年齢とともにじわじわと増えてくるシワ。40代に入り、顔だけでなくおしりのラインにもシワが出現し、体力の低下も気になり始めました。おしりのシワ改善とこれからの健康のために始めた取り組みは、子どものころにおもちゃにしていたあるアイテムがきっかけとなりました。心身のハリを保ち、シワの悩みを解消するために、私が楽しく無理なく続けている健康アップ術をお話しします。おしりのシワ、年齢とともに下がる体のラインと体力40代に入り、顔のシワに加えておしりのシワが気になり始めました。デスクワークなどで座っていることが多いため、今後もおしりのシワが進行するのではないかと心配するように。さらに50代に入ると鏡を見るたびに体のラインが下がってきたのを実感するようになり、体力の低下もひしひしと感じ、このままでは美しさと健康を保つことが難しく、老後の生活にも影響が出て来るかもしれないと思うようになりました。自分自身の生活を振り返ってみると、運動不足が明らかでした。しかし、ジム通いや定期的なマラソンは続けられる自信がありません。健康的で美しい老後を迎えるためには何かを始めなければならないと、変化を求めていました。そこで年齢的な体形の悩みを解消すべく、私はまずは1日20回のスクワットを取り入れることから始めました。また、足りない運動を補うために、買い物へ行く際などは歩くように心掛けました。しかし、そう決めたものの、日常の忙しさに追われているとどうしても車を利用してしまいがちになり、歩行が減ってしまうことが課題でした。大好きなアイテムが私を動かした老後を見据え、体力を付けておしりのシワを改善し、さらに体のラインの下がりを食い止めたいと考える中、役所のイベントで「フォトウォーク」という街を歩きながら写真を撮るイベントがあることを知りました。このフォトウォークは、健康作りと楽しみを組み合わせた活動で、体力向上を目指すと同時に美しい風景を楽しむことができる「アクティビティーフォトイベント」です。自らを振り返ってみると、私は子どものころ、父のカメラが大好きでした。父に内緒でこっそりとカメラを触り、シャッターをパシャパシャと押して写真を撮って遊んでいました。しまいにはカメラを壊してしまい、父に怒られたこともあります。私にとってカメラは、一番大好きなおもちゃでした。現在でも、カメラが好きで写真を撮り続けています。フォトウォークのイベントを見たとき、これは私にピッタリだと感じ、心が躍動しました。イベントを通じて体を鍛えつつ、大好きなカメラで心もリフレッシュできるなんて一石二鳥です。私は、自分なりの健康的で美しい年の重ねる方法としてイベント参加を決めました。フォトウォークで1万歩超えフォトウォークの会場に着いた瞬間は、初めての参加で緊張と興奮が入り混じった気持ちでいっぱいでした。イベントは自己紹介から始まり、どのコースで回るのかなどの概要が説明されました。イベントがスタートすると、緊張は一気に興奮に変わり、辺りはカメラ愛好者たちの温かい雰囲気に包まれました。スムーズに仲間入りさせてもらい、楽しい会話を交えながらフォトスポットを巡る約2時間。イベントはあっという間に終了し、その後も会場周辺で写真を撮りながらひとときを過ごしました。帰宅後、スマートフォンの歩数計を見てみると、驚くべきことに午前中だけのイベントで1万3000歩以上歩いていたことがわかりました。久しぶりにこんなに歩いたことに驚きつつ、不思議なことに疲れを感じることもなく、むしろ楽しい時間だったことに気付きました。このイベントをきっかけに、フォトスポット巡りや写真撮影を楽しむ機会が増え、体力も付いてきたようです。最近では1日に2万歩以上歩くこともできるようになり、52歳の今、おしりのシワも気にならない程度まで改善されています。フォトウォークの持つ素晴らしい魅力に触れたことをきっかけに、健康的で楽しい日常を過ごす習慣ができてきたことに感謝しています。まとめ加齢に伴う体のたるみは避けられない自然の現象ですが、 適切なセルフケアと健康的な生活習慣を実践することで、その進行を遅らせ、自信を持って健康的な年の重ね方ができるかもしれません。少しでも健康寿命を延ばせるよう、大好きなカメラを持って街を歩く楽しい時間を、今後も過ごしていきたいと思っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/やましたともこ著者/ちびむす(52歳)マスコミで働いていた両親に似て、仕事に真っ黒になるきらいがある。衛生管理者の資格所持者。仕事と健康の両立を図ろうと奮闘する一児の母。
2023年12月27日アラフォーの美幸さんが長男夫と婚約した後、すぐに同居することになった義父母との日々を描いたマンガ。35歳で婚約した美幸さん。義父母の家へあいさつに行くと、義母は超がつくほど自分勝手な人だとわかりました。美幸さんは、初対面で同居を迫られ承諾すると、すぐに自分の家の中の物を義父母宅へ運び出され……あっという間に義父母との同居が始まってしまったのです。どんどん処分されそうになる荷物半強制的に、義父母の家に引っ越してきた美幸さん。これまで1人暮らしの経験が長かった、美幸さんの荷物は大量でした。1部屋に収まらず、「どうしよう」と悩んでいると?義父母と同居して、1番最初に直面したのは荷物問題でした。たしかに私の荷物は多すぎますが、義母に「全部処分」と言われ、とても焦りました(汗)。そして、「うちはいっぱいものがあるから私のものをあげる」と言われ、まったく解決になっていません。正直、「自分が捨てればいいのに!」と思いました。そしてしまいには、愛犬まで手放せと言われ……ものは捨てられますが愛犬とも別れないといけないなんて、私は信じられませんでした。-----------------服から始まり、最終的には愛犬を手放せなんて……。「身、1つで来てね」と言われても、美幸さんには今まで大切にしてきたものがあると思います。これから家族になるのなら、それを少しは受け入れてもらいたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。■コミックス情報「実録☆姑よどうして同居したいんですか?~谷村美幸(仮名)の場合~」著者:鮎定価:200円(税抜)出版社:大都社/秋水社著者/鮎マンガ家。女性マンガ誌「petit Rose」にて、自身や知人の体験談など、さまざまな実話にもとづいた、嫁姑の4コママンガを執筆。猫雑誌「ねことも」でも、4コマ猫マンガを連載中。
2023年12月26日業務スーパーのイタリア直輸入のパスタソースに注目! チーズと生クリームを使った濃厚ソースが2種類あり、どちらもゆでたパスタにあえるだけだからいつでも気軽に楽しめます。業務スーパーマニアの主婦がおいしさの秘密と、パスタ以外の活用法を紹介します。新商品!本格アルフレッドソースが登場!業務スーパーはトマトソースやデミグラスソース、パスタソースなどソースの品ぞろえがとても充実しています。今回新登場のアルフレッドソースはイタリア直輸入品で、3種のチーズをぜいたくに使ったものと、そこにトリュフが加わったトリュフ入りソースの2種類。価格はどちらも購入時税抜き398円、本場イタリアの濃厚ソースが手ごろな価格で入手できるのはうれしいですね。チーズが濃厚な「クラシックアルフレッドソース」ローマでレストランを経営していたオーナーシェフ、アルフレッド氏が発案したという「アルフレッドソース」。業務スーパーの「クラシックアルフレッドソース」は3種のチーズと生クリームの濃厚な味わいに黒こしょうをピリッと利かせています。チーズは、リコッタチーズ、ペコリーノロマーノチーズ、グラナ・パダーノチーズの3種類。とろっとした白いソースに黒こしょうが入っているのがわかります。少し味見してみると、チーズの味が濃厚で塩気がしっかり感じられました。「クラシックアルフレッドソース」の活用法簡単!エビのアルフレッドソースパスタ湯切りしたパスタにアルフレッドソースをあえました。エビはパスタと一緒に軽くボイルして加え、パスタ100gに大さじ2のソースを使用しています。ソースはとっても濃厚でクリーミー、3種のチーズはクセもないので子どもたちでもおいしく食べることができました。パンに塗ってチーズトーストに食パンやスライスしたロールパンにアルフレッドソースを塗ってチーズをのせて焼きました。ソースはしっかり塩気があるので薄く塗るくらいがちょうどいいです。朝の忙しい時間帯でも手軽にとってもおいしく楽しめます。次章ではトリュフ入りのアルフレッドソースの活用法を紹介します。上品な香り「アルフレッドトリュフソース」こちらはチーズと生クリームにトリュフの風味が加わったリッチな味わいのソース。クラシックアルフレッドソース同様、3種のチーズに濃縮トリュフペーストが加わっています。トリュフの上品な香りが鼻に抜けてチーズの風味も濃厚!「アルフレッドトリュフソース」活用法ショートパスタと合わせてカルボナーラ風にこちらはカルボナーラ風にショートパスタと合わせてみました。フライパンでベーコンを炒めて大さじ2のアルフレッドトリュフソースと牛乳を大さじ1加えて伸ばし、ゆでたペンネ100gをソースに絡めました。アルフレッドソースとカルボナーラの違いは卵を使っているかどうか、だけなんだそうです。トリュフと卵は相性がいいので仕上げに卵黄をトッピング、崩しながら食べると最高においしいです!野菜と合わせてディップスタイル野菜と合わせるとあっさりヘルシーに罪悪感なく食べられます。いろいろな野菜にディップして食べてみましたが、個人的に一番好きだったのはブロッコリー。相性抜群でした!まとめソースのカロリーはどちらも同じで100g当たり94kcalです。筆者は少し塩分が強めに感じたので、パスタと合わせる場合は牛乳を少量加えて伸ばすと、まろやかになり食べやすかったです。コスパ抜群の本格的なアルフレッドソース、気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/舞(44歳)コストコ・カルディ・業務スーパーマニアの3児の母。学生のころから続けているバレーボールを今でも継続中。家事・育児に追われながらも、なるべく体を動かし健康・若さを保つべく日々奮闘中!
