女性自身がお届けする新着記事一覧 (829/893)
5月のカンヌ映画祭では、エヴァ・グリーン、エマニュエル・セニエと共にレッドカーペットを歩いた(写真:INSTARimages/アフロ) 映画監督ロマン・ポランスキー(84)に、また新たな性犯罪疑惑が持ち上がった。ニューヨーク・タイムズによると、元女優のドイツ人女性ラナーテ・ランガー(61)が、15歳のときにポランスキーにレイプされたとスイス警察に訴え出たという。ポランスキーによるレイプ被害に遭ったという女性はこれで4人目となる。 ポランスキーは1977年にジャック・ニコルソン邸で当時13歳だったサマンサ・ゲイマーに薬物とアルコールを摂取させた上で性的関係を持ち、強姦をはじめとした6つの罪に問われた。保釈中だった1978年、判決が出る前にフランスへ逃亡し、以後一度も米国の土を踏んでいない。 2人目は『テス』(1979年)の主演女優ナスターシャ・キンスキー(56)。ポランスキーは彼女と交際していたが、その関係は彼女が15歳の頃から続いていた。 2010年には、『ポランスキーのパイレーツ』(1986)でデビューした英国人女優シャーロット・ルイス(50)が、16歳のときにポランスキーに性的虐待を加えられたと記者会見で公表している。 今回新たに名乗り出たランガーは、15歳だった1972年2月、スイスのリゾート地グシュタードにある家で、ポランスキーに性的暴行を受けたという。ポランスキーの代理人と顧問弁護士ハーランド・ブラウンは双方とも、この件に関してコメントを避けている。
2017年10月04日女優の中谷美紀(41)が多忙を極めている。 今月21日から放送される連続ドラマ「片想い」(WOWOW)で主演を務める中谷。直木賞作家・東野圭吾氏(59)のベストセラーをドラマ化したもので早くも期待の声が上がっている。また今後は年明け1月9日に初日を迎える主演舞台「黒蜥蜴」の稽古も。東京と大阪で2月初めまで公演をこなす予定だ。 「『片想い』で性同一性障害の役柄を演じる中谷さんは、髪を15センチカット。少しでも“男らしさ”を際立たせようと、これまであまり取り組まなかった筋トレにも挑戦しています。また徹底的な食事制限で体を鍛え上げるなど、相変わらずのプロ意識の高さです。うちのドラマは初主演でしたが、みんなに気を遣ってくれて。スタッフからの人気も高いですね」(WOWOW関係者) 中谷は15年7月いっぱいで大手芸能プロを退社。その後は個人事務所で活動をスタートさせ、16年4月クールには連続ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(TBS系)で主演を務めた。同月からは主演舞台「猟銃」の公演を約2カ月間。同年10月クールの連続ドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」(TBS系)にも出演し話題を呼んだ。 まったく仕事が途切れることがなく、“業界人気”の高さをうかがわせる中谷。報道陣の評判も上々のようだ。 「実はいつも中谷の会見に行くと、本人からの“おもてし”が用意されているんです。今月1日に都内で行われた『片想い』の会見では中谷さんがCMに出演するメーカーのペットボトルのお茶、それに羽田空港のおみやげとして有名な『焼肉チャンピオンロール』が配られました。そのほかわざわざ会社にまで贈り物を届けてくることも。その気配りに、報道陣からも『凄すぎる』と絶賛の声があがっています」(会見を取材したカメラマン) 人気の陰にはその演技力に加えて、細やかな気配りもあるようだ。
2017年10月04日砂川啓介さん(享年80)が天国に旅立ってからもうじき3カ月。8月下旬には四十九日法要が親族のみで行われたが、認知症闘病中の妻・大山のぶ代(83)の姿はなかったという。 「のぶ代さんは斎場で砂川さんの遺体と対面したとき、泣きながらすぐに帰ってしまったそうです。心身ともに難しいという周囲の判断から、お葬式にも出られませんでした。“夫が亡くなった”ということすら、彼女がどれだけ理解できているのか……」(大山の知人) 唯一の身内である砂川さんに先立たれた大山の近況が心配されているがーー。 「夫妻のマネージャーを約30年間務めた女性が、いまでも老人ホームに足しげく通って、のぶ代さんの面倒をみていると聞いています。砂川さんは亡くなる直前、この女性に『すまない、頼むよ』と大山さんの世話を託したのです」(前出・知人) 現在、ホームではどんな生活を送っているのだろうか。 「認知症が進行していく半面、体調はどんどんよくなっているそうです。規則正しい生活のおかげで、最近は食欲旺盛。先日行われた定期健診でも、不調はまったく見つからなかったと聞いています」(前出・知人) さらに、社交的な彼女は、すっかり“ホームの人気者”になっているという。 「ホームではちぎり絵教室や合唱の時間があるのですが、のぶ代さんは仲のよい友人たちと一緒に楽しく取り組んでいるそうです。彼女は“姉御肌”ですから、あれやこれやとみんなを仕切ってあげるのが上手。いわばリーダー的存在で、いまでは“ホームのジャイアン”になっています(笑)」(前出・知人) 明るく過ごしているとはいえ、“最愛の夫”に思いを馳せることもーー。 「のぶ代さんは10月16日生まれ。ちょうど1年前の誕生日に、砂川さんは彼女が大好きな花束とホームで着る用のパジャマをプレゼントしてあげたんです。季節に合わせて、可愛い柄物のパジャマを3着。すでにゴムが伸びてほころびも出てきたのですが、のぶ代さんはいまでもそのパジャマを毎日着続けているそうです」(前出・知人) 今後、たとえ記憶が薄れていったとしても、“宝物”はいつまでも彼女のそばにーー。
2017年10月04日「印籠を出すシーンは、やっぱり、いいもんですね。自然と見えを切っちゃう(笑)」 そう語るのは、6代目水戸光圀を演じる武田鉄矢(68)。レギュラー放送終了から6年。人気時代劇『水戸黄門』(BS-TBS・水曜19時〜、10月4日スタート)がお茶の間に帰ってくる。京都・太秦の東映撮影所を闊歩する武田の姿は、すっかり“ご老公”そのものだ。 「いやあ、まだまだ手探り状態で、毎日必死ですよ。カツラも、衣装も、ようやくなじんできたかなあ。黄門様の『カッ!カッ!カッ!』の笑い声も目下、大きな課題なんです」(武田・以下同) 名優たちが演じてきた歴代の黄門様のなかでも、いちばん影響を受けたのは石坂浩二だという。 「僕が初めて出演したNHK大河ドラマ『草燃える』の主演が石坂さんで、彼のセリフ回しをよくマネしていたんです。だから、今でも時代劇の言い回しは石坂風になってしまうんだよね(笑)。でも正直なところ、黄門様のイメージって、答えがないんじゃないかなと思います。これまで5人の役者さんが黄門様というキャラクターを解釈してきた。それは、1冊の洋書を日本語で訳すことと同じ気持ちで。自分が合っていると思う訳し方を探りつつやってきたことによって、黄門様とはこうだ、という伝統芸が完成したと思います」 最後に、大役を背負っての“旅路”への意気込みを改めて聞いてみるとーー。 「自分の持ち味や得意技としていた激しさを封印すること。“過剰に演じない”がテーマです。これまでは、人を引きつけるために演じるうえで強めの味が好きでした。でも、水戸黄門に関しては“京風”の味でいいんじゃないかな、と。僕自身、俳優としての人生もひと山超えたと思っているんです。穏やかなもの、達観したといったら大げさだけど、そんな境地のような空気を醸し出すことがこの作品で自分に試されているんじゃないかと。ビールでいうキレは若者たちに任せて、コクで勝負ですね」
2017年10月04日夫・船越英一郎(57)との“離婚騒動”で世間を騒がせてきた、松居一代(60)。元おしどり夫婦による泥沼の愛憎劇が一気にヒートアップしたのは、今年7月。松居が自身のブログやYouTubeで、船越のプライベートを次々と暴露し続けた。あれから2カ月、彼女はどんな思いでいるのだろうか。 「9月4日に離婚調停が始まってから、松居さんの勢いはすっかり鳴りをひそめています。松居さんは船越さんサイドから名誉毀損で刑事告訴される可能性も出てきたので、冷静にならざるを得ないのでしょう」(前出・芸能関係者) 9月下旬、本誌は都内にある彼女の自宅を訪れた。夕暮れどき、すっぴんにグレーのワンピース姿でママチャリに乗った松居が自宅から出てきた。どこかへ出かけようとする彼女に、記者が声をかけた。 ――松居さん、お元気でしたか? 「今日はまた、どんな御用?」 これまで何度も取材してきた顔見知りの記者に、松居は笑顔で対応してくれた。 ――ブログに船越さんが登場しなくなりましたね。 「正直、私も疲れちゃったの。でも言いたいことを言って、やっと落ち着きました」 以前の激しさが嘘のように穏やかな表情を見せた、松居。しかし、船越の発言が載った前日発売のスポーツ紙を手渡すと、彼女の表情は一変した――。 「あの人は、昔っから全部嘘ばっかりよ!」 ――記事には“悪いことが起きても僕は全部に感謝です”と書かれていますね。 「馬鹿みたい。禅問答じゃあるまいしねぇ」 最後に、16年間連れ添ってきた夫に対して本当に未練がないのか聞いてみた。 「冗談じゃありませんよ。元のさやなんて、絶対ありませんからね。私も還暦ですから、これからは穏やかに生きていきます。何事もなく平和にね」 松居はこう言い残し、自転車に乗って去って行った。女心と秋の空。終戦宣言した彼女がふたたび牙をむく日が来ないといいが――。
