更新日:2023/08/26
住友生命バイタリティ(1UP Vitality)のデメリットは?いらない?評判・口コミも紹介
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目次を使って気になるところから読みましょう!
住友生命「バイタリティ(1UP Vitality)」のデメリットを解説!いらない?めんどくさい?
住友生命の「バイタリティ」のデメリットを解説します。
主なデメリットは3つです。
- 保険料とは別にVitality利用料が月額880円(年10,560円)かかる
- 住友生命既定の健康増進を行わないと保険料が割増しになる
- 保障を受給するためのハードルが高い
では、見ていきましょう。
保険料とは別にVitality利用料が月額880円(年10,560円)かかる
Vitality健康プログラムを利用するには、専用のアプリを使用するする必要があります。月額の利用料は880円発生し、年間にすると10,560円になります。
「バイタリティ」に申込むと、1年目の保険料から15%、2年目以降からは最大30%まで割引を受けることができます。「バイタリティ」は主契約の保険に付帯する特約ですので、主契約の保険料に応じて割引率が変わってきます。
しかし、注意点は割引額がアプリ利用料を超えなければ、逆に保険料が上がってしまうことです。
また、「バイタリティ」に付けられる保険商品はもともと高い保険ですので、割引でお得感を実感しにくいことがデメリットとして考えられます。
住友生命既定の健康増進を行わないと保険料が割増しになる
「バイタリティ」を付けると、1年目から割引を受けられるシステムですが、2年目以降は健康増進への取り組み(ステータス)によって変わってきます。つまり、運動をしないと割引率はそのままです。
ステータスポイントは、健康チェックの実施や健康診断を受けると獲得できます。また、日々の歩数や運動の心拍数でポイントを獲得していくことになります。
獲得したポイントによって「ブルー」「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」とステータスが変わり、運動に取り組んでポイントを獲得しないと、保険料の割引率は上がりません。
また、健康チェックや運動をしなかった場合でブルーのままだと、保険料があがることになります。
保障を受給するためのハードルが高い
主契約の保険を受給するには、ハードルが高いことが挙げられます。就労不能・介護保障の「1UP」の場合、就労不能状態や要介護状態になった場合に保障を受けることができます。
支払いを受けられるには、住友生命所定の就労不能状態や要介護状態に該当する必要があります。
例えば、
- 就労不能状態とは、公的年金制度の障害年金1・2級相当
- 要介護状態とは、要介護2相当(介護認定がまともに受けられるのは65歳以上)
- 精神障害の場合、別に特約を付けないと保障対象外
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運動しなければ保険料の割引は受けられない
しかし、バイタリティのシステムでは、適切な運動を続けないと、その割引率を維持するのは難しいと言われています。
このプログラムでの15%の割引は、実際に他社と比較すると高めの保険料となっています。
さらに、積極的に運動してポイントを積むことがないと、保険料のディスカウントは難しいというデメリットがあります。
具体的な運動の要件としては、1日10,000歩を年間200日達成することが必要です。
健康向上の面では価値がありますが、運動を日常的に行っていない人には大きな課題となり得ます。
特に女性の平均歩数は1日約6,000歩で、これは大体1時間の歩行時間に相当します。
例えば、外出の多い営業職や、家から最寄り駅まで10分以上歩く通勤スタイルの人なら、この目標は達成可能です。
しかし、動きの少ないオフィスワークや、運動量を正確に計測できない状況の人には、この目標は困難です。
10,000歩を目指す場合、ゆっくりとしたペースでは、女性は約2時間の歩行時間が必要になるかもしれません。
多忙な日常の中で、この運動量を確保するのは大変です。
それにも関わらず、これらの条件を1年間継続して達成しても、保険料の割引率は1%にしかなりません。
真剣に保険料を下げたい場合、相応の決意と努力が必要であることを理解するべきです。
保険料が免除されても、アプリの利用には料金がかかる
この「特定の条件」とは、障害を負ったり、がんなどの重篤な疾患で入院が必要となる状況を意味します。
この特約を適用すると、保険料を支払うことなく、生涯にわたり入院などのサポートを受けられます。
ただし、注意が必要なデメリットがあります。
もし「バイタリティアプリ」を使用する場合、その利用料は別途必要となります。
商品の詳細が理解しにくい
でも実は、割引されても他社の保険料より高いことがあるんです。
以下は、保険料割引の仕組みを簡単にまとめたものです。
保険料割引を得るには、まずアプリで運動や健康診断の結果を登録してポイントを貯める必要があります。
ポイントの多さによってステータスが決まり、保険料の割引率が変わります。
ステータスは、以下の通りです。
ゴールド シルバー ブロンズ ブルー 増減率 -2% -1% ±0% +2% このステータスは年に一回チェックされます。
これは公式HPでシミュレーションできます。
自分の運動レベルを入力してシミュレーションしてみたところ、ステータスはシルバーでした。
もしシルバーだったら1%の割引が受けられます。
毎年シルバーを維持できたとしても、最大割引率になるまでに15年かかります。
最大割引率に達したら、それ以上は保険料の割引はありません。
どうでしょうか。
運動は健康のためには大切なことですが、このようなシステムでは内容が複雑でわかりづらいと感じてしまいます。
バイタリティというシステムが難しく理解できないことと、割引率が低くて保険料が高いことです。
住友生命「バイタリティ(1UP Vitality)」の評判・口コミは?