2023年12月26日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で人工授精に2回チャレンジしたもののうまくいかず、体外受精の3度目で念願の妊娠をしたアマさん。数値も安定し、夫と乾杯して喜んでいるとき、夫が「正直、お金がもったいなかった。治療をしなくてもいずれ妊娠はしたと思う」とサラリと言ったのです。さらに不妊治療についても……。不妊症にかける金は無駄とまで…「治療をしなくてもいずれ妊娠はしたと思う」と言い、「不妊治療自体が必要か疑問だった」と言いだした夫。さらに、「転勤で仕事を辞めさせる形になったから許容してきたけど、甘えてるなーとも思ってたんだよね。妊娠なんて、タダでできるもんじゃん?」とまで言ったのです。アマさんが固まっていることにも気付かずに夫は……。「妊娠なんて、タダでできるもんじゃん?」と言いだした夫・ハルト。さらに夫の口は止まらず、「それなのにアマが深刻になり過ぎるし、何かと金をかけようとするし、正直、ついていけなかった」とまで言ったのです。そして、「不妊症なんて別に病気じゃないでしょ? そんなのにかける金が無駄なのにって気が気じゃなかった」とまで……。それまでずっと黙っていましたが、「そうね。病気じゃないね。それが何?」と思わず強い口調になりました。-----------------------アマさんは妊娠できないかもと悩み、妊娠するため懸命に不妊治療に取り組んできました。お金はかかったかもしれないけれど、それを「無駄なのに」の言葉で終わらせられたら、あまりにつらいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2023年12月26日72歳で看護師をしている私。新卒から40年勤務後に定年退職しましたが、嘱託社員で働き続けています。自分で言うのも何ですが、患者さんやドクターたちから厚い信頼をいただき、娘や孫の年代の看護師さんたちも慕ってくれて、充実した毎日でした。ところが、人手不足解消のために採用された新任の先生がとんでもない人だったのです。衝撃の初対面「ちょっとおばあちゃん。紛らわしいからナースみたいな服、着ないでくれる?」新任の先生が来るという日、私が病室の見回りをしていると、後ろから突然そう話しかけられました。振り向けば、見慣れない茶髪の若者がふんぞり返っています。「あなたは?」と聞くと、「俺はモリタ。ここに着任した医師だ、覚えとけ!」と言うのです。いろいろなタイプの医師に会ってきた私は、「おもしろい人が来たわね~」くらいに考え、笑顔で自己紹介をしました。「私はここの嘱託看護師です。75歳ですがまだまだ現役。よろしくお願いします、先生」しかしこの若者、何と私を指差して「人手不足だからってババアまで働かせているのかよ」と大きなため息をついたのです。さすがにこの返答は衝撃的。聞いた話では、彼は院長のおいで有名な医大を卒業し、これまた名高い都会の病院に勤めていたエリートということでしたが……。先が思いやられると、私は頭を抱えました。生産性重視?モリタ先生はその後、ナースステーションであいさつをしましたが、相変わらずの失礼さ。他の看護師さんたちも険しい顔になりました。皆の期待が不安へと変わっていったのです。その後の数週間、やたらと患者さんの診察量が増えていった事態に、看護師たちもビックリ。というのもモリタ先生は、流れ作業をするように問診を強制終了。言葉通り数を稼ぐだけで、何の気持ちもこもっていないのが丸わかりです。長年を通して、こんなに患者に寄り添えない医者は初めてでした。さらに横暴な態度は同僚だけでなく、患者さんにも向けられるように。看護師たちが院長に相談すると、院長の前ではやさしく振る舞い、陰ではつっけんどんな応対に戻るという化けっぷり。おいっ子さんのことを何度も「告げ口」するのも気が引けて、私たちは、患者さんのフォローにあたる日々が始まりました。辞めろというので…そんなある日。控え室から、モリタ先生と若いナースの会話が聞こえてきました。どうやら彼がしつこく言い寄っている様子。しかも、恋人がいるとはっきり拒否したナースに向かって、「せっかく将来有望な俺が声を掛けてやったのに生意気だ」と逆ギレしたのです。その傲慢(ごうまん)さに、我慢できなくなってしまったお節介おばあちゃんの私。思わず扉を押し開け、割って入りました。「いいかげんになさい! 同僚にも患者さんにも不遜な態度で、それでも医者ですか?」すると彼は、「俺はこの病院の救世主だぞ? 院長に頼まれてわざわざ来てやったのに、説教か? 将来的には院長になる俺に盾突くなんて、役立たずのババアは即辞めろ!」と暴言を吐いたのです。いきがる若造に反論したいのは山々でしたが、泣きそうな若いナースの手前、私は冷静に対峙しました。「私が辞めれば、今後皆に横暴な言動を改めてくれますか?」と。厄介払いできると思ったのか、彼はあっさりその条件を承諾。私はその場で辞表を書き、院長不在のデスクに封筒ごと置いて病院を去ったのです。苦情が殺到次の朝。自宅で看護師長からの着信に出ると、「辞職って本当ですか?」と興奮した声が響き渡りました。昨日のモリタ先生とのやりとりを偶然聞いていた患者さんがいたようで、朝からナースステーションに何人も押しかけてきたのだとか。「患者さんたちが、あなたを辞めさせるなら転院するって大騒ぎで……今すぐ来てください、お願いします!」私が病院に着くと、院長と他のドクター、看護師さんたちが集まってモリタ先生を囲んでいるところでした。それでも何食わぬ顔でとぼけるモリタ先生に、院長以下、皆は怒り心頭の様子です。「しらばっくれる気か? お前の言動に、患者からもスタッフからも苦情が殺到。おまけに、私が懇願して来てもらっている優秀なベテラン看護師に辞職を無理強いするなど言語道断! 辞めるのはお前だ」その後のお話院長は、皆の前で本人も知らなかった裏事情を説明してくれました。「彼は前の病院でも悪評が立つほどでね。そこの院長が困り果てて引き取ってくれと言うから、親戚のよしみで仕方なく一時的に預かった。様子見をしていただけで、跡取りなんかじゃない」後日、さまざまなハラスメントが発覚したモリタ先生は、正式に当院をクビになりました。私はというと、「休暇」も終わり、普段通りの看護師生活に戻っています。そう、提出した辞表はもちろん受理されず、院長が職場を収める間、有休消化を兼ねて休養してくれと頭を下げられただけだったのです。それから後……。今度こそ本当に優秀で人柄もいいドクターと看護師がやってきた職場。私は変わらず、やりがいのあるこの仕事を頑張っています。--------------誰彼構わず偉そうな態度を取る若い医師。問題行動ばかりで、院長もフォローしようがないですよね。患者さんにも同僚たちにも慕われるベテラン看護師さんが辞めずに済み、本当によかったですね。著者/ウーマンカレンダー編集室/スカッと読者からの体験談をお届けします。
2023年12月26日私には10歳年上の夫と2人の子どもがいます。そして今は、第3子の妊活中。順調そうに見えるかもしれませんが、実は、私が第2子を授かる前、一時的なレスを経験しました。 結婚後、すぐに授かった第1子結婚前から生活リズムが合っていなかった私たち夫婦。夫は朝型で私は夜型。そして、夫は自分のペースを崩されることを嫌い、今でも自分が眠たければ子どもを1人で遊ばせて寝てしまいます。それでも結婚後は夫との性生活に不満はなく、すぐに第1子の長男を授かり出産、長男が1歳のころに第2子を考え始めました。わざと生活リズムをずらした私そして、次は女の子を熱望していた私たち。私は、「女の子を授かるためには……」とネットで調べ、情報収集に励みました。しかし、そんな私とは裏腹に、まったく興味を示さない夫。仕事が忙しくなったこともあり「疲れてるから」と理由をつけて寝てしまい……。指摘すると「女の子は望んでいない」と手のひらを返すようになりました。そんな夫に嫌気が差し、今度は私がセックスを拒否するように。夫が眠るまで寝室には行かない、夫が起床する前に起きるなど、生活リズムをずらすことで、セックスのタイミングをなくしたのです。そうするうちに、私にも第2子の女の子が欲しいという気持ちがいつの間にかなくなっていました。 話し合いの末、妊活を再開それから半年が経過したころ、「そろそろ本格的に第2子を考えてみないか」と、夫から話がありました。私は、これまでの不満をすべてぶつけた後、夫の話を聞いてみると、私からセックスを拒否されたこの半年間で、「女の子が欲しい」と強く思うようになったと言うのです。2人で話し合い再び妊活を再開すると、すぐに第2子を授かることができました。まとめ結果的には第2子も男の子だったのですが、私たち夫婦間のレスは解消されました。もし夫から切り出してくれなければずっとレスが続いていたかもしれません。お互いにぶっちゃけて話し合えたおかげで次男と出会えることができました。そして今は、「次こそは女の子を!」と第3子の妊活中です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。文/鈴本玲樺イラスト/さくら著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年12月26日今から5年前、娘の病気や息子の大学進学、義両親の認知症など、いろいろなことで悩み、自分の中でいっぱいいっぱいの状態が続いていました。そんなとき、私の気持ちを前向きにするものに出合ったのです。苦しくてつらい日々当時の私は、ひとりになると勝手に涙が流れ、「お先が真っ暗」の状態でした。相談できる人もなく、苦しくて苦しくて心がどうにかなってしまいそうな毎日を過ごしていました。そんなある日、病気の娘から「ヨガに行ってみたい」と言われたのです。軽く体を動かすことは今の娘の体にも良いと思い、娘に付き添って一緒にヨガ教室に行きました。一瞬でも悩みを忘れることが大切初めは、気持ちが沈んでいたのもあり、あまり乗り気ではなかった私。ですが、ヨガ教室で「自分の呼吸に気持ちを集中すること」を教えていただき、一瞬でも家庭のことを忘れられて気持ちをリセットすることができたのです。その出来事に本当に助けられました。まとめ気持ちが沈んでいるときこそ、やったことのない何かをやってみて、気持ちを切り替えることも大切だと気付かされました。ひとりで考え過ぎるとどんどん落ち込んでしまいますが、気持ちを一度リセットすれば、新しく前向きな気持ちになれることを知りました。(60代/女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/まげよ著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年12月26日50代が近づいたころから、急に寒暖差が体にこたえるようになりました。特につらいのは季節が夏から秋に変わる時期です。朝晩の冷え込みがきつくなると、8月でもタートルネックの長袖のTシャツを着たり、厚手の靴下や指無し手袋を着用したりして、体を冷やさないように注意していました。自分ではしっかり寒さ対策をしていたつもりでしたが、40代最後の春に突然体に異変が起こったのです。寒暖差アレルギーを発症し、症状が悪化ある日、突然くしゃみが止まらなくなり、鼻が詰まって1日中鼻をかんでいる状態が続きました。さらに翌日、散歩のため家の外へ出た瞬間に、頬や指先にザワザワとした、かゆみとも痛みともつかない刺激を感じたのです。薄手のジーンズをはいていたのですが、歩き出すと両太ももにも、ザワザワとした刺激を感じました。皮膚科を受診すると「寒暖差アレルギー」という病名を告げられました。寒暖差アレルギーは季節の変わり目に起こりやすく、特に朝晩の気温差が大きくなると、自律神経が不調を来して引き起こされる病気だそうです。医師からは体を冷やさないこと、適度な運動を続けること、規則正しい生活を送ることなどのアドバイスを受け、このときは対症療法でなんとか乗り切ることができました。しかし、翌年の春にはさらに症状が悪化しました。夕食の準備のために野菜を水で洗っていると、突然ピリピリとした痛みのようなものを指先に感じたのです。