女性自身がお届けする新着記事一覧 (845/893)
(写真:アフロ) いよいよ3年後に迫った東京2020オリンピック・パラリンピック。期待のアスリートが目白押しで、3年たったら、今は一般的に無名な選手たちでも、メキメキ実力をつけ、連続メダルを狙う有名選手たちとの大混戦が期待できそう。今からチェックして、五輪予選・本戦を巡る熱いドラマを楽しもう! 「昨年のリオ五輪で日本初のシングルス・メダリストになった水谷隼選手(28)と、団体戦で銀メダルを獲得した丹羽孝希選手(22)は世界ランキングのトップ10内。15位には松平健太選手(26)もいます。女子は同5位で6月の世界卓球・混合ダブルス金メダルの平野美宇選手(17)に、リオで団体銅を獲得した石川佳純選手(24)、伊藤美誠選手(16)と、スター選手がそろっています」 そう話すのは、卓球専門誌『卓球王国』の今野昇編集長。しかし五輪の枠は男女とも3つあるものの、シングルスは「2」しかないため、はやくも代表争いは熾烈だという。 「さらに世界卓球で水谷選手を破り、史上最年少の13歳で8強入りした張本智和選手(14)の成長は、われわれの想像を上回る勢い。17歳で迎える東京五輪が楽しみですね」 では、14歳になったばかりの”新怪物”張本智和くんとは、どんな少年なのだろう。さっそく、自身も元卓球選手で現在は男子ジュニア日本代表コーチの父・張本宇さん(47)に話を聞いてみた。 「’03年、仙台市生まれの智和は、小学校卒業と同時に親元を離れ上京。現在はJOCアカデミーで毎日、練習に明け暮れています。海外遠征も多いなか、心技体を磨いていますが、なかなか学校の勉強も大変なようで、先日も『夏休みの宿題が、今年はヤバいと思う……』なんて話していました(笑)」 母・張凌さん(44)は中国・四川省出身の元・世界選手権中国代表選手で、現在は仙台市の「張本卓球場」でコーチとして指導している。 「智和は、妻のつくる手料理はなんでも食べましたね。鶏の唐揚げや手羽先、肉野菜炒めなどが大好きです。ご飯も小学生のうちから大盛りでおかわりしていました。でも、彼は仙台市生まれなので、辛い四川料理は苦手ですが(笑)」 ”卓球エリート”一家ですくすく育ち、公称170センチの身長も「今はもっと伸びているはず」(宇さん)という智和くん、記者会見などでの受け答えも堂々としている。 「息子の名前は夫婦で考えて決めました。智恵の『智』、平和の『和』を合わせて『智和』。ご近所や周囲の方に支えられているのだからと、礼儀・挨拶を大切にさせてきたんです。謙虚な気持ちを忘れず、毎日コツコツと努力して、五輪に挑戦してほしいですね」
2017年08月03日(写真:アフロ) いよいよ3年後に迫った東京2020オリンピック・パラリンピック。期待のアスリートが目白押しで、3年たったら、今は一般的に無名な選手たちでも、メキメキ実力をつけ、連続メダルを狙う有名選手たちとの大混戦が期待できそう。今からチェックして、五輪予選・本戦を巡る熱いドラマを楽しもう! 「リオ五輪の金メダリストでさえ、東京五輪に出られるかどうかわかりません。それほど代表を勝ち取ることの難しさが増しています。東京五輪の戦いはすでに始まっているのです」 そう語るのは、柔道専門誌『近代柔道』の岩佐直人編集長。日の丸を背負うことが、すなわちメダル候補と期待される柔道。国内で繰り広げられている熾烈な闘いのなかで、キラリと光っている選手を岩佐編集長に挙げてもらった。 「52kg級の高校2年生の阿部詩選手(17)は、今年2月には国際大会で優勝するなど、メキメキ力をつけています。センスとルックスを兼ね備えていて、人をひきつけるスター性もあります。52kg級は強豪選手がひしめく階級ですが、彼女が代表選手になれば、現在世界2位にランクされている男子66kg級のホープ、阿部一二三選手(19)と、柔道では初となる、兄妹で五輪出場する可能性もあります。『兄と一緒に東京を目指す』と発言した彼女は”兄妹メダル”も視野に入れて毎日汗を流しています」 昨年のリオ五輪では、90kg級のベイカー茉秋(22)、73kg級で大野将平(25)が表彰台の頂点に立つなど、全階級でメダルをとった男子の活躍が目立った。 「東京五輪では、ベイカー、大野の2連覇も注目のひとつですが、お家芸である柔道の華、最重量級の100kg超級は、絶対に負けられない戦いになるはずです。この階級には、五輪2連覇中のフランスのリネール選手という圧倒的な王者がいます。彼を倒そうと、リオ五輪銀メダルの原沢久喜選手(25)と王子谷剛志選手(25)が国内でしのぎを削っています。ふたりの対決から目が離せません。100kg級では、現在、国士舘大学1年生の飯田健太郎選手(19)に勢いを感じます。アンコ型が多い階級では珍しく長身のイケメン選手。外国人選手にも引けを取りません。今年2月の国際大会では、リオ五輪のメダリストを破って初優勝。まだ成長過程でもあり、これからが楽しみな選手です」 女子重量級の朝比奈沙羅(20)の成長には、岩佐編集長も関心を寄せているという。 「現在、東海大学3年生の朝比奈選手は、2月の国際大会『グランドスラム・パリ』で、リオ五輪金メダリストを倒し、決勝では日本の第一人者でリオ五輪銅メダリストの山部佳苗選手も破って初優勝しました。将来は、医師になるために医学部受験を考えている彼女ですが、今は東京五輪のことで頭がいっぱいでしょう」
2017年08月03日(写真:アフロ) いよいよ3年後に迫った東京2020オリンピック・パラリンピック。期待のアスリートが目白押しで、3年たったら、今は一般的に無名な選手たちでも、メキメキ実力をつけ、連続メダルを狙う有名選手たちとの大混戦が期待できそう。今からチェックして、五輪予選・本戦を巡る熱いドラマを楽しもう! 「日本人初の100m9秒台はいつだ、という話題ばかりですが、男子短距離の実力は格段に上がっています。とくに400mリレーでのメダル獲得の公算は高いでしょう」 こう語るのは、元100m日本記録保持者の不破弘樹さん。メダルの鍵を握るのはサニブラウン(18)と桐生祥秀(21)の2人だという。 「走りにムダがあり、スピードのキープ力が不足しているサニブラウン選手は、期待値が高いのがポイント。10秒0台を連発する桐生選手は安定感が抜群。10秒の壁はどちらかが破る可能性があり、その後、続々と9秒台スプリンターが誕生することも。強豪チームで五輪を戦えます」(不破さん) 女子マラソンの安藤友香(23)も注目したい選手だ。 「初マラソンの日本記録を塗り替えたばかりの安藤選手は怖いもの知らずの勢いが特徴。両手を振らない“忍者走法”で、今夏の世界選手権で活躍できたら、東京五輪まで突っ走る能力を秘めています」(不破さん) そして、体操王国・ニッポン。東京五輪で、もっとも高い位置に日の丸を掲げるのは、もはや至上命題かもしれない。 「ロンドン五輪、リオ五輪と個人総合で2連覇している絶対王者、内村航平選手(28)は、3年後の大舞台にしっかり照準を合わせてくるでしょう。年齢的にはピークが過ぎているとはいえ、リオ五輪後には体操界初となるプロに転向。意識を変えて、練習に取り組んでいます」 そう話すのは、『日刊スポーツ』で毎週水曜日掲載の「東京五輪特集面」(一部地区を除く)を担当している田口潤記者。内村の背中を追う白井健三(20)も金メダルは射程圏内。 「2度の世界王者になった床、リオ五輪では銅メダルをとった跳馬の2種目のスペシャリストだった白井選手は、東京五輪を見据え、苦手なつり輪に積極的に取り組むなど、個人総合の強化に励んできました。今年5月に行われたNHK杯では、個人総合で内村をギリギリまで追い詰めるところまで来ています」(田口記者) さらに注目すべき選手が谷川航(21)だという。 「白井と同い年で“白井世代”のひとりと言われてきたイケメンの谷川選手が一歩抜け出しました。内村選手も舌を巻くほど着地が美しく、24歳でむかえる東京五輪は『自分たちが引っぱる』という自負もあります」(田口記者) 体操王国に新しい“着地王子”が誕生したようだ。
2017年08月03日先月、神戸港で猛毒の殺人ヒアリが国内で初めて発見されたことを受け、本誌は「東京、横浜、名古屋、大阪の港も危険だ」という警告記事を掲載した(6月27日発売号)。すると予想どおり、名古屋港、大阪港、東京港、横浜港、博多港でも続々とヒアリが発見された!ヒアリの上陸ラッシュはこれからも続きそうな勢い。ますます予断を許さない状況になってきた。 そこで本誌は、アリ研究の第一人者で、東京大学農学部応用生命科学研究科講師・寺山守先生(59)に協力を要請。7月19日、潜んでいるかもしれないヒアリ調査のため、先日上陸が確認された東京港・大井ふ頭周辺に緊急出動した。 【10時30分】大井ふ頭のコンテナヤードに到着 コンテナを運ぶ大型トレーラーがひっきりなしに行き交う中、さっそく調査隊はふ頭脇の側道などを1時間以上かけて探索開始。その間アリはたくさん目撃したが、どれもこれも日本のアリばかり。ヒアリらしき集団はいっこうに見つからない。そこで寺山隊長が、「ヒアリは油系のエサを好むので、ポテトチップスを側道周辺に置いて、数時間後に現場に戻りましょう」ーー。それまでの時間、調査隊は大井ふ頭周辺の公園まで、捜索範囲を広げることにした。 【12時10分】みなとが丘ふ頭公園を捜索 まずは公園周辺の土手を調査。寺山隊長が、“根堀”(アリ調査に使う硬いスコップ)を使って土をかき出してみると、ムネボソアリ、トビイロシワアリ、オオズアリ、サクラアリ……といった日本のアリが1メートル四方に7種類も出てきた。ヒアリが増殖すると環境かく乱者となって、周辺の昆虫やアリなどがいなくなってしまうそうで、まだこの辺りには侵入していないようだ。ところで隊長!ヒアリが潜んでいそうな場所や巣を作る場所はどこですか? 「温かいコンクリートと土の境目などに潜んでいる可能性があります。また、ヒアリにとって巣を作りやすい環境は、公園など背丈の低い植物が生えているような明るく整備されたところ。とくに要注意なのは芝生が多い公園です。