チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (45/342)
約1年間の休止期間を経て、7月に2年振りとなるアルバム『OVER THE RAINBOW』をリリースした番匠谷紗衣。11月22日(月)東京・下北沢ReGにてナリタジュンヤとのツーマンライブがすでに発表されているが、このたび、西片梨帆とのツーマンライブが12月22日(水)愛知・sunset BLUEにて開催されることが決定した。番匠谷紗衣チケット情報東京公演のチケットは発売中。愛知公演のチケットは、11月14日(日)23:59までオフィシャル先行(抽選)受付を実施中。
2021年11月04日スティーヴン・ソンドハイムが作詞、作曲を手がける名作ミュージカル『INTO THE WOODS』を、熊林弘高の演出で上演。そこで出演者のひとりである望海風斗に話を訊いた。今年4月に宝塚歌劇団を退団した望海にとって、本作は退団後初のミュージカル出演。しかも驚いたことにその役どころは、魔女だという。「退団後の1作目ってすごく大切だと思うんです。ただ今回のお話があった時、私自身、あっこれだなとピンと来て。今まで自分が男役で積み重ねてきたものが生かされると思いましたし、ファンの方にとっても、なにか私らしいと思ってもらえるのではないかと思い、すごくいい第一歩になりそうで、この巡り合わせに嬉しくなりました」世界各国で上演を重ね、2014年(日本公開は2015年)にはディズニーによって映画化もされた本作。さまざまな童話を背景にしているが、望海が演じるのは『塔の上のラプンツェル』に登場する魔女だ。「多くの人が魔女というものに対して、強さや怖さ、気味悪さといったイメージを持たれていると思います。ただこの『INTO THE WOODS』では、“母親”という面が強いのかなと。母親役には以前からいつか挑戦してみたいという思いがありました。またこの役はお客さまに向かって語りかけたり、歌いかけたりする場面もあるので、そこもまた楽しみですね」楽曲を手がけるソンドハイムと言えば、“生ける伝説”とも称される世界的な音楽家。抜群の歌唱力を誇る望海だが、そんな彼女ですら、今回のナンバーはどれもハードルが高いようで…。「すごく難しいです。ドラマティックというよりは、とても入り組んでいて、お話の難しさと繋がっているような気がします。森に迷い込むという設定と、楽曲の複雑さがマッチしているというか。魔女の曲で言えば、悲しさや強さなど、人間の持ついろいろな面が歌の中で表現されているなと。やはりひと筋縄ではいかないな、と思っています」出演者には望海のほか、毬谷友子、湖月わたる、朝海ひかる、麻実れい(声のみ)と、宝塚出身の面々がズラリ。「とても心強いのですが、私にとっては雲の上の方ばかりで…。もうどうしましょうという感じなのですが、せっかく共演させていただくので、いろいろなことを学ばせていただけたらと思っています」最後にチケット購入を迷われている読者へのメッセージをお願いすると…。「そこは迷わずポチッとしていただいて(笑)、ぜひ私たちと一緒にこの森に迷い込んでいただけたら嬉しいです」取材・文:野上瑠美子
2021年11月04日ミュージカル「『オープニングナイト』~桜咲高校ミュージカル部~」が2021年10月29日(金)、新国立劇場(東京都渋谷区)で開幕した。今年7月に初演された本作だが、早くも再演されることになった。舞台は、超エリート進学校。熱血高校教師テッペイ(横山だいすけ)は、新入生を迎える準備をしていた。入学していたマイト(武藤潤)は、小さい頃の夢だった「ミュージカル俳優になること」を学校で実現するために、ミュージカル部を作ろうと、親友のヒロキ(杢代和人)とともに部員集めに奔走。親に自分の夢を打ち明けられないオウタ(大倉空人)、妹を溺愛する不良のユージ(瑛)、食いしん坊のタロウ(中谷優心)、いじめられっ子のソースケ(村上貴亮)と、個性豊かなメンバーが集まるが、学問至上主義の校長(湖月わたる)は、創部に大反対してーー。本作は、基本のストーリーはそのままに、男性キャスト中心の〈Team Blue〉と、女性キャスト中心の〈Team Red〉の2チームで上演される。初日を前に行われた〈Team Blue〉のゲネプロ(総通し舞台稽古)を見た。入部の動機はさまざまだが、「ミュージカルをやりたい」という一心で突き進む高校生たちの姿が、とにかく眩しい。今年7月の初演時は、歌もダンスも芝居もまだまだ伸びしろがあると個人的には見たが、この4ヶ月間、きっちりと練習をしてきたのだろう、〈Team Blue〉のメンバーたちは全体的な技術力と表現力が飛躍的に向上していた。横山だいすけをはじめ、湖月わたるや福井貴一ら、大人キャストが実に頼もしく、作品をしっかりと支えている。楽曲も振付も誤魔化がきかない高難度のものが多く、脚本と演出と振付を担当した岸本功喜、作曲・音楽監督の小島良太の「一切妥協はしない」というこだわりが見えた。上演時間は約2時間30分(休憩15分含む)。公演は11月7日(日)まで。そのほかの出演者は、三倉佳奈、野々村真ら。〈Team Red〉は星名美怜(私立恵比寿中学)、河村花、小泉遥香(超ときめき♡宣伝部)、前田悠雅(劇団4ドル50セント)、浅井七海(AKB48)、杏ジュリア(超ときめき♡宣伝部)が出演する。取材・文:五月女菜穂
2021年11月02日10月29日に再演版が開幕する「ミュージカル『オープニングナイト』~桜咲高校ミュージカル部~」。初日を5日後に控えた稽古場を訪れると、マスク姿のキャストが熱量の高い通し稽古を繰り広げていた。脚本・演出を岸本功喜、作曲・音楽監督を小島良太が手がける本作。エリート進学校を舞台に、ミュージカル部を新設しようとする熱血教師のテッペイ(横山だいすけ)と6人の部員による奮闘が描かれる。なお今回も7月に幕を下ろしたばかりの初演と同じく、男性生徒による「team Blue」、女性生徒による「team Red」の2チームWキャスト制が敷かれ、見学したのは「team Red」の通し稽古だった。通し稽古はM1「オーバーチュア(序曲)」に続いて、ミュージカルの素晴らしさと人生讃歌がクロスオーバーするM2「劇場の夢」で幕開け。星名美怜(私立恵比寿中学)演じる俳優志望のマイは、新たなチャレンジを前に胸が高鳴る想いをソロで可憐に歌い上げる。曲調が変わると、アンサンブル総動員の華麗なステージングに発展。冒頭から観客を劇世界にいざなった。続くM3「ミュージカルだとしたならば」も楽しい。マイが親友ヒロミ(河村花)に「日常生活をミュージカル調にするとどうなるか」を実践してみせるナンバーで、いきなり歌歌い出すことに抵抗を覚える慎重派ヒロミの瞳を介して、ミュージカル鑑賞の初心者であってもスムーズに作品に没入できる創意工夫がなされていた。部員たちを取り巻く教師や家族との人間模様にも注目したい。厳格な理事長(福井貴一)の娘であるがゆえに自分の夢を打ち明けられないレイコの葛藤を、小泉遥香(超ときめき▽宣伝部)はM6「パーソナリティ」や二幕のM17「背負いし者」で立ち上げる。ベテラン福井とのナンバーはさぞかし緊張するだろうと見受けたが、伸びしろを感じさせる歌声を堂々と披露した。ミュージカル部設立に反対する校長役の湖月わたるは、ロック調の激しいM7「私の教育方針」で一同の前に立ちはだかる。その隣で右往左往する、野々村真演じる教頭の“本来の姿”も見逃せない。NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』の元・歌のお兄さんこと“だいすけお兄さん”として知られる横山の歌声が二幕終盤までお預けなのはもどかしいが、「歌が苦手」という現実とかけ離れた設定がスパイスとなって展開される保健室の先生ミオ(三倉佳奈)との恋路もチェックしておこう。このほか、「team Red」には前田悠雅(劇団4ドル50セント)、浅井七海(AKB48)、杏ジュリア(超ときめき▽宣伝部)もキャスティングされている。公演は11月7日(日)まで、東京・新国立劇場 中劇場にて。チケットぴあでは現在、公式パンフレットなどの特典がついた当日引換券を販売中だ。取材・文:岡山朋代※超ときめき▽宣伝部の「▽」は、ハートマークが正式表記