数日前まで野菜や食器はぬるま湯で洗っていたのですが「もう十分暖かくなったから、水で洗っても大丈夫だろう」と、水を使いだした矢先のことでした。病名は「寒冷じんましん」すぐにぬるま湯に切り替えて洗い物をするようにしましたが、症状は改善されません。朝起きて布団から出たときや、庭の掃除に出たとき、ほんのわずかでも水に触れたときなど、少しでも冷たい刺激があると手や足の指先、膝の裏、首元などがピリピリと痛むようになりました。風呂に浸かって温めれば良くなるかと思いましたが、逆に首元や肩がしっかり温まっていないと、風呂上がりに痛みやかゆみを感じるのです。さらに症状はひどくなり、冷蔵庫の中から食材を取り出そうとしただけで、指先に痛みを感じるようになりました。ピリピリとした痛みの後は、しもやけのように肌が赤くなり、かゆみが残ります。しばらくするとすべて治まるのですが、とにかくつらいので再度、皮膚科を受診しました。私は以前、帯状疱疹(たいじょうほうしん)を発症したことがあり、再発したのかと思いましたが、医師からは「寒冷じんましん」という病名を告げられました。原因はわからず対症療法のみ寒冷じんましんは寒暖差アレルギーの症状の1つで、冷たい刺激に触れることが引き金となって起こるじんましんだそうです。医師の話では、寒暖差アレルギーや寒冷じんましんは原因がはっきりわかっていないので、根本的な治療法がないとのこと。普段から冷たい刺激を避ける、発症したらとにかく温める、といった対症療法が大事と言われました。それ以来、私は冷たい刺激を極力避けるようにしました。食器や野菜は必ずぬるま湯で洗う、手が汚れたときはなるべく水で洗わず除菌シートを使う、冷蔵庫の食材を取り出すときはゴム手袋をはめる、といった具合です。また体を中から温めるために、七味やしょうがを食事に取り入れるようにしています。まとめ40代の後半からお肌のトラブルが続き、落ち込むこともありました。根本的な治療法がないため、予防と対症療法を徹底するしかないようです。夏から秋に変わる時期だけでなく、春から夏に変わる時期など、季節の変わり目は特に注意しながら、病気と付き合っていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/山中コラク(52歳)田舎でひとり暮らしを楽しむ女性ライター。仕事終わりに晩酌をしながら、VODでドラマやバラエティ番組を見るのが楽しみ。
2023年12月26日2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの闘病体験を描いたマンガ。おなかの膨らみが大きくなっていることに気付き、婦人科を受診したとりだまりさん。専門施設での細胞診でがんの可能性が高いことがわかり、がんの専門病院で再度検査を受けることになり……。検査の結果が出るのは数週間からひと月後大きながん専門病院に行くにあたり、今まで見過ごしてきたちょっとした不調がフラッシュバックしてきたとりだまりさん。「ちょっと変だな」という自覚があっても、お金がない時期が長かったことで、なかなか病院に行く決心がつかなかったことを後悔しました。組織の一部を取って検査をすることになったのですが、強い痛みを感じて……。がんの専門病院で、細胞の組織をもう少し採取して検査する「組織診」を受けることになりました。細胞診検査の結果「がんかもしれない」となったら、子宮頸がんの場合は、続いて以下のような、より専門的な検査をするようです。・コルポスコピー観察(専用の拡大鏡で医師が観察)・組織診(がんが疑われる部分の一部を、鉗子で切除し、病理検査へ回す)・血液検査(腫瘍マーカーチェック)・内診・超音波検査・MRI(画像診断)・CT(画像診断)・PET-CT(画像診断)など。組織診では、鉗子で細胞をちょこっと削るため、人によっては痛みがあります。私はそこそこ痛かったのですが、平気な方も多いようです。どうしても怖い場合は、お願いすると麻酔をかけてくれることもあるようですが、「痛い!」と言っている間にすぐ終わるので、麻酔をかけるほどでもないのですよね……。このあたりは悩ましいところです。そして、組織診や画像検査の結果が出るのは、数週間からひと月後。患者はその間、もんもんとして結果を待つわけです。長いんですよね~、この、待っている間っていうのが……。ちなみに「腫瘍マーカー」とは、がんなどの異常があると体内で増える特有の物質のこと。私の場合は、子宮頸がんで使われる腫瘍マーカーの1つ「CEA」の値が、基準値上限の3倍ほどでした。思わず「うわぁ……」と声が出ました。ー------------------------組織診のときに受けた血液検査で、腫瘍マーカーの1つの値が高かったとりだまりさん。しかし、組織診や画像検査の結果が出るのを待つしかなく、その間はとても長く感じたそう。検査を受けたらすぐに結果がわかるわけではないのですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/とりだまり まどフリーライター。39歳で子宮頸がん(ⅠB2期)が見つかり、子宮・卵巣摘出、薬物療法(抗がん剤・シスプラチン)と放射線治療を経験。治療体験を描いたブログ『今日のもイキイキと弱音を吐きます』をゆるゆると更新中。
2023年12月26日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。あらゆることを忘れてしまうようになった母・あーちゃん。しかし、ハイヒールをはくことは忘れていないようです。明らかに足元がおぼつかなくなってきても、自分ではその感覚はないようで、会うたびにハイヒールを履いています。さすがにけがが心配になったので、なんとかウェッジソールの靴を新調してもらいましたが、いざ会ってみるとまたハイヒール……。オシャレ心はまだまだ健在です。短期記憶障害がひどくなってきてあーちゃんは、外出すると数分おきにトイレへ行くようになりました。トイレ自体はひとりでできるので、勝手に行ってもらっていたのですが、お食事会の最中に店外のトイレへ向かって迷子になるという事態に……。そろそろ、トイレも付き添いが必要かもと思い始めていました。この日は年に1度の健診。質問の意味を理解しないまま答えたようで、看護師さんも困惑……。院内には、年末年始の休診予定が貼り出されていました。すぐにメモを取り出したあーちゃん。メモをしたのもつかの間……。すぐにまたメモを取ろうとします……。ついさっき、自分で書いていたよね……?あーちゃんの短期記憶障害を目の当たりにし、かかりつけ医に相談してみることに。かかりつけ医からは冊子が渡されました。冊子の内容はネットで調べればわかることばかり……。専門医ではないから、仕方ないのかもしれません……。あーちゃんの性格上、薬以外の提案は拒否しそうなので、もうできることはないのかも……。年に1度の健診の日。検査のために朝食を抜くように言われていたので、前日の夜と当日の朝に連絡を入れて、無事に朝食抜きで病院に到着しました。しかし、看護師さんからの「朝食は食べましたか?」の問いに元気よく「はい」と答えたあーちゃん。慌てて私がフォローしたので大丈夫でしたが、質問の意味が理解できていないのだろうと悟りました。その日、病院には年末年始の休診予定が貼り出されていました。忘れてはいけないとメモをとるあーちゃん。私もスマホで予定表を撮影したのですが、1分ほどして「年末年始の予定が書いてあるわね」と言ってメモを開きました。そして、たった1分前に書いたメモを見ながら「書いてあるわ!」と、ひと言……。いくらなんでも、忘れるのが早すぎるのでは?あーちゃんの短期記憶障害を目の当たりにして、私は早速かかりつけ医に相談してみました。しかし、インターネットでも調べられるようなことがまとめられた冊子を渡され、薬の増量を提案されただけ。そろそろ専門医の受診も考えなくてはいけないのでしょうか。でも、薬をもらう以外だと介護認定を受けて介護サービスを利用するのが一般的です。あーちゃんの性格上、きっとそれは拒否するでしょうし、本人の意思を無視するわけにもいかないし……難しい判断です。--------------受診する病院を変えるというのもストレスになりそうですし、病院を変える理由も忘れてしまうだろうということを考えると、なかなか積極的にはなれないですよね。でも、症状がどんどん進行しているようなので、一度専門家に相談してみるのはよさそうです。本人の意思を尊重しつつ、介護する側がすべて負担を背負うことがないような方法が見つかるといいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/シニアカレンダー編集室著者/ワフウフ昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。2023年4月、書籍「アルツフルデイズ笑いと涙の認知症介護」発売。
2023年12月26日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは脳の病気で職場で倒れ、治療と検査を終えてリハビリ院に入院することに。しかし、記憶力の低下が顕著な上、預金も資産もない状態で……。生活保護申請をおこなうと支給金を受けられることに。退院後の入居施設も見つかりました。プライドの高いお父さんにショックを与えないよう、生活保護のことは隠して入居の件を説明すると、何とか承諾してくれた様子。しかし、別れ際には半べそ状態に。その姿に胸が痛くなったエェコさんでしたが、一方で、入居に当たっての必需品が山のようにあり……。介護も金銭的援助も…私には無理!事前準備すべき用品や、父の住まいに残された家電の処分についても話を聞いたエェコさん。嵐のような面談がようやく終了したのです。入所に関する最終合否は返答待ちだったものの、安心して気が抜けたのか、後悔の念でいっぱいに。「これでよかったんでしょうか……?」と思わずつぶやいたのでした。病気で倒れる前は、田舎に帰りたがっていた父……。自ら希望したわけでもない施設に、金銭的な都合で入居させてしまう自分のことが情けなくて涙が出てきました。「ひとり娘なのに介護も援助もできなくて、他人に丸投げで……」すると、ここまで一緒にサポートしてくれたソーシャルワーカーさんが励ましてくれたのです。「お父さんは幸せだよ。施設に入居できず在宅介護になる方もいっぱい見てきたけれど、介護をするほうもされるほうも、精神的負担は計り知れない。プロの介護士やケアマネがいる施設で過ごせるなら、とても幸せだ」と……。私の目に、介護士さんが押す車椅子に乗ってリラックスしている父の姿が浮かびました。--------------何もできない自分が悔しくて泣けてきたというエェコさん。しかし、ソーシャルワーカーさんの言葉は真実そのものですよね。訪問介護やデイケアサービスがあったとしても、小さな子どもを抱えての在宅介護が大変なことは明白です。専門家にお願いするのは決して悪いことではないのではないでしょうか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年12月26日「もしかしてうちの夫がたたないのは……」と思っても、なかなかその話題を本人には切り出しにくいもの。とはいえ、改善するためにできることはないのかと考えているあなた。今回は、メンズヘルスに詳しい泌尿器科医の窪田徹矢先生にセルフケアやクリニックでの治療について聞きました。よりよい夫婦生活を営む参考にしてください。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。EDってどうしてなるの?体と心に原因があります女性には到底わからない、EDの症状。そもそも、どうしてなってしまうのでしょうか。「勃起は、性的興奮を受けると神経がその興奮を陰茎海綿体に伝え、陰茎の動脈に血流が集まることで起きます。性的興奮、神経、血流、どれが欠けても勃起は正しく起きないのです。主な原因は以下のようなものがあります。大きく分けると心因性と器質性の2つがあり、混合している場合もあります。