2017年10月04日夫の不倫に悩む主婦の方がやたら多いと聞きます。芸能人の不倫がこれほど取り沙汰されるのは、同じようなことが世の中で蔓延しているからに他なりません。芸能人の不倫が主婦層から強烈に叩かれてしまうのは、奥様方の中に不倫被害にあっている方々が大勢いらっしゃるからでしょう。もしくは今現在、我慢をしている人が多いということです。 芸能人はテレビに出て、もっともらしいことを言うのが仕事ですから、このような人々がとんでもない不倫をしでかすと、裏切りにも似た感情が噴出するのは当然。不倫を見破っても、夫を訴えたり、別れたりできない人も多い。つまり子供のために我慢をしているからです。本来ならば裁判をして多額の慰謝料を請求したいところですが、泣き寝入りしてしまうケースがほとんど。ベッキーさんがあれだけ叩かれたのがその証拠です。彼女は妻(主婦層)の敵側にいたからです。不倫をした男性よりもベッキーさんのほうが何倍も激しい攻撃にさらされたのは、我慢している主婦の方々が世の中にそれほど多かったことの裏返しなのです。 では、そのようなつらい思いをされている主婦の皆さんが、お子さんのためとはいえ、家族のためとはいえ、どこまで我慢をすればいいのでしょう?昨今の不倫ブームの背景には深刻な愛の不在が横たわっています。愛とは何でしょう。生きていく中で何度も立ち止まっては悩んだテーマです。家族の愛、夫婦の愛、自己愛、様々な愛の中で人間はもがき苦しんでいます。そしてその苦しい人間を救うのも愛なのです。ご主人が愚かな不倫に走っているのであれば、それを気づかせるしかないでしょう。 気づかないような男なら、別れるしかないでしょう。シングルをすすめるつもりはありませんが、人格を否定されてまで我慢をすることもありません。女性がいつまでも我慢をしなければならない時代じゃない。シングルになって気が付いたことがあります。一人で生きることも素敵です。苦しい生き方を貫き通すより大変でも自分を大切にした自由な生き方を選ぶことが、まず、人間にはできるのですから。お子さんも絶対理解してくれます。それが人間らしい選択肢なのです。 さて、苦しんだ後はおいしいごはんにしましょう。今日はパプリカのマリネを応用し、辻家定番の簡単ごちそうをご紹介したいと思います。 材料:パプリカ2個、塩・こしょう少々、酢大さじ2、オリーブオイル大さじ1、米1合、アンチョビ1枚、ベーコン50g、コンソメキューブ2分の1個、塩・こしょう適量、バター15g、オリーブオイル適量、ケチャップ大さじ2、トマトペースト大さじ1、粉チーズ適量、パン粉適量。 まず、パプリカのへたのあるほうを蓋に見立ててカット(使うのは器のほう)。中の種を取り、電子レンジで1分半加熱する。ボウルにマリネ液(塩・こしょう、酢、オリーブオイル)を作り、そこにパプリカを浸す(パプリカの中にもマリネ液をかける)。しっかりマリネ液が染み込んだら、冷蔵庫で3~4時間冷やす。冷やしている間、パプリカを何回かひっくり返す。次に、といだ米、アンチョビ、バター、ベーコン、オリーブオイル、塩・こしょうを炊飯器に入れ、1合の目盛りまで水を入れ、早炊きする。ごはんが炊けたらケチャップ、トマトペーストを入れてあえ、冷やしておいたパプリカに詰める。その上にチーズとパン粉をのせ、200度のオーブンで15分から20分焼く。パン粉に程よく焦げ目がついたら出来上がり。 パリの食卓を彩るパプリカボウルライス。とっても簡単にできるのに、贅沢感あふれる一皿です。ホームパーティにいかがでしょうか。 ボナペティ! 本誌連載の料理をえりすぐったレシピ本『パリのムスコめし世界一小さな家族のための』も絶賛発売中です!
2017年10月03日ステージで歌うジェイソン・アルディーン。この直後に事件は起こった(写真:Press Association/アフロ) 米ラスベガスで発生した銃乱射事件から2日経った。死者は59人に増え、米メディアは個別の乱射事件としては「史上最悪」であると報じている。 現場となったのは、カントリーミュージックのイベント「ルート91ハーベスト・フェスティバル」。隣接するホテルの32階から銃弾が降り注いだその瞬間、ステージではカントリーの大物ジェイソン・アルディーンがステージに上がっていた。 アルディーンは事件の数時間後に「ラスベガスのために祈りを」と文字を入れた写真をInstagramに投稿し、「今日あったことは、恐怖などという言葉では言い表せない。何と言えばいいのかまだわからないが、俺とスタッフたちはみんな無事だということを伝えておきたい」とメッセージを発信した。 会場に居合わせた目撃者によると、アルディーンは銃声を聞くや否や、一言も発することなく舞台袖に逃げていったという。そんな彼を「臆病者」と断ずる声が上がっている。 「ジェイソン・アルディーンは、観客に『逃げろ』とさえも言わず、臆病者のように走り去っていった。本当にこの国を愛しているのか?」 「ジェイソン・アルディーンが何も言わないでステージから降りたなんて信じられない。彼が注意を促していれば、救われた命があったかもしれないのに」 一方で、銃声が鳴り響く中で平静を保っていられるはずがない、とアルディーンを擁護する人々も大勢いる。 「彼には妻子がいるんだ。しかたないだろう」 「臆病だって?銃弾が飛んでくれば俺だって伏せるよ。彼は軍人じゃないんだ。ギターで銃弾を撃ち返していたらかっこよかっただろうけどね」 図らずも世界的な“時の人”となってしまったアルディーンのもとには、様々な言葉が届いたことだろう。これを受けてか、再び長文のメッセージをInstagram経由で送っている。 「この24時間、いろいろな感情が俺に押し寄せてきた。恐怖、怒り、痛み、同情心……。他人の命を奪おうとする人間の気持ちは、俺には到底わからない。この国、この世界では最近何かが変わった。それを目の当たりにするのは恐ろしいことだ。この世界は、子どもを安心して育てられない場所になってしまった。あの日、俺たちは民主党でも共和党でもなく、白人でも黒人でもなく、男でも女でもなかった。俺たちはみんな、人間なんだ。アメリカ人なんだ。そして今、一つになって立ち上がる時なんだ。それが、この国を今までよりも良くする唯一の道だ。(中略)このあまりにもひどい事件の犠牲者とその家族を思うと、本当に胸が痛む。あなたたちの苦しみを取り去る言葉を持ち合わせていないことが残念でならない。これだけは覚えておいてほしい。俺はあなたたちと共にある。一つになって、憎しみを捨てるときが来たんだ」
2017年10月03日ゆーても美奈子は、34歳なんだよなあ……。 第7子を出産し、最近新たな事務所での仕事復帰を宣言したタレントの美奈子さん(34)。彼女のことを考えると育児歴や落ち着きのなさに違和感しか覚えず、困惑することが多いのです。 そもそも世の中に「美奈子が好き」「美奈子をテレビで見たい!」という人は、どのくらい存在するのでしょうか。彼女のニュースが出れば批判のコメントが集まり、彼女がテレビに出れば出演者すら批判的なことを言う始末。それでも芸能界に戻ってくる美奈子さん。本当にメンタルが強いです。 ところで、彼女はなぜこんなにも嫌われているのでしょう。無計画な妊娠出産や結婚離婚を繰り返すことは意見が分かれるところですが、批判の声の原因はそれだけなのでしょうか。考えると、彼女から感じる違和感には2つあると思うのです。 1つは育児や出産、私生活や過去のつらい経験などをなんでもかんでも売りポイントにしちゃう彼女のなりふり構わなさ。そしてもう1つは「母」としてテレビに出てきていたはずなのに、完全にブレている点です。 彼女が有名になったのは、ご存じ「ビッグダディ」こと林下清志さん(52)の妻だったからです。最初は脇役でしたが、気づけば主役より生き残っているポテンシャルの高さがあります。 それを生かして活動を始めたはずが、シングルマザーとなった彼女は散々。子育て論を反論されてすぐに涙。過去を清算したいと言うと、共演者たちに「甘い」と一喝される始末。ほかにもシングルマザーからの婚活を本にしたり、ステップファミリーをテーマに活動したりと「キャラの玉手箱状態」でした。 現在は第7子誕生に幸せいっぱいの彼女。ですがタレントとして活動するなら何かしらのキャラ、すなわち「母としての信念」がないと難しいように思います。 たとえば美奈子さんと近いかはわかりませんが、「肝っ玉母ちゃん」として多くの人から支持される女性に北斗晶さん(50)がいます。彼女は「いい母親かどうかは、この世から消えてなくなるときに子どもたちが決めてくれる」などといった“独自の子育て論”で、多くの母から共感を得ています。 またシンママとしてなら、小倉優子さん(33)も参考になるかもしれません。彼女の場合は離婚してから日が浅いこともあるものの、離婚に際して「自分も悪かった」という趣旨の発言をしております。つまり“未熟なシングルマザー”を前面に出し、頑張ろうとしているのです。 そんな彼女たちと比べ、美奈子さんの考え方やスタンスとはいったい何なのでしょう。「二兎を追うものは一兎をも得ず」とはよくいいます。肝っ玉母ちゃんか元シンママか、それともほかのキャラなのか。新生・美奈子は食費を稼ぐため、きちんと考えなければなりません。 『ハダカの美奈子』で彼女は大ブレークしましたが、芸能界ではキャラも主張も“ハダカ”では伝わりません。「芸能界はエンタテインメント」。そんな基本中の基本を思い出して美奈子が強くなるべきは、まさに今なのです。
2017年10月03日「ハロウィンでどんな仮装をしてまわりのみんなを驚かせようか」と考えているあなた!マジックを使って、さらに驚かせてみてはいかが?当日までに仰天のハロウィンマジックを覚えて、ワンランク上の夜を楽しもう! 伝授してくれるのは、若手ナンバーワンのマジシャン・巳碧(みたま)。マジシャンの世界一を決める番組『もう一度見たいのは誰だ!? 超マジシャンズリーグ』(テレビ朝日系)に出演し、史上最年少で優勝。現在、メディアやイベントからオファー多数の売れっ子マジシャンだ。 そんな巳碧が教えるハロウィンマジック。第1回は千円札を使ったマジックだ。 タネも仕掛けもない千円札がここに1枚。 千円札を3つ折りにして、肘でこすると……。 あ~ら不思議!いつのまにか千円札が2枚に! いったい、どうやって千円札を2枚に増やしたのだろう?種明かしは以下の動画から。57秒から始まる解説を見れば、目からウロコが落ちること確実。これを試せば、あなたもハロウィンの人気者になれるかも!?