2021年11月01日関西に拠点をおくアイドルグループ、STRIKESのフォロワーアップ企画イベント『UP!STRIKES!! フォロワーアップ大作戦』が、11月7日(日)大阪・ESAKA MUSEにて開催される。STRIKES チケット情報デビューして半年、知名度もまだまだな彼女たちだが、「LIVEを観てもらいたい!」「良いイベントのオファーをもらいたい!」そんな願いを叶えるために、本公演の開催が決定した。イベントMCにはお笑いコンビのスーズ(吉本興業)を迎え、笑いと共に彼女たちの成長を見届ける。ニュースターをみんなで育ていきましょう!10月31日(日)21:00よりチケット発売開始。
2021年10月29日金森穣振付『かぐや姫』第1幕の世界初演を約1週間後に控えた東京バレエ団が、スタジオでの通し稽古を公開した。日本人振付家による新作上演に積極的に取り組む東京バレエ団。2019年の勅使川原三郎への委嘱に続く第二弾は、新潟を拠点に活動する舞踊団Noismの芸術監督で振付家の金森による“日本発のグランド・バレエ”だ。今回はその第1幕を世界初演、2年後に全幕作品として上演するという一大事業だ。プロローグ、観る者を物語の世界へ引き込むのは、トウシューズの女性たち=緑の精の群舞。音楽はドビュッシーの「海」だ。躍動感あふれる海のイメージは、陸上の竹やぶへと変化を遂げ、飯田宗孝演じる翁がかぐや姫を発見する場面へと連なる。この日ヒロインを演じたのは、公演2日目に登場する足立真里亜。翁の愛情をたっぷり受け、みるみるうちに成長した彼女は、村の童たちの兄貴分・道児(この日は秋元康臣が演じた)と惹かれ合う。しかし、竹やぶで金銀財宝を得た翁は、かぐや姫を連れて都へと向かい──。全編、ドビュッシーの彩り豊かな音楽で紡がれる本作には、冒頭の群舞に主役カップルのパ・ド・ドゥ、個性豊かなキャラクターと、物語バレエならではの要素が随所に散りばめられる。リハーサル後に囲み取材に応じた金森は、この日主役を務めた足立と秋元の演技を大いに評価するとともに、初日の主役、秋山瑛、柄本弾についても触れ、「彼らは全然違うはず。それは物語バレエの醍醐味。舞踊家の力によって、作品に新しい感情が加わったり、新しい視座が加わったりすることに期待する」と語った。日本最古の物語を題材としながら、環境破壊や格差の問題など、現代的な要素も盛り込まれた。竹やぶで金銀財宝を見つける翁の姿を見た村人たちが、自分も富を得ようと竹やぶを荒らすシーンに胸が痛むが、金森は「この作品がもし未来に残った時、そういう問題が提起されていた時代もあったねと言われるようになったら本望」という。同時上演はベジャール振付『中国の不思議な役人』、キリアン振付『ドリーム・タイム』。金森が欧州で師事した二人の巨匠の作品だ。「『この感じを金森は受け継いだのか』、と観ていただけることが嬉しい──そう思える年齢になった(笑)。二十代の頃は背を向けた時期もありましたが、得たものの大切さ、ありがたみを感じます」と、笑顔を見せた。公演は11月6日(土)、7日(日)、東京文化会館にて。文:加藤智子
2021年10月29日2020年初演、日本キャスト版ミュージカル『ボディガード』が新春公演として帰ってくる。初演時はコロナ禍の影響で東阪全33回公演のうち上演できたのは大阪公演5回のみに終わった“幻の話題作”だ。再演の知らせに「やったー!」と声を弾ませる内場勝則。前作でミュージカルデビューを飾った、言わずと知れた吉本新喜劇のカリスマ座員。ヒロインのマネージャー役での再登板に「僕が出ている意味があるようなシーンが作れたら」と、合同取材会で再演への意気込みを語った。ミュージカル「ボディガード」チケット情報本作は、1992年にケビン・コスナー&ホイットニー・ヒューストン主演で世界的ヒットを遂げた同名映画を舞台化。グラミー賞受賞曲「I Will Always Love You」をはじめ、数々の挿入歌が日本語歌詞で再現される。サスペンスをはらむ展開と迫力のライブシーンは見ものだ。ヒロインのスター歌手を柚希礼音、新妻聖子、そして新たにMay J.を迎えたトリプルキャストで、そしてボディガードを大谷亮平が演じる。「初日が開けた時は涙が出そうなぐらい嬉しかった」と、初ミュージカルの興奮を振り返る内場。“動物園”に例える新劇劇とは「景色が違う、予算が違う、空気が違う、匂いが違う。歌もダンスもうまいし、自分が舞台の上に立っているのが不思議で。カーテンコールも初めてで、すごいことをやり遂げたんだなと。劇場中の一体感が気持ちよかった」。稽古では台詞を一度関西弁に直してから気持ちを入れるなど、標準語に四苦八苦。「二度手間、三度手間やってました」と笑う。ただ内容は違っても、エンタテインメントを届けることに変わりはない。「やっぱり生の舞台が自分には一番向いているんだなと感じました」。初演でも爪痕を残したマネージャー役。「きっちりした芝居に少しでも緩和があればすごくいいものになるんじゃないかと。僕を呼んでいただいたことへの期待に応えたい」とさらなる新喜劇魂に磨きをかける。ヒロインも三者三様の個性が輝く。「柚希さんはダイナミックで、さすが元タカラヅカのトップスター。色気のある演技もされるんやなと。新妻さんは圧倒的な歌唱力が稽古場からすごかった。あの身体のどこから出てくるのかなと。 May J. さんもまた全然違う個性があると思うので楽しみですね」。「次こそ完走を」との願いを胸に挑む再演のステージ。「出演の皆さんと全力ですごいものをお届けしたい。今まで自粛で外に出られなかったので、パッと生の舞台で気分を晴らして、エンディングには一緒に踊って楽しんでもらえたら。楽しい舞台になりますので、ぜひぜひ来てください!」。公演は2022年1月21日(金)から31日(月)まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、2月8日(火)から19日(土)まで東京・東京国際フォーラムホールCにて。チケットは10月30日(土)一般発売。取材・文:石橋法子
