更新日:2021/08/14
固定費の平均はどのくらい? 1ヶ月の生活費平均や家族構成別の平均や実例も紹介!
- 固定費ってどれを指すの?
- どう見直すと固定費を抑えられる?
- 固定費の平均ってどれくらい?
- 生活費の種類
- 独身・2人暮らし・子どもがいるファミリー世帯の固定費の平均
- 保険料は専門家に相談すると上手に節約できる
- 固定費の見直し方
内容をまとめると
- 生活費は固定費と変動費があり、固定費は住宅費・光熱費・通信費・教育資金などを指す
- 一般的な生活費の平均は1人暮らしなら約16万円、2人暮らしなら約26万円、子どもがいるファミリー世帯は約34万円である
- 4人暮らしの場合、保険料は年代があがるに従って高くなるが、子どもが巣立つと減少する家庭が多い
- 保険料を見直す際は、保険の専門家に相談すると無駄を省ける
- 無料保険相談を利用すれば、プロと一緒に複数の保険を比較して入る保険を決められる
- 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会にお金の悩みを解決しましょう!
目次を使って気になるところから読みましょう!
生活費の種類にはどのようなものがある?
生活する上で必ず必要なのが生活費ですが、実は生活費には種類があります。
- 固定費
- 変動費
- 家賃・住宅ローン
- 光熱費
- 保険代
- 食費
- 日用品
- ガソリン代
- 外食費
一般家庭の毎月の生活費の相場や平均
生活費の種類を紹介しましたが、生活費の相場はどのくらいなのでしょうか。
総務省の家計調査による令和元年の世帯人数別の生活費の相場は以下の通りです。
生活費の平均 | |
---|---|
1人暮らし | 約16万円 |
2人暮らし | 約26万円 |
4人暮らし | 約34万円 |
例えば子どもが2人いるファミリー世帯の場合、家賃や住宅ローンなどの固定費に加え、教育にかかる費用や保険料など、様々な部分にお金がかかります。
例えば教育費の場合
- 学費
- 交通費
- 塾や習い事の費用
- 学資保険
などがあげられます。
その代わり、独身時代に遣っていた交際費などが減り、家族にお金を遣う機会が増えます。
理想の生活費・固定費はいくら?項目別に紹介!
生活費や固定費には、それぞれの家庭の状況にあった平均金額があります。
実際に受け取れる収入に対して
手取り収入との割合 | |
---|---|
家賃 | 30%以内 |
水道代 光熱費 | 5% |
食費 | 15% |
と言われています。全ての家庭がこの通りの割合にできるとは限りませんが、生活する上で楽に家計を回せる理想の割合だと覚えておきましょう。
また、実際に受け取れる収入のなかから20%を貯蓄に回すのがベストです。
割合を参照し、実際の家計状況と見比べて改善すると見直しがしやすいです。
固定費にどれくらいかかっている?
生活費のなかでも固定費は、家賃・光熱費・通信費・教育資金・保険料などを指します。
見直しをして節約などにつなげるためには、平均金額を知っておくと目安になります。
そこで固定費の平均について
- 1人暮らし
- 2人暮らし
- 子どものいるファミリー世帯
を解説します。平均を理解しておくと、見直す際の指標となり、どこに無駄があるのかが見えてきます。
一見すると見直しても下げにくいと考えがちな固定費ですが、要点を抑えれば大幅な減額が可能なので、参考にしてください。
1人暮らしの固定費
1人暮らしの場合、平均では月に約16万円の生活費が必要です。
そのなかで毎月、必ず支払う固定費の全国平均は以下の通りです。
平均金額 | |
---|---|
住居 | 22,387円 |
上下水道 | 2,242円 |
電気 | 5,135円 |
ガス | 2,533円 |
通信費 | 19,252円 |
交通費 | 3,305円 |
1人暮らしの固定費の場合、賃貸住宅に住んでいても、そこまで大きな間取りの家は必要がありません。
その分、家賃や光熱費が抑えられるので、全体的に安くなります。
通信費のなかには携帯電話料金やインターネットの接続に必要なWi-Fiなどの費用が含まれています。
ただし、車を所持している人の場合、ガソリン代や維持費も追加する必要があります。
2人暮らしの固定費
2人暮らしの場合にかかる固定費はどの程度、必要なのでしょうか。
2人暮らしにかかる固定費の全国平均は以下の通りです。
平均金額 | |
---|---|
住宅にかかる費用 | 20,843円 |
上下水道 | 5,359円 |
電気 | 9,137円 |
ガス | 4,581円 |
通信費 | 14,178円 |
交通費 | 2,617円 |
車の維持費 | 21,573円 |
住宅にかかる費用については、賃貸住宅か持ち家かによっても金額が変わるので、平均金額は低くなっています。
光熱費については、家族は増えると
- 入浴の回数
- 部屋数によっては冷暖房費も追加で必要
など、様々な理由で1人暮らしよりも高くなります。
また、今後のことを考慮して保険に加入すれば、保険料も固定費に含まれますので、その分、固定費は高くなります。
子どもが2人いる家庭の固定費
