更新日:2022/10/15
ファイナンシャルプランナー(FP)有料相談を比較
- FPの役割とは
- FPの無料相談と有料の違い
- 金融系・独立系FPによるメリット・デメリット
- 有料相談がおすすめの人・おすすめしない人
- 専門分野や実績などをチェックして、相談内容にあったFPを選ぶことが大切
内容をまとめると
- FPは家計の見直しから長期的な資金運用まで幅広く相談できる
- 相談するには、無料と有料がある
- 金融系・独立系など立場によって勧める保険の内容が異なる
- 自分の相談内容にあったFPを見つけることが大切
- 有料だから質がいいということはない
- 相談のやり方などで心配な方は、保険の専門家の無料相談を利用するのがおすすめ
- 今ならスマホ1つで無料オンライン相談ができるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
目次を使って気になるところから読みましょう!
- おすすめの有料ファイナンシャルプランナー(FP)相談比較表
- おすすめの有料ファイナンシャルプランナー(FP)相談を比較
- ファイナンシャルプランナー(FP)とは? 何を相談できる?
- 有料相談と無料相談のファイナンシャルプランナーの違いとは?
- 参考:ファイナンシャルプランナーに料金無料で相談ができるのはなぜ?
- ファイナンシャルプランナーへの有料相談がおすすめな人とおすすめできない人
- 有料相談のファイナンシャルプランナーの相談料はどれくらい?
- 有料相談を行っているファイナンシャルプランナーの探し方
- 有料相談を行っているファイナンシャルプランナーに相談する際の注意点
- ファイナンシャルプランナーへの有料相談をする際に準備するべきもの
- ファイナンシャルプランナーは有料相談か無料相談かではなく質で選ぶ
おすすめの有料ファイナンシャルプランナー(FP)相談比較表
おすすめの有料ファイナンシャルプランナー(FP)相談を比較
ここでは、先ほど表で比較した有料ファイナンシャルプランナー相談窓口の詳細をそれぞれ説明していきます!
自分にはどのサービスが一番あっているか確認してみてください。
FP Cafe
料金 | 特徴 |
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電話相談:1回¥3,000~ 面談・Skype相談:¥5,000~ | ・相談するFPを幅広い選択肢から選べる ・オプションを付けられるのでより深い相談も可能 |
FP Cafeの最大の特徴は、相談するFPを自分で幅広い選択肢から選べることです。
例えば、FP Cafeでは子育て、離婚、相続などそれぞれのFPの得意分野が書かれており、自分のニーズに合わせて相談することができます。
普通のFP相談窓口では、時間の空いているFPを紹介されることが一般的ですが、FP Cafeなら相談の満足度も高くなりやすいと言えるでしょう。
また、FP Cafeではキャッシュフロー表作成などのオプションを付けることができ、自分に必要なオプションを選べるので、無駄なお金を払わずに済みコスパが良いという特徴もあります。
保険マンモス
料金 | 特徴 |
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何時間でも何度でも¥5,500 | ・料金が業界トップクラスに安い ・何度相談しても料金が変わらないのは珍しい |
家計アイディア工房
料金 | 特徴 |
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相談内容によって異なる ¥3,300~55,000 | ・細かい相談メニューが作成されている ・FP相談の年間契約をすることも可能 |
相談メニュー | 料金 | 詳細 |
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家計の見直し | 55,000円(税込) |
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ライフプラン | 33,000円(税込) |
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生命保険 | 3,300円(税込) |
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住宅購入 | 55,000円(税込) |
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初めての資産運用 | 3,300円(税込) |
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相続 | 3,300円(税込) | カウンセリング(面談:1時間) ― 相続の基本的な仕組みのご説明 ― お客様の場合に準備すべき点をアドバイス |
年間FPサポート | 年額 66,000円(税込)〜 | 希望に合わせて以下の相談から利用可能
特典2:独自にまとめた運用環境情報レポートを3ヶ月に1回メールでお届け |
【番外編】日本FP協会
日本FP協会は、日本国内のCFP®認定者を検索することができます。
CFPとはFP資格の1つで、一般的には「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」と言われています。
簡単にいうと、日本FP協会のサイトでは優秀なFPを探すことができ、相談することができるサイトです。
FP相談で絶対に失敗したくない!という人は、こちらのサイトを利用しても良いのではないでしょうか。
ファイナンシャルプランナー(FP)とは? 何を相談できる?