2021年10月29日2020年11月にリリースされた『ZOZQ』から、1年というショート・スパンで放たれる髭のニューアルバム『HiGNOTIQE』。髭 チケット情報2021年初頭より、楽曲制作を本格的にスタートさせ、春と夏、2回のレコーディング・セッションを経て完成した今作のテーマは、須藤寿(vo)曰く「催眠」。髭の持ち味であるオルタナティヴな要素を全編に散りばめながらも、アルバム全体を支配するメロウなアプローチは、中毒性の高い最強の催眠効果を発揮している。なお、ドラムには、『ZOZQ』に続き、藤田勇(MO‘SOME TONEBENDER、ART-SCHOOL)を迎えた。先行配信でリリースされた『WEINHAUS』(4月21日配信)、『Oh Baby』(5月19日配信)、『それくらいのこと』(9.22 配信)、『so sweet』(10.20 配信)は、すでにライブでもプレイされており、思わず口ずさみたくなるエバーグリーンなメロディが全開。漂う浮遊感でフロアはまさに至福のときを迎えている。11月10日(水)にリリース後、『HiGNOTIQE』と前作『ZOZQ』の合併ツアー、「HiGNOTIQE+ZOZQ tour」も開催。2023年に活動20周年を迎える髭の、あらたなる挑戦にご期待を!チケットは10月30日(土)より発売開始。
2021年10月28日新世代インスト・ジャズ界のオールスターチーム、POLYPLUSが12月8日(水)に心斎橋JANUSで開催される「心斎橋JANUS 10周年やり直し興行」に登場する。POLYPLUS チケット情報POLYPLUSはメンバー各々がそれぞれのバンドで活動する中、“フロアを躍らせるセッションを”を合言葉に集結したインストセッションバンドとして始動。その場の空気と集う人々のテンションに合わせ自由に音を紡いでいく“セッション”を大切にし、時にクールに、時にハイテンションに、ジャンルやカテゴリを飛び越えたダンサブルなサウンドを展開する。多岐に渡るエンタテインメントを提供する唯一無二のバンドとして成長中だ。本公演は、2ndフルアルバム『move』のリリースパーティで、「心斎橋JANUS 10周年やり直し興行」の一環として開催される。チケットは11月13日(土)より一般発売開始。一般発売に先駆け、11月7日(日)23:59まで先行抽選プレリザーブを実施中。
2021年10月28日令和3年度の文化勲章が発表され、東京藝術大学名誉教授である洋画家・絹谷幸二さんが選ばれた。「絹谷幸二 天空美術館」チケット情報奈良県出身の絹谷幸二さんは、東京藝術大学大学院壁画科を修了後に留学したイタリアで「アフレスコ」と呼ばれる壁画の古典技法を習得し、独創的なスタイルを確立した。「芸術の力で人類を元気に!」をテーマに、色鮮やかでエネルギッシュな作品を次々と発表。長野オリンピックの公式ポスターの原画、絵画だけでなく立体作品も手がけるなど、多彩な表現に挑戦し続けている。大阪・梅田スカイビル27階にある「絹谷幸二 天空美術館」では、名誉館長である絹谷幸二さんの初期作品から新作まで、その画業の変遷をたどる特別展示『ARS VITA ESTA 藝術は人生~色彩画家の軌跡~』を開催中。さらに、12月17日(金)からは、文化勲章受章・開館5周年記念特別展『永遠にあたらしい!! 人類最古の壁画技法アフレスコ』を開催。絹谷芸術の代名詞ともいえるアフレスコに焦点を当て、その魅力に迫る。特別展示『ARS VITA ESTA 藝術は人生~色彩画家の軌跡~』▼12月13日(月)まで開催中絹谷幸二 天空美術館※文化勲章受章・開館5周年記念特別展『永遠にあたらしい!! 人類最古の壁画技法アフレスコ』は、2021年12月17日(金)よりスタートおトクな割引入館引換券はチケットぴあにて発売中!■割引入館引換券一般900円、大学・高校・中学生500円【開館時間】10:00~18:00※金曜・土曜・祝前日は10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)【休館日】火曜(祝日の場合は翌平日休館)、年末年始(12/30~1/3)、展示替え期間【入館料】一般1,000円、大学・高校・中学生 600円、小学生以下無料、団体・障がい者割引あり〒531-0076大阪市北区大淀中1-1-30梅田スカイビル タワーウエスト27階
2021年10月28日日本を代表する唯一無二のヴァイオリニスト‘古澤巖’。1979年、日本音楽コンクール第1位。カーチス音楽院、モーツァルテウム音楽院等で20世紀の巨匠ミルシティン、ヴェーグ、ギトリス、チェリビダッケ、バーンスタイン等に師事。今までにヨーヨー・マ、グラッペリを始め、世界的なアーティストとの共演多数。そんな古澤が今年12月には、名門オーケストラ、ベルリン・フィルの選抜メンバーと共演し、全国6会場でクリスマス・コンサートを開催。今回、イケメンヴァイオリニストを中心に新たなメンバーを迎え、全国を駆け巡る。演奏するのは、独奏ヴァイオリンが活躍する『スコットランド幻想曲』(マックス・ブルッフ)、トータルで5楽章からなるフルオーケストラのための大曲だが、抒情的な民謡のモチーフがちりばめられ、誰もが気持ちよく聴ける旋律である。巨匠ハイフェッツによる名盤も残されているこの美しい曲を紹介する。そして、昨年亡くなったエンニオ・モリコーネへの追悼を込めて『The Ecstasy of Gold』(エンニオ・モリコーネ、2021年5月リリースの最新アルバムにも収録)など。中でも、イタリアの現代作曲家ロベルト・ディ・マリーノが書き上げる新作コンチェルトは必聴だ。古澤は「ベルリン・フィルとの親交が厚いマリーノさんが毎年愛を込めて書いてくださるコンチェルトも今回で第6番目。これまでのコンチェルトとは一味違った作風で練習するときに幸せを感じる。力が抜けたおおらか美しさと映像が浮かんで来るような楽しさがある。日本発の企画で、世界に向けてマリーノ作品を発信していきたい。」と語る。古澤の使用楽器は1718年製のストラディヴァリウス「サン・ロレンツォ」。フランス王妃マリー・アントワネットの専属ヴァイオリニストも所有していたとされ、作者の直筆で「栄光と富は、その家にあり」と記された世界的にも貴重な一挺。至福の音色で極上のクリスマスを演出する。この機会をお見逃しなく!【日程】2021年12月11日(土)13:30開演三井住友海上しらかわホール(名古屋)2021年12月12日(日)13:30開演東京オペラシティ・コンサートホール(東京)2021年12月15日(水)14:00開演、18:00開演(1日2公演)観世能楽堂(銀座SIX)(東京)2021年12月16日(木)14:00開演横浜・関内ホール大ホール(横浜)2021年12月17日(金)14:00開演ザ・シンフォニーホール(大阪)2021年12月18日(土)15:00開演北九州ソレイユホール(福岡)
2021年10月28日創立90周年を迎える老舗劇団・前進座と、映画監督の山田洋次との2回目の共作となる新作舞台『一万石の恋~裏長屋騒動記愛の仮名手本篇~』が、9月29日、大阪・文楽劇場で開幕した。稽古入り前のインタビューで、その脚本を「会心の作」と言っていた山田監督。一万石の弱小藩のお殿様が、偶然長屋の娘に恋をしたことから武家と長屋が大騒動になる喜劇。落語の「妾馬」が原案だが、お殿様の側室になり大団円となる落語とは違い、娘には心に決めた相手がおり、殿様の求愛を断ったらどうなるか・・・と原作にはない物語を発想した。歌舞伎狂いの殿様と長屋の老婆を、河原崎國太郎が二役で演じるなど、前進座らしい趣向が楽しい。コロナを思わせる「コロリ」の騒動も取り入れ、劇場は笑いで沸いている。絶賛上演中。
