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9月7日(土)より開幕する、“第41回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)”。この度、本映画祭のコンペティション部門である“PFF アワード2019”の、最終審査員として、斎藤工をはじめとする5名の審査員が発表された。映画祭のメインプログラムであるコンペティション部門“PFF アワード”は、若手映画監督の登竜門として、これまでに、犬童一心、黒沢清、園子温、橋口亮輔、塚本晋也、矢口史靖、李相日、荻上直子、石井裕也、山戸結希など、120名を超えるプロの映画監督を輩出してきた。本年は495本もの応募から入選を果たした18作品が、映画祭でグランプリを競い合う。グランプリは賞金100万円も与えられる。この18作品を審査する最終審査員は、先述したように、俳優で映画監督の斎藤、『孤狼の血』『凪待ち』の監督である白石和彌、映画プロデューサーの西川朝子、写真家の野村佐紀子、『オーバー・フェンス』『ハード・コア』の監督である山下敦弘が務めることとなった。この審査員は映画監督を含むクリエイターで構成され、毎年違う顔ぶれだ。賞は数時間にわたる討議の末に決定し、9月20日(金)の表彰式にて、最終審査員がグランプリ他各賞を発表する。【入選作品データ】・入選本数:18本・年齢平均:27.1歳最年少:21歳最年長:39歳・男女比男性(12本):66.7%女性(6本):33.3%・上映時間平均:42.2分最短:7分最長:113分・『アボカドの固さ』96 分監督:城真也(25歳/東京都出身/会社員)・『雨のやむとき』28分監督:山口優衣(22 歳/千葉県出身/日本大学藝術学部)・『OLD DAYS』54分監督:末松暢茂(36歳/東京都出身/俳優)・『おばけ』64分監督:中尾広道(39歳/大阪府出身/派遣社員)・『温泉旅行記(霧島・黒川・嬉野)』24分監督:佐藤奏太(27歳/新潟県出身/会社員)・『きえてたまるか』29分監督:清水啓吾(23歳/島根県出身/大阪大学基礎工学部)・『くじらの湯』7分監督:キヤマミズキ(26歳/大阪府出身/東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻)・『散歩する植物』30分監督:金子由里奈 (23歳/東京都出身/立命館大学映像学部)・『自転車は秋の底』34分監督:逵真平(27歳/東京都出身/フリーランス)・『スーパーミキンコリニスタ』101分監督:草場尚也(27歳/長崎県出身/会社員)・『そんなこと考えるの馬鹿』45分監督:田村将章(23歳/滋賀県出身/立命館大学映像学部)・『東京少女』8分監督:橋本根大(24歳/群馬県出身/東京ビジュアルアーツ)・『何度でも忘れよう』10分監督:しばたたかひろ(26歳/愛知県出身/東京藝術大学大学院 映像研究科アニメーション専攻)・『泥濘む』(ぬかるむ)25 分監督:加藤紗希(29歳/愛知県出身/振付師・俳優)・『ビューティフル、グッバイ』113分監督:今村瑛一(31歳/愛知県出身/自営業)・『フォルナーリャの聖泉』26分監督:桑山篤(32歳/福岡県出身/自営業)・『めぐみ』34分監督:道岡円香(21歳/広島県出身/早稲田大学人間科学部)・『ワンダラー』31分監督:小林瑛美(26歳/東京都出身/映画美学校フィクションコース)■映画祭“第41回ぴあフィルムフェスティバル”開催概要会期:9月7日(土)から21日(土)まで※月曜休館会場:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋 3-7-6)【関連リンク】 公式サイト()
2019年08月28日神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めるヴァイオリニスト石田泰尚の近年の活躍がめざましい。その特異なルックスは、クラシックのヴァイオリニストのイメージとは一線を画し、コンサート会場で目にする動作も極めて独特。まさに、自らの世界観を作った男の存在感を、人は「カリスマ」と呼んでいる。その石田泰尚のソロ・コンサートが開催されるとなればこれは気になる。プログラムには、フランクの「ヴァイオリン・ソナタ」を中心としたクラシックの王道からピアソラのタンゴまで、現在の石田の実力を知る“試金石”とでも言えそうな名曲がずらりと並ぶ(9月2日:横浜みなとみらいホール&9月14日:ミューザ川崎シンフォニーホール)。現代のカリスマとはいかなるものか。それを確かめるチャンス到来だ!◆公演概要「石田泰尚ヴァイオリン・リサイタル」9月2日(月)横浜みなとみらいホール大ホール9月14日(土)ミューザ川崎シンフォニーホール●石田泰尚(ヴァイオリン)Yasunao Isida,Violin(C)井村重人神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て2001年神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。幅広いレパートリーを誇り神奈川フィル他各地のオーケストラと協奏曲の演奏やリサイタルを行いソリストとしての顔も持つ。2014年 自身がプロデュースした男性奏者のみの弦楽アンサンブル“石田組”を結成。録音も多く2016年発売の“石田泰尚/LIVE”、2017年発売の“ALL BRAHMS LIVE”は共にレコード芸術誌上で準特選、さらに石田組デビューアルバム“THE石田組”は特選盤の評価を得た。2018 年には石田組がNHK-FM「ベストオブクラシック」およびBSプレミアム「クラシック倶楽部」 で放送されその熱いステージの模様は大きな反響を呼んだ。使用楽器は 1690 年製 G.Tononi、1726 年製 M.Goffriller。●中島剛(ピアノ)Go Nakajima,Piano東邦音楽大学ピアノ科首席卒業。ハンガリーリスト音楽院留学。ウィーンでのリサイタルなどを経て、CHANEL Pygmalion Days(2005年)、坂本龍一プロデュース「ロハスクラシック・コンサート2006」参加。国内に活動拠点を移し、ジョン・健・ヌッツオ氏、森山良子氏、東儀秀樹氏らなどと次々と共演。現在、東邦音楽大学講師。
2019年08月28日テレビでは、頼れる司会者あるいはコント職人として頂点を極める、ウッチャンナンチャンの内村光良。彼が本当にやりたいことだけを、思う存分に繰り広げる『内村文化祭’19 三茶』が開幕する。今回で3回目となる『内村文化祭』。内村自身が独身時代、一番長く暮らした大好きな街として、三軒茶屋がその開催地に選ばれた。格調高い音楽ホールとして、広く知られる昭和女子大学 人見記念講堂。ここで全3ステージにわたり、内村が2019年8月現在、やりたいと思うことをやりまくる。たとえば、猛練習の末に臨むミュージカルコント。内村の息子が愛してやまない『仮面ライダー』から想を得たヒーローもの。出演陣の顔ぶれにも内村色が光る。女優・桜井日奈子と、若き芸達者コンビ・ニッチェが名を連ねる一方、事務所の後輩・せとたけおや、内村がMCを務めるネタバトル番組で彼のツボを突いた若手芸人、パーパーと、きしたかのが大抜擢された。多忙な人気芸人の気晴らしイベントと侮るなかれ。じつに1カ月にわたる入念な稽古を重ねて行われる大人の文化祭だ。開催は8月28日、29日の2日間。大人の本気の遊びっぷりを見届けよう。文:小川志津子
2019年08月28日8月7日に東大和市で開幕し、関西や九州、東北を巡って好評を博してきた舞台が、いよいよ東京・下北沢の本多劇場で本日8月28日に幕を開ける。渡辺えり率いるオフィス3○○(さんじゅうまる)の『私の恋人』。小説家・上田岳弘による三島由紀夫賞受賞作を、脚本・演出を手がける渡辺と、新進気鋭の作曲家・三枝伸太郎が音楽劇へと紡ぎあげた。主な出演者は、のん、渡辺、そして小日向文世の3人。30もの役柄を、たった3人きりで演じきるという試みに注目だ。つまり、3人とも何らかの形で、舞台上に出づっぱりということ。さっきまでいたいけな少女を演じていた俳優が、突然オジサンになって再登場なんていうことが、演劇的表現の中では実に軽々と行われる。そしてもうひとつの見どころは、今回が初舞台となるのんの初々しさと、百戦錬磨の渡辺と小日向の円熟味のコラボレーション。「甘じょっぱい」とか「酸っぱ辛い」とか、複雑な旨味に満ちているはずに違いない。描かれる物語も、そんな表現手法にぴったりの世界観である。時空を超えて生まれ変わり続ける「私」の物語だ。遥か10万年前、クロマニョン人だった頃の「私」の想い。第2次世界大戦前、ベルリンで暮らすユダヤ人だった頃の「私」の想い。そして現代、日本に生を受けた「私」の想い……。演劇は、時空を超え、あらゆる境界線を超えることのできる自由な表現の場。そこで躍動する俳優たちの底力を、存分に楽しめる舞台である。9月8日(日)まで。文:小川志津子