そういう場所に“富士山形の大きなマウント状の巣”があれば、すでに定着しているということなので非常に危険です」(寺山隊長・以下同) 【13時05分】大井ふ頭から500メートル離れた大田区東海4丁目付近へと移動 ’10年、特定外来生物・アルゼンチンアリが発見された場所にも足を運んだ。寺山隊長の、「ヒアリも同じような場所を好んで巣を作る」という専門家らしい鋭い読みからだ。さっそく、当時発見された道路の側溝脇の植え込みなど、時間をかけて捜索。素人目にはどう見ても普通の道路なのだが……。もしこんな場所にヒアリが潜んでいたら、犬の散歩途中に愛犬が刺されることだってありえそう。 「ヒアリは夏から秋にかけて、新しい女王が作られ各地に飛んでいきます。女王アリは上空100〜200メートルぐらいまで舞い上がり、そこから風の流れに乗って10〜20キロぐらい飛ぶのです。そして行き着いた土地に定着し、巣を作り、また新たな女王が作られる。これを繰り返しながら生息範囲を広げて繁殖していくのです」 女王アリは1日で1,000〜1,500個の卵を産むそうだ。国内で定着する前に発見し、駆除しないと、爆発的に増える危険性がある。 【13時50分】城南島海浜公園近くの歩道も調査 ここも7年前にアルゼンチンアリが発見され、駆除された場所である。現場に到着直後、調査隊に緊張が走った!「あっ、これはアルゼンチンアリかもしれない!」と、やや興奮気味に話す寺山隊長。だが、分析の結果、当初アルゼンチンアリかと思われたアリは、日本のトビイロケアリであることが判明。どうやらこの場所からは、完全に駆除されていたようだ。その後も側道を中心に周辺を捜索したが、ヒアリはいなかった。 【16時30分】午前中にヒアリをおびき寄せるために、ポテトチップスをまいた現場を再び訪れる コンテナヤード近くの側道にまいたポテトチップスにはアリが集まっていた。しかしそこにいたのは、幸か不幸かターゲットであるヒアリではなく、日本のトビイロシワアリ……。結局、6時間の現地調査ではヒアリを発見できなかった。 「7年前、アルゼンチンアリがコンテナヤードから離れた場所で定着したことを考えると、ヒアリも意外な場所で見つかる可能性があります。今後もふ頭周辺の広い範囲でのモニタリング調査が必要だと思います。それと、中国から入ったコンテナは、国内各地へと運ばれていく。コンテナの最終到着地でのチェックも必要になってくるでしょう」
2017年08月03日地球温暖化による異常気象か、全国で突発的、局地的な“ゲリラ暴風雨”が続発中。急に雲行きが怪しくなったと思った瞬間、大粒の雨。コンビニなどに駆け込む人の多くが買い求めるのは、もっぱらビニール傘だ。 しかし暴風にあおられると簡単に折れ曲がってしまい、心ない人がそれを“ポイ捨て”すれば、瞬く間に町中が“ポイ捨てビニ傘”であふれる。そして折れ曲がった鋭利な骨は一転“飛んでくる凶器”と化す。 東京都は「降雨時の身の回りの危険」についてのアンケートを実施し、「雨の日の事故防止ガイド」を発表。担当の都・生活安全課課長の宮永浩美さんに話を聞いた。 「アンケートは’13年度に都民3,000人を対象に行ったものです。差した状態の傘に『ヒヤリとした』『ハッとした』経験があると答えた人は1,657人、たたんだ状態の傘でも1,260人います。また、履き物、自転車などの製品別でみた降雨時の危険な経験も、傘は1,657人で1位。そのうち245人が『ケガをした』と回答しました」(宮永さん) 実際にかなりの割合で“ポイ捨てビニ傘”によるケガか、その一歩手前の経験が報告されている。 「壊れたビニール傘の放棄・放置は、街を汚すだけでなく、捨てられた傘で人に思わぬケガをさせることがあります。壊れた傘の“ポイ捨て”はとても危険なので、絶対にしないでください」(宮永さん) 危険な“ポイ捨てビニ傘”をゼロにするにはモラルに訴えるしかないが、今年6月、日本郵便は全国4,500の郵便局で、これに関するユニークな新商品を販売開始した。 「突風を受けても傘の骨が外側に折れ、風圧を逃すことで事故防止などができる構造の雨傘、その名も『ポキッと折れるんです』といいます。昨年12月に南関東エリアで販売したところ3カ月で完売し、今回の全国展開となりました」(日本郵便・広報担当者) いったい、『ポキッと折れるんです』とはどんな傘なのか?そもそも、どんな理由で商品化したのだろうか?そこで、開発したメーカー「長寿乃里」本社(神奈川県横浜市)をたずねた。 「まずは広げてみてください。突風が吹くと、傘の骨は外側に折れ曲がりますよね……」 そう言うと同社プロダクトマネジメント部課長の佐々木智彦さんが、傘の骨の2〜3本を「ポキッ!」。うわっ、いきなり壊れちゃったじゃないですか!? 「いえ、大丈夫です。この傘は、『折れた=破壊』ではなく、あえて『ポキッと折れる』構造にしていますので、折れた状態のまま一度たたんで、開くだけで、ホラ……」 なんと傘は、元どおりのきれいな半円を描いている! 「従来型の『耐風』構造は風を受けて外側に半円を描きますが、風圧で飛ばされて事故につながる恐れも。当社の商品は特許取得済みの技術で、折れて破損を免れるのと同時に、使用者の安全も守ります」 では、どうしてこの商品を開発したのだろう?同部部長の江守佳郎さんが引き取って言う。 「化粧品や健康食品を販売する弊社のお客さまはほぼ女性。お肌や体をサポートする商品を手掛けるなかで、たどり着いたのが環境問題への取り組みでした。“ポイ捨てビニ傘”の多さを目の当たりにし『だったら地球に優しい“壊れない傘”をつくろう!と。お肌を考えUVカット95%』を実現しましたし、さらに売り上げの一部は日本環境協会に寄付して、ゴミの軽減や環境保全に役立てます」 販売開始から1カ月で、すでに2万本を売り上げているというヒット商品だが、今後の展開は? 「子ども用は、前がよく見えるように一部を透明に。事故防止のためにあえてワンタッチにせず、手動開きにして商品化し、早ければ台風シーズンには販売を開始したい。また、女性向けのおしゃれなデザインの商品として、老舗スーパーマーケットの紀ノ國屋さんの『KINOKUNIYA』のロゴが入った傘も、近々販売予定です」 この傘なら、ゲリラ暴風雨のときの安全確保に加えて、プチ社会貢献もできるかも!
2017年08月03日「選手生活の晩年に見せた辛そうな表情を覚えていますから……。心の底から楽しそうに演技する真央ちゃんの姿を見て、涙が出てしまいました。本当に美しい、心に響く滑りでした」(会場にいた女性客) 競技者として引退した浅田真央(26)。7月29日に始まったプロスケーター初仕事『THE ICE 2017』で、見事な演技を見せた。 「出演料は競技者時代の2倍になっているそうです。1日あたりメインで200万円、ゲストでも150万円ほどになったと聞いています」(スポーツジャーナリスト) ちなみに先輩・荒川静香(35)が、引退翌年に出演したアイスショーは61回。仮に同程度、浅田が出演すれば、それだけで1億円ほど稼げることになる。リンク外での収入もある。 「CM出演料に関しては、4~5千万円まで上がっています。引退時点で彼女がCMやイメージキャラクター契約を結んでいた企業は9社。引退後もスポンサー離れは起きていません」(スケート関係者) 引退後の荒川選手のようにテレビ番組などに、積極的に出演すればさらなる収入増も。 「テレビの出演料も、倍の300万円になったそうです。今までは出演料やスポンサー料から、一定の割合をスケート連盟に収めていましたが、今後はそれもなくなります。さらにコーチ費用やリンク使用料も、選手時代ほどはかからなくなる。現役時代から2億円以上の年収があったと言われる浅田さんですが、プロになれば倍の4億円は見込めると思います」(前出・ジャーナリスト) 荒川は、引退後に推定2億5千万円の豪邸を無借金で建てた。だが荒川と浅田には大きな違いがあるという。 「24歳で金メダルを取ってから、国民的なスターになった荒川さんと違い、真央ちゃんは10代のころから常に世間の注目を浴びてきました。いわゆる『青春』というものがないに等しかったし、十分働いたという感覚はある。普通の女の子として、勉強、恋愛だってしてみたいと考えても不思議ではないでしょう。いずれ日本を離れ、海外の大学に入るという選択肢もあるかもしれませんね」(別のスケート関係者) 国民の期待を背負ってきた浅田。これから自分のための人生を楽しんでほしい。
2017年08月03日「『ひよっこ』は先日、僕が演じた島谷純一郎と恋人のみね子ちゃん(有村架純)とのお別れのシーンが放送されました。8時間近く撮影したのですが、そのバーのシーンで、リハーサルなしで本番を回すという撮影を初めて経験して。感情が高ぶるシーンなどはよくそういう撮り方をするそうで、僕自身、涙が込み上げる瞬間が何度かありました」 そう話すのは、7月24日放送分でNHKの連続テレビ小説『ひよっこ』から姿を消した島谷を演じた、竹内涼真(24)。つらい思いをしたのは、主人公・みね子だけじゃなく、2人のお付き合いを見守っていた私たち視聴者も同じ!今、いちばん旬な俳優・竹内涼真に話を聞いた。 「『ひよっこ』撮了から3日ほどは、心にポッカリ穴が開いたような状態で。でも、それはそれだけこの役に打ち込めたということだと満足しています」(竹内・以下同) マーベル・コミックのヒーローが大好きだという竹内。 「僕、もともとヒーロー役に憧れて芸能界に入って。いつかマーベル・コミックのヒーローを演じるのが夢。マーベルのヒーローのフィギュアが勢ぞろいするショップには、プライベートで何回も行っています。見ているだけでうれしい。でも女のコって、あんまり理解してくれないんですよね(笑)。だから、『この作品を見て』と強要することはしたくなくて。女のコが関心を示して、『何を見たらいい?』って聞いてくれたら教えます」 そんな彼のおすすめのマーベル作品は? 「おすすめは、『マイティ・ソー』と『アメージング・スパイダーマン』。どちらも恋愛をメインに物語が展開し、女性の登場人物の心情を描いているので入りやすい作品だと思います」 竹内は理想のデートをこう語る。 「理想のデートを考えるなら、静かで空気のキレイなところに出かけて、おいしいものを食べてお酒を飲んだり、温泉に入ったり。ゆっくり過ごせたらいいなあ」 現在放送中のドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系・水曜22時~)では、主人公・カホコが通う大学の同級生・麦野初を好演中だ。 「『カホコで演じる麦野初は、島谷くんとは正反対。僕自身は2人の中間くらいの性格ですね(笑)』
