいや、あとは家族で好きに分けてもらえればいいやって思って、終活とは早々に決別しました」逆に仕事に対する意欲は膨れ上がる。コロナ禍の’20年に還暦を迎えたが、挑戦は続けている。「コロナ禍でライブ活動ができなくなっても、次々に“この人のモノマネやってみたいのに”ってアイデアは浮かんでくるんですね。それを発散するために、YouTubeチャンネルを開設。多いときは100万回再生を記録する動画もあって、’21年には伊丹十三賞をいただきました」早くも次回の武道館ライブの構想も練っている。「新たにゲストを迎えてみたいし、AIがもっと進化したら“共演”したいですね。ライブはプレッシャーもあるけど、おばさんになったことで悪い意味で図々しく、いい意味でいいかげんにできる。だから、今が人生でいちばん、楽しいって思えるんです」肩の力を抜き、たゆたうように時代の波に乗りながら、清水ミチコは、笑いを生み出し続けるーー。
2024年01月14日『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)や『VIVANT』(TBS系)といった数々の名作ドラマが生まれた2023年。2024年になったばかりだが、早くも今年を占う冬ドラマが各局でスタートし始めている。放送開始前に最も見たいと思われているドラマはどれなのか。そこで、本誌は1月からスタートする民放キー局のゴールデンタイム(19時〜22時)に放送されるドラマを対象に、「最も期待している作品」について調査。対象は15歳以上の男女500人とし、クロス・マーケティングの「QiQUMO」を利用した。60票を獲得し、同率2位に選ばれた2作品は、ともにフジテレビ系の『君が心をくれたから』と『大奥』。『君が心をくれたから』は同局屈指の名物ドラマ枠である“月9”で放送される、宇山佳佑によるオリジナル脚本作品。永野芽郁(24)演じる主人公・逢原雨が、故郷の長崎でかつて心を通わせた朝野太陽(山田裕貴・33)と再会。喜んでいるのもつかの間、太陽が事故に遭ってしまい、あの世からの“案内人”と名乗る男が「君が“心を差し出す”ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」と条件を雨に突きつけて……、というファンタジーラブストーリーだ。永野は本作で月9初主演を果たし、出演に際し「 “私、月9で主演をやれるようになったんだ!”って、じわじわと実感してきています」と語るなど気合十分のよう。そんな本作には、「物語の内容に期待できる」「ファンタジックな現実味のないところ」といったオリジナル作品ならではの、まだ見たこともないストーリー展開を楽しみにする声が。またNHK朝ドラ『半分、青い。』や映画『マイ・ブロークン・マリコ』など数々の話題作で確かな印象を残してきた永野について「永野芽衣の演技力に期待」「主演が永野芽郁だから」と期待を寄せる人も多かった。続いて『大奥』は、フジテレビで2003年から定期的に製作されている人気時代劇シリーズ。’03年版の菅野美穂(46)、’16年版の沢尻エリカ(37)など、その時代を代表する名だたる女優が主演を務めてきた。本作は連続ドラマとしては’05年以来19年ぶりとなり、その大役に選ばれたのは小芝風花(26)。小芝演じる五十宮倫子と政略結婚する相手役・徳川家治をKAT-TUNの亀梨和也(37)が演じる。嫉妬や陰謀渦巻くドロドロとしたストーリー展開がおなじみで、作品ごとにそれぞれ個性を放ってきた『大奥』シリーズ。これまで築いた歴史から「大奥シリーズはずっと見ているので」「大奥の出来事をどのような内容で表現するのか楽しみです」と推す声が。また、よしながふみによる漫画を原作とする『大奥』が昨年、NHKで2シーズンに渡って放送された。こちらは謎の疫病で男子の人口が急速に減少した“男女逆転大奥”で、フジテレビ版とは設定も異なるが、高い評価を獲得したこともあって「NHKの大奥とどう違うのか楽しみ」「NHKの大奥が好きだったから。こちらはどうか気になる」と比較を楽しみにする人もいた。そんな2作品に2倍以上の差をつける146票獲得して圧倒的な1位に輝いたのは『さよならマエストロ〜父と私のアッパシオナート〜』(TBS系)。西島秀俊(52)演じる才気あふれる指揮者・夏目俊平と、芦田愛菜(19)演じるその娘・響とのヒューマンドラマ。5年前の“ある事件”をきっかけに決別していた2人だが、俊平が地方オーケストラの指揮を務めるために帰国したことから、気まずい同居生活が始まり……というストーリーだ。昨年の第94回アカデミー賞で主演を務めた映画『ドライブ・マイ・カー』が国際長編映画賞を受賞した西島と、子役時代から圧倒的な人気を誇り、’19年には「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で祝辞を述べた“国民的女優”である芦田によるW主演作ということもあって、絶大な期待を寄せる人が相次いだようだ。「西島秀俊さんと芦田愛菜さんの共演だから」「演技力のある芦田愛菜が出ているから」「芦田愛菜ちゃんの演技に期待感がある」「芦田愛菜さんの、ファンなので、みたいと思います」果たして、冬ドラマが終わった時の“感想”は期待どおりとなるのか――。
2024年01月14日