2019年08月28日マーク・ウォールバーグが『Arthur the King』に主演することになった。エグゼクティブ・プロデューサーも兼任する。原作はミカエル・リンドノードが書いたノンフィクション本『ジャングルの極限レースを走った犬アーサー』だ。スウェーデンの耐久レースチームは、エクアドルでのレース中、ジャングルで一匹の犬に出会う。勝手についてきたその犬に、彼らはアーサーと名付け、最終的にアーサーはスウェーデンまで連れて帰ってもらえることになる。マーク・ウォールバーグが演じるのはリンドノード。監督は彼が『2ガンズ』で組んだバルタザール・コルマウクル。撮影は来年前半スタートの予定。文=猿渡由紀
2019年08月27日全人類が待ち望んだ映画を超えた史上空前のエンタテインメント『スター・ウォーズ』の完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が12月20日(金)より日米同時公開。この度、スカイウォーカー家の歴史を振り返るように、世代を超えて描かれてきた“光と闇の戦い”が、レイやカイロ・レンに引き継がれていく様を描いた特別映像が公開された。1977年に『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから42年。永きに渡り紡がれてきた伝説とも呼べる映画の完結編であり、スカイウォーカー家の物語を描く、最後の『スター・ウォーズ』となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。未だ多くがベールに包まれており、4月に公開された特報以来、新映像が出ることはなく、世界中のファンが最新情報を待ちわびていた本作だが、ついに完結に向けた“特別映像”が全世界で公開となったのだ。ふたつの太陽を眺める若きスカイウォーカーの姿から始まるこの映像には、『スター・ウォーズ』を象徴する名シーンや、懐かしいキャラクターたちの姿が次々に映し出されていき、最新作の初公開シーンを含む映像へと繋がっていく。後半の、最新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の映像には、大量のXウィング・スターファイターやスター・デストロイヤーが集結するカットや、レイとカイロ・レンの壮絶な戦いなど、壮大な戦いを予感させ、期待が高まるシーンも登場。中でも最も衝撃的なのは、パルパティーン皇帝の「お前の旅は間もなく終わる」という意味深な台詞に続いて聞こえる、聞き覚えのある呼吸音と、最後に映し出されるレイの姿だ。ダース・ベイダーと思われる呼吸音に続いて現れる、黒いローブをまとい特徴的な赤いライトセーバーを手に佇むレイ。銀河系すべての悪の根源だったパルパティーン皇帝が囁く“旅の終わり”とは一体どんな終焉を意味し、“お前”とは誰を指すのか?ダース・ベイダーの呼吸音は、彼が再び登場することを表しているのか?そして、“伝説のジェダイ”ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継いだはずのレイが、黒いフードを被り、ダークサイドを意味する“赤いライトセーバー”を手にする衝撃の姿までが登場している。42年の歴史を締めくくる完結編は、一体どんな結末を迎えるのか?最高のフィナーレに向かって、大きな話題を呼ぶに違いない映像だ。世界中が完結編を待ち望む中、J・J・エイブラムス監督は「フィルムメーカーとは常に最高の映画になることを目指している。だから僕らもこの完結編がSW史上最高傑作になるべく、今まさに、それに取り組んでいるんだ。そして何よりもジョージ・ルーカスが作り出したこの素晴らしいサーガの持ち味を十分に発揮できるようにしたい」と語っており、シリーズ全作品に出演したC-3PO役アンソニー・ダニエルズも「『スター・ウォーズ』のストーリーが終わるということをなかなか飲み込めないのですが、この終わりを皆様は気に入ってくれると思います」と断言。ファンにとって“最高のフィナーレ”を迎える本作だが、長きに渡り語り継がれてきた“伝説の完結編”は、一体どんな結末を迎えるのだろうか。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』特別映像『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』12月20日(金)より全国公開
2019年08月27日『宮崎駿の雑想ノート』は、『風の谷のナウシカ』『千と千尋の神隠し』などで知られる巨匠・宮崎駿が、1980~90年代に模型雑誌「月刊モデルグラフィックス」に不定期連載していた連作絵物語と漫画だ。戦争の時代に人間と兵器が織りなしたドラマが描かれており、あの『紅の豚』もここから生まれたのだとか。8月27日に神奈川県立青少年センター 紅葉坂ホールでの横浜公演で幕を開けた舞台『最貧前線』は、『~雑想ノート』の11番目の物語。また宮崎のオリジナル作品を国内で舞台化するのは、今回が初の試みとなる。物語は太平洋戦争の末期、小さな漁船・吉祥丸の中で展開。特設監視艇となった吉祥丸に乗り込んだのは、元々の船長(内野聖陽)と漁師たち、さらに艇長(風間俊介)とその副官(溝端淳平)ら軍人の面々だ。航海経験に乏しい軍人たちは、クジラを敵の潜水艦と間違えたり、嵐になる予兆に気づかなかったりと右往左往。漁師たちとも対立するが、やがて艇長らは、経験に裏打ちされた深い見識をもつ船長らと、信頼感で結ばれるように。戦況が厳しさを増す中、ついに吉祥丸は最前線である南方への派遣を命じられ……。原作はわずか5ページながら、宮崎らしいユーモアと透徹した視点で描かれている本作。原作単行本の巻末インタビューで宮崎は、「“絶対に死なないぞ!”と、なんとか犬死をしないで、“また魚をとるんだ!”っていうね、そういう人たちが出てきて、それをまっとうする話をね、僕はやってみたいと前から思ってたんです」と語っている。今回の舞台版には、内野をはじめ手練の役者たちがそろった。彼らなら、宮崎氏のそんな想いを、血肉の通った人物像でしっかりと具現化してくれるに違いない。『最貧前線 「宮崎駿の雑想ノート」より』8月27日~29日神奈川県立青少年センター 紅葉坂ホール9月6日~8日愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール9月12日~15日茨城・水戸芸術館ACM劇場9月21日~22日長野・サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)9月28日~29日新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場10月5日~13日東京・世田谷パブリックシアター10月17日~20日兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール10月26日~27日神奈川・大和市文化創造拠点 シリウス(1階芸術文化ホールメインホール)文:佐藤さくら
2019年08月27日RADWIMPSが8月27日から29日までの3日間、横浜アリーナで「ANTI ANTI GENERATION TOUR 2019」追加公演を開催する。新海誠監督の映画『天気の子』の主題歌を担当して旋風を巻き起こしているRADWIMPS。同映画のサウンドトラック『天気の子』はオリコン週間デジタルアルバムランキングで5週連続の1位獲得を記録した。この夏は「SUMMER SONIC 2019」や中国のフェス「2019 Strawberry Music Festival」への出演も果たすなど、引き続き快進撃が続いている。その彼らが6月から行っているツアーが本日のライブだ。昨年発表したメジャー7thアルバム『ANTI ANTI GENERATION』の名が付けられたこの公演は、初となるスタジアムでのワンマンを含んだ挑戦的な内容となっている。本日より3daysとなる横浜アリーナのステージは追加公演で、最終日がツアー千秋楽となる。千葉・ZOZOマリンスタジアム公演では、2日間で約7万人が熱狂した本日のライブ。3カ月に及ぶ日程の締めくくりとあって、3日間とも素晴らしいパフォーマンスが期待できそうだ。■公演情報「ANTI ANTI GENERATION TOUR 2019」日時:8月27日(火)、28日(水)、29日(木)開場:18:00/開演19:00場所:横浜アリーナ