仕事や家庭でのストレス、不安、うつ病など(心因性)動脈硬化→糖尿病、高血圧、高脂血症、神経障害(器質性)男性ホルモンの低下また、妻にだけ勃起できない『妻だけED』という症状もあります。これは妻との性交にストレスを感じることで起きるため、離婚の原因になることもあります」(窪田先生)。EDはセルフケアでも改善する?生活習慣を見直すことは有効ですEDなのかな、と思ってもクリニックに行くのはちょっと勇気がいるという方も多いでしょう。まずは家でできることはないのでしょうか。「生活習慣に原因がある患者さんは多いですね。まず見直してほしいのが睡眠です。EDに疲労は大敵なので、睡眠は7時間以上取っていただきたいです。そして、男性ホルモンがつくられるのが午後10時から午前2時までなので、その時間に睡眠が取れればベスト。働き盛りの男性が午後10時に寝るのは難しいかもしれませんが、遅くとも午後12時には就寝してほしいですね。次に食事です。私がおすすめしている食事の一例です。低脂質・高たんぱく質の食品とシトルリンを組み合わせる朝にバナナを食べること朝にコーヒーを飲むことシトルリンは、血管を拡張させる機能があるとされ、バイアグラなどの薬にも使われています。スイカ、メロン、きゅうり、ゴーヤ、冬瓜などウリ科の食品に多いです。それらと、筋肉と血液をつくるたんぱく質を組み合わせてとると効果的です。バナナにはブロメラインという酵素が含まれ、男性ホルモンのテストステロンを増やす働きがあるとされています。また、幸せホルモンであるセロトニンの原料となるトリプトファンも含まれているため、うつやイライラ改善に効果があります。テストステロンは朝に最も増え、セロトニンは日中に作られるため、バナナは朝に食べるとその栄養を存分に生かすことができるのです。コーヒーもED改善に良いとされています。覚醒作用があり、代謝促進効果もあるので、コーヒーを飲んだ後に筋トレをすればさらに効果的です。ただし、コーヒーはブラックで。肥満の原因になる砂糖や牛乳は入れません。夕方以降にコーヒーを飲み過ぎると頻尿などの原因になるので、朝に飲むが良いでしょう」(窪田先生)。クリニックを受診したほうが早く治る?薬を活用して改善した患者さんが多くいますセルフケアだけでもたくさん方法があるのですね。でも、ED改善というと、まず精力剤が思いつきます。「精力剤に勃起補助効果はありません。精力剤は疲労を回復させることで性機能を高めることを目的とした栄養剤・サプリメントの総称です。EDをしっかり治したいという場合は医療機関を受診し、処方薬で治療したほうが確実です」(窪田先生)。クリニックではどんな診察・治療をおこなうのでしょうか。「誤解されやすいのですが、EDで触診や視診をおこなうことはありません。基本的には『IIEF5』という問診表を使った問診のみですし、プライバシーに関わる質問もしません。クリニックに行かなくても受診して薬が受け取れる、オンライン診療をおこなうクリニックも増えています。薬は、有名なバイアグラをはじめ、ジェネリックを含めると6種類あります。患者さんのニーズやライフスタイルに応じて処方をします。バイアグラ(50mg)のジェネリックなら1錠950円程度で処方してくれるクリニックが多いので、気軽に試してみてはいかがでしょうか。使っているうちに自信がついて、薬なしでも成功する患者さんは多いですね。心因性の場合は特に効果が高いので、早めに受診してほしいと思います」(窪田先生)。まとめ昔、よくテレビや映画などで、おじさんが若い女性と性交していると「ウッ」と心臓発作を起こして死んでしまうシーンがありました。薬を飲んで性交となると興奮し過ぎて大丈夫なのかなと心配になりますが、「バイアグラはもともと狭心症の副作用を利用した薬なので、毎日飲んでも問題ないものです」という窪田先生のお言葉。もしEDで悩んでいるなら、メンズヘルスのクリニックを受診してみてはいかがでしょうか。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/mido(50歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重顎が悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2023年12月26日アラフォーの美幸さんが長男夫と婚約した後、すぐに同居することになった義父母との日々を描いたマンガ。35歳で婚約した美幸さん。義父母の家へあいさつに行くと、義母は超がつくほど自分勝手な人だとわかりました……。美幸さんの結婚生活は、これからどうなってしまうのでしょうか。結婚の現実に直面婚約したことを報告をするため、夫と一緒に義父母宅を訪れた美幸さん。初対面の義父母にドキドキしながらあいさつをすると、義母から思いがけない言葉が降ってきました。長男の夫と結婚したからには、いつか義父母と同居するだろうと思ってはいました。だけど、初対面で義母から「もちろん同居してくれるわよね?」と、言われるなんて想像もしていませんでした。その後、義父母との同居を了承しましたが、しばらくは愛犬との暮らしを満喫しようと思っていたのに……突然、家のチャイムが鳴って義父母に荷物を運び出されることになるとは!自分勝手すぎる義父母に、これからどうなってしまうんだろうと不安が募りました。-----------------「いつかは」と覚悟していた美幸さんですが、初対面で同居を迫られ、ことが決まればすぐに引っ越しをさせるなんて気が早すぎますね。まだ入籍前なのに……これから先が思いやられますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。■コミックス情報「実録☆姑よどうして同居したいんですか?~谷村美幸(仮名)の場合~」著者:鮎定価:200円(税抜)出版社:大都社/秋水社著者/鮎マンガ家。女性マンガ誌「petit Rose」にて、自身や知人の体験談など、さまざまな実話にもとづいた、嫁姑の4コママンガを執筆。猫雑誌「ねことも」でも、4コマ猫マンガを連載中。
2023年12月25日腎臓にできた結石が尿管などの尿の通り道である尿路を通ることで、突発的な激痛を引き起こす病気である「尿路結石症」。その痛みに耐えきれず、救急車を呼んで病院へ行く人もいます。「二度と尿路結石症にはなりたくない!」という人も多い病気ですが、予防法はあるのか。泌尿器科医の窪田徹矢先生にお伺いしました。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。こんな人は尿路結石症に要注意!暴飲暴食は控えて適度な運動を尿路結石症は男女ともに発症するリスクのある病気。男性は女性の2倍ほど尿路結石症に罹患しています。男性の中でも特に発症しやすい年齢は30〜44歳の壮年期とされています。しかし、40代、50代になっても発症する人は多くいます。「発症の原因は水分不足、乱れた食生活、運動不足など生活習慣と密接に関係しています。尿路結石症になった患者のうち、約40%が肥満傾向にあり、生活習慣病を抱える人の発症リスクは高くなっています。壮年期の男性は働き盛りで、宴会や会食の機会が多くあります。そのため、暴飲暴食、過度なアルコールの摂取などにより食生活が乱れてしまうことも。女性も同じく、つい食べ過ぎたり飲み過ぎたりすることはあまりよくありません。女性の罹患率が男性の半分であるとはいえ、尿路結石症を発症するリスクはあります。また、近年はコロナ禍の影響で運動不足になっている人が多い傾向にあります。食事だけではなく、適度な運動も尿路結石症の予防になります」(窪田先生)尿路結石症の予防法は?水分摂取とバランスの取れた食事が大切生活習慣と大きく関係する尿路結石症の予防には健康的な生活が大切です。では、健康的な生活とは一体どのようなものなのでしょうか。「まず、尿路結石症を予防するにはとにかく水分が大切です。できれば1日2リットルは飲んでください。一気に飲むのではなく、こまめに飲むこと。それから、冷やした水でも構いませんが、体が冷えてしまうのでなるべく常温の水を摂取したほうが良いでしょう」(窪田先生)お茶でも良いのでしょうか?「麦茶などカフェインの入っていないお茶なら構いません。ですが、やはり水が1番です。1日に2リットル以上の水を飲めば、尿路結石症の再発リスクは60%下げることができるといわれています」(窪田先生)食事についてはいかがですか?「脂肪、塩分、糖分のとり過ぎは良くありません。また肉や魚など、動物性たんぱく質の多い食品は控えたほうが良いですね。動物性たんぱく質は尿が酸性に傾きやすく尿路結石症のリスクを高めます。では、野菜ばかりを食べればいいかというと、そうではありません。野菜は尿をアルカリ性にしてしまいます。動物性たんぱく質も野菜もどちらもバランス良く食べることが大切です。また結石がカルシウムで構成されていることからカルシウムを取らないほうがいいと思う方もいますが、シュウ酸と一緒に摂取すれば逆に尿路結石症の予防になります。シュウ酸を多く含む食品は尿路結石症の発症リスクを高めますが、カルシウムと合わせれば問題ありません。例えば、・コーヒーに牛乳を入れる・ほうれん草とちりめんじゃこを混ぜる・たけのこにかつお節をのせるこのように、食事内容を工夫すれば食べられるものはたくさんあります」(窪田先生)食事に気を付ける、とは言っても…食事内容に気を付けるとは言っても、あれもダメ、これもダメとなってしまうと食事が苦痛に思えてしまうことも……。毎日のことなので、どうせならおいしく楽しく食事をしたいですよね。「何でも偏って食べるのがダメなのであって、バランスの取れた食事であれば何を食べても構いません。アルコールもプリン体が入っていて尿酸が高くなるので過剰に摂取するのはよくはありませんが、適度な量であればアルコールと同じくらいの分量の水をチェイサーとして飲めば問題ありません」(窪田先生)クエン酸も予防に良いともいわれていますよね。「病院では尿路結石症の患者さんに、クエン酸の薬を処方します。クエン酸はレモンやオレンジ、グレープフルーツなどの果物に多く含まれています。ですが、これらの果物には尿路結石症の発症リスクを高めるシュウ酸が含まれています。食べ過ぎてしまうと今度はシュウ酸を摂取してしまうことになるので、サプリでクエン酸そのものをとるようにしたほうが良いですね」(窪田先生)まとめ食事や運動といった基本的な生活習慣を正すことが尿路結石症の予防に大きく貢献します。きちんとした生活は他の病気の発症リスクも下げることができるので、今一度自身の生活習慣を見直しておきたいですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/ウーマンカレンダー編集室著者/監修/窪田 徹矢 先生くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