2017年10月03日第143飯「サーモンのホイル焼きパスタ」■材料(2人分)パスタ160g(フェデリーニ)サーモン150g玉ねぎ1/2個にんにく1片カラスミ適宜(いくらなど)バター15g味噌大さじ1/2<A>白ワイン大さじ2水大さじ1コンソメひとつまみ(顆粒)醤油大さじ1/2オリーブ油大さじ1/2塩胡椒 ■作り方①玉ねぎはせん切り、にんにくは粗く潰してしておく。 ②アルミホイルを大きめに広げ中にサーモンの切り身と玉ねぎ、にんにくをのせ、塩胡椒をする。③②の上に<A>をかけ、バターと味噌を乗せたらアルミホイルを折りたたんで蓋をし、200℃に予熱したオーブンで15~20分焼く。 ④鍋でパスタを茹で、ホイル焼きの中身と和える。 ⑤好みでカラスミやいくらをふりかけていただく。
2017年10月03日9月27日、国政政党「希望の党」を結党し、自らの代表就任を発表した小池百合子都知事(65)。その2日後29日の夜、本誌が東京都新宿区にある「都民ファーストの会」事務所を緊急インタビューのために訪ねた――。 小池都知事が環境大臣時代、彼女の部下を務め、現在も親交が深い炭谷茂さんは、今回の「希望の党」結党を次のように見ていた。 「最大のサプライズは、小池さんが『原発ゼロ』を掲げたことでした。原発を推進する団体などを敵に回すのも覚悟で、小池さんらしい挑戦する姿勢を見せたと思います」 都知事は「原発ゼロ」政策に関して、「2030年のゼロ化達成のためにやるべきことがある」と本誌に語る。 「あの『3・11』から6年経ったいまも、建設中の原発がある。私はむしろ、老朽化した原発をどう処理していくのかという現実的な問題こそ、解決すべきと考えています」 そのうえで、都が7月から展開している「家庭の白熱電球を電気店でLED電球に交換するキャンペーン事業」をはじめとした「省エネ」、そして「自然再生エネルギーの活用法の確立」が不可欠と語る。 「たとえば、東京都の現在の自然再生エネルギー活用率は11%です。これを‘30年には30%あたりまで引き上げたいところです」 「原発ゼロ」のほかにも「ダイバーシティ(多様性)社会の確立」「消費増税の凍結」などの政策を準備している希望の党。「党首である都知事本人が出馬するのでは」という見方が弱まらない、と政治部記者は語る。 「選挙後にもし希望の党が第一党になっても、小池代表は都知事でいる限り“女性初の首相”になれないからです。いっぽうの安倍首相は、都議選で苦杯をなめさせられた小池都知事が出馬するかしないか、戦々恐々としていることでしょう」 ぶっちゃけ、出馬の可能性はあるのだろうか。都知事本人に聞いてみると、笑みを浮かべながら答えた。 「再三否定していますが、ハッキリ言います。『ない』です。『東京が元気でないと、日本が元気にならない』ので、都知事として都政を進めます。そして、都政の壁になっている国政を、改革の仲間とともに直していく。そのために新党をつくったんです」 するといま、都知事が描く将来には、「女性初の総理大臣就任」はないのだろうか――。 「私は、別に総理大臣を目指して国政政党を作ったわけではないんです。日本の総理大臣ほど酷使される存在はありません。一年中国会に張りつき、朝から晩まで答弁に追われる。私はエネルギーをそこで使うよりは、都知事として、待機児童対策や景気対策など、日本のモデルケースを築いていきたい」 そう一気に語った都知事。「ただ……」と言って、こうつけ加えた。 「日本初の女性総理が誕生しても、少しもおかしくありません。都政が大きく変わったように、女性のリーダーが国を大きく変えることもあるでしょう。その環境づくりのために、国政を“リセット”したいと思っているんです」 「いや~、なかなか終わりませんよ、この闘いは」と、インタビューを終えた都知事は笑顔でこう言い、応接室を後にした。92年の初当選から25年――。65歳を迎えたいま「女の闘い」の真っただ中にいる。
2017年10月03日「連日忙しいとはいえ、毎日5、6時間は寝るようにしています。でも『今日はゆっくり寝たいなあ』なんて日に限ってワンコのソウちゃんが寄ってきて、朝早く起こしてくるんですよ(笑)」 9月27日、国政政党「希望の党」を結党し、自らの代表就任を発表した小池百合子都知事(65)。その2日後29日の夜、本誌が東京都新宿区にある「都民ファーストの会」事務所を緊急インタビューのために訪ねると、渦中の都知事は意外にも、柔和な笑顔で冒頭のように話した――。 25日に安倍晋三首相(63)が衆議院解散を表明する直前、小池都知事は衆院選(10月10日公示、22日投開票)に全国で候補者を擁立することと、「希望の政策」を発表した。これにより衆院選は一気に「小池×安倍」の対決色が強まることに。 闘いを控えた小池都知事は、青いジャケット姿で本誌の前に姿を現した。そして、この急転直下の状況を乗り切る“元気の秘密”について披露してくれた。 「食事はね、これがまったく気をつけていないんですとくにダイエットもしていないし、そのとき食べたいものを……。和食が多いですけどね。なかでもしゃぶしゃぶは大好き。お肉の脂とともにお野菜もちゃんといただける。健康的かつおいしいですからね。シメは、ラーメンです(笑)」 今年7月にも“小池旋風”は吹き荒れた。行われた都議選では“大勝”し、都議の女性比率も30%近くに大幅アップ。しかし、いまだに国会、衆議院では、女性議員の数が10%に満たないのが現状だ。 「やはり依然として国会は“男社会”ですね。最近すこし女性議員比率が上がってきましたが、たとえば、男性議員が引退するときに娘に継がせるケースが増えましたね。しかしながら、女性の候補者は圧倒的に少ないんです。私はつねづね『宝くじは買わなければ当たらない』と言っています。候補者数が少なければ、当選する人も少ないわけですから」 そのうえ最近では、豊田真由子議員の“パワハラ騒動”や山尾志桜里議員の不倫報道など、女性議員のネガティブな事件が続く。 「すっかり“女性議員がダメ”みたいなニュアンスで見られてしまっているけれど、男性議員だって、いい加減な人はいっぱいいますから(笑)。ともかく、候補を選出する人(代表や執行部など)に『女性議員を増やそう』という意思がないと、女性はなかなか候補者になり得ない。だから『希望の党』では女性候補者を、3割とは言わないまでも2割ほどは立てたいんです」 女性が国政デビューを果たしても、永田町の“悪しき慣習”が待っていると、都知事は自身の経験を振り返りながら語る。 「都知事といういまの私の役職は、都民一人ひとりがダイレクトに選んでくださったものです。いっぽう女性国会議員が大臣などの役職につくにも男性ばかりの執行部が人事を決めてしまいます」 だから女性議員は、会合などで男性議員に優しく声をかけたり、会食でお酌をして回ったりと、「サービス要員になりがち」なのだという。 「お酌して回っていなかったのは山東昭子先生(参議院議員)と私くらいじゃないかな。女性議員が役職に就いたら就いたで、男性議員たちの“ライバル”になるわけですから、彼らは急に厳しく当たるようになったりする。永田町には“男の嫉妬”があるんです。でも、一度役職に就いたら、女性議員はそのチャンスを最大限に活かさなければ。小泉純一郎元首相から環境大臣に任命された際、私は、『クールビズ』などの諸政策に邁進し、そのチャンスを活かすことに努めました」