2019年08月27日9月10日(火)より東京都美術館にて開催される『コートールド美術館展魅惑の印象派』の招待券を5組10名様にプレゼント!イギリスの実業家、サミュエル・コートールドによる珠玉のコレクションが収蔵されているロンドンのコートールド美術館。世界有数の研究機関であるコートールド美術研究所の展示施設という側面ももち、印象派、ポスト印象派の殿堂ともいわれる同館のコレクションからマネ、ルノワール、セザンヌ、ゴーガンら巨匠たちの代表作約60点が来日。通常これらの作品が貸し出されることは滅多にないが、同館が改修工事のため約2年間休館になることから今回の展覧会が実現したという。なかでも見どころとなるのは、マネが当時のパリで人気だったミュージックホールの様子を描いた最晩年の傑作《フォリー=ベルジェールのバー》、ルノワールが第一回の印象派展に出品した記念碑的作品《桟敷席》、裸で横たわるタヒチの女性を描いたゴーガン《ネヴァーモア》など。さらにコートールド美術館が誇る世界有数のセザンヌ・コレクションから選ばれた10点の油彩画も見逃せない。同展では、コートールド美術館の“研究機関”という側面にも注目し、美術史研究や科学的調査の成果を取り入れながら、“名画を読み解く”ための鑑賞法を提案するという。選りすぐりの名作とじっくりと向き合い、より深い対話を楽しむまたとない機会となるはずだ。応募はぴあ(アプリ)にて9月8日(日)まで受付中。皆様、奮ってご応募下さい!『コートールド美術館展魅惑の印象派』()【概要】■プレゼント内容:『コートールド美術館展魅惑の印象派』鑑賞券■開催期間:9月10日(火)~12月15日(日)■開室時間:9:30〜17:30(金曜は~20:00、入館は閉館の30分前まで)■休室日:月曜日、9月17日(火)、9月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火)※ただし、9月16日(月・祝)、9月23日(月・祝)、10月14日(月・祝)、11月4日(月・休)は開室■会場:東京都美術館(東京都台東区上野公園8-36)■プレゼント人数:5組10名様お申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=e7555eb2-92a4-4b0f-a9c6-7608da266859)
2019年08月27日平野紫耀と橋本環奈が8月26日に行われた『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』公開直前イベントに来場。映画の物語にちなんで招待された69組138名のカップルたちを自らの意のままに操るべく奮闘した。累計発行部数700万部を超える人気漫画を原作に、卓越した頭脳を持つ高校生たちが、相手に告白をさせるべく高度な頭脳戦を繰り広げるさまをコミカルに描き出す。舞台挨拶では「かぐや様は近づけたい」と銘打って、「告白」というお題に沿った質問を観客に投げかけ、あらかじめ手渡されたボタンを押した(=質問に「YES」と答えた)人数が1名に近い方が勝ちというゲームを実施。平野は「告白するタイミングで『ずっとあなたのことが……“つき(=好き)”でした』みたいな感じで噛んじゃった人はいますか?」と質問したが、実はこれは平野の実体験に基づくもの。「僕がいま例えで言ったのはノンフィクションです(笑)。中学の時、『(好きな相手に)あなたのことがツキだから』と言いました」と明かしたが、会場の138名中、平野と同じような経験をしたことがある人は……なんと5名! これには平野も仲間ができたようで「うれしいです!」と笑みを浮かべる。対する橋本は「2018年の初めから2019年のいま現在までの1年半の間で、プロポーズされた人」と質問。こちらの結果は138名中7名! 平野の勝利となったが、橋本は勝敗を越えて、7名もの人がこの1年半でプロポーズされたという事実に「みんな、幸せですねぇ。こんなに幸せがあふれていたんですね。なんかうれしくなりました。結果オーライです」とハッピーオーラを浴びて幸せそうだった。続いてのゲームは、互いに割った風船の中から出てきた複数のワードを組み合わせて、この映画をアピールするというもの。「十二単」や「佐藤二朗」など映画とかかわりが深いワードもあれば「チル」「やばみざわ」「BFF」「わかりみが深い」といった、平野も橋本も意味を知らない最近のワードもある中で、2人は悪戦苦闘しつつも映画をPRし、会場は笑いに包まれていた。取材・文・写真:黒豆直樹『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』9月6日(金)全国公開
2019年08月26日アメリカで8月23日から25日までに開催されたディズニーファンイベント“D23 EXPO”の最新映画プレゼンテーションにて、ディズニーの大ヒットアニメーションの続編『アナと雪の女王2』に使われる楽曲『イントゥ・ザ・アンノウン(原題)』が初披露された。今回お披露目となった『イントゥ・ザ・アンノウン(原題)』は、主人公エルサの複雑な想いを表現した楽曲。その曲が流れるプロモーション映像が終わると、聴き入っていた約7000人のファンから大歓声があがった。前作で『レット・イット・ゴー』の作詞、作曲を手がけたクリステン・アンダーソン=ロペスは、「エルサは前作で“ありのまま”の自分になり、みんなに受け入れられました。今作ではそんなエルサにだけ“不思議な歌声”が聞こえてきます。そのときのエルサの心情を表した歌を書くことになりました」と、最新曲について説明し、続けて「そのミステリアスな導く声はエルサ以外誰もこの声を聞くことはできないんだ。彼女は怖がっているけど、また同時に惹かれてもいて、冒険したいという彼女の要求を受け入れることを表現しているんだ」と、それが壮大な物語の始まりを表現した重要な楽曲であることを明かしている。そして、さらに発表されたもう1曲は、エルサ、アナ、クリストフ、オラフのメインキャラクター4人によるアンサンブル曲『サムシング・ネバー・チェンジ(原題)』。イベントでは、スペシャルゲストとしてエルサ役イディナ・メンゼル、アナ役クリステン・ベル、オラフ役ジョシュ・ギャッド、クリストフ役ジョナサン・グロフが登場し、楽曲を生披露してイベントを盛大に締めくくった。イベントを終えたプロデューサーのピーター・デル・ヴェッコは「ロペス夫妻が今作のために書いた素晴らしい歌がたくさんある。間違いなく、それぞれ違った理由で、人々の共感を得られると思うんだ。もちろん『イントゥ・ザ・アンノウン(原題)』は、素晴らしい歌だ。でも、今日みなさんと分かち合うことができなかった他の歌も沢山あって、皆さんが大好きになってくれると思っているよ」と、楽曲はこれ以外にも制作されていることを述べ、その出来に強い自信をのぞかせる。そしてイベントでは新キャラクター、キャストも発表。アレンデールの元王妃であり、いまは亡きエルサとアナの母親イドゥナがフラッシュバックシーンで登場することが明かされ、声優にはエミー賞受賞の海外ドラマ『ウエストワールド』に出演している女優エヴァン・レイチェル・ウッドが決定。また新キャラクターとして登場するマティアス少尉役には映画『ブラックパンサー』に出演していたスターリング・K・ブラウンが選ばれた。監督のクリス・バックは同イベントで、「今作ではさまざまな謎が明らかになっていきます。また、絆の強さが試されることにもなります。過去によって未来が脅かされるのです。2作目は1作目より壮大な物語となります。そして前作と今作を合わせてはじめて『アナと雪の女王』の物語は完成することになるでしょう」と語っている。『アナと雪の女王2』11月22日(金)全国公開
2019年08月26日「ぴあ」調査による2019年8月23日、24日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、田中圭が主演を務める『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』が第1位になった。出口調査では「ドラマが好きなので続きが観たかった!」「ハッピーエンドの後がどう描かれるのか気になった」など、公開を待ちわびていたファンから熱い声が数多く寄せられた。本作は、2018年に放送された人気ドラマを映画化したラブコメディ。田中圭、林遣都、吉田鋼太郎に加え、沢村一樹、志尊淳が新キャストとして登場。一度は結末を迎えたはずの“おっさん同士の恋愛”に新たな展開が訪れ、三角関係ならぬ五角関係の恋模様が描かれる。出口調査では「笑いあり、涙あり、アクションありで想定外のことがたくさん起こった!」「ドラマではできない演出があり派手で楽しかった」「スケールが大きくなっても主人公たちの日常がしっかり描かれていてバランスがいい」「たまにハラハラするけれど、終始ハッピーで、ドラマ以上にパワーアップしたおじさんたちのラブが観られた」「新キャストの登場で刺激が加わった」「ドラマのファンが映画で見たいと思っていたことを全部見せてくれた感じ。恋、仕事、人生のことが掘り下げて描かれていたのがよかった」などの声が寄せられた。またキャストについて熱く語る人も多く「春田の心情がより丁寧に描かれていて、田中圭さんの周りの俳優を引き立てるような演技が素晴らしかった」「林遣都さんが演じる牧くんはケンカのシーンなのにコメディになっちゃうところが好き」「吉田鋼太郎さんは相変らず、カッコイイのに面白いことをしていて笑えた」などの声も。そのほか「幸せってなんだろうってことを考えさせられる。