ファイナンシャルプランナー(FP)と聞くと、家計やお金の専門家、という印象を持っている人が多いようです。
もちろん、経済的な分析もおこないますが、実際には金融、保険、年金、ローンなど幅広い知識を持っており、人々の夢の実現をお手伝いするのが主な仕事。
どうすれば豊かな生活を送れるかは、人によって、家族によってさまざまです。
お金のこと、老後のことなど、将来に対する不安を和らげ、幸せな人生を送れるように多角的に分析し、最適なプランを提案します。
そこでまずは、
- ファイナンシャルプランナーの役割
- 家計だけじゃない!相談できるさまざまなこと
ファイナンシャルプランナーの役割とは?
ファイナンシャルプランナーの役割は、人々の生活が少しでも豊かに、実りあるものになるように、経済的な面から現状の分析をすることです。
未婚、既婚などとは関係なく、人にはやりたいことや理想がさまざまあります。
しかし、生活していくなかでローンを組んだり、教育費などの負担があったり、すべての資産を自由に使えるわけではありません。
それを少しでも改善するために長期的・総合的な分析をおこない、相談者の視点に立って、どうすれば夢やライフプランが達成できるかを伝えていくのが、ファイナンシャルプランナーなのです。
ファイナンシャルプランナーに相談できるのは家計の見直しだけではない!
ファイナンシャルプランナーに相談するというと、家計の見直しが中心と考えている人も多いようですが、それだけではありません。
たとえば、以下のような内容にも対応しています。
- 老後の資産形成
- 教育費の積み立て
- 年金・社会保険について
- 住宅資金・ローンの組み方の相談
- 税制
- おすすめの保険の紹介やしくみの説明
お金のことに関して、「将来どうしよう」と悩む場面は多いです。
それは子どもの教育費のことかもしれませんし、住宅購入のことかもしれません。
もちろん老後のこと、加入しておくべき保険のこと、本当にさまざまあります。
そのような「どうしたらいいんだろう」という悩みを解決し、理想の生活が送れる手助けをするのが、ファイナンシャルプランナーという存在です。
有料相談と無料相談のファイナンシャルプランナーの違いとは?
ファイナンシャルプランナーの相談には、有料のものと無料のものがあり、どこかに所属しているか、もしくは独立しているかなどによっても、保険商品の勧められ方などが異なります。
そこで次は、
- 有料相談のFP
- 金融系FPの無料相談
- 独立系FPの無料相談
有料相談のファイナンシャルプランナーのメリット・デメリット
有料相談のファイナンシャルプランナーのメリットは、以下のようなものがあります。
- 中立的な立場で分析してくれる
- 保険商品の勧誘がない
- 相談費用がかかる
- 保険の選定・加入は自分でする必要がある
- 保険の内容に精通していない場合がある
金融系ファイナンシャルプランナーの無料相談のメリット・デメリット
金融系のファイナンシャルプランナーによる無料相談のメリットは、以下のようなものがあります。
- 相談費用は無料
- 関わっている保険会社の保険であればすぐに契約できる
- 自社の保険以外の相談には対応してもらえないことも
- 自社以外の保険の販売は不可
独立系ファイナンシャルプランナーの無料相談のメリット・デメリット
独立系ファイナンシャルプランナーに相談したときのメリットは、以下のようなものがあります。
- 費用が無料
- 保険の選定を中立的な立場でしてくれる
無料相談なので、費用はかかりません。
また、特定の保険会社などとのつながりがないため、総合的に判断して、相談者にとっていちばんいい保険を選定してくれます。
特に、勧められる保険には偏りがなく、中立的な立場で紹介してもらえるので相談者も安心です。
ただし、以下のようなデメリットもあります。
- 本当に中立かどうかの判断が難しい
ファイナンシャルプランナーは、保険を紹介し、加入してもらえると手数料を受け取ります。
そのため、その手数料の高い保険会社の保険を勧めてくるかもしれませんが、相談者にはそれがわからないため、判断が難しいのです。
もし納得のいく提案をしてもらえなければ、無理に加入する必要はありません。
参考:ファイナンシャルプランナーに料金無料で相談ができるのはなぜ?