2017年10月03日9月下旬の昼1時ごろ、東京・渋谷区内の裏通りを1組のカップルが手をつないで歩いていた。黒いワンピースを着た美女は、トップモデルの黒田エイミ(29)。2人は関係を隠す様子もなく、幸せオーラを振りまいている。 黒田といえば、前カレが松田翔太(32)だったことでも有名だが、いったい横の男性は誰――?慌てて彼女のインスタグラムをチェックすると、驚きの報告が出ていた。 《結婚しました※これからもよろしくお願いします》 9月20日付けで、なんと結婚を報告していたのだ。 「お相手は、日本を代表するヘアメークアーティストのDai Michishitaこと道下大さん(45)です。2人は10年来の友人でしたが、1年くらい前から交際。7月ごろに入籍して、9月上旬に旦那さんの出身地・広島で親族、友人を招いて結婚式を挙げたんです」(黒田の知人) 道下といえば、日本のアーティスト以外にも、キーラ・ナイトレイ(32)やキャリー・アンダーウッド(34)、サラ・ジェシカ・パーカー(52)ら、ハリウッド・セレブとも仕事をしてきた、日本を代表するヘアメークアーティスト。ニューヨーク生活が長かったが、5年前に帰国している。 結婚はSNSで報告していた黒田だが、本誌が目撃したワンピース姿の黒田は、お腹がふっくら大きくなっていた。 「じつは彼女、発表していませんが、現在妊娠7カ月だそうです」(前出の知人) 2人がじつにゆったりとした歩調だったのは、彼女のお腹を気づかっていたのだろう。元カレの松田は、秋元梢(30)と結婚を噂されながら、なかなかゴールインしないまま。黒田は「お先に!」とばかりに、幸せのランウェイを新郎と歩き始めていた――。
2017年10月03日9月下旬、都内のビル街にひときわ目を引くカップルの姿があった。彼女はモデル体型でスタイル抜群の美女。彼氏はILMARI似のイケメンだ。ただでさえ目立つ彼らだが、雑踏のなかでも堂々と手を繋いで歩いている。そして流暢な英語での会話が――。彼女の正体は石田純一(63)と前妻・松原千明(59)の長女で女優のすみれ(27)だ。 「最近、すみれさんにハーフの彼氏ができたんです。まだ付き合い始めたばかりで、超ラブラブみたいですよ」(すみれの知人) すみれといえば、米国に拠点を移して活動しているが、現在は一時帰国中。 「今年4月に全米で公開された映画『アメイジング・ジャーニー神の小屋より』に出演。夢だったハリウッドデビューを果たしました。さらに9月から全米放送される連続ドラマ『インヒューマンズ』にも出演し、活躍の幅を広げています」(芸能関係者) 女優としての大躍進のうらで彼女を支えていたのが、“新恋人”だったのだろう。この日、2人は都内にあるすみれの自宅マンションから最寄りの駅へ向かった。到着した駅のエスカレーターでは、175㎝のすみれが段差を使ってさらに背の高い彼の頬にキス。そして鎌倉方面行きの満員電車に乗り込んだ。椅子が空いていなかったため、車両の連結部に移動。立ったままお互いの手を取り見つめ合っている。完全に2人の世界に浸っている様子だった。 30~40分ほど電車に揺られて降り立ったのは、鎌倉市内のとある駅。約1時間のショッピングを終えた彼らは、近くの雑居ビルへ移動した。“隠れ家”的イタリアンレストランがある2階に上がろうと、エレベーターを待っていたそのとき……。突然会話をやめ、数分間の熱いハグ。見つめ合ううちに抱きしめたい感情を我慢しきれずに感極まったのだろう。 6時半すぎ、早めの夕食を楽しんだ2人。外へ出て来たところを、記者が声をかけた。 ――女性自身です。彼氏さんができたとのこと、おめでとうございます! 突然の直撃に戸惑いの表情をみせる、すみれ。しかし記者が取材の経緯を説明すると、やがて“OH MY GOD!”と観念したように、天を仰ぎながら両手を広げた。 「はい、ばれちゃったなら仕方ないです!(笑)」 彼女は、気持ちが良いほどあっけらかんと交際を認めた。かたわらにいる彼は、少し心配そうに彼女と記者の様子を伺っている。 ――彼を紹介してもらえませんか? 「ごめんなさい、一般の方なので……」 彼のことを守ろうとする姿勢から、2人の真剣交際ぶりが垣間見えた。今年3月に本誌がインタビューをした際にも、すみれは“結婚願望”を《私も今年で27歳。年ごろですから恋もしたいし、結婚もしたいですね》と漏らしていた。 ――ご両親にはもうご紹介されましたか? 「いえ、実は付き合ったばかりで、まだなんです」 ――この記事が出たら、ハワイにいらっしゃるお母さんも、石田純一さんもびっくりされるのでは。 「あはは、そうかもしれません(笑)」 ――いつか彼とゴールインできればいいですね。 「はい!ありがとうございます」 終始笑顔で取材に応じてくれた彼女は、彼と一緒に夕暮れの街へ消えていった。英語でささやきあいながら寄り添って歩く2人の姿は、ハリウッド映画のワンシーンのようだった。
2017年10月03日《私事ではありますが、この度、新たな命を授かりました》 プロ野球・千葉ロッテマーリンズの涌井秀章投手(31)の妻でモデルの押切もえ(37)が、第1子妊娠を10月2日付けのブログで発表した。 現在、安定期に入っており、出産は来年予定だという。2人は13年冬に知り合い、15年9月に交際がスタート。16年11月に結婚した。 「押切さんももうアラフォー。子どもを産むなら、できるだけ早いに越したことはありません。結婚当初から押切さんは『大好きな彼との子どもがほしい!』と周囲に漏らしていたといいます。ご夫婦にとって悲願の妊娠だったと思いますよ」(芸能関係者) 押切は結婚直後の16年11月、本誌インタビューでこう語っている。 《2人くらい授かったらいいですね。お互いに兄妹がいるので……。『子ども、ほしいね』っていう話はよくしています。人数は分かりませんが、とにかく1人はほしいです。彼は、意外に『最初は女の子もいいよね』みたいな話も。私はどっちでもうれしいです》 さらに家庭と仕事の両立については、こんな意気込みを語っていた。 《野球選手というのは将来のことは分からない職業ですが、彼が行きたいというのであれば、その挑戦についていくという思いはありますし、仕事もできる範囲でやらせていただければと思います》 多才な彼女が“ママタレ”としても活躍してくれる日が待ち遠しい。
2017年10月02日(写真:THE FACT JAPAN) 韓国の人気男性グループ・防弾少年団の公式Twitterアカウントのフォロワーが874万3千395人を記録し、韓国人歌手のなかでフォロワー数1位となった。 最新アルバム『LOVE YOURSELF』が米・ビルボードの『ホット100チャート』入りするなど目覚ましい活躍を見せている防弾少年団。現在のTwitterフォロワー数は、874万3千395人。これまでトップに君臨していたBIGBANGのG-DRAGONの872万4千606人を抜いて1位を獲得した。 防弾少年団は韓国デビューから4年が経ち、今ではほとんどの呟きが20万件以上リツートされるなど、SNSでも爆発的な拡散力を保持するビッググループへと急成長している。 このニュースに「バンタン(防弾少年団)最高!」「おめでとう!」「まじすごい」と喜ぶファンたちのコメントのほかに、「G-DRAGONってひとりで800万人もフォロワーいるのか」「BIGBANG全員だったらもっとすごそう」とG-DRAGONの影響力に改めて驚く声も上がっている。
2017年10月02日モデルの押切もえ(37)が2日、自身のブログとSNSで第1子を妊娠したことを発表した。 押切は『いつも応援してくださる皆様へ』と題したブログで「私事ではありますが、この度、新たな生命を授かりました。現在、安定期に入りまして来年出産の予定です」と’16年に結婚したプロ野球ロッテの涌井秀章投手(31)との間に第1子を妊娠したことを報告。 「夫婦で新しい家族を迎える日を楽しみに、少しずつ準備をしております」と喜びをつづり、「いつも優しく支えてくださる皆様には心から感謝申し上げます。そして今後ともあたたく見守っていただけると嬉しいです。これからも変わらぬご支援をよろしくお願い致します」とファンに感謝を伝えた。 自身のインスタグラムにも同様の文章を掲載。ファンからは「おめでとう!体調は大丈夫ですか?」「Popteenの頃からずっと大好きだよ!」「憧れのもえちゃんがママに!」と祝福のメッセージが寄せられている。