幸せの形はいろいろあるんだということが伝わってくる」「ドラマからさらにたくさんの幸せの形が増えていた」と話す人や、「どんな形でもいいから続きが観たい!」と続編を熱望する人もいた。(本ランキングは、8/23(金)、24(土)、に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2019年08月26日ディズニーの名作アニメーションを最新の映像技術を駆使して新たに描いた『ライオン・キング』が全世界で驚異的なヒットを記録している。北米だけで興収5億ドルを突破しており、日本でも大ヒット。何度も劇場に足を運ぶ観客も多いが、本作が長年に渡って愛され続ける理由のひとつに“音楽の力”があるようだ。本作はライオンの王ムファサの子として生まれたシンバが、様々な苦難を乗り越え、自分は何者なのかを見出し、自身が進むべき道を見出していくまでを描いた超大作。1994年にアニメーション映画が公開され、1997年からは舞台ミュージカルがスタート。そして今夏に全世界で“超実写版”と銘打たれた映画が公開されているが、そのすべてにおいてハンス・ジマーとエルトン・ジョンが作曲を、ティム・ライスが作詞を手がけている。多くのディズニー作品同様、本作も観客から愛され続けるミュージカル・ナンバーが揃っている。『サークル・オブ・ライフ』や『王様になるのが待ちきれない』『愛を感じて』など名曲のオンパレードで、公開中の映画でもドナルド・グローヴァー、ビヨンセ・ノウルズ=カーターら実力派キャストの歌唱を楽しむことができる。その一方で本作を支え、魅力を増す効果をあげているのが名匠ハンス・ジマーが手がける音楽だ。ジマーはこれまでに数々の映画音楽を手がけてきた音楽家で、『ダークナイト』『ダンケルク』などでは短いフレーズを繰り返すことで場面の緊迫感を高める楽曲を生み出し、『パイレーツ・オブ・カリビアン』では観る者をワクワクさせるおなじみのテーマを作曲。他のミュージシャンとのコラボレーションも積極的に行っており『アメイジング・スパイダーマン2』ではファレル・ウィリアムズ、ジョニー・マーらとタッグを組んで音楽を制作した。『ライオン・キング』でもジマーは幅広いジャンルの楽曲を手がけており、映画全編に渡って音楽を制作。先ごろ東京で初演され、27日(火)には大阪、29日(木)には名古屋で公演が予定されている『ライオン・キング』ライブ・オーケストラでも、楽団は映画のほぼ全編に渡って何らかの音楽を演奏。ステージ上に設置されたスクリーンに合わせて目の前で生演奏されることで改めてわかることだが、『ライオン・キング』には“歌”以外にもあらゆる場面で、細かく細かく音楽がついている。観る者の緊張感を高めていくような激しい楽曲、キャラクターの感情をより深く伝えるような短いメロディなど“主張しすぎず、しかし確実に物語を前に進める”音楽の数々は観客を物語に没入させ、感動を倍増させてくれる効果がある。『ライオン・キング』における音楽は、作品を象徴するようなものもあるが、同時に何度も何度も観たくなる“物語を推進する補助エンジン”のような役割を果たしている。今回の“超実写版”は映像技術のスゴさに圧倒される人が多いようだが、ストーリーやビジュアルが頭に入った段階で、改めて音楽に注目して観ると、何度も楽しんだ『ライオン・キング』を違った角度から楽しめるはずだ。『ライオン・キング』ライブ・オーケストラ8月27日(火) 19時開演フェスティバルホール(大阪)8月29日(木) 19時開演センチュリーホール(名古屋)作曲:ハンス・ジマー 指揮:ニコラス・バック管弦楽:関西フィルハーモニー管弦楽団(大阪)セントラル愛知交響楽団(大阪)字幕版上映3歳以下のお客様のご入場は不可膝上鑑賞不可お一人様1枚チケットが必要『ライオン・キング』公開中
2019年08月26日8月24日、25日の全国映画動員ランキングは、公開6週目の『天気の子』(全国359館)が先週2位から順位を上げて再び首位を飾った。公開3週目の『ライオン・キング』(全国374館)は先週1位から2位に、田中圭主演の人気ドラマを映画化した『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』(全国314館)は初登場3位になった。そのほか新作では、エルトン・ジョンの半生をタロン・エガートン主演で描いたミュージカルファンタジー『ロケットマン』(全国321館)は初登場6位。『レイトン』シリーズの日野晃博、スタジオジブリ出身の百瀬義行監督、音楽家の久石譲がタッグを組んだアニメーション『二ノ国』(全国320館)は初登場7位になった。次週は『ガーンジー島の読書会の秘密』『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』『トールキン旅のはじまり』『ハリウッド1969シャロン・テートの亡霊』『引っ越し大名!』『ブルー・ダイヤモンド』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などが封切られる。全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)1位『天気の子』2位『ライオン・キング』3位『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』4位『劇場版 ONE PIECE STAMPEDE』5位『トイ・ストーリー4』6位『ロケットマン』7位『二ノ国』8位『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』9位『ペット2』10位『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』
2019年08月26日劇団EXILEの現メンバー9名が初めて全員そろって出演し、初めて自分たちで原案&プロデュースも担当する『勇者のために鐘は鳴る』の制作発表会見が本日8月26日に開催され、青柳翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、SWAY、八木将康、佐藤寛太がそろって出席した。劇団EXILEが所属するLDHが6年に一度、開催する祭典で、来年行なわれる“LDH PERFECT YEAR 2020”のひとつとして上演される本作。脚本づくりの段階から「意見交換をしながら、週に1~2回集まっている」(鈴木)とのこと。リーダーの秋山は、現段階でのストーリーについて「現実世界で悩みを抱えた9人が、ふとしたことからゲームの世界に入ってしまい、そのゲームをクリアしていき、現実に戻れるとなったときに、とある事実が発覚してしまう……」と説明する。青柳は「こんなに一緒にいるのに、9人でやるのは初めてって……」と苦笑しつつ「それぞれ、歌やプロデュース、本の執筆だったりと活動してきているので、各々がやってきたことを活かし、お客さんを楽しませたい」とそれぞれの個性を活かした作品にしたいと意気込む。“LDH PERFECT YEAR 2020”に向けても、町田は「アーティストの方たちに負けないくらい、それこそドームのステージに立っているくらいのエネルギーで舞台に立ちたい!」と熱く語る。演出面でもこれから意見を出し合って作り上げていくことになるが、佐藤は「アクロバットやパルクールに興味があるので挑戦したい」さらに「“勇者“と入っているので、衣装とかにもそういう感じを入れたい」と希望を口にしていた。これまで9人そろっての出演が叶わなかった背景には、個々の活動が忙しく、スケジュールがなかなかそろわなかったという側面もあるが、今回、全員そろって出演することで全員で顔をそろえる時間も増えそう。メンバーの間からは「一緒にごはんに行きたいし、みんなでいろいろしたいことがある」(SWAY)といった声も聞かれたが、鈴木は「『キャンプに行こう』とLINEをしたんですが、誰からも返事が来ない。既読はついてるのに……」と苦笑い。改めて会見の場で「みんなでサバゲーに行きましょう!」(鈴木)、「9人いるから野球チームができる」(八木)など、前向きな提案が聞こえてきたが、果たして実現は……?『勇者のために鐘は鳴る』は2020年1月24日(金)から2月2日(日)まで東京・赤坂ACTシアターにて、2月13日(木)から2月16日(日)まで大阪・梅田芸術劇場にて上演。文・写真:黒豆直樹