ここまは「バイタリティ」のデメリットについて解説してきました。デメリットを見てみると、「正直言って、いらないのでは?」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、実際に加入している人もいらっしゃいます。ここでは「バイタリティ」に加入している人の評判・口コミをご紹介していきます。
※口コミはインターネットアンケートで募集
募集期間:2022年12月~2023年1月
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1位:チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ」
→終身医療保険プレミアムZに加入すべきか「マネーキャリア」で無料相談(オンライン相談も可能)
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2位:SBI生命の終身医療保険Neo
→終身医療保険Neoに加入すべきか「マネーキャリア」で無料相談(オンライン相談も可能)
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3位:東京海上日動あんしん生命「メディカルKit NEO」
住友生命「バイタリティ(1UP Vitality)」のメリット
次に、加入するメリットについてご紹介します。
主なメリットは3つです。
- Vitality健康プログラを締結すると1年目から保険料が15%割引される
- Vitality健康プログラムを締結すると携先企業の商品やサービスの割引が受けられる
- 健康に気遣うようになりやすい
Vitality健康プログラムを締結すると1年目から保険料が15%割引される
vitality健康プログラムに加入すると15%割引を受けることができます。また、加入後は健康増進の取り組みや結果に応じて保険料の割引が追加されていきます。
割引を受けるには、
- オンラインで健康状態をチェック
- 健康診断の提出
- がん検診や予防接種の登録
- 歩数や心拍数
- フィットネスジムへの入会
- ウォーキングイベントなどへの参加
1年間の累計ポイントで、「ブルー」「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」の順にランクがアップしていきます。
ランク | 割引率 |
---|---|
ブルー | 割増率2% |
ブロンズ | 変動なし |
シルバー | 1%割引 |
ゴールド | 2%割引 |
ランクアップは、最大で30%保険料が割引されるので、ゲーム感覚で楽しく取り組め、結果的に健康になれる仕組みとなっています。
Vitality健康プログラムを締結すると携先企業の商品やサービスの割引が受けられる
住友生命ではさまざまな企業と提携しており、ポイントの獲得に応じて特典(リワード)を活用することができます。主な企業は、アディダスやソフトバンク、イオンなどで、施設の利用特典や店舗での割引を利用できます。
例えば、
- ホテルのオンライン宿泊予約が最大40%OFF
- フィットネスジムの特別プランへの加入
- スーパーの野菜・果物の購入で最大25%OFF
健康に気遣うようになりやすい
保険加入者は自然と健康に気を遣うようになるというメリットがあります。また、少しでも保険料を安くするために意識が高まり、結果的に健康な体を手に入れることができたら一石二鳥ですよね。
実際に、住友生命によるアンケートによると、加入前よりも健康を意識するようになったと感じる人が88%いたという調査結果もあります。(参考:住友生命Vitality公式HP)
健康は1日2日で手に入れられるものではありません。日々の運動などの積み重ねが大切です。保険料が安くなったり特典を受けられたりするサービスがあることで、健康に対するモチベーションに繋がります。
住友生命「バイタリティ」の基本情報
※2023年2月16日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
対象商品:「1UP(総合保障)」「ドクターGO(医療保障)」
「バイタリティ」は健康増進型保険です。健康増進型保険とは、健康度に応じて保険料の割引やさまざまな特典が受けられることです。
「バイタリティ」の3つのポイント
- 健康増進への取り組みを応援する各種特典が受けられる
- 健康増進への取り組みに応じて保険料が変動する
- 生活に潜むさまざまなリスクに充実した保障で供えられる
注意点
- Vitality健康プログラムを利用するには、主契約の保険料とは別に、Vitality利用料として、標準プランの場合は月額880円を払う必要がある
- Vitality利用料はプランによって異なり、将来変更することがある
住友生命「バイタリティ」がおすすめな人
ここでは、「バイタリティ」の加入がおすすめの人について解説していきます。
具体的には以下の通りです。
- 健康増進したい人
- Vitality健康プログラムの特典にメリットを感じる人
健康増進したい人
「バイタリティ」に加入して、健康増進をしたい人にはおすすめです。日本人はもともと健康への意識が高く、医療のレベルも大変高い国であり、日本は長年世界有数の長寿国でもあります。