2017年10月02日不倫スクープに見飽きてきた昨今。最近では謝罪会見やだんまり、不倫をギャグにするなど“不倫スクープ後の禊”が注目を集めているようです。先日バラエティ番組に出演した俳優の袴田吉彦さん(44)もインパクトを利用し、無傷復帰を果たそうとしている1人かもしれません。 9月に妻である河中あいさん(32)との正式な離婚を報告した袴田さん。その原因はすれ違いといいますが、決定打になったのは今年1月に起こした袴田さんの不倫熱愛スクープ。その際に利用していたホテルが大手ホテルチェーンの「APA HOTEL」であったことや、ポイントを貯めていたことが“庶民的”と話題に。袴田吉彦=APAというイメージが、ネットなどで話題となりました。 今回2つの番組に出演し、離婚理由や不倫の謝罪を語った袴田さん。その出演姿がなんだか面白くてでも不安なのです。その原因は、不倫キャラを背負うイケメン俳優の「今後の大変さ」です。 ■番組での不倫禊こそ実は正しい芸能人の姿? そもそも芸能活動の完全復帰の場がバラエティ番組出演というのは、実は最近ではあまりなかった“禊”行為です。 ここ最近、不倫報道後は何かと誠心誠意な対応を求められがち。そのため謝罪会見や活動休止などで“笑えないほどのダメージを負うパターン”か、お笑い芸人を中心とした“速攻ネタとして昇華させるパターン”の2つが主な対応方法でした。 その点において袴田さんの“少し落ち着いたら真実をテレビ番組でいじられながら語るパターン”は、ある意味“芸”を使って挽回する姿。とても健全であり、応援のしがいがあるというものです。 しかし、ここで1点不安な点があります。それはクールでイケメンというラベルのついた袴田さんに“APA不倫を笑って釈明”というキョーレツなイメージがつくことによる、キャラチェンジです。 ■俳優で不倫キャラは実は1人しかいない! 近年袴田さんは、出演作品では冷静沈着な役柄を多く演じています。そこへきて「APA」という“庶民的”要素をふくんだ不倫です。つまりバラエティ番組でそこを強調して復帰しようとすればするほど、クールな役柄にギャップを抱く人が増えかねないのです。 また不倫を1つのキャラとして取り込み、地位を築いた俳優というとしては石田純一さん(63)くらいしか実は思い浮かびません。それくらい不倫を笑いに変えて俳優として邁進するというのは、実は難しいのです。 個人的にはバラエティ番組での復帰後は、ぜひ本業である俳優業での躍進を強く望みます。たとえばゲス不倫役を演じたり、どうしようもないダメ男を演じたりなど。それでこそ、芸を使っての本当の禊なのかもしれません。 ■謝罪や休止ではなく、本気の挽回を見たい 最近では過熱しすぎた不倫報道について、多くの人が窮屈さを感じるようになってきたと耳にします。筆者は今回の袴田さんの番組出演を観ながら、「このくらい世間もテレビも寛容であればいいな」と強く思うのでした。 もちろん不倫で誰かを傷つけたことは、当人に対しては謝罪すべきことです。ある程度は社会的な損失を被ることもあるでしょう。しかしそれをきっかけにしてまったく関係のない人が「裏切られた」とバッシングし、社会からつまはじきにする。これでは、形を変えたいじめです。 不倫という字は「倫に反すること」が語源といわれています。倫とは「人が守るべき道」のことです。不貞行為もその1つですが、他人を過剰に批判してつまはじきにすることは、人が守るべき道に反していないのでしょうか。 袴田さんに頑張っていただきたいと思うと同時に、最近の斉藤由貴さんや上原多香子さんなどの不倫スクープを振り返りながらいささか切ない気持ちになるのでした。
2017年10月02日「声を出せないだけで、それ以外は問題なく元気にやっています。今は生活の拠点にしたハワイと、日本を往復する日々です。それぞれ、半々くらいの割合かな。9歳の双子と、6歳の子どもには、母国語はおざなりにしてほしくはないけど、英語もしっかり学んで欲しい。ボク自身、英語にコンプレックス持っているのは事実なんで」 そう笑みを浮かべるのは、シャ乱Qのメンバーで、総合エンターテインメントプロデューサーのつんく(48)だ。喉頭がんにより声帯を全摘出してから3年。パソコン画面を通しての“筆談”で、近況を教えてくれた。 「先日(9月24日)は、子どもたちがさまざまな職業体験できるキッザニア東京で『つんくプロデュース It’s a Kids Dance World!』を開催しました。元々キッザニアは大好きで、家族を連れて何度も行っているんですよ」 イベントのテーマは、親子で楽しむセレブリティ感満載のダンスパーティ。日本を代表するDJ・高木完(55)やMC WISE(38)が音楽を担当し、最新のJ-POPやアニメソングや、有名な洋楽のダンスミュージックなどが流された。音楽に乗って、目いっぱいオシャレをした親子が思い思いにダンスフロアを舞い踊る。『LOVEマシーン』や『ズルい女』が流れると、ひときわ大きい歓声がフロアに響き渡った。 14年10月、つんくは喉頭がんのために声を失った。 「健康であることにこしたことはないでしょう。でも、がんを受け入れて生きることで、学んだこともありました」 真っ先に思い浮かぶのは、家族の顔だ。 「ちょっとした一言に救われました。声帯摘出後に、思うように妻に気持ちを伝えられなくて、イラっとすることもありました。でも、そんなときに子どもが『パパがやりたいこと、今、わかるよー』って“通訳”してくれるんです。娘が『パパが歌えないなら、私が代わりに歌えばいいでしょ』って言ってくれたときも、うれしかったなあ」 昨年から、つんくと家族はハワイに生活の拠点を移した。ハワイでの生活で、音楽に対する考え方も変わったという。 「子どもの誕生会なんでしょうか。休日のビーチなんかでは子どもたちとその両親やなんかが集まって、BBQを楽しみながら結構な音量で音楽やダンスを楽しんでいるのをよくみかけます。実際、僕らも何家族か集まるとき、同じように楽しむようになりました。大人と子どもが楽しいことを共有するということが、自然におこなわれているように思います」 その楽しさを多くの大人や子どもたちに知ってほしい。その願いが、『It‘s a Kids Dance World!』につながった。 「今回のキッザニアのイベントを1回限りのもので終わらせたくありません。新たなスタートだと思っています。音楽やダンスは人種も言語も越えて世界の人とつながることができます。幼い頃から本物に触れさせることが真のグローバル教育につながるはずですから」 きらびやかな衣装でダンスフロアに舞う親子の姿を温かく見守ていたつんく♂。その視線の先には、新たな夢を見出していたーー。
2017年10月02日「一つひとつの場面が噴き出しちゃうぐらいおもしろいので、朝からたくさん笑ってもらえると思います。笑いだけでなく、感動もあるので、両方とも楽しんでほしいです」 そう話すのは、10月スタートのNHK連続テレビ小説『わろてんか』で、ヒロイン・藤岡てんの幼少時代を演じる新井美羽ちゃん(11)。美羽ちゃんは、放送中のNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』で、やはり主人公の幼少時代を演じていたので、見覚えのある人も多いのでは? 時代は明治後半。京都の老舗薬問屋の娘・藤岡てんは笑い上戸な女の子。ある日、旅芸人の藤吉という青年に出会い、てんの人生は大きく動き始める……。いずれ、てんの夫となる藤吉を演じるのは松坂桃李(28)。 「青年役の松坂さんとの初恋シーンは緊張しましたが、相手が松坂さんでうれしかったです」(美羽ちゃん・以下同) 2人の実年齢の差は17歳!松坂との共演の思い出を聞いてみると、近くにいたマネージャーとお母さんに「これ、言ってもいい?」とちゃめっ気たっぷりの笑顔で確認しながら、こんなエピソードを。 「松坂さんと小屋の中に一緒にいるシーンがあったんですけど、私、オナラしちゃって(笑)。そしたら松坂さんが『今のは何かな?』って。恥ずかしかったから、オナラとは言えなくて、『なんでしょうねぇ』って言いました。あとで謝ったら笑ってくれました」 日本で初めて、笑いをビジネスにした女性の物語がいよいよ始まる。まずは美羽ちゃんの天真爛漫な姿にたくさん笑顔をもらいましょう!