2019年08月26日TVドラマとして人気を博し、ファン待望の映画化を果たした『おっさんずラブ』。その映画版『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』の主題歌となったのは、ドラマから引き続きスキマスイッチの『Revival』だ。同曲や『おっさんずラブ』への想いを、スキマスイッチのふたり、大橋卓弥と常田真太郎に語ってもらった。ドラマの内容とマッチした雰囲気と内容が、書き下ろしのように思われている『Revival』だが、実はすでにリリースされているアルバムの中に収録された曲だった。「ドラマのスタッフさんがこの曲を聴いたときに、“歌詞もメロディもピッタリだ”と思ってもらえたことで、主題歌になったんですよ。その曲が想像以上に『おっさんずラブ』の主題歌として浸透したからこそ、映画でもこの曲を使ってもらえると聞いてすごくうれしかったです。もし、この映画のために新しく違う曲を書き下ろしてほしいと言われたら、ちょっと……、いやかなり困ったでしょうね(笑)。他の人にお願いしてくださいと言ったかもしれません(笑)」(大橋)すでにファンの中では『おっさんずラブ』の曲として愛されている。それは、スキマスイッチのふたりにとっても同じようで、最初は違う想いで作っていたにも関わらず、もうこの曲は『おっさんずラブ』以外、何物でもない曲になったんだとか。「ドラマが放送されていた期間、僕たちはツアー中だったので、この曲もアルバムの中の曲として演奏していました。言ってしまえば、最初はそこまで目立たない曲だったんですが、『おっさんずラブ』が広まっていくうちに、『Revival』のイントロが流れるだけで歓声が上がるようになったんです。あんな風に曲への反応が短期間で変わっていくことはないので、すごく面白い現象でした」(常田)さらに、ドラマが与えた影響は大きい。この主題歌のMVを作ることになったのだ。このMVには主演の田中圭も出演。とはいえ、“はるたん”として出演しているわけではない。ただ、『おっさんずラブ』のロケ地をめぐったり、ゆかりのあるものを入れ込んだりと、ファンにはたまらない作りになっているからこそ、大きな話題となった。そしてついに、『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』が公開した。スキマスイッチのふたりは、この作品の魅力を“ピュアな恋愛”だと語る。「このドラマの魅力は、ピュアな恋愛を90年代のトレンディドラマの要素も入れつつコミカルに描いているところだと思うんです。それが今の時代だからこそ刺激的で、さらに面白くてハマったんですよね。僕らもツアーの移動中、バスの中でテレビをつけて、スタッフとみんなで一緒にドラマを観ていました」(常田)「すごくまっすぐな恋愛を描いているからこそ、性別問わず自分に置き換えることもできますし、何より理想の恋愛像がそこにあるんですよね。さらに、ドラマでは部長の周りの照明がハートになっていたり、(吉田)鋼太郎さんの声が大きすぎて割れていたりと、キャスト、スタッフの皆さんの遊び心がとにかく大きいからこそ、笑いも涙もあるエンタテインメントに仕上がっているんです。そこに僕らの曲が流れると、“キター!”ってなるんですよ(笑)」(大橋)さらに、“LOVE or DEAD”というサブタイトルから、まったくどんな話になっているか想像ができないと話すと、台本を読んだ彼らから、今作に対しての見どころを教えてくれた。「豪華ゲストがふたりも加わって、どんな関係になっていくのかが、楽しみですよね。天空不動産にいる皆さんが物語をさらに盛り上げてくれるので、サブキャラの方たちにも注目してほしいです。ちなみに僕が好きなのが、児嶋一哉さんが演じる居酒屋“わんだぼう”の店主、鉄平兄。毎回ありえないメニューを考えているところも面白いんですよ。そういう小ネタもしっかりチェックしてもらいたいです(笑)」(常田)「今回も林(遣都)くんが演じる牧がかなり健気で一途ですし、鋼太郎さんも思いっきり飛ばしていると思うんです。部長目線で描かれる物語は、感情移入もできますし、純粋に笑えるお話にもなっているとは思うんですが、簡単には想像できない物語になっているので、楽しみにしていて下さい!」(大橋)この夏、おっさんたちのピュアな恋愛が、まさかの大事件へと発展する『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』。スキマスイッチの『Revival』がまたどう使われているのか、そしてどんな作品になっているのか、ぜひ劇場で確かめてもらいたい。取材・文:吉田可奈撮影:川野結李歌ヘアメイク:赤木悠記スタイリスト:袴田能生スキマスイッチサイン入りチェキを1名様にプレゼント!お申込みはこちら(dpia-app://marupi?isLocked=0&marupiId=8f6e0990-836e-488e-9446-141b9039ae61)『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』全国東宝系にて公開中スキマスイッチ『Revival-おっさんずラブ Edition-』【関連リンク】 iTunes()【関連リンク】 Apple Music()iTunes・Apple Music配信限定リリース期間限定配信(2019年9月末まで)収録内容M1.RevivalM2.Revival ~short ver.~ ※ドラマサイズ音源M3.Revival Live at YOKOHAMA ARENA / 2018M4.Revival InstrumentalM5.Revival Music Video 完全版 ※映像作品M6.Revival Music Video Making ※映像作品品番:UX1IS-00022500円 ※バンドル価格
2019年08月26日昨年まで4年間にわたって人気を博してきた“シンフォニック・ジャズ”のコンサート「N響JAZZ at 芸劇」が、今年は装いも新たに「NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇」として登場する。クラシックとジャズを融合させた“シンフォニック・ジャズ”の定番曲、ガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』が初演されてから95年。その後も様々なシンフォニック・ジャズが作られてはきたが、コンサートで紹介される機会は非常に少ない。そこで「ガーシュウィンやバーンスタイン以降の優れた作品を採り上げ、さらに新作も発表するコンサート」として企画されたのが「NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇」だ。コンサート全体の構成を考えプロデュースするのは、ニューヨークを拠点にワールドワイドに活躍するジャズ作・編曲家の挾間美帆。ジャズ界で最も権威のある米・ダウンビート誌が特集した"未来を担う25人のジャズアーティスト"において、アジア人で唯一選出されたジャズ界の逸材だ。タクトを握るのはアメリカのメジャー、シンシナティ交響楽団でアソシエイト・コンダクターを務める原田慶太楼。近年、日本でも多くのオーケストラに客演、進境著しい活躍をみせている。今回の公演では、第一部でシンフォニック・ジャズの偉大な先達ガーシュウィンとバーンスタインの作品、さらにそのふたり以降の重要人物クラウス・オガーマンとヴィンス・メンドーサの作品を採り上げる。そしてこのコンサートに華を添えるのが、昨年ECMからアルバムをリリースしたイスラエル出身でニューヨーク在住の奇才ジャズ・ピアニスト、シャイ・マエストロ。コンサートの第二部は彼がフィーチャーされ、自作曲(挾間美帆の編曲によるオーケストラ版)と、東京芸術劇場が委嘱した挾間美帆の新作ピアノ協奏曲でもソリストを務める(世界初演)。アメリカを拠点に活躍する3人のアーティスト(3人とも30代前半!)が奏でる、新たなるシンフォニック・ジャズ「NEO-SYMPHONIC JAZZ」に期待したい。◆公演概要8月30日(金)東京芸術劇場コンサートホールNEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇●挾間 美帆(構成・作編曲)Miho Hazama●シャイ・マエストロ(ピアノ)Shai Maestro, Piano(C)Gabriel Baharlia昨年、マンフレート・アイヒャーのプロデュースによるECMからの第一弾アルバム『ドリーム・シーフ』をリリースしたシャイ・マエストロ(1987年イスラエル生まれ)は、同世代で最も才能があるジャズ・ピアニストである。5歳でクラシック・ピアノを始め、8歳の時にオスカー・ピーターソンを聴いてジャズに開眼、テルマ・イェリン国立芸術高等学校でジャズとクラシックを学び、その後ボストンのバークリー音楽大学へ入学した。2006年、19歳で世界的なベース奏者アヴィシャイ・コーエンのトリオに抜擢され、ブルーノートへの2作品を含む4作品のアルバム録音に参加。2010年に自身のユニットを結成し、2011年春、トリオのデビュー・アルバム「シャイ・マエストロ・トリオ」をフランスのLaborieからリリースした。また並行してテオ・ブレックマンとのコラボレーション、マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット等でも才能を発揮してきた。現代ミュージック・シーンでひときわ輝きを放つイスラエル・ジャズの中心に立つひとりである。現在は拠点とするNYで業界やメディアから絶大な評価を受けながら、ジャズ・クラブや音楽ホールで著名ジャズ・アーティストとの共演を行う他、クラシック音楽のリサイタルも開くなど積極的な音楽活動を展開している。