2017年08月03日女優の清野菜名(22)が10月スタートのテレビ朝日系帯ドラマ劇場第2弾「トットちゃん!」で、女優の黒柳徹子(83)を演じることになった。 清野は同作で、民放キー局の連ドラ初主演。同枠の第1弾は現在放送中の「やすらぎの郷」。高視聴率で注目されたが、清野は主人公・菊村栄(石坂浩二)がかつて思いを寄せた女優の孫役で出演。2クール連続での出演となる。 清野は07年、ティーン誌のモデルとして芸能活動をスタート。園子温監督(55)の映画「TOKYO TRIBE」(14年)でヒロインに抜てきされ脚光を浴びたが、その並々ならぬ素質で関係者に一目置かれたという。 「愛知の中学時代は、走り高跳びで全国大会に出場したほどの運動神経の持ち主。上京して多くの芸能人を輩出した高校に入学し、徹底的にボクシングやアクロバットでアクションの基礎をたたき込まれました。そのため『TOKYO TRIBE』では切れ味抜群のアクションを披露。ヒロイン役はバストトップの露出が条件でしたが、“脱げる”女優がなかなかいないこのご時世で躊躇なく脱いだことで絶賛されていました」(映画業界関係者) 押井守監督(65)の映画「東京無国籍少女(15年)では、映画初主演を果たした清野。以後、ドラマは「ウロボロス~この愛こそ、正義。~」、「コウノドリ」(いずれもTBS系)、映画は「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」(16年)、「暗黒少女」(17年)など、続々と話題作に出演し続けている。 「一度仕事をしたスタッフにはほとんど気に入られるので、『また仕事がしたい』と再オファーが殺到。仕事が途切れません。彼女は大手事務所所属ではなく、かなりの努力家。コツコツと評価を高めてきたんです。公開を控えたリリー・フランキー(53)主演映画『パーフェクト・レボリューション』では、人格障がいを抱えた風俗嬢という難役を熱演。この役でいくつかの映画賞を獲得しそうだとも言われています」(ベテラン映画ライター) 今後は大作への出演でステップアップを重ねそうだ。
2017年08月02日今回、メキシコに10日間滞在してきた。メキシコってどんな国??カラフルな家々、にぎやかすぎる街並、パワフルな人々……。日本にいたらあまり知ることのない地球の裏側で見たものとは。 人間は、広い世界のほんの一部で生きている。全てを知ることはできない。世界のどこかには、自分の知らない何かを熱狂的に愛してる人がいる。研究する人がいる。そんな人が集まると、小さなブームになる。誰かの世界を、少しだけ覗いてみちゃおう。それが「うさこの覗いた世界」なのだ……! わたしにとってメキシコはずっと行ってみたい国だった。雑多でカラフルでパワフルなイメージは憧れそのもの!「メキシコへ行く」と言うと大抵「治安が悪そう」「怖い国なんでしょ?」と言われたし、多くの人がそういうイメージを抱いているかもしれない。もちろん日本に比べたら治安がいいとは決して言えないが、街中はにぎやかそのものだった。 意外にもクラシックな街並の首都・メキシコシティではチップ目当てにオルゴールを演奏する人に露天商、レストランで働くバンドマン、週末になるとやってきてダンスを披露する少数民族と終日音が鳴りやまない。 約2,023万人が住み、都市圏の人口ランキング世界12位を誇る街(ちなみに1位は東京)。標高2,250メートル(富士山の5合目レベル)に位置するため、朝と夜は冷え込むが昼間の日差しは凄まじい。雨季の今は夕方になると激しい豪雨に見舞われることもあるが大体すぐにやむ。 そんなメキシコの、メキシコらしい景色をご紹介したい。 【1】色彩がスゴい!!! このド派手ながらもまとまりのある絶妙な色使いはメキシコならでは。 市場だってレストランだって、とにかく飾って飾って飾りまくる。デコってなんぼじゃ!! 場所によっては外壁までカラフル!ある町ではあまりに治安が悪化したため、家々にペンキを配って各々塗ってみたところ犯罪件数が減ったというほど、メキシコで「色」は人々にとって重要な要素だ。 【2】教会がゴテゴテすぎてスゴい!!! キリスト教が普及しているものの、そこには独自に発達していったオリジナルの姿が……!街や市場にある簡易的な礼拝スペースも色とりどりの紙や塗料で飾るが、さらにすごいのは教会。 オアハカという町にあるサントドミンゴ教会では金ピカの装飾品の数々が360度天井までも埋める。 大阪のおばちゃんも走って逃げだすゴテゴテさだ。メキシコ人いわく「この地域は綿が盛んだったから貿易で富を得たんだ」とのことだったが、お金があってもなかなかこうはならない。よその文化を柔軟に取り入れながらも、メキシコナイズしてしまう強引さにウットリ。 【3】掘ったら出てくる遺跡がスゴい!!! かの有名なマヤ文明やアステカ文明の舞台でもあったメキシコ。そこら中が遺跡だらけで、発掘された遺跡群のお陰で世界遺産登録数ランキング7位を記録する。「山かと思ってたけど掘ってみたらピラミッドだった」というエピソードにも事欠かない。わたしはメキシコシティから車で1時間ほどの場所にあるティオティワカン遺跡に訪れた。 「太陽のピラミッド」「月のピラミッド」、そしてそのふたつを繋ぐ大きな道「死者の道」。これだけ広大ながらもまだ全部は解明されていないと言うから、その規模が窺える。ここは宗教的な儀式が行われていた場所。彼らは生贄を捧げることが神に活力を与えると考えていた。 太陽のピラミッドは、年に2回太陽が真上に来るように作られている。ティオティワカンの人たちは、高度な地学的知識を持っていたそうだ。 ピラミッドはのぼることもできる。上部にいる位の高い神官に対して正面を向けないよう、猛烈に急に設計された階段をギラギラに突き刺さる直射日光を浴びながらのぼりきると、そこから見える絶景……! まだ全貌が明らかにならない謎いっぱいの歴史を前にドキドキせずにはいられない。 違う国に行けば、違う文化がある。全く異なる常識があって、予想外の出来事が起こる。どこかへ行くと言うこと。それは、今自分のいる場所だけが全てじゃない、世界は広いんだということを教えてもらうことなのかもしれない。
2017年08月02日「HiGH&LOW」シリーズの新作映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』(8月19日全国ロードショー)で、物語の主軸を担うロッキーを演じた黒木啓司(37)。一方、今作から登場する新キャスト、ジェシーを演じたNAOTO(33)とフォーを演じた関口メンディー(26)。そんな、EXILE TRIBEの先輩後輩の3人が撮影秘話を語り合ってくれた。 メンディー「今回、出演が決まったとき、NAOTOさんといろいろ話し合って。自分は体もデカいし、『オレ、コドモ、マモル』みたいなキャラはどうですか?とか。でも、面白すぎるのでやめたんです」 NAOTO「俺、それも見たかったなあ」 黒木「映画『グーニーズ』に出てきた大男みたいな。アレを想像してたのに意外に普通にやってきたなと思って」 NAOTO「撮影でメンディーと町田(啓太)との殺陣のシーンを見たとき、あまりにも体格差がすごくて」 メンディー「そういう意見は多いです。でも、子どものためなので(笑)。とかくEXILE TRIBEのメンバーと現場で役を通して向き合うときは若干照れますね。特に初めてのキャストとの絡みは」 NAOTO「俺は、殺陣シーンの相手がガンちゃん(岩田剛典)だったので、絶対、傷モノにはできないな、と。高級車のそばをスレスレで通るときのような気持ちでやってました(笑)。おのおので練習してきて本番で初めて手合わせしたのですが、ガンちゃんとはふだんからダンスのペアになることも多いので、あうんの呼吸でやれたと思います」 黒木「俺は、ロッキーと(岩田演じる)コブラが手をつなぐシーンがいちばん気に入ってるなあ。映像で見ると、本当に感動するんですよ。ガンちゃんってやっぱすごい。男もほれる男です」 メンディー「僕は町田が相手で心強かったです。もともと大学の同級生で、彼はGENERATIONSの候補生でもあったので。人生で初めての殺陣の相手が啓太でよかったなあって」 NAOTO「なんだ、その言い方。『初めての相手が』って(笑)」 メンディー「同じ現場でまた一緒に仕事ができてうれしかった」 最後に演じた役柄について、それぞれが語ってくれた。 黒木「今作はアクションシーンが多くて。これまでのスマートなイメージから一変。こてんぱんにやられて、ぶざまなロッキーになっている。かなり人間味のある人に作り変えました」 NAOTO「ジェシーは不敵で、狂気をはらんだ男ですが、彼なりの生き方を全うしているようなイメージで作りました。自分とかけ離れた人間でしたけど、演じていて楽しかったです」 メンディー「自分自身が平和主義なので、フォーも子ども好きで、仲間を守るために仕方なく闘っているという人物になりました。演技の仕事は難しかったけれども、また挑戦したいです」