2017年10月02日ミュージシャンのYUKI(45)が9月30日をもって、所属事務所「ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)」との専属マネジメント契約を終了したことが明らかとなった。オフィシャルファンクラブ「commune」で10月1日に発表された。ファンクラブのサービスも18年2月末に終了するという。 突然の発表に「YUKI引退してしまうの?」と心配の声も上がるなか、SMAもコメントを発表。「24年間にわたる弊社への貢献と、YUKI本人の未来への意思を尊重し、円満に契約を終了するという結論へと至りました」と円満な話し合いによる決定であることを説明。「今後のYUKIの音楽活動も温かく見守っていただきますよう、宜しくお願い申し上げます」と結んでおり、引退ではない模様だ。 ファンからはtwtter上で「心配することはないみたいだけど、今後もYUKIらしく活動してくれたらいいなぁ」「これからも変わらずYUKIファンです」と応援の声があがっている。 10月1日には自身の番組「YUKI HELLO! NEW WORLD」(TOKYO FM)でパーソナリティを務めたYUKIだったが、契約終了についての言及はなし。しかしこの日は新曲「フラッグを立てろ」が初オンエアされ、その歌詞には独立を高らかに宣言するかのようなフレーズも。新しいスタートを切るYUKIの活動に注目だ。
2017年10月02日「昔、犬を飼っていて、最近また飼いたいと思っていたんです。今日は、かわいすぎて癒されました」 こう話すのは、放送中のドラマ『植木等とのぼせもん』(NHK総合・土曜20時15分〜)で松崎雅臣、のちの小松政夫役を演じる志尊淳(22)。本誌「旬男撮り下ろしシリーズ」撮影で、最近じわじわと人気を集めている犬種・ビションフリーゼのカイトくん(4)とお散歩デートを楽しんだ。 「僕の理想のデートは、ドライブ。一日デートするなら車で遠出して、海岸を歩いたりしながら、最後は温泉で疲れを癒して帰りたい。わんちゃんを連れてのドライブデートもいいですよね。アクティブな彼女だったら絶叫マシンもいいなぁ。でも、一緒にいて、心地いいと思ってもらえるのがいちばんです」(志尊・以下同) そんな、彼の理想の女性とはどんなタイプなのだろう? 「女性のタイプでいうと、味方でいてくれて献身的な人は魅力的。オムライスなんて作ってくれたらキュンとします!逆に作ってあげるならバターチキンカレー。みんなにおいしいと言われる得意料理です」 出演中の『植木等とのぼせもん』は、故・植木等と付き人の小松政夫が、美しい師弟関係を築きながら成長していく物語。志尊はその見どころを次のように語る。 「人間関係、恋愛、毎話盛りだくさんの内容です。みんなが誰かのために献身的に生きる姿など、愛にあふれているので、ぜひ家族で見てほしいです!」
2017年10月02日「自分勝手で嫌な男に見えてしまってもしょうがないのかな、と。むしろ、そこをうまく表現できたらいいね、行定(勲)監督とも話していたので、思い切って演じました」 そう話すのは、主演映画『ナラタージュ』(10月7日公開)で、元教え子・工藤泉(有村架純)との禁断の愛に落ちる高校教師・葉山貴司を演じている松本潤(34)。 物語は、葉山への断ち切れない思いを抱える泉の目線で進んでいく。葉山は突然、離婚できない妻の存在を明かしたかと思えば、夜中に呼び出して弱い部分を見せてみたり、と泉を翻弄する行動をとるのだが……。 「切り取られているシーンだけ見たら、葉山は自分勝手な人に見えるかもしれない。でも、教師になったくらいなので、もともと正義感は持っているはずだし、自分の奥さんのことも、責任感があったがゆえに、抱えきれずに道をそれてしまったんだと思うんです。泉と葉山は、孤独で、救いの手が欲しかったときに、たまたま導かれるように出会ってしまった。是とか非よりも、二人がなぜ引かれあい、どう思っているのかを大事にしたほうがいいんじゃないかと思って演じていました。あえてキレイに見せない、“毒気”がリアルさにつながるし、この作品の魅力かなと」 有村との共演は、連続テレビドラマ『失恋ショコラティエ』以来3年ぶり。 「彼女もたくさんのお仕事をこなしてきて、お姉ちゃんぽく見える瞬間もあったし、お芝居に関しては、もう、“頼りにしています!!”って感じでしたよ(笑)」 今作は“忘れられない恋”が切なくしっとりと描かれているが……。 「自分が会えなくなっても、これだけ人の心に残る存在になるってことってどれだけあるんだろうか、と考えさせられました。恋愛経験のある大人の方はいろいろ考えながら見られるだろうし、若い人も、今は理解できなくてももう一度見返すとようやく意味がわかることもあるだろうし、時間がたっても色あせない作品なんじゃないかと思います」
2017年10月02日9月28日に放送されたフジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」の30周年記念特番。そこで石橋貴明(55)扮する懐かしのキャラクター「保毛尾田保毛男」が28年ぶりに出演し、物議を醸し出している。 LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)など性的マイノリティーに対する理解が高まる中、男性の同性愛者をからかうキャラクター。同局には批判の意見が寄せられ、LGBT関連団体が謝罪を求める抗議文を提出する騒動へと発展した。 そのため宮内正喜社長(73)が同29日に行われた定例社長会見で「不快に思われる方がいるとしたらテレビ局としては大変遺憾なことで謝罪しなくてはいけない」と陳謝した。 「同局は今年5月に社屋をレインボーカラーにライトアップする企画を行うなど、LGBTへの理解を呼びかけて来ました。にもかかわらず、まさかの時代錯誤なキャラの登場で『ホモ』と連発。元アナウンス部で報道局に勤務する阿部知代さんはツイッターで、今回の騒動を報じるニュースをリツイート。阿部さんはライトアップの企画にもかかわっていたので腹に据えかねたのか、暗に自局批判に踏み切ったようです」(芸能記者) 同番組ではタモリ(72)とビートたけし(70)を起用。メモリアルイヤーを飾るはずの特番だったが、視聴率は10.0%。視聴者はあまり関心を持たなかったようだが、この数字こそフジの現状の問題点が露呈してしまった証だというのだ。 「作り手の目線がまるで視聴者に向いていません。いわゆる“身内ネタ”でいかに盛り上がるかに重点が置かれてしまっているのです。完全に“身内ファースト”の状態で数字が取れるはずがない。この体質を脱却しない限り復権はないでしょう」(テレビ局関係者) 以前から打ち切りのうわさがささやかれる同番組だが、このままだと再燃しそうだ。
2017年10月02日(写真:アフロ) シニアデビュー戦となる「USインターナショナルクラシック」に出場し、断トツの成績で優勝した本田真凛(16)。一躍“ポスト浅田真央”として注目を集め、平昌五輪出場を期待する声も高まっている。 真凛といえば本田きょうだいの次女としても有名。長男の太一(19)、ドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)でブレークした三女の望結(14)、さらに四女の紗来(10)もフィギュア選手というフィギュア一家に育った。 「望結ちゃんは女優だけあって、その表現力が真凛ちゃん以上。紗来ちゃんはジャンプ力に恵まれていて、真凛ちゃんが『紗来がシニアに上がってきたら引退する』と言うほどの才能の持ち主です」(前出・スケート関係者) そんなきょうだい4人の総監督が、父親の竜一さんだ。 「お父さんは会場でもかなり目立つ存在で、メディアとの付き合いも上手。『今度、真凛が表彰されるから取材に来てよ』とさりげなく子どもの活躍をアピールするなど、マネージャー的な役割も果たしています」(前出・スケート関係者) そして竜一さんが、子供たちに施してきた“英才教育”は驚くべきものだった。彼の著書『本田家流子育てのヒント』(プレジデント社)には、こんな記述がある。 《どうすればもっと、子どもたちのもっている“可能性”を伸ばしてあげることができるか、そのために何ができるかと常に考えてきました。(中略)良いと思ったことはどんどん取り入れ、結果が出ることは続けてきました》 実際、真凛は2歳から始めたフィギュアに専念するようになるまで、数々の習い事に挑戦してきた。 「お父さんはいつも子供たちの習い事に奔走していましたね。車には仮眠用の布団までのせて、朝6 時から日付のかわるころまで送迎していました」(本田家の知人) だが、大変なのはそれだけではない。トップクラスのフィギュア選手を育成するためには、少なく見積もっても年間300万円の費用が必要だと言われている。それが4人も……。なぜ、それほどの費用をかけることができたのか? 「実は、真凛ちゃんは超がつくお嬢様。おじいさんが会社を4つも経営しているんです。4社合わせた年商は20億円を超えるといいます。竜一さんが子どもたちの教育に専念できているのは、おじいさんの計らいです。以前おじいさんが『孫たちには年間1人1千万円もかかるんや』と漏らしていました」(祖父の知人男性) この祖父こそが、英才教育を金銭面で支えていたのだ。そして祖母もまた、真凛たちをサポートしてきたという。本誌は京都市内にある祖父母の自宅を訪れた。チャイムを鳴らすと、祖母が取材に応じてくれた。 ――真凛ちゃんのシニア大会優勝おめでとうございます。 「真凛の父親から『優勝できたよ、ありがとう』と報告があって、喜んでいたところです」 ――平昌五輪への出場も期待されていますが。 「出られたら嬉しいですけど、あの子が元気に滑ってる姿を見てるだけで幸せです」 表彰台で見せる最高の笑顔が、ここまで支えてくれた祖父母への“恩返し”になることだろう――。