2019年08月26日アニメーション映画『二ノ国』が先週末から公開をスタートした。本作は『レイトン』シリーズなどを手がける日野晃博、スタジオジブリ出身の百瀬義行監督、日本を代表する音楽家のひとり久石譲がタッグを組んだ大作で、現実(一ノ国)と魔法の世界“二ノ国”の間を行き来しながら壮大な冒険が描かれる。かつて『二の国』と題したゲームソフトが発売され人気を博したが、ゲームを手がけた日野、百瀬、久石が再び集結して完全オリジナルの物語を描いたのが映画『二ノ国』だ。同じ高校に通うユウと、ハル、そしてハルの恋人でもあるコトナは親友として穏やかな日々を送っていたが、ある日、ユウとハルは現実ではない不思議な世界“二ノ国”に迷いこみ、そこでコトナにそっくりのアーシャ姫に出会う。どうやら、一ノ国と二ノ国の間には不思議な関係があり、どちらかで尽きてしまうはずの命を救うと、もう一方の世界が代償を支払うことになるという。そこでふたりはアーシャ姫に呪いがかけられていることを知る。もし、アーシャ姫を助ければ、一ノ国のコトナが代償として命を失うことになるだろう。姫に惹かれたユウと、恋人を守りたいハルは対立する。親友だったふたりが下した決断とは?本作で製作総指揮と原案、脚本を手がけた日野が率いるレベルファイブは『妖怪ウォッチ』『イナズマイレブン』『ダンボール戦機』などゲーム、アニメ、コミックなどを多角的に計画・展開して、作品をより深く、長く楽しめるように活動しているスタジオだが、今回の映画はゲームと同時期に計画されたものではなく、本作のために改めて執筆された物語を描いている。そこで描かれるのは、剣や魔法、愛らしい生き物が登場し、息をのむほど美しい世界が広がるファンタジックな世界だが、主人公たちは現実の世界(一ノ国)との間を行き来することで、“遠い世界の危機”ではなく、自分たちにとって切実な問題や試練に立ち向かうことになる。幅広い年齢層が楽しめるように創作しつつ、絵空事ではないメッセージを盛り込む……レベルファイブがこれまで手がけてきたゲーム、アニメと同様の魅力が本作にもつまっている。なお、山崎賢人が主人公ユウの声を演じるほか、新田真剣佑、永野芽郁、ムロツヨシ、伊武雅刀、宮野真守、津田健次郎、坂本真綾、梶裕貴、山寺宏一ら豪華キャストが集結しているのも注目だ。『二ノ国』公開中
2019年08月26日テミンが8月28日、3rdミニアルバム『FAMOUS』を発売する。韓国のみならず世界的に人気を誇るテミン。彼はSHINeeのメンバーとしてだけではなく、ソロ活動にも力を入れており、日本でも2016年に『さよならひとり』でデビューしている。現在は初となるアリーナツアー「TAEMIN ARENA TOUR 2019 ~X~」を終えたばかりだ。新作リリースとしては2017年の『Flame of Love』以来、約2年ぶり。新作に収録されるのは新たに録音された6曲となる。先行配信されたタイトル曲『Famous』は世界12カ国のiTunesアルバムチャートで初登場1位を獲得、27カ国でTOP20入りを果たした。低音の効いたクールな楽曲『Famous』の世界観を映像で表したミュージックビデオも話題となり、ファンからの要望に応える形でパフォーマンスverの動画も制作されている。少年から大人に向かうはざまのテミンを捉えた、繊細なアートワークにも注目してほしい。■リリース情報『FAMOUS』8月28日発売<収録曲>※全形態共通1. Famous2. Slave3. Tease4. Exclusive5. It’s you6. Colours
2019年08月26日本日8月26日に東京・豊洲PITにて「MTV LIVE PREMIUM ベリーグッドマン音楽祭 〜SSS7 Release Party〜」が開催される。ベリーグッドマンは、2013年11月に結成した、Rover、MOCA、HiDEXからなる大阪出身の3人組ボーカルユニット。2016年3月に『ありがとう 〜旅立ちの声〜』でメジャーデビュー。声の力強いハーモニーとラップ、秀逸なトラック、リリックが世代を超えた共感を呼んでおり、次世代を牽引するアーティストの呼び声が高い。「ベリーグッドマン 音楽祭 〜SSS7 Release Party〜」は、ニューアルバム『SING SING SING 7』のアルバム全曲披露の他に、スペシャルライブも実施予定。「ベリーグッドマン てっぺんソング」と題して、スペシャルライブのセットリストをファンのみんなで決める企画だ。8月2日から8月9日までの期間に、 LINE MUSIC、もしくはSpotifyにてライブで再生回数の多かった曲をセットリストに入れて行くとのこと。どのようなセットリストでのライブになるのか、見逃せない内容だ。■公演情報「ベリーグッドマン 音楽祭〜 SSS7 Release Party 〜」会場:豊洲PIT8月26日(月) 開場 18:00/開始 19:00
2019年08月26日日本映画史を語る上で欠かすことのできない伝説のスターの輝きを大スクリーンで堪能できる特集上映「市川雷蔵祭」が角川シネマ有楽町で開催されている。雷蔵の特集はこれまでも繰り返し開催され、そのたびに多くの観客を劇場に集めてきたが、今回は没後50年に開催される大規模な特集で、デジタル復元版の初披露やノンクレジットで出演した作品の特別上映など、これまでに足を運んできた映画ファンも見逃せない内容になっている。日本映画界の黄金期には多くのスター俳優が誕生したが、その中でも市川雷蔵は華麗な身のこなし、涼しげな眼差し、作品によって千変万化する表情、確かな演技力で圧倒的な人気を集めた名優の中の名優だ。歌舞伎の世界で活躍した後に映画俳優に転身し、市川崑監督の『炎上』の演技で高評価を得て大スターの座を確かなものにした。その後も溝口健二、三隅研次、伊藤大輔ら巨匠監督と何度もタッグを組み、日活の全盛期を代表する名優として活動するが病に倒れ、37歳の若さでこの世を去った。今回の特集は雷蔵が生涯で出演した全159作品の中から40作品を上映。新たにデジタル化された素材や、復元版で上映される作品が多いのが特徴で、『薄桜記』は4Kデジタル復元版が初披露。出世作『炎上』も4Kデジタル復元版で上映される。その他、雷蔵の当たり役になった“眠狂四郎”シリーズは人気作『…勝負』や、天地茂との円月殺法勝負が見所の『…無頼剣』など5作品を上映。また、衣笠貞之助監督が長谷川一夫、山本富士子らオールスターを集めて描く豪華絢爛な歴史絵巻『源氏物語 浮舟』、和製フィルム・ノワールの名作『ある殺し屋』、若き日の雷蔵と勝新太郎の“カツライス”コンビが出演する時代劇『怪盗と判官』などバラエティ豊かなラインナップが揃う。雷蔵が映画俳優として活動した時期は決して長くはないが、彼が後世の映画ファンに遺した作品は多く、現在もその輝きを失わない傑作・名作が多い。日本映画の特集上映・名画座上映にはいくつかの“定番”プログラムが存在するが、その中でも雷蔵特集は常にトップクラスの動員と人気を誇っており、今回の特集も多くの観客が劇場に足を運ぶことになりそうだ。没後50年特別企画「市川雷蔵祭」『薄桜記4Kデジタル復元版』『ある殺し屋』『女と三悪人』『炎上4Kデジタル復元版』『弁天小僧』『浅太郎鴉』『いろは囃子』『歌行燈』『お嬢吉三』『婦系図』『怪盗と判官』『切られ与三郎』『斬る』『沓掛時次郎』『剣』『剣鬼』『源氏物語 浮舟』『鯉名の銀平』『忍びの者』『大菩薩峠』『大菩薩峠 竜神の巻』『大菩薩峠 完結篇』『忠直卿行状記』『手討』『中山七里』『濡れ髪牡丹』『眠狂四郎 女地獄』『眠狂四郎 勝負』『眠狂四郎 女妖剣』『眠狂四郎 人肌蜘蛛』『眠狂四郎 無頼剣』『破戒』『花の兄弟』『人肌孔雀』『ひとり狼』『潮来出島 美男剣法』『弥次喜多道中』『陸軍中野学校』『若親分』『旅はお色気』9月26日(木)まで角川シネマ有楽町にて開催中
2019年08月25日脚本家、演出家、女優などいくつもの顔を持つ“ねもしゅー”こと根本宗子が、PARCOプロデュースのもと、以前からファンだったという異色のアイドルグループ、“ギャンパレ”ことGANG PARADEの楽曲でミュージカルを創作する。ギャンパレの10人自身と今をときめく磯村勇斗が主演を務め、栗原類、鳥越裕貴、富川一人、ブルー&スカイ、猫背椿が共演。さらには振付を東京ゲゲゲイのMARIEが手がけるという、なんとも濃いメンツによる公演だ。小さな頃から引っ込み思案で、隠し事が癖になっているミキがついた職業、それは歌舞伎町の風俗嬢。一方、幼少期からチヤホヤされたことしかない聖也は、時を経て歌舞伎町一のカリスマホストとなっていた。みんなの遊び場、歌舞伎町=プレイハウスで真逆のふたりの人生が交錯する時、ミキは人生最大のウソをつく……。「夏フェスを超えるエンタテインメント」、「この夏、最高に気持ちイイ“快感ミュージカル”」を標榜する『プレイハウス』は、本日8月25日より東京芸術劇場・プレイハウスで上演される。文:町田麻子