2017年08月02日「お盆だからって実家に帰る必要?ないない、まったくないですよ」 笑顔でこう断言するのは、ツイッターで全世界に9万人近いフォロワーを有する溝井喜久子さん(83)。間もなく8月。お盆を前に実家からの「帰省要求」に、気持ちが沈みがちな女性読者も少なくないはず。 既婚者ならば「夫の実家へのお土産は何がいい?」と思い悩み、子どもがいれば「祖父母に孫との時間を作ってあげなきゃ」と義務感にかられる。一方、未婚者は年々、年老いていく両親を思い、心が曇る。「結婚はまだ?」の言葉を飲み込む相手と差し向かいで食べる夕食なんて、味気ないことこのうえない。ましてや「渋滞数十キロ」「乗車率百数%」なんて帰省ラッシュに巻き込まれての大移動。交通費に大枚はたいて、ヘトヘトになって……あ〜、考えただけでも気が重い! そこで本誌は、男女間や世代間の価値観の相違などについて、含蓄あふれる「つぶやき」で多くの人の心をつかみ、女性向け情報サイト「ウートピ」の記事も話題の溝井さんに、「それでも帰省しないとダメですか?」と率直に質問をぶつけてみた。その答えが冒頭の「まったく必要ない」だ。 「2年ほど前に夫が他界し、いま私は一人暮らし。長男は仙台のほうに住んでまして、結婚して孫もいますけど。何年かに1度しか帰ってきませんよ。向こうだって忙しいですからね。やっと取れた休みに、そうそう実家に帰省なんてできませんよね。私も事情がわかるから『毎年来て』なんて言わないし。それにこっちもね、来てもらったら困るとまでは言わないけれど……。うちに泊まるとなったら夜具の準備とか、ご飯の支度とか大変でしょ。小さな孫がチョロチョロしてたら、そりゃかわいいけれど、長いこと一緒にいたら疲れちゃうもの(笑)」(溝井さん・以下同) お盆の帰省が、実家の親にとっても喜ばしいことばかりではないと、笑みを交えて語る溝井さん。「ただし」と付け加えた。 「私の場合は、帰省を強いることは決してないけれど、ふだんの連絡は密にとってますよ。孫の誕生日にお祝いするとか、うちは庭でぶどうを作っているから、採れたぶどうを送ったりとか。向こうは向こうで、母の日にプレゼントを贈ってくれたりね」 7年前から始めた日々のつぶやきも、離れて暮らす子どもたち家族とのコミュニケーションに一役買っている。 「長男も、その連れ合いや孫も、私のツイッターをちゃんと見てくれてるのね。私、3度の食事も、写真撮ってツイッターにアップしているから、それを見て『今日も元気にしてるな』って思ってもらえてると思いますよ。そう、私の場合、ツイッターが安否確認の役に立ってるの(笑)」 パソコン歴19年、溝井さんが駆使するツールは、ツイッターだけではない。「子どもたちとのやりとりによく使う」と、83歳の彼女の口から、立て続けにストレージサービス(ネット上のサーバーにデータを保管・共有するサービス)の名称がポンポンと飛び出し、驚かされる。 「『OneDrive』や『Dropbox』、それに『iCloud』も使ってます。そこに息子や孫が写真や動画を入れてくれて、共有してるんですよ。見たいときに動画の孫を見られるし、メールもじゃんじゃん来るしね。だから、実際には会えなくても寂しさは感じないのよね」 そんな溝井さんが帰省に気をもむ読者に対して、帰省以上に家族がつながるための3ステップを教えてくれた。 【1】親にiPadなどのタブレットを買う 「年寄りには、スマホの画面は小さすぎます。タブレットの操作はガラケーよりずっと簡単よ」 【2】親の家にWi-Fi環境を整える 「スマホやタブレットにはWi-Fiが必須。年寄りの家にこそWi-fiが必要です」 【3】共有した「写真・動画」と「メール」の見かたを教える 「まずクラウドサービスに動画や写真をアップして、『ここを触ると手紙(メール)が届くよ』『ここを押せば“動く孫”が見られるよ』と教える。自分で発信できなくても、見られるだけでいい。画面に触れるだけなら誰にだってできますよ」 ツイッターでさまざまな世代の人と交流する溝井さんによれば、そもそも子に対する親の「帰省要求」の根底にあるのは「年寄り同士のマウンティング、近所の目を気にしてのこと」と分析する。 「自分は子どもたちから気にかけてもらえてる、大切に思われて幸せなんだと言いたいんですね。『○○さんのお宅、ちっともお子さん帰ってこなくて。寂しそうで、お気の毒ね』って、そういう目で隣近所から見られるのだけは絶対にイヤなんですよ。だから、本当は苦労も多いのに『孫が来てるから、うるさいでしょ。ごめんなさいね』と、自慢げに話したいのね。でもね、お盆や正月に限らず、タブレットを使って、メールやストレージで子や孫と日常を共有できていたら、それで隣近所に自慢できるんですよ。タブレット見せながら『これが、うちの孫なの』って。動画なんて見せてあげたら、びっくりされて尊敬されるし、子どもが帰省してくる以上に、自慢できるはずですよ」
2017年08月02日「終活は読んで字のごとく人生の終わりについての活動です。いわば死に支度。子どもから勧められると『死ねと言っているの?』と、傷ついてしまう親もいるでしょう。生前に実家を片づけることは、人生を生ききるための前向きな活動。私は“生き活”と呼んでいて、正しくやれば、親はどんどん元気になるんですよ!」 そう話すのは、掃除・片づけ・生前整理のプロで生前整理アドバイザー認定指導員も務める大津たまみさん。「終わり」に向けた作業と考えるのか、新たな「始まり」への第一歩と考えるのかで「実家の片づけ」はガラッと変わってくるという。大津さんによれば、やればやるほど親が元気になる理由は2つ。1つ目は、物理的にモノが減ることで、安全・快適に暮らせるということ。 「家の中にモノがあふれていると、災害時に落下物がぶつかったり、邪魔になって逃げ遅れる可能性が。日常生活でも、つまずいてケガをする可能性が高まります。家が片づけば、当然そうしたリスクも減少。さらに家の中に十分なスペースが生まれ、孫が喜んで遊べる家にもなります。孫の笑顔が見たい親は多いものです」 2つ目の理由は、親の潜在的な望みがわかること。 「モノというのは、言ってみれば“思いがカタチになったもの”ですから、片づけをいっしょに行うことで、親のひそかな思いに気づくことができるのです。“紙類”などは、老親が捨てられないモノの代表ですが、『なんでこんなモノを!?』というチラシやパンフレットに、意外な願いが込められていたりするんです」 実際に大津さんが片づけの手伝いに訪れた80代の女性の家からは、大量の旅行パンフレットが見つかったことがあった。じつはそれらは「いつか息子と一緒に行きたい」と、女性がひそかに集めていたものだったというーー。いっしょに家を片づけていくと、一見不要に思えるそうした「モノ」たちが、親の気持ちや願いを知る糸口になってくれるのだ。 「だからこそ、親が元気なうちにスタートしてほしいのです。早ければ早いほど、親の願いをかなえるお手伝いもできますからね」 実際に片づけを始めるにあたって、まず大切なのは親の気持ちに寄り添うこと。そのために大津さんは、ぜひ、自分の家の片づけから始めてみてほしいという。 「生前の家の片づけは、楽しいことも大変なこともたくさんあります。自分はそれらを経験していないのに『やれ』と言っても、親は納得してくれません。それに、親が片づけにつまずいたときに冷たい態度をとってしまうことになり、最終的にはお互いが意固地に……。ですから、まずは自分の家の片づけを写真に撮って『こんなにスッキリしたよ』と見せてあげてください」 さらに、親世代は、モノをの持ち方の基準が違うことも理解する必要がある。 「戦中、戦後の貧しい時代を体験した親世代は『モノが多い=豊か』『モノを捨てるのはもったいない』という価値観が根強くあります。その価値観を否定してしまうのは、親の人生を否定するようなもの。ですから、片づけの際も『捨てる』という言葉は厳禁!『使わないなら、もったいないから手放そうね』という言い方に変えましょう」 実家の片づけのポイントは、一気に終わらせるのではなく、ゆっくり、焦らず、でも止まらず、確実に進めること。 「最終的な目的は、モノを極限まで減らすことではなく、あくまでも『大切なものをあぶり出すこと』。ですから、片づけと同時に、親御さんにとってもっとも大切な品を入れる『思い出箱』も、ぜひ作ってあげてください。理想的な大きさはみかん箱大が目安です。極端な言い方をすれば、これさえ作ってあれば『ほかのものは処分しても大丈夫』と割り切ることができますよ」 そして、くどいようだが始めるのは「今」! 「まさに、親孝行したいときには親はなし。『いつかやろう』の『いつか』は、待っていてもこないのです」
2017年08月02日きちんと過去を整理することが、前向きな一歩を踏み出すことにもつながる「実家の片づけ」。単に家の中をスッキリさせるだけでなく、家族の“これから”を考える貴重な機会にもなるという。 二人三脚で「実家の片づけ」を成功させた梅本さん親子。生前整理アドバイザー認定指導員である娘の梅本和子さん(50)と、母親の深沢智枝さん(75)。一人暮らしになった智枝さんの家を片づけ始めてもう3年!梅本さんが実家の片づけを手伝い始めたのは、実の父が亡くなった’14年のこと。 「自営業だった実家は仕事場も兼ねた3階建て。母1人には広すぎ、住み替えることになったのがきっかけです」(梅本さん) 母親の智枝さんはくぎ1本捨てられない世代。大小さまざまな「モノ」との格闘は続き、マッサージチェアから卓球台までをなんとか処分して、いまの団地に落ち着いたのは8カ月後のことだった。 「主人は趣味で女形踊りをやっていたので、着物やカセットなどの遺品整理に苦労しました。子どもたちには同じ思いをさせたくないと思いましたね」(智枝さん) とはいえ引っ越し当初は、ご主人のスーツなど、まだまだ多くの遺品があふれていた。そんな様子を見かねた梅本さんは生前整理の資格を取得。片づけの正しい手順や、当事者との関わり方を理解したことで、片づけが一気に進んだという。 「でも続かないのよ、1時間もやると疲れちゃって」と智枝さんがうなだれれば、「でも進めることをやめないじゃん。いいの。いいの」とすかさずフォロー。智枝さんは、古い洋服や家電、台所にあふれていた調味料などを、徐々に手放していった。 「いちばん大変だったのは写真。なにせ2万枚ありましたから(笑)。何が写っているかわからないものを手放し、残りはデジタル化。そのうえで、いまはベストショットアルバムを母といっしょに作っています」(梅本さん) 「はじめは子どもだましだと思いましたが、飾ってみるとかわいくて……。これまでの人生も振り返ることができました」(智枝さん) いつの間にかまたモノが増えてしまうリバウンドも経験したが、そのつど、片づけのリバウンドを防ぐ、次の「買い物5原則」を確認し合ったという。 1. 使うモノしか買わない2. 収める場所がなかったらかわない3. ひと目ぼれで買わない4. 流行だから、で買わない5. 他人との比較で買わない そんな行きつ戻りつの時間こそが、じつは「実家の片づけ」の幸せなひとときなのかもしれないと、2人は笑顔で語っていた。
