更新日:2021/05/31
保険相談で商品券?amazonギフト券やクオカード等のギフト券プレゼント禁止の理由とは?
内容をまとめると
- 保険相談で商品券やギフト券をもらえた時期があった
- いまでは、商品券やギフト券のプレゼントは禁止されている
- 保険業法によって、換金性の高いプレゼントが保険料の割引にあたると判断されたため
- いまでは商品券やギフト券の代わりに、米や肉などの物品のプレゼントがある
- いまだに商品券をプレゼントしている業者には注意が必要
- 無料保険相談を利用すれば、プロと一緒に複数の保険を比較して入る保険を決められる
- いまならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
目次を使って気になるところから読みましょう!
保険相談をすると商品券やギフト券がもらえるの?
無料保険相談の窓口で相談をしたとき、商品券やギフト券をもらったという話を聞いたことがある人もいるでしょう。
しかし、これは過去の話で、2017年頃からは商品券やギフト券のプレゼントは禁止されました。
とてもお得に見えるプレゼントでしたが、ではなぜそのようなプレゼントが禁止となったのか、経緯や理由を以下で説明します。
結論:保険相談での商品券やギフト券のプレゼントは禁止されている
結論からいうと、保険相談をすることによって商品券やギフト券がプレゼントされることは、現在は法律によって禁止されています。
確かに、過去には生命保険などの新規加入や、保険見直しで保険相談に行った際には、商品券8000円がもらえるようなキャンペーンが行われていたこともありました。
しかし、2017年頃からは保険業法という法律の第300条の条項により、保険相談や契約時に商品券やギフト券の贈答をすることが禁止されていることにより、このようなプレゼントを自粛する動きが出てきました。
そのため、現在は保険相談窓口に行って保険相談をしても、商品券やギフト券をもらえることはなくなりました。
保険相談で商品券がプレゼントされなくなった理由
それでは、なぜ保険相談で各社が商品券やギフト券をプレゼントすることがなくなったのでしょうか。
直接的な理由は上記のとおり、法律によって禁止されているためです。
保険業法の第300条については以下で詳しく説明しますが、簡単にいえば保険契約をする際に、加入者に対して保険料の割引や利益の提供を行ってはならないとする法律です。
保険は、加入者間での平等なリスクヘッジによって成り立つ商品であるため、特定の加入者に対して割引などを行うと、その公平性が成り立たなくなってしまいます。
そのため保険会社は適切な保険販売を行わなければならず、商品券やギフト券などをプレゼントすると、実質的に保険料の割引が行われたとみなされ、公平性が損なわれるおそれがあります。
こういった理由から、保険相談において商品券やギフト券のプレゼントがなくなっています。
その代わり、実質的な割引とはみなされない、それほど高額ではない品物などの物品によるプレゼントが始まったという側面もあります。
参考:保険業法第300条とは?
上記の解説にでてくる保険業法第300条とは、どのような法律なのでしょうか。
そもそも保険業法とは、保険会社などの保険業に関わる者が守らなければならない法律です。
保険は不特定多数の人に対するサービスであるため、公共的なものであるとみなされています。
そのため保険業務は健全であるべきで、また加入者の間の公平性も保たれなければならず、法律によって規制されています。
その法律の条項のひとつである第300条は、上記の内容に従わせるためのものであり、一部を抜粋すると以下のような行為を禁止するという内容が記載されています。
- 加入者に対して、虚偽(嘘)の契約内容を伝えること
- 加入者に対して、契約をおこなう上で重要な事項を伝えないこと
- 契約中の保険契約を、不利益な面を隠して解約させ、新たな保険契約に誘導すること
- 加入者および加入を検討している者に対して、保険料の割引および利益の提供などを行うこと
このように、保険会社は加入者にとって不利になるようなこと、または特定の加入者だけが利益を得るようなことはしてはならないと法律で定められているのです。
注意!プレゼント目的で保険相談を選ぶべきではない理由
商品券やギフト券のプレゼントはなくなりましたが、それでも保険相談に行けば粗品や物品、食品などのプレゼントをもらえるところはあります。
一見、保険相談をしてプレゼントをもらえるのはお得なように感じますが、プレゼント目的で保険相談に行くのはあまりおすすめしません。
その理由を、以下で解説します。
プレゼントの良し悪しと保険相談の良し悪しは別物
そのため、プレゼントの内容や良し悪しだけで保険を決めることは、保険の本質を無視した行動に他なりません。
プレゼントは保険の内容にはまったく関係がなく、判断基準としては適当ではないため、それだけの理由で保険を決めてしまうと後々後悔することにもなりかねません。
保険選びは、あくまでも保険の内容を見極めたうえで慎重に決めましょう。
プレゼントキャンペーンはあくまでオマケ
また、保険相談に行ってもらえるプレゼントは、あくまでも保険商品の販売促進のためのキャンペーンだということも忘れないでください。
保険会社や保険窓口は、保険を販売することで利益を得ているので、どうしても保険を販売したいと思っています。
そのため、多少保険の取り扱い数が少ない店舗の場合でもプレゼントをして、販売数を伸ばしたいと思うはずです。
保険は複数の商品を比較することで、良い保険を選ぶことができるため、プレゼントを行っている保険窓口ではなく、多数の商品を取り扱っている保険窓口などを選ぶのが賢明です。
また、保険窓口に所属しているファイナンシャルプランナーの質や窓口の利用のしやすさ、評判の良さなども判断基準になります。
もし商品券を目当てに無料保険相談を利用したらどうなるの?