ファイナンシャルプランナーへの相談ですが、なぜ料金を無料しても大丈夫なのかご存じですか。
無料といいながら手数料を取られるのではないか、と不安に感じる方もいるようです。
しかし、そうではありません。
そこにはカラクリがあるのです。
たとえば無料相談に申し込むとしましょう。
そこで、相談者が納得して保険の見直しや乗り換えをおこなうことで、ファイナンシャルプランナーに保険会社から販売手数料がもらえます。
つまり、相談料は相談者が払うわけではなく、保険会社が支払ってくれるわけです。
そういう仕組みになっているため、料金が無料で相談に乗ってもらえます。
なので、費用などのことを心配せずに、気軽に利用してみましょう。
ファイナンシャルプランナーへの有料相談がおすすめな人とおすすめできない人
ファイナンシャルプランナーへの有料相談と無料相談について、違いを理解していただけたかと思います。
しかし、実際に申し込むとき、有料がいいのかどうかをどこで判断すればいいのかわからない場合もあるでしょう。
そこで次は、
- 有料相談がおすすめな人
- 有料相談がおすすめできない人
ファイナンシャルプランナーへの有料相談がおすすめな人
ファイナンシャルプランナーへの有料相談がおすすめなのは、以下のような人です。
- 相談には乗ってほしいが、勧誘などされたくない
- 有名だったり、専門性の高いFPに相談に乗ってほしい
- 相談内容が複雑
ファイナンシャルプランナーへの有料相談がおすすめできない人
ファイナンシャルプランナーへの有料相談がおすすめできないのは、以下のような人です。
- 加入した保険や保険会社がある程度決まっている
- 家計の見直しなどの相談をしたい
- 将来的な資産の話が聞きたい
もし、気になる保険があり、それについて話を聞きたいときは、その保険を専門にしているプランナーに相談しましょう。
金融系のファイナンシャルプランナーなら、より詳しく解説してくれます。
また、家計の見直しやローン、教育資金、老後資金などの相談をするときも、特に有料相談を使う必要はありません。
いったん話を聞きたいのであれば、無料相談を利用して、もっと詳細に聞きたい、中立的な立場からいろんな保険を比較・紹介してほしいと感じたら、有料相談を申し込んでください。
有料相談のファイナンシャルプランナーの相談料はどれくらい?
ファイナンシャルプランナーに有料で相談するときの相談料の相場が、いくらかご存じですか。
もちろん独立しているか企業に勤めているか、テレビなどのマスコミに出演するような人か、専門性が高いか、などにより異なりますが、およその目安は1時間で5,000~1万円ほどです。
社労士や会計士、弁護士などいわゆる士業の人たちに相談すると、同じ1時間でも2~3万円かかることは珍しくありません。
また、必要な書類の作成などを頼むと、別途費用がかかります。
しかしファイナンシャルプランナーではそういった別途かかる費用などもなく、純粋に相談した時間の分だけですみますので、それほど高くないといえるでしょう。
有料相談を行っているファイナンシャルプランナーの探し方
では、実際に有料相談を行っているファイナンシャルプランナーに依頼するには、どうすればいいのでしょうか。
おすすめなのは、日本FP協会のホームページから検索することです。
ここでは、地域ごと、相談内容などに絞って、ファイナンシャルプランナーを検索することができます。
教育分野に強い、相続に関する相談をしたいなど、人によって悩みはさまざまです。
そのため、できるだけその分野に強いプランナーのほうが、親身になって相談に乗ってくれます。
ありがたいのは料金についての条件も追加できること。
費用の目安も入力できるので、負担なく依頼することができるでしょう。
有料相談を行っているファイナンシャルプランナーに相談する際の注意点
「しっかりと相談に乗ってほしい」と考えて、有料相談を申し込んでも、納得がいかない、思っていたのと違った、と感じる人も少なくありません。
実は、有料だからいい、というものでもないのです。