2021年10月27日ボールルーム(社交)ダンス×演劇で見せる舞台FOCUS『イッツショータイム!!』の大阪公演が間もなく開催される。振付・監修を手掛ける大竹辰郎と、今作が初舞台となる土屋炎伽に話を聞いた。舞台FOCUS『イッツショータイム!!』チケット情報舞台FOCUSは元宝塚歌劇団スターと日本のトップレベルの社交ダンサーが共演する作品で、2017年にスタートし、人気を集めている。今作は、小さなダンスホールを営む操(鳳翔大)、希(伶美うらら)、栞(岡田サリオ)の三姉妹を中心にダンスホールの存続をかけた物語が展開する。操のダンスのライバルである雅役の土屋をはじめ、千葉涼平(w-inds.)、鈴木福らも出演する。土屋は「社交ダンスは昔から憧れていて、体験教室で習ったことがあるのですが、あまりにも難しくて諦めたんです。今回、演技も初めてなので、最初はご迷惑をおかけするんじゃないかと戸惑いましたが、挑戦してみようと。東京公演を終えて、挑戦してよかったと心の底から思っていますし、すっかり社交ダンスの虜になっています」と話す。キャストは1か月半の間、社交ダンスを猛特訓。夜の9時から明け方4時まで練習した日もあったという。大竹は「最初のレッスンの段階で、炎伽ちゃんはいけるなと。体幹が強いし、とにかく勘がいい。ほかの出演者も習得するのが早かったんですが、彼女は群を抜いていましたね」と絶賛する。千葉や鈴木も社交ダンスは初心者だ。「みんなで励まし合い、切磋琢磨しながら練習しました」と土屋。初めての演技について土屋は「『自分の演技が浮いて見えるし、棒読み。一体どうしたら』と演出家やキャストにアドバイスをもらい、ギリギリまで試行錯誤した」と話す。「雅は元気がよくて気が強い。その性格を反映するような振りも大竹先生が考えてくださいました。大阪公演では演技、ダンス共、表現力を出来る限りレベルアップしたいです」と意気込む。大竹は「炎伽ちゃんが役者として初舞台だというのを、そばにいながら報道で知ったんです(笑)。とてもそうとは思えない」とこちらも太鼓判を押す。東京公演と大阪公演ではダンサーが替わる。「ダンサー全員が大阪出身なので、踊りやしぐさに吉本新喜劇的なノリがちょこちょこ入るんですよ(笑)。入れるなと言っても自然に入ってくる(笑)。大阪らしさがふんだんに出た舞台になります。また、喧嘩のシーンを全部ダンスで表現したりと、セリフとダンスがほぼリンクしているので、ダンスだけでストーリーも分かる。楽しみにしてほしいですね」と大竹。「私は新喜劇になじみは少ないですが、憧れはあるので、乗っていきたいですね(笑)。ぜひ皆さんに足を運んでいただき、社交ダンスのエネルギーを全身にあびて、元気になっていただきたいです」と土屋も呼びかけた。公演は10月30日(土)・31日(日)、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて。チケット発売中。取材・文:米満ゆう子
2021年10月27日作曲家・ピアニストの林晶彦が自作によるコンサートを開く[11月8日(月)東京オペラシティ リサイタルホール]。メインは画家・松井守男の作品『光の森』に触発されて作曲した、同名のピアノ・ソロ曲の初演だ。「今年、フランスから帰国中の松井さんにお目にかかりました。神田明神に奉納された『光の森』を見て圧倒されると同時に、それが鎮守の森を描いていると聞いてびっくりしました。じつは最近、茨城の鹿島神宮を訪れて鎮守の森を歩き、これを音にしたいと思っていたのです。偶然のシンクロ。驚きました」松井守男(79)はフランスを拠点に活躍する画家。独特の繊細な抽象画が高く評価され、2003年にはフランス最高位のレジオン・ドヌール勲章を受けている。「『光の森』は遠目には森の青や緑なのですが、近づいて見ると、紫やオレンジや赤、いろんな色が入っているんです。これを音にしたらどうなるのだろう。絵画は全体を見渡すことができますが、音楽は時間の芸術なので、ひとつのストーリーのようなものを想像しています。古代に戻って、そこから歩んでいき、最終的に光の森に入っていくような音楽の構造です。沈黙があって、生態系のように多様な。まだわからないところがいっぱいあるのですが、ひとことで言ったら神秘ですね」ピアノ曲《光の森》は、単一楽章の20分ほどの作品になる構想。「いま苦しんでいる人がいっぱいいて、絶望とか闇を感じていると思います。そこに心の中の光とか平安とか、聴く人が、そして僕自身もそういうものを感じられるような音楽になったらいいなと思っています。自分では新しいものを手探りしているような感じですが、それは昔からあったものなのかもしれません。雷の音とか、風の音とか、自然の中に。僕はずっと、論理ではなく、音の中に本当のものを探してきた。それが松井さんの作品の中にもあるのを感じるのです」林はかねてから、絵画にインスピレーションを得た音楽を、シャガールを中心に作曲してきた。今回も他に、即興や声楽曲(ソプラノ:中川詩歩)も含めた8曲のシャガール関連の作品を演奏する。コンサートの開演前には松井守男と林のプレトークも予定されており、二人の芸術観の一端も伺い知ることもできそう。なお、同時刻にインターネットによるライブ配信(1週間のアーカイブ配信付)があり、そちらでは『光の森』の絵を見ながら音楽を聴くことができる。文:宮本明
2021年10月27日若い優れた才能が次から次に頭角を現して、まさに群雄割拠の日本のチェロ界。2019年に日本人チェロ奏者として初めてミュンヘン国際音楽コンクールで優勝した佐藤晴真(23)は、その活気に満ちたチェロ界を牽引する若きトップランナーだ。11月に東京・大阪・名古屋の3都市で開くリサイタルについて聞いた。プログラムのメインはドビュッシーとフランク。近代フランスの2曲のソナタを選んだ。直前に発売される2ndアルバムもドビュッシー&フランク集。実はリサイタルの曲目のほうが先に決まっていて、CDのテーマをそれに合わせた。案外珍しいパターンだ。「ドビュッシーは自然からすごくインスピレーションを受けたと思います。このソナタからも、自然の神秘といったものを強く感じます」「フランクのソナタは神に近い音楽。原曲がヴァイオリンなので、普段チェロが使わないような高音域でいかにメロディを聴かせられるかが課題です。また、チェロとヴァイオリンでは弦の長さがまったく違うので、指の動く距離も何倍も違います。それをヴァイオリンと同じような動きで、できるだけ作曲家が想定していた姿に近づけたいんです。もちろんチェロならではの深みも存分に出しながら」前半はドビュッシーにポーランドの現代作曲家ルトスワフスキを、後半はフランクにチェコのヤナーチェクを組み合わせる構成。「ルトスワフスキは、ケージらの実験的な音楽が盛んな時代に、感情を伴った、自分のスタイルの音楽を書いたことに惹かれます。ちょっと鋭い感じの和声など、ドビュッシーとのつながりも強く感じられ、特に《グラーヴェ》は、ドビュッシーのオペラ《ペレアスとメリザンド》冒頭の音形がそのまま使われている作品です」「ヤナーチェクの《おとぎ話》は、現実ではない世界の、人が触れられない場所にある音楽。そんな空気感がフランクにつながると思います」アルバム収録で初共演したピアノの高木竜馬が今回もサポート。「三浦文彰さんの演奏会で聴いた高木さんのモーツァルトの明るい粒立ちのくっきりした音が印象深くて。ドビュッシーやフランクを弾いてもらえたら、パリッとエスプリが効いて、すごくいいだろうと想像できたのですぐにお願いしました。乾いたはっきりした音が、僕のフランス音楽のピアノのイメージなんです。そして実際にその通りのピアノです!」「とても楽しい室内楽になった」と語る二人の共演を今度はステージで!佐藤晴真の出演情報はこちら(文・宮本明)■公演日程2021/11/13(土) 宗次ホール(愛知県)2021/11/14(日) 住友生命いずみホール(大阪府)2021/11/20(土) 紀尾井ホール(東京都)