2019年08月25日ぴあ主催の「PIA MUSIC COMPLEX 2019 EXTRA」が本日8月25日、マイナビBLITZ赤坂にて開催される。ぴあの45周年であった2017年から毎年開催されているフェス「MUSIC COMPLEX」。今年も「PIA MUSIC COMPLEX 2019」として9月28日から2日間、新木場・若洲公園で開催れる。そのプレイベントとして企画されたのが本公演だ。出演するのは若手で天才集団の呼び声が高いACE COLLECTION、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」への出演も記憶に新しいミオヤマザキ、共感を得るリアルな感情をつづった楽曲に定評のあるコレサワの3組。さらにオープニングアクトとして、FERN PLANETの出演も予定されている。若手ながら実力のある彼らの共演をお見逃しなく。■公演情報「PIA MUSIC COMPLEX 2019 EXTRA」日時:2019年8月25日開場16:45/開演17:30場所:東京・マイナビBLITZ赤坂出演:ACE COLLECTION、ミオヤマザキ、コレサワ(オープニングアクト:FERN PLANET)公式サイト:
2019年08月25日TUBEが8月24日に横浜スタジアムにて「TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2019 〜NATSUNO・O・MO・TE・NA・SHI〜」を開催する。TUBEは1985年6月1日にデビューした前田亘輝(Vo)、春畑道哉(Gt/Key)、角野秀行(Ba)、松本玲二(Dr)による4人組バンド。夏にまつわる楽曲を多く発表し、1986年の3rdシングル『シーズン・イン・ザ・サン』、5thシングル『SUMMER DREAM』、11thシングル『あー夏休み』、16thシングル『夏を待ちきれなくて』をはじめ、数々の大ヒットナンバーを生み出してきた。そのどれもがその年の夏を象徴する曲となり、“夏といえばTUBE”と言うイメージは現在に至っても強くあり続けている。本公演は毎年夏に開催される恒例の一大イベントとなり、昨年、記念すべきスタジアムライブ30回目を迎え、今年は31回目と新しい節目の始まりを告げる年となる。長きにわたり日本の夏を盛り上げてきたTUBEの今年のアツさを目撃するチャンスだ。■公演情報「TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2019 〜NATSUNO・O・MO・TE・NA・SHI〜」日時:2019年8月24日 (土)開場 16:00 / 開演 18:00場所:横浜スタジアム
2019年08月24日8月24日(土)、25日(日)にて、「35th三茶ラテンフェスティバル」が開催される。このラテンフェスティバルは、真夏の恒例イベントとして35回目の開催となり、すっかり三茶の夏の顔として定着している。三軒茶屋駅周辺の茶沢通り一帯でイベントが開催され、メイン会場となる太子堂出張所の「ふれあい広場」ではステージイベントが行われる。ラテン色のある模擬店も並び、大食い大会や24日夜には烏山川緑道で「キャンドルナイトライブ」が行われ、幻想的な雰囲気の中、本格的なボサノバライブを楽しめる。25日には三軒茶屋のメインストリートである茶沢通りでラテンリズムの「サンバパレード」が行われ、サンバダンサーたちの力強いダンスによる「サンバパレードコンテスト」も開催されるので、夏休みの最後に親子でラテンのリズムを楽しんではみてはいかが?■「35th三茶ラテンフェスティバル」日時 : 8月24日(土)、25日(日)11:00から19:00ミニパレード : 8月24日 18:00からサンバパレード:8月25日 13:30から15:00頃
2019年08月24日蓮沼執太フィルが明日8月25日に「日比谷、時が奏でる」を開催する。本公演は2部制となっており、第1部では昨夏『フルフォニー』を奏でた、総勢26人編成による蓮沼執太フルフィルが再集結。また、2ndアルバム以来の新曲を初演予定。そして、スペシャルゲストを交えたコラボレーションも行われるとのこと。環ROY×鎮座ドープネスによるKAKATO、菊地成孔&大谷能生によるヒップホップ・クルー・JAZZ DOMMUNISTERS、砂原良徳、原田郁子などが登場予定だ。さらに第2部では蓮沼執太フィルによる、1stアルバム『時が奏でる』全曲が生演奏されるとのこと。豪華編成と異色コラボレーションが生み出す化学変化と、贅沢な演奏によるアルバム完全再現が、真夏の夜の日比谷野外音楽堂で展開される。この瞬間を目撃しないのは勿体無いと思える内容だ。■公演情報蓮沼執太フィル「日比谷、時が奏でる」日時:2019年8月25日 (日)開場 16:30 / 開演 17:30場所:日比谷野外音楽堂
2019年08月24日映画『二ノ国』が8月23日(金)より公開される。原作は、レベルファイブが手がける人気RPG『二ノ国』。ふたつの国を行き来する不思議な冒険の世界を、オリジナルストーリーで映画化。宮野真守は二ノ国の魔法宰相・ヨキのCVを務める。「“命を選べ”というキャッチコピーの通り、命のやりとりという非常に重くて深いメッセージがつまった作品。シリアスなシーンも多いですが、だからこそ真に迫る表現になっているし、命の輝きが際立っていた。重大な選択に正面から向き合う主人公たちのまっすぐな想いが感じられる作品になっていると思います」映画にこめられた深遠なテーマを、真摯に語る宮野。二ノ国に迷い込む高校生のユウとハル、そしてふたりの幼なじみであるコトナを演じた山崎賢人、新田真剣佑、永野芽郁の3人の演技からも、そんな“まっすぐさ”を感じたそう。「僕は3人の後に録らせていただいたんですけど、みなさんがこの作品にかけたまっすぐな想いが声を聞くだけでも伝わってきた。そんな3人の演技を受けて、僕も感情が引き出されたところはたくさんありましたね」キャストだけでなく、スタッフ陣も豪華だ。製作総指揮/原案・脚本は、『妖怪ウォッチ』『レイトン』シリーズの日野晃博。監督は、『おもひでぽろぽろ』『火垂るの墓』の百瀬義行。そして音楽は、『千と千尋の神隠し』の久石譲。まさにシーンのトップを走るクリエイターたちが集結した。「いろんなキャリアやバックボーンを持った人たちが集まることで生まれるムーブメントみたいなものが作品の中にぐるぐると渦巻いていて、それがエネルギーとなって画面から伝わってくるところが、この作品の魅力のひとつ。これだけの作品に参加させていただけたことは、声優としてもうれしかったですし、その喜びを胸にヨキという役に臨みました」宮野が演じるヨキは、この映画のキーパーソン。数々の作品で証明してきた声優・宮野真守の豊かな表現力が、しっかりとスクリーンに刻みこまれている。「ヨキのキャラクターは、制作陣と時にディスカッションをしながらつくっていきました。僕の全力を注ぎ込んだ役。その本気が作品にもしっかり反映されていると思うので、多くの人に楽しんでもらいたいですね」原作のゲームは、世界中にファンを持つ人気シリーズ。世代や性別はもちろん、国境も超えて、多くの人に愛される映画になることだろう。「与えられた運命に言い訳することなく、前を向いて強く生きるユウの生き様に僕は勇気をもらいましたし、彼らの選択を通じて自分もなすべきことをしっかりと見極めていきたいなと感じました。人を選ばない、誰しもの心に響く作品です。ぜひたくさんの人に観てもらえたら」取材・文/横川良明※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記『二ノ国』8月23日(金)全国ロードショー
2019年08月23日この夏、圧倒的な世界観で観客を魅了する「青春×ファンタジー」アニメーション映画『二ノ国』が8月23日に全国公開。本作は最高のクオリティのアニメーション映画を全世界に届けるべく、日本を代表するドリームメーカーが集結した話題作となっており、この夏一番の超大作として期待が高まっている。制作総指揮/原案・脚本に、ゲーム界の巨匠、日野晃博。監督にスタジオジブリの鬼才と謳われた百瀬義行。音楽は映画音楽界の巨匠、久石譲。声の出演には、頭脳明晰で、心優しい秀才のユウ(主人公)役に山崎賢人。活発で負けん気の強いバスケ部のエースハル役に新田真剣佑。ハルの恋人コトナとエスタバニア王国のアーシャ姫の二役に永野芽郁。3人とも初めて声優に挑戦したことでも話題となっている。同じ高校に通う幼馴染の3人は、かけがえのない親友だった。ある日突如ユウとハルが迷い込んだ見知らぬ場所、そこは想像を超えた魔法の世界『二ノ国』。現実(一ノ国)と隣合わせにある、この美しく不思議な世界で、2人はコトナにそっくりなアーシャ姫と出会う。どうやら二ノ国には、一ノ国と命が繋がっている“もう一人の自分”がいて、二ノ国で尽きるはずの命を救えば、一ノ国の人間がその代償を払わないといけない“残酷なルール”があることを知る。二ノ国ではアーシャ姫が、一ノ国ではコトナが死の呪いにかけられていた。