2023年12月25日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で人工授精に2回チャレンジしたもののうまくいかず、体外受精の3度目で念願の妊娠をしたアマさん。やっと安定し、夫と乾杯して喜びました。「本当に長かった……」と、思わず涙が出てきたアマさん。すると、夫が「え? 泣いてるの?」と吹き出したのです。ムッとしたアマさんは……。不妊治療が必要かずっと疑問だったと…泣いている自分を見て吹き出した夫にアマさんがムッとしていると、「トータルいくらかかった?」と聞いてきました。そして「正直、もったいなかったな」という言葉が。アマさんが「不妊治療しなかったらこの子を妊娠できなかったかもしれない」と言うと、「治療しなくてもいずれ妊娠はしたと思う」とサラリと言ったのです。さらに夫は不妊治療についても……。「俺はずっと、不妊治療自体が必要かって疑問だったんだ」と言う夫・ハルト。「アマはお金を稼ぐ大変さを忘れたの?」と聞いてきました。さらに、「転勤で仕事を辞めさせる形になったからある程度許容してきたけど、それに甘えてるなーとも思ってたんだよね」と……。そして、「妊娠なんて、タダでできるもんじゃん?」とまで言うのです。-----------------------「妊娠はタダ」と言われてしまえば、たしかに多くの場合そうですが、その一方で、有料の治療をしても妊娠に至らないケースも少なくありません。ハルトさんの見方は、どこか偏っているように思えますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2023年12月25日私はアラサーの女性経営者。ケーキ職人兼オーナーだった父が療養のため引退したのを機に、小さいながら評判の店を継ぐことになったのです。父の右腕として活躍していたパティシエリーダーのアオキさんに頼りながら、慣れない経営や営業にいそしんでいたのですが……。頼れるベテランパティシエ仕入れ先や顧客との交渉、従業員のシフト、イベントの準備など、初めのうちはお店のことがまったくわからなかった私。ベテランのアオキさんは、父の味を受け継いだお菓子を作ってくれるだけでなく、いつも的確なアドバイスで助けてくれていました。しかし、いつまでも頼りきりというわけにはいきません。父の資料に目を通し接客に出て、私なりに努力を続けたのです。その結果、ほかの職人さんやスタッフたちも徐々に協力してくれるように。こうしてあっという間に半年が過ぎ、オーナーとして少しは認めてもらえたかもと感じ始めたころ……。アオキさんの態度がおかしくなったのです。塩対応にモヤモヤあるとき、注文数の追加のことでアオキさんに相談すると、職人さんたちの予定も見ずに即却下するのです。パティシエリーダーである彼に、受注OKかどうかを確認したかったのですが……。「あなたはオーナーなんですから、判断は自分でしてください!」とイライラしている様子。その後も、私に対してキツイ物言いをすることが増えていきました。「オーナーになったからって、ケーキも作れないあなたがパティシエリーダーの私に指示しないでください。誰のおかげでこの店が続いていると?」などと私を見下すようになり、同僚たちにも高飛車な態度で接し始めたのです。そうこうするうち、職場がギスギスしだし、彼を敬遠する職人さんが次々と退職。店に出すケーキも品薄になり、客足も以前より随分と減ってしまいました。アルバイトは60代の無職男性経営は思うようにいかず、売り上げは減る一方。アオキさんに辞めてもらうことも考えましたが、菓子職人としての腕はピカイチ。父の味を再現できるのは彼だけなのです。求人を出しても、経営の傾いた個人店で働きたいという人はなかなか現れず……。「誰でもいいから雇え」と催促するアオキさんをなだめながら、ようやく応募してきてくれた60代の中年男性をアルバイトとして採用することにしました。ところが、アオキさんはこれも気に入らなかったよう。「無職のジジイを雇うなんて」とブツブツ文句を言う始末。私は何とかうまく彼と協力してくれるよう、頭を下げてお願いしました。不安を抱えながら新人を迎えた数日後……。驚くような事実が判明したのです。おじさんが本領発揮!早速仕事を始めた新人アルバイトの中年男性。意外なことに何を頼んでもそつなくこなし、人当たりも良く、店頭でも人気者に。アオキさんは逆におもしろくなかったのか、彼にも冷たく接し始めました。何かあると「ケーキの1つも作れないくせに」とバカにするのです。さすがに見かねた私がアオキさんを注意。しかし彼は逆ギレし、「ジジイとベテランパティシエの俺とどっちを取る?」と豪語してきました。すると、それまで黙って見ていた中年男性がゆっくり口を開きました。「アオキさん、あなたは自分を見失っているのでは? 横暴な態度で周囲を不快にさせていては、人を喜ばせるケーキは作れません」と。そしてキッチンに入り、華麗な手さばきで美しいケーキを作り上げたのです。その手際の良さは、元気だったころの父が働いているようでした。おまけに、完成したケーキの味ときたら! アオキさんでもこれまで再現できなかった、父の幻の逸品と同じだったのです……。中年男性の正体とは?「実は私、前オーナーが40年前にパリ修行していたときの同僚です。これは2人で考えたケーキですよ」と言う中年男性。「パティシエとしてパリに残った私ですが、友情は忘れていません。娘さんが継いだ店が窮状にあると知り、素性を隠してお節介をしたくなりまして……」アオキさんは仰天。目の前に、パリの有名店に勤めていた伝説のパティシエがいるのですから。そして、彼の素晴らしいケーキを食べて涙を浮かべました。「私は、自分の存在を誇示するあまり、過信して高慢になっていました。お客様の喜ぶ顔を見たいと菓子職人になったのに……。今まで申し訳ありません」と低頭し、改心すると約束してくれたのです。その後、父の親友にゼロからの指導を願い出たアオキさん。辞めた職人さんたちにも謝罪して回りました。おかげで皆は復職し、店も昔のように繁盛するように。お客様を幸せにするケーキをスタッフ全員でお届けできるよう、私もオーナーとして今以上にまい進したいと思います。--------------一時期は自分を見失ってしまったというベテラン菓子職人。父の同僚だった伝説のパティシエのケーキを味わって改心できたそうです。お店が経営難に陥るなど大変な期間もあったとはいえ、すてきなエピソードですね。人の心を動かすそのケーキ、ぜひ食べてみたいものです。著者/ウーマンカレンダー編集室/スカッと読者からの体験談をお届けします。
2023年12月25日健康だけが取り柄だった私。ところが40代になると、体重の増加と腹部の膨満感を感じるように。さらには腰痛や頻尿で苦しむことになりました。これって年のせいだよね? と思っていたのに、健康診断でまさかの病気が判明。子育ても一段落して、ようやく自分の時間が持てると思った矢先にがんがわかり手術することになりました。現在の経過観察に至るまでの経緯や大病から得られたことについてお話しします。運命を変えた人間ドック40歳を過ぎたころから体重が増え、40代後半には過去最大値になっていました。ちょうど息子が大学受験を控え、とにかくお金がかかりシングルマザーの私はダブルワークで朝から夜中まで働く毎日。自分の体調に気をつかう時間も余裕もなく、不規則な生活とストレスからの食生活の乱れもあり体重はうなぎ上り。そんな状況もあって、おなかがポッコリ出ているとか腰が痛いという症状は致し方ない、年のせいだと思っていました。息子がようやく就職をして、精神的にも経済的にも少し余裕が出てきた48歳の誕生日を迎えたころ、会社の人間ドックを受診をしました。エコー検査で担当の方に「子宮筋腫がありますか?」と聞かれましたが、忙しさにかまけ婦人科検診も受けていなかったため、そのように答えると担当の方は大急ぎで医師の元へ。すぐさまその場で医師の診察を受けることになりました。医師は少しきつい口調で「生理不順や出血はなかったのか?」「なぜ不自然におなかが出てきたのに放っておいたのか?」と質問してきました。生理不順や不正出血はなかったこと、体重が増えておなかが出ていると思っていたことを正直に話すと、ここでは詳しい検査はできないから大きな病院を受診するよう勧められました。手術を受ける私と待つ母親受診したのは近所の大学病院。婦人科に行くのは気分が重く避けてきましたが、診察室に入ると男性の医師が丁寧に話を聞いてくれました。診察への不安は感じなくて大丈夫だと不安を消してくれる丁寧な応対。ところが、いざ内診を始めると医師の声色が変わり「もしかしたら悪いものかもしれない」と言い始めたのです。そこから先は急転直下。次の診察のときは誰か一緒に来られるなら来てもらっても大丈夫だと言われ、ドラマでよく見た告知を想像せざるを得ませんでした。MRIの検査結果は悪性かもしれないとの曖昧な答え。卵巣の場合、細胞の採取は基本おこなわないようで手術してみなければわからないとのことでした。おなかを30cm切ることや、術中に検査をして悪性ならば卵巣を全摘することなどの説明を受けて術日を迎えました。不安な気持ちで迎えた手術当日。病気の不安はもちろんですが、高齢の母親がひとりで待っているかと思うと気がかりでなりません。術中検査の結果、子宮・卵巣すべてを摘出することになりました。手術はなんと8時間もかかりました。もうろうとする意識の中、手術室を出た際、母に向かって必死に手を振ると「思ったより元気そうでよかった」と安心した顔を見せてくれた母。その後ひとりで家に帰った母が、病気に勝つようにと普段食べないトンカツを買って食べた話を聞いて涙が止まりませんでした。術後の苦労と喜び術後、母親は腰が痛いのに毎日のように病院に来てくれました。車の運転ができない母親は電車とバスを乗り継いで来るため、体力的にも負担が大きかったと思います。一方息子はまったく病院に姿を見せませんでした。寂しさもありましたが、それ以上に息子の今後のことが気に掛かりました。一人息子で離婚したため父親もいないので、私に何かあったら息子はひとりぼっちになってしまうと心配になり、自身を責めたりもしました。母親の疲れもピークに感じたころ、息子からLINEが届き、会社の帰りに母親を迎えに来てくれるというのです。母親は息子の雑な運転にビクビクしながらもうれしそうでした。また、お互い子育てや仕事で忙しく、疎遠になっていた姉一家がお見舞いに来てくれたりと、がんという大きな病気にはなりましたが、同時に家族がいる喜びも感じることができました。ですが30cmも切ったおなかは想像以上に痛く、毎日歩かなければいけないとはわかっていても本当に憂うつで、トイレに行って帰ってくるのに30分はかかり、ベッドから降りるときの激痛が恐怖でもありました。とはいえ医師も驚く回復力で2週間以内に退院もでき、あんな大手術をしてもこんなふうに回復するのかと思うと医学の進歩にも驚き、また医療に携わるスタッフの方にも感謝の気持ちでいっぱいです。まとめ術後5年が経過しました。母親はさらに高齢になり不便なことが増えてきました。一緒にいてもちろん不満に思うこともありますが、手術した夜ひとりでトンカツを食べた母親を想像すると大体のことが許せます。私はというと、今でも再発の可能性が消えたわけではありません。これまでの自身の生活を振り返り、後悔したこともありますが、病気で得られたこともたくさんあります。自分の命は自分だけのものではないこと、家族がいてくれることのありがたさを痛感した大切な経験でもあります。過去は変えられないけど、今できることを一生懸命にやろう。今の幸せが長く続くよう、この文章を書くことにより再度自分の生活を振り返りたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。イラスト/マメ美著者/sara(52歳)22歳で出産後、27歳で離婚。以降一人で仕事と子育てを両立してきたシングルマザー。ようやく子どもも就職し、安心した矢先に大病を患い現在経過観察中の身。忙しい仕事や家事、親の介護など日々のストレス発散は、大好きなお酒とKPOP。そんな趣味を、いつまでも楽しめるよう健康管理に努めている。