2021年10月26日彩吹真央が主演を務める舞台「五番目のサリー」が10月21日によみうり大手町ホールにて開幕。前日の10月20日には囲み取材と公開ゲネプロが同会場にて行われ、彩吹に加え、仙名彩世、中河内雅貴、駒田一が公演への意気込みを語った。本作は、『アルジャーノンに花束を』や『24人のビリー・ミリガン』など数々の名作を生んだ作家ダニエル・キイスの同名小説を原作にした、“五重人格”のサリーの心の軌跡を描いた作品。荻田浩一が脚本・演出を担当し、主演を彩吹が務める。主人公はニューヨークで働くウエイトレスのサリー・ポーター。彼女はたびたび記憶喪失に陥るという重大な悩みを抱えていた。幼少時から繰り返されてきた記憶喪失のせいで仕事も長続きせず、結婚生活も破綻。さらに、10歳になる双子の子供も手放し、孤独に生きていた。そんな中、サリーは精神科のロジャーの治療を受け、自分の心の中に4つの人格が存在していたことを知る。サリーは困難な状況に遭遇すると、4つの人格のどれかと入れ替わってしまうのだ。ロジャーの指導のもと、分裂した人格を統合し、“本当の自分”になろうとするサリー。ステージでは、サリーの人格が次々と入れ替わるさまを、サリー役の彩吹と別人格役のキャストたちがセリフや動きをリンクさせることで見事に表現。シンプルな舞台セットで、大きな舞台転換もないだけに、より高い演技力も必要となるが、彩吹は声のトーンや表情で9つもの人格を演じ分け、観客を演技で魅了した。また公演オリジナルテーマ曲が、漂うサリーの心や苦悩、葛藤を表現し、物語に深みを与える。印象的な衣裳にもぜひ注目してほしい。「五番目のサリー」は10月30日までよみうり大手町ホールにて上演される。なお、10月22日13時、10月27日13時、10月29日13時の公演終了後にアフタートークショーが行われる予定だ。チケットの詳細は公式サイトまで。
2021年10月26日ヨーロッパ企画が2年ぶりに本公演『九十九龍城』を開催。12月18日(土)の滋賀・栗東芸術文化会館さきら 中ホールでのプレビュー公演を皮切りに、全11都市を巡演する。ヨーロッパ企画第40回公演「九十九龍城」チケット情報舞台、映像、ラジオ、イベント制作など、個々にマルチな活躍を見せるヨーロッパ企画。その中でも本公演は、例年、劇団員が集結する場として年に一度開催してきた。昨年はコロナ禍により上演を見送ることになり、久しぶりの開催に期待が高まる。ヨーロッパ企画の劇は、“企画性コメディ”と掲げ、企画性の高い「誰もやらなさそうな思い付き」のもと、劇世界を構築していくスタイル。今回のテーマは“魔窟劇”で、香港のクーロン城をモデルにしたアジアの知られざる魔境「九十九龍城」を舞台に物語を展開していくという。作・演出の上田誠は、公演に向けて「九十九龍城で生活する人たちを覗き見する感覚になると思います。久しぶりの劇団公演なので、“笑い”を意識して、皆さんが観たいヨーロッパ企画が観られる公演にしたい」とコメント。またこのたび、客演としても出演してきた藤谷理子が新劇団員として加入。さらに今回は金丸慎太郎、早織といったヨーロッパ企画が信頼を寄せるふたりが出演する。強力なキャストと共にお届けする2年ぶりの本公演、楽しみに待ちたい。チケットは、10月29日(金)23:59までヨーロッパ企画公式サイト先行(抽選)を受付中。
2021年10月26日『オフコース・クラシックス・コンサート2021』大阪・横浜公演に、鈴木雅之の出演が決定した。「オフコース・クラシックス・コンサート2021」チケット情報1970年にデビューしてから1989年に解散するまで、数々のヒット曲を世に送り続けてきたオフコース。『オフコース・クラシックス・コンサート』は、オフコースのデビュー50周年企画として2019年に制作されたアルバム『オフコース・クラシックス』の発売記念コンサートとしてスタートした。今年で3年目を迎える2021年には、音楽監督・指揮に服部隆之、またこれまで参加してきたシンガーに加え、新たにたくさんのシンガーが追加された。10月3日に東京公演からスタートしたこのツアーは、10月10日の福岡公演、10月24日の名古屋公演まで終了している。本公演は、1982年の日本武道館コンサートを想起させるべく、『NEXTのテーマ~僕等がいた~』からスタートする。またこれまで選曲されていなかった『眠れぬ夜』『私の願い』『秋の気配』『時に愛は』『いくつもの星の下で』も新たにクラシックアレンジで追加されている。大阪公演は12月10日(金)ザ・シンフォニーホール、横浜公演は12月12日(日)神奈川県民ホール 大ホールにて開催。チケットは発売中。
2021年10月26日10月23日、新国立劇場バレエ団2021/2022シーズンが、ピーター・ライト版『白鳥の湖』(新制作)の上演をもって開幕した。その前日、賛助会員や報道陣に公開された舞台稽古の模様をレポートする。冒頭、客席に向けて挨拶した新国立劇場舞踊部門芸術監督の吉田都は、「やっとここまで辿り着けた」と本音をのぞかせた。この『白鳥の湖』は、昨年、彼女の芸術監督就任1年目のシーズン開幕を飾る作品として予定されるも、コロナ禍で海外の指導者、スタッフの招聘がかなわず、1年の延期を経てようやく実現した。「サー・ピーターに喜んでいただける仕上がりになったと自負している」と吉田はいう。1981年に初演されたこの『白鳥の湖』は、演劇の国・英国らしいドラマティックで説得力ある舞台で、世界中の観客を魅了する。第1幕の幕開きから、振付家の手腕が色濃く反映された独特の場面が展開する。薄暗い舞台の下手から上手へとゆっくりと進むのは、王の葬列。多くのヴァージョンでは王の不在は説明されないが、ライト版のこの場面は、息子ジークフリード王子が置かれた状況を明らかにし、その先の重々しいドラマを予感させる。客席をぐいぐいと物語の世界へと引きこむのは、作品の力のみならず、ダンサーたちのきめ細やかな演技、確かな技術に基づいた踊りだ。米沢が演じ分けた、儚いながらも凛とした美しさが魅力のオデットと、品の良さと大胆さを併せ持つ誘惑者オディール。一方の福岡は、悩み多き王子を清々しく演じた。その後も日替わりで登場する主役カップルそれぞれが、各々の個性を存分に生かした演技で客席を魅了するだろう。もちろん、第2幕、ガリーナ・サムソワによる、ロシアの伝統を受け継ぐ幻想的な群舞の美しさは格別だし、英国のオリジナルを再現したという衣裳も圧巻。バレエの美しさ、楽しさとはこうであったかと、あらためて実感させられる舞台だ。冒頭、吉田は10月20日に他界した牧阿佐美への弔意を表し、翌23日の開幕公演を彼女の追悼公演としたいと述べたことにも触れておきたい。翌日の舞台は、熱気あふれるカーテンコールで成功を印象付けたが、1999年から2010年の長期にわたりこの劇場の舞踊部門芸術監督を務めた故人の、その大きな功績をしのぶひとときともなった。公演は11月3日(水・祝)まで新国立劇場オペラパレスにて開催。好評につきチケットは残り僅か。文:加藤智子