2017年10月02日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【霊能力の調子がいいときがあります】 常に幽霊が見えている状態の僕ですが、たまに“すごく見える日”っていうのがあります。それはたいてい寝不足の時。徹夜明けのときって、寝てないのに逆に目がさえたりしません?アドレナリンが出てるっていうか。たぶん、それと同じような原理なんだと思います。霊能力にも強弱の波があるんですよ。 実はこれ、僕だけじゃなく、すべての人に当てはまるみたいで。ふだんは気づかない程度の霊感がある人が、寝不足のせいで急に霊が見えるようになっちゃったりするんです。 これは、構成作家・山田ナビスコさんの深夜ネタ見せに参加したときの話(僕みたいな若手芸人には、先輩の作家さんにネタを見せて、ダメ出しをもらう機会が毎週のようにあります)。 「失礼しまーす」と、部屋に入ると、山田さんはめちゃくちゃ具合が悪そうで、ずっとオエッてえずいてるんです。思わず「大丈夫ですか?」って駆け寄ったんですけど「風邪とかじゃないんだよ。今日、5徹夜だからさ」とのこと。病気じゃないなら安心なので、そのままネタ見せに移ることにしたんです。 そうしたら山田さんが「お前今日、珍しいね。5人でネタやるの?」って言うんです。もちろん僕はいつもどおり1人で行ったんですよ。どうやら山田さんは、5徹夜のせいで、僕にくっついてる幽霊が一瞬見えちゃったみたいです。寝不足のとき見ているのはいつもと違う世界かもしれませんよ。
2017年10月01日ダウンタウンの松本人志(54)が10月1日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。自身の冠番組である『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の番組ディレクターだった男が児童買春の疑いで逮捕された件に言及した。 番組冒頭、松本が「本当はやらなくてもいいんですけどね。僕の正義感でやりますよ」と前置きするなか、司会の東野幸治(50)がこのニュースを紹介。 松本は逮捕されたディレクターについて、「本当に知らないんですよ。顔も名前も知らない。性別もいまだにわかっていないくらい。どうやら事件(の報道)を聞くと男なんやろね」と、面識がない旨を強調。「まったくわからないスタッフなので、言いようがない」と、直接的なコメントは控えた。 同ディレクター逮捕のニュースに自身のコンビ名が出されるため、「“ダウンタウン”というのが前に出てしまって、もう本当つらいところ」とコメント。番組存続については、「心配してくれる人もおられますが、これで番組がなくなるということにはならないですよ。これがきっかけで番組が終わるということは100パーセントないと思う」と明言した。 松本は、「番組にかかわるスタッフはいっぱいいて、もちろん全員と交流があるわけではないので、難しいよね」と現場の状況を明かし、「全員のスタッフに普段から『大丈夫か?』と声をかけて……というような話でもない」と意見を述べた。司会の東野も、「こればっかりは、もしかしたらしょうがないのかな」と、松本の意見に寄り添う姿勢を見せた。 『週刊文春』の報道によると、同ディレクターはTBS社員ではなく、外部のフリーディレクター。昨年10月にホテルの一室で当時中学3年生の女子生徒と売春行為に及んだという。週刊文春の取材に対し、TBS側は逮捕の事実を認め、すでに同ディレクターが番組制作からは外れていると回答している。
2017年10月01日9月19日、城山観光ホテルの国際コンベンションホール(鹿児島県鹿児島市)では、南九州カントリークラブの開場50周年記念祝賀会が盛大に催されていた。会の中盤、ステージに登場したのは、大ヒット曲『Story』などで知られ、現在、全国ツアー「和と洋」真っ最中のシンガー・AI(35)だ。 「AIちゃん、お帰り~」と会場が一気に盛り上がる。実はAIは、同カントリークラブの理事長・植村久さん(65)の長女。久さんが500人の招待客のために用意したサプライズ・ゲストだった。ステージ前で、スマホで写真を撮ったり、手拍子をする招待客の最前列に、久さんの妻でAIの母、バーバラ植村さん(69)の姿があった。3曲歌い終えると、AIはマイクで語り始めた。 「今日はこれで終わりにしようかと思ったんですけど。ダダ(父・久さん)が、どうしても好きな曲があるというので……。ママに来てもらおうかな。ママ、ちょっと」 娘からの思わぬ呼びかけに、「イエ~イ!」と、ハイテンションに声をあげ、とはいえ少し照れくさそうに、壇上に駆け上がったバーバラさんにも、大きな歓声が沸いた。 講演会講師、作家、タップダンス講師・振付師、イラストレーター、ボランティア団体主宰者など、多方面で活躍し、地元の人気情報番組『かごしま4』(南日本放送)で週1回、コメンテーターを務めるバーバラさんは、鹿児島では、街を歩いているとサインを求められるほどの有名人なのだ。 そこへ流れてきたイントロは『ママへ』。AIが母に贈った、母への感謝と愛をつづったバラードだった。驚いたバーバラさん。みるみる目に涙が浮かんでくる。しっとりと、愛を込めて歌いあげる娘の横で、バーバラさんは、拝むように両手を胸の前で合わせて、何度も何度も頭を下げた。にじんだ涙が、照明でキラキラ光った。 AIは言う。 「ママ?いや、もうサイコーですよ。人に優しくて、いつも明るくて、元気で。忙しくても、体調的に大変な時期でも、どんなときも笑顔でハグして。本当、素晴らしいですよ。子どもの私が、そう思うんですから」 たしかに――。実の娘がここまで手放しで称賛できる母親はそういない。 バーバラさんは’48年4月10日、アメリカ・ワシントン州で生まれた。父・遠藤正美さん(’96年没・享年80)は、米国生まれ、静岡育ちの日系2世。その後、米国に戻り、第二次世界大戦時、合衆国史上最も多くの勲章を受けた日系人部隊442連隊に所属していた。イタリア駐屯中、ジョバンナさん(91)と恋に落ち、結婚。だから、バーバラさんは日本人とイタリア人のハーフ、AIはクオーターだ。 バーバラさんは、子どもたちに次の4つだけを言い聞かせてきた。 「まず、挨拶。目を合わせて、笑顔で、愛を込めて挨拶する。それから、人のよいところを見つける。どんなときも『プリーズ』と『サンキュー』を忘れない。それから、自分のことは自分で決める」(バーバラさん) 幼稚園に行く道も、好きな道を選ばせた。デパートでは、自分が好きな洋服を選ばせる。そして、心から褒めた。 「『あなたたち、服、決めるの上手ね』と。褒めると自信をもつでしょう。同時に、自分で決めていい。人と違っていい。自分らしくていいと言いました」(バーバラさん) 娘たちの幼稚園からのママ友・山野真理さんは言う。 「バーバラはとにかく子どもたちに『愛してる』と、頻繁に伝える。AIちゃんも幸ちゃん(次女)も、愛されてることをしっかりわかって育ったから、自分の進みたい道を真っすぐ歩いていけたんだと思います」 AIが中学2年生になると、バーバラさんは「18歳になったら、自分で働いて、自分のことは、自分でするね」と忠告をした。それは、米国の一般的な教育方針だ。AIは、「わかってます。ママ、私、もう夢、決まってる。私、ビッグな歌手になる!」と答えた。 AIは、高校進学を考えていなかった。しかし、バーバラさんには高校までは卒業してほしい気持ちがあった。アメリカでは高校までが義務教育だからだ。中学の三者面談で、先生が「高校どうするの?」と、聞いたとき、バーバラさんは突然、「AIはアメリカの高校に行きます」と言った。 AI自身、事前にそんなことは何も聞いておらず、「え?アメリカ?」と、驚いていたが、すぐに、「面白いかもしれない。それいいね」と、自分で決めた。こうしてAIは、中学卒業後、ロスの芸術高校に進学。その才能を開花させた。AIは言う。 「日本で、言葉もわからず、すごく大変な思いをした時期を乗り越えて、さらにポジティブになっているママを見ると、すごいなって思います。昔はそんな感じではなかったので。私が小学校から中学くらいのときからかな。ママが毎日、本を読んで、朝起きたときに『今日はいい日になります』『私は自分が大好きです』と言うとか、私や妹が悪いことを言うと『そうでなくてこうでしょ、ポジティブに考えて』と言ったりとか。きっと自分が変わろうと思って、頑張ってきたんだと思うんです。私はその過程を見てきたから」 たゆむことなく日々、小さな努力を重ねて、バーバラさんは自分自身を変えてきた。そんな生き方の延長に、AIという歌姫の存在があった。久さんは「AIの歌はバーバラに教わったことが相当入ってると思いますよ」と言う。冒頭の祝賀会。『ママへ』で、AIはこう歌った。 《ママあなたが教えてくれた優しさ思いやり愛をママあなたが見せてくれた希望も未来も全てをI Love You》