そこで次は、
- 有料だからといって質がいい相談になるとは限らない
- 金額だけで選ばないほうがいい
- 投資の際の個別銘柄の相談はできない
①相談料が有料だからといって必ず質の良い相談になるとは限らない
注意点の1つ目は、有料だからといって必ず質のいい相談になるとは限らないところです。
これはプランナーと相談者との相性もありますが、以下のような場合も考えられます。
- 自分が既に知っている内容の話ばかりだった
- 質問内容に的確に答えてもらえなかった
つまり、お金を払ったのに、それに見合うほどの意味がなかった、ということです。
そういった心配があるなら、最初は無料相談を利用しましょう。
独立系のFPなら、中立的な立場で相談に乗ってくれるでしょう。
②金額だけで選ぶと損をする可能性がある
注意点の2つ目は金額についてです。
たとえば、1時間5,000円と1時間1万円の有料相談があったら、どちらが有益な情報がもらえそうでしょうか。
印象としては、1万円のほうがしっかり対応してくれそうな気がするかもしれません。
しかし、相談料が高いからいい、というものでもありません。
もちろん、安かったけど、欲しい情報をもらえなかった、ということもありえます。
これはファイナンシャルプランナーの人柄や立場によって大きく異なるのです。
相談を依頼するときは、金額ではなく、相談内容やプランナーの専門分野、実績などから吟味してください。
③投資の相談をしたい場合、投資銘柄の具体的な助言は受けられない
注意点の3つ目は投資についてです。
なにに投資するかは資産形成に大きく影響します。
しかし、ファイナンシャルプランナーに相談しても、投資銘柄の具体的な助言はもらえません。
実は、相談料の有料・無料にかかわらず、ファイナンシャルプランナーは投資の個別銘柄をアドバイスできません。
それには、投資助言・代理業として登録や、金融商品仲介業の資格が必要です。
言い換えると、ファイナンシャルプランナーが登録もなしに銘柄を勧めてきたときは、法に触れていると考えてください。
もちろん、「こういう投資方法がある」「資金を運用したいなら、こういう保険がある」という提案は受けられます。
しかし、実際に投資を始めるときにアドバイスが欲しい人は、金融機関などで相談してください。
ファイナンシャルプランナーへの有料相談をする際に準備するべきもの
ファイナンシャルプランナーに相談しようと思ったら、以下のような資料を事前に用意しておくといいでしょう。
- 収入や支出がわかる書類
- 加入済みの保険の書類
- ローンの金額がわかるもの
- 貯金残高
- 家計簿
特に、現在の収支状況がはっきりわかると、問題点を確認しやすく、ライフプランニングも立てやすくなります。
また、相談時間は限られていますから、有料相談ならなおさら、なにを聞けばいいのか悩んでいる時間ももったいないです。
老後資金や教育資金をいくら貯めたいのか、ローンが残っているが短くすることは可能か、など、質問したい内容を整理しておくのも効果的です。
ファイナンシャルプランナーは有料相談か無料相談かではなく質で選ぶ
ファイナンシャルプランナーへの相談について、FPの立場の違いや有料・無料のポイントなどをご紹介いたしましたが、いかがでしたか。
この記事のポイントは、
- 相談には無料と有料がある
- FPの立場によって、勧められる保険や内容が異なる
- 有料だからといって必ずしも質がいいわけではない
- 専門分野や実績などをチェックして、相談内容にあったFPを選ぶことが大切
でした。
無料であっても有料であっても、聞いてよかった、役に立った、と感じるFPに相談することが大切です。
相性はもちろんですが、有料のときはFPのこれまでの経験や知識なども参考にしながら、選んでください。
もし、どんなふうに相談していいのかわからないというときは、無料相談を利用しましょう。
それで納得ができればいいですし、もしもっと詳しく聞きたいと感じたら、有料のファイナンシャルプランナーを探してみてください。