2017年08月02日いよいよ夏休みも始まり、子どもを連れて実家に帰省する予定という人も多いはず。年老いた両親の喜ぶ顔がみられてうれしい半面、使わなくなった家具や衣類など、実家にためこまれたモノの多さに驚くのも帰省のお約束。 「親が元気なうちに、実家の片づけを手伝ってあげることは、暮らしを快適なものにしてあげられるだけでなく、じつは親子関係を見直すいい機会にもなります。たまったモノを整理することで親の思いに触れることができ、家族の絆も深まりますよ」 そう語るのは、掃除・片づけ・生前整理のプロで生前整理アドバイザー認定指導員も務める大津たまみさん。遺品整理も含む1万件以上の掃除・片づけ現場を手掛けた経験から「親だけでなく自分も元気なうちに実家を片づけておけば、その後、お互いに“悔いのない”人生が送れます」と提言する。 親戚が集まったり、お墓参りがあったりと、「家族」やこれからの自分のあり方について思いをはせることが多い夏の帰省は、実家の片づけに取り組む絶好のチャンスだ。そこで、大津さんが実家の片づけを成功させるポイントを教えてくれた。「モノ」「心」「情報」の3つの整理が成功のカギだ! 【ポイント1】まずは整理するものを4つに分類することから 単純に「いる・いらない」で簡単に割り切れないのが、実家のモノの特徴。まずは大きなブルーシートを用意し「いる」「いらない」「迷い」「移動(思い出)」と4分類しよう。 「『いつか使える』という空き箱類は思い切って『いらない』へ。思い出として残すか手放すか即断できないものは『迷い』へ分類し、半年後に改めて仕分けを。ほかの部屋へ移動したり、親御さんにとってもっとも大切な品を入れる『思い出箱』を作って、そこにしまうものは『移動』へ分類!」 【ポイント2】捨てられないトップ3は、本・衣類・紙類 本はさまざまな方法でリサイクルが可能なモノ。みすみす「死蔵」させてしまうのではなく、見知らぬ誰かに使ってもらうのだと説明し、手放してもらおう。 「大抵の本はまた入手することができるので、絶対に残したい本以外は古本屋などへ。衣類やバッグは、2年以上使用していなければお別れのタイミング。紙類は思い出につながるものも多くありますが、雑誌の切り抜きやメモなど用済みになっているものは処分して」 【ポイント3】大きな「モノ」こそ大胆な処分が必要 大きなモノを手放すと、変化を実感しやすいのでオススメ。 「粗大ごみとして処理するのがいちばん簡単ですが、自治体によって取扱い方法が異なるので事前に確認して。また、ダメ元でリサイクルショップに買い取りを依頼するのもテ。値段がついたらラッキーくらいの気持ちでのぞみましょう」 自治体のホームページをチェックしたり、リサイクルショップと交渉したりするのは老親にはハードルが高いので、ぜひ協力してあげて。 【ポイント4】膨大な写真は厳選してベストショットアルバムに 思い出が詰まっており、もっとも整理が難しいのが写真。 「親のベストショットアルバムをいっしょに作ってあげましょう。まずは時系列に『輝いている親の写真』をざっくり100枚ほど選別。その際はデジカメに入れっぱなしの写真も忘れずに!さらにそこから30枚程度を厳選し、アルバムに収めシールなどでデコります。親の人生の軌跡が可視化され、親子の絆も深まりますよ」 残った写真は「思い出箱」へ。 【ポイント5】古い手紙や年賀状は「情報」と「思い出」に分類 親が年賀状を捨てられない主な理由は2つ。 「1つは、住所録として。こちらは単純に『情報』として残しているので、アドレス帳などにまとめてあげれば手放すことができるでしょう。もう1つは写真、つまり『思い出』として。こちらは写真と同じところに移動しましょう。そのうえで、大事なものを厳選し『思い出箱』に保管」 手放す際は、住所や氏名が隠せる専用のスタンプなど、個人情報の取り扱いに細心の注意を。 「もったいない」が口癖の親世代と上手に折り合いをつけながら、今年の夏こそ、レッツ片づけ!!
2017年08月02日「週刊新潮」で橋本健・神戸市議会議員(37)との不倫を報じられた、自民党の今井絵理子参院議員(33)。橋本市議は妻帯者。政治活動のかたわら、5年前には歯科医院も開業。将来の国政進出も噂される自民党兵庫県連のホープだ。 報道を受けて2人は口をそろえて不倫を否定したが、「週刊新潮」では2人が3日間にわたり“お泊まり”した様子も詳しく報じられている。だがそのとき東京・国分寺市内の今井議員の自宅では、長男(12)が母の帰りを待っていた――。永田町関係者が話す。 「2人が知り合ったのは、昨年の参院選前の4月。7月に今井さんが当選すると、2人の距離はぐんと縮まったようです」 彼女には当時、橋本議員とは別の恋人がいた。今井議員と同じ沖縄出身の恋人Aさんだ。2人は今井の自宅で同棲。Aさんは、聴覚障害のある今井の長男の世話や学校への送迎も熱心にこなしていた。Aさんの知人が話す。 「彼は今井さんの中学時代の初恋の人。3年前に沖縄から上京してシングルマザーの彼女を助ける生活を送っていたのですが、今井さんは議員になると“朝から勉強会が”などと理由をつけて家にほとんど帰らなくなってしまったんです。それでも“議員は大変な仕事だから”と、Aさんは今井さんの帰らない家で長男の世話をがんばっていました。ところが『週に1回は帰ってくる』という約束が守られないどころか、帰宅は2週間に1回、3週間に1回とひどくなっていったそうです。そのことで何度も口げんかになりましたが、今井さんは『忙しいからしょうがないでしょう』の一点張り。当時の彼は本当に悩んでいました」 2人の関係が終わったのは昨年暮れ。今井議員が発表した“釈明コメント”では、Aさんとは2人で話し合いの末に別れを決めたと書かれていた。だが真相はまったく違ったという。 「何度言っても態度を改めない今井さんに、Aさんは“もう無理だ”と突然、夜逃げをするように彼女の家を飛び出したそうです。Aさんは『(同居していた)今井さんのお母さんと付き合っているみたいだったよ』と自嘲していました。“俺はシッターじゃない”という憤りもあったと思います」(前出・知人) 今井と別れてから7カ月。いま都内でひとり暮らしするAさんを7月下旬の朝、直撃した。 ――Aさんと別れる前から橋本議員とは知り合っていたようですが、彼のことは知っていましたか? 「いや、知らなかったです。とにかく僕は何も知らないんで、すみません」 知人によると、自分がいなくなった今井の自宅で、長男が寂しがってないか、Aさんはいまも心配しているという――。
2017年08月02日シングルマザーの子育ての大変さを訴えて政治に打ち込んでいるかと思いきや、イケメン市議会議員との不倫が発覚した、自民党の今井絵理子参議院議員(33)。 相手の橋本健・神戸市議会議員(37)には妻子がいるが、2人とも「お互いに好意を持っていた」と認め、「一線は越えてない」と主張している。 だが“恋人気分”にうつつを抜かす2人は「まったく周りが見えていなかった」と話すのは、2人をよく知る知人。 「橋本議員は2月16日生まれ。今年の彼の誕生日も、2人は夜を一緒に過ごしたそうです。今井議員が用意したバースデーケーキのメッセージプレートには『LOVE』と書かれていたと聞きました」 じつは今回の不倫報道で、もう1人の“恩人”が今井のもとを去った。初当選以来、議員活動を支えてきた議員秘書のB氏が、今回の報道を受けて辞職したのだ。 「Bさんは、今井が所属していた芸能事務所から転身して、秘書として彼女の政治活動を支えてきました。でも、橋本議員との関係について、まったく知らされてなかったんです。かねがね今井議員に、身辺関係については注意をしていたそうで、“裏切られた”という思いが強いのでしょう。『もう支えられない』と辞表を出したと聞きました」(自民党関係者) 政治評論家の有馬晴海氏は、今井の今後をこう心配する。 「シングルマザーの子育てや障がい者支援の大変さなど、訴えてきたことが全部この不倫疑惑で吹っ飛んでしまった。今後、何を言っても“今井さんは自分の人生のほうが大切なんだ”と思われてしまいます。このままでは発言に信憑性が問われますね」 国会議員になってしまった重大さを、今井議員はいま初めて身に沁みて感じているかもしれない――。
2017年08月02日今年は8月26日と27日に放送される日本テレビ系「24時間テレビ」。例年ならばとっくにチャリティーマラソンランナーが発表され本番に向けトレーニングを積んでいるが、7月に入っても発表されないままだった。 「一部では昨年おおみそかにモデルのぺこさん(22)と結婚したタレントのりゅうちぇるさん(21)が大本命だと報じられました。すると内部ではリークした“犯人捜し”が始まり、企画が白紙に。大混乱を招いています」 (芸能デスク) そんななか7月30日に放送された「行列のできる法律相談所」で、ランナーに「関する」発表が。それによるとランナーは24時間テレビの当日に発表。当日まで本人は知らされないという。選ばれる対象は当日武道館にいる人全員。選考の理由は“いちばん走る理由がある人”だ。 ちなみに当日に会場となる日本武道館にいる主なメンバーは、メーンパーソナリティーのNEWSの小山慶一郎(33)、嵐の櫻井翔(35)、KAT-TUNの亀梨和也(31)。チャリティーパーソナリティーの石原さとみ(30)、総合司会の羽鳥慎一アナ(46)、同局の水卜麻美アナ(30)。スペシャルサポーターの東野幸治(49)、雨上がり決死隊の宮迫博之(47)、フットボールアワーの後藤輝基(43)、アンジャッシュの渡部建(44)、梅沢富美男(66)、ブルゾンちえみ(26)。そして、北入口でゲストを迎えるANZEN漫才のみやぞん(32)、サンシャイン池崎(35)。現時点での“本命”は果たして? 「小山さん、櫻井さん、亀梨さん、石原さんが走ったら大パニックになるので、可能性はゼロ。2人のアナウンサーも、進行が滞るわけにはいかないのでないでしょう。4月に佐々木希さん(29)と結婚した渡部さんはすでに一部で報じられましたが、本人が否定しています。そんななかで可能性が高いと言われているのが、実は池崎さんです。もともと色黒でしたが最近、テレビ番組の収録に来ると尋常じゃない色の黒さ。身体も以前より引き締まっています。『すでにかなり走り込んでいるのではないか』と囁かれています」(民放キー局のバラエティ班スタッフ) 当日まで時間があるだけに、まだまだ候補者の名前が錯綜しそうだ。