2023年12月25日私は生まれてからずっと地元で暮らしていたのですが、仕事の都合で突然上京することになりました。そこで出会った駅員さんに助けられたときのお話です。都会の人は皆、冷たいもの…都会にあまり良い印象を持っていなかった私。「都会の人たちはみんな冷たい」というイメージを持ったまま新生活が始まりました。当時、電車で通勤していたのですが、都心部の乗り換えに慣れず、まだ入社して間もないというのに遅刻しそうになって半泣きになっていました。やさしい世界を知ってオロオロしている私を見て、駅員さんが「どうしました? 乗り換え方がわからないですか?」と声をかけてくれました。私はすがる思いで質問し、駅員さんは不慣れな私にもわかりやすいように身振り手振りを交えて教えてくれました。業務の一環だとは思いますが、「都会にもやさしい人っているんだな」と感動してしまいました。まとめ仕事とはいえ、正直都会で暮らす自信がなかったのですが、この出来事がきっかけで「ちょっと頑張れるかも……」と思えて、今でも何とか踏ん張れています。はたから見ればささいなことかもしれませんが、私にとってはそれが今でもエンジンのような活力になっています。(30代/女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/きょこ著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年12月25日2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの闘病体験を描いたマンガ。おなかの膨らみが大きくなっていることに食付き、婦人科を受診したとりだまりさん。がんの可能性が高いことがわかり、さらに詳しい検査を受けるために、大きな病院を紹介してもらうことになり……。何年も不正出血が続いていたのに…詳しい検査を受けるために、候補となった病院は3万円からの個室しかないセレブな病院とがん専門病院の2つ。セレブ病院は経済的に無理だったため、がん専門病院を選びました。がん専門病院では、患者さんが皆がんを患っているため、しんどいのは自分だけじゃないと思えてよかったそうです。大きな病院に行くにあたり、今まで見過ごしたきたちょっとした不調がフラッシュバックしてきて……。大きな病院で検査を受けるにあたり、夫と「これを機にちゃんと診てもらおう」と話しました。とはいえ、痛くも何ともないので、「本当にがん?」とも思うのですが、くじ運は悪いほうな私は、裏を引きそうな気もして……。そうなると、「ここ何年も不正出血が続いていたな」「結構な頻尿だったな」など、これまでは何とも思っていなかった体の不調も気になってきました。当時は「疲れてるせいかなぁ」と漠然と思い込んでいたというか、変なことになっているんじゃないかとは、考えたくなかったのだと思います。さらに、「ちょっと変だな」という自覚はあっても、お金がない時期が長かったので、なかなか病院に行く決心がつかなかったというのもあります。後にして思うと、「お金がなくても、結構何とかなったのにな」と激しく後悔に襲われました。日本には、医療費が高額になった場合に一部を払い戻してくれる「高額療養費制度」というすごい制度がありますし、入院前に「限度額適用認定証」の申請を役所にしておくと、病院で自己負担限度額以上の支払いをしなくて済む仕組みもあります。いずれの場合も、自己負担限度額は収入に応じて変わってくるので、自分が加入している保険(国民健康保険なら役所、社会保険なら会社等)の担当者に相談すると良いそうです。ー------------------------ご自身の経験を踏まえ、「ちょっとでも変かな?と思ったら、ぜひ病院に行っときましょう!」ととりだまりさん。気になる症状があるときは、自己判断をせず、早めに受診できると良いですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。【天神先生からのアドバイス】頻尿だったのは、おそらく大きくなった子宮が膀胱を圧迫していたのだと考えます。著者/とりだまり まどフリーライター。39歳で子宮頸がん(ⅠB2期)が見つかり、子宮・卵巣摘出、薬物療法(抗がん剤・シスプラチン)と放射線治療を経験。治療体験を描いたブログ『今日のもイキイキと弱音を吐きます』をゆるゆると更新中。
2023年12月25日アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんの認知症が進行するにつれて、貴重品の管理も大変になってきました。大事なことは忘れないようにメモに書き、「いつもの場所」に置くようにしていたのですが、その「いつもの場所」すら忘れてしまうように……。貴重品を持たないわけにもいかないので、管理をどうしていくのか悩みどころです。ついに迷子になった母大事なことでも忘れることが多くなってきたあーちゃんですが、ハイヒールを履いて出かけるのは変わりません。しかし、最近は足元がおぼつかないため、靴屋へ連れて行き、なんとか好みに合いそうな靴を新調してもらいました。しかし、次の通院ではまたハイヒールを履いて現れ、足元にはそこまで不安はないと言い張るのでした。Kさんはあーちゃんの学生時代の友人で、娘さんは姉と幼なじみ。この4人で食事中、あーちゃんがトイレから一向に戻らず……。ついに、迷子になってしまったようです……。なんとか場所を特定して迎えにいくと、今いるビルとはまったく別のビルにいました。あーちゃんはもともと頻尿でしたが、最近は特にひどくなっているように感じます。さすがに尿パッドを付けたらどうかと言っても拒否……。もう、外食も厳しくなってきたかもしれません。ある日、あーちゃんと姉が学生時代からの友人であるKさん母娘と4人でお食事会をしたときのこと。途中でトイレに行ったあーちゃんが一向に席に戻らず、その場にいた全員が心配していました。すると、「どこにいるのかわからない!」と、あーちゃんから電話がかかってきました。周りにあるものを聞き出して、なんとか場所が特定できましたが、なんと食事会をしていたお店のあるビルとはまったく別のビルの違う階にいました。Kさんは認知症のことを知っているため、そこまで混乱はなかったものの、店外のトイレは付き添いが必要だと実感した出来事でした。そしてこのトイレ問題は、最近私たち姉妹の悩みの種でもありました。しかし、インターネットで調べてみると、認知症の頻尿は珍しくないようです。どうやら、トイレに行った記憶がなくなってしまうからだそうで……。お出掛けのたびにトイレ行脚になるのは、かなりストレスです。--------------認知症を患う家族が戻ってこないとなると、焦ってしまいますよね。外食するときにはトイレの場所がどこにあるのかを事前に確認し、付き添いも必要になってきそうですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。ウーマンカレンダー/介護カレンダー編集室著者/ワフウフ昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。2023年4月、書籍「アルツフルデイズ笑いと涙の認知症介護」発売。
2023年12月25日職場の同僚に送ったはずのメッセージが、別の相手に届いてしまった……。そんな恥ずかしくて、失礼な誤爆送信を連発してしまった私の体験をお話しします。注意力が散漫になる私の日常私は、小学生2人と保育園児1人の3姉妹の母です。仕事もフルタイムからパートに切り替え、余裕が出たはずなのですが、最近日常生活の中でちょっとしたミスが増えてきました。小学校の保護者用名札と保育園の名札を間違えて参観日に持って行ったり、準備したものを玄関に置き忘れて仕事に行ったことも。友人に話すと、「小学校と保育園と仕事の用事があるんだから、仕方がないよ。みんなそんなものだよ」と慰めてくれました。私も友人の言葉に安心して、あまり気にせず過ごしていました。恥ずかしくて失礼な誤爆そんなある日、職場の同僚に仕事内容を確認するメッセージを送りました。返事が返ってくるも、ちぐはぐで話がかみ合いません。すると相手から、「私は保育園の役員の〇〇ですけど」と。「同僚じゃない!」と、そこで私はやっと気付きました。その相手は、娘の保育園の役員で、職場の同僚と同じ名字の人だったのです。友だちなら失敗を笑って済ませることもできますが、付き合いで連絡先を交換をしただけで、会話をしたことのない相手。翌日が参観日だったので顔を合わせて謝ることができましたが、とても恥ずかしく申し訳ない思いをしました。反省した矢先にまた誤爆さらに、そんなことがあった次の日。実家に帰る予定だった私は、「何かいるものある? 昼ごろ帰るよ」と母にメッセージを送りました。すると、「ん? なんのこと?」と返事が。母に連絡しておいたはずなのに帰ることが伝わっていなかったのかなと思い、電話をしようとして、そのときハッとしました。違う、母じゃない! 私がメッセージを送っていた相手は、名前も何も関係のない友人だったのです。大きなミスをして、気を付けようと思った次の日に同じようなミスをして、さすがに落ち込んでしまいました。まとめ幸い、間違えてメッセージを送信した相手がミスを許してくれたため、トラブルにはなりませんでしたが、自分の注意力のなさが恐ろしくなる出来事でした。今は簡単にメッセージが送れてしまうので、2度、3度と確認して、恐る恐るメッセージを送る日々です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/桃野ゆか(42歳)9歳、6歳、3歳の三姉妹の母。小学校教員として19年勤め、その間に育休や仕事復帰を経験。現在は子育てや仕事の経験を元に、執筆活動中。
2023年12月25日2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは脳の病気で職場で倒れ、治療と検査を終えてリハビリ院に入院することに。しかし、記憶力の低下が顕著な上、預金も資産もない状態で……。生活保護申請をおこなうと支給金を受けられることに。退院後の入居施設も見つかりました。プライドの高いお父さんにショックを与えないよう、生活保護のことは隠して入居の件を説明すると、何とか承諾してくれた様子。しかし、別れ際には半べそ状態に。その姿に胸が痛くなったエェコさんでした。一方で、入居に当たって必要な用品は多数。エェコさんは準備のことで頭がいっぱいになり……。入居前の面談が終了介護用の移動型ベッドは施設で余っているものを用意してくれることに。しかし、冷蔵庫やテレビを差し入れしたいと思ったエェコさん。申請して通れば一時金をもらえるそうですが、時間がかかるため、自己負担での購入も勧められます。山のような説明がいったん終了したものの……。こちらが用意すべき用品の説明も終わり、最後に聞かれたのが父の住まいに残された荷物のこと。自宅の近くに家を借りて面倒を見ることも考えたので、家電などは取っておいたのですが、不要になってしまいました。すると、自治体のほうで業者に連絡し、粗大ゴミとして処分してくれるとか。これは大助かりです。嵐のような面談がようやく終了。父の入所について最終合否は返答待ちだったものの、安心して気が抜けたのか、私の心を後悔の念が襲ったのです。「これでよかったんでしょうか……?」。私は思わず、そうつぶやいていたのでした。--------------怒涛(どとう)の説明会が終わってひと息ついた途端、後悔の気持ちが湧いてきたというエェコさん。機械的に事務手続きのことを考えている間は抱く余裕もなかった罪悪感が、ほぼ入所可能という段階になって膨らみ出したのかもしれません。親の老後に向き合うには、金銭面だけでなく感情面でも準備が必要ですよね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/エェコ2児のヲタママ。「ヲタママだっていーじゃない!」というブログを運営中。育児コミックエッセイ連載やweb広告漫画を執筆している。