子どもが2人いるファミリー世帯の場合、固定費はどの程度、必要なのでしょうか。
実は光熱費については、家族が増えてもそこまで大差はありません。
通信費や携帯電話料金も最近は格安SIMなどが普及しているので、工夫次第では平均よりも安く済むことも増えています。
子どもが2人いる世帯で支出が多くなる項目は
- 教育費
- 保険料
がメインです。子どもが成長すれば、学校で必要な教科書や物品の購入、進学すれば学費など、様々な場面でお金が必要になります。
保険料については
- 教育資金の確保として学資保険に加入
- 世帯主に何かあったときのための死亡保険
- 家族の疾病に備えた医療保険
などがあります。備えておけば安心を得られる一方で、家計の負担にならない程度に留めておかないと継続が難しくなります。
参考:4人家族の保険料の平均額とは
2人の子どもがいる家族が、固定費の見直しをする際、見逃せないのが保険料です。
今回は、子どもを養う世代に絞って、平均の保険料を紹介します。
2018年の生活文化センターによる年齢別にみる生命保険の平均金額は表の通りです。
1年にかける保険料の平均金額 | |
---|---|
35~39歳 | 38.0万円 |
40~44歳 | 34.5万円 |
45~49歳 | 42.7万円 |
50~54歳 | 48.3万円 |
子どもが成長するに従って、1年にかける保険料の平均金額が増えているのがわかります。
しかし、子どもが巣立つと生命保険は縮小する家庭が多く、その代わりに老後に備えられる医療保険などにお金を遣う人が増えます。
ある家族の生活費・固定費と家計簿を紹介
国土交通省の「令和元年度 住宅市場動向調査 報告書」の結果に基づく4人暮らしの生活費は以下の通りです。
平均金額 | |
---|---|
家賃 | 75,306円 |
電気・ガス・水道 | 23,155円 |
交通費・通信費 | 62,842円 |
教育費 | 31,473円 |
家具・家事用品費 | 12,576円 |
食費 | 82,980円 |
衣服費 | 14,486円 |
教育娯楽費 | 35,360円 |
その他 | 54,680円 |
固定費以外の生活費も含めた一般的な平均の金額になります。
ただし、子どもが成長すれば子ども用のスマートフォンなど、通信費がかさむことも考慮する必要があります。
固定費で忘れがちな保険の見直しはプロに相談
固定費の見直しは定期的に行うと、家計の無駄がみえてきます。
そのなかでつい忘れてしまいがちなのが保険の見直しです。
実は保険は生活スタイルや環境の変化など、節目を迎えたときに見直すことで、固定費の節約につながります。
例えば子どもが増えた際は
- 子どものための学資保険への加入
- 大黒柱に何かあったときのための生命保険への加入・見直し
- 医療保険を最小限におさえて、他の必要な保険にお金を遣う
などがあげられます。
また、子どもが巣立った後は
- 生命保険の保障を軽くして、保険料を抑える
- 老後に向かうにあたって、医療保険に重点を置く
など、年齢を重ねてからの生活において、困らない準備を始めるでしょう。
しかし、実際に選ぶ段階になると保険の種類が多く、素人にはどの保険が自分にあっているのかを判断するのが難しいのが現状です。
そこで保険の専門家に無料で相談ができるマネーキャリアというサービスがあります。
マネーキャリアの相談員は
- 自分にあった商品を知りたい
- 具体的な提案をしてほしい
- 現在、契約している商品への不安・疑問
など、色々な悩みに対し、素人でも理解できる言葉を使って説明します。
また、マネーキャリアは
- 回数無制限で無料相談を実施
- オンライン相談もできる
など、保険のことが全くわからない人にもおすすめできる相談サービスです。
保険のことに悩んだら、プロの意見を聞くことで解決することも多々あるので、ぜひマネーキャリアを利用してみてください。
おすすめの固定費の見直し方法
固定費の見直しとしては、小さなことをコツコツと行うよりも、大きく減額できる方法で見直しましょう。
例えば
- 電気やガスは安い電力会社・ガス会社に切り替える
- 携帯電話は安いプランを利用するか、格安SIMに切り替える
- 車の自動車保険などを見直す
など、色々なサービスを上手に活用しましょう。
固定費に関しては、生活スタイルや世帯人数などにあった節約すると上手く減額できます。
まとめ:固定費は見直しをすることで削減できる!
生活費のなかでも、見直しをすれば費用を抑えやすい固定費に焦点を当てて解説しました。
この記事の要点は
- 生活費には固定費と変動費がある
- 生活費の平均は1人暮らしなら約16万円、子どもがいる4人暮らしなら平均約34万円である
- 固定費の平均は、家族の人数や子どもの年齢などによる教育費によっても異なる
- 固定費で見直しを忘れがちな保険料は、プロに相談するのがおすすめ
でした。固定費を見直す際は、細々とした節約よりも、大きな見直しをしたほうが効果的です。
例えば現在、加入している保険や特約を見直したり、携帯電話を格安SIMに変えるなど、色々な方法があるので、家庭の状況にあわせて検討してください。
また他にもお金に関する記事を多数掲載していますので、そちらも参考にしてください。