2017年08月01日ロンドン出張の前日、予期せぬことが。息子が足を引きずって帰って来たのです。捻挫なので湿布をし、氷で冷やしとりあえず様子をみることに。出張のための打ち合わせが入っていたので、私はちょっと家を抜けました。するとまもなく息子から電話が。「どうした?」「アレックスのお父さんとお母さんがバイクでこっちに向かってる」「なんで?」「救急病院に連れて行くって」。アレックス君にスカイプで捻挫したことを告げたらしいのです。パパは仕事で外出中、と言ったら、私たちが病院に連れて行くわ、となったのだとか。優しいご夫婦なんです。慌てて彼らに電話をし「ぼくは柔道部だったから捻挫には詳しい。だから大丈夫ですよ」と説得。とりあえず戻ってもらうことになりました。ご迷惑はかけられませんからね。 家に戻ると、息子が「アレックスのパパがレントゲンを撮った方がいいってよ」と不安を口にします。確かに、素人判断は危険。救急病院に連れて行くことになりました。前回も深夜まで待たされ、しかも誤診をやらかしたところです。でも、明日からロンドン、仕方ありません。よし、行くか。シングルファザーはつらいですね。ところが案の定、待合室で延々待たされることに。息子が「どこが救急なんだろう」と愚痴ります。「仕方ないんだよ、お医者がどこも足りないので」。深夜1時、しびれを切らせて受付に行くと「急な手術が入ってね、朝までかかる見込み、どうします?」と言い出す始末。朝までは無理です。諦めて出直すことになりました。ロンドン行きまで24時間しかありません。 結局、当初預ける予定だった日本人家族に事情を説明し、アレックスの両親に息子を委ねることに。日本人家族は、奥様が妊娠中、もし何かあったらそれこそ迷惑をかけてしまう。アレックス一家ならばその点、気が楽です。勝手に飛んできて人の息子を病院に連れて行こうとするような人たちなんですから!(笑)私も生きていくためには働かないとなりません。ロンドンでの仕事をドタキャンすることは出来ない。しかし、ひとり親で全てを抱えてやっていくのも無理があります。生きていると近くにいる友人たちの協力が欠かせませんね。実はみんなそうやって生きているんです。私たち父子も世界の片隅でそうやって生きています。きっとこれからも、こういうことの連続なのでしょうね。生きるってたいへん過ぎて、涙が出ますよ(笑)。 さて、今日は、息子君のおやつに、お父さんお母さんのワインのおともにも最適なグージェールをご紹介します。チーズ味のシュー生地のおやつです。 材料:水 60㏄、牛乳60㏄、バター50g、塩・砂糖各5g、卵2個、小麦粉70g、グリュイエールまたはコンテチーズなどハードタイプのチーズをすりおろしたもの40g。 まず、水、牛乳、バター、塩砂糖を小鍋に入れ、沸騰したら火から下ろし、小麦粉を加える。再度中火にかけ生地がまとまるまで木べらで根気よく混ぜる。鍋を火から下ろし、溶き卵を5~6回に分け少しずつ加えていき、さらに根気よく混ぜる。分離しないよう卵を加えるたびによく混ぜることがポイント。よいところで、木べらで生地をすくって、振り落としてみてください。木べらに残った生地が、きれいな三角形を描いたらOK。生地にチーズを混ぜ合わせ、クッキングシートを敷いた天板にスプーンなどで直径3センチくらいの生地を並べていきます。霧吹き、または手を水で濡らし、生地を整え、上からトッピング用のチーズ(分量外)をかけてオーブンに入れます。180度に予熱したオーブンで15~20分焼く。きれいな焼き色がついたらできあがりです。 できたては最高ですよ。生ハムを挟んでも美味しいです!詳しい作り方はウェブサイトをご確認ください。 ボナペティ! 本誌連載の料理をえりすぐったレシピ本『パリのムスコめし世界一小さな家族のための』も絶賛発売中です!
2017年08月01日今、航空会社のトラブルといえばユナイテッド航空が想起されるが、今回はパナマのコパ・エアラインの機内で起こった。 サラ・セレステ・ファルファン・ガルシアという名の女性が、パナマからリマへのフライトに搭乗した。彼女はコパ・エアラインのポイントプログラムメンバーで、ビジネスクラスを予約していた。彼女の子どもと他の親類はエコノミークラスに座ることになっていたという。ビジネスクラスには持ち帰り自由のブランケットが用意されており、ガルシアさんはそれを手に取り、エコノミークラスに座る我が子に手渡しに行った。すると、キャビンアテンダント(CA)がその行為を見咎め、止めるように声をかけてきた。そのCAは、彼女がFacebookに書き込んだ内容によると「暴力的な言葉を使い、体を押して」きたという。 2人は小競り合いになり、CAは「警察を呼ぶ」と言って、彼女とその家族に飛行機から降りるよう通告。駆けつけたパトカーでガルシアさん一行は警察署へ連行された。 双方の主張は真っ向から異なっている。ガルシアさんは「あのCAは足を引きずるふりをして、さも私に傷つけられたかのように振る舞っていた。飛行機から引きずり下ろされことで子どもが精神的苦痛を強いられたので損害賠償を請求する」と既に法的手続きを進めている。 コパ・エアラインは自社の従業員を全面的に擁護。「任務を正しく遂行したスタッフへの攻撃的かつ混乱を招く態度は許しがたい。実際にクルーはケガを負い、着陸後、医師の診断を仰いでいます」と、ガルシアさんに対しこちらも法的手段を取るようだ。
2017年08月01日「俺に近づくと火傷するぜ」 そんなセリフが何かのマンガであったけど、今この言葉が似合う議員は上西小百合衆議院議員(34)でしょう。 政治に噛みつき、芸能ニュースに噛みつき、スポーツにも噛みつくハングリーさとマメさには頭が下がります。そして先日はサッカーの浦和レッズに対して「親善試合は遊びなのかな?」など、ファンを挑発するような過激発言を連発。サッカー連盟をも巻き込む騒動を起こしました。 その頑張り(?)が定期的にニュースとして取り上げられる上西女史。しかし政界の諸先輩たちを「女を使うから嫌い(小池百合子東京都知事)」「聞く能力が全く無い(橋下徹元大阪府知事)」と表現、辛辣といわれるコメントの言葉遣いは「ムカつく」「バカ」「すげー」など、稚拙な表現が多い。発言の是非の前に、インパクトだけが先行しているのが現状です。 短期的にはニュースになって得をしたとしても、長期的には政治家としてもタレント予備軍としてもマイナスしか感じられない彼女。ただ先日起こした“浦和レッズ騒動”の対応を見ていると、あることに気付いたのです。 それは、彼女の釈明会見でのことです。記者の質問に対して上西議員が回答していると、公設秘書の男性がその場で“ダメ出し”をし始めるではありませんか!まさに、船場??兆の謝罪会見以来の入れ知恵行為。激しく苦笑してしまいましたが、ここで気になったのは「ダメ出しをもらう最中の彼女の落ち着きのなさ」です。 体を揺らしたり服の乱れを直したりとわかりやすくオドオドする彼女。インタビュー後には「これでよかったのかな?」と発言の許可まで取りだす始末です。普段はSNS上の過激発言ばかり注目してしまいがちですが、案外、素の彼女は自信がないのかもしれません。そしてその自信のなさを補填する行為の1つが、過激発言という“武装”なのではないでしょうか。 また武装といえば、過激発言に比例しない“顔面についてのスタンス”も見逃せません。彼女は炎上を気にせずどんなつっかかりも拾っていくタイプ。なのに、顔面の話やメークの指摘は総じてスルーなのです。しかしアイメークの濃さを指摘されれば、速攻で修正対応も。この発言と行動のミスマッチに、オンナの繊細さを感じるのです。 つまり彼女にとってメーク後の顔も、自分を強くしてくれる武装ツールの1つなのかもしれません。それを裏付ける行為として、最近はインスタグラムで加工自撮りも披露。ある種のメーク的な画像を多くあげています。そして実際のメークも、15年の写真集発売頃と比べるとじんわり濃くなっているのです。 自信がないからだんだん発言もメークも強めになっていくのでしょう。でも本当に強い人は無理に強がらないし、自然体。もちろん他人、それも身近な男性に大切な判断を委ねたりはしません。 炎上に挑む強さと努力は尊敬に値します。ただ強さとは本来、自分を受け入れ、自立して歩みを進められる人です。不自然な強がりは「弱い犬ほどよく吠える」とあしらわれてしまいます。まず第一歩として、ナチュラルメークは覚え直しましょう!
2017年08月01日第135飯「辻家のかつ丼」■材料(3人分)豚ヒレ肉350g<衣用>パン粉適量小麦粉適量卵適量米1合半和風だしの素適量卵2個玉ねぎ大1個(300g)塩胡椒適量揚げ油<A>醤油大さじ1みりん大さじ1酒大さじ1砂糖大さじ1と1/2生姜粉末少々塩昆布ひとつまみ ■作り方①米を研ぎ、炊飯器に和風だしの素とAを入れて水加減を1合半のところにセットしてから玉ねぎのスライスを加えて炊く。 ②炊き上がったら卵を溶いて入れ、満遍なく混ぜたら蓋をして5分ほど保温してご飯を完成させる。 ③豚ヒレ肉を1.5cmくらいの厚さに切って平らにならし、塩胡椒をしてフライ衣をつける。 ④180度の油できつね色に揚げる。 ⑤器にご飯を盛り横にトンカツを添える。お好みでトンカツに塩をかけて!