「人生100年時代」とも言われるようになりました。また、昨今の経済財状況により、生涯現役を貫くために、いかに健康でいられるかという意識はより一層高まってきました。
結果的に「がんなどの重大な病気を防げる」「入院のリスクが減る」ということになれば「バイタリティ」に加入する価値はあります。
Vitality健康プログラムの特典にメリットを感じる人
次に、Vitality健康プログラムの特典にメリットを感じる人です。「バイタリティ」ではいろいろな特典が用意されています。スポーツに取り組みやすい環境や健康的な食事をするためのサポートをしてくれます。
保険としてのニーズを満たしながら、健康増進へのモチベーションを高める特典があることに魅力を感じる人にはおすすめと言えるでしょう。
また、日頃から良く利用しているお店があったりするとお得に感じるかもしれません。
住友生命「バイタリティ」をおすすめできない人
ここでは、「バイタリティ」の加入がおすすめできない人について解説します。
具体的には以下の通りです。
- 更新型の保険を希望しない人
- 健康状態が良くない人
更新型の保険を希望しない人
更新型の保険を希望しない人にはあまりおすすめできません。なぜなら、更新後の保険料が高くなってくるからです。
更新型保険とは、契約から10年など一定期間ごとに更新が行われることをいいます。更新のときには、その時点での年齢に基づいて保険料が見直されるため、更新後は保険料が高くなります。
若い頃は保険料を抑えたいという方にはおすすめの保険ですが、自分の年齢が上がり更新のたびに保険料が上がるのが嫌な方はおすすめできません。
また、定期的に保険を見直して更新するのがめんどくさい人にも向かいないかもしれません。
健康状態が良くない人
「バイタリティ」の特徴は、運動や健康診断などの取り組みをポイント化して評価し、リスクを減らしていく健康プログラムです。
健康診断の測定数値の場合は、健康診断を受けたときの下記項目の数値基準を満たしている必要があります。
BMI | 18.5以上24.9以下 |
---|---|
血圧 | 最高血圧140mmHg未満かつ最低血圧90mmHg未満 |
血糖 | 空腹時126㎎/dL未満またはHbA1c6.5%未満 |
コレステロール | LDLコレステロール70mg/dL以上140mg/dL未満 |
尿蛋白 | 陰性または偽陽性44 |
住友生命「バイタリティ」を他社商品と比較
住友生命の「バイタリティ」に似た他社商品と比較検討してみるのもいいかもしれません。類似した商品で明治安田生命のベストスタイル健康キャッシュバックがあります。
主な特徴は、毎年の健康診断結果を保険会社に提出し、会社の基準を満たしていた場合に、最大1ヶ月分、健康でなくても0.1ヶ月分のキャッシュバックを受けることができます。
2つを比べてそれぞれの優れている点は以下の通りです。
<住友生命が優れている点>
- 健康増進プログラムで特典が受けられる
- 特約保険料が別にかからない。(住友生命は月額保険料が発生)
- 就労不能の特約が終身を選択できる。(住友生命は就労不能の特約は受け取り回数に制限がかかる)
住友生命バイタリティ以外の健康増進型保険を紹介
多くの保険会社がこのタイプの保険を取り扱っており、住友生命の「バイタリティ」がご希望に合わない場合や、他の商品を検討したい方は、以下の情報を参考にして選択いただくとよいでしょう。
明治安田生命 - ベストスタイル 健康キャッシュバック
- 健康診断結果を提出すると、年間保険料の0.1ヶ月分相当のキャッシュバックが受けられる。
- 健康の状態によっては、最大1ヶ月分のキャッシュバックが可能。
- 早期に医療機関を受診するための経費をサポートする特典付き。
ネオファースト生命 - ネオdeからだエール
- 健康診断結果で健康年齢が若返った場合、保険料が更新時にディスカウントされる。
- 8つの主要な生活習慣病で入院すると、50〜100万円の一時金が受け取れる。
東京海上日動あんしん生命 - あるく保険
- 1日の平均歩数が8,000歩以上の場合、半年ごとの実績に応じて、2年後に健康増進還付金が支給される。
- 2年間事故がない場合、特別な給付金を受け取れる。
SOMPOひまわり生命 - じぶんと家族のお守り
- 健康状態が向上した場合、保険料率が見直され、割安な保険料となる。(ただし、改善基準が設定されているため、その基準を満たす必要がある。)
- お祝い金としてのキャッシュバックも提供。
各保険会社の特色やサービスを比較検討し、自分のニーズやライフスタイルに合った選択を行うことが重要です。
まとめ:住友生命「バイタリティ」のデメリットは?いらない?めんどくさい?評判・口コミも紹介
この記事では、住友生命の「バイタリティ」のデメリットについて解説しました。「バイタリティ」は健康増進型保険で主契約の保険に付帯できる保険です。
健康増進への取り組みによりポイントを獲得でき、保険料の割引や特典を受けることができます。
積極的にコツコツと取り組むことができないと、メリットを感じづらいことになってしまいます。加入を検討している方は、住友生命の公式サイトもしっかり確認してみてくださいね。
こちらのページの情報は当サイトが独自に調査したものになります。
加入を検討されている方は必ず約款などで保障内容をご確認ください。