2021年10月25日2019年に音楽活動開始から50周年を迎えたことをきっかけに、改めて国内外で評価が高まっている日本音楽界の至宝・細野晴臣。2年前に六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー・スカイギャラリーで開催され大好評を博した展覧会、細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969-2019」が、「細野観光1969-2021」として11月12日(金)よりグランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボにて再び開催される。細野晴臣デビュー50周年記念展「細野観光1969-2021」チケット情報このイベントは、細野晴臣がデビューした1969年から2021年までの50数年の軌跡を、「情景の音楽」、「楽園の音楽」、「東京の音楽」、「彼岸の音楽」、「記憶の音楽」という5つの年代から巡るビジュアル年表を中心に、音楽、写真、映像、ギター・世界各地の楽器コレクション、音楽ノート、ブックコレクション(細野文庫)などを通じて体験できる展覧会になっている。なお、六本木での開催時に大好評だった“図録「細野観光」”の増補版の発売も決定している。これは「活動年表」をベースに、写真・ポスターなどのビジュアル、歴代の使用楽器、創作ノート、過去の発言などを組み合わせた、資料的価値の高い1冊だったが、8000字を超える細野晴臣語り下ろしインタビューが新規収録されるなど、さらにその価値が高まった一冊になっている。こちらもお楽しみに。会期中、グランフロント大阪の1Fにある「カフェラボ」と、「細野観光」とのコラボも決定(コラボメニューの詳細は後日発表)。また、グランフロント大阪の隣にある大阪ステーションシネマでは、2019年に行ったUSツアーのライブドキュメンタリー映画『SAYONARA AMERICA』が、展覧会と同日に公開スタートするなど、11月の大阪は細野晴臣一色となる!会期は11月12日(金)から12月7日(火)まで。チケットは発売中。
2021年10月25日大阪府河内長野市の大阪府立花の文化園にて『はなぶん サンクスイルミ ~旅うさぎと光の国~』が開催されている。「はなぶん サンクスイルミ」チケット情報LED灯数30万球の、南大阪最大規模となる花と光と音の体験型イルミネーションで、テーマは“旅うさぎと光の国”。会場は個性豊かな8つのエリアで構成されており、各エリアに散らばった旅うさぎ兄弟を探して「感謝の合い言葉」を完成させる。完成した「感謝の合い言葉」は、最終地点「ゴールデンロード」にあるサンクススポットで大切な人に伝えよう!会期は2022年2月14日(月)まで。10月・1月・2月は金・土・日・祝日のみ開催。11月・12月は毎日開催される。入園チケットは発売中。【「光の国」8つのエリア】●はじまりとおわりの街入場ゲートを抜けた先の装飾花壇ではライトアップされた花々とフルカラーLEDの花の共演が楽しめる。虹色に変化する白薔薇とさくら色のイルミネーションがお出迎え。●きらめく水都落ち着きのあるブルーを基調としたイルミネーションと色とりどりに光が変化する噴水が楽しめる癒しスポット。水面に反射したイルミネーションも見どころのひとつ。●楽師の花舞台最新技術を駆使した、音と光の圧倒的な複合演出が楽しめる。イベント時にはゲストを招いて臨場感たっぷりのステージを展開。また、地域の文化コミュニティや学校等と連携して、コロナ禍で発表の機会を失ってしまった団体を招致し、パフォーマンスを実施。●まんぷく広場エキゾチックな雰囲気で旅の気分が盛り上がるマーケットエリア。複数のキッチンカーが並ぶフードマーケットではオープンエアーで密を回避、イルミネーションを眺めながら飲食が楽しめる。●心紡ぐ赤バラの森美しいクラシックをBGMに約4000本の光るバラのLEDときらめくイルミネーションが広がる。フォトジェニックなハート型の「サンクススポット」の前でなら日ごろ言いづらい感謝の気持ちを伝えることができるはず。秋には秋バラとの共演も楽しめる。●深海の古都音響効果と光の演出で、まるで深海に迷い込んだかのような臨場感を楽しむことができる。頭上に広がる約5000匹の光る海月の群れは圧巻!温室ならではの南国の植物たちが神秘的な雰囲気をさらに盛り上げてくれる。さらに、海底をイメージしたプロジェクションマッピングも見どころのひとつ。●最果てのエデン投光器で照らされた森を抜けると池に広がる光る蓮の花が美しいエリアが広がる。ゆったりとした心地よい音楽と光に包まれて旅の終わりを予感させる。●ゴールデンロードキラキラと煌めく砲弾型のイルミネーションを配した美しい大樹のトンネルに旅の余韻を感じることができる。ゴールデンロードの終わりには「サンクススポット」を設置。旅で集めた「感謝の合言葉」を大切な人へ伝えよう!大阪府立花の文化園住所:〒586-0036 大阪府河内長野市高向2292-1TEL:0721-63-8739
2021年10月25日「あなたは、5年後に命を失うかもしれません」。「事故物件住みます芸人」の松原タニシがそんな警告を受けて、なんと今年で5年。2021年がその“LAST YEAR”なのだ。紆余曲折ありながら、LAST YEARというサバイバルも残りあと少し。“このまま運命に抗い生き抜く!”と意気込みつつ、「せっかく警告してもらったのだから、万一に備えて“みんながたのしい終活”をやりきろう」とタニシ自ら“終活”をアウトプットする。『松原タニシ ライブ通夜-2021』チケット情報12月6日(月)には大阪・BIG CATにて『松原タニシ ライブ通夜-2021』が開催される。自ら喪主となりを自分を弔うべく開催する“お通夜”。だが、それは決して“通夜”をネガティブに捉えるのではなく、誰かが死を迎えることで、その人に縁のある人々がひとつの場所へと集まってくる“死が繋ぐ縁の宴”という“通夜”のポジティブな側面にフォーカスした祭だ。タニシ縁の原昌和が所属するthe band apartと、大島てる、田中俊行、三木大雲ら名怪談師たちが集まり、ラストを迎える…かもしれないタニシの人生を“音楽”と“怪談”と“トーク”で振り返るエンタテインメントなお通夜である。チケットは、11月13日(土)10:00より一般発売開始。一般発売に先駆け、11月3日(水・祝)23:59まで『松原タニシ ライブ通夜-2021』HP最速抽選先行を受付中。
2021年10月25日2020年に活動10周年を迎え『YOU』『I』から7年ぶりとなるピアノソロアルバム『まるで風のように』を10月27日(水)にリリースする園田涼。園田涼 チケット情報本作には、第13回札幌国際短編映画祭で話題賞を受賞したサンドウィッチマン富澤たけし監督作品「花嫁の手紙」のテーマや直木賞作家の江國香織、作詞家の森雪之丞との共演により誕生した『二月の音楽』『四月は桜吹雪の中で』『時の配達人さんへ』などが収録されている。そして、アルバムリリースライブが東京・大阪で2days開催。公演は、2022年1月8日(土)に東京・ヤマハホール、2022年1月10日(月)に大阪・あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホールにて。チケットは、10月29日(金)23:59までオフィシャル2次先着先行受付を実施中。Album『まるで風のように』2021年10月27日(水)発売3000円(税込)em-0015《収録曲》01. はだかんぼうたち02. 見る前に跳べ03. 砂の背中04. You are wrong05. 花嫁の手紙06. こんな晴れた日には07. 時の配達人さんへ08. 赤とんぼ×家路09. 四月は桜吹雪の中で10. 二月の音楽11. ナタリア12. For you, You and You