2017年08月01日「松田聖子さんの夫であるK先生の研究が今、世界的に注目を集めているんです」(大学関係者) 7月、シンガポールへと向かった松田聖子(55)。コンサート直前に転倒して車いすでの移動を余儀なくされていた彼女。空港で車いすを押して寄り添っていたのは、慶應義塾大学医学部准教授のK氏(54)だった。そんな献身夫のK氏が今、実は研究者として画期的な治療に取り組んでいるという。 「大学病院の歯科・口腔外科診療科で副部長であるK先生の専門分野は、インプラント再建治療です。インプラント手術の成功率は極めて高くなっていますが、神経損傷などの併発症も起きる可能性があります。専門医としてこれまで神経再生の研究をしてきたK先生が注目したのは、iPS細胞。K先生は『iPS細胞を使って、損傷した神経細胞を再建できないか』と考えたのです」(医学部関係者) iPS細胞は、京都大学の山中伸弥教授(54)が作成した“万能細胞”。山中教授はこの研究成果が認められ、12年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。この細胞はさまざまな組織や臓器の細胞へとほぼ無限に成長する能力をもつため、再生医療の分野で期待されている。 「下歯槽神経の麻痺は、下あごの骨を削ってインプラントの埋め込みをする際に多く起きています。K先生は京都大学からiPS細胞の提供を受け、この抹消神経の再生にの研究へ本格的に取り組み始めました。15年4月から18年3月まで、科研費(科学研究費助成事業)から約500万円の助成金を交付されることになっているそうです」(前出・医学部関係者) そんなK氏の研究努力は、少しずつ実を結び始めていた。 「K先生は『当初の計画以上に進展している』という前向きな中間報告書を出していて、院内でもかなり期待も高まっています。彼はiPSを神経堤細胞へと誘導するステップと、そこから下歯槽神経に分化する方法の構築までは、すでに成功しています。次のステップとしてはより実践段階へ。来年3月までに損傷した歯槽神経に移植治療を実行し、そこから末梢神経組織が再生されるのかを解析していくことになるでしょう」(前出・医学部関係者) 夫婦で高め合っている聖子とK氏。結婚から丸5年。夫の“開花”に聖子も感無量なことだろう――。
2017年08月01日12年6月に慶應義塾大学医学部准教授のK氏(54)と結婚した松田聖子(55)。そんな夫のK氏が今、世界的に注目を集めているという。京都大学の山中伸弥教授(54)が作成したiPS細胞の提供を受け、下歯槽神経再生の研究に取り組んでいるのだ。 それは聖子にとっても5年越しの悲願だった。結婚当初、日本を代表するアイドル歌手である聖子に対して夫は50歳をすぎても大学の准教授のままだった。それでも聖子は多忙なかたわら、夫のための献身的なサポートを決して怠らなかった。 「聖子さんお母さんは元看護師で伯母さんは院長夫人。そのため、医療の世界の厳しさをよく知っていました。だからこそ彼女は、研究で忙しい夫のため一肌脱ぐことを決断しました。毎日の通勤のため、夫に運転手付きの高級乗用車を用意。これによりK先生は通勤中に車内でゆっくりと専門書などを読むことができるようになったのです」(音楽関係者) 結婚後、彼女はインタビューやコンサートで一度もK氏について触れることはなかった。それが聖子の“妻としてのポリシー”だったのだろう。 「聖子さんと結婚してから、K先生は変わりました。それまではスーツがヨレヨレでも、靴に泥がついても平気なタイプでした。でも最近ではしわのないスーツをびしっと着こなし、ブランド物も身に着けるように変身したのです。これももちろん、聖子さんのサポートのおかげです。夫が出世できるよう、イメージアップを図ったそうです」(病院関係者) さらに夫の食事についても、聖子は地道な努力を続けていたようだ。 「聖子さんは毎朝6時に起きて、Kさんのために栄養バランスのいいお弁当を作っていると聞きました。また帰宅後も深夜まで机に向かうKさんのために、聖子さんが夜食を作ってあげていると聞きました」(前出・病院関係者) そんな聖子の“内助の功”が力となったのか、K氏の研究努力は少しずつ実を結び始めている。そして、こんな嬉しい声も聞こえてきているという。 「医学部歯科・口腔外科の教授は基本的に1名で、現在の教授は15年間もつとめています。K氏は東北大学出身で、慶応大学の“生え抜き”ではありません。しかし彼の研究は脊髄損傷患者やアルツハイマー症の治療にも貢献が期待できると言われている。そのため『来年3月時点の成果次第では次期教授昇進も夢じゃない!』と囁かれています」(医学部関係者)
2017年08月01日東京・墨田区内のスーパーで「弁当とお茶を万引きした」と報じられた石原真理子(53)。現場になったのは、多くの乗降客が利用するターミナル、錦糸町駅前にあるスーパー。事件をスクープした『みんなのニュース』(フジテレビ系)によると、石原が弁当とペットボトルを手にしたまま、レジを通らず外に出ようとしたという。 都内の都営住宅に、石原の83歳になる母親が住んでいる。母親のもとを訪ねると、快く玄関の扉を開けてくれた。高血圧の持病があると話す母親は、今年3月末から入院生活を送っていた。石原の万引き報道があった7月26日に、ようやく退院したのだと言う。 「病院から帰ってきて、上の娘(石原の姉)とテレビを見ていたら(ニュースが流れて)『エーッ』って。でも、ビックリして上の娘が(石原に)電話したら笑っていましたよ。『どういうことなの』って言ったら、『誤解されちゃった』って。買うかどうか迷っていたら、(商品を)どこかに入れたとかそういうことではないのに、万引きと思われたんですよ。娘が怒ったら、店員は『すいませんでした』って謝ったんですって。警察も“なーんだ、そういうことか”って、そのまま帰ったそうですよ」 石原から聞いている話は、ニュースで報じられている事実とはずいぶん違うようだ。石原の母親によると、現在、彼女は別の場所で暮らしているという。石原が芸能界の表舞台から消えて数年が経つ。彼女はどうやって日々の糧を得ているのか。 ――いまの石原さんに、定期収入はあるんでしょうか。 「ああ、本を書いているんですよ。エッセイ書いたり、いろいろ。また出ると思いますけど。いつかはわかりません」 ――やはりお金に困っているのではと思ってしまいます。 「全然!それはないです。万引きと間違われたのだって、有名人だからですよ。有名人というのはつらいの。本当につらい。お店もどこだったのか、私、知らないけど……。六本木じゃないわよね?えっ、錦糸町?」 しきりに“セレブ”を強調して、娘の健在ぶりを強調した。いまの石原に“いい人”はいないのか。母親に聞くと「いない、いない」と即答した。 「本を書くほうに頭がいっていますから、男性とは付き合っていません。もう、懲りたんじゃない?(笑)」 ――近々会う予定は? 「しょっちゅう会いますけど。とにかく、今回のことはまったく“ない”ことですから。逆にスーパーを訴えてやろうかなと思っていますよ」 これ以上、石原が苦しむ姿は見たくないが――。
2017年08月01日7月30日、俳優の高橋一生(36)が日本テレビ系トーク番組『おしゃれイズム』に出演。そこで披露した、ある私生活での行動が話題を呼んでいる。 「これは“まちだくん”っていうんですよ」「まちだくん!?」 その行動とは、自宅の家具・家電に名前をつけるというもの。最近念願叶って買えたというソファの写真を指して言う高橋に、司会の上田晋也(47)も驚きを見せた。 「だいたい家具に名前つけるんです。そうすると捨てたくなくなるんです。愛着がわくんですよ」 前述のソファは、全て革張りでオーダーしなくてはいけないもの。見つけてから自宅に届くまで2~3カ月待ったことからまちだくんと名付けたという。ほかにも、高橋が自宅で名付けた家電が紹介された。 たとえば「すごい吸って何物にもまさる」掃除機はマサル君。多肉植物は生い茂る様子からしげる先生。“先生”の由来は「いろいろ教えてくれるので。命の尊さを」。他にも見た目が渋く光沢があるテーブルは渋沢さん、洗濯機はダジャレでせんだ君など、独特のネーミングセンスを披露した。 「名付けた家電には声かけるんすか?」と上田から質問が飛ぶと、高橋は「しげる先生には声かけますね。今日どうすか?みたいな」とハニカミ笑顔を見せた。 このエピソードに、ネット上ではファンから《簡単には捨てられないだろうから高橋一生の家電になりたい》《高橋一生の家の物に自分の名前をつけて欲しい》《萌えキャラすぎ》などのコメントが上がっている。 家具家電を大切にして家事が大好きと公言する姿にも《結婚したい》《イケメン》との声が続出するなど、好感度を高めるファンは多かったようだ。
2017年07月31日はるかぜちゃんこと女優の春名風花(16)が7月30日、自身が住む横浜市の学校給食についてTwitter上で訴えて話題を呼んでいる。 この日は横浜市長選の開票日。現職の林文子(71)氏の当選確実が報じられると春名は《いつになったら横浜の中学校に給食できるんだろう…(´・ω・`) 》とツイート。 横浜市は政令指定都市で唯一、中学校の学校給食実施率が0パーセント。今回の市長選でも争点となったが、学校給食導入を訴えた新人2人は敗れた。現職の林氏は、給食の代わりに予約制の配達弁当「ハマ弁」を推進してきた。だが、利用率はわずか1.1パーセント(17年4月)にとどまっている。 2年前に横浜市の市立中学校を卒業した春名は《そもそもお昼休憩が15分しかないから職員室にハマ弁取りに行ったら食べる時間がほとんどない》と指摘。《部活のある日は家に帰るまでおなかが持たなくて倒れそうでした》と自身の苦労をツイートした。 春名のツイートには《横浜の中学生の気持ちをものすごく分かっていただいていて、なんかとても心強いです!》《はるかぜちゃんのおかげで横浜市の現状が世に伝わったと思います》と感謝の声が寄せられた。 いっぽう《お昼休憩がたった15分てまじですか?》と衝撃を受けた人も。横浜市の市立中学校では、15分の昼食時間の後に20分の昼休みがあるものの、昼食は15分で食べ切らなければならないという。《ブラック企業じゃあるまいし》《楽しい食事の時間がストレスになっちゃいそう…》と子どもたちを心配する声が上がった。 《中学校に給食を作ってあげてください。無理ならハマ弁以外のお弁当を買ってもいいことにしてください。それも無理なら職員室にハマ弁を取りに行ってハマ弁が食べられるくらいのまともなお昼休憩をください》と訴えた春名。多くの横浜市民の思いを代弁したその言葉は、横浜市長に届くのだろうか。