保険窓口によっては保険相談でプレゼントがもらえる可能性があることはご説明した通りで、プレゼントは保険契約を行っていなくても、相談だけでももらえるところもあります。
それでは、プレゼント目当てで保険の加入の意思がないのに、相談だけ行った場合はどうなるのでしょうか。
もちろん、その場合はリスクがありますので、その内容について以下で説明します。
キャンペーン目当てだと判断されるとプレゼントがもらえない
まず、保険相談にキャンペーン目当てで行った場合のリスクとして、キャンペーンが目当てだと判断されるとプレゼントがもらえないことがあります。
たとえば、保険についてまったく勉強する気もなく、ただ話を聞きに行ったり、逆に保険に詳しく適切な保険に加入しているのにあえて相談に行ったりするような場合です。
キャンペーンは保険加入促進のためのものであることはすでに説明したとおりで、保険窓口としても加入してもらえる人に対しての気持ちとしてプレゼントを用意しています。
また、窓口のスタッフもプロであるため、相談者が本気で保険の相談をする気があるのか、または保険加入を検討しているのかは、相談内容を見ていればわかります。
もし、キャンペーン目当てと判断されるようなことがあると、次は本当に保険相談に行ったとしても真摯な対応をしてもらえない可能性もあります。
保険に加入する気がないのに、保険相談だけに行くのはやめておきましょう。
いまだに商品券をプレゼントしている業者には注意したほうがいい
また、法律で禁止となっているにもかかわらず商品券やギフト券をプレゼントとして配っている保険業者は、いまだによく探せばいるかもしれません。
実際、ウェブ上では商品券やギフト券をプレゼントしますという文言で、保険相談を受けつけているようなサイトも見受けられます。
しかし、商品券やギフト券などの換金性の高いプレゼントの禁止は、法律に基づいて保険業界全体でも決まったことです。
いまだにこのような規則を守らず、保険相談を受けているような保険業者は、キャンペーンの内容通りにプレゼントを行ってくれる業者であるとは限りません。
また、最悪そのような業者は詐欺である可能性もあります。
現在、商品券やギフト券をプレゼントしているような保険業者には、保険相談をしないほうが良いでしょう。
商品券以外のプレゼントキャンペーンを行っているおすすめの保険相談窓口を紹介
保険相談でのプレゼントキャンペーンばかりには乗らないほうが良いとお伝えしましたが、保険に加入したいと思っていて、相談を受けてついでにプレゼントももらえればラッキーですよね。
そこで、ここからは実際に保険相談でプレゼントがもらえる保険窓口をご紹介します。
家の近くであったり、これから以下の窓口で保険相談をしようと思っていた人は、参考にしてください。
「保険マンモス」
まず、保険相談でプレゼントを行っている保険窓口のひとつに「保険マンモス」があります。
保険マンモスは、自分に合った保険を選んでくれる優秀なファイナンシャルプランナーを、無料で紹介してくれるサービスを提供しています。
保険マンモスでは、全国3500名以上のファイナンシャルプランナーと提携しています。
そのなかから居住エリアや相談者の家族構成、相談内容などをもとに、保険マンモスのスタッフが独自のマッチング手法を加味したうえで、適切なファイナンシャルプランナーを紹介してくれます。
保険マンモスならではの質の高いファイナンシャルプランナーが在籍しているため、安心して保険相談ができるというサービス内容です。
現在、保険マンモスで保険相談をすると、なんと和牛をはじめとした食材や食品がプレゼントされるキャンペーンが行われています。
プレゼントの内容は、以下のとおりです。
- 国産牛切り落とし 300g
- 山形県産つやひめ 1kg
- ロイズ 生チョコレート[オーレ]
- 生ハム 熟成ハモンセラーノ スライス100g