2021年10月21日「あしたのジョー」「宝島」「ガンバの冒険」「スペースコブラ」「エースをねらえ!」「家なき子」に続き、同じ出﨑統監督が手がけた作品として、TVアニメ「ベルサイユのばら」全40話を5巻に分けて収録する『COMPLETE DVD BOOK』シリーズが、2021年10月21日より月1回ペースで刊行スタート!(出崎氏は19話からチーフディレクターを担当)一部書店やショップでは購入特典として、伝説の名場面をデザインしたポストカードをプレゼントすることが決定した。vol.1は、対象21店舗の書店やショップでご購入の方に、最終回、オスカルにフラッシュバックするアンドレとの想い出のシーンをデザインしたポストカードをプレゼント!涙を禁じ得ない感動の場面であり、これまで商品やノベルティになっていない貴重なデザインだけに、ファン必携だ。来年2022年で、池田理代子原作の漫画の誕生から50周年を迎える名作『ベルサイユのばら』をDVDで予習・復習していただきつつ、作品の魅力をこれまで以上に堪能してもらうべく、毎号付属のブックレットには、設定画やイラストギャラリーなど、作品を深掘りした読み応え満載の企画を多数掲載。そしてこの度、第4巻(2022年1月20日発売予定)には宝塚OGで1975年にオスカル役を演じた安奈淳さんのインタビューを掲載することが決定!ぜひお楽しみに。『ベルサイユのばら COMPLETE DVD BOOK』vol.1:10月21日(木)発売vol.2:11月18日(木)発売予定vol.3:12月16日(木)発売予定vol.4:2022年1月20日(木)発売予定vol.5:2022年2月17日(木)発売予定※毎月第3木曜日に発売予定。定価:1650円(本体1500円+税)発行:ぴあ株式会社【『ベルサイユのばら COMPLETE DVD BOOK』ポストカードキャンペーン実施店】東京:キャトルレーヴ東京劇場店東京:キャトルレーヴ日比谷店東京:三省堂書店池袋本店東京:HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE東京:紀伊國屋書店新宿本店神奈川:YEGoriginal SHOP神奈川:丸善ラゾーナ川崎店神奈川:有隣堂横浜駅西口ジョイナス店愛知:星野書店近鉄パッセ店愛知:未来屋書店各務原店愛知:ザ・リブレット 三越星ヶ丘店大阪:紀伊國屋書店梅田本店大阪:ブックファースト梅田2階店大阪:キャトルレーヴ梅田店大阪:紀伊國屋書店 京橋店大阪:ジュンク堂書店大阪本店兵庫:ブックランドサンクス宝塚兵庫:ブックファースト宝塚店兵庫:ブックファースト西宮店兵庫:キャトルレーヴ宝塚店福岡:キャトルレーヴ福岡店
2021年10月21日京都・α-STATION開局30周年アニバーサリースペシャルプログラムに、折坂悠太と、昨今ライブを行っている編成の京都在住のミュージシャンを中心とした重奏のメンバーが登場!10月30日(土)の24時から2時間にわたって、折坂悠太の魅力に迫るスペシャルプログラムがオンエアされる。折坂悠太 チケット情報10月6日(水)に、前作『平成』から3年ぶりとなるアルバム『心理』をリリースした折坂悠太。2019年冬より制作をはじめるも、コロナ禍の影響により収録楽曲を見直し、元々予定されていた楽曲も改編や再録を経て、今回ようやく完成へ。そんな待望のアルバム制作エピソードやアルバムに込めた思い、10月29日(金)からスタートする「心理ツアー」への意気込みなどを中心に、折坂悠太(重奏)のメンバーとトークが繰り広げられる。「心理ツアー」は全国8か所で開催。関西では、10月29日(金)大阪・サンケイホールブリーゼ、11月26日(金)京都・ロームシアター京都 サウスホールにて開催される。チケットは発売中。【番組情報】α-STATION 30th Anniversary Special Program『Starring 折坂悠太(Yuta Orisaka)』放送日時:10月30日(土) 24:00~26:00DJ:折坂悠太(重奏)
2021年10月21日三宅裕司が主宰する劇団スーパー・エキセントリック・シアター(以下、SET)の第59回本公演『太秦ラプソディ ~看板女優と七人の名無し~』がまもなく開幕する。開幕を目前に控えた10月某日、その稽古場を取材した。今年の本公演は、太秦撮影所を舞台に、大部屋俳優たちの悲喜こもごもを描く内容。斜陽産業となりつつある時代劇映画業界を盛り上げるため、納得のいかないままアイドルを主演にしたり、ストリーミング配信業界からの参入に振り回されたりと、様々な事件に翻弄される面々の姿が、迫力のチャンバラシーンとともに描かれていく。まずクスリとさせられるのがそのキャラクター名だ。柴陳一(しばちんいち)だの、陽空(ひそら)ばみりだの、金策深次(きんさくふかじ)だの、どこか聞き覚えのある名前のオンパレード。悪役の俳優が性格が良く、正義の味方役の俳優たちが性格が悪い……なんてエピソードも、「ありそう~!」とニヤニヤしてしまう。ある意味ベタ、しかしそのベタさが妙に心地よい。物語はいくつかの大きな事件が登場するが、基本は群像劇だ。少しばかりいい役付きになって喜んだのも束の間、主演のひと言で役を下ろされてしまったり、ちょっと芽が出てきた若手女優に先輩女優が嫌味を言ってみたり、はたまたスターと大部屋、立場が分かれてしまった同期女優の友情だったり……。個々のキャラクターにきちんとそれぞれのドラマがある上に、役柄の中で俳優たちの個性が生き生きと輝いているのは、劇団公演ならでは。そして劇団員たちのチャーミングさを引き出しているのは何といっても主宰の三宅だ。俳優たちはまだ稽古段階なのでたまに台詞がつっかえたり、中には出とちったり(!)という局面もあったものの、それすらも三宅は拾ってツッコんで、エンターテインメントにしてしまう。笑いが絶えない雰囲気の中、幅広い年齢の劇団員たちが伸び伸びと魅力を発揮している。三宅による“オグちゃん(小倉久寛)いじり”も健在、ふたりのアドリブが爆発するシーンは劇団員にとってもお楽しみのようで、舞台袖から体育座りで楽しそうに見ているキャストの姿も見てとれた。終盤にはしんみりするエピソードもありつつ、全編を通して描かれるのは時代劇愛。そして“自分の居場所”を守るために奮闘する人々の姿は、社会の一員として生活するすべての人の心を打つのではないだろうか。もちろん伊勢本福三役(いせもとふくぞう、これまた伝説の大部屋俳優を髣髴とする名前である)の栗原功平らを筆頭に、派手なチャンバラシーンも満載、ラストは最近映画化もされた某ミュージカル風!? に歌って踊って、大団円! “ミュージカル・アクション・コメディー”を掲げる劇団にふさわしく、ミュージカルもアクションもコメディも、盛りだくさんに詰め込んだSETらしい爽快な一作だ。公演は10月22日(金)から11月7日(日)東京・サンシャイン劇場にて。その後愛知公演もあり。チケットは発売中。取材・文:平野祥恵