2017年07月31日(撮影:夛留見彩) 新体制となり新たにスタートをきったU-KISSから、リーダーのスヒョンがソロとして2作目となるシングル『I’ll be there』を7月19日にリリースした。ケビンの卒業後、U-KISSとしても初の音源発表となる今作に込めた思いとは?K☆STAR LOVERSの撮り下ろしグラビアとともにお届け! ――7月19日に発売されたセカンドソロシングル『I’ll be there』について紹介をお願いします! スヒョン:今回は僕がセルフプロデュースをしました。『I’ll be there』はスタッフさんと一緒に全体的なコンセプトを考えて作りました。メロディーが爽やかでいいし、大切な人にメッセージを伝えたいという思いを込めました。 ――注目して聴いてもらいたいパートは? スヒョン:やっぱりサビですね。“君に会いたいよ”という部分のメロディーが初めて聴いたときからすごく印象的で、頭の中でずっと流れるほどでした。1回聴いたら絶対忘れられないメロディーだから、その部分をぜひ注目して聴いてもらいたいです。 ――MVは彼女と一緒に暮らす様子が描かれていましたが、スヒョンさんは恋人と過ごしたい理想プランなどありますか? スヒョン:僕は普通に手を繋いで道を歩いたり、美味しいものを食べに行ったりしたいですね。僕はできないので……(苦笑) ――カップリングには末っ子のジュンさんとのコラボ曲『STORY』と『WILD&TOUGH』が収録されていますね。 スヒョン:作品としては僕のソロシングルですが、ジュンもU-KISSの末っ子として頑張っているので、ジュンの魅力もちゃんとファンの皆さんにお見せしたいと思ったんです。U-KISSでいるときは、ジュンはラップを担当することが多いじゃないですか。でも、歌もすごく上手なので、僕と一緒にボーカルでコラボしたらどうかな?と考えたんです。ジュンの魅力も詰まった1枚になりました。 ――今年3月にケビンさんがU-KISSを卒業してから、初めての活動ということで、プレッシャーも大きいと思います。 スヒョン:そうですね。実は『I’ll be there』は、ケビンのことを考えながら作った曲です。さっきもお話ししたように、“大切な人を大事にする”というメッセージを込めて書きました。誰にでもきっと1人は自分にとって大切な人がいるじゃないですか。それは人によって、友達だったり、恋人や家族だったりすると思います。僕にとってはケビンが浮かびました。この歌でメンバーやファンの皆さんに元気をあげられるように活動したいと思います。 ――最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。 スヒョン:大変なことも一緒に頑張って乗り越えていきたいと思います。セカンドソロシングル『I’ll be there』を聴いて、皆さんが幸せに過ごしてくれたらうれしいです。応援よろしくお願いします! 【INFORMATION】 ■SOOHYUN2ndソロシングル『I’ll be there』発売中!CD+DVD:1,944円(税込)CD:1,080円(税込)イベント、mu-mo盤:1,080円(税込) ■公式サイト■女性自身・韓流Twitterアカウント
2017年07月31日30日にフジテレビ系のゴールデンタイムで放送された格闘技イベント「RIZIN2017‐夏の陣‐」の平均視聴率が6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、ゴールデンでは物足りない数字だった。 大会前から話題になったのは、かつてバラエティー番組で活躍したタレントの野沢直子(54)の長女、真珠・野沢オークライヤー(23)の総合格闘技デビュー戦。真珠はアマチュア経験豊富な対戦相手にもかかわらず終始自分のペースで試合を進め、1ラウンドに腕十字固めでギブアップを奪って勝利。リングサイドの母を号泣させた。 リングサイドの絶叫応援でおなじみのタレント・あびる優(31)のイケメン夫・才賀紀左衛門(28)も出場。しかし、相手は「神童」と呼ばれる那須川天心(18)。あびるが叫ぶ間もなく秒殺KO負けした。 リングサイドには、なんと同局の主演ドラマ「セシルのもくろみ」の視聴率が低迷する真木よう子(34)も来場。カメラに向かってドラマをPRしていた。 「今や大みそかも中継している同イベント。フジはかつて自局で中継K-1やPRIDEで巻き起こした格闘技ブームを再燃させたいと考えています。ところが中継では”核”になる人気選手がいないため、女子格闘技を全面に押し出すことに。真木にPRさせたことにしてもそうですが、これではコアな格闘技ファンが離れてしまいかねません」(テレビ関係者) かつてはK-1やPRIDEが2ケタを連発し、トップクラスの選手たちは“ジャパニーズドリーム”をつかみスターとなった。だが昨年おおみそかの同イベント中継は、最高が午後7時から9時の第2部で7.1%。4月のイベント中継は5.4%とふるっていない。ブーム再燃とならないのは、いったいなぜなのか。 「K-1といえば故アンディ・フグさん(享年35)、PRIDEといえばアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(41)のように、日本の格闘技ファンも感情移入して応援できるスター選手がいました。またヘビー級中心で格闘技ファンでなくても試合を楽しめた。ところが『RIZIN』は軽量級の選手が中心で全体的に選手が小粒。そのため、ブームになる要素がないといわれています」(格闘技業界関係者) 10月大会には日本格闘技界のレジェンド・桜庭和志(48)の参戦が発表されたが“起爆剤”となるか。
2017年07月31日(写真:THE FACT JAPAN) 再ブームの予感がする韓国ドラマ。そんな“韓ドラ”の凄ワザを、『定年後の韓国ドラマ』(幻冬舎新書)の著書もある、韓国ドラマを15年間で500作品見た、作家・藤脇邦夫が読み解く! 【第16回】女優、パク・ソルミの15年〜大ヒットドラマ出演が人生を変えた 7月現在、何回目かの放送かわからない『冬のソナタ』がまた再放送されている。だが、以前このコラムでも触れたように、放送開始から15年の歳月は作品の評価は変えなかったが、出演俳優たちの人生を大きく変えたようだ。今回は、その視点で、脇を固めていた女優のその後の歩みを再考してみたい。 『冬のソナタ』では嫉妬深い悪役的な立場で(チェ・ジウと対称的な配役)、お嬢様タイプの意地悪キャラクター「チェリン」を演じたパク・ソルミだが、適役であればあるほど、またその作品がヒットすればするほど、その役柄のイメージは良くも悪くも固定してしまう。 パク・ソルミの場合、どうやらそれはマイナスに働いたようで、実は『冬のソナタ』以降で、彼女が出演した作品で見るべきものはほとんどない。期待された大作『黄金のリンゴ』(’05〜’06年・KBS)も激動の時代を生き抜く4姉妹の長女という役は本人には全く不適格で、どう考えても家族のために自分を犠牲にして耐え忍ぶというタイプには見えない。一番相応しいのは、勝手に家を飛び出して誰かと同棲しているような配役で、その意味では、『冬のソナタ』のユン・ソクホ監督は最初からこの女優のキャラクターを見抜いていたのかもしれない。 パク・ソルミは、’13年にハン・ジェソクと結婚、出産を経て、最近久しぶりの出演作『町の弁護士チョ・ドゥルホ』(’16年・KBS)で主人公の別れた妻を演じているが、これが『冬のソナタ』以来、初めて得た適役かもしれない。実年齢も39歳で、さすがに容姿には年月が加わっているが、ドラマの役柄としては最適の年齢ともいえる。ここではかつての意地悪な言動は影を潜め、離婚した後は一人娘の親権を勝ち取り今も弁護士というキャラクターを無難に努めている。離婚する前の回想は幸せな時間として描かれているが、それを完全に消し去るところまではいかない内的な葛藤もうまく演じている。 韓国でも、大ヒットドラマに出演したからといって決して順風満帆な俳優キャリアが保障されるわけではない。パク・ソルミにしてもこの役を得るために実に15年の歳月を要したことになる。俳優としての存在感を示しながら適役を見つけていくのがいかに難しい作業か、この点から見ても、パク・ソルミの場合は極めて興味深いサンプルといえるだろう。
2017年07月31日札幌の「味噌」、函館の「塩」、旭川の「醤油」に続く、北海道ラーメン“第4の味”なるものが、鉄のまち・室蘭の「カレーラーメン」。30年以上前から市内ラーメン店のメニューにあり、“体力勝負”の地元庶民の味として愛されてきたメイブツ。室蘭は、市内約50店のラーメン店のうち現在6割の店が提供する“カレーラーメン王国”なのだ。 ラーメンとカレーという日本人の2大好物をただ合わせたわけではなく、ラーメンに合うカレースープを各店が試行錯誤して作っているため、店によってスープの味や具材はさまざま。愛好者いわく「とろみの強いピリ辛スープにちぢれ麺が絡んだ濃厚な味がなまらうまいっしょ」。’06年には「室蘭カレーラーメンの会」が発足し、“第4の味”として全道、全国へ発信中! 室蘭から羊蹄山を挟んで反対側、小樽で今、癒しスポットとして大注目なのが「青の洞窟」。洞窟に入り込む太陽光が海面に反射し、内部が青く輝き神秘的。小樽駅から北西へ約10キロ、積丹半島の根元に位置する。市街から近く、昔から地元では「洞窟」とだけ呼ばれていた場所。 5年ほど前に釣り船がここを観光コースに加えたことからブームとなり、今ではボートやシーカヤックなどによる観光クルージングが大人気。地元出身者は「子どものころ遊んでたあそこが!?」と驚いているべ〜。
2017年07月31日