明るく健気なアーシャ姫を助けたいユウと、コトナを助けたいハルに突き付けられた残酷なルールを前に、2人はどんな選択をするのか。山崎賢人と新田真剣佑は、今回で3回目の共演になる。共演が決まった時の心境を新田はこう語る。「共演も3回目だし、相手役は賢人だから心配はなかったです。今回は声だけだし、普段のお芝居とは違うから、ここが難しいね、あそこが大変だねってことは話していました」(新田)声だけのお互いの演技を聞いて、山崎は新たな新田を発見したという。「1日だけ一緒にアフレコする日があったんですが、その時は真剣佑の声だなって思っていたんですけど、映画をみると、ハルとしての真剣佑の声だなっていうのを凄く感じて。ハルって人物になっているなって思いましたね」(山崎)2人はこの作品で初めて声優に挑戦したが、どういうところが難しかっただろうか?「声優は、ひとつの部屋で物凄いシーン数を続けて撮っていくので、集中力を維持するのが大変でした。普段、体も使って表現しているので、声だけで表現するのはやっぱり難しいんだなって実感しましたが、それでも気持ちが大事なんだなって思えたのは良かったです」(山崎)「普段出している声とは違う声を出さないといけないので、未経験なところが沢山ありました。収録する環境も違いますし」(新田)今回、ユウとハルのキャラクターを演じるうえで、大切にしたことはどんなところだろうか?「芯がしっかりしているというのを大事にして演じました。一ノ国の世界では、コトナとハルが付き合っていて、一歩引いた視線から見ているんですけど、コンプレックスというか、本当はコトナのことが好きで遠慮している部分もあるけど、本当は芯は強い。ユウが色んなことに悩んだりとかしているんですけど、決めたらそこに力は全力で注ぐので、そういう部分は凄く共感できました」(山崎)「ハルはすごく勇敢で、そういうところが魅力的なので、キャラクター性を大事にしました。もちろん2人とも芯は通っていて、何が何でも曲げないという強い心の持ち主の2人だったので、そういったところは大切にして、役の考え方を尊重してやらせてもらっていました」(新田)劇中では親友の役の2人だか、プライベートでも仲がいい。お互い尊敬している間柄だという。「初対面の時から気があっていて、神木隆之介君と3人で抱き合っていました(笑)。これまで2作品一緒に撮っていますし、それこそ長い間ずっと一緒にいたんで、もう特別何をするとかじゃなくて、一緒にいると楽しいんです。それこそご飯とか食べたり、遊びに行ったり、カラオケに行ったり。そういう何気ない遊びが楽しかったりしますね」(山崎)「賢人主演の作品で2回も共演させてもらって、この人のために最高の芝居をしたい、この人のために頑張りたいと思わせてくれる人。他の人とは違うすごいものを生まれ持っている人だなって思います。賢人が皆から愛される理由が分かります」(新田)最後に映画『二ノ国』を見たい人へメッセージをもらった。「本当に夢のようなすごい方々と一緒に、声優という初めての形で挑戦させていただいて、とにかく全力で頑張りました。『二ノ国』の素晴らしい世界に自分も行くような気持でワクワクしながら、映画館に観に来てもらいたいなと思います」(山崎)「この物語は、もちろん命の選択や友情など、色んな方に共感して頂ける要素が沢山つまっています。僕の役ハルは、恋人を助けるために戦いますが、恋人だけじゃなく、家族の方や友達と見ても、色んな見方が出来る作品になっていますので、より多くの方々に観てもらいたいです」(新田)取材・文/若村幸江※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記『二ノ国』8月23日(金)より全国公開
2019年08月23日おとな向け週末映画ガイド今週オススメしたい映画は、『ロケットマン』『火口のふたり』など4作品と市川雷蔵映画祭。ぴあ編集部 坂口英明19/8/23(金)イラストレーション:高松啓二今週末に公開の作品は15本。全国で拡大上映される『ロケットマン』『二ノ国』『劇場版おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』と、ミニシアターなどで上映の12本です。その中から、おとなの映画ファンにオススメしたい作品をご紹介します。『ロケットマン』ロックのレジェンド、エルトン・ジョンの半生を描いた映画です。彼自身がプロデュースしているのに、普通触れたくない想い出まで、容赦なく取り上げられていて、美化もされていません。まずそれに好感が持てます。さらに、この映画が単なる「伝記映画」でなく、ミュージカル仕立てで、ぶっとんだ作りになっていること。ぶっとんだ人生が、エルトン自身の歌22曲で綴られるのです。エルトンは、常に突飛なスタイルでライブに登場していました。そうか、あの格好のときは、そんなことが背景にあったのか、と精神状態や健康状態がすべてよくわかります。1975年のLA、トルバドールのアメリカデビューなど、ライブシーンも見ものです。声はエルトンで口パク、ではなく、実際に歌ってのけたタロン・エジャトンが素晴らしいです。アニメ映画『SING/シング』のゴリラ君の声で、エルトン・ジョンの『I’m still standing」を歌っていたのが、彼です。『火口のふたり』セックスがテーマの映画、です。近ごろ珍しく真っ向勝負、といった感じで、すがすがしいとすら思えます。登場人物は、男と女、ほとんどふたりです。いとこ、直子の結婚話で秋田の郷里に帰った30がらみのフリーター、賢治。かつて直子とは恋人同士。結婚式の5日前、誘ったのは直子の方でした。青春の日々に戻りたかったのでしょう。一晩だけ、のはずだったのですが…。賢治を演じるのは柄本佑。やや無感動にみえますが、決して投げやりでも捨て鉢でもない、でも、どんどん深みにはまっていく役どころ。『愛のコリーダ』の藤竜也のようです。さらに魅力的なのは、その賢治を無意識のうちに翻弄していく直子役の瀧内公美。はっとする美しい裸体です。ふたりには悲壮感も、罪悪感もありません。世界がどうなろうと知ったこっちゃないという潔さで、最後のそれに、夢中になっていきます。監督はロマンポルノの名作『赫い髪の女』の脚本を手がけた荒井晴彦。青春ラブストーリーの傑作です。R18+ですが。『ディリリとパリの時間旅行』フランスのアニメ作品です。ニューカレドニアからやって来たチャーミングな少女ディリリが、ベル・エポックのパリで、少女誘拐団をめぐる事件に巻き込まれ、街中を駆け回るという冒険物語です。特筆すべき魅力が3つあります。まず、パリの風景が素敵です。石畳を馬車が行き来し、まだ出始めの自動車もちらほら、空には飛行船が飛ぶ。1900年のこの街の名所が次から次へとでてきます。凱旋門、エッフェル塔、オペラ座、コンコルド広場、いくつもの美術館…。ロマンチックな風景は写真を加工して描かれています。つぎに、ディリリが遭遇する、この時代のパリの著名人たちの豪華なこと。アートの世界だけでも、ルノワール、ドガ、ロートレック、ピカソ、モジリアニ、モネ…。ロダンは重要な役で出演です。彼らもセリフをしゃべるキャスト。その人数は100を超えます。探すだけでもとても楽しめます。最後に、ディリリが、実に上品なレディであること。出会う人たちへの敬いと礼儀を忘れず、優雅に振る舞う少女の姿がとても印象的です。『ジョアン・ジルベルトを探して』『イパネマの娘』で知られる、”ボサノヴァの神様”ジョアン・ジルベルトをめぐるドキュメンタリーです。この映画の公開が決まったあと、7月6日にジルベルトの訃報が伝えられ、予期せぬ追悼上映になりました。世の中と関係を絶ち、謎の隠遁生活を送る芸術家に、なんとか接触を試みるというのは、小説家のサリンジャーが有名ですが、ジルベルトも2008年、リオ・デ・ジャネイロのライブ出演を最後に、公の世界から姿を消しています。この映画は、ジルベルトに接触を試み、結局実現できずに世を去ったドイツ人作家マーク・フィッシャーの著書をもとに、フランスのドキュメンタリストが、意思を継ぎ再チャレンジする一部始終です。彼の近況を探る中で、『サマー・サンバ』のマルコス・ヴァーリなど、様々なミュージシャンにもインタビューをしていき、ジョアン・ジルベルトとはどういう存在であったか、そしてボサノヴァがいかに魅力的な音楽であるかも語られます。電話で出前をうけるが実際に会ったことはないというレストンのシェフ、口の固い床屋、インタビュー中にジルベルト本人から電話がかかってきても、紹介すらしてくれない実の妹など、ミステリーのような登場人物や展開があり、さて、どうなるか…。なかなか面白い結末です。特集上映では。「没後五〇年特別企画 市川雷蔵祭」(角川シネマ有楽町) 8/23〜9/26「没後五〇年特別企画 市川雷蔵祭」ここ数年、連続上映されている大映の回顧企画、今回は市川雷蔵作品40本です。注目は、森一生監督、雷蔵の代表作のひとつ『薄桜記』が初の4Kデジタル修復版で上映されること。赤穂浪士にからめた剣士の悲劇。中山安兵衛役で勝新太郎が共演しています。他に『旅はお色気』を含む21本が新規デジタル化作品です。
2019年08月23日