2021年10月21日「Classic Bar ~in Blue Rose」が2年ぶりに開催。「サントリー・ウイスキーアンバサダー」の肩書きを持つ元バレーボール選手の佐々木太一がプレミアム・ブレンデッド・ウイスキー「碧Ao」を語り、フルートの上野星矢(10/29)、バリトンの宮本益光(10/30)がハーフリサイタルを担う。ともにサントリーホール ブルーローズ(小ホール)で午後1時、7時の昼夜2公演だ。上野星矢の今後の出演情報はこちら今回のクラシック・バーのテーマはウイスキーであり、佐々木が語る銘柄は「碧Ao」という。ウイスキー好きの上野に音楽との関わり、演奏への展開手法を聞いた。「“バー”で奏でるフランス音楽、“あお”というウイスキーに想を得てプログラムを構想する場面で注目したのは『碧』がシングルではなく、ブレンデッド・ウイスキーだという部分でした。碧は真っ青というより、割と深く複雑な青が混ざり合ったイメージ。もし、深い青をフランス音楽で表現するとしたら断然ドビュッシー、フルートの鉄板レパートリーです。わずか2‐3分にドビュッシーのエッセンスすべてがつまった《シランクス》を吹きます。よく『印象派の音楽』と言われますが、本人は嫌がっていたし、どちらかといえば象徴主義に近いでしょう。細部まで緻密なパーツをそろえた構成物の内側から独自の響きが立ち上がるドビュッシーと、幻想的なブレンデッド・ウイスキーの味わいにはどこか、共通点があります」演奏以外のゲストにバレエダンサーの川島麻実子(元東京バレエ団プリンシパル)が加わる。上野の父、陽一はパントマイムをこなす俳優&プロデューサーあり、音楽とのクロスオーバーも手がけてきた。上野もダンスとのコラボレーションに意欲をみせる。「日本でダンスと一緒に演奏するのは初めてです。フランス時代にはリヨン国立歌劇場でダンサー&振付家のバンジャマン・ミルピエが制作した新作でヴァイオリン、フルートが交互に《サラバンド》の舞曲を演奏し、ダンサーが踊る企画に参加、自分の中で今までのベスト5に入るほど興奮を覚えました。小編成、ダンサーの足音まで聴こえる空間でお互い壊れそうなものを集め、繊細極まりない作品を創造する行為には、巨大な名曲コンサートにない楽しみもあるはずです。今回、『日本でもやってみたい』と願ってきた試みの一端が実現し、嬉しく思います」。二人は、「The Sixth Sense ~Music in Wonderland~」でも共演する。★Classic Bar ~in Blue Rose vol.8~10/29(金) 13:00開演/19:00開演、10/30(土) 13:00開演/19:00開演会場:サントリーホール ブルーローズ(小ホール)★The Sixth Sense ~Music in Wonderland~11/21(日) 14:00開演会場:サントリーホール 大ホール取材:池田卓夫=音楽ジャーナリスト@いけたく本舗(R)
2021年10月20日音楽家・青島広志と落語家・春風亭小朝がタッグを組んだ「青島広志のミュージックワンダーランド with 春風亭小朝」が、11月14日(日)にサントリーホールで開催されることが決定した。青島広志のミュージックワンダーランド with 春風亭小朝」の公演情報はこちらそれぞれのフィールドで人気・実力とも日本最高峰の青島と春風亭は幼稚園からの同級生で、子供ながらにお互いの才能の片鱗を感じたという。青島はその後東京藝大へと進み大音楽家に。春風亭も言わずと知れた落語界きっての才能で高座にテレビに人気を博した。ふたりに共通するのは、気取らない人柄、世の中を楽しませたいという「芸」本来の在り方を示している点。そんなふたりがサントリーホール大ホールで共演。どんな化学反応を巻き起こすのか、必聴だ。サントリーホールでの開催となるが、正装は不要。第一部で春風亭の語りとともに「動物の謝肉祭」を披露する。第二部のニューイヤーコンサートも、青島・小朝両氏の絶妙なトークで進行。初心者でも楽しめる公演となっている。演奏はオーケストラエクセラン、ソプラノは横山美奈が担当。ぜひ、同級生コンビによるミュージック・ワンダーランドに足を運んでほしい。■概要「青島広志のミュージックワンダーランド with 春風亭小朝」2021年11月14日(日) 開場:18:20 開演:19:00会場:サントリーホール 大ホール[出演]青島広志(指揮・ピアノ・MC)春風亭小朝(語り・MC)横山美奈(ソプラノ)オーケストラエクセラン(演奏)
2021年10月19日パントマイム・アーティストとして活動するが〜まるちょばが2022年1月7日(金)から、東京・紀伊國屋ホールにて、長編舞台芸術作品「が〜まるちょば LIVE 2022 STORIES“PLEASE PLEASE MIME”」を上演する。10月18日、が〜まるちょばが都内で取材会を開き、思いを語った。今年1月に上演された本作だが、コロナ禍で夜の3公演が中止になってしまった経緯がある。今回は、その再演。ストーリー仕立ての作品をメインにした構成で、ショートスケッチ5作品と名作長編作品の上演を予定している。ストーリー自体は大きく変えないというが「もっともっと面白いものにしたい」と、ブラッシュアップする意気込みを見せた。最近では、東京五輪開会式の“動くピクトグラム”のパフォーマンスで、話題となったが〜まるちょば。本人も「この1年で初めて知っていただいた方が増えた」と話すが、「オリンピックはオリンピックで、作品は作品。あれはパントマイムではない」。ただ、「あれを面白いと思ってくれた人は、僕の舞台も面白いと思ってくれる自負はあるので、ぜひ見に来て欲しい」とも話した。長引くコロナ禍。自粛期間中、どのような時間を過ごしていたか問われると「止まない雨はないというか、いつか舞台ができるだろうなという心持ちだった」と答え、「人と人との距離が離れ、世の中の仕事がリモートになっているけれど、僕のやっているパントマイムは、昔と同じ状況でないと成り立たないパフォーマンスなのだなと再認識した」。その上で「僕自身、舞台ができることがとても嬉しかったし、ありがたいと感謝をしている。お客さんにはぜひ舞台を見逃さないでほしい。見たいか見たくないか、面白くするかどうかは僕の責任ですが、見て後悔はしないと思う。ぜひ以前のようにエンターテイメントに力を貸してくれたらなぁと思います」と観客へのメッセージを述べた。東京公演は1月7日(金)14:00、8日(土)14:00/18:30、9日(日)14:00(開場は開演の45分前)。前売・当日ともに5000円(全席指定/税込)。未就学児入場不可。会場内ではマスクの着用が必須。また、急遽決定した2022年1月8日(土)18:30~の追加公演の詳細は後日発表。取材・文・撮影:五月女菜穂
2021年10月19日約1年間の休止期間を経て、7月に2年振りとなるアルバム『OVER THE RAINBOW』をリリースした番匠谷紗衣のツーマンライブが決定した。11月22日(月)東京・下北沢ReGにてナリタジュンヤとの共演で開催される。番匠谷紗衣チケット情報チケットは、10月24日(日)23:59までオフィシャル先行(抽選)受付を実施中。番匠谷紗衣 ツーマンライブツアー 2021 meet “DOUBLE RAINBOW in TOKYO”番匠谷紗衣×ナリタジュンヤ▼11月22日(月) 19:00下北沢ReGオールスタンディング-4500円(足マーク・立ち位置指定、ドリンク代別途要)[共演]ナリタジュンヤ※小学生以上は有料、未就学児童は入場不可。[問]下北沢ReG■03-6450-9346
2021年10月18日