2023年12月25日年齢によるシワ、たるみによって何重にも折り重なったまぶた。それは見た目にも悪いのですが、テレビでまぶたが目にかぶさって物が見えにくくなることから、頭痛や肩凝りを引き起こすという情報を目にして、実は健康面でもあまり良くないようなのです。美容面だけでなく、健康面にも影響があるとは、まさに目の上のタンコブな問題。そんな問題を解決する救世主アイテムがあったので紹介します。怖くて手術に踏み切れず…私はもともと一重まぶたなので、切れ長でクールな目元はむしろ売りにしていました。それが今は、加齢により下がってきているまぶたがハッキリと見てとれます。一方で、シワやたるみによって自然とできた人生初の二重まぶたが、なんとなく新鮮ではあります。ただ、メイクなしでは他人様には見せられないほど、疲れた印象の目に。私の場合はまだ頭痛などの症状はありませんが、不調を感じられる方の中には、眼科で手術という選択をされる方もいるようだとテレビで知りました。しかし、そう簡単に手術に踏み切れるものではありませんし、なんだか怖い気もします。それしか方法がないというところまで我慢するつもりでいますが……、では、それまではどうしましょう。ならばどうする?不調の連鎖テレビによると、たるんだまぶたが眼球にかかることで視界を遮り、文字などが見えにくくなり、それに体が適応しようと頑張るようなのです。一生懸命に見ようとして目をしかめたり、頭を持ち上げたりして姿勢も悪くなり、結果的に肩が凝る、頭痛がするという連鎖を引き起こすということでした。また、目をしかめることで眉間や額にシワも刻まれ、美容にも良くないし、表情も悪くなるようです。手術自体は短時間で簡単なものらしく、手術後は視界がクリアになり見た目にもスッキリして、肩凝りや頭痛も治ったと紹介されていました。ぜひしてみたいと思いました。ただ、その決断ができるまでの間、他の方法がないものかと考えていたところ、娘が今はまっている美容道具を私に勧めてきたのです。娘に借りる、あの道具が救世主娘が勧めてきたのは、ズバリ二重のりです。私は今までまぶたに何かを付けるというと、つけまつげくらいのものでした。二重のりとはまぶたに専用ののりを付けて、まぶたを引き上げ二重にする道具ですが、一重で生きてきた私にとっては、初めての挑戦。使用感ですが、きっちりと二重まぶたになったことで、目の周りがスッキリとし、まぶたのうっとうしさを感じることはありませんでした。47歳になって二重のりを使うことがあるとは思ってもみませんでしたが、救世主になってくれました。まとめ加齢によって視力も悪くはなるのですが、赤ちゃんのときから頑張って動いてくれていたまぶたもそろそろお疲れモード。皮膚は薄いし、化粧をしたりこすったりして負担をかけてきた分、ダメージが早くから目立ってくることもよくわかります。すぐに見た目や不快症状を改善したいときは二重のりを使うことが1つの選択肢になりました。とはいえ、まぶたに負担をかけることになる、顔が急に変わってしまう、そう思ってちゅうちょする部分もあるのですが背に腹はかえられません。総合的に良い方法を選択し、実践している毎日です。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。著者/yuupy(47歳)主婦。夫、娘の3人暮らし。40代からワークライフバランスを見直し、素敵なアラフィフを目指して現在ライター修行中。
2023年12月25日人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんがステキなおばあちゃんを目指すマンガ連載「ときめけBBA塾(ばばあじゅく)」。ある日、喉の出っ張りが気になった和田さん。耳鼻科→内科へ行っても原因がわからず……。総合病院へ行き、ようやく喉の出っ張りの原因は、甲状腺にできた腫瘍だということがわかりました。はっきりしない結果そのとき和田さんが真っ先に考えたのは、腫瘍が良性なのか、悪性なのか、ということ。緊張しながら医師に聞いてみると……私の手術は2〜3カ月後になるとのことでした。手術前後の期間、仕事はどうするのか。家のことはどうするのか。そして、もし万が一のことがあったら……と、いろいろ考えずにはいられませんでした。--------------3つの病院を渡り歩き、ようやく病名がわかったと思ったら……施術をしないと最終的なことがわからないなんて、なかなか安心できませんね。施術の不安もそうですが、入院中の仕事や家族のことも心配になりますね……。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/高島雅之先生(たかしま耳鼻咽喉科院長)日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本睡眠学会専門医。金沢医科大学医学部卒業。金沢医科大学耳鼻咽喉科で講師を務めたのち、2007年に開院。「病気の状態や経過について可能な範囲でわかりやすく説明する」ことをモットーに地域医療に従事。「宇都宮スリープセンター」を併設し睡眠医療にも携わる。テレビやラジオなどメディアでも、いろいろなジャンルにおいて医療情報を発信。著書に『専門医が教える鼻と睡眠の深い関係鼻スッキリで夜ぐっすり』(クロスメディア・パブリッシング)があり、Amazonのカテゴリー7つで1位を獲得。著者/和田 フミ江(46歳)イラストレーター・漫画家・二児の母。女偏差値43。極度の運動不足・シミ・シワ・白髪・腰痛・片頭痛などなど問題山積みで、ネタに困る気がしない。「ステキなおばあちゃん」を目標に、これから頑張りたい! 雑誌『フォアミセス』で「朝子のムジカ!!」連載中。
2023年12月24日46歳になり、もうすっかり更年期世代となった私。46歳ごろから強烈な眠気とだるさを感じるように……。特に生理期間にひどく、一体どうしたのだろうと戸惑う日々。あるとき、もしかしてこれが更年期症状?と思い立ち、婦人科を受診してみました。血液検査をしたところ予想外の結果が出て……。46歳になるころに訪れた強烈な眠気とだるさ堂々の更年期世代となった今。でも相変わらず生理は毎月来るし、月経間隔こそ月に3〜4日縮まったものの、量はむしろこれまでより増えたような? 更年期って生理が軽くなっていくのだろうと思い込んでいた私は、それとはまったく違った状況の中にいました。そして何より困ったのは、46歳になるころからひどくなった眠気とだるさ。とにかく強烈で、リモートワークの私はPCに向かっていられなくなり、少しだけ……と横になるとあっという間に2〜3時間たっていたことも。こんなことを何度か繰り返し、仕事にも支障が出るようになりました。特に生理期間中はこの症状がひどく、半日以上起き上がれないなどということもしばしば。特にそれ以外の症状はないので、一体何の診療科にかかるといいのかもわからず、戸惑いながら毎日を過ごしていました。もしかして更年期障害?と思い至り婦人科探しそんな中、たまたま目に留まったネットの記事。更年期の女性は、多種多様な不定愁訴に悩まされる可能性があることや、悩んでいないで婦人科にかかろうという内容が書かれていました。婦人科にかかる基準の1つとして、「生活に支障が出るようになったら」とあったのが印象に残った私。実際に仕事に支障が出ているし、このまま悩んでいても解決しないのだったら、ひとまず婦人科に行ってみよう……ようやくそう思うことができました。次の問題は、婦人科探し。次男の出産で産婦人科にお世話になってからもう8年。その産婦人科は電車を乗り継いで行かなければなりません。もし更年期障害の治療を開始するなら、もっと近いほうがいい。でも近ければいいというものでもないし、評判も大切……などさまざま考えつつ、近隣の婦人科探しから開始。いろいろ探して、徒歩20分ほどのところに昨年にオープンしたばかりの産婦人科を見つけました。産科だけでなく婦人科にも力を入れている印象をホームページから感じたので、まずはそこにお世話になろうと決めました。血液検査の結果に驚き!婦人科を受診すると、やさしそうな女性医師でした。ホッとしながら、医師に症状を伝えたところ「更年期障害の可能性は十分にありますね。まずは検査しましょう」ということになり、内診と血液検査をしました。後日結果を聞きに行くと、先生が少し申し訳なさそうに「子宮も血液も問題なし。エストロゲン(卵胞ホルモン)もしっかり出ているし……数値上はまだ更年期治療の必要はないみたい」と言うのです。「まさか、こんなに眠くてだるいのに?」と思わず声を上げた私。先生は「ホルモン治療の必要はまだないけれど、今の症状には漢方やプラセンタで対処する方法がありますよ。よかったら対症療法でプラセンタ注射を試してみませんか? 効果には個人差はあるけれど、更年期なら保険対象で受けられますよ」とおっしゃいます。わらをもつかむ思いで、「ではお願いします」と伝えました。プラセンタ注射は継続して効果が実感できるとのことで、週に1回、現在5週間ほど通っています。たしかに打った後2〜3日は調子が良いような気もします。以前のように半日寝込むようなことはだいぶ減りました。プラセンタ注射の効果を信じて、しばらく継続してみようと思います。まとめアラフィフの不定愁訴は、エストロゲンの大幅な減少が唯一の原因だと思い込んでいた私。ですが客観的な検査結果を見て、不定愁訴の何もかもが「ホルモンの大幅減少のせい」とは言い切れないことを実感しました。それでも対症療法を提案してくださった婦人科の先生には感謝しています。プラセンタ注射が今の私にどれだけ合うかはまだわかりませんが、少なくとも緩やかな効果は発揮されているように感じるので、信じて継続してみます。これを継続することで、来たる本番の更年期症状にも、緩やかにソフトランディングできたらいいなと願いつつ……。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※プラセンタ注射は美容外科や皮膚科、婦人科でもよく使われるようになり、患者さんによってはとても効果がある治療です。ただ、プラセンタ注射はヒトの胎盤から抽出されるもので、病原体侵入による感染リスクをすべて否定できているものではありません。また、プラセンタ注射をすると献血はできなくなるため、同意書を書く必要もあります。十分にリスクを理解した上でおこないましょう。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/まっちゃ (45歳)40歳で再び独身に戻った、バツ2シングルマザー。30代まではボディラインにも肌にも自信あり。40代初期はプロポーションを褒められたり、そこそこモテたりでいい気になっていたが、40代半ばになり加齢の現実を徐々に目の当たりにしている最中。
2023年12月24日5年間の不妊治療体験を持つ梅原こうめさんが、ブログのフォロワーさんの妊活・妊娠体験談を描いたマンガ。不妊治療専門病院で人工授精に2回チャレンジしたもののうまくいかず、体外受精の3度目で念願の妊娠をしたアマさん。検査の数値が低く不安でしたが、妊婦健診で「来週も順調でしたら卒業です」と言われました。帰宅して夫と乾杯しているとき、今までのことを思い出して泣いていると、夫はプッと吹き出して……。今、それを言うんだ…医師に「来週も順調でしたら卒業です」と言われたことを夫に報告し、2人で乾杯したアマさん。夫から「本当に長かった」と言われ、「言い方はモヤるけど、喜んでくれてるんだ」と思いました。アマさんも今までを振り返って泣いていると、「え? 泣いているの?」と吹き出した夫。思わずムッとしたアマさんでした。アマさんが「何、その表情」と思っていると……。妊娠までの長い道のりを思い出して思わず泣いた私を見て、「泣いているの?」と吹き出した夫・ハルト。「何、その表情」と思ってムカムカしていると、「それよりここまでトータルいくらかかった? 後で金額をまとめて見せてね」と言いだしたのです。「今、それを言うんだ……」と思っていると、さらに「正直、もったいなかったな」とまで……。私が「もし不妊治療しなかったら、この子を妊娠できなかったかもしれないじゃない」と言うと、「別に治療しなくても、いずれ妊娠はしたと思うよ」とサラリと言ったのです。-----------------------妊娠はいつするか、何回するか医師でもわからないもの。「いずれ妊娠した」と言われたら、それも反論のしようがありません。ハルトさんはずっとそう思っていたから、お金のことばかり気になったのかもしれませんんね※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者/海原 こうめブロガー&マンガ家。2023年11月17日に新刊『まんがでわかる腸の整え方』(1320円/イースト・プレス)を発売。不妊治療の経験を基に、読者の妊活体験談やエッセイマンガをブログやSNSで更新中。Instagram:@umihara_koume