このように、保険相談で豪華なプレゼントがもらえるキャンペーンを実施中です。
この機会に、保険マンモスをぜひ利用してみましょう。
「保険見直しラボ」
また、保険相談でプレゼントを行っている保険窓口のひとつに「保険見直しラボ」があります。
保険見直しラボは、32社もの保険商品を取り扱っており、そのなかからスタッフが適切な保険をオーダーメイドで組み合わせ、提案してくれるサービスを行っています。
保険見直しラボでは、「イエローカード制度」が導入されており、スタッフの品質が保たれています。
この制度は、加入者に対して過度な営業行為、または失礼な対応があったとき、保険見直しラボの会社に伝えることによって、コンサルタントの変更をしてくれます。
もちろん、コンサルタントの変更によって追加料金などは発生せず、この制度によって加入者は安心して保険相談ができるという仕組みになっています。
保険見直しラボでは、現在保険相談で以下のようなプレゼントをもらえるキャンペーンを行っています。
- 特Aランク 北海道産 ゆめぴりか
- 仙台名物 熟成牛タン
- 雪室熟成豚 ロース味噌漬
- DALLOYAU PARIS マカロン
- 天明7年創業 日本一醤油セット
- タイ料理ペースト
保険相談の後にアンケートに回答することが必要になりますので、保険加入を考えている人はぜひとも検討してみてください。
「ほけんのぜんぶ」
また、保険相談でプレゼントを行っている保険窓口のひとつに「ほけんのぜんぶ」があります。
ほけんのぜんぶでは、32社の保険商品のなかからプロのコンサルタントが適切な保険を組み合わせ、提案してくれるサービスを行っています。
また、スタッフは全員がファイナンシャルプランナーの資格を取得しており、経験豊富なコンサルタントが保険選びの手伝いをしてくれます。
訪問相談も行っており、窓口に出向かなくても自宅で気楽に保険相談を行うこともでき、また保険だけではなく貯蓄方法などの資産の相談も行うこともできます。
全国の主要都市に拠点があるため、自宅や勤務先などに来てもらうことも可能で、さらに47都道府県すべてが対応可能エリアとなっており、どこでも保険相談をすることが可能です。
ほけんのぜんぶで保険相談をした場合、以下のようなプレゼントをもらうことができます。
- アンパンマン 砂場セット
- ごっつん防止リュック
- 北海道産 ゆめぴりか米
- い・ろ・は・す 天然水
- アサヒスーパードライ
- アタックZERO 洗剤セット
このように、子ども用のグッズから日用品まで、ほけんのぜんぶのプレゼント品は幅広く取りそろえられています。
子どもができたときなどのタイミングで、ぜひほけんのぜんぶの保険相談を活用しましょう。
保険相談で商品券がもらえるキャンペーンを見かけたら要注意!
保険相談で商品券やギフト券がもらえるのかを解説させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回のこの記事のポイントは、
- 保険相談で商品券やギフト券のプレゼントをすることは禁止されている
- 保険相談で換金性の低い食品や日用品がプレゼントとなっていることがある
- キャンペーン目当ての保険相談ではプレゼントをもらえない可能性がある
です。
保険業者は保険業法により厳しく規制されており、いまでは保険相談で商品券やギフト券がもらえるキャンペーンを行っているところは注意が必要だと覚えておきましょう。
そのような保険業者を見かけても、安易に飛びつかず、冷静に判断するようにしてください。
ボールペンやタオルなどの小物から食品まで、もらえたらありがたい物ですが、商品券やギフト券だったらもっとうれしいですよね。
- 保険相談をプレゼント目的で選ばないほうがよいのか
- 保険相談でプレゼントがもらえる窓口はどこか
以上のことを中心に解説していきます。保険相談をすると商品券やギフト券がもらえるのか
ぜひ最後までご覧ください。