2017年10月01日「いつも笑顔で」「前向きに考えて」――いつもポジティブなバイブスを発するバーバラ植村さん(69)は、シンガー・AI(35)の母。ハーフで日本語もわからずに来日したがゆえの差別や苦労、それを乗り越えた実体験からくるメッセージは、鹿児島や全国の悩める人に元気を与え続けている――。 講演会講師、作家、タップダンス講師・振付師、イラストレーター、ボランティア団体主宰者など、多方面で活躍し、地元の人気情報番組『かごしま4』(南日本放送)で週1回、コメンテーターを務めるバーバラさん。鹿児島では、街を歩いているとサインを求められるほどの有名人だ。 バーバラさんは’48年4月10日、アメリカ・ワシントン州で生まれた。父・遠藤正美さん(’96年没・享年80)は、米国生まれ、静岡育ちの日系2世。その後、米国に戻り、第二次世界大戦時、合衆国史上最も多くの勲章を受けた日系人部隊442連隊に所属していた。イタリア駐屯中、ジョバンナさん(91)と恋に落ち、結婚。だから、バーバラさんは日本人とイタリア人のハーフ、AIはクオーターだ。 陸軍退官後は一家でロサンゼルスに移り、夫婦は「スキッド・ロウ」と呼ばれる地域の小さなホテルの管理人として、住み込みで働いた。 「スキッド・ロウはホームレスが多くて、酔っぱらいが多くて、ヘロイン中毒の人が多くて。道端で普通に人が寝てる街。汚くて、サイテーな場所(笑)。そこで私は5歳から15歳まで育ったの」(バーバラさん・以下同) 母・ジョバンナさんは、ホームレスも、黒人も、メキシコ移民も差別せず、いつもニコニコと挨拶する人だった。 「でも、私はハーフだから、日系人からも、白人からも差別されたね」 スキッド・ロウに隣接するリトル・トーキョーの日系人学校には「ハーフだから」という理由で入学できなかった。短期的だが、高級住宅地の白人学校に転校した小5のときも、最初は歓迎し、仲よくしてくれたクラスメートたちが、父親が日系人とわかった途端、手のひらを返した。 「誰も挨拶を返してくれない。私が近寄ると、それまで楽しそうにおしゃべりしていた友達が、みんな急に逃げていった。好きだった男の子も私を無視。すごく悲しかった」 第二次世界大戦の記憶が、人々の心に鮮明な時代だ。 「友達のなかには、日本との戦争でお父さんの脚がなくなったり、親戚の人が死んだ子もいて。みんな日本人が嫌いでした。でも、悲しかった。だから、私は絶対、差別しない。それは娘たちにもずっと言ってきました」 その後、不動産取引の会社で、バリバリ働いていた31歳のころ、ロスで現地法人を立ち上げた夫・植村久さん(65)と出会った。久さんに誘われ、遊びに行くだけのつもりで来日した夜に、プロポーズされた。翌日には、久さんの鹿児島の実家で両親に会い、プロポーズから2カ月後には、盛大な結婚式を挙げていた。新婚生活はロスでスタート。新居で生まれたのがAIだ。 久さんは、九州全土で、建設業を主体に事業を展開する植村グループの御曹司。AIが2歳になるころ、父の会社のゴルフ場建設を手伝うため、帰国することになった。1年だけの約束だった鹿児島滞在も、あと1年、もう1年と延びていき、最終的に、久さんは社員3,000人の会社の経営を引き継ぐことになる。鹿児島に来た3カ月後に、次女・幸さんを出産した。 「毎日、泣いて、毎日、失敗してました。町を歩けば『ガイジン』と指さされ、買い物に行っても日本語読めない。砂糖と塩、間違えて買ったり……」 初めてのお宅に靴のまま上がったり、床の間の生花と並んで写真を撮ろうと、床の間に入って、注意されたり、でも、何がいけないのかさえ、わからない。 「小さい子どもが2人もいるのに、サイテーな母親、サイテーな人生。そう思いました。離婚したほうがいいかなと、真剣に悩みました」 バーバラさんは米国の両親に電話した。すると正美さんは、「その国を好きになること、その国の人を尊敬すること。そのためには、その国の文化や伝統を勉強してください」と言った。そして、前向きになる300冊の英語の本を送ってくれた。両親は2人とも、異国で暮らす苦労を乗り越えた人たちだ。 バーバラさんは、涙を拭いて、立ち上がる。まず、日本舞踊から習い始めた。もともとダンスは大好きだ。そして、お茶、お花の稽古にも通った。学ぶうちに、彼女のなかの「日本ヤダ」の気持ちがほぐれていった。 「なぜ床の間に花を置くのか。なぜ、畳の縁のラインを踏んではいけないのか。その全部に意味があった。日本の伝統文化や習慣には、目上の人を尊敬し、お客さんを受け入れる気持ちが込められていることをしりました」 3年かけて読破した300冊の本を参考に、家のあちこちに鏡を置いた。 「朝、起きたとき、出かけるとき、電話でるとき、全部、自分の顔を見て、大げさと思うくらい、笑顔しました」 さらに、深呼吸をして、「今日はサイコー」「絶対、成功する!」と声に出して自分に言い聞かせた。人のためになることをしようと、30年以上、欠かしたことのないチャリティー・バザーを始めたのもこのころだ。義父・近さんも異国から来た嫁のことを、ずいぶん気にかけてくれた。 「落ちこんでいるとき『仕事をしなさい。事業を立ち上げていいから』と言ってくれて。お義父さんの提案に、すごく興奮しました」 自分が好きなこと、できること、元気が出ることはなんだろう?バーバラさんはダンス教室に、英会話とスポーツジムも併設した「アメリカン・スーパー・シェイプ」を創設。38歳になっていた。そして、48歳のときに立ち上げた個人事務所「オフィス・バーバラ」を拠点に、八面六臂の大活躍を続ける。鹿児島の人たちを元気づけ、笑顔でいっぱいにするために。 AIは言う。 「ママ?いや、もうサイコーですよ。人に優しくて、いつも明るくて、元気で。忙しくても、体調的に大変な時期でも、どんなときも笑顔でハグして。本当、素晴らしいですよ」
2017年10月01日「発売当日から『アナログ』は話題になっていて、反応はいいです。恋愛小説ですが、購入者はたけしさんファンの男性読者が多いという感触です」(三省堂書店神保町本店の文芸担当者・大塚真祐子さん) 9月22日、ビートたけし(70)初の恋愛小説『アナログ』が初版3万部で出版された。芸能プロダクション関係者は、こう感想を述べる。 「たけしさんはよく『振り子の理論だ』と口にするように、両極端への挑戦を大切にする人です。バイオレンス描写満載の映画を撮るいっぽうで、今回は30代の草食男子が主人公の純愛小説。振り幅の大きいたけしさんらしい作品ですね」 驚いたのはその内容ばかりでない。書店員には通常、ゲラといわれる試し刷り原稿が宣伝のために渡されるが、今回はゲラが配布されず、いきなりの刊行だった。版元の新潮社・担当編集者が、舞台裏を明かす。 「1年ほど前に『小説を書いてみたい』とお話がありました。1年ほどかけて取材、執筆をされていたそうですが、その間、たけしさんの執筆現場は誰も見ていません。今年7月にいきなり、完成した原稿が持ち込まれたんです」 元の原稿はノート4冊に手書きされた“アナログ”なものだった。 「その手触り、質感を損ないたくなくて、あまり編集者の手を加えませんでした。ただ、秋には出版したいという意向でしたので、怒濤の作業が続き、けっきょくゲラを書店員さんに見ていただくことはできなかったんです」 本作で描かれるのは男女の恋愛ばかりでなく、友情や親子愛もテーマになっている。 とくに書き込まれているのは、主人公が2時間をかけて老人ホームへ通い、母親を見舞う描写。介護の現場については「たけしさんご自身、かなり取材もされていました」というほど詳細だ。この描写に、たけしの“ある思い”を感じると、テレビ局関係者が語る。 「じつはたけしさんは若いころ、脳梗塞で倒れた父親を9年間も介護しているんですね。まだ駆け出しで金銭的にも余裕がないから、家族総出で介護。たけしさんは朝6時に病院にお見舞いにいって、下の世話をして、朝食を食べさせてから、浅草の舞台に舞い戻る生活をしていたそうです」 その父は77年に亡くなっている。 「介護が大変で、父親が亡くなった当時は『ほっとした』と話していました。ご自身の介護に心残りがあって、小説では愛情深く寄り添う主人公を描いたのかもしれません」 作品には、たけしの亡き父への愛もこめられていた――。
2017年10月01日