2023年12月24日私は24歳独身の会社員。両親と3人で仲良く暮らしています。仕事も充実し楽しい毎日なのですが、1つだけ気になることが……。それは、近くに住む詮索好きのサトウさん。昔から会うたびにわが家の内情に興味津々なのです。最近息子さんが自立して暇になったのか、過干渉が激化していました。いつもの詮索攻撃に遭い…ある日、母と近所のスーパーに買い物に出かけると、偶然サトウさんに遭遇してしまいました。いつものように始まる詮索攻撃。カゴの中身をのぞき見して夕食の材料をチェックしたかと思えば、お米やビールの銘柄、果ては父のボーナスの金額まで聞いてくる始末。さらに私のプライベートも知りたいらしく、「お母さんのお手伝いなんて偉いわね。花嫁修業? 彼氏はいる? 婚約中? いつどこで知り合ったの? 相手の家柄と年収は?」などと勝手に妄想し始めました。婚約者どころか彼氏もいないのですが、何度言ってもやまない質問攻めに閉口し、私と母は猛スピードでレジへと逃げたのでした。昔はピシッと断ればおとなしくなったサトウさんでしたが、最近は本当に手に負えないのです。それでも外でたまに会うときぐらいだからと、家族で笑って済まそうとしたのでした。半月後の出来事「あら、お帰りなさい! お邪魔しているわよ」私が帰宅すると、あのサトウさんがなぜかわが家に。私の外出先を気にしつつ、座りもせずに室内を見回して置物や棚をしらみつぶしに調べています。引き出しの中の通帳まで開こうとするので慌てて制止したのですが、母はうんざりした様子でため息をついています。聞けば、勝手に押しかけてきて強引に家に上がり込み、先ほどからああやって嗅ぎ回っているのだとか。キッチンや寝室まで探索しようとしたので、さすがに追い返しました。それから数日。3人で食卓を囲んでいたとき、「最近なんか変なのよ」と母が首をかしげるのです。母が抱いた違和感「ほら、あのサトウさん。外で出くわしても質問攻めにしなくなったんだよ」それはよかったと私たちは相づちを打ちました。しかし、「何も聞かないけどウチの様子がわかっているみたい」なのだとか。聞けば、父が夜半に帰ってきて居間で寝たことや黒い虫が出たことなど、家の中のことを全部知っていたと言います。これは嫌な予感……。私は、「2人とも静かに!」と指を口に当ててリビングを探すことに。数分後、テレビの横のコンセントに見覚えのないタコ足タップを発見したのです。十中八九、盗聴器でしょう。驚いた私は声を押し殺し、仕掛けられた盗聴器を父母に見せて筆談で相談しました。憤慨し、「今すぐ警察に届け出る」と書きなぐった父。しかし母の返事は、「このまま盗聴され続けるわよ」。「えっ?」と目が点になった私たちに向かって、母はあるプランを提案したのです。逆襲を決行まさかの盗聴器発見から数日後。のんびり家族団らんをしていた私たちのところに、「現行犯逮捕だ!」と警官が飛び込んできました。後からサトウさんも付いてきて、「ここに犯罪者が!」とわめいています。ところが、あくまで平和そのもののわが家を見て、2人は面食らった様子です。「この家の母娘が共謀して、不倫した夫を亡き者にし、隠ぺいしようとしているって通報が……」と目を丸くする警官に、父は笑って答えます。「俺はピンピンしているし、不倫なんてめっそうもない! 俺は母さんひと筋。なんでウチで犯罪が起きたなんて話が行ったのですか?」母がジロリとサトウさんを見ると、明らかにうろたえています。私は言ってやりました。「この間あなたが来たときに盗聴器を仕掛けたことはバレています。盗聴だけでは罪に問えないらしいから、3人でお芝居を打ったの。バッチリ聞いてくれていたんですね」「芝居!?」と慌てるサトウさんでしたが、勝手に盗聴して勝手に通報したのは彼女のほうです。「犯罪者扱いされたこと、名誉棄損で訴えますよ」と言うと震えだしました。お仕置き成功!真相を理解した警官は私たちに謝罪。そのまま、「盗聴自体は罪にならないものの、盗聴器の設置目的を隠して人の家に上がると住居侵入罪に問われる可能性もあります。署までご同行を」とサトウさんを連行していきました。こうして、詮索好きが高じたサトウさんは警察でこってり油をしぼられたそうです。どうやら他の家でもやらかしていたらしく、夫婦の離婚問題にまで発展。実家に身を寄せることになったのだとか。わが家は平穏な日々を取り戻し、一件落着です。おまけに、警官の前で「母さんひと筋」と宣言した父には母もほれ直した様子。ますます家族仲良く幸せに暮らしています。--------------現時点の日本には、盗聴行為自体を処罰対象とする法律はないようです。しかし、家主に断りなく住居に侵入して盗聴器を設置した場合や盗聴内容を使っての名誉棄損はもちろん犯罪です。言葉通り一芝居打って詮索好きのご近所さんを懲らしめることができ、スカッとしましたね。著者/ウーマンカレンダー編集室/スカッと読者からの体験談をお届けします。
2023年12月24日40代前半のとき、原因不明の肌のかゆみに悩まされるようになりました。しかし、なかなか治らなかったかゆみが、あることがきっかけで劇的に良くなったのです!肌のかゆみに悩まされ、皮膚科に通院…私は30代まで肌のトラブルとは無縁だったのですが、40歳で原因不明の肌のかゆみに悩まされるようになりました。湿度が高い時期は問題ないのですが、乾燥する季節はかゆくて仕方ない……。そんな状況が続き、だんだん気分が落ち込んでいきました。乾燥を防ぐために保湿剤を塗ったり、肌にやさしい生地の服を着ても、ピリピリする感じが治まらずなかなか良くなりません。思い悩んだ私は皮膚科に行き、かゆみを抑える薬や医療用の保湿剤をもらうことになりました。この処方で症状は少し落ち着いたのですが、以前のように無症状とはいかず、若干ピリピリするようなかゆみは残りました。いつの間にかなくなっていたかゆみ一生このかゆみが続くのか……と悲しく思っていたのですが、ある日子どもの世話に追われて忙しく、体をまったく洗わずに頭だけ洗って済ませた日がありました。すると、その日は肌のピリピリ感が少ない感じがしたのです。またしばらくたったある日、子どもの風邪がうつって、高熱で寝込んだ日がありました。その日はお風呂どころではなかったため、2日間お風呂に入らずに布団でウンウンうなっていました。熱も落ち着き、そろそろ起き上がろうか……と思ったそのとき「あれ? そういえば、体がまったくかゆくないぞ?!」と気付きました。その日はほとんど体を洗わずに、洗髪だけをするようにしたのですが、そうすると、かゆみがまったくなくなったのです! にわかには信じがたく、次の日も、その次の日も体を洗わなかったのですが、やはり、かゆくない……! 数カ月ぶりの開放感にうれしくて泣きそうになりました。かゆみの原因はまさかの洗い過ぎ!私は長年ボディタオルを使用していて、それを使ってゴシゴシ体を洗っていました。かゆみがひどくなってからは、極力こすらずにやさしく洗っていたつもりだったのですが、かゆいからこそ無意識にゴシゴシと洗ってしまっていたようです。体のかゆみの原因は、洗い過ぎだったということがわかり、すぐにボディタオルを捨てました。デリケートゾーンだけは、やさしくせっけんを泡立てて手で洗いますが、その他はまったく洗わずに、湯船に浸かるだけ…という生活を始めました。すると、体を洗わずとも臭くなることはなく、むしろ肌にツヤが出るようになったのです。まとめ若いころはガシガシ体を洗っても何もトラブルにならなかったのに……と悲しい気分になりましたが、もう自分の肌は強くないのだと割り切って、現在も髪の毛だけ洗う生活を続けています。あれだけかゆかったのがうそのように、現在は快適な生活を送っています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。イラスト/sawawa著者/中野迷子結婚15年目、小学生と幼稚園の2児の母。大手外資系生命保険会社の総合職を退職後、出産を機に主婦に。現役時代は、省庁へのレポート作成業務・システム仕様書の作成などをおこなっていた。
2023年12月24日当時、働いていた職場に帰国子女の女性が入社してきました。その女性はものすごくオープンな性格の持ち主だったようで……。そんな私のお話です。強烈なヤツが入ってきた…!その帰国子女の女性が入社した2日後には、「ハーイ! 〇〇! 元気? 顔が暗いわよ! 笑って笑って!」という大きな声が響き渡りました。一気にフロア全体が「かなり強烈な人が入ってきたな」という雰囲気に。その後も、初対面の上司に向かって「私に任せて! きっとやり遂げて見せるわ!」など、なかなか日本では聞かない言葉を連呼し、1週間ほどたつと「はーい! みんな! 今からティータイムよ! あんまり根詰め過ぎるとハッピーが逃げちゃう!」と言って、買って来たスイーツを配り始めたりコーヒーを入れ始めたりと、とにかく言動がすごいのです。だんだんと楽しくなって最初は驚きましたが、だんだんとそれを見るのが楽しくなってきました。最終的には、皆で「ここはアメリカのオフィスのような気がしてきた……」という発言が飛びだすまでに。もちろん、彼女は悪い人ではないのでよかったのですが、やはり最初のうちはヒヤヒヤしました。まとめ自分にとって当たり前の日常でも、1人の言葉や行動でその場の雰囲気がガラッと変わることがあるんだなと学びました。彼女は初めは周りから浮いていましたが、数カ月ですっかりなじんでいたので、お互いに良い刺激になったと思います。(30代/女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。イラスト/きりぷち著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2023年12月24日2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの闘病体験を描いたマンガ。おなかの膨らみが大きくなっていることに気付いて、近所の婦人科を受診したとりだまりさん。すると「がんかも……」と医師に言われ……。がん専門病院を選んでみた結果専門の施設へ行き、がんの細胞診を受けたとりだまりさん。検査の結果、Class(クラス)Ⅲb、がんの可能性が高いことがわかりました。クラスとは腫瘍が悪性(がん)かどうかを判断するものだそうです。この後、より詳しい検査をするために、大きな病院に行くように言われて……。がんの細胞診の結果、がんの可能性が高いことがわかり、さらに詳しい検査を受けるために、大きな病院を紹介してもらうことになりました。候補に上がった2つの病院のうち1つは、3万円からの個室しかないセレブな病院だったため、「経済的に無理!」となり、もう1つの病院にしました。その病院はがん専門なので、患者さんも皆さんがんを患っています。不思議なことに、しんどいのは自分だけじゃないと思うと、何となく怖さが薄れてメンタル的にとてもラクになったので、結果的によかったと思いました。そして、病院選びで気を付けないと、と思ったことが1つ。総合病院の場合、婦人系のがんの患者さんと、出産を控えた方が、近くに配される可能性があること。「隣の病室からは、赤ちゃんの元気な泣き声や親族の『おめでとう!』の声が聞こえてくるのに、がんの手術で子どもを産めなくなってしまった自分って……」これは、子どもがいない女性にとっては、なかなかしんどいと思います。とはいえ、総合病院には良い点もたくさんあります。すでに子どもがいる方なら、上記のようなことがあってもさほど気にならないかもしれませんし、がんの他に持病を抱えている方なら、がんも持病もトータルで診てもらえるというメリットもあるでしょう。できるだけストレスなく過ごせるところを選べると良いですよね。ー------------------------がん専門病院を選んだことで、とりだまりさんは自分が「普通ゾーン」にいると思えて、安心したそう。自分ができるだけストレスを感じずにいられる病院選びが大切なのですね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック院長)日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。著者/とりだまり まどフリーライター。39歳で子宮頸がん(ⅠB2期)が見つかり、子宮・卵巣摘出、薬物療法(抗がん剤・シスプラチン)と放射線治療を経験。治療体験を描いたブログ『今日のもイキイキと弱音を吐きます』をゆるゆると